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本から飛び出した騒ぎをねじ伏せろ!


ストーリー Story

 放課後、魔法学園フトゥールム・スクエア、第一校舎『フトゥールム・パレス』、大図書館『ワイズ・クレバー』。
「今、大変なんです!」
 入館した学生達を迎えるのは、17歳のローレライ女性図書委員だった。
 酷く焦った彼女の背後では、あちらこちらから騒ぎの音が聞こえて来る。
「入荷した本の落丁など不備を確認しようと本を開けた途端、生き物達が飛び出して館内の一角で暴れているんです……欠陥だったみたいで」
 女性図書委員が状況説明を始めた。
「他の図書委員と教師達が何とか、魔法で結界を構築して、その範囲から外には出ないようにはしたのですが……」
 女性図書委員は、困った声と共に被害現場を示した。
「本は『飛び出す生き物図鑑』といいます。写法術を使用していて、開くと図の生き物が立体として浮かび上がる……だけのはずだったのですが、この有様です。人手が足りなくて助けを呼びに行って貰っているのですが、すぐには来なくて、逃げ遅れてる学生がいたり棚の本が床に散らばったり……本の損傷の心配は防護魔法が掛かってるので無用なのですが、このままでは図書館がめちゃくちゃに……どうか力を貸して下さい」
 そして、助力をお願いする。
「もし貸してくれるのなら、どんな手段でも構いませんので、生き物達を戦闘不能にして下さい。そうすれば、ページが真っ白になったこの本に戻ります。炎や氷を吹いたりと様々な攻撃を仕掛ける生き物もいますので、十分に気を付けて下さい。相手は本に描かれた偽物ですので、本物よりは格段に弱いです。出来れば、後片付のお手伝いもお願いします」
 女性図書委員は、真っ白になった本を見せながら言った。


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 5日 出発日 2020-01-30

難易度 普通 報酬 通常 完成予定 2020-02-09

登場人物 7/8 Characters
《運命選択者》クロス・アガツマ
 リバイバル Lv26 / 賢者・導師 Rank 1
「やあ、何か調べ物かい?俺に分かることなら良いんだが」 大人びた雰囲気を帯びたリバイバルの男性。魔術師であり研究者。主に新しい魔術の開発や科学を併用した魔法である魔科学、伝承などにある秘術などを研究している。 また、伝説の生物や物質に関しても興味を示し、その探求心は健やかな人間とは比べ物にならないほど。 ただ、長年リバイバルとして生きてきたらしく自分をコントロールする術は持っている。その為、目的のために迂闊な行動をとったりはせず、常に平静を心掛けている。 不思議に色のついた髪は生前の実験などで変色したものらしい。 眼鏡も生前に研究へ没頭し低下した視力のために着けていた。リバイバルとなった今もはや必要ないが、自分のアイデンティティーのひとつとして今でも形となって残っている。 趣味は読書や研究。 本は魔術の文献から推理小説まで幅広く好んでいる。 弱点は女性。刺激が強すぎる格好やハプニングに耐性がない。 慌てふためき、霊体でなければ鼻血を噴いていたところだろう。 また、魔物や世界の脅威などにも特に強い関心を持っている。表面にはあまり出さねど、静かな憎悪を内に秘めているようだ。 口調は紳士的で、しかし時折妙な危険性も感じさせる。 敬語は自分より地位と年齢などが上であろう人物によく使う。 メメル学園長などには敬語で接している。 現在はリバイバルから新たな種族『リコレクター』に変化。 肉体を得て、大切な人と同じ時間を歩む。  
《ギャンブラー》エズミ・デュラック
 エリアル Lv11 / 教祖・聖職 Rank 1
エズミは良い導きを求めている。 主、風、心、あなた。誰のものでも。
《メメルの婚約者☆》仁和・貴人
 ヒューマン Lv33 / 魔王・覇王 Rank 1
「面倒にならないくらいにヨロシクたのむ」                                                                                                                                                 名前の読みは ニワ・タカト 身長:160㎝(本当は158cm位) 体重:45kg前後 好きなもの:自分の言う事を聞いてくれるもの、自分の所有物、メメたん 苦手もの:必要以上にうるさい奴 嫌いなもの:必要以上の労働、必要以上の説教 趣味:料理・・・だが後かたづけは嫌い    魔王っぽく振る舞っている    此方の世界の常識に疎い所がある キャラとしてはすぐぶれる 物理と科学の世界からやってきた異邦人だが、かの世界でも世界間を移動する技術はなくなぜここに来れたのかは不明。 この世界で生きていこうと覚悟を決めた。 普通を装っているが実際はゲスで腹黒で悪い意味でテキトー。 だが、大きな悪事には手を染める気はない。 保護されてる身分なので。 楽に生きていくために配下を持つため魔王・覇王科を専攻することにした。 物欲の塊でもある。なお、彼の思想的には配下も所有物である。 服装は魔王っぽいといえば黒。との事で主に黒いもので固めていて仮面は自分が童顔なのを気にして魔王ぽくないとの事でつけている。 なお、プライベート時は付けない時もある 色々と決め台詞があるらしい 「さぁ、おやすみなさいの時間だ」 「お前が・・・欲しい」 アドリブについて A  大・大・大歓迎でございます 背後的に誤字脱字多めなので気にしないでください 友人設定もどうぞお気軽に
《ゆう×ドラ》シルク・ブラスリップ
 エリアル Lv17 / 村人・従者 Rank 1
「命令(オーダー)は受けない主義なの。作りたいものを、やりたいように作りたい……それが夢」 「最高の武具には最高の使い手がいるの。あなたはどうかしら?」 #####  武具職人志願のフェアリーの少女。  専門は衣服・装飾だが割と何でも小器用にこなすセンスの持ち主。  歴史ある職人の下で修業を積んできたが、閉鎖的な一門を嫌い魔法学園へとやってきた。 ◆性格・趣向  一言で言うと『天才肌の変態おねーさん』  男女問わず誘惑してからかうのが趣味のお色気担当。  筋肉&おっぱい星人だが精神の気高さも大事で、好みの理想は意外と高い。 ◆容姿補足  フェアリータイプのエリアル。身長およそ90cm。
《奏天の護り姫》レーネ・ブリーズ
 エリアル Lv29 / 芸能・芸術 Rank 1
いろいろなところをあるいてきたエルフタイプのエリアルです。 きれいな虹がよりそっている滝、 松明の炎にきらめく鍾乳石、 海の中でおどる魚たち、 世界にはふしぎなものがいっぱいだから、 わたくしはそれを大切にしたいとおもいます。
《這い寄る混沌》ニムファー・ノワール
 アークライト Lv20 / 王様・貴族 Rank 1
ニムファー・ノワール17歳です!(ぉぃぉぃ ニムファーは読みにくいかも知れないので「ニミィ」と呼んでくださいね。 天涯孤独です。何故か命を狙われ続けてます。 仲間やら友人はいましたが、自分への刺客の為に全て失ってしまいました。 生きることに疲れていた私が、ふと目に入った学園の入学案内の「王様・貴族コース」を見て考えを改めました。 「自分が命を狙われるこんな世界、変えて見せますわ!」 と思っていた時期が私にもありました(遠い目 今ではすっかり学園性活に馴染んでしまいました。 フレンドになった方は年齢にかかわらず呼び捨てタメ口になっちゃうけど勘弁してね、もちろん私のことも呼び捨てタメ口でも問題ないわよ。 逃亡生活が長かった為、ファッションセンスは皆無な残念女子。 な、なによこの一文。失礼しちゃうわ!
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。

解説 Explan

【館内の状況について】
 図鑑から飛び出した生き物により、本が棚から落ちていたり机や椅子が壊されたり焦げたりとめちゃくちゃな状態です。
 本は防護魔法で損傷はありません。

【本について】
 題名は『飛び出す生き物図鑑』です。
 ドラゴン、一角獣から兎やワニなど大小様々の生き物が写法術を使用して描かれていますが、欠陥品のため飛び出して館内を暴れ回っている上に、総じて攻撃的です。
 ただし、プロローグの記載通り、偽物なので本物よりは格段に戦闘力が低いため重傷を負う事はありません。

【活動について】
 図鑑を元に戻すために暴れる生き物の相手をしたり逃げ遅れた学生の保護や騒ぎ解決後の後片付けや騒ぎに巻き込まれる被害者になったりなど、図書館の正常化のために協力して下さい。
 こういう学生と交流したいや相手をしたい生き物の希望がありましたら、プランに記載をお願いします。


作者コメント Comment
 プロローグを見て頂き、ありがとうございます。
 今回の舞台は、大図書館となっております。
 騒ぎが起きていますので、どのような形でも構いませんので解決に励んで下さい。


個人成績表 Report
クロス・アガツマ 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
なるほど、やはり歯車式の回路か……
これなら出力を損なうこともない……そして既存の立体術式を更に向上させることも……
しかし今現在では……それに求められるレベルも高いだろう……


うーむ、属性として適合するのは……
構築も難度が高い、想定はしていたが長い目で見る必要が……


……ああ、実に興味深い内容だった
おや、何やら騒がしいようだが?

リバイバルの敏捷性を活かし、暴れる生物の注意を引きながら動き回り攻撃を避けていこう
炎を吐く生物には水を吹く生物の攻撃をといった具合に相性の良い生物同士を誘導し、ぶつけることで無力化していくよ
幽体化も駆使し、攻撃をすり抜けて背後の生物に当てるなどして片付けていこうか

エズミ・デュラック 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
宗教学の勉強中だったのだが。
身を低くして机などの間を通り、目立たないよう避難……まずい、出入り口から離れてしまった。
狭い袋小路の中からこっちに来いと言う人がいたので、ひとまずそこへ。
立てこもる二人組の戦士は、戦えるかと聞いてきた。他の人々と合流して反撃に出るためにもう一人ほしい、特にヒーラーが、と。
その話に乗る。素早い掃討の為に技を積極的に使わせる。気力はリーソルで回復できる。
物理に強そうな敵にはフドで攻撃。リーラブが欲しいなら言うといい。
棚や壁伝いに進み、開けた所には極力出ないように。攻められる方向は減らしたい。
「勇ましき者を集め、奪われた地を取り戻そう」(エ4)

仁和・貴人 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:195 = 65全体 + 130個別
獲得報酬:6000 = 2000全体 + 4000個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
飛び出す生き物図鑑の欠陥品か・・・
ざんねんだな
あまりにもざんねんでざんねんなと頭につけてしまいたくなるな

それはそうとまずは逃げ遅れた学生の保護、避難が優先だな
なので楽園楽土で落ち着いて避難して欲しいこと、あと騒動の解決のため協力して欲しいこと、生き物モドキ退治後に片付けの手伝いも欲しいことを述べる
生き物の攻撃から非戦闘員を動作察知、全力防御で庇いつつ避難させる

あらかた避難したら暴君誕生で暴れまわる
その際出来るなら真っ白になった本を借り生き物に真っ白なページで攻撃していく
本に戻れえええぇぇぇ!
とか叫びながら

戦闘後壊れて使えなくなった机や椅子を解体しまとめて持ち運びしやすいようにしておくきごみ捨て

シルク・ブラスリップ 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
●方針
協力プレイで飛び出した生き物をお片付け
せっかくの図鑑だし、色々試してみましょ

●行動
飛び出しちゃった生き物はさておき…ではないけど、まず白紙の本を確認。
図鑑なんだし、飛び出した動物の生体とか弱点とかないかなと。
(わからなければ『魔物学』で自力調査)

ある程度の推測が付いたら『エンディミオン』で弱点と思しき属性を打ち込んで反応を確認。
弱点や、逆に効き辛い属性がわかったら皆に情報共有を。
あと戻さないでどうこうできるかも確認しておく?
ちっこい割に(クラスとSALFスーツのおかげで)頑丈なので前衛で動く盾役で。

全て片付いたら後片付け。
まず大まかに種別で山を作って、そこから書架に収めてくのが早そう?

レーネ・ブリーズ 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
わたくしはにげおくれてしまった方をまずたすけてあげたいです。

水の攻撃魔法「プチミド」を武器に、にげおくれてしまった方をさがします。
できるだけ、この課題をいっしょにうけた方々と協力していきます。
形勢不利な状況になってしまったら「全力撤退」の技能を的確につかえるように
その場からの逃げ道もきちんと把握しておきますね。

けがをしてる方がいたら「演奏」の技能で楽器「天使の歌声」をつかい、
楽器効果「射程内の自分を除く味方全員のたいりょくを30回復する」で
なおしてあげたいです。
にげおくれてしまった方も、課題でいっしょの方も。
ただ、あぶないならまずみんなでの一時撤退を優先しますね。

なおしてからたたかうために。

ニムファー・ノワール 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
図書館正常化の為に図鑑から飛び出してきた生き物の討伐に励む。

色んな生き物がいるみたいだけど、出来れば普段出会わない生き物と戰って見たいわね。
そんな暇あるかどうかは別だけど、ちょっと相手を選びながら正常化に協力するわ。

それでもピンチになりそうだったら【覚醒Ⅰ】してなんとかしたいわね。
でも基本的には【覚醒Ⅰ】は使用しないつもり。どちらかといえば演習気分で戦闘するわよ。


チョウザ・コナミ 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
動物大量に飛び出してきててー?手段聞かず問わずで無力化って?
んー、勿体なくない?こんだけ幅広多種な動物なんて、同一な画角見ることないよぉ?
少なくともザコちゃんは見たことない。

ザコちゃんはてきとーに動物とあーそぶ。少なくともザコちゃん追っかけてる間は、棚とか何とかぶっ壊したりしないだろーし。疲れ果てたら実質無力でしょ。
巻き込んだら?しらない。

とりまいる中、でザコちゃんが見たことない動物にちょっかいかけよ。知ってる動物で遊ぶ理由もないし。
ザコちゃんと【にぼし】でも食べる?
魚食べる生態じゃないなら、そこらの椅子の破片でもぶん投げ【投擲】して気惹く。
【挑発】じゃあないんだけどね。ほんとほんとー。ふふ。

リザルト Result

●1章 騒ぎに巻き込まれて
 放課後、魔法学園フトゥールム・スクエア、第一校舎『フトゥールム・パレス』、大図書館『ワイズ・クレバー』。

「『飛び出す生き物図鑑』の欠陥品か……読書しに来たんだけどうるさいと読書の邪魔だし騒動解決のために動くとするか」
事情を知った【仁和・貴人】(にわ たかと)は予定を変更。
「まずは、逃げ遅れた学生の保護と避難を優先だな」
 騒ぎ解決に乗り出す事にした。
「わたくしもおてつだいします」
 近くにいた【レーネ・ブリーズ】が登場。
「あぁ、こういうのは人員がいくらあってもいいからな」
 貴人は申し出を快諾した。
「ではわたくしはあちらを」
 レーネは行き先を指し示した後、避難誘導に取り掛かった。

「なるほど、やはり歯車式の魔力回路か……これなら出力を損なうこともない……そして既存の立体術式を更に向上させることも……しかし今現在では……それに求められるレベルも高いだろう……」
 読書と研究が趣味の【クロス・アガツマ】は、騒ぎが起きる数時間ほど前から読書に没頭していた。
「うーむ、属性として適合するのは……構築も難度が高い、想定はしていたが長い目で見る必要が……」
 魔術や科学に関連する本を次々と読み漁っていく。騒ぎに全く気付いていない。
「……ああ、実に興味深い内容だった」
 読み終えると本を閉じ、顔を上げた。
「おや、何やら騒がしいようだが?」
 ようやく、騒ぎに気付いた。
「落ち着いて避難して欲しい。出来れば、騒動の解決のため協力と生き物モドキ退治後に片付けの手伝いも欲しいんだが」
 その時、冷静に大声であちこち避難誘導をする貴人が現れた。
「……騒動、か」
 クロスはすぐに状況を理解した。
「きゃぁぁ」
 丁度、騒ぎに巻き込まれた女子学生の悲鳴が響いて来た。
「早く避難を」
 貴人は駆けつけ、見事な察知力で生き物が爪を振り下ろすよりも先に大鎌のバタフライリッパーで受け止め、頑強な防御の中、女子学生に声を掛け避難をさせた。
「速やかに片づけようか」
 瞬間、幽体化し透けたクロスが乱入し貴人の防御で止められた爪をすり抜け、背後の生き物に当てて、片付けた。
「あらかた避難は終わったようだな」
 貴人は周囲を確認後、図書委員の元に急いだ。
「……水を吹く生物か」
 クロスは、襲いに来た水を吹く生き物の相手を始めた。
(近くには炎を吐く生物がいるな。ならば……相性の良い生物同士を誘導し、ぶつけることで無力化しよう)
 同時に少し離れた所で炎を吐く生き物を牽制するレーネを発見し、閃く。
「炎を吐く生物の元に誘導をしなければだが」
 そして、リバイバルの敏捷性を活かし、水を吹く生き物の攻撃を避けながら誘導をしていく。
「本を元の棚に戻しておかなければ」
 先ほどを読んでいた本や、床に散らばる本をさりげなく手に取り、棚に戻していく。
「気になる題だな」
 それだけでなく、六魔法全書で爪や尻尾による攻撃を受け止めつつ本棚を物色し、興味をそそる本を見付ける。
「ほう、これは是非、借りてゆっくり読みたいところだな」
 さらに中身を軽く確認した結果、さらりと所感を述べてから元に戻した。
 クロスは、散らばる本を棚に戻しつつ誘導を行った。

「ふむ」
 図書館の一角で、宗教学の勉強に励む【エズミ・デュラック】の姿があった。
「……ん、何か周りが騒が……」
 周囲の騒がしさが耳に入り、勉強を中断し顔を上げた。
「!!」
 途端、炎を吐く生き物が間近でびっくり。
「早くにげて下さい」
 レーネが避難勧告に現れ、手の平に生んだ水の玉をぶつけて、注意を自分に向けた。
「あぁ」
 エズミは頷き、体を低くして机などの間を通り避難を始めた。
(まだ見たことのないすてきなこと、世界のふしぎなものを教えてくれる本がわたくしはすきで、ページをたどりながら思い描いていくたのしさを。それを本当に見せてくれる本がある……だから、なんとかしたいですね)
 レーネは、世界の不思議に思いを馳せながら必死に牽制を続けた。
(ただ、このままでは形勢が不利な状況に。逃げ道をきちんと把握しておきましょう)
 逃げ道の確保を始める。
「相性の良い生物同士を誘導しぶつけて無力化する手助けをして貰えないか」
 付近で水を吹く生き物の誘導をするクロスの声が飛んで来た。
「わかりました」
 レーネは頷いてから、牽制から誘導に切り替えた。
「さあ、こちらですよ」
 レーネは水の玉を生み出してはぶつけたり翻弄するように動き、生き物の注意を釘付けにしつつ、誘導を試みる。
(きっとこの本は、気をつけてつかえば勇者や武神を目指す人たちに魔物の姿を、注意点をおしえてくれるかもしれない。それなのに、まちがってつくられてしまって、まちがった力があって、まちがってこんなことになってしまって……でも本を書いた人の思い、そして可能性はきっと真実につながるって、わたくしはおもいますから)
 思うのは生き物の本来の居場所の事。その表情は心と同じであった。
「炎と水が……」
 誘導の末、ついに二匹が相対し、互いを攻撃しようと高温の炎と大量の水がぶつかり合い、けたたましい音が響き巨大な煙が立ち上る。
「すぐにここから撤退しましょう」
 同時にレーネが確認した逃げ道を使い、二人は速やかにこの場から距離を取った。
 しばらくして、煙は晴れた。
「……水蒸気爆発か」
 二匹の生き物の姿はおらず、読書家のクロスの推測通りであった。

「びっくりしましたが、皆さん、がんばっていますね。でも……」
 レーネは先程の出来事に驚いた後、周囲を見回した。
(中には、けがをしている人もいます)
 騒ぎ解決に奮闘する学生の中には怪我を負った者がちらほらおり、気になったレーネは、ラッパの天使の歌を取り出した。
「♪♪」
 そして、見事な演奏技術で、天使の歌声のような音色を奏でた。
「……まだまだ動けそうだ」
 クロスを含め、周囲にいる学生達の怪我や体力を回復させた。
 その後、クロスとレーネは騒ぎ解決まで尽力した。
「この本の貸し出し手続きをお願いできるかな」
 解決後、クロスは貸し出しカウンターに行き、手続きをして騒ぎの中見つけた本を借りて、図書館を出て行った。
「……ぶじにおわりましたね」
 レーネは騒ぎ解決に安堵を洩らした。

「まずい、出入り口から離れてしまった」
 身を低くして避難を続けるエズミは、出入り口が遠い事に気付いた。
「彼女、こっちに来い」
「今、ヒーラーが必要なんだ」
 その時、狭い袋小路から二人組の戦士が顔を覗かせ、手招き。
(ひとまず行ってみよう)
 エズミは脱出が難しい事もあり、向かった。

 袋小路。
「戦えるか? 彼女」
「他の人々と合流して反撃に出るためにもう一人欲しいんだ。特にヒーラーが」
 エズミが来た途端、二人組は協力を請うた。
「その話、乗ろう」
 エズミは即答えた。
「素早い掃討の為にも技を積極的に使うといい。回復はエズミがする。癒しも必要ならすぐに言うといい」
 続けて、ヒーラーの顔で言った。
「ただし、棚や壁伝いに進み、開けた所には極力出ないようにしよう。攻められる方向は減らしたいから」
 そして、袋小路を出てエズミの提案通り進んだ。
 早速、暴れる生き物に遭遇。
「彼女、格好いい所を見せるから期待しててくれ!」
 戦士は、可愛い女の子の前で下手を打つまいと躍起だ。
「……普段からあれぐらい動いてくれたら」
 相方はただ呆れるばかり。
「勇ましき者を集め、奪われた地を取り戻そう」
 エズミは、言の葉に勇気をのせて戦う二人組を鼓舞。
 何とか戦闘を終えた後は、あちこち動き回り騒ぎ解決に尽力した。
「大丈夫か」
 エズミは二人組の気力や体力を回復させたりと、ヒーラーとして活躍した。
「物理に強い敵はエズミに任せるといい」
 時には、クリスタルワンドの先端のクリスタルの色を風属性に変えて、発現させた風の玉が生き物を撃退した。

「……謝礼……エズミも頂きたいが、やめておこう」
 騒ぎ解決後、エズミは図書館に助っ人の謝礼を要求する二人組の姿が気になるものの、加わらなかった。
(その方が主の愛に適うはず。それにエズミは、既に学園から衣食住の保証を頂いている。使った技も学園から授かった物。困ってない今ぐらいはタダでしてやることにしよう)
 崇める主のために。
「エズミは退散」
 エズミは、後片付けに付き合わされたくないと余計なやり取りはせず、速やかに図書館を後にした。

●2章 原因を分析
「飛び出しちゃった生き物はさておき……ではないけど、まず白紙の本を確認させてちょうだい」
 解決に向かう前、【シルク・ブラスリップ】は17歳のローレライ女性図書委員に声を掛けた。
「構いませんが……」
 彼女は意図が分からず首を傾げた。
「ほら、図鑑なんだし、飛び出した動物の生態とか弱点とかないかなと」
 シルクは、口元を歪めながら理由を明かした。
「でしたら……」
 快く図鑑の中身を確認させて貰った。
「あらら、見事に真っ白ね」
 中身を確認したシルクは肩を竦めた。
「ざんねんだな。あまりにもざんねんでざんねんなと頭につけてしまいたくなるな」
 避難勧告をあらかた終えた貴人が登場。
「何もかも欠陥のせいでこの有様です。ごめんなさい」
 図書委員は頭を下げて謝った。
「いいの、いいのせっかくの図鑑だし、色々試してみるから」
 シルクは軽く言った。
(というか、色々悪用できそうな技術よね)
 多少の危惧も抱く。
「出来るならその本を借りたいんだが」
 貴人が貸し出しの打診を持ち掛けた。
「この本をですか?」
 図書委員は疑問顔で聞き返した。
「あぁ、スムーズに生き物を本に戻しやすい気がするんでな。ちゃんとしたページに戻らないかもだがどうせ返品するだろ?」
 貴人は図鑑を見ながら理由を明かした。
「えぇ、返品はします……どうぞ」
 納得した図書委員は貴人に貸した。
「あのモフモフは……」
 受け取った貴人はモフモフな二足獣に目を止めた。
「抱き締める事で敵を仕留める生物、アイツの弱点は背中よ」
 知識を持つシルクは、椅子や机を抱き締めて粉砕する生き物の正体と弱点を伝える。
「つまり、無効化すればもふる事も可能という事か」
 貴人は知りたそうに訊ねた。
「可能よ」
 シルクの肯定を聞いた貴人は、図鑑片手にもふもふ生物の元へ。
「最後に、戻さないでどうこうできるかしら?」
 シルクは騒ぎ解決に向かう前に気になる事を訊ねた。
「本当に申し訳ないですが……」
 図書委員は答え難そうにした。
「そう、分かったわ。あたしも参加させてもらうわ」
 察したシルクは、軽やかに騒ぎに飛び込んだ。

「本に戻れえええぇぇぇ!」
 貴人は借りた図鑑の真っ白なページを開き、叫びながら容赦なく振り回し、もふもふ生物の弱点を攻め続け無力化。
「さて……」
 無事に目的であるもふりを堪能してから、図鑑に戻して騒ぎ解決まで奔走した。
「さて、壊れた机と椅子を解体していくか」
 解決後、貴人は解体作業に取り掛かった。
(……部下に誘うのも悪くないな)
 後片付けに励む学生達を観察しながら。

●3章 騒ぎを楽しもう
「色んな生き物がいるみたいね」
 図書委員から事情を聞き終えた【ニムファー・ノワール】は、館内を騒ぎ回る生き物達に目を向けた。
「だねぇ。なのに、勿体なくない? 手段聞かず問わずで無力化って。こんだけ幅広多種な動物なんて、同一な画角見ることないよぉ? 少なくともザコちゃんは見たことない」
 独自性を好む【チョウザ・コナミ】が言葉を挟んだ。
「写法の作り物といえ、声とか言葉とか動きの生態は一緒だねぇ。さすが図鑑」
 そして、知識を持つ故かこの現状に感心した。
「そうね。折角だから普段出会わない生き物と戦って見たいわね。そんな暇あるかどうかは別だけど、相手を選びながら正常化に協力したい所ね」
「ザコちゃんも見たことない動物にちょっかいかけよかな。知ってる動物で遊ぶ理由もないし」
 ニムファーとチョウザが思う事は同じのようだ。
「あっ、発見!」
 聞こえて来た覚えのない鳴き声から、チョウザは生き物を二匹発見。
「どっちにするー?」
 ニムファーに訊ねた。
「わたくしは右の生き物に演習気分で挑んでみるわ」
 ニムファーは右を示すなり駆けた。
「じゃぁ、ザコちゃんは左の動物とてきとーにあーそぶよ」
 チョウザは左へ。

「わたくしが相手よ」
 ニムファーは、注意をこちらに引きつけようとスネークウィップを地面に思いっきり打ち付けて音を立てる。
「ふふふ」
 思惑通り、二足獣が狙って突進してくるも、ニムファーは翼を実体化させて回避。
「ほらほら、当たらないわよ」
 続く腕や足による執拗な打撃攻撃を縦横無尽の軽やかな動きで避けたり、魔力障壁を形成し、口から発射される風の玉を防ぐ。
「はぁあっ!!」
 その上、二足獣の背後をとり、思い切り鞭をうちつけ動きを止める。
「……何か仕掛けて来るわね」
 動きを止めた二足獣は突然全身を小刻みに震わせ、ニムファーを警戒させる。
「防御して、体毛を毒針に変えて降らせるわ!」
 シルクが現れ警告をする。
「分かったわ」
 ニムファーが答えると同時に、二足獣は幾千万の毒針を広範囲に降らす。
「はやく、わたくしの後ろに!!」
 ニムファーは速やかにミラーシールドを構えながら、シルクに避難を促した。
「えぇ、避難させて貰うわ」
 シルクはニムファーの後ろに避難し、毒針の雨をやり過ごす。
「あら、これは大変ね」
 最中、ミラーシールドを構えて動けぬニムファーの足元に小さな虫の大軍が迫って来た。
「この虫の弱点は光。あたしに任せて」
 シルクは両手杖のエンディミオンの属性を光にし、虫の群れを相手にする。
「分かったわ」
 ニムファーは虫の群れをシルクに任せ、眼前の二足獣に集中する。
 針の雨が収まるどころか勢いと量が増す。
「このままでは動けないどころかピンチになりかねない。使用しないつもりだったけれど」
 ニムファーは冴える防御技術で見事に毒針の雨を防ぎ続けるが、一向に変わらぬ状況はまずいと読み、突破のためと己に宿る光の魔力を解き放った。 半透明だった光の輪と白き翼が実体を持つ。
 その姿に恐れを抱いた二足獣は怯み、攻撃をやめた。
「行くわよ!!」
 ニムファーは勢いよく舞い上がる。
「弱点は頭よ!!」
 シルクの言葉を受けて二足獣の頭上目がけて急降下。
「はぁぁぁあああ!!」
 まさに天に流れる一筋の星、ニムファーの強烈な一撃はトドメとなり二足獣は姿を消した。
「こちらも終わったわ」
 シルクは相手を終えると、奮闘するチョウザの手助けへ。
 この後、ニムファーは騒ぎ解決まで演習を続けた。
「よい演習になりましたね」
 解決後、ニムファーは満足げに洩らした。

「ザコちゃんとにぼしでも食べる?」
 チョウザは気を引こうとにぼしを出した。
「すごい食べっぷり。というか、なんか気を引くものはー……」
 昆虫系生物は凄い勢いで食べたと思ったら、チョウザの存在を無視して気ままに暴れだした。
「挑発じゃあないんだけどね。ふふ」
 チョウザは口元を歪め、騒ぎにより破壊された机や椅子の破片を昆虫系生物目がけて投擲。
「ほら、ザコちゃんとあそぼー」
 注意を自身に向かせた。
(ザコちゃんを追っている間は、棚とか何とかぶっ壊したりしないだろーし。疲れ果てたら実質無力……まあ、巻き込まれるのは、しらないけど)
 思惑と共に昆虫系生物と遊び始めた。
「おっと」
 昆虫系生物の足元攻撃にチョウザが二段ジャンプで対応する瞬間、二撃目が襲う。
「こっちよ」
 避けきれないと思いきや、SALFスーツで防御力を上げたシルクが間に入り、手の平に風の玉を生み出し、昆虫系生物の目の前に発射。
「助かったよー……というか、分解できたり肉とか素材とか観察出来ないかなー」
 チョウザはシルクに言った後、興味を口から洩らした。
「それなら、あの生物はどうかしら? 危機に直面したら自ら体を分解し、死んだふりをするわ。ただ、何かが近付いた途端、周囲に溶け込んで絡んでくるけど」
 シルクが近くでうねうねするカラフルな巨大蛇を指し示した。
「それはおもしろそー」
 チョウザは、昆虫系生物の相手を終わらせ巨大蛇の元へ。

「じゃじゃーん、ザコちゃん登場……って、熱烈だねぇ」
 巨大蛇に近付いた途端絡まれるが、チョウザは六角棒を使った巧みな防御で堪える。
「何か絡み方が痛くて、ザコちゃんピンチ」
 しかし絡み方が酷くなり、チョウザは身代わりうさぎに受けさせた。
「暴れるのはのちのちの為におすすめしないかなー」
 それから、巨大蛇の思考や状況から考えた話し方でハッタリを仕掛けた。
「おー、分解した。おもしろ」
 見事に怯えた巨大蛇が分解し死んだふりをして、チョウザを喜ばせた。
 この後、チョウザは生物と遊び回り、シルクも情報伝達や前衛の動く盾役として休む事無く動き回った。
「満足満悦、はー遊んだ」
 解決後、チョウザはご満悦だった。
「まず大まかに種別で山を作って、そこから書架に収めてくのが早そうね……よいしょっ、と」
 フェアリー種のシルクは、小さな体にとっては大変な本を戻すという作業に励んだ。

●4章 騒ぎ解決後
 館内の一角で発生した『飛び出す生き物図鑑』という本の不備により、生き物が飛び出すという騒ぎは、館内の学生と遅れて来た助っ人達により無事に解決した。
「皆さんのおかげで、無事に騒ぎが収束しました」
「本当にありがとうございました」
「後片付けまでありがとう」
 図書委員や教師達は協力者達に心からの感謝を伝えた。

 後日、『飛び出す生き物図鑑』は返品し、不備のない物と交換された。



課題評価
課題経験:65
課題報酬:2000
本から飛び出した騒ぎをねじ伏せろ!
執筆:夜月天音 GM


《本から飛び出した騒ぎをねじ伏せろ!》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《這い寄る混沌》 ニムファー・ノワール (No 1) 2020-01-25 21:22:34
ニムファー・ノワール17歳です!(ぉぃぉぃ

よろしくお願いしま~す。

《奏天の護り姫》 レーネ・ブリーズ (No 2) 2020-01-25 23:34:44
わたくしは芸能・芸術のエルフ、レーネ・ブリーズです。よろしくお願いします。

《ゆう×ドラ》 シルク・ブラスリップ (No 3) 2020-01-26 07:59:13
村人・従者コースのシルクよ。よろしくー。

戦闘に関しちゃそんなに考える事はなさげ?
別に本から出てきたから炎に弱いとか、そういうのもないのよね?

《運命選択者》 クロス・アガツマ (No 4) 2020-01-26 19:51:07
賢者・導師コースのリバイバル、クロス・アガツマだ、よろしく頼むよ。
炎や氷を吹くとあるから元の生物の特徴はそのままで、しかし本に収まる程度の戦闘力といったところかな。
特徴がそのままということは炎に弱い生物なら恐らく効くだろうし、相手に合わせたアプローチが有効だろうね。
自分が対峙してみたい生物に自分なりの策をぶつける、というのもいいかもしれない。

《メメルの婚約者☆》 仁和・貴人 (No 5) 2020-01-29 18:10:46
魔王・覇王コースの仁和だ。
よろしく頼む

・・・モフモフを暴れなれないよう尚且つ本に戻らない程度に無力化してモフるのはありだろうか?

それはそれとして出発が近い。
提出忘れ無いようにな。

《這い寄る混沌》 ニムファー・ノワール (No 6) 2020-01-29 18:21:33
あっと提出今日だったのね。危うく忘れるとこだったわ。
というわけで提出完了。