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裏報道部を潰せ!


ストーリー Story

 新入生が入学して数か月。
 ここ、魔法学園『フトゥールム・スクエア』にも、新入学生があふれかえっていた。
 君たちもその一人。君たちは、たまたま、偶然、この場所に立っていた。ええ、偶然ですとも。
「きゃー!」
 たまたまこの場にいた君たちは、一人の少女の叫び声を聞き、その場所へ向かった。
 そこには、更衣室から慌てて飛び出したであろう少女が一人、一枚の紙を握りしめうずくまっていた。
 その顔を直接確認することはできないが、その口から漏れ出てくる歯ぎしりや、低いうめき声は怒りに満ち満ちているようだ。因みに、まだその少女は自分が下着姿であることに気がついていない。
「す、少し見苦しいところを見せてしまったわね……」
 少し顔が赤くなっている少女は、きちんと服を着てから君たちに向かって改めて語りかけた。
「最近、『裏報道部』って言う非公認の団体が動き回ってるらしくてね……。この学園に関してあること無いことを面白おかしく記事にして勝手にばらまくという極悪非道の集団よ……!」
 周囲をよく見てみると、
『○○先生は実はヅラだった!』だの、
『生徒Yは実はでべそだった!』
 等と言ったゴシップ記事の書かれた新聞が壁に貼られていることに気がつく。
 なお。ここに書かれている情報は全てガセネタである。ええ、ガセネタですとも。
「こんなゴシップを出すなんて許せない……! ねぇ、裏報道部を一緒に懲らしめましょう! わたしは、裏報道部の情報を徹底的に洗い出すわ。この眼鏡にかけてね!」
 そう言い残し、眼鏡をキラッと光らせたその少女は脱兎の如く駆けだしていった。
 その少女の手から滑り落ちた新聞には、
『女生徒E、実はパッドだった!』
 と言う見出しが躍っていたのだった。


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 7日 出発日 2019-03-09

難易度 普通 報酬 通常 完成予定 2019-03-19

登場人物 8/8 Characters
《模範生》プラム・アーヴィング
 ヒューマン Lv23 / 賢者・導師 Rank 1
「俺はプラム・アーヴィング。ラム肉を導く修道士だ。…そうは見えない?そりゃそうだ、真面目にヤる気ないからな。ま、お互い楽しく適当によろしくヤろうぜ。ハハハハ!」                                       ■身体 178cm/85kg ■人格 身に降り注ぐ事象、感情の機微の全てを[快楽]として享受する特異体質持ち。 良心の欠如が見られ、飽き性で欲望に忠実、貞操観念が無い腐れ修道士。 しかし、異常性を自覚している為、持ち前の対人スキルで上手く取り繕い社会に馴染み、円滑に対人関係を構築する。 最近は交友関係を構築したお陰か、(犬と親友と恋人限定で)人間らしい側面が見られるように。 現在、課題にて連れ帰った大型犬を7匹飼っている。 味覚はあるが、食える食えないの範囲がガバく悪食も好む。 ■口調 修道士の皮を被り丁寧な口調の場合もあるが、普段は男口調を軸に雑で適当な口調・文章構成で喋る。 「一年の頃の容姿が良かっただァ?ハッ、言ってろ。俺は常に今が至高で完成されてんだよ。」 「やだ~~も~~~梅雨ってマジ髪がキマらないやんけ~~無理~~~二度寝決めちゃお~~~!おやすみんみ!」 「一応これでも修道士の端くれ。迷えるラム肉を導くのが私の使命ですから、安心してその身をゆだねると良いでしょう。フフ…。」 ■好き イヌ(特に大型) ファッション 極端な味付けの料理 ヤバい料理 RAP アルバリ ヘルムート(弟) ■嫌い 教会/制約 価値観の押し付け
《新入生》アルバリ・サダルメリク
 エリアル Lv13 / 黒幕・暗躍 Rank 1
【外見】 糸目だが開いた目をよく見ると緑色 黒い短髪 エルフ系エリアル 見た目怪しい中国人 【性格】 腹黒守銭奴 お金をくれるなら大体なんでもやってくれる いつもなにか含みがある事を言ってる 金を稼ぐのは最早趣味 『口調』 ~ヨ、~ネ。 エセ中国人風 【服装】 中華系の袖の広い服を好んで来ている。 ※アドリブ大歓迎!
《勇者のライセンサー》フィリン・スタンテッド
 ヒューマン Lv33 / 勇者・英雄 Rank 1
「フィリン・スタンテッド、よ……よろしく」 「こういう時、どうすれば……どうすれば、勇者らしい?」 (※追い詰められた時、焦った時) 「黙って言うこと聞け! 殴られたいの!?」 「ぶっ殺してやる! この(お見せできない下劣下品な罵詈雑言)が!!」   ###    代々勇者を輩出してきた貴族スタンテッド家(辺境伯)の令嬢。  一族の歴史と誇りを胸に、自らもまた英雄を目指してフトゥールム・スクエアへと入学する。  愛と平和のために戦う事を支えとする正義感に溢れた性格で、『勇者らしく人々のために行動する』ことを大事にする。  一方で追い詰められると衝動的に罵声や暴力に訴えてしまう未熟な面もあり、自己嫌悪に捕らわれる事も多い。 『彷徨う黄昏に宵夢を』事件で対峙したルガルとの対話から思うところあったのか、頑なな勇者への拘りは少し角がとれたようだ。 ※2022年8月追記 全校集会『魔王の復活』後、昨年クリスマスに結ばれたルガルとの子供を身籠っていた事が判明 (参考シナリオ) 恋はみずいろ L’amour est bleu https://frontierf.com/5th/episode/episode_top.cgi?act=details&epi_seq=649 ◆口調補足 三人称:〇〇さん(敬語では〇〇様) 口調:~かな、~ね? その他:キレた時は『私、アンタ、(名前で呼び捨て)、(言い捨て)』 ◆Twitter Sirius_B_souku
《新入生》ウェルカ・ラティエンヌ
 アークライト Lv15 / 王様・貴族 Rank 1
■身長:152cm ■実年齢:14歳 ■髪形:腰までのストレートロング ■容貌:ややたれ目気味の目元の、大人しそうな容貌の美少女 ■体型:身長は小柄ながら、バストやヒップはかなり大きく、非常に発育は良いが、ウェストや手足等は細めの、極端な体型 ■性格:基本的には内向的で大人しく、穏やかな性格だが、金銭面には非常に厳しく、利害が絡むと冷酷になる面も ■コンプレックス:桁違いに豊満な上、未だに発育途上の胸/[誕生日]の時点で、既に120cmに届くとのこと ■体質:体重が増えるときは、その殆どが胸に集まり、痩せるときは他から痩せるタイプ ■服装:背中の開いたドレス/色は特に決まっておらず、気分次第で変えている ■特技:経営・商売に関連する豊富な知識/一通りの礼儀作法/実は家事全般
《ゆうがく2年生》リベール・ド・ヴァンセ
 ヒューマン Lv11 / 勇者・英雄 Rank 1
リベール・ド・ヴァンセ。 聞き取り辛いなら名札か手帳を読みなさい。 ……わざわざ言うべきことはないの。
《新入生》ルクラ・プレオ
 アークライト Lv8 / 教祖・聖職 Rank 1
『叡智の欠片を小さき者に授けよ』 神はそう仰られました。 残り幾ばくも無い寿命のわたしではありますが、 正しき教えを世界に広める使命を遂げねばならないのです。 ------------------------------------- のんびりと話す善意のひと。 ただし他者に向けられる善意は一方的で独善的なもの。
《模範生》レダ・ハイエルラーク
 ドラゴニア Lv16 / 黒幕・暗躍 Rank 1
将来仕えるかもしれない、まだ見ぬ主君を支えるべく入学してきた黒幕・暗躍専攻のドラゴニア。 …のハズだったが、主君を見つけ支えることより伴侶を支えることが目的となった。 影は影らしくという事で黒色や潜むことを好むが、交流が苦手という訳ではなく普通に話せる。 ◆外見 ・肌は普通。 ・体型はよく引き締まった身体。 ・腰くらいまである長く黒い髪。活動時は邪魔にならぬよう結う。 ・普段は柔らかい印象の青い瞳だが、活動時は眼光鋭くなる。 ・髭はない ・服は暗い色・全身を覆うタイプのものを好む傾向がある。(ニンジャ…のようなもの) ・武器の双剣(大きさは小剣並)は左右の足に鞘がついている。 ◆内面 ・真面目。冗談はあまり効かないかもしれない。 ・立場が上の者には敬語を、その他には普通に話す。 ・基本的に困っている者を放っておけない性格。世話焼きともいう。 ・酒は呑めるが呑み過ぎない。いざという時に動けなくなると思っている為。なお酒豪。 ・交友は種族関係なく受け入れる。 ・伴侶を支えるために行動する。 ◆趣味 ・菓子作り。複雑な菓子でなければ和洋問わず作ることができる。
《ゆうがく2年生》マル=ファス・ヴェルガウス
 ドラゴニア Lv10 / 村人・従者 Rank 1
「皆さんおはようございます。マル=ファス・ヴェルガウス、ドラゴニアです。これまで長く生きてきましたが、お恥ずかしながらお友達は出来たことがありませんでしてこの学園にはお友達作りもそうですがここでしかできない出来事を体験しに来ました。皆さんともぜひお友達になりたいと思っています。よろしくお願いしますね。」

解説 Explan

 今回は、闇に隠れて活動する『裏報道部』をどうにかこうにかしましょう。

 彼女がその情報収集能力を駆使して持ってきた情報が以下の通りになります。

・団体名:『裏報道部』

・構成員
 部長:ミール(エリアル/フェアリー)
 悪戯好き。そのため、プリズンスクエア常連となっている。とてもすばしっこく、全力で逃げられたら捕まえるのは恐らく困難。記者担当。
 副部長:ドール(ヒューマン)
 ミールの幼なじみ。ミールのした悪戯の後始末担当。優等生だがミールの関係でプリズンスクエアに出入りするのでその辺は慣れている。印刷担当。

・活動場所:懲罰を受ける生徒の集まる『プリズンスクエア』に部室という名のアジトがある模様。印刷などもこの部屋にて行われている。プリズンスクエアは懲罰対象者が集まる校舎のため、看守(先生)の目を盗んで悪さを働こうとしている。

・ミールの一日
朝:スカートめくりなどの悪戯をしつつ登校。昨日刷った新聞をばらまく
授業中:居眠りをするか、更衣室にウツールの欠片や時限悪戯装置(急に大きな音がしたりする)のセット
昼休み:購買のパンを買い占め。このパンを使って、悪戯の仲間を買収しているという噂
放課後:盗撮などのガセネタの記事を作成
夜:部室でドールと共に新聞を印刷

ミールの好物:焼きそばパン、ドール
嫌いな物:真実、面白くないこと、蟲

もちろん、力尽くで止めるのもアリでしょう。しかし、「目には目を、歯には歯を」という言葉もございます。先ほどの少女が、
「必要なら印刷設備なんてのも抑えておくわよ! 使い方は簡単だからすぐ分かると思うわ!」
と言っておりました。真実を伝えることができれば、裏報道部の評価は地に落ちていくでしょう。


作者コメント Comment
 どうも皆さん初めましての方は初めまして。そうでない方はこんにちは。おじやしげきです。
 皆さんには、この学園に居座っている非公認団体【裏報道部】を懲らしめて頂きます。
 懲らしめ方は自由です。新聞を出せなくするのも良し、真実を報道することで裏報道部の信用を落とすも良し、もちろん肉体言語にて潰してしまうことも有りでしょう。
 そこは皆さんの自由でございます。

 皆様などのような方法でこのエピソードをクリアするのか、楽しみにさせて頂きます。


個人成績表 Report
プラム・アーヴィング 個人成績:

獲得経験:72 = 60全体 + 12個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
先ずは【事前調査】でミールが出没しやすい所で、スキャンダルを適当な男子生徒で用意してみる。
修道士、布教と称し淫行がどうたらって見出し的に最高だし食いつくでしょ。

ミールが来たら【演技/心理学/人心掌握学】を駆使し、裏報道部に興味があるフリや褒めて気分を良くさせ自らの口から今までの悪行を喋らせる。

そうして、近くで隠れ聞いている仲間に情報を与えその後の作戦に活用してもらう。

ミールにはそのまま、体験入部ってことで警戒心を薄れさせ同行。タイミングを見計らって、その他生徒が準備している【処刑場】へ誘導する。

アルバリ・サダルメリク 個人成績:

獲得経験:72 = 60全体 + 12個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【目的】
情報的公開処刑☆

【行動・心情】
アイヤー、面白そうな…悪い事してる子がいるネ☆
ワタシとしては、人が寄り付かなくなると困るから…
お仕置きしてもいいネ☆(下衆顔)
プラムもレダさんも巻き込んで『ワルモノ退治』ヨ☆

まずは適当にゴシップ雑誌の連絡先をメモして

プラムに頼んで張らせて貰ってミールに自分から色々喋って貰うネ
その内容を新聞記事にするヨ

あとはレダさんから頂いた情報も加味して新聞を作って朝1でばら蒔くネ

回収しようにも後の祭りヨ

物的証拠がないと言われたら仕方ないネ!
じゃあ真実味を持たせる為に本当のゴシップ雑誌の記者に連絡とって写真も撮って貰うヨ
ゆうがく以外の良識無い奴等が一杯見るネ!
よ、有名人☆

フィリン・スタンテッド 個人成績:

獲得経験:72 = 60全体 + 12個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
「最悪、消えてもらう…私である事を探るというなら…ッ!」
腹を探られると大変困る人のため、割とガチで裏報道部を壊滅に協力。
ウェルカ案に則り各自で調査・証拠集め、最後は教師や生徒会など通して公的に制裁の流れ。

自分は依頼者の女生徒E(名前がわかれば名前予備)に聞いた行動パターンを追い
ミール周囲につき囮役…それとなく本性を出したり、不良などとイケない取引をしてるようなメモ(羊皮紙)をそれとなく置き忘れたり…何か隠してるぞと『ハッタリ』を利かせ、手を出させ物証取りに。

追及はミールの態度次第…経歴の秘密に感づいておらず反省しているようなら通報は勘弁してもいいかも。
気づいているようなら…殺意漲らせ口封じに。

ウェルカ・ラティエンヌ 個人成績:

獲得経験:72 = 60全体 + 12個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
これは、酷いですわね。
しっかりと対応するべきですわ。

まずは[更衣室]を順に回り[着替え]を行いましょう。
何カ所か回れば、どこかで[被害]に遭える筈ですわ。

その後、[プリズンスクエア]へ行き、[管理者]の方と面会ですわ。
複数名で訴えた方が良いでしょうから、[女生徒E様]にも同行願いましょう。
[更生施設]の中に[裏報道部の部室]が有る等不自然ですし、これ事態が違反行為で、[不法占拠]しているのでしょう。
[実被害の訴え]と[不法占拠]の情報が有れば、動いていただけるでしょうね。

後は、寧ろ皆様の行為が[違反]と扱われない様、且つ[教員]に最後御同行いただける様に、きちんと[手続き]を行っておきますわ。


リベール・ド・ヴァンセ 個人成績:

獲得経験:72 = 60全体 + 12個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
まず朝に配られてる奴の新聞を集め、カバンに入れる。
昼休みにミールの買収に敢えて乗る。集めた新聞を見せて、あんたの書く物が好きだとか何とか言って。
お仲間としてこれからの計画を聞き、人手を集めてでっかくやろうと煽り、翌朝の新聞配布を買って出る。
放課後、集めた新聞を元にミールの文体を真似し、裏報道部員募集チラシを書いていくらか印刷する。
「詳しくは部長ミール、又は副部長ドールまで」とはっきり添えて。
このチラシを翌朝に新聞ごとまき散らす。

後はこんなことに参加しようとする馬鹿どもがドールの所にも押し寄せるのを待つだけよ。
優等生様が悪いお友達との関係を露呈して、立場を守る為にどうするか見ものね。

ルクラ・プレオ 個人成績:

獲得経験:72 = 60全体 + 12個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
リベールさんがわざと買収される演技をするようです。
私はそれに乗りかかる形で、お昼のパンを台無しにしてしまいます。

パンの数が用意できなければ買収はうまくいかないでしょうし、
焦ったミールさんは獅子身中の虫となるリベールさんを雇わざるを得なくなり一石二鳥でしょう。

方法は…パンを売られている方に『説得』や『ハッタリ』を交えて
・ミールさんがパンを大量に転売して利益を得ている
・個数制限を設ける事はできないか
・できないなら私が買い占めてもいいですね?
と伝えていきましょう。

囲んでいくように裏報道の芽を摘んでいき、最後は全員で検挙ということですね。

ああ、先に部室に『お酒』を置いておきます。
確か先生呼びますよね。

レダ・ハイエルラーク 個人成績:

獲得経験:72 = 60全体 + 12個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
◆行動目的
情報収集(尾行含む)

◆使用特性・技能・道具
龍の翼
隠密
聴覚強化
動作察知
気配察知
緊急回避
隠れ身
追跡
泡立て器

◆プレイング
・アルバリ・プラムと共に行動する
・アルバリやプラムの周辺で【隠密】【聴覚強化】【動作察知】【気配察知】【隠れ身】等を使用し情報収集
・裏報道部部員の情報を集める為尾行を行う
・尾行の際、【隠密】【聴覚強化】【動作察知】【気配察知】【隠れ身】【緊急回避】【追跡】を使い尾行。情報を収集する
・場合によっては【龍の翼】を回避や尾行に用いる
・泡立て器は気を引くまたは集中を乱す道具として使用(チリンと鳴らすだけ)
・集めた情報はアルバリとプラムに伝える

◆備考
裏方に徹して情報を集めるだけ

マル=ファス・ヴェルガウス 個人成績:

獲得経験:60 = 60全体 + 0個別
獲得報酬:1500 = 1500全体 + 0個別
獲得友情:1
獲得努力:1
獲得希望:1

獲得単位:0
獲得称号:---
どこに行っても元気に挨拶、いろんなところにふらふらと顔を出しつつお手伝い。
行き場のない生徒にはお友達になりましょうと説得、信用、精神分析、会話術、人心掌握学そ駆使しお友達の輪を広げていきます。

リザルト Result


●朝、校門にて
「おはよーございまーす!」
「はいみんなおはよー」
 元気な挨拶がこだまする正面玄関前。彼らにとって、今日もいつもと変わらない一日の始まりである。
「まったく……。今日もこんなにばらまいて……」
 【リベール・ド・ヴァンセ】は、大量にばらまかれている新聞にまゆをひそめた。この大量にばらまかれている新聞も、生徒や先生にとってはいつも通りの日常である。【マル=ファス・ヴェルガウス】も、自身のお友達の輪を広げるため、今日も元気に挨拶である。
「ええと……? 今日の記事は……『ユーミール、今日も焼きそばパン取り逃がす』……? よくもまぁこんなくだらない記事をかけるわね……」
 その『くだらない』内容の新聞をそのかばんに乱暴にねじりこむ。
 鞄に入ったくしゃくしゃの紙面は、ミールの、そして裏報道部の将来を暗示しているようであった。

●午前中、更衣室にて
 「♪~~ ふ~ふふ~♪」
 ここ、フトゥールム・スクエアにも、当然ながら体育の授業というものが存在する。体育というものがあると言うことは、当然着替える必要もあり、それはつまり更衣室というものが存在していることを意味しているわけで。
「ここでもう4箇所目、ですわね……」
 【ウェルカ・ラティエンヌ】は、4箇所目の更衣室でそう独りごちた。
 
 『更衣室で着替えを繰り返していれば、いつか自分が被害に遭う、そして被害に遭えば被害者の立場で訴えることが出来るのでは無いか?』

 と考えたウェルカがまず最初に考えた作戦がこれである。
 どこの更衣室を盗撮しているか分からないのであれば、いくつか更衣室を回ってしまおう、と言うある意味大胆な作戦である。
 「よ、い、しょ……っと」
 腰まで伸びた金色のストレートロングに、体操服がはらりと揺れる。この更衣室が4箇所目、と言うことはここまでで3回はコスチュームを変えている訳だが、そのコスチュームも様々である。最初に着ていたのは背中の開いた薄いピンクのドレス、制服、体操服と着替えており、次に用意していたのはいわゆるスクール水着である。何カ所か更衣室を回る予定だったとはいえ、中々のコスチュームチェンジである。
「んっ、しょ……っと……またおっきくなってる……?」
 14歳にしては相当発育の良いウェルカであるが、さらに育ってきているようで、その事実が彼女の顔をまた憂鬱にする。服を着ている段階で相当人の目を引くスタイルなのであるが、脱ぐとさらにすごい、らしい。
「……?」
 感じたのは、一瞬の視線。ロッカーの中からなのか、どこからかなのか、確実なことは分からなかったのだが、ウェルカの身体を確実に狙っているようだ。
「これでよし……ですわね」
 目的を果たしたウェルカは、スクール水着に着替え終わり、そのまま更衣室から出て行く。『盗撮される』と言う被害を受けることが目的だったわけで、更衣室毎にコスチュームを変えるのが目的では無かったのだから当然である。スクール水着によって強調されたそのスタイルは、先ほど盗撮されたであろうものとは別に、学園に通う男子たちからの視線を釘付けにしたことはまた別のお話。

●午前中、校舎裏にて
「おいテメー調子乗ってんじゃねーぞ!」
「ふざけてなんていませんよ? 修道士ですからね。布教することは当然です。さぁ、俺と一緒に新しい世界を見てみませんか?」
 放課後……ではないが、校舎裏。校舎裏、と言えばヤンキーである。もちろん、何も考えずに喧嘩を売っているわけでは無い。と言うより、このヤンキー男子生徒さえも【プラム・アーヴィング】が用意したものである。人が来ないようにマル=ファスも人払いをしていたりする。
「まぁまぁ、喧嘩は良くないです、仲良くするのが一番ですよ?」
 マル=ファスが、喧嘩を止めているのもその場にリアリティを与えている。

「ふむ、これで大丈夫だろうか……?」
「大丈夫だと思うネ? ここはよく来るらしいし、念のために色々用意もしてるネ」
「裏報道部、は噂では聞いてましたが面白いネタを拾えると聞いたので……」
 隠密でその姿を隠しつつ、【レダ・ハイエルラーク】は、その隣にいる【アルバリ・サダルメリク】にそう語りかける。なお、その隣にいるはアルバリが連れてきたゴシップ誌『実話スクエア』の編集さんである。たまたまこの周辺にいたそうである。ええ、たまたまです。フトゥールム・スクエアの周辺をメインの活動場所にしているゴシップ誌で、裏報道部とは違い、そこそこ信憑性のある記事を書いている雑誌である。まぁ、ゴシップ誌だからそこは察してほしい。

「おー! いいよいいよー! 面白いよー!」

 ……すんなりと登場したのは、今回、色々物議を醸している裏報道部のあの子、【ミール】である。その手には、ウツールを握りしめ、その様子を記録していく。その全てを記録していき、使えるものを選んでいくのだ。
「……おや、どうしましたか?」
 食いついた……! プラムは内心ほくそ笑んだ。まぁ、釣れるまでは用意した男子生徒とよろしくやろうとしていたのだが、思ったよりも早く釣れてしまったので、よろしくはできなかったのだが、そればっかりは仕方がない。今回の目的はミールを釣ることだったのだから。
「にゃははー、ばれちったー」
 盛大に声を出していたし、そもそも隠そうとしていたのかという疑問はあるものの、にゃははとミールは笑いながらその姿を現した。隠しているかと言われたら隠していたとは思えないけども。
「いやー、面白そうなことしてるよねー!」
 すごいニコニコしながら、ミールはプラムのところによって来る。すごいいい笑顔である。
「そうですかね? 噂には聞いてますよ? ミールさん……でしたっけ? あなたもなかなか面白いことをしているとか?」
「そんなことないよー! お、っというか知ってくれてるんだ? わたしも有名人になっちゃったかにゃー?」
 事情を知っている人が見ると明らかに演技であることはわかるのだが、そのスキルが優れているのか、はた目には演技をしていることなど全く分からない。むしろ、ここまで話しているミールにとっては、その心理学や人心掌握学を駆使されてもはや夢心地である。
「いやー、プラム君? だっけ? 君見どころあるかもしれないねー! わたしが前にやってたイタズラとかできちゃうんじゃない?」
 上機嫌のミールは、テンションが上がりすぎていろいろなことを話し続けている。

「いやー、こんなうまくいくとは思わなかったネ。あ、記録できてるネ?」
 アルバリは、来てもらった編集者に記録をして貰いながら、その様子をほくそえみながら見ていた。そういう悪い笑いがすごい似合う感じがする。メモもすごい勢いで埋まっていく。編集さんのサムズアップに満足げな顔をしているアルバリに、やれやれという顔をレダは浮かべた。

●お昼休み、購買部にて
「よっし、お昼休みだしパンとか買い占めに行こうかー! プラム君行くよー!」
 チャイムの音が昼休みの始まりを告げる。もはや裏報道部に入部したと等しい扱いをしているプラムを引き連れて、移動するミールを見失わないように、レダは尾行を開始する。隠密行動が得意ということもあり、身のひそめ方、隠れ方などは完璧である。が……。

 シャンシャンシャン♪ シャンシャンシャン♪

「……? ネコでもいるのかな……?」
 ミールは少し勘違いしているが、実際にはレダの持つ泡立て器がシャンシャンといい音色で鳴いている。こんな道端で、泡立て器が鳴っているなんてお釈迦様でも思うめえ。
 しかし、これもすべて狙い通りである。ミールに変なことを考えさせないため、集中力を削ぐためにその音をわざと立てているのである。ほかに道具はなかったのか、と思うところはないこともないが、レダにとって泡立て器はもはや神に近い存在なのであるから仕方がない。趣味のお菓子作りに必ず必要なものなのだ。実際、役立っているのだから問題はあるまい。
 
「うーん、そんなこと言われてもねぇ……」
「お願いです! ミールという子がパンを転売しているんです!」
 一方そのころ、【ルクラ・プレオ】は購買部のおばちゃんとファイトを繰り広げていた。そのメガネの先にある瞳にはその目の前にあるパンをどうにかして買い占めようという意思がありありと現れていた。
「転売されてしまうと購買部の利益も減ってしまうかもしれませんよ! 数量制限、せめて対策のためにわたしが買い占めてもよいでしょうか!」
 ルクラは、己の言葉で購買のおばちゃんに畳みかける。説得、いやハッタリというべきであろうか。その言葉にはそれ相当の重みがあった。

『叡智の欠片を小さき者に授けよ』

 これが、ルクラが受けた啓示である。そう、ロリにメガネをかけさせることにより世界が救われる、というロリメガネ教である。ちなみに、ルクラがこの依頼に乗ったのは、この依頼をした女生徒、エリーゼの一言、『この眼鏡にかけて情報を洗い出す』であったことはあまり知られていない事実である。
「わたしが買い占めることで、ミールさんの悪行を止めることが出来グファっ!」
「ちょ、だ、大丈夫なのかい?」
 吐血。これは、彼女の命が尽きかけているということを顕していた。……まぁ、ルクラの場合は自分にとって都合の悪い流れになったときに吐血することが多く、吐血したからと言って死の気配が感じられることはなく、むしろ元気なんじゃないかというところもあった。
「わ、わたしはもう……! 焼きそばパン、全部食べたいんです……!」
 吐血した娘が焼きそばパン全部食べるのかい? と思った、と後に購買のおばちゃんは語った。しかし、その場では残っていた焼きそばパンを全部売ってあげたのであった。

「ちぇー……焼きそばパン売り切れかよー……っと、おーい、ドール~!」
「あ、ミール。パン買えなかったの? 私の焼きそばパン食べる? ……と、こちらは?」
 ルクラとおばちゃんのファイトから少し経って。購買部でおにぎりしか買えず、しょんぼりしているミールに【ドール】が心配そうにそう聞いてくる。
 あー、この子はプラム君って言ってー……とミールがドールに新しい部員を紹介しているとき。
「ええと……あなたがミールさんと、ドールさん……ですかね?」
 リベールは、二人に話しかける直前、プラムに目配せをする。すべて作戦通りに進んでいるということをお互い確認した上で。
「私、あなたの書く物が好きなの……入部したいのだけど、いいかしら?」
 わーい! いいよー! と手放しに歓迎するミール。それに対して少し渋い顔をしているのはドールで。
「ええと……でも、そんな急じゃ……」
「まぁまぁ、人手は多いほうがいいと思いますし?」
 ドールが何か言おうとした瞬間にプラムが言葉を差し込むことで、うまくドールの思考を止める。
「よーっし! 部員も増えたところで、さっそく活動にれっつごー!」

●昼休み、少女の周りにて
「ふぅ……」
 【フィリン・スタンテッド】は、図書館で読書をしていた。代々勇者を輩出してきた貴族、スタンテッド家の令嬢と聞いて、裏報道部にとって取材……という名の盗撮の対象にはピッタリの相手だと思ったのだった。

「これだから暇人は……。ロクでもない事ばかりを考える……!」
 フィリンは、かなりガチめに裏報道部の壊滅に協力していた。少々探られては困る部分がある故である。まぁ、体重とかそういうので話題になると恥ずかしいとかそういうのがあるのかと思われる。

「……あの子がフィリン? あのスタンテッド家の?」
そのフィリンを後ろから狙っているのは裏報道部一行である。プラム、リベールがうまくここまで誘導したのである。ミールも、その全てを信用し、面白いと感じていた。
「貴族の令嬢となれば面白い情報拾えそうよね! ワクワクしてきたわ!」
「え、そう言うのはありましたっけ……」
 自分の中にある記憶を探しているドールに対し、もうおもちゃを見ているような瞳で見ているミール。

「あぁもう堅苦しいったらない! まぁ、でもいい金になるからね……」
 フィリンの言葉が、小さく、かつ後ろにいる一行に聞こえるぎりぎりの大きさで届く。
「……ねぇ、今の聞いた?」
「はい、聞こえましたね……」
「そうですね……」
「え、つまりこれって……」
 もちろん、ミールとドール以外の二人は、そのことについて知っている。これは囮捜査のための発言であり、これが嘘であるということを。
「あぁ、あんたたち……これ、よろしくね」
 そこに、ヤンキーがフィリンの前に現れる……が、慣れたように羊皮紙を差し出す。もちろん、後ろにわざと見えるように。なお、この時演技をしたと思われる粗悪なやり取りが、まるで今まで使っていたかのようにリアルだったのは秘密である。

「……これはもう決まりでしょ! ドール! 二人とも! さっそく原稿書くわよ!」

 おもちゃを手に入れたとばかりに飛び出していくミール。ドールは何か考えながら、しかしそのままミールについていくのであった。

●一方そのころ、プリズンスクエアにて
「裏報道部? ここはそもそも部室として部屋を用意してないからねぇ……」
 ウェルカは、プリズンスクエアで出会った教師の言葉に自信の考えが正しかったことを確信した。
「こちらのエリーゼさんも、私も盗撮されてしまって……。ほかにもこんなに被害を受けている人がいるんです……!」
 その手には、今まで被害を受けた人たちのデータが。その中には教師のものも入っており、『しっかり調べてきてくれ!』という激励の言葉も入っていた。教師公認の調査である。ちなみに、この情報を集めたのはマル=ファスである。マル=ファスさんありがとう!

「えーっと、この辺が空き教室になるかな」
 教師が、プリズンスクエアの空き教室に案内してくれる。ただでさえあまり使われていない空き教室で、少々素行の悪い生徒が集まる校舎であるということも合わさり、少々薄暗くなっている。それこそ、もぐりの非公式団体が身を隠すには最適といってもいいかもしれない。
「あ、あった! あそこ!」
 エリーゼの一言に、ウェルカは息をのんだ。
「こ、ここ、ですか……?」
 結論から言うと、飲んだ息を返してほしかった。子供が書いたような汚い文字で【裏報道部】と書かれた紙が貼られたその教室には、大量の小型ウツールや原稿用紙、印刷用の道具などが置いてあり、さらに大量の落書きやおもちゃ、ぬいぐるみなどが散乱していた。裏の組織のアジト、というよりは子供部屋、というほうが適切かもしれない。

「ふむ、こんなことしてたんだな……。とりあえずここは話をしておくから、安心していいよ」
 教師のその言葉に、安心して二人はプリズンスクエアを後にした。

●翌朝、校門にて
「おはよーございまーす!」
「はいみんなおはよー」
 元気な挨拶がこだまする正面玄関前。彼らにとって、今日もまた、いつもと変わらない一日の始まりである。マル=ファスも今日も今日とて元気に挨拶中である。
「ちぇー……なんで部室バレたかなー?」
 いつもと少し変わっていたのは、裏報道部の部室が使用禁止になっており、今日の新聞が発行できなかったことぐらい……のはずだった。
「え、なに……? えーっと……?」
 視線。手元に何か紙を持っている人々が、ミールのほうを見ているのである。
「ね、ねぇ、ミール……? これ、何か覚えはある……?」
 ドールを見つけたミールが声をかける前に、ドールはミールへ一枚の紙を差し出す。
 『裏報道部の真実!』と書かれたその紙には、更衣室にウツールを隠している様子など、昨日自分が喜々として話したイタズラの数々が、事細かく記されていた。また、そこにはご丁寧にミールの文体をまねて『詳しくは部長ミール、又は副部長ドールまで』と書かれた募集チラシも含まれていた。
「幼馴染だしさ、できることは一緒にやりたいけどさ、でもこうなっちゃうと……」
「え、ドール、何を言って……?」
「おやおや、仲間割れですか?」
 二人のところに、糸目の男、アルバリが現れる。ちなみに、昨日一緒にいた『実話スクエア』の編集さんも一緒である。
「ワタシたちの作った新聞、楽しんでもらえたネ?」
「な、なによこれ……! でたらめじゃない!」
 ドールの言葉に、首をかしげるアルバリ。
「あれ? おかしいネ。取材したはずなんだけどネ……」
 その言葉と同時、昨日入部した、ということになっていたプラムとリベール、泡立て器をシャンシャンさせていたレダ、パンを買い占めたルクラ、盗撮されたうえでアジトを壊滅させたウェルカ、いろいろ手伝いしたうえで友達の輪を広げていたマル=ファス、そして昨日囮を引き受けたフィリンが二人の前に立ちふさがる。

「自分たちのしたことが分かっているのですか? 因果応報、と言うものですよ」
 マル=ファスは、静かに二人にそう問いかける。自分たちのしたこと、それがどのようなことであるのか分からせるように。
「驚いたネ? 全部調べたんだ。これが広まったらどうなるか……わかるネ?」
 アルバリの、怪しげな口調の奥に潜む冷酷さがドールとミールの心を突き刺す。
「ドールさん、貴方は……ミールさんの嘘を手伝って楽しめましたか? ミールさんに本当はどうして欲しいんですか? 」
 ルクラは、ショックを受けているドールにそう語りかける。さすが30歳以上。年の功である。
「ねぇミール……もう、こんなのやめよう……? 間違ってたんだよ私たち……」
「ドール……」
「私、ミールと一緒にいるだけで楽しいの。私が、悪いことはだめだよって止めてあげないといけなかったんだよね……」
 その後、裏報道部は一度だけ発行された。今までの記事の内容が嘘であったこと。盗撮などをしていたこと。今までの被害者の方々への謝罪の言葉……。そのすべてをまとめ、最終号としてばらまかれた。それが、人々の心にどう映るのか、それはその人のみが知る。

しかし、最後の紙面を飾ったミールとドールは、これ以上ない笑顔であったという。



課題評価
課題経験:60
課題報酬:1500
裏報道部を潰せ!
執筆: GM


《裏報道部を潰せ!》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 1) 2019-03-02 18:31:16
皆様、初めまして、もしくはご機嫌良う。
王様・貴族コース専攻のウェルカ・ラティエンヌと申します。
宜しくお願い致しますわ。

内容からしますと、まず「全員で纏まって動く」か「幾つかに分かれる/個別に動く」かを決めた方が良さそう、でしょうか?
「纏まって動く」形は、相談次第で「一つの方針の精度」を上げられますが、「個別で動く」形は「どれか上手く行けばよい」という前提で「それぞれが動き易い形を採れる」と思われますわ。
複数名ずつ分かれる形は、その間になりますでしょうか。

何方も一長一短だと思いますので、一応の「自身で提示する/動く場合の[案]」の方は検討しておきますわね。

《勇者のライセンサー》 フィリン・スタンテッド (No 2) 2019-03-02 20:27:42
これだから暇人は…ロクでもない事ばかりを考える…!

…あ、ごめんなさい。勇者・英雄専攻のフィリンよ。
よろしくお願いするわ。

>方針について
>
ミールはかなり活発に活動しているようだし、ひとまず分担して対処した方がいいと思うわ。
対症療法的に当たりながら情報を集めて、最終的にとっちめるのは全員で…という流れでどうかしら?
性格的に一度や二度の失敗で懲りるタイプに見えないし、改心させるには決定的な一撃がいると思うのよね。

裏報道部は嘘・偽り・紛らわしい報道という弱みがあるし…
プリズンスクエアにアジトがあるなら、虚偽の物証を学園に提出して、そのままご厄介になっていただくのも手かしら?

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 3) 2019-03-02 22:59:03
面白そうなことになってるね?
こんばんは、賢者・導師専攻のプラム・アーヴィングだよ。
今回もよろしく。

今の所、具体的な作戦がないからどちらか決められないけど…
ミールが「食いつきそうなネタ」を用意しておびき寄せるっていのもアリなんじゃないかなと思うんだけど、どうかな?

《模範生》 レダ・ハイエルラーク (No 4) 2019-03-02 23:06:31
遅くなったが…レダ・ハイエルラーク。黒幕・暗躍科だ。よろしくな。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 5) 2019-03-03 09:16:36
>方針
私としては、フィリン様の御意見に賛成ですわ。
纏まって動くことのメリットよりも、「取りこぼし」のデメリットが大きいのではないかと思いますので。
その上で、「人手が必要そうな手」を打つ方が居れば、そこは複数名であたる形でしょうか。
何方にせよ、まだいらしていない方も多いですし、もう少し検討してからが良さそうですわね。


>おびき寄せ
有効だと思いますわ。
難しいのは、「どういうネタなら食いつくか」と「おびき寄せてどうするか」でしょうか?

調査中に無関係の方が被害に合わないようにする為の[囮]、「確実な[反証]を公開出来るネタ」を用意して嘘を暴く、後をつけて[アジトの具体的な場所]を探る、あたりが出来そうですかしら?


>案
私は一応、「プリズンスクエアの管理者」の方とお話したいと思っておりますわ。
順当に考えますと、「[プリズンスクエア]内のアジト」は勝手に作ったものでしょうし、それ自体が問題だと思われますから、それを理由に「[プリズンスクエア]内の調査許可」と「協力要請」は出来ると思いますの。
また、万が一「[プリズンスクエア]内のアジト」が正式なものであれば「場所」を尋ねられると思いますわ。
何方にせよ、最後に「御厄介になっていただく」つもりでしたら、今後勝手に出入りされない様、「お話を通しておく」のは手だと思いますわ。

あとは、プラム様の[おびき寄せ]に近い形ですが、「わざと[被害]にあって[被害者]の立場で訴える」あたりですかしら?
よく[更衣室]に仕掛けをご用意しているみたいですから、これを利用すれば、最低限「狙って覗きの被害者になる」ことは出来ると思いますわ。

実際のところ、[個人の動き]を行う形になるのであれば、私自身は「この方法で[被害者]になる」→「それを理由に[プリズンスクエア]を訪問」という流れで動くことになりそうですわね。

《ゆうがく2年生》 リベール・ド・ヴァンセ (No 6) 2019-03-03 20:57:12
勇者・英雄専攻、リベール・ド・ヴァンセよ。
あの馬鹿野郎、好物にドールが入ってるのね。他人をおもちゃにするくせに友達だけは大事って、チンピラにありがちな事だわ。
不良と結託してる優等生、使えるかもね。

では私の初期計画、というか願望を。
私はミール本人よりドールを狙おうと思ってる。こいつの優等生としての立場を危うくして、ミールとの付き合い方を見直さざるを得なくするの。
一番いいのは、ミールの行いの累がドールに及ぶことよ。

「裏報道部増員計画」とか何とか、人を集めるチラシをまいて、「詳しくは部長ミール、もしくは副部長ドールまで」とすれば、裏報道部に流されるような馬鹿共が奴らの所に集まってきて、奴らの手に負えないほど悪目立ちするかもね。
昼休みにわざと買収されて、新聞配布を買って出て勝手にチラシも撒こうかしら。人手を集めましょうとか何とか適当なこと言いながらさ。

以上。

《勇者のライセンサー》 フィリン・スタンテッド (No 7) 2019-03-03 21:59:09
ウェルカに、リベールもよろしく。

係累を突く、囮を使う、アジトを抑え物証を集めて追及…って感じで行けるかしら。

私は…囮、引き受けてもいいかな。
多分、食いつかせるエサは用意できると思うし…普段から猫を被ってる方だから、食いつきは良いと思う。
それにミールの事も観察してみたいと思うわ

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 8) 2019-03-03 22:59:27
リベールさんは中々にスパイシーな作戦を立てるね?
そういうの凄く良い、そそられる。
ま、優等生らしいけどミールの友人で手伝っているそうだから同罪ってことで、利用できるものは利用すれば良いと思うよ。

フィリンさんは流石盾の勇者だけあって度胸があるね。
女子を狙いがちみたいだからかなり有効なんじゃない?

俺はスキャンダルでも用意しようかなぁと思ってたけど…。
フフ、皆好きでしょ?そういうゴシップ。

《新入生》 アルバリ・サダルメリク (No 9) 2019-03-04 00:27:40
アイヤー、挨拶遅れてごめんネ?
はじめましてが多いカナ?
黒幕・暗躍コースのアルバリ・サダルメリクヨ。

なんか面白そうな…悪い事してる人が居るネ!
ワタシこういう人が絶望に歪む顔見るの大好きネ(下衆顔)

とりあえず、反省させるなら目には目を。歯には歯をがいいカナ?

個人的にはリベールさんの案もの凄く好きネ♪
自分は我慢出来ても大切な友人が酷い目には合って欲しく無いのは人間の性ヨ♪
楽しくなって来たネー!

ワタシは情報収集して色々裏取りして逃げ道を全て塞ぎたいと思うヨ♪
情報的な意味で公開処刑ネ(物凄くノリノリで言いながら)

《新入生》 ルクラ・プレオ (No 10) 2019-03-04 02:26:02
遅ればせながら、教祖コースのルクラです。よろしくおねがいしますね。
裏報道部を懲らしめないといけません。この眼鏡に賭けて。

人数の差もありますし、まずは個別に動いて囲んでいく方向性ですね。

リベールさんの買収演技に乗りかかるかたちで、
わたしはお昼のパンを先に買い占めてしまおうと思います。

悪戯の為の買収をできなくして、尚且つ人手が足りなくなった彼らにリベールさんが取り入れる事も楽になるかと思います。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 11) 2019-03-04 17:24:01
見事なまでに、バランスよく「色々な方面」から攻める形が出来て来ておりますわね。
上手く連動出来れば、十分な成果が見込めそうですわ。

そして、了解を得ておきたいことが一つ御座いまして。
「女生徒E」様は、此方で同行をお願いしても宜しいでしょうか?
「[アジト]が[プリズンスクエア]に有る」という情報の出所は「彼女」ですから、「情報の入手過程」を直接説明していただいた方が解り易いですし、「[プリズンスクエア]の管理者」の様な立場のある方には、「複数名の[被害者]」で訴えた方が効果的ですから、可能であれば「訪問」の際に御同行いただきたいと思うのですわ。
御検討いただけますと、幸いですわ。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 12) 2019-03-05 00:05:37
俺は別に構わないよ。

皆も中々不穏な雰囲気で、結構結構。
実際にこの中に被害者が居ても不思議じゃないくらいの徹底ぶりだねえ。

さて、俺も作戦錬ろう~。
終着点というか、本当のとどめは決めておいた方が締まるかもね。
ここまで追い詰めて、公開処刑っていう。

《模範生》 レダ・ハイエルラーク (No 13) 2019-03-05 09:54:39
私も情報を集めつつ追い詰めてみよう。
ゆっくりと、着実に…な。

《新入生》 アルバリ・サダルメリク (No 14) 2019-03-05 19:12:23
ワタシも構わないネ!
何処から漏れたか探されて二次被害が出ても困るから、ここの誰かのところに居てくれるなら寧ろ安心して罠…お仕置きができるヨ!


《勇者のライセンサー》 フィリン・スタンテッド (No 15) 2019-03-05 22:01:51
>本当のとどめ
学生だけだと私刑になりかねないし、できれば教師か生徒会か…立場が上の人は巻き込みたいわね。
今後も学生生活は続くのに、変に私怨を買うのもなんでしょうし。

>女生徒Eの同行
いいと思うわ。
一人にしておくのも可愛そうだし、協力者で、被害者の一人としても保護しておくべきだと思う。

《ゆうがく2年生》 リベール・ド・ヴァンセ (No 16) 2019-03-06 01:18:48
あら、「了解を得ておきたい」のに遅くなって悪いわね。
私はEちゃんに用があるわけじゃないから構わないわよ。
押えてもらった印刷設備を使うことはあり得るけど、それを言っておくのはすぐ済むことだし。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 17) 2019-03-06 17:56:33
>女生徒Eについて
いえ、失礼致しました。
皆様、御了承いただき有難う御座いますわ。
それでは、この後で何か不都合等起きない限り、此方で同行をお願いしてみることに致しますわね。

>本当のとどめ
確かに、その方が良さそうですわね。
一応、私の方で「[プリズンスクエア]の管理者([大型校舎]なので、教員の筈)」の方にはお話を通すつもりですから、その際、「上への申請」もお話してみますわ。
あとは、「記事」の中に『○○先生は実はヅラだった!』という内容が出ておりますから、半分私怨になりそうな気はしますが、この「○○先生」にご協力いただける可能性が有りますわね。
何方にせよ、行われているのが「違反行為」で有る以上、「正式な手順」を踏めば、許可は得られると思いますわ。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 18) 2019-03-08 02:58:32
俺の認識が間違ってないか聴きたいんだけど、
前半は各々で行動し、ガセネタを暴く裏付けとか追い詰める下準備とかをして
後半で、一か所に集まって証拠等を教員の立ち会いの元、ミールの目の前に突き付けたりのサプライズ処刑するんだよね?

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 19) 2019-03-08 17:16:21
>後半
私も、大体そのような流れで理解しておりましたわね。
ただ、「途中で全く相手に気づかれない」のも難しいと思いますから、状況次第で「最後の時が来るまで、じわじわと追い詰める」形が追加される可能性も有る、とは考えておりましたわ。

《勇者のライセンサー》 フィリン・スタンテッド (No 20) 2019-03-08 21:55:29
>全体の流れ
私もその理解だったから大丈夫よ。
教師は…そう言えばウェルカのいうヅラの人よさそうね(問題発言)
巻き込めば必要以上に協力してくれそうだわ