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ピクシーの妨害を乗り越えて


ストーリー Story

 魔法学園フトゥールム・スクエアに属する居住区域レゼント。その郊外に住む老人から学園へと一つの手紙が届いた。その内容はこうだ。

『ワシは偉大なる発明家である。今制作している自動薪割り機の完成には丈夫で切れない立派な蔓が必要じゃ。ワシが指定する場所へ行けば間違いなく上物の蔓があるのじゃが、どうにもこうにもその周辺にあのにっくき邪魔者のピクシーが住み着きおった! ワシは他にも色々と忙しい。そこで、ピクシーをたしなめるなりこらしめるなりして蔓を探してくるというのは学園のひよっこどもには丁度良い依頼じゃろうから、お主らに頼むことにした。もちろん蔓を持ってきた分だけ報酬は払ってやるからに、頑張ってくるんじゃぞ』

 学園としては依頼という形であることに加え、今回はピクシーが出現するポイントということで、これをモンスター生態のカリキュラムの一つとして扱うことになった。また、丈夫な蔓というのはどのような物なのか把握しておくということも生徒たちの今後のためになるだろうという判断でもある。
 蔓が採取できる場所は学園から徒歩で簡単に日帰りできる位置にあるちょっとした森の中。道中はほとんど安全な草原や街道であり、天気も晴れとくれば、道中は少し寒いがちょっとしたピクニック気分といった様子だ。
 ピクシーという生き物は大変イタズラ好きな生き物だ。縄張りに訪れる者を転ばせたり、ちょっと目を回したり、果実や石、小枝などを投げつけてきたりといった物理的なイタズラを仕掛けてくる。これがなかなかに採取の邪魔になるレベルであることは言うまでもない。
 とはいえ行動自体は本当にイタズラの範疇であるために、今回は討伐までは行わない。蔓を採取している間他の人が気を引いたり、あるいは何か物などでピクシーの興味を引き、懐柔したりする必要があるだろう。もちろん強行的に一時捕縛などをしても構わないが、失敗した後の抵抗は予想だにしないほどの事となるだろう。
 生徒諸君が無事にピクシーの障害を乗り越え、老人に必要な蔓を納品できることを期待している。


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 4日 出発日 2019-02-24

難易度 簡単 報酬 少し 完成予定 2019-03-06

登場人物 8/8 Characters
《比翼連理の誓い》オズワルド・アンダーソン
 ローレライ Lv22 / 賢者・導師 Rank 1
「初めまして、僕はオズワルド・アンダーソン。医者を志すしがないものです。」 「初見でもフレンド申請していただければお返しいたします。 一言くださると嬉しいです。」 出身:北国(リゼマイヤ)の有力貴族の生まれ 身長:172㎝ 体重:60前後 好きな物:ハーブ、酒 苦手な物:辛い物(酒は除く) 殺意:花粉 補足:医者を志す彼は、控えめながらも図太い芯を持つ。 良く言えば真面目、悪く言えば頑固。 ある日を境に人が触ったもしくは作った食べ物を極力避けていたが、 最近は落ち着き、野営の食事に少しずつ慣れている。 嫌悪を抱くものには口が悪くなるが、基本穏やかである。 ちなみに重度の花粉症。 趣味はハーブ系、柑橘系のアロマ香水調合。 医者を目指す故に保健委員会ではないが、 保健室の先輩方の手伝いをしたり、逃げる患者を仕留める様子が見られる。 悪友と交換した「高級煙管」を常に持ち、煙草を吸う悪い子になりました。
《過去を刻みし者》グレイ・ルシウス
 ヒューマン Lv16 / 黒幕・暗躍 Rank 1
やるべき事があり、やるべき理由もある。 だがその為の力が。知慧が、技術が、経験が足りない。 それでもやると決めた。決めて、武器を手に取った。 ならば繰り返すしかない。執拗に、着実に、徹底的に。 試行錯誤だ。事が成るなら手段は問わない。 ―――――――――――――――――――――――――――― 【外見】 灰色の髪に灰色の瞳。中肉中背の平凡な青年。 常に古びた皮鎧と要所を補強した皮兜で武装しており、 学生証の種族こそヒューマンとなっているものの 素顔を見たことがある者は極めて少ない。 また、当人もすすんで素性を明かそうとはしない。 【性格】 無遠慮で偏屈。禁欲的で真面目。慎重だが決断は早く、 まるで人間では無いかの様に作業的で事務的。 必要最低限の、自分にとっての事実しか語ろうとしない男。 ユーモアへの理解や相手への気遣い等も意識にはあるが、 とにかく不器用な性質の為、まず表には出てこない。 【戦闘】 良くも悪くも拘りがなく、見切りも選択も速度重視。 有効か、そうでないかの2択のみで物事を即断し、 場で利用出来る物を最大限利用して主導権を奪うスタイル。 その為、一騎討ちや果たし合い・決闘といった 正統派かつ王道の『対戦形式』には苦手意識がある。 【悪癖】 名前を呼ばれると大体1~半テンポ遅れ、 何処となくバツが悪そうな声音で返事をする癖がある。 また、人を呼ぶ時もあまり固有名詞を使わず、 「お前」「そこの」「そっちの」等の代名詞に頼りがち。
《模範生》プラム・アーヴィング
 ヒューマン Lv23 / 賢者・導師 Rank 1
「俺はプラム・アーヴィング。ラム肉を導く修道士だ。…そうは見えない?そりゃそうだ、真面目にヤる気ないからな。ま、お互い楽しく適当によろしくヤろうぜ。ハハハハ!」                                       ■身体 178cm/85kg ■人格 身に降り注ぐ事象、感情の機微の全てを[快楽]として享受する特異体質持ち。 良心の欠如が見られ、飽き性で欲望に忠実、貞操観念が無い腐れ修道士。 しかし、異常性を自覚している為、持ち前の対人スキルで上手く取り繕い社会に馴染み、円滑に対人関係を構築する。 最近は交友関係を構築したお陰か、(犬と親友と恋人限定で)人間らしい側面が見られるように。 現在、課題にて連れ帰った大型犬を7匹飼っている。 味覚はあるが、食える食えないの範囲がガバく悪食も好む。 ■口調 修道士の皮を被り丁寧な口調の場合もあるが、普段は男口調を軸に雑で適当な口調・文章構成で喋る。 「一年の頃の容姿が良かっただァ?ハッ、言ってろ。俺は常に今が至高で完成されてんだよ。」 「やだ~~も~~~梅雨ってマジ髪がキマらないやんけ~~無理~~~二度寝決めちゃお~~~!おやすみんみ!」 「一応これでも修道士の端くれ。迷えるラム肉を導くのが私の使命ですから、安心してその身をゆだねると良いでしょう。フフ…。」 ■好き イヌ(特に大型) ファッション 極端な味付けの料理 ヤバい料理 RAP アルバリ ヘルムート(弟) ■嫌い 教会/制約 価値観の押し付け
《優秀経理》白波瀬・静姫
 ヒューマン Lv11 / 勇者・英雄 Rank 1
名前:白波瀬 静姫(しらはせ しずき) 【外見】 白髪パッツンのロングヘア アルビノ 黄色人種 【性格】 真面目な堅物 理想を現実にする為の努力は惜しまない 自分に厳しく他人にも厳しいタイプ 【服装】 青いミニ着物に黒いニーソ 青いパンプス 制服のマントと帽子、手袋を着用 ※アドリブ大歓迎!
《人間万事塞翁が馬》サティア・ブランシュ
 ルネサンス Lv7 / 王様・貴族 Rank 1
都会や華やかな社交界に憧れる田舎令嬢。 有名な学園で学べることを喜んでいるが、 入学してから見た洗練された級友や先輩達に衝撃を受け、 「自分は芋っぽいのでは」と言う悩みも。 形から入るタイプであり入学するにあたって丁寧な口調を 使うようにしたのだが、不慣れなのと適当な性格なため 咄嗟の時や気を抜いている時は元の口調(~だよ、~かな) で喋ることも。 基本的には人と話す時は丁寧に、独白・心情は元の口調。 【外見】 ・野兎のルネサンス ロップイヤー ・薄茶のロングヘア(背中まで) 白いリボン ・青色の瞳 たれ目気味 【性格など】 ・表情豊かで明朗快活な性格 ・自分本位な部分もあるが基本的には善良 ・物事を楽観的に考える事が多い ・あまり表には出さないがさみしがり屋で甘ったれな所も ・家族の事が気掛かりで心配している ・流行や有名人に弱く、知ったかぶるミーハーな一面も ・噂話やゴシップ好き
《ゆうがく2年生》マル=ファス・ヴェルガウス
 ドラゴニア Lv10 / 村人・従者 Rank 1
「皆さんおはようございます。マル=ファス・ヴェルガウス、ドラゴニアです。これまで長く生きてきましたが、お恥ずかしながらお友達は出来たことがありませんでしてこの学園にはお友達作りもそうですがここでしかできない出来事を体験しに来ました。皆さんともぜひお友達になりたいと思っています。よろしくお願いしますね。」
《新入生》キョウ・シュバルツ
 ヒューマン Lv4 / 勇者・英雄 Rank 1
初心者なので設定等も迷走中。 キャラの方向性を見失ってますw この学校に入学した目的は、別の世界から来たので右も左もわからなくて、世界を良く知る為。 朝起きたら、この世界だったので夢の中かもと考えている。 もしかして、今までの世界が夢だったら結構ショックが大きいとも考えている。 前の世界の記憶はほとんどないが薄らと覚えている。 出生と恋人の記憶があるが、何の仕事をしていのかだけ全然記憶がない。 なぜか剣を扱えるがステルスやアサシン的なスキルは壊滅的。 弓、銃等の飛び道具も才能が無い。 歌がうまく酒も強く、ホスト的な能力は高い。 全く違うのに別の世界でホストだったのかもしれないと錯覚していたがシャンパンコールが出来ない事で違うと確信した。 が、能力が勇者寄りじゃない事に戸惑っている
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。

解説 Explan

 この度の授業はピクシーの妨害を乗り越え蔓を採取することが目的です。ピクシーとは妖精っぽい見た目の魔物で、姿を消したり現したりします。今回出現するピクシーは人語は話せないものの、言葉の調子やジェスチャーなどで互いの意図は十分伝わる知能をもってます。ピクシーは森に訪れた生徒数の半分ほどの数が現れ、イタズラを仕掛けてくるでしょう。
 ピクシーが仕掛けてくるイタズラは以下になります。

 ・転ばしてくる(痛い)
 ・目を回してくる(ちょっとその場でぐらっとする)
 ・物を投げつけてくる(痛い。物によっては汚れる)
 ・物を盗む

 他に警戒しなければならないことがありそうならばそれも十分に警戒しましょう。
 目的の蔓自体はピクシーの妨害がなければ簡単に集められる物になります。


作者コメント Comment
 初めまして。マスターを務めます天野 奈々と申します。今回は冒険物によくあるお使いクエストにあたるものになっております。
 一生懸命依頼をこなすもよし、道中ちょっとピクニック気分で楽しく過ごすもよしな感じです。少額ながら報酬もでますので自称偉大な発明家の老人に蔓を納品してあげましょう。
 よろしくお願いします。


個人成績表 Report
オズワルド・アンダーソン 個人成績:

獲得経験:48 = 40全体 + 8個別
獲得報酬:960 = 800全体 + 160個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---

ピクシーを誘導(注目させる)側と葦を回収する側に別れ、
僕はピクシーには敵対せず、葦の採集を専念します。

行動:森に入る前の道中に、ピクシーの好きそうな果実をいくつか回収。
森では仲間が縁起をしてピクシーたちの意識を向けている間、
一般技能の1つ「植物学」の知識を生かして
依頼主の求める【丈夫で切れない立派な蔓】を探しながら、
見つけたらサバイバルナイフで早々に複数で回収していきます。
仲間にもその特徴などを伝える事が出来たら伝えます。


ピクシーの泥棒対策:盗まれることが無いよう鞄にちゃんと仕舞う。
サバイバルナイフを使う際は、制服の一部を紐代わりに縛り、
盗まれないようしっかり握る。



グレイ・ルシウス 個人成績:

獲得経験:48 = 40全体 + 8個別
獲得報酬:960 = 800全体 + 160個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
目的:ピクシーを怯えさせることで、交流の架け橋を作る


担当:敵(エネミー)


行動:
土や泥で全身鎧を適度に汚し、他の仲間達とは別行動
ピクシー達と遭遇するだろう仲間達の横合いから姿を現せるよう
気配察知でピクシーと仲間達の位置を推測

現場到着以降自分が出現するまでは、忍び歩きと隠密を駆使して
気配を殺し、出現する直前で忍び足を止める
足を引き摺る様な音を立て木陰から跳び出し、抜き身の剣を振り被る

「魔物ハ、殺ス……皆殺シダ……!!」
低い声を意識して作りながら、ピクシーに斬り掛かる際も手加減無し
誰かが庇っても手は止めない。ただしあくまでやられ役と言う点だけは意識
追い詰められたら木陰へ踵を返し、帰路で倒れ休んでいる

プラム・アーヴィング 個人成績:

獲得経験:48 = 40全体 + 8個別
獲得報酬:960 = 800全体 + 160個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
■演目:泣いた赤鬼
■行動
①森に入る前にグレイさんが少しでもモンスターっぽい見た目になるように事前にモンスターの顔を描いた【厚手の布】を被せよう。これ、お化けだぞーって教会でやってた子供たち思い出すなー。

②グレイさんが森のピクシー達に危害を加えている所に良い感じのタイミングで登場してピクシーを庇うようにグレイさんと戦う【演技】をする。

③撃退した感を出して、ピクシー達に恩を売り一気に友好関係に持ち込む。また、【心理学】【人心掌握学】を使い意思疎通を試みたり、【自然友愛】で精霊を出してピクシーの遊び相手にさせたりしながら採取する仲間から気をそらさせよう。

④採取が終わったらさっさと帰宅。

白波瀬・静姫 個人成績:

獲得経験:48 = 40全体 + 8個別
獲得報酬:960 = 800全体 + 160個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【目的】
葦を集める為にピクシー達の信頼を得る

【行動・心情】
グレイさんがピクシーの信頼を得る為に、敵役を買って出て下さいました
その心意気に報いる為にも祖国で行われていた「殺陣」を成功させなくてはならない

基本の剣の型を応用して剣で攻撃
峰打ちと大怪我になりかねない頭は然り気無く狙わないようにしないと

えっと、確か祖国では前口上がありましたよね…

「勇者とは、弱気を挫き、悪を打つ。いざ尋常に、成敗!」

見よう見まねだからどこまで出来るか分かりませんが、頑張ります

あとは、キョウさんに視線が向かないようにプレゼントのつもりで持ってきたぬいぐるみを使ってチョウザさんに意識が向くように視線を誘導してみますね

サティア・ブランシュ 個人成績:

獲得経験:48 = 40全体 + 8個別
獲得報酬:960 = 800全体 + 160個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
●目的
蔓の採取をする

●行動
ピクシーに襲い掛かるグレイを止める芝居や
贈り物などで懐柔し彼女らと友好関係を結ぶ流れ
その間にオズワルド、キョウ達と共に蔓の採取を行う

>準備
「植物学」を持つオズワルドから蔓についての
特徴や取り扱いの注意点などを聞いておく

>道中
ピクニック気分で早春の花や鳥達の鳴き声を楽しむ
目的地前から「聴覚強化」や「聞き耳」で
羽音などを聞き洩らさないようピクシーを警戒する

>目的地
皆がピクシーを足止めしている間に蔓の探索及び採取
「聞き耳」で足止め状況の把握に努めつつ
持ってきたナイフを使って伐採、鞄に回収し持ち運ぶ
出来るだけ持ち帰るため他の人が持てない分も回収
鞄いっぱいまで採取する

マル=ファス・ヴェルガウス 個人成績:

獲得経験:40 = 40全体 + 0個別
獲得報酬:800 = 800全体 + 0個別
獲得友情:1
獲得努力:1
獲得希望:1

獲得単位:0
獲得称号:---
味方と連携して課題の成功に注力する。
戦闘に参加してしまった際には中距離からクロスボウで援護を行う。

キョウ・シュバルツ 個人成績:

獲得経験:40 = 40全体 + 0個別
獲得報酬:800 = 800全体 + 0個別
獲得友情:1
獲得努力:1
獲得希望:1

獲得単位:0
獲得称号:---
・蔓を集める事に専念する。
・とにかく皆の邪魔をしない程度に頑張る

チョウザ・コナミ 個人成績:

獲得経験:48 = 40全体 + 8個別
獲得報酬:960 = 800全体 + 160個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
ピクシーと戯れるモブやりまーす。

ザコちゃんは悪戯も気にしないし、後学のために受けたいし、真っ先にピクシーのとこに戯れに行くねぇ?
どーせ悪戯受ける覚悟で【会話術】で世間話しに行こ。【汚れ耐性】なモブだからその辺へーきだし。

暫くしたらクールな鎧様(グレイ)が奇襲襲撃に来る手はずだからー、ピクシー達を【得意を伸ばすⅠ】で【基本棒術Ⅰ】な【全力防御】で庇い身代わりになる系モブしとくね。
攻撃が痛いなら【忍耐】余裕風に耐え堪えて、そうでなくっても痛いいたーい、って【ハッタリ】かましとこ。

この寸劇的な流れでピクシーの警戒心収まり案件かもだし、お医者様志望のけんじゃ様(オズワルド)の採取時間稼げそうだしねぇ?

リザルト Result

●天気の良い昼下がり
 まだ日中でも肌寒さが残る春先。天気は晴れて絶好の採取日寄りである。
 ということで、魔法学園へ舞い込んだ(自称)偉大なる発明家の依頼をモンスター生態カリキュラムの授業の一環として、ピクシーが出没する地域での蔓採取を行うことになった魔法学園の生徒たち。
 それぞれこれから行われる採取や野外授業に思いを馳せながら丈夫な蔓が採取できるという森へと向かっていた。

「お天気も良いですし楽しいですわね!」
 【サティア・ブランシュ】はこれから出会う魔物、ピクシーへの警戒をつい忘れてしまいそうなほど、森へ向かう道中を楽しんでいた。とはいえ、いつ何が飛び出してくるかわからない野外において、警戒を怠るということはない。兎のルネサンスであるサティアはその身体的特徴を活かし、聴覚による警戒を得意としていた。
 目的の森までの道中は全員まとまって移動を行なっていた。のんびりとした昼下がりに似つかわしくないほどにあたりへの警戒をあらわにするのは【グレイ・ルシウス】だ。甲冑に身を包み剣を携えるグレイは、魔物が出現したのならば必ず切り捨ててやるという意気込みで道を歩いていた。グレイにとって例え誰も傷付けていなくとも魔物は魔物なのだ。今回のピクシーとて、学園側が討伐を禁止しなければたった一人だとしても殺す算段をたてるところであった。
 同じように辺りを警戒しつつ歩くのは【マル=ファス・ヴェルガウス】と【白波瀬・静姫】(しらはせ・しずき)だ。かなり安全な道のりではあるのだが、この二人はピクシーに渡せたら何かしら役に立つだろうと思われるアイテムを持参してきているのだ。それを目的地に到着する前にダメにするわけにはいかないということで警戒を高くしていた。
 マル=ファスはピクシーに縁深いクローバーの蜂蜜とリンゴの果汁で作ったはちみつ酒を。ピクシーに渡しやすいよういくつかの小瓶に分けている。
 また、静姫が持ってきていたのは人間的には小さめのぬいぐるみだ。ピクシーが持てるぐらいのサイズのぬいぐるみを出すことで興味を引くことができないかと考えているのだ。ピクシーが興味をもって欲しがるようであれば、このまま渡すつもりでもいたので汚すわけにはいかない。

 日が差す明るい道を歩いていれば、目的地の森はもうすぐそこまで見えてきていた。時折、森の奥のほうで小さな光がチラチラを輝いているのが見て取れる。ピクシーの羽が日の光を反射して輝いているようだ。遠目からでそれがわかるということはかなりの数がいることは間違いなさそうだ。
「それにしても、この作戦うまくやれると良いねぇ」
 【チョウザ・コナミ】は【プラム・アーヴィング】の荷物を眺めながらそう呟く。今回イタズラ好きなピクシーの友好関係を得るために一芝居打つことになっており、その道具を事前にプラムが用意してきているのだ。
 リスクがない作戦という訳ではないが、挑戦する価値がある作戦だろう。

 作戦の最終確認をしながら進めば、いよいよ森の外周へと辿り着いた一行。
「ピクシーって直接見るの初めてっす! ワクワクするっすよ!」
 【キョウ・シュバルツ】はこれから初めて見るピクシーにワクワクが止まらないようだが、与えられた仕事もきっちりこなさねばと考える。今回の授業に参加している半数で一芝居を打ってピクシーの気を引いてる間、もう半数は友好関係がうまくいかなかったとしても問題ないよう、その間に蔓の回収を行う手筈となっており、キョウは蔓回収の人員なのだ。
 【オズワルド・アンダーソン】は道中ピクシーが好みそうな果実を取ってきていたものをポケットの中へと忍ばせる。ピクシー好みの果実ならば率先して盗むであろうことから、あえて用意した盗まれ様のアイテムだ。もちろん盗まなくても差し出すことで友好関係が築ければ良い。流石に一芝居打ってる間全てのピクシーがそちらにクギ付けになるという訳ではないだろう。個々人でも対策はしっかりすることに越したことはない。他にも蔓を切るためのナイフは制服の一部に縛り付け、盗まれ対策もしっかりと出来ていることを確認する。
「よし、準備はこれで大丈夫ですね」
 周りを見渡せば他の生徒たちも皆準備が整っていた。
 これよりピクシーの妨害を乗り越えつつ、蔓採取クエストの始まりである。

●ピクシー陽動班
「さて、俺と静姫はグレイが現れるまで少し離れた位置に隠れていよう」
「はい、それまでしばらくの間よろしくお願いします」
 プラムと静姫はピクシー相手に一芝居うつのに、タイミングを見計らって登場する役まわりなため、すこし離れた位置で木陰や草むらに身を潜める。一人大回りして登場するグレイに関してはすでに森に入るときに分かれているし、蔓を回収する他4人も分かれて行動しており、残されたチョウザは一人ピクシーの元へと向かっていた。
「ま、ザコちゃんはイタズラされても気にしないし、後学のためにもなるし。一人ピクシーと戯れにいきますかね」
 二人が隠れた位置が目視できる範囲で、良さそうな場所を見定めチョウザは声を上げる。
「はぁーい、ピクシーちゃん、ザコちゃんとあっそびっましょー」
 両手を上げて無抵抗なことをアピールするとチョウザの周りには3体のピクシーが何もない空中から出現した。
 ピクシーはエリアル族の特性に似た容姿をしているが、体長はもっと小さい。エリアル族のさらに半分以下だろうか。
「……@$%ー#?」
「=¥+@$@?」
 何やらピクシー同士で会話をしているが、おおかた危険がないかどうかを話し合っているのだろう。3体ともチョウザに興味津々で、まるでおもちゃを見るかのような視線でチョウザの周りをぐるぐる回っている。
「そんなに見つめなくっても、ザコちゃんはただのモブちゃんだよ〜」
 おそらくこんなに無防備にピクシーの前で突っ立ってる人間も珍しいのだろう。まじまじと観察した後は頬をつついたり、マントをめっくったりとしてくる。
「#&%”#! ……+*@=*♪」
 しかしその行為は皮膚や服を引っ張ったり、小石を体に投げつけてきたりと、だんだんとエスカレートしていく。とうとうチョウザの顔面に熟れた果実がヒットした。果実の身は弾けるだけだが種が直撃してそこそこに痛い。
「ちょ、痛い、いーたーいー」
 少し大げさな反応の仕方をするが、汚れるのは構わないが、種や小石が地味に痛い。そろそろあのクールな鎧様こないかなーなんて考えていたところで、大きな音を立てながら草をかき分け進んでくる何者かが居た。
「魔物ハ、殺ス……皆殺シダ……!!」
 それは他の面々と違う方向から周り合流してきたグレイだった。なるべく低い声で述べた言葉は本音もあるのだろうが、声の調子からこれは危険な生き物だということがピクシーたちにも伝わったようで、自分たちよりも体が大きいチョウザの後ろへとさっと隠れた。
 ピクシーたちにはこの突然現れた何者かの正体がわからなかったことだろう。なぜならグレイは厚手の布を頭からすっぽりかぶり、正体不明な状態となっていたからだ。
 この厚手の布には奇抜な色で顔のような造形の何かが描かれており、不気味さを醸し出していた。実はこの布、モンスターっぽい見た目になるようにとプラムの手作りである。ちなみにこれはプラムがかなり真剣にモンスターを真似て描いたつもりのものであり、森の外で別れる時にプラムがグレイに押し付けたものである。グレイとしては土や泥で鎧を汚し、敵っぽさを出せばそれで良いと思っていたのだが、渡されてしまったうえに、たしかに人とわからなくしたほうが一芝居うつ効果は高まりそうだと思い、渋々だが布をかぶって登場ということになった。
「わあてきだぁ」
 チョウザが棒読みだが大きな声でそう声を上げると、隠れていたプラムと静姫が飛び出し、グレイとチョウザ&ピクシーの間に割り込みグレイと対峙する形になった。
 このような時たしか祖国では前口上があったと思い出した静姫は剣を鞘から抜き、声を張り上げる。
「勇者とは、弱気を挫き、悪を打つ。いざ尋常に、成敗!」
 これはピクシーと友好関係を築くための一芝居。それは敵役がピクシーを怯えさせ味方役がピクシーを助けることによって物理的に信頼を得るという方法であった。正直この生徒たちを送り出した学園側も想定していない方法であったことだろう。
 プラムと静姫がかばっている状態でもグレイはまだ引き下がらない。
「必ず守ります。やぁあ!」
「はぁああ!」
 グレイと静姫の殺陣が始まる。静姫は基礎のあるしっかりとした剣術を駆使しながら、ピクシーたちに魅せる殺陣を意識する。一歩間違えれば大怪我にもつながる真剣での打ち合いに、静姫は祖国でも行われていた殺陣を思い出しながら即興でこなしていく。
 かたやグレイはヤラレ役ということ点は意識しつつもピクシーを殺してしまいたい殺気を乗せて一撃一撃を繰り出しており、迫力は満載だ。
「もう少し下がって」
 二人が殺陣を行なっている間、安全と認識されたチョウザの後ろに張り付くピクシーたちを庇う仕草を見せるのはプラムだ。ピクシーたちに対して守ってあげてるというアピールであるが、微妙にその視線は殺陣を見ていない。というのも自分で作った布をかぶるグレイを見て、吹き出しそうになるのを堪えているからだ。プラム的にこういう機会でないとグレイのような堅物をいじれないよね、などという思惑があったらしく、見事その作戦は成功であった。
「てやぁ!」
 そうこうしているうちに殺陣は進展する。キィイン! という音とともに、静姫がグレイの剣を大きく弾き、グレイに当たらないよう、なおかつピクシーたち側からはまるでグレイを切ったように見える角度で剣を振り下ろす。
「グゥ!」
 グレイは一見やられたかのような声を出しながら後ずさる。ピクシーたちは恐る恐るチョウザの体から顔を覗かせ、こちらの様子を見ていた。そろそろ退散する良いタイミングだろう。グレイはそのまま背を向け、森の外へと逃げるような仕草で駆け出していった。
「%@¥%#! &*@=#!!」
 すると3体のピクシーたちから歓声が上がる。モンスターをやっつけたぞといった様子であり、チョウザとプラム、静姫の周りを飛び回り万歳をしている。この様子から無事ピクシーたちの信頼を得られたということが確認でき、3人は一安心である。この間に蔓も回収されていることだろう。
 安全を見て後もうすこしピクシーたちとコミュニケーションを取っていくことに。静姫はもってきていたぬいぐるみを取りだし、ピクシーの気を引き始めたのであった。

●蔓回収班
「順調ですね」
 ザッと蔓を切り落とし、回収をしながらマル=ファスはそうこぼす。ピクシーの気を引く班と森の外で別れた蔓回収班の4人は今の所、順調に蔓を集めることができていた。マル=ファスは持ち込んでいたクローバーとリンゴで作ったはちみつ酒の小瓶をいくつか周りの岩や木の枝の上などにおいている。近づいてきたピクシーがこの小瓶の方に気を取られてくれないかという考えである。
「向こうはピクシーと仲良くなってるんっすかね。意思疎通ができるならピクシーと仲良くもなってみたいっす」
 キョウは同じように蔓を回収しているが、考えるのはピクシーのこと。ピクシーを見ることにワクワクしているのに、なぜ蔓回収班に回ってるかと言われると、自分にできそうなことを考えた結果である。なので蔓を回収しつつ、あわよくばピクシーにもお目にかかりたいといった感じであった。もちろん仲良くはなりたいがイタズラされたり物を取られたりされたいわけではないので、荷物はしっかりを身に寄せながら、どの蔓がより丈夫そうか選別の作業にあたる。
「オズワルドさま、これなどはいかがかしら?」
 サティアは具合の良さそうな蔓を引っ張り、オズワルドに意見を求める。植物に詳しいオズワルドから皆すでに納品に必要な蔓の特徴や取り扱いの注意などはあらかじめレクチャー済みである。今回納品に必要な蔓はなんでも良いわけではないため、植物に詳しいオズワルドがいてくれるだけで作業効率はぐんとあがっていた。
「あぁ、とても良さそうです」
 当のオズワルドも丈夫で切れない立派な蔓をしっかりと見つけ、ナイフで素早く切り落とせばカバンの中へと締まっていく。効率よく採取されていく蔓によってオズワルドの鞄はどんどんその膨らみを増していく。
「それにしてもサティアさん。その……荷物の重さ、大丈夫ですか?」
 オズワルドの鞄もかなりパンパンであるのだが、それ以上にナディアの鞄はパンパンに膨れ上がっていたのだ。
「あら。わたし、こんなでもルネサンスですから結構力はありますのよ?」
 ナディアはにっこりと笑いながら、下げていた蔓でパンパンに膨れ上がった鞄を片手で軽々と持ち上げる。
「お爺さまはたくさん蔓をご要望のようですし! 量があればあるだけほうしゅ――いえ、なんでもありませんわ」
 確実に報酬も、と口にしそうになっていたナディアであるが、なんとか言い止まった。
「あら?」
 ふとナディアの耳がピコンと立ち、聞き分けた音の方を向く。その様子に4人とも視線をそちらに向けると、置いてあったはちみつ酒をいつの間にか現れた1体のピクシーがごくごくと飲み始めていた。
「わぁぁ……これが本物のピクシーっすかぁ」
 なるべく小声でだがキョウは感嘆の声を漏らす。小さくて可憐な印象があるピクシーだが、これでも魔物の一種である。こちらの視線に気づいたのか、ピクシーはこちらを向き少し警戒をし始める。
「僕たちは蔓を少し取りに来ただけなんです。――これ、どうぞ」
 オズワルドはなるべく優しく、静かに語りかけながらポケットに入れていた果実を取り出し、そっとピクシーへと差し出してみる。ここで仲間を呼ばれてしまっては大変だし、これでうまく敵意がないことが伝わればと願う。
 しばらくはちみつ酒と果実を見比べたピクシーだが、ふわりと飛んでオズワルドの手から果実を受け取る。それを持ってはちみつ酒の元へ戻り一口かじればニッコリと微笑み、それを脇においては酒をまたあおる。どうやらはちみつ酒のおつまみとしてちょうど良かったらしい。
 こちらの様子を気にすることなく食べ物に夢中になっているため、オズワルドは残った果実をはちみつ酒の横にいくつかセットして置いておき、4人はもう少し蔓を採取していくことにした。
 採取途中でもう一体のピクシーが現れたが、先のピクシー同様、酒と果実に夢中になっていた。
 4人が鞄に詰めるだけ詰めたころにはピクシーの姿はなく、そこには四葉のクローバーが2つ分だけ残されていた。どうやらお礼の品といったようであり、相談の結果オズワルドとマル=ファスがそれぞれいただくことになった。
 そろそろ陽動班も切り上げてる頃合いだろう。瓶や果物など、もともと森になかったものは全て回収し、いっぱいになった鞄を手に森の出口へと向かっていった。

●納品までがお仕事です
 無事に蔓を回収した生徒たちは日が陰り始めた道を談笑しながら歩き、依頼主である発明家の家まで納品をしに行った。
「はん、ひよっこどもにしては中々集めてきたようじゃな。ほれ、この量なら報酬はこんなもんじゃろ」
 皮袋からジャララと取り出した硬貨を渡され、皆でそれを分配した。
「そうそう、おじおじ。また蔓欲しくなった時、これ指に巻いてってみてよ」
 チョウザが取り出したのはカラフルな糸。チョウザの指にも糸が巻かれているのだが、森の中で自分の指に糸を巻き安全をアピールした後、この糸を使ってブレスレットを作りピクシーたちにプレゼントしてきたのだ。お揃いの糸なら、これを見て敵ではないとわかってもらえるかもしれないという。完全な保証はないのだが。
「ふん、そうじゃな。まぁ一応もらっておいてやろうではないか。ま、とにかくご苦労じゃったな」
 これにて蔓の納品の完了である。無事に授業の一環である納品が終わったことであとはそれぞれのペースで帰路へと向かう。この授業が生徒たちにとって良い経験となったことを願う。



課題評価
課題経験:40
課題報酬:800
ピクシーの妨害を乗り越えて
執筆: GM


《ピクシーの妨害を乗り越えて》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 1) 2019-02-20 00:15:56
さて。先ず挨拶だけ済ませておこう。
……と、言ってもそこの女勇者以外見知った顔だな。
黒幕・暗躍コース、グレイ・ルシウスだ。宜しく頼む。

差し当たり、今回は討伐は無しと聞いている。
納得はし難いが理解は示すつもりだ。出来る限り魔物の観察に務めたい。
役割的には採集中の囮が適当かと思うが、何か策が有るなら検討する。

《比翼連理の誓い》 オズワルド・アンダーソン (No 2) 2019-02-20 21:12:22
グレイさんとプラムさんは別の授業でお世話になりましたね。
こちらでもよろしくお願いいたします。
白波瀬さんはお初ですね、賢者・導師専攻のオズワルド・アンダーソンです。
以後お見知りおきを。(ゆっくりお辞儀をして)

そうですね、あくまで蔓の回収だけですからね。
とはいえ、ピクシーの悪戯にダメージが入りそうでちょっと怖いです。
ササッと回収して早めに退散出来たらいいのですが…
蔓ですか、植物学が役に立つでしょうかね…

《人間万事塞翁が馬》 サティア・ブランシュ (No 3) 2019-02-20 22:42:39
皆さまごきげんよう。
王様・貴族専攻のサティア・ブランシュですわ!
お初にお目にかかる方もどうぞよろしくお願い致しますわね。

討伐じゃないのは有難いですわよね。
悪戯は聴覚強化や聞き耳で気を付けようとは思いますが
どちらかと言うと罠のようなものが多いのかな? うーん…

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 4) 2019-02-20 23:40:59
効率的な採取を目的とするのであれば、植物学は有用だろう。
切断にナイフなり有った方が良いとは思うが、
或いは魔法で代用出来なくも、ないかもしれん。

悪戯は警戒も勿論必要だろうが、どちらかと言うと
必要最小限の採取担当に如何に魔物を近付かせないか。
と言う点を重視する形になるのではないだろうか。
まあ……そうなると一番手早い解決策は積極的に悪戯される。
と言う話に成りかねないのが難ではあるが。

《優秀経理》 白波瀬・静姫 (No 5) 2019-02-20 23:58:07
大体の方は初めましてでしょうか?
勇者・英雄コース所属、ヒューマンの白波瀬 静姫と申します。
以後、お見知りおきを。

採取するなら私の剣で代用は出来そうですね。
うーん、囮とか出来れば効果的な気もするんですが…。
肝心のピクシーが食いつかないと意味は無いですよね。

…購買で気を引きそうなアイテムって干し肉しか思い当たらないのですが…。
(難しい顔をしながら)

《比翼連理の誓い》 オズワルド・アンダーソン (No 6) 2019-02-21 01:32:22
植物学が役立ちますか、それを聞いてホッとしました。
僕は採取メインにさせていただきますね。
ナイフとか持ってってもいいかなと思っていたのですが、
ピクシーは物を盗むのでちょっと悩んでます。
大きくて重いものなら盗めないと信じたい。
もしくは盗まれないよう紐できつく縛っておくとかいくつか対策を考えませんとね。
白波瀬さんの剣でナイフの代用はいいかもしれない

ピクシーは喋れなくとも言葉も通じるみたいですから、説得してみるのも1つの案かなと。

《優秀経理》 白波瀬・静姫 (No 7) 2019-02-21 08:12:33
説得…。
身振り手振りで、ですよね。
…ちょっと、ぬいぐるみを買ったからぬいぐるみをプレゼントするつもりで説得してみたら良いでしょうか?

構って欲しくて盗んでしまうみたいだし…こちらが構い倒せばあるいわ?
お友達になって欲しいってジェスチャーはどんなのがいいでしょうか…(しきりに色んなポーズを取りながら

《ゆうがく2年生》 マル=ファス・ヴェルガウス (No 8) 2019-02-21 09:33:47
遅くなりました。
皆さんこんにちは、村人従者コースのマル=ファス・ヴェルガウスです。
説得という選択肢私もお力になりたいと思います。
お酒をふるまってみたいと思うのです、自家製のミードを。
クローバーの蜂蜜とリンゴの果汁で作ったものが出来上がったのでピクシーはクローバーに縁が深くリンゴも好むと聞いたものですから捧げものには向いていると思うのですが。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 9) 2019-02-21 22:06:01
あー、もしかして俺が最後かな。ごめんね。
賢者・導師専攻のプラム・アーヴィングだよ。
皆、今回も適当によろしくー。

なるほど、今回は友好的にいくのか。ふーん。
じゃあ、職業技能より一般技能の方が役に立つ感じだね。
俺の場合は、ピクシーが知的交流可能だから
【心理学】/【人心掌握学】で何とかならないか頑張ってみるよ。
あとは…【演技】?

《人間万事塞翁が馬》 サティア・ブランシュ (No 10) 2019-02-21 22:25:43
う、グレイさまの言われるとおり足止めがメインでしたわね…失礼致しました。

わたしも採取を手伝わせて貰おうかなぁ…
オズワルドさまの採った物を参考にさせて貰えれば!

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 11) 2019-02-21 23:16:43
いや、謝ることはない。それも含めての相談だ。

説得か。なるほど、俺には難しいアプローチだ。
良い案だと思う。ぬいぐるみを使うのもなかなか興味深いな。
郷里でシスターが子供達相手によくやっていたのを見たことがある。
……あれだろう。……そう、腹話術……だったか。
確かに子供受けは、良かった覚えがある。

演技も、活かしようはありそうだな。
となると、俺はあまり友好的手段では上手くいかなかった個体に
対応しておいた方が良さそうか。念には念を、入れて損はない。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 12) 2019-02-21 23:44:55
……と、少し考えてみたのだが。
相手は恐らく最初の段階で悪戯する気全開だろう。
正攻法で話し掛けても対話に応じてくれるか不確定だ。やや不安が残る。
そこで、初対面での印象を良くする為に一芝居打つのはどうだろう。

要するに、俺が魔物達に襲いかかるので、
それを幾人かで退治する。無論本気で構わん。ヒーラーも居るしな。
上手く運べば、共通の敵を前に一気に距離が縮まるかもしれん。
と、思うのだが如何か。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 13) 2019-02-22 00:03:50
なるほど、言語がわからなくても状況で理解できるから恩を売る形で取り入ることが出来るね。賛成。

でも一応修道士だから仲間に攻撃なんて心が痛むなー。
グレイさんプチラドとプチヒドどっちがいい?

あと、回復魔法が使える人いるならピクシーにかけてあげてもいいかもねえ。

《優秀経理》 白波瀬・静姫 (No 14) 2019-02-22 16:52:03
なるほど、恩を売る…というと聞こえは悪いですが。
共通の敵を倒すことで仲間意識を持たせる感じでしょうか。

えーと、なんと言うんだったか…。
祖国では確か「殺陣」と呼ばれる剣で行う演舞のような物があったはず。
見よう見まねになりますが『基本剣術』を駆使すればある程度は本気で戦ってる風を装えるかもしれませんね。

怪我をさせないように出来るだけ配慮させて頂きますね。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 15) 2019-02-22 20:02:37
あ、そうだ。
今後、人が森に立ち入った時に今回の件でピクシーが警戒しちゃうかもわからないから、グレイさんをぱっと見人間に思わないような見た目にしておいた方が後腐れなさそうだよなぁなんて思ったんだけど。
うーん厚手の布被ってく?

《新入生》 キョウ・シュバルツ (No 16) 2019-02-22 21:39:13
こんにちわ、まずは自己紹介を。
種族はヒューマンで専攻は勇者・英雄のキョウです。

初心者ゆえに、キャラの方向性も見失ってるっすけど
今回は蔓を集めるという事で、どうにかなるのでは。と思い参加したっす。

右も左もわからないので、蔓を集める事に専念するっす

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 17) 2019-02-23 00:22:56
ピクシーと戯れられる課題まだ人数空いてんじゃーん、って参加を投げてから締切直前だと気づいたザコちゃんであった。
余計無駄な人員だったら、ごめんね?そのぶんザコちゃんなーんでもやっちゃうから許して案件。肉盾でも。

(第六感で相談の流れをざっくり確認する仕草)
ふんふん、基本的にはピクシーには友好的仲良しに、その為に襲いかかるピクシーから防護救助なお芝居って感じぃ?
東の国のおとぎ話にそんなのあった気がするねぇ。赤いデーモンと青いデーモン的な。

そったらザコちゃん、ピクシーの悪戯くらいながらも不意打ちから庇いだす系モブとかやっても良さげ?
【ハッタリ】かまして実際よりもきゃーいたーい。ってできるし、うっかり本気の攻撃受けちゃっても【忍耐】力わりとあるし。
あとザコちゃんが個人的にガンガンいたずら受けたいっていう希望込みこみなのもあるしぃ。しんどそうだけど後学のために、ね。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 18) 2019-02-23 01:14:07
新たな勇者か。蔓の回収に人手は必ず必要だ。
手助けは助かる。植物関連はそこの医師見習いの賢者が詳しい。
切断の仕方、適切な保存など情報共有しておくと良いだろう。

モブが力を貸してくれるのも心強い。宜しく頼む。
俺も赤いオーガと青いオーガの逸話など、そんな感じを想定していた。
そしてプチラドとプチヒドならまだ、プチラドの方が、マシではあるな……

という訳で、怪我しないようにと言う配慮は助かるが、
死なない程度であれば問題ない。人間に見えないように、は難しそうだが
逆に人間に見えた方が人間にも色々居る。と伝わって良いかもしれん。
とは少し考えていた。そも全身鎧の時点で余り人間に見えんかもしれんが。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 19) 2019-02-23 01:16:11
とりあえず、鎧を意識的に土と泥などで汚し、
暗がりから登場する等、不気味さを演出するだけはしてみよう。
どの程度小細工が通じるかは分からんが、幸い他にやることも無い。

《優秀経理》 白波瀬・静姫 (No 20) 2019-02-23 02:50:42
キュウさんとチョウザさんは初めまして。
こちらこそ、人数が多い方が手分けして集められますから。
とても助かります。

<葦集めについて
葦を集めて下さるならとても助かります。
なら、キュウさんが葦集めに集中出来るようにするためにも悪戯がいかないようにこちらに意識を向かせる方が良さそうですね。

<悪戯について
ふむふむ、チョウザさんが悪戯を受けて下さるなら、さりげなくそちらに注意を引き付けるように仕向けてみますね。

<お化けの役
了解ですよ。
私の方では出来るだけ峰打ちにして怪我が無いように努めさせて頂きますね。

《優秀経理》 白波瀬・静姫 (No 21) 2019-02-23 11:08:51
【PLより】
本日生地獄…げふんげふん。
夜勤で恐らく掲示板これ以上汲めなさそうなので、プラン貼っておきます!
申し訳ない;

 アクションプラン
【目的】
葦を集める為にピクシー達の信頼を得る

【行動・心情】
グレイさんがピクシーの信頼を得る為に、敵役を買って出て下さいました
その心意気に報いる為にも祖国で行われていた「殺陣」を成功させなくてはならない

基本の剣の型を応用して剣で攻撃
峰打ちと大怪我になりかねない頭は然り気無く狙わないようにしないと

えっと、確か祖国では前口上がありましたよね…

「勇者とは、弱気を挫き、悪を打つ。いざ尋常に、成敗!」

見よう見まねだからどこまで出来るか分かりませんが、頑張ります

あとは、キョウさんに視線が向かないようにプレゼントのつもりで持ってきたぬいぐるみを使ってチョウザさんに意識が向くように視線を誘導してみますね
 -----------------------------------------------
 ウィッシュプラン
『勇者原則』にて前口上を行い助けに来た感をアピール


『基本剣術』『信用』『演技』を駆使してグレイさん相手に殺陣を行い、ピクシー達に魅せる演技をする

殺陣の際は刃を向けず峰打ちを心がける

何故刃を向け無いのかをピクシーが不思議がるようなら
伝わるか分からないけど
「勇者は守る為に存在するから。不必要に傷つけなくない」
と伝えてみる

仲良くなれそうならぬいぐるみを使いながら然り気無くチョウザさんに視線が向くように仕向ける
この時、葦を集めているキョウさんが視界に入らない位置を確認しながら視界を誘導する

また、こちらには敵意はなく友達になりたくて来たと伝えてみる

最後にぬいぐるみをプレゼントする

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 22) 2019-02-23 19:15:54
……生き地獄。良くは分からんが、
課題前に死ぬなよ……健闘を、祈る。

そして受付締め切りまで残り5時間を切った。
そろそろプランをまとめておくと良いだろう。
ギリギリまで確認はするつもりだが、
これ以上然程は、作戦も変わらんだろうからな。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 23) 2019-02-23 20:05:09
(目を輝かせて三度見)え、クールな鎧様、兜の中でプチラド使った系?え、すご…おもしろっ………!
…んんん。ザコちゃんもさっき…さっき?ちらっとポロッと言った感じのプランてーしゅつしとくねぇ。

どーせ悪戯されるつもりで、真っ先にピクシーに友好的に?【会話術】で話しかけ語りに行ってー、
暫くしたらクールな鎧様が襲撃奇襲に来る?からピクシー達を庇ってー、痛くなくても【ハッタリ】かましてー。
痛いなら【忍耐】で耐えるしそれはそれ。遠慮躊躇いしないでズバーってしてくれてもいーんじゃん?
そんなこんなでピクシー達の視線と気を引いてるうちに、お医者様志望のけんじゃ様達が採取できるようにーって感じぃ?

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 24) 2019-02-23 20:25:17
……いや、隠し芸ではない。

まあ、ピクシー、だったか。それと交流する分には
動きと態度で友好であることがアピール出来ていれば
特段問題はないと思う。その間に採取が完遂さえすれば、
後は速やかに帰路を辿るだけだ。難しくはない。

あとは、別れ際に何か心残りがあればしておいても良いだろう。
いつか、某かの未来に繋がるやもしれん。

《新入生》 キョウ・シュバルツ (No 25) 2019-02-23 23:34:30
白波瀬・静姫さん、みなさん
助かります。あっ口調、助かるっす

蔓集めに専念させていただくっす!!