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夜闇の双風



ストーリー Story

「『ジーナフォイロ』ですか……」
「はい……」
 対応した女教師の前で、カリナ村の村長は深く溜息をついた。

 カリナ村は学園から北に数十キロ離れた場所にある、小さな村。そこの村長が、フトゥールム・スクエアを訪れていた。
 彼は語る。
 カリナ村は地理的に水資源に乏しい場所にあり、慢性的な水不足に悩まされている。僅かな河川も夏は日照り、冬は凍結によって使えなくなり、都市部から水を運ぶために毎年多くの労力と金銭を消費している。それでも村を廃棄しないのは、ひとえに住民達が先祖が途方もない努力の果てに作り上げた村を愛しているから。事実、どんなに厳しくとも、村を出ていこうとする者はここ百年、いないのだと言う。
 そんな住民達の、心の支えになるものがある。
 それは、『神の掌』と呼ばれる泉。
 季節に寄る事なく、こんこんと水が湧き出るそれ。夏に干上がる事もなく、冬に凍る事もない、村の最後の生命線。
 水が乏しければそこから汲み、食料に窮すればそこで魚を獲って凌ぐ。
 長い年月、そうやって皆を助けてきた泉は名実ともに村の守り神。どんな苦難でも、この泉があれば乗り越えられる。ささやかな信仰心すらもって、村は泉と共に歩んできた。
 しかし、ある日それが一変した。
 一ヶ月ほど前から、件の泉に夜な夜なつがいのジーナフォイロが現れるようになったのだと言う。
 『ジーナフォイロ』。
 蝙蝠の身体と翼に、人と豚を足して二で割った様な顔をくっつけた様な姿をした体長2メートル程の原生生物。
 あまり研究が進んでいない生物で、進出鬼没。生息環境も分からない。せいぜい夜行性らしいという事くらい。
 空飛ぶ巨大ドブネズミとでも思えばいいのかもしれないが、ネズミにはない特性がある。それは『毒気』。これが、生物学的な研究が進まない最大の理由。身体から常に異臭と共に毒気を発していて、周囲の生物・環境に影響を及ぼすのだ。
 所謂『魔物』ではないのだが、場合によってはそれの方がいくらかマシなんじゃないかと思える様な迷惑生物。
 そんな輩が、村の希望である泉に居着いてしまったのだ。
 件のジーナフォイロ達は日暮れと共に泉に現れては水を飲み、水浴びをする。その度に、身体から出る毒気が水に溶けて混じっていく。
 結果、泉の水は毒水と化し、住む魚は死に絶えてしまった。
 このままでは泉は死泉となり、村の生命線は絶えてしまう。
 幾度か村の者で追い払おうとしたものの、自分達の強さに自信があるのだろう。全く逃げようとしないばかりか、逆に関わった村人が毒気にあてられて寝込む始末。
 ここに至って、噂に高い学園の関係者に協力を仰ごうと言う意見が村人の総意となった。
 村人が持ち寄ったなけなしの財産。それを依頼料としてテーブルの上に置きながら、村長は頭を下げる。
 その頼みは、一つ。
 何とか、ジーナフォイロがこれ以上泉に近寄らない様にして欲しい。ジーナフォイロさえ来なくなれば、泉は自らが吐き出す湧き水によって浄化され、いずれは元の姿に戻る筈。そうすれば、今は消えている魚や他の動物達の姿も帰ってくるだろうと。
 確かに。
 女教師は考える。
 ジーナフォイロは、一般人でどうにかするには些かハードルが高い。とは言え、真性の魔物の様に敵対的存在でもない。関わりあっても、命に危険が及ぶ可能性は低い。正しく、これは勇者の修行課題として相応しい。そして、彼女がそう思う理由はもう一つ。
 村長は、こうも言っていた。
 件のジーナフォイロ達。追い払っては欲しいが、命までは取らないで欲しいと。
 いかに有害な生物であろうと、自分達と同じ厳しい地で懸命に生きる者。無闇に殺める事は、忍びない。まして、件のジーナフォイロはつがい。何処かに、子供もいる筈。そうであれば、尚更。どうにか、追い払うだけで収めて欲しい。
 それもまた、村人達の総意だった。
 女教師はこうも、思う。
 人の悩み苦しみを救うのは、勇者の努め。けれど、命を尊び、分け隔てなく守るのもまた勇者の努め。
 この件は、それを学ぶにも相応しい課題となろう。
「頭を、お上げください」
 彼女は、テーブルに置かれた金袋を村長に向かって押しやりながら言った。
「ご依頼、お受けいたします」

 ジーナフォイロに関する案件。それに参加する生徒の募集が始まったのは、その日の午後の事だった。

 それから数日後。国の北方、カリナ村は件の泉のほとりに、あなた達の姿があった。
 本来は、澄んだ水で満たされているであろう泉。それは今、ドロリとした鈍色に濁り、異様な臭気を放っている。中を覗けば、漂うのは腹を見せて浮く魚と枯れて漂う水草の成れの果て。
 被害は思いの外、甚大らしい。
 視線を上げると、遥かな山峰に赤く染まった夕日が沈んでいく。
 日が暮れる。じきに、『彼ら』の時間。
 もう一度、持ってきた装備品を確かめる。
 最後の視界を照らしていた、斜光が消えた。ゆっくりと、満ちていく闇。しばしの間。やがて、どこからともなく漂ってくる酢酸の様なすえた臭い。肌に感じる、チリチリとした刺激。空気が、澱んでいくのが分かる。そして、
 聞こえた。
 さほど遠くない、上空。羽が夜気を打つ音と、壊れたカスタネットの様な濁った声。
 上を見上げる。掲げたランタンの、淡い光。その中を、何か大きな影が横切った。
 道具を握る手が、汗で滑る。強くなる臭気。大きくなる羽音。身体を蝕む、不快感。
 ゲタッ! ゲタゲタゲタッ!!
 哄笑の様な鳴き声が、唐突に鼓膜を震わせた。
 泉に舞い降りる、二つの影。赤く濁った眼光が、こちらを見て笑んだ様な気がした。

 夜の宴の、始まりだった。


エピソード情報 Infomation
タイプ EX 相談期間 8日 出発日 2019-03-15

難易度 普通 報酬 通常 完成予定 2019-03-25

登場人物 5/8 Characters
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。
《ゆうがく2年生》御影・シュン
 ルネサンス Lv11 / 黒幕・暗躍 Rank 1
おおっ!貴殿…初めましてでござるな!? しかも拙者と同じく新入生と見える! これは自己紹介といくでござろう! 拙者は御影・シュンでござる!あ、「ミカゲ」が苗字でござるよ。 種族は見ての通り祖流種…ルネサンスで、専攻は黒幕・暗躍科でござる! 敵地に忍び込んでの情報収集や、嫌いなあんちくしょうの闇討ちはお任せあれでござるよ! ……あ、物騒でござったか? そうでござるなー…居なくなったペットの捜索とかも請け負うのでござるよ!犬いいでござるよね!なんか親近感湧くー! 細々とした依頼は是非、拙者を頼って下され!…成功報酬は頂くかもしれないでござるがね? 拙者、ご学友の皆と比べるとちょーーっと歳が行っているでござるが、仲良くしてくれると嬉しいでござる! ◆プロフィール 狼のルネサンス 身長176cm 赤味がかった茶の短髪 素早く動く事に特化したしなやかな筋肉を持つ 顎と口元にかけて刀傷の跡が残っている 性格は明るく、社交的 表情がころころと変わり、喜怒哀楽もやや大げさに表す ただし人によっては、その感情に違和感を覚えるかもしれない 実は「ござる」口調はキャラ付けの意味で使っている ボロが出ると標準語になる 「シノビも客商売でござるからね~。キャラ付けは、大事。」 ※アドリブ歓迎でござるよ! ※フレンド申請も歓迎でござる!
《神(仮)》ゼクト・ゴッドマイヤー
 アークライト Lv13 / 教祖・聖職 Rank 1
【外見】 超絶美形のお兄さん 藍色の髪にウェーブセミロング 両目共に青 右目の下に泣きぼくろがある 細マッチョな理由は神だから鍛えないと皆の願いが叶えられないから 【性格】 自分のこの美貌、最早神だと思ってる 偉そうでナルシスト だけど皆の幸せを常に考えている 争いも嫌い 自分は神だから下々の願いを聞いて叶えてあげる義務があると思い込んでる 自分を信仰してくれる人達にひたすら優しい あと声がでかくオーバーリアクション気味でよく劇団の人に間違えられる 【入学理由】 教祖を履き違えており、教祖というか神になりたがってる 自分の「ゼクト教」の教えを説く為に日々奔走中 ちなみにゼクト教の教えは 1、皆仲良く 2、楽しく 3、自分を崇めて だけである。 『背後理由』 神になれそうな美貌もあり、力も恐らく手にいれた(アークライトになれたから)後は信仰してもらい、自分が死ぬ事で神としての自分を全うできると考えている。 その為にも教祖としての勉強が必要だった。 ※アドリブ絡み大歓迎!
《新入生》リア・カレット
 ヒューマン Lv4 / 勇者・英雄 Rank 1
リア・カレットといいます。 幼いころは孤児院で生活していました。 実は、とある絵本の物語に興味を持っているんです。 その登場人物に憧れ、冒険家になることが私の夢です。 勇者や英雄なんて私には恐れ多いですから(汗 お掃除やお洗濯は任せてください!大の得意なので!! ==========以下プロフィール詳細========= 身長:154cm 体型:細身でややある(C) 髪:焦茶色のミディアム 前髪の左目上の部分に髪留めをしている 性格:優しく真面目だが初対面相手だとよくテンパる (自分1人の時は必ずと言っていい程) 趣味:家事全般(特に掃除と洗濯が大得意) 好物:ホットミルク 寝る前によく飲んでいる 苦手なもの:虫全般 ハチに襲われたことが原因 見たり聞いたりするだけで動転し、特徴を事細かに説明する 装飾:鳥の片翼の形をした銀の髪留めをしている 物心ついた時からつけていたらしい 服装:授業時は基本制服 戦闘が発生しない授業や放課後は私服を着用 出生:物心ついた時から孤児院で生活。捨て子か孤児かは不明。孤児院は年若いシスターが院長を務め、幼児から青年までの男女が共同で生活していた。学園に入学すると決めた時は皆が応援してくれた 口調:年齢差関係なく「~です」「~ですね」の丁寧口調 二人称:英名の場合はファーストネーム、 和名の場合は名前 年齢差関係なく、どちらも「さん」を付ける
《マルティナの恋人》タスク・ジム
 ヒューマン Lv36 / 勇者・英雄 Rank 1
村で普通に暮らしていましたが、勇者に憧れていました。 ここで学んで一人前の勇者になって、村に恩返しをするのが夢です。 面白いもので、役所勤めの父の仕事を横で見聞きしたことが、学園の勉強とつながり、日々発見があります。 (技能はそういう方針で取得していきます) また「勇者は全ての命を守るもの、その中には自分の命も含まれる」と仲間に教えられ、モットーとしています。 ※アドリブ大歓迎です! ※家族について デスク・ジム 村役場職員。縁の下の力持ち。【事務机】 (※PL情報 リスクの子) ツィマー・ジム おおらかな肝っ玉母さん。 【事務室・妻】 シオリ・ジム まじめできっちりな妹 【事務処理】 チェン・ジム のんびりマイペースな弟 【事務遅延】 ヒナ・ジム 可愛い末っ子 【事務雛型】 リョウ・ジム 頑固な祖父 【事務量】 マーニー・ジム 優しい祖母。故人 【事務マニュアル】 タックス・ジム 太った叔父。【税務事務】 (※PL情報 リョウの子) リスク・ジム マーニーの元婚約者でリョウの兄。故人【事務リスク】 ルピア・ジム 決まった動作を繰り返すのが大好きなグリフォン。【RPA事務】 ※ご先祖について アスク・ジム 始祖。呼吸するように質問し、膨大なメモを残す。【事務質問】 「あなたのお困りごと、お聞かせいただけませんか?」 セシオ・ジム 中興の祖。学園設立に向けて、土地や制度等に絡む諸手続きに貢献。【事務折衝】 「先祖の約束を今こそ果たす時。例え何徹してもやり遂げる!」

解説 Explan

【目的】
 北の村、カリナ村がつがいのジーナフォイロによる水源汚染で悩まされています。
 二匹のジーナフォイロを追い払い、二度と水源である泉に近づかない様に何らかの処置をしてください。
 ジーナフォイロはつがいであり、子供がいる事が予想されます。傷つけたり、殺したりしてはいけません。出来うる限り、無傷あるいは軽傷程度で追い払ってください。

【カリナ村と村人について】
 学園から北に数十キロの方向にある、小さな村です。
 水資源に乏しい村で、生活の基盤を『神の掌』と呼ばれる泉に頼っています。
 村人は優しくて親切な人が多く、特に今回の事案については協力的です。必要な物資を頼むと、可能な限り提供してくれるかもしれません。

【神の掌について】
 カリナ村の外れにある、10メートル四方の泉です。
 綺麗な湧き水で満たされた、美しい泉です。水不足に悩む村の生命線でしたが、ジーナフォイロの毒気で汚染され、見る影もなくなっています。
 周辺には潅木や岩場があり、立体行動が可能。
 水深は深い所でも腰くらいまで。歩いて横断する事が出来ます。
 水は現在毒水となっており、飲用は不可。長く触れていると接触部が爛れてきます。

【ジーナフォイロについて】
 夜行性・闇属性の飛行型原生生物で、森林から都市部と様々な場所に出没します。
 体長2メートルほど。巨大な蝙蝠に人と豚の中間の様な頭部をくっつけた姿をしています。性質は荒くはありませんが、カラス並みの知能を持ち、狡猾な一面を持っています。
 身体は異臭を放ち、毒気を発します。
 毒気は人間大の生き物に対しての即効性・致死性はありませんが、長く浴びていると行動不能の状態異常を引き起こします。これに関しては、到着時に村から一時的に中和効果のある薬草が3枚ずつ提供されます。
 光を強く忌避する傾向があります。光アレルギーとでも言える様な性質で、光量によってはそれだけで直接攻撃を受けた様なダメージを与える事も可能です。


作者コメント Comment
 こんにちは。土斑猫です。
 今回は、村の存続と一生物の生存。その両方を担う課題です。

 ジーナフォイロの撃退には、解説内の情報の他に、実際のカラス撃退法などを応用してみてもいいかもしれません。色々なアイデアを出してください。

 村人とジーナフォイロ。双方の共存を目指し、奮戦してくれる事を祈ります。
 頑張ってください。


個人成績表 Report
チョウザ・コナミ 個人成績:

獲得経験:117 = 97全体 + 20個別
獲得報酬:4800 = 4000全体 + 800個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
でろでろした飛ぶ生物の追っ払いだって。モブ的には腐食覚悟で雑に棒振り回すべき?

なんか最初はゆーしゃ様達の威嚇とか泉の水面プチラドで追い出しワンチャン?な空気っぽいから合わせて強そうに見せる【ハッタリ】かましつ【殴打の構え】しとくね。

腰に【ランタン】付けてっから最低限の視界は確保出来てるだろーけど、それと別に村で借りられるだけの松明借りといて、1本は火付けてザコちゃん左手に持ち所持。
残り松明は全部泉の陸地淵にぶっ刺し固定固めとく感じ。

もし威嚇じゃ駄目なら光量実力行使しかないし?石投げ【投擲(小物)】で【挑発】して、あの生物がこっち来た時点で持ち所持の松明で地面の松明全部に火つけて眩しくするねぇ?

御影・シュン 個人成績:

獲得経験:146 = 97全体 + 49個別
獲得報酬:6000 = 4000全体 + 2000個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
◆目的
ジーナフォイロが人里に近付かない様仕向け、水場を取り戻す

◆準備
村の方々に協力して貰い、網状にした縄に鳴子(木片?)を付けた物を作り
拙者用に松明を1本用意して貰う
陣地作成Ⅰを使用し皆と協力して罠の準備

準備後は隠密
じっとその時を待つでござる
◆夜
プチラドに合わせて奇襲攻撃Ⅰを使用した不可視気Ⅰを飛ばす
対象は罠により近い個体
混乱して罠に掛かる様仕向ける

戦闘になれば別個体に不可視気Ⅰ使用
彼らの恐怖と音を結び付ける為に、折を見て鳴子を鳴らす

◆対策
原因を探り対策せねば再発の可能性は高いでござ
逃げた彼らを隠密しながら追跡し少しでも情報を持ち帰りたい
月明りを頼りに逃げた彼らを強く刺激せぬ様細心の注意を払う

ゼクト・ゴッドマイヤー 個人成績:

獲得経験:117 = 97全体 + 20個別
獲得報酬:4800 = 4000全体 + 800個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【目的】
ジーナフォイロを泉に近づけないように対策

【行動・心情】
ふむ、泉がジーナさんの毒に犯されているのか
なんとか近づけない方法を考えなければ

まずは村人が毒に犯されているなら『デトル』で回復
他の皆も毒にかかっていたら回復しよう

そして『陣地作成』で拠点を作る
道具なんかはここに置いて貰おう

泉の近くで待機してジーナさんが泉に入ってくるのをじっと待つ
入って来たら満を持して『プチラド』を泉に落とすよ

なに、死にはしないよ
感電するから死ぬ程痛いかもしれないがね

トラウマは植え付けられるとは思うがまだ戻ってくるようならいよいよもって『プチコード』を撃たなきゃいけなくなるね

松明が灯った明るい泉に来る事になるけどね

リア・カレット 個人成績:

獲得経験:146 = 97全体 + 49個別
獲得報酬:6000 = 4000全体 + 2000個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
【目的】
1.ジーナフォイロ達を威嚇して追い払います
2.追い払ったジーナフォイロ達を追跡して事態解決の手がかりを探します

【行動】
・戦闘前
罠などの設置を行う方がいれば、「陣地作成Ⅰ」でお手伝いします。

・戦闘
片手に武器、空いた手にランタンを持って威嚇をします
追い払うことが目的なので武器は当てないように注意して振るいます
相手が攻撃的行動をとった場合は「基本回避Ⅰ」や「ランスステップ」で避けます
回避の際、泉に落ちないように自身の立ち位置には注意します

・事後処理
目的1を達成したら、追跡して彼らがやってきた原因を探します
目的2の成否に関わらず行動後は泉に戻り、他の方のお手伝いをします。

タスク・ジム 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:292 = 97全体 + 195個別
獲得報酬:12000 = 4000全体 + 8000個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
【事前調査】で神の掌の周辺地形を調べる。
【事前調査】【生物学】でジーナフォイロの発生位置の予測を立て、生態も詳しく調べる。
地形と発生位置の情報を元に効果的な位置を仲間に口頭と説明書で伝え、網・鳴子を一緒に設置する。
出現後、網・鳴子・仲間の技能でも撤退しなければ、前衛で【勇者之斬】【勇者斬り】を、当てないように発動。大声も上げて威嚇する。仲間が傷つきそうになったら身を挺してかばう。
追い払ったら、忍者シュンさんの後方からこっそり追跡。その挙動と事前に調べた情報を合わせ、今後泉に近づかずにすむ手がかりを探す。結果がどうでも追跡後は泉に戻り、今後の泉への進入阻止対策をする仲間を手伝う。アドリブA。

リザルト Result

 そこは、どんよりと濁った空気に満ちていた。
 下に広がるのは、10メートル四方程の泉。本来、それを満たしている筈の清水は今はない。あるのは、不気味な色に濁り、異臭を放つ水の成れの果て。腹を上にした魚が幾匹も浮かび、腐り果てた植物の破片が漂っている。
 泉が、死にかけている事は明白だった。
 日が沈む。遠く山の丘陵に、朱い斜光が消えていく。
 今日もまた、宴が始まる。全てを毒に染める、嘆きの宴が。
 消える光。満ち行く夜闇。その中を、何かの影が通り過ぎる。
 ゲタゲタゲタ。
 響く哄笑。そして世界は、闇に堕ちた。

「うーん。なかなかの出来栄え、完璧ぱーぺきって感じぃ?」
 泉の上に張られた縄。そしてそれに括りつけられた鳴子を確認して、【チョウザ・コナミ】は満足そうに頷いた。
「うむ。松明もそれなりに準備できたし、用意は万全。ぬかりなしでござるな。村人の方々には、感謝せねば」
 そう言いながら、【御影・シュン】(みかげ シュン)も相槌をうつ。
 少し離れた所では、【リア・カレット】が手伝いを終えた村人達の誘導を行っている。
 その脇で、何人かの村人に囲まれて拝まれているのは【ゼクト・ゴッドマイヤー】。
 神と自負し、その役目は下々の者達の願いを叶える事と考えている彼。村の生命線の泉が『アレ』の毒で犯されていると聞いて、それではと持てるだけの水を担いで持ってきた。日々鍛えている、成果。それを、病人や幼い子供のいる家優先で配ったために非常に感謝されて今に至る、と言う状況。
 当の本人は、そんな村人達相手に、まあまあとドヤ顔で謙遜しつつ何やらビラを配っている。遠目に『ゼクト教の勧め』などと書いてあるのが見えるが、今は気にしないでおくのが吉だろう。
「罠の設置、確認、終わりました!」
 向こうから走って来た【タスク・ジム】が報告する。
「すまぬでござるな、ジム殿。貴殿が敵の出現位置を予測してくれたお陰で、やりやすかったでござる」
「えへへ」
「新入生のゆーしゃ様、ごくろーさま。さてさて、お後は例の御夫婦のお出まし顕現を待つばかりだけど……」
 遠くの山峯に落ちていく夕日を、水タバコの瓶越しに眺めながら、チョウザは呟いた。
「上手く回って、くれるといーねぇ」

 日の光が消えてから、しばし。異変は、起こった。
「何か、変な臭いがしませんか?」
 リアの言葉に、ゼクトも頷く。
「だね。まるで酢酸の様な……」
 それだけではない。まるで全身を針でつつかれる様な、不快感もある。話に聞いた、毒気の刺激に違いない。
「ふーむふむ? これって、あれかなぁ?」
 鼻をヒクつかせ、肌をさするチョウザ。彼女に応えて、タスクが言う。
「間違いないと思います。本で調べた通り……。ゼクトさん、薬草を……」
「ああ」
 ゼクトが、手持ちの荷物から何やら取り出す。それは、数枚の葉。ここに来た際、ゼクトは村長や村人から万が一の時の為に、様々な薬草や救急用具を提供されていた。この葉はその内の一つ。かのモノの毒を、中和する効果があるらしい。
「荷物が多くなったせいで、書物を携帯する余裕がなくてね。お陰でデトルが使えなくなってしまったが、これだけの薬草があれば十分に代用出来る。ありがたい事だよ」
 そう言いながら、ゼクトはキラキラと金粉をふった様に輝く葉を配る。
 この葉、限られた場所で、限られた季節にしか採れないらしい。無論、ストックなどありはしない。酷く貴重なものであるそれを、託された意味。しっかりと受け止めながら、ゆっくりと噛みしめる。広がる、薄荷の様な香気。コクリと飲み下した、瞬間。
 ゲタ! ゲタゲタゲタ!!
 辺りに響く、壊れたカスタネットの様な声。リアの掲げていたランタンの灯りの中を、何か大きな影が横切った。
 リアが、囁く。
「みなさん……」
「来たでござるな……」
 水辺の岩陰で身構える、皆。そこから少し離れた泉の上。ホバリングする影が一つ。そっと向けられた、ランタンの灯り。浮かび上がるのは、巨大なコウモリの様な翼。蛇の様に長い尾。そして、悪夢の様に醜悪な顔。
 『ジーナフォイロ』。
 この地に降り立った、災厄の顕現だった。


「駄目です……! この程度の光じゃ、効かない……!」
 ランタンの灯りでの威嚇を試みていたリアの声に、チョウザが苦笑する。
「やっぱりぃ? そぉんな貧弱やわやわじゃない感じぃ」
「想定内でござる。 ゴッドマイヤー殿」
「了解だよ」
 返事と共に、ゼクトが手を開く。展開する、小さな魔法陣。その上に小さな光の玉が浮かび上がる。バチバチと放電するそれを見て、リアが心配そうに問う。
「大丈夫なんですか?」
 そう。今回の目的は、退治ではない。目標を、生きたまま退散させる事。それが命題。
 不安げに覗き込む彼女に、ゼクトは言う。
「なに、死にはしないよ。感電するから、死ぬ程痛いかもしれないがね」
「そ、そうですか……」
 少し顔を引きつらせるリアだったりする。
 そうこうするうちに、ジーナフォイロが着水する。それに合わせる様に、ゼクトが光の玉を水面に落とした。
 『プチラド』。
 小さな雷の玉を生成する、雷属性魔法。雷は電気。つまりは。
 バチチッ!
 甲高い音と共に、泉の表面が眩く輝く。感電したのだろう。ジーナフォイロが悲鳴を上げて飛び上がる。
「シュンさん。今だよ」
「承知!」
 印を結ぶシュン。そして、
「破ぁ!!」
 奇襲攻撃からの不可視気。飛ばした敵意が、ジーナフォイロを打ち付ける。
 電撃と光、敵意の急襲を受け、たじろぐジーナフォイロ。よろめいた先には、張り巡らされた縄と鳴子の罠。
 ガランガランガラン!
 鳴り響く鳴子の音。度重なる不測の事態にパニックになったのか、縄の上でもがきながら悲鳴を上げる。
「効いてますね」
「これで、逃げてくれればいいんですけど……」
 様子を見ていたタスクが、そんな事を言う。リアも頷くが、事態は簡単には収まらなかった。
 ザザザッ!
 突然、背後から襲う羽音。咄嗟に反応したのは、タスク。
「リアさん、危ない!!」
「きゃ!?」
 咄嗟に突き飛ばす。倒れた二人の上を、スレスレで通り過ぎていく影。
「片割れでござるか!?」
「大きい! こちらが『オス』か!?」
 そう。この泉に現れると言うジーナフォイロはつがい。当然、二匹いるのだ。
「痛たた……」
「ジムさん!!」
 慌ててタスクを助け起こすリア。その肩には、ざっくりとついた爪の跡。真っ青な顔で、叫ぶ。
「ゴッドマイヤーさん!! ジムさんが!! 早く!!」
「む!?」
「案ずるな!! こちらは拙者とザコちゃん殿で抑える!!」
「行っておくれ。セルフ教祖様」
「分かった!!」
 タスクとリアの元に走っていくゼクト。向き直ったシュン達の前では、オスのジーナフォイロがメスに絡まる縄を食いちぎっている。
「敵性はないと言う事でござったが……」
「伴侶愛妻に手ぇ出されて、怒ったかなぁ? だーいぶ、トサカに来てるねぇ」
 そう言うチョウザに向かって、メスを助け出したオスがゲタタ! ゲタタ! と声を上げる。威嚇しているらしい
 手元にあった縄を引き、鳴子を鳴らすシュン。けれど、もうオスもメスも動じない。全身の毛を逆立て、攻撃態勢を取る。
「学習しちゃったかぁ。きーてた通り、頭脳めーせき感度りょーこーってとこぉ?」
「ならば、こちらも次の手段に移るまで!!」
 シュンがそんな言葉とともに、松明を手に取る。瞬間。
 ズザザッ!
 態勢を低くとったオスが、水面を滑る様に急接近する。
「速い!!」
 息を呑む。その爪が掴みかかろうとした時。
「おっとぉ」
 なべぶたを持ったチョウザが、前に躍り出る。全力防御。迫る爪が、なべぶたに弾かれた。
「さぁさぁ、わんこ感あるルネサンス様。ここはモブの中のモブたるザコちゃんが引き受けた。今いまのうちに、早く火を」
 ひのきの棒を振り回し、石を投げて牽制する。構えとるのは、殴打の構え。心の猛りは通じるけれど、何か弱そうなのが玉に傷。
「かたじけない!! ザコちゃん殿!!」
 火の着いた松明を持ち、疾走するシュン。先にあるのは、地面に突き刺された松明。複数の松明が、一斉に燃え上がる。明るく照らし出される泉。満たされる光に、二匹の動きが止まる。
「おー、適材適所効果てきめん?」
 明らかに動揺しているジーナフォイロ達を見て、ニンマリするチョウザ。
「苦手危険な光量が分かれば、こっちのもんじゃん」
 しかし、松明の光に怯えて逃げると思われたジーナフォイロ。残りの縄にしがみつくと、全身の毛を逆立てて唸り立てる。その様はまるで、逃げる事を必死に拒絶している様に見えた。
「おやおや、逃げないのかい?」
 その様子に、チョウザは小首を傾げる。
「もしかしたら、そちらさんも止むに止まれる事情都合ありあり?」
 ゲタタタタッ! ゲタタタタッ!
 しきりに威嚇音を上げるジーナフォイロ。その様は、まるで『そうだ』と訴えている様に見える。
「あ~。その姿勢態度、見事にビンゴって感じぃ? でもねぇ……」
 再び、ビシッと構えを取る彼女。でもやっぱり何処か弱そう。
「それは、ここの住民村民モブの皆様も同じ事さね」
 いつもの人を食った様な表情も、今はキリッと引き締まる。
「どんな事情都合あろうとも、ここは引いてもらう訳」
 ゲタタッ! ゲタタタタタタッ!
 怒り猛る二匹のジーナフォイロ。ググッと身を縮めると、光の束縛を振り切る様に突進する。閃く牙と輝く爪。迫る巨体が、チョウザに肉薄しようとしたその時。
「勇者斬り!!」
 大きな声と共に振り下ろされる、木刀。鼻先を掠められたジーナフォイロが、慌てて飛び退る。
「おお、新入生のゆーしゃ様。回復復活、おめでとー」
「はい!! お陰様で!!」
「私もいます!!」
 再び構えを取るタスクの横で、リアも竹槍を振り回して威嚇する。少し離れた所では、シュンが鳴子を揺らして音を立て続ける。
 苦手な光に加えて、連続かつ連携して行われる威嚇。流石に、限界が来たのかもしれない。ジーナフォイロのメスが、躊躇いながらも向きを変える。そのまま皆とは反対の方向へと飛び去り始めた。
「お?」
「やった!!」
 皆が歓声を上げた瞬間、最後の足掻きだろうか。残ったオスが、怒りの声を上げて向かってきた。狙いは、もっともか弱そうに見えるリア。けれど。
「二度も遅れは取りません!!」
 リアの足が、タタンとステップを踏む。ランスステップ。調子を取りながら、華麗にジーナフォイロの爪をくぐり抜ける。それでもと、ジーナフォイロが追いすがろうとしたその時。
「プチコード!!」
 声と共に飛んできた光球が、ジーナフォイロを打つ。上がる悲鳴。黒い体がグラリと揺らぐ。
「ふっ……」
 悩ましげな溜息と共に、艶かしくそよぐセミロング。それをかき上げたゼクトが、ドヤ顔で言う。
「効いただろ? あまり使いたくはなかったけどね。まあ、調子にのったお仕置きだよ」
 強烈なダメ押しに、ついに戦意を挫かれたのだろう。無念そうな声を上げると、オスも撤退を始めた。
 それを見たゼクトが、やれやれと息をつく。
「ようやく、と言った所かな?」
「そーだねぇ。これで、人間は恐ろし怖いものって、分かってくれりゃ御の字僥倖なんだけどねぇ」
「うん。そうであれば、万事万々歳なんだがね」
 チョウザの言葉に、頷くゼクト。その横で、シュンがトントンと足を鳴らす。
「おや、行くのかい?」
「うむ。ボヤボヤしていては、見失ってしまう故」
 それは、先からの取り決め。ジーナフォイロがこの泉に居着いたのは、何か理由がある筈。それを突き止めて解決しない限り、事態は繰り返される。故に、追い払いが成功したら後を追い元凶を判明させる事。その役目に、シュンとリアが名乗りをあげていた。しかし。
「僕も行きます!」
 そこに、名乗りを上げる者がもう一人。
「ジム殿……」
「ジーナフォイロも、罪のない命。守るべき存在です。幸せになれる方法を見つけてあげたい。どうか……」
 しばしの間。やがて、シュンが確認する様に問う。
「無茶は、しないでござるな?」
「はい!」
「承知した。加減はせぬ上、しっかりついてくるでござるよ」
「はい!」
 頷くタスク。ゼクトとチョウザが言う。
「話は、決まった様だねぇ」
「相手の懐に入る役目だ。気をつけて行くんだよ」
 その言葉に、リアが返す。
「大丈夫です。コナミさんとゴッドマイヤーさんも、泉の設備の整え、よろしくお願いします。戻ったら、私達も手伝いますから」
「それこそだいじょぶモーマンタイ。ザコちゃんにお任せ。大船泥船って感じぃ?」
 いや、泥船は沈むだろ? と心で突っ込むシュンの横では、ゼクトがリアとタスクの前で得意そうに胸を張っている。
「君やタスクさんは、実に見所がある。栄えあるゼクト教への入信を認めよう。その為にも、無事に帰ってきたまえ」
「は……はい……」
 少し困った顔で返事する二人。そんな彼らに、シュンが声をかける。
「では、二人とも。参るでござる」
 その言葉に、二人は顔を引き締めて頷いた。

 三人を見送った後、チョウザがコキコキと首を鳴らしながら言う。
「さてさて、ザコちゃん達ももうひと頑張り。泉の周り、適当パーペキに固めるよー」
「手がいるね。私は、村人の皆さんを呼んでこよう。少し、待っててくれ」
 そう言って、村に向かうゼクト。しかし――
「頼むよ。セルフ教祖様。あ、だけどぉ……」
 チョウザが、ビシッと指を突きつける。その先には、ゼクトがこっそりと抱えるチラシの束。
「営業活動は、あとあとねぇ」
 何処まで行っても、ゼクトなゼクトなのだった。

 その頃、シュン・リア・タスクの三人は二匹のジーナフォイロの後を追って草原を走っていた。
 前を行くシュンの後ろ姿を見ながら、タスクは呟く。
「凄いな……、シュンさん。付いて行くのが、やっとだ……」
 羨望の目に映る先達の姿。けれど、そんな彼も、学園ではまだ新入生。なら、自分が目指すかの場所は、きっとさらに遥か先。
 まだまだ。そう思い、溜息をついたその時。
「ジムさん……」
 声をかけられ、目を向ける。並走する様に走っていたリアが、彼を見ていた。
「何ですか? リアさん」
「傷は、どうですか?」
「あ、はい。ゼクトさんにしっかり治療してもらいましたから、もう……」
「そう……。良かった……。でも!」
 ホウ、と息をつくリア。けれど、直ぐにその顔をキッと引き締める。あまりの凛々しさに、息を呑むタスク。
「あんな事は、もうやめてください」
「え……?」
 思わぬ言葉。戸惑う。
「あの時、貴方は自分の身を挺しました。けれど、その時に自分の家族の事を考えましたか?」
「!!」
「忘れないでください。貴方が助けようとした人と同じ様に、貴方にも待つ人達がいる筈です」
「それは……」
 見つめてくる、強い眼差し。返す言葉は、ない。
「勇者の役目は、全ての命を守る事。その中には、自分の命も含まれる筈です」
「………」
「だから、『命に代えても』なんて事は言わないでください。簡単には……」
 押し黙る、タスク。そんな彼を見て、リアはニコリと笑む。
「それにですね。私、結構強いんですよ」
「え?」
「これでも、勇者・英雄コース所属ですよ? 先程は遅れをとりましたが、自分の身は、自分で守ってみせます」
 その眩い笑顔の中に、感じ取る。ああ、そうか。この人も、また……。
「だから、私と一緒の時くらいは……ね?」
 そう。この少女もまた、自分の行く道の先に立つ人。学ぶべき、姿の有り様。
「はい!」
 全てを理解し、タスクは笑顔で返事を返した。

「む?」
 先頭を走っていたシュンが、突然足を止めた。リアとタスクも、慌てて急ブレーキをかける。
「ハア、ハア……ど、どうしました……」
 汗だくで息を切らす二人に、シュンは前方を指し示す。
「あれを……」
 示された方を見ると、草原の真ん中に舞い降りる二匹のジーナフォイロの姿。
「何で、こんな所に……?」
「行ってみるでござる」
 丈の長い草の影に隠れながら、近づく三人。しばし進むと、草が枯れ果てた広場の様なものが見えた。恐らくは、ジーナフォイロの放つ毒気で枯れたのだろう。姿を隠せる、スレスレの所まで近づく。
「バレませんか?」
「大丈夫。こちらが風下でござる」
 草の隙間から、向こうを覗く。広場の真ん中で翼を休める、二匹の姿が見えた。
 カロロロロ……。カロロロロ……。
 メスが鳴く。勇者達にかけたのとは違う、優しい声。すると、それに答える様に近くの草むらが揺れた。
「あ……!」
「お……?」
 三人が、驚きの声を上げる。草むらから這い出てきたのは、もう一匹のジーナフォイロ。大きさは、つがいのジーナフォイロの3分の1程しかない。
「子供でござるか……」
「ここが、巣なんでしょうか……?」
「でも、こんな何も無い所に……?」
 頭を捻る三人。と、リアが気づいた。
「あ!! あれを!!」
 指さした先は、子供の個体。その右の翼。それは、痛々しく捻じれ、腫れ上がっていた。
「怪我をしてる……!?」
「そうか。それで、ここから動けなくなって……」
「唯一の水場である、あの泉に頼っていたでござるか!」
 そう。彼らもまた、村人達と同じ。次の世代へ命を継ぐ為に、かの泉を最後の拠り所にしていたのだ。
 三人は、考え込む。
「つまりは、子供があの様な状態であるから、彼らは泉から離れられない訳でござるな?」
「ええ。あの子供がいる限り、彼らは泉に戻って来ます」
「あの子供が、いる限り……」
 やるべき事が決まるのに、時間はかからない。リアが、心苦しそうに溜息をつく。そして三人は頷き合うと、最後の薬草を口に入れた。

 ガサリ!
 突然響いた草音に、つがいのジーナフォイロはハッと振り向く。
 草の中に、三人の人影が立っていた。見忘れる筈もない。先刻、泉で攻撃を仕掛けてきた人間。
 ゲタタッ! ゲタタタタッ!
 一斉に立てる、警戒音。けれど、人間達は動じない。ゆっくりと、近づいてくる。逃げる訳にはいかない。ここには子供が。守るべきものがいるのだから。
 ゲタタタタッ! ゲタタタタタタッ!
 精一杯に、張り上げる。けれど、効かない。人間達はゆっくりと、けれど確実に近づいて来る。
 ゲタタタタタタッ! ゲタッ!
 最後の警告。これ以上、近づけば。
 人間が、手を伸ばしてくる。子供に向かって。限界だった。オスが。そしてメスが牙を剥く。
 夜闇の中に、真っ赤な飛沫が散った。

「これで、どうですかー?」
 朝焼けの中、泉の向こうで縄を固定した村人が手を振る。
「おーけーおーけー。上等上出来。流石はモブの先人様って感じじゃん?」
 そう言って、水辺の岩の上から手を振り返すチョウザ。彼女の後ろには、泉を覆う様に張られた縄がズラリ。彼女とゼクトが、村人と協力して夜通しで張った防護網。完成したその様を、皆が誇らしげに見つめる。
「フムフム。なかなかの出来栄えだね。流石、我がゼクト教の信者達は有能であるな」
 いつの間にやら、村人の一部の入信手続きを終えていたらしいゼクトが、ドヤ顔で胸を張る。
「まぁ、あのデロデロ夫婦。縄噛み切ってたからねぇ。完全な防御は難しいけど、ここでの水浴びが一手間で面倒って思わせんのが重要肝要じゃん?」
「そう言う事だね。後は……」
 チョウザの言葉に頷いていたゼクトが、ふと遠くを見つめる。
「彼らが帰れば、万事OKなんだけど……」
「確かに、遅いねぇ。何かあったかなぁ?」
 そう言って、チョウザが岩から飛び降りたその時。
「ゼクト様! チョウザさん!」
 走ってきた何人かの村人が、大声で彼女達を呼んだ
「むむ?」
「どうしました?」
「仲間が!! 仲間の方が!!」
 その言葉に、チョウザとゼクトは顔を見合わせた。

「成る程。それでそんなにボロボロになっていた訳か……」
「意外と熱血お馬鹿だねぇ。殺されなかっただけ、儲けもんって感じじゃん」
「いや、面目ない」
 呆れた様に溜息をつくチョウザとゼクトの前で、包帯だらけのシュンとタスク、そしてリアが畏まった。
 ここは、カリナ村の村長の家。明け方、全身ズタボロで帰って来たシュン達はそのままぶっ倒れ、ここに運び込まれるに至っていた。
「それで、子供の手当ては上手くいったんだね?」
「そうそう。それが肝心要じゃん?」
「それなら、大丈夫です。御影さんとジムさんのおかげで、しっかりと治療する事が出来ましたから」
 二人の問いに、リアが頬っぺの絆創膏を掻きながら答える。手に巻いた包帯。それに滲む赤染みが痛々しい。
「しかしねぇ。あの大きさの原生生物、それも子持ちを素手で押さえ込むなんてねぇ。流石のザコちゃんも吃驚仰天って感じぃ?」
「全く。私も一緒に行けば良かったよ」
 チクチクと、刺さる苦言。
 言い訳の様に、タスクは言う。
「あの……父の手伝いで何度か有害鳥獣の駆除をした事がありまして……。その時の事を応用すれば上手く行くかなって……」
 けれど、先輩方二人は容赦ない。
「それで突貫して、ズタズタのボロボロじゃん?」
「意味がないよね? それじゃあ」
 二度目の溜息。ますます畏まる三人。
 そう。三人がとった方法とは、怪我をした子供を治療する事。子供を守ろうとする両親をシュンとタスクが押さえ込み、その隙にリアが手当てをするという、滅茶苦茶な荒療治だった。当然、怒り狂ったジーナフォイロ達が大人しくしている道理もなく……。
「でも……」
 頭に包帯を巻いたタスクが、宙を仰ぐ。
「あの子達、最後は大人しくなってくれましたよね……」
「うむ。拙者達の想いが、通じた様でござったな」
「ふふ……。そうだとしたら、嬉しいですね」
 ボロボロの顔で笑い合う三人。その様を見たチョウザとゼクトは、やれやれと肩を竦めた。

 その後、三人の回復と事後処理の為に、一同は五日ほど村に滞在した。その間、ジーナフォイロ達が泉に現れる事はなく、村人達は喜びに沸いた。

「それでは、これで失礼するよ」
「皆さんも、お元気で」
 帰還の日、別れを惜しむ村人達に挨拶をすると、皆は村長が手配してくれた馬車へと乗り込む。
「さよーならー」
「ありがとうー」
「ゼクト様ー。お慕い申しておりますー」
 村人達からかけられる、感謝の言葉。
 それに向かって、ある者は手を振り返し。
 ある者は恥ずかしげに顔を俯け。
 そして、ある者は誇らしげにドヤ顔で胸を張る。
 確かに刻んだ絆を残し、勇者の卵達は凱旋の旅路についた。

 ガタゴトガタゴト。馬車は進む。その中で、皆は思い思いの時を過ごす。居眠りを決めるもの。装備の手入れをするもの。怪しげな名簿をチェックする者等々。
 そんな中、読書をしていたリアは何やらノートとにらめっこしているタスクに気づいた。
「何しているんですか? ジムさん」
「ああ、リアさん。これは、報告書です」
「報告書?」
「はい。今回の事で、ジーナフォイロの生態が幾らか分かりましたから。その事を学園に報告しようと思って……」
「へえ……」
 興味を持ったリアが、ノートを覗き込もうとしたその時。
 ガタタン!
「うにゃ!?」
「きゃあ!!」
「どわぁ!?」
 突然かかった急ブレーキ。驚いた皆が、幌から顔を出す。
「おじさん、どうしたんだい?」
「何事如何事って感じぃ?」
「何か、ありましたか?」
 すると、馬車から降りていた御者が何やら持ってきた。
「いや。いきなりこれが落ちてきましてね。危ないったら……」
 見れば、それは一抱え程もある大きな木の枝。キラキラと光る金色の実が、鈴なりに実っている。その実を摘みながら、御者が言う。
「これは、『イタラズの木』の枝ですな。この実を食べると、病に至らず。大事に至らず。色々な災いに至らずに済むと言われてまして。縁起物ですよ。最近は、めっきり少なくなったモンですが」
「へえ。そんなに貴重なモノなんですか?」
「そうです。しかし……」
 辺りを不審げに見回す御者。そう、この周辺は一面の草原。こんな枝を茂らせている木など、ありはしない。
 皆が首を傾げる中、不意にチョウザが空を指さした。
「ゆーしゃ様達、あれをご覧」
 言われて仰ぐ、空。
 いつの間にか日は傾き、空は薄い夜闇に覆われている。その薄闇の中を、ゆったりと羽ばたく三つの影が見えた。二つは大きく、一つは小さい。認めた、リアが言う。
「ひょっとして……ジーナフォイロ?」
「そうだ! あれ、ジーナフォイロですよ!」
「あの様子だと、子供は無事に治った様でござるな」
 安堵の声を漏らす、タスク達。その横で、チョウザが納得した様に頷いた。
「なるほどなるほど。そーいう事か」
「え?」
「どういう事ですか?」
「これはね、新入生のゆーしゃ様。お礼だよ」
「お礼……?」
 首を傾げるタスク達を見て、チョウザはクスクスと笑う。
「成る程」
 傍らで見ていたゼクトが、納得した様に相槌を打つ。
「子供を助けてくれたお礼。自分達を解き放ってくれたお礼、という訳だよ。なかなかに、良い心構えだ。我がゼクト教に欲しいくらいだね」
「………!」
 思わず顔を見合わせるタスクとリア。二人の顔に、見る見る広がる笑顔。空を仰ぐと共に、声を張り上げる。
「ありがとー!!」
「元気でねー!!」
 ゲタゲタゲタゲタ。ゲタゲタゲタゲタ。ケタケタケタケタ。
 壊れたカスタネットが三つ、答える様に夜空を駆けた。

「見てご覧よ。この木の葉っぱ」
「なるほど。村長殿に渡された薬草と同じでござるな」
 チョウザに示されたモノを見て、シュンが頷く。
「つまりは、この木にはジーナフォイロの毒気を中和する効果がある。よって、彼らが持ってきたこの実を食べても、中毒はしないと言う訳だ。ますます気が利いてるね」
 うんうんと頷きながら、ゼクトが金色の実を一つ、枝から取る。
「さあ。君達へのお礼だ。しっかりと、味わいたまえ」
 渡す先は、リアの手の平の上。
「ありがとうございます」
 そう言って、リアは綺麗に微笑んだ。

 タスク・ジムは書いていた。今回の課題で知った、彼らの事を。
 とても賢い事。
 家族思いな事。
 子供をとても大事にする事。
 その為には、命をも賭けると言う事。
 そして――
 とても素敵な、友人になれると言う事。
 書き終わると、ペンを置く。左手に握っていたのは、金色の木の実が一つ。そっと口に運び、シャクリと齧る。
 口の中に広がるのは、爽やかな香気と甘い酸味。思わず、ほころぶ顔。

 何処か遠くで、彼らの声が聞こえた気がした。



課題評価
課題経験:97
課題報酬:4000
夜闇の双風
執筆:土斑猫 GM


《夜闇の双風》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 1) 2019-03-07 02:27:54
ひゅー、これぞ少数精鋭じゃーん?ザコちゃんは少数の方担当すっから、わんこ感あるルネサンス様は精鋭の担当任せた。
ザコちゃんはご存知のとーりザコちゃん。こないだ課題ご一緒同行したから諸々名乗りはいーよね。
相談期間がほかの課題よりもながながだし、その間に参加するゆーしゃ様いるかもだけど。

とーりあえずザコちゃんまだそんなに何にも考えてないんだけどぉ。決めなきゃなのは
・ジーナフォイロ夫婦を泉から追い払う
・ジーナフォイロが再び泉に近づかなくなる対策
の二つが必要需要ってことでおけまるちゃん?順番的には追い払ってから対策作りなのかな。

ザコちゃん最初は鏡とか使って追い払えないかなーって思いはしたんだけど、うん。
水浴びるのが夜らしーから、月明かり程度の反射じゃ効果いまいちびみょーかなーって。
あれかな、怪しげ胡散臭げな儀式もかくやな感じで、松明的な炎で泉包囲したりするぅ?

《ゆうがく2年生》 御影・シュン (No 2) 2019-03-08 03:07:53
黒幕・暗躍科専攻、御影・シュンと申すでござる。挨拶は大事。

ええっ?!二人一緒に、精鋭になろうって誓い合った日は何処に行ってしまったんでござるか?!拙者の記憶には微塵も無いでござるが!
ともあれ、今回もザコちゃん殿よろしくでござるよー。

うむ。最低限その二つを決めておけば大丈夫でござろうよ。
>追い払い
あー、鏡でござるかぁ。やり様によっては活躍しそうでござるがねぇ…月以外の光源を反射したりとか…?
拙者は追い込み漁の様に松明で狭めていくのが、現実的かなと思っているでござるよ。

>対策
うーむ、そもそも何故人の多い水源に巣を作ったんでござろうか…?
そこを解決しない限り、再び巣を作るかもしれないでござるからなぁ。
村の近くに何らかの水場があれば其方に誘導したり、とか。
村人達が出す残飯等を漁っていたとしたらゴミ捨て場を新たな巣の近くに設置したりするのもどうでござろうか?

《神(仮)》 ゼクト・ゴッドマイヤー (No 3) 2019-03-08 10:36:30
教祖・聖職コース、アークライトのゼクト教の教祖にして全てを内包する者。

そう、神、ゼクト・ゴッドマイヤー…満を持して降臨である(ちょっとうざいくらいのどや顔)

回復が欲しそうな気配を察知して走ってきたよ!
回復は任せたまえ!

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 4) 2019-03-08 23:15:49
セルフ教祖様もいらっしゃい。
そんな気配を出してたかどーかはともかく、選択肢は増えれば増えるほど良き良きだかんねぇ。
それこそ、アークライトの教祖様はプチ…なんだっけ。光の魔法使えるだろーし、かなり役立っちゃいそうじゃん?

この人手数ってのもあるし、泉の広さと汚濁具合もあって、じわっと追い詰めるのはちょっと難し難解みあるかなぁ。
死なない程度に強烈な光をあてるか、長居したく無くなるくらいの光源を長時間確保するか、とかぁ…?

あ、巣とか作ってる訳じゃあないっぽいよぉ?ただ毎夜毎晩水浴びフィーバーしてるだけで。
日暮れに水浴び、っていうくらいだし、あの生物が求めてんのはたぶん水、なんだろーねぇ。たぶん。
本当は別に水場作れれば一番良き良きだろーけど。あの生物の水浴び用もそうだし、村用にも。
水不足の村だからそのへんの協力助力してくれっか怪しい…のもあるし、作る難しさもあんだよねぇ。
生態不明ってんだし、もし定住がないんなら人種じゃしんどい距離だとしても別の水場に誘導するのもありかも?

何にしてもその前に、ここでの水浴びめんどくさ案件すぎ?ってあの生物に思わせなきゃだけどぉ。
そーれをロープとか網とかで物理的にするのか、鏡松明その他なんちゃらで光的にするのかぁ…?
…モブは頭を使うような生き物じゃないから、訳わかんなくなってくる。(水煙草の柄で眉間をつつく)

《ゆうがく2年生》 御影・シュン (No 5) 2019-03-09 23:46:35
おお、ゴッドマイヤー殿も参加されたか。よろしくお願い致す!
いやはや、最初と比べて人数が1.5倍でござるよ!助かるでござるなぁ~!

む、ダメージを与える程強い光を充てるでござるか?
性質として荒くないそうでござるが、どうも子を持つ親の様…あまりやりすぎると牙を剥きそうでござらぬか…?ううむ、不殺は考える事が多くなるでござるなぁ…。

おっと、泉に巣を作っているわけではなかったでござるね。御免御免。
ただ「子供が居ると推測される」という情報から子供を置いて遠くまで水浴びには来ないと推測できそうなんでござるよねぇ…。ううむ…。

水場、無いでござるかねぇ…?調査をするだけしても損はなさそうでござるが…。
強いて言えばジーナフォイロ達が群生する水場なんかがあれば良いんでござるがねー!学者殿のこれからの生態研究に期待!!

ああ、村の泉をジーナフォイロ達に忌避させるのは良さそうでござるね!
巣があろうが、定住型でなかろうが効果がありそうでござる。
うーむ、騒いで水浴びの邪魔をしたり、光で追い払ったりでござろうか…?

また、依頼が終わった後も夜は光源を置いて貰う様にお願いするのももしもの保険になりそうでござるなぁ…。

《新入生》 リア・カレット (No 6) 2019-03-10 19:59:08
勇者・英雄コース専攻のリア・カレットです。
そちらの神様?さんは初対面ですね。よろしくお願いします。

追い払う、近寄らせない方法に関しては光源を用いる方法に賛成です。

ただ、「何故ジーナフォイロ達が来るようになったのか」を知る必要があると思います。
一匹ではなくつがいで来るのであれば、何らかの理由があるはずです。

なので、追い払った後、彼らを追ってみるのはどうでしょうか?
何か手掛かりが掴めるかもしれません。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 7) 2019-03-11 03:02:42
箒の女ゆーしゃ様もおいでませ。
人手が4本から八本になった訳だし、比較的何とかなりこなせみを感じる。

んー、ほんっときになり案件なのはそこなんだよねぇ。
ジーナフォイロの光源に対してどれだけの耐性を示すか的な。
暴れまくり散らさない程度に、うげっーってなるのがどれ位か…ザコちゃんの軟弱な【推測】でわかんないもんかなあ。

わんこ感あるルネサンス様の言うよーに、近くに子供がいるってことを利よ…情報として生かせないかなー、は思ったり。
極端な話、ほんとに子供とか巣があるならじわじわっと村から遠くに移動お引越しさせれば…ダメ?
ってーか、こんな生物が世界にいるのに、ザコちゃんたちのお水はよく無事安全な真水でいられるなあって関心はした。
研究進んでないってくらいだし、珍しレアな生物ではあるのかなあ。ならそんなもんか。

村人達で騒ぐのもめんどくせーって思われればいーんだし、追跡して原因探しも落ち着いてからなら良さげ?

対策については思ったんだけど、追い払ったあとの対策方策はザコちゃん達それぞれ色々試してみていーんじゃん?って。
ほら、一つだけの対策にかけるよか色々やってみていーだろーし。
なにより、ジーナフォイロさえいなくなれば、ある程度は村人達も手伝ってくれちゃうかも?だし。保証はなしなし。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 8) 2019-03-11 12:59:53
勇者・英雄コースの、タスク・ジムです。
入学したばかりで、ご迷惑をおかけしますが…

故郷の村と同じようなところが、困っているのを放っておけなくて。
頑張りますので、よろしくお願いします。

自分が思い付くこととしては、リアさんのおっしゃるように、ジーナフォイロさんの困りごとを知りたいな、と思います。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 9) 2019-03-11 19:37:11
困りごとを、というと、なんか変ですね。何て言えばいいだろう。

ジーナフォイロにも、本来の生活圏があると思うんです。
最近現れだしたということは、最近までは現れていない、ということなので。
本来の生活圏を出ていくような、原因があるのなら、それを取り除くのが、本来の解決法かなあ、と。

あと、カラス避けにはよくかかしを立てるのですが、ジーナフォイロは人が怖くないからなあ…
もっと大きい人形なら効き目があるかな?それとも、ジーナフォイロが恐れる生物の形を作る、とか。

図書館で、ジーナフォイロの習性をあらかじめ調べたら、役に立つでしょうか?
(以上のようなことを、前もって調べた、というようなアクションプランを書くのはアリなのでしょうか…)

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 10) 2019-03-11 22:10:39
新入生のゆーしゃ様もこんばん。
まだまだザコちゃん達全員もれなく、課題数回しかこなしてないしろーとなんだから。誤差誤差。

んー、なんらか調べとくってなら一般技能の【事前調査】の管轄かなぁ。場所じゃなくても出来てる課題あったし。
本で読んだ記憶がないか思い出すーってなら【読書】とかもありありだけど。
あとは何より、あの生物が魔物じゃないって時点で【生物学】もお役立ちワンチャン?
と、ここまで言っておきながら、ザコちゃんはどのパターンも当てはまらな使えないのであった。次回へ続かない。

ま、何にしてもちょこっとわかる範囲のことを村人に聞き尋ねるってのは出来るかもだけどね。
お話に関する技能のあるなしに関わらず。情報が増えるかどうかは別として。

ってのもあるけどー。何だかんだでもう三日しかないかんねぇ。
対策も重要肝要だけど、あとはゆーしゃ様個別にそれぞれの案を試し試みたら良さげだしぃ?
まずは何より、追い払い方をそろそろぼちぼち固めないとねぇ。一時期にも追い出さないことには対策も始まらないし、

あ、ザコちゃん【挑発】とかであの生物が一箇所に固めるとか、なるべく陸側に寄せるとか、そーいうのやる?
もしくはなんか光源を固体で複数用意できるなら【投擲(小物)】で投げてもいーけど…んー。
てか結局、まず光源どーしちゃう?

《新入生》 リア・カレット (No 11) 2019-03-12 00:37:50
>追い払う方法
ジーナフォイロが逃げ出す光量がわからないのであれば、徐々に強くしてみてはどうでしょうか?
村の方からたいまつを10本程用意してもらい、1つずつ火を着けていけば
彼らに危害を加えることなく追い払えるのでは、と考えました。

とはいえ、彼らは風で火を消すといった対策はしてくると思うので、
何らかの方法で彼らの気を引くことができればいいのですが…

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 12) 2019-03-12 01:23:02
チョウザさん、…えーと、ザコちゃんさん。リアさん。シュンさん。広場でお会いしましたね。改めてよろしくお願いします!
ゼクトさんは、教祖様なんですね!故郷の神官様とちがって、なんだか神々しい気がします(拝む)

○気を引く方法
ザコちゃんさんの挑発がありますし、僕は、勇者の斬と勇者斬りを、当てないように気をつけて、威嚇に使い、追いたてたいです。まだ、それしか習ってませんし。

○事前調査
【事前調査】を取得したので活用法を考え中です。
ジーナフォイロの元々の生活圏を割り出してそこに還そう、と考えていましたが、生態は謎、とクエスト文に設定されているため、厳しいかもしれません。
泉から離す(追い立てる、囲う)、光源を効果的に配置する、などのために、事前に地形を調べておく、というのが、いま思い付く考えです。

《神(仮)》 ゼクト・ゴッドマイヤー (No 13) 2019-03-12 13:10:55
リアさん、タスクさんは初めましてだね!
ところで宗教に興味は無いかな?(入信書を手に持ちながら)
分からない事があったらなんでも聞きたまえ!
まぁ、私も新入生だから知ってる事しか分からないけれども!(やたら偉そうに)

>ジーナさん追い払うあれ
光魔法は習得している、が。
リアさんの言う通り光の量がどれくらい必要かが問題だね。

あとは、カラスの対策の応用と書いていたね。
定期的に音を出すようなものはどうかな?

光と音。

あとは現状人間は怖い物という印象をつけてないが、人間は怖いと思わせる事ができればいい。

そうすれば後々に案山子も有効になってくると思うね。

怖い印象。天敵が何か調べてそれを案山子として作るのも手かな?

今思い付くのはこの辺りだね。

>タスクさん
そうだろうともそうだろうとも!
私はゼクト教の教祖にして神!
ゼクト・ゴッドマイヤーなのであるー!(拝まれてどゃぁっ)

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 14) 2019-03-12 17:39:06
人間は怖いものを、という印象付けが必要。まさにその通りと思います。
さすが教祖様!(あがめる) 
故郷の神官様に悪いから、入信は出来ませんが、今後も色々教えてくださ~い。

そういえば、故郷で有害鳥獣を駆除するときも、人に対する恐怖を与えることを重視していました。
僕も頑張って、なるべく怖いように威嚇に勤めますが…
出来れば、村人をも怖れるようになってくれたら、もっといいですよね。

例えば、村に頼んで腕っぷしな人達を集めてもらって、
ほとんど勝負が決して安全になった辺りで、出てきてもらって、一緒に農具とか振るって大声出してもらえば、村人さんたちにも恐怖を覚えてくれるのではないでしょうか?

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 15) 2019-03-13 00:25:07
えー、不慣れではございますが、これまで出たご意見を、自分なりにざっとまとめてみます。

◎追い出し方
A ダメージを与えない最低限の光量で追い出す
たいまつ10本を村に用意してもらい、1本ずつつけていき、最低限の光量で追い出す。
妨害されないよう、ジーナフォイロをひきつける。(例えば、ザコちゃんさんの挑発でヘイトを集めて、僕が壁になるとか)
B 人間に恐怖を持ってもらい、追い出す
普通に戦闘する要領で、当てないように注意して威嚇する。
さらに、ジーナフォイロが嫌がるように、たいまつや光魔法を併用する
※この場合、光の量が適切だから逃げたのか、威嚇が効いて逃げたのかが不明確なため、Aとの併用は難しいと思われます。

◎今後の対策
A 逃げたジーナフォイロを追跡
ジーナフォイロがなぜ、最近になって泉に現れだしたのか、その原因の手がかりをつかんで、もし原因を取り除くことができれば、泉の危機は去ると思います。
B 泉に近づけない対策
上記「追い出す方法」のBが効いて、人への恐怖を植え付けられれば、案山子が有効になるかも。
もしくは、上記「追い出す方法」のAで最低限の光量を割り出せば、その分だけ常時たいまつをともしておく、という方法を村人に提案できるかも。
あわせて、鳴子など音が鳴る仕掛けを施すのも有効かも。
※こちらは、手分けすることでAとBを並行して実施できると思います。Bについては、「追い出す方法」の選択により場合分けされると思います。

蛇足ですが、先ほど提案した、村人さんに出てきてもらう案は、あまり有効ではないと思い始めました。
人に恐怖させるためには僕たちが戦えば十分で、村人さんを余計な危険にさらすほどの作戦ではない、と思うので。

大変長くなり、申し訳ありません。
叩き台というか踏み台にしてもらえれば嬉しいです。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 16) 2019-03-13 01:53:11
新入生のゆーしゃ様はお纏め一覧ありがと。だいたいそんな感じぃ?
ただ改めてお話聞き返すと、自分たちの強さに自信があるのか威嚇しても出ていかなかったーってのがあるのが懸念気になり。

で、ザコちゃんちょっと若干思い考えたんだけど。
聞く感じ多分あの生物そこそこに賢みじゃん?だからー…なんてーか。
挑発して引き寄せるー、松明一個ずつつけるーまた寄せるー…ってしちゃうと、流石に学習しちゃわないかなーって。

とはいえ、村にも10mの池をぐるっと囲い包囲出来るほどの松明はないだろーし。
一箇所になるべく多くの松明寄せてー…あの生物近づいたら5本とか十本単位で不意打ちでぶわって火つける方が効果的?かな?とは。
ただー、この方法の問題は箒の女ゆーしゃ様の言う逆で、うっかり致命傷になりかねないってのがありえるのが、ねぇ。

あるいはこう、池の端におびき寄せて、一時的にでも動きを止められれば、
松明1本ずつ付けてぎりぎりまでー…ってできるかなぁって思い考えたけど。
そーなると今度は、どーやってあんなでろでろ腐食な生物2匹も拘束引き止めするぅ?っていう。
…抱きつき抱擁?全身の皮膚がお陀仏かな。

あ、対策に関してはザコちゃんさっき言ったみたいに、なるべく長いロープか網借りて上に覆い作れないかなーってしとくね。
それぞれ全員のやること、うっかりかぶっちゃうとあれだし。
仮に腐食されるとしても、ひと手間あると無いとじゃあの生物の心情も変わるかも?って思うし。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 17) 2019-03-13 02:09:40
ありがとうございます、ザコちゃんさん。
やっぱり荒々でまとめたから、粗が多いですよね~。

ただ、威嚇については、村人だからいわゆる「舐められる」状態なんであって、僕たち生徒の本気戦闘(ただし当てない)なら、効果あるんじゃないかな、とも思うんですが、どうでしょうね~。

網で覆いは、ナイスだと思います。
例えば、鳴子をつけちゃえば、近づくだけで音がなる網の出来上がりですよ。
ジーナフォイロにとっては余計に近づきたくなくなりますよね。

ちなみに、【事前調査】に続いて【生物学】も勉強してみました。
一般技能について、ザコちゃんさんに色々教えてもらったおかげです。
ありがとうございます(ぺこり)

《神(仮)》 ゼクト・ゴッドマイヤー (No 18) 2019-03-13 12:33:56
タスクさんはまとめありがとう!
とっても助かるよ!

>ジーナさん追い出すあれこれ
確かに。松明に一気に火をつけるのは効果的と同時に致命傷になりかねないかな。

うん、そこで今ちょっと思い付いたんだが…。

池にプチラド落としたらどうかな?
プチラドくらいなら感電死なんてしないだろうしね。
脅しを掛けるには丁度いい気が。
感電するから死ぬくらいびっくりはするかもしれないがね!
大丈夫、私悪い教祖ぢゃないよ!(どややぁっ)

池に対しての嫌な思いって意味でならかなり丁度いいんじゃないかな?
何より近づいて毒を喰らうよりは危険が少ない気が。

プチラド+編み+鳴子で組み合わせたら色々危険を少なく出来るかな?

体力回復は一応積んでおくけれど。
プチラド+プチコード+リーラブ

あと一つくらいなら私もスキルを積んで行けるかな。

>タスクさん
そう、ゼクト教は偉大であると教えて…。
入信まで至らなかった!
宗教は世知辛いね!(ハンカチかみながら)

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 19) 2019-03-13 15:14:02
プチラド・網・鳴子。賛成です。さっすが教祖様!
いまの流れだと、追い出し方はB案押しかな、と個人的には思います。
感電、威嚇で十分怖がらせれば、その後も、鳴子の音やかかしで、条件反射で近寄らなくなることも期待できますね。

こちらは、【事前調査】【生物学】で、ジーナフォイロが現れそうな方向や位置の当たりをつけて、より効果的に、光源や網を設置したり、戦闘時の位置取りに役立てたいです。

《ゆうがく2年生》 御影・シュン (No 20) 2019-03-13 23:35:12
カレット殿、ジム殿よろしくお願い致す!
いやはや、頼りになる方々ばかりで素晴らしいでござるなぁ…!
拙者もより一層気合を入れねば!

>追い出し案
ふむ、プチラドに鳴子でござるか!良い案でござるね!

恐怖を与える…ああ、今までの授業で使う機会が無かったので思い付くのに遅れてしまったのでござるが
黒幕・暗躍科には「不可視気Ⅰ」という強い敵意を相手に向け、「萎縮」を付与させる技能があるのでござる。
この技能を使えば相手に正常な判断をさせなくなる可能性があるのでござるよ。あくまで可能性でござるが!
プチラド等のタイミングに合わせれば、より高い効果を得られると思うでござる。装備していくでござ候。

網と鳴子の設置の為には「陣地作成Ⅰ」を使用するでござるか?
全員が技能を使用すれば完璧な陣地が出来るのでござるが…。
ああいや、池の周りを囲むだけなら大丈夫なのでござろうか…?むむむ。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 21) 2019-03-14 00:12:04
泉にプチラドはかなりいーんじゃん?
それこそ、水浴びしてるだろーところに不意打ち先制攻撃でなるべく近くの水面にぶち込めたら良さげじゃん?
水に入れば痺れるーって思わせたらこっちのもんだし。

あ、ただねぇ、念のため明かりの用意も準備しないとかなーって思ったり。
ほら、万が一無理無理になった時の備えって重要肝要じゃん?
最終手段としては、あの生物の命よか、村人の命が優先順位なわけだし。勿論、追い出すに越したことはないけど、ね。

《新入生》 リア・カレット (No 22) 2019-03-14 01:20:33
…申し訳ないですが、入信はお断りします。
怪しい誘いは断るようにと教わりましたので。
学友という関係でしたら、よろしくお願いしますね。
(ゼクトに柔らかな笑みを向ける)

感電と威嚇で追い払い、網と鳴子、案山子を設置して寄せ付けないのはいいと思います。

もし感電に失敗した場合は、武器や明かりで威嚇するしか無いかと。
最低でも人に対しての恐怖心を覚えさせないと、今まで挙がった対策が無意味になってしまいます。

期限は本日ですし、この方針に沿って進めるのであれば、
分担等は必要でしょうか?

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 23) 2019-03-14 05:18:47
シュンさん、不可視気はとても適切ですね!傷つけることなく恐怖させられるんですから。
例えば、感電して怯んだところに、さらに不可視気で強い敵意を当てれば、効果覿面ではないでしょうか?

さらに、陣地作成!お一人だけでも、持ってる人が活用して現場作業に当たれば(そういうアクションプランを記述すれば)、効果十分じゃないかなと思いますよ。
他にも持っててかつ活性化技能の枠に余裕があれば、装備すれば、より効果が高まるかもしれませんね。
僕は残念ながら、習得する余裕がなさそうなので(授業料・・・涙)、【事前調査】で現場作業の助けになるよう頑張ります。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 24) 2019-03-14 05:48:16
方針は大体固まってきましたね。しいて言えば・・・
①設置罠(網+鳴子+プチラド+不可視気) で追い払えればよし、
効果が薄かった場合に、②威嚇(戦闘+たいまつ+プチコード)の2段構え、
というふうにしておいたほうが、ジーナフォイロを傷つけるリスクが減りますね。
(②は、気をつけるとはいえ、ダメージを与える危険が高まりますからね)

そんなわけで、えー、不慣れではございますが、分担のために作業を列挙してみます。
思い違いとか、非効率だったり荒い部分があったら教えてください。
また、話に出てなかった部分で自分が加えてる部分もありうるので、そこについても疑問があれば教えてください。

【戦闘前】※現場作業後は、隠れておく
①ジーナフォイロが出現しそうな場所に、網を張り、鳴子を設置する
②ジーナフォイロが網を越えて泉に接触したらプチラド+不可視気
→②によりジーナフォイロが撤退しない場合は【戦闘】へ

【戦闘】※派手に登場して、威嚇する
①戦闘行動(挑発等による撹乱含む。攻撃は当てないように注意!)
②明かり担当 たいまつをつける+プチコード
→ジーナフォイロが撤退したら【事後処理】へ

【事後処理】※今後のために・・・
①現場作業 網を拡大・補強する、案山子を設置する、村人に手伝いを依頼する等
②追跡調査 撤退したジーナフォイロを追跡し、事態解決の手がかりを探す

上記に準拠する場合、僕は、【戦闘前】①の補助、【戦闘】①、【事後処理】①を担当したいです。
また、【事前準備】【生物学】による下調べに結構な字数を割くと思います。
【事前準備】で作ったペーパーを配る、なんて描写も予定してます。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 25) 2019-03-14 07:35:37
あ、しまった!自分の分担希望に訂正です!
【事後処理】は②の追跡調査を希望します!

タスク希望 【戦闘前】①現場作業の補助 【戦闘】①戦闘行動 【事後処理】②追跡調査

《神(仮)》 ゼクト・ゴッドマイヤー (No 26) 2019-03-14 08:25:18
タスクさんはまたまとめてくれてありがとう!
事務仕事が早い!ジムだけに!(

あ、じゃあ【陣地作成】は私がスキルを積んで置くよ。
プチラドとプチコード、陣地作成、あとは回復かな。

>シュンさん
なるほど、不可視気!
なんとなくヤバイ感じがするって感じを体に感じて貰えてそれでも入ったなら雷ビリビリだね!
いいね!トラウマを植え付けられそうだ!

>念のため松明
うん、いいと思う!
どのみちプチラドやっても戻ってくる可能性があるしね。
だったら松明もつけて「ここはデメリットの方がデカイ」と思わせておきたいしね。
危ないとは言ったが有効だと思うから松明も置いちゃおう!
…これだけやれば、二度と戻って来たいって思わないだろ。

>リアさん
また入信断られた!
ゼクト教今だ一人も勧誘できず!
くやしす!(ハンカチをかみかみ)

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 27) 2019-03-14 12:46:53
教祖様、ありがとうございます!
子供の頃はからかわれて嫌だった名前ですが、役に立てたと思うと、なんだか誇らしいです。
教祖様に誉めていただいたんだから、少しは自信持っちゃってもいいのでしょうか(照れ)

では、今夜の出発に備えて、自分の行動計画書(プラン)を下書きしておこうと思います。
状況の変化があれば、出来るだけ対応するつもりではありますが、余裕をもってプランを出したいため、出発直前の変更には対応出来ない場合があります。そのときはごめんなさい(ぺこり)

《新入生》 リア・カレット (No 28) 2019-03-14 20:08:02
タスクさん、まとめてくださりありがとうございます。
私の現時点の行動をまとめておきますね。

【戦闘前】①現場作業の補助
設置罠作成のお手伝いをします

【戦闘】①戦闘行動+②明かり担当
片手武器と「ランタン」を持って威嚇します。
武器は当てないように注意して振るいます。

【事後処理】②追跡調査
追跡中に見失った場合は泉に戻って、他の方のお手伝いをします。

村の方へ道具の提供依頼は文字数上限を超えてしまうので書くことができませんでした。

《ゆうがく2年生》 御影・シュン (No 29) 2019-03-14 22:06:41
ジム殿、纏め感謝致す!いやはやありがたや。
では拙者も行動の詳細をお伝えいたす。

>戦闘前
「陣地作成Ⅰ」は拙者も装備していくでござるから、鳴子等の設置を手伝うでござる。
設置後は「隠密」し、ジーナフォイロがプチラドを受け混乱しているタイミングで「奇襲攻撃Ⅰ」で強化した「不可視気Ⅰ」を使用するでござる。
対象は鳴子トラップの近くにいる個体にしておくでござる。慌てふためいてトラップに引っ掛かりやすくなる事を期待、でござるね。

>戦闘
もう一体に対して「不可視気Ⅰ」を狙うでござる。2体共「萎縮」状態になれば万々歳でござるが…。気まぐれだという女神様に期待でござるね。
それでも足りぬ場合は、松明を掲げ威嚇したり、鳴子を鳴らしより混乱させられたらと思うでござる。

>事後処理
追跡調査には、拙者も同行致す。追跡等は得意でござるからね!
5名になったとはいえ、片付けには人手が足りぬでござろうから…追跡後は村の作業を手伝えたらと考えているでござるよ。

もうギリギリの時間でござるね。無事に事が進む様、尽力する所存でござ候。
改めて皆々方、よろしくお願い致す!

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 30) 2019-03-14 22:14:11
(きょろりとメンバーを見渡して)
…ルネサンスって確か、種族的に文字の文化ないんじゃん?わんこ感あるルネサンス様が特異的に読める説もあるけど。
別にペーパーにまとめるひと手間込めなくったって、ふつーにぱぱっと口頭で伝えてもいーんじゃん?

ザコちゃんはちょこちょこ小出しに口にした内容とほぼ変化ないかなー。
戦闘避けられなかったら基本的に挑発防衛特化でどーのこーの。
あ、ただ松明借りて一所に固めて念のためーってのはザコちゃんの方に書いといた。

大変そうな気配をぼんやり感じみだけど、うまくいくといーねぇ。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 31) 2019-03-14 23:45:58
ふ~!何度も推敲して、ようやく完成、かな。
お疲れ様です!出発楽しみですね!!

今回は奇跡的に、出発直前に時間が取れたので、直近までの書き込みを確認しながら推敲できました。
皆さんの内容を見ながら「あ、あれ書いてなかった」「これも漏れてた」とあわてふためきながら推敲しました。

特に、追跡については得意なわけではなかったので不安だったのですが、
シュンさんの書き込みのおかげで助かりました。
「忍者のシュンさんについていく」と書けましたからね!ありがとうございます。

それこそタスクリストを潰していて気づいたのですが、戦闘後の現場作業の人員が手薄になってしまい、大変だなあ、と(><)
戻ったら全力で手伝う旨、アクションプランに追記しました。

・・・と、思い出を書いていくとキリが無いのですが、皆さんとの作戦会議、すごく楽しかったです!
本当に、ありがとうございました~~!!
あとは、リザルトを待つのみですね。わくわくしますね!!

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 32) 2019-03-14 23:55:39
そうそう、ペーパーについては、ザコちゃんさんの書き込みを見て、「しぃぃまったぁぁぁ!」と思い、またまた訂正しましたよ。
ペーパーについての描写を減らして、口頭と説明書を併用する描写にしたので、読んでもよまなくてもどっちでもいい感じになっております。