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SIGINT GM 

 皆様こんにちは。GMのSIGINT(しぐいんと)です!

 自己紹介……? 何を書いていいのか、コミュ障には難しいですね。そんな時はダイスで設定を作るに限る! 回レ回レ回レ回レ!

 カラカラカラカラ

 筋力:平均よりついてない。
 体力:筋力ない割には普通にタフ。
 精神:まぁ普通の人っすね。ザ・普通。
 敏捷:筋力ない割にすばしこいのね。多分SIGINTは長距離走やってました。
 外見:偏差値53ってところかしら?良すぎないからかえってモテる説。
 体格:小さめ。中学生かな?
 知性:普通よりは少し頭がキレるくらい。
 教育:大学生並み。
 幸運:自販機を使うと、たまに前の人がおつりを取り忘れている。

 まとめまると――
 長距離選手の中学生に見間違われる童顔大学生です。合法だね!
 さて、このような感じで皆様SIGINTの理解は深まりましたでしょうか。今度はシナリオでお会いしましょう。ごきげんよう。

担当NPC


メッセージ


★News
 2020/12/30 授業が公開されました。
 タイトル「Evil or Holy?」
 2021/01/17 授業の記録が完了しました。
 タイトル「Evil or Holy?」
 2021/01/20 授業が公開されました。
 タイトル「Mid Winter Fes!」
 2021/02/08
 タイトル「Mid Winter Fes!」

作品一覧


Evil or Holy? (ショート)
SIGINT GM
●教官:ケイ・オ・ス 「むぅ……」  教官用のデスクに行儀悪く足をかけて、唇と鼻の間に鉛筆を挟んでいる男がいた。彼の名は【ケイ・オ・ス】。学園の教官の一人だ。そして、様々なことを学園で学び幾度の戦闘経験を積んで、学園に教官として戻ってきた一人でもある。 「通常授業だけではやはりつまらん!」  やるせなさとストレスによるものか、デスクに置いた足をドン! と音を立てて落とし勢いよく机に向かう。彼は学園に通う愉快な学生たちに対して、カリキュラム通りに行われている授業だけでは物足りなさを感じていた。そこには彼が学園生であった時のような、また彼が様々な魔物と戦ってきたときのような、イレギュラーが足りていないのだ。その思いはついボソッと言葉になる。 「カオスが足りない」  もっとも学園では日々カオスな出来事が起こっている。あるいは今もまさにその最中かもしれない。しかし彼はことごとくその渦中に存在することができていないのだ! ある時は担当している授業中。ある時は非番で知らず。またある時はぎっくり腰――。  フルトゥーム・スクエアには数々の非凡な学生がいる。しかし彼の周りには平凡な日常しか転がっていない。  そんな不満が募った彼は自身の呟きにひらめきを得る。 「そうだ! 俺が、俺自身がそのカオスの中心になればいい!」  その顔は真剣にいたずらに取り組む子どものようだった。彼は挟んでいた鉛筆を手に取ると特別授業の計画書を書き始める。 「待ってろよ……。絶対にカオスな授業をやってやるからな」 ●???  とある人物のもとに1枚の申請書が届いていた。 「なになに~授業計画?」  よほど暇だったのか、彼女は気まぐれにその計画書にさっと目を通す。 「『邪悪』と『神聖』……? いいじゃん! 面白そ~☆」  にやりと笑った彼女はその計画書にすらすらとサインをする。 「でも溜まってるみたいだし、残念だけど今回は観察だけかな!」 ●学内掲示板  学内各所にある、お知らせが貼り出される掲示板にわらわらと人が集まっている。  なにやら物珍しいものがあったのだろうか? 皆が同じ掲示物に注目しているようだ。  皆の視線の先にはこのような掲示がされていた。  ☆課外授業「邪悪と神聖」   特別授業を執り行う。希望者は事前に申請すること。      ◇集合場所:第一校舎「フトゥールム・バレス」の教室。   ◇時間:土曜日の昼休み明けから3時間程度。   ◇人数:6名まで。参加希望者があふれた場合は抽選で決める。   ◇『邪悪』とは?    邪悪なオーラを纏い、闇属性になる状態異常。   ◇『神聖』とは?    聖なるオーラを纏い、光属性になる状態異常。   ◇授業概要    『邪悪』と『神聖』について詳しく学ぶ。   ◇授業形式    前半は座学で『邪悪』と『神聖』について理解を深める。    後半は屋外練習場に移動する。    『邪悪』と『神聖』の2グループに分かれてもらい、    選択したグループの状態異常にかかってもらう。    各グループ最大3人まで。    なるべく均等に分かれるのが望ましいが、各グループ3人を超えないのであれば問題はない。    ※危険な状況になった場合は教官が仲裁に入るので気を付けるよう。   ◇授業目的    『邪悪』や『神聖』は、かかる状況は少ないながらも扱い方を間違えると危険な状態異常。    実際に体験することによって、その危険性を深く理解し、    冷静な付き合い方・対処を行うことができるようになることを目指す。   ◇支給品    選択したグループの状態異常を解除するアイテムを一人一つ支給する。                                      教官ケイ・オ・ス
参加人数
6 / 6 名
公開 2020-12-30
完成 2021-01-17
Mid Winter Fes! (EX)
SIGINT GM
「はぁ……さむっ」  それは誰の声だったのか? フトゥールム・スクエアには多くの学生が在籍しているが、その多くが特に寒さを感じる今年の気候に、体をぶるぶると震わせている。外で授業を受けていた学生は、授業が終わると駆け足で校舎や寮へと戻っていく。移動教室をしている学生は手袋を着用してなお、手をこすり合わながら吐息で暖を取ろうとしている。中には上着の下に何枚も着込み、だるまのようになっている学生もいた。その学生に雪が積もればそれこそ雪だるまというのだろうか?  そんな、せっかくの快晴なのに、どんよりとした曇りのように感じる寒空の下。一人の女性が呟いた。 「ふぅ~……。こんな寒いんだからアガってかないと、やってらんないよ」  彼女の名前は【ディージェイ・アンネリネ】。芸能・芸術コースの教官だ。噂によると、彼女の名前は本名ではなく自称らしい。おおよそ聞いたことのない言葉ではあるが……アンネリネはまだしもディージェイとはいったい何の意味があって自称しているのだろうか?    閑話休題。    確かにこんな寒い日がずっと続いていると皆から熱気が、やる気が失われていくのも頷ける。  こういう時に自然界の動物たちはどうやって寒さを凌いでいるのだろうか?  例えば冬眠というものが真っ先に挙げられる。体力を温存するためにじっと動かず、なるべく暖かいところで丸まって過ごす。もしくは地中であったり水中で過ごす。どれも厳しい自然を生き抜くためにそれぞれに適した方法なのだろう。  しかし、この方法を学園生がとるわけにはいかない。そんなことをしようものならば、もれなく留年という恐ろしい言葉を聞く羽目になってしまうのだ。  では他を考えてみよう。それは密集して、お互いの体温を使って寒さを凌ぐというものだ。なるほど、これならば一理あるかもしれない。そこに運動による熱が加われば……屋外だとしても寒さを忘れられるかもしれない!  さて、こんなまどろっこしいことをつらつらと理屈をこねくり回して考えていたアンネリネであったが、ようはやりたいことは最初の一言に集約されていたのであった。  『アガってく』。この場合ではテンションがアガってくるととらえるのが正しいだろう。即ちこういうことだ。   (クラブイベント。やってきますか!)    M.W.F.……ミッドウィンターフェス。またの名を真冬の音楽祭。これはアンネリネが勝手にフェスを作りだし、勝手に準備を進めて、勝手に設営をし始めたイベント。  もちろん開催の建前は決まっている。学生に舞台経験を積ませるということだ。つまり立派な実践的授業だ。なにも、問題ない。絶対面白くなるし、謎の力が働いて開催にこぎつける自身もあった。だからあとは――。   「ディージェ……もとい学生たちを集めないとね!」
参加人数
2 / 8 名
公開 2021-01-20
完成 2021-02-08

リンク


サンプル


サンプルオープニング

タイトル:台無しミステリー・ツアー
参加人数:2-8人
難易度:とても簡単
報酬:なし

★==オープニング
 押し寄せる波。真っ白な砂浜。照り返す水面。燦燦と光る太陽。
 ――しかしその空は澄んでおり乾燥気味だ……。

 要するにここは冬のビーチだ。
「誰よ! こんな旅行計画立てたのは!」
 黒いガラスが貼られた馬車から降りた【リンボ・コオ】の魂の叫びにザァーっという波音が虚しい返事を寄越す。
「ミステリー・ツアーを選んだのはリンボなんだからどこになっても文句言っちゃだめでしょ」
 冷静に返す【伊勢・玲】だが、この状況は明らかにおかしいのだ。
「うー……さぶっ。いやいや、冷静ぶってるけどもう少し考えよ? 冬の海だよ?しかもこのあたり特に海の恵みとかないとこだよ?」
 そう、このあたりの海は地形の影響で栄養が乏しいため、ほとんど生物がいないのだ。つまり旅行の醍醐味であるおいしい食事にありつけるかどうかも微妙だし、海に入るには寒すぎる。どうしたものだろうか。
「何があっても楽しむのがミステリー・ツアー。文句言ってないで楽しむことを考えましょう?」
「え~……まぁ、そうね。こうなってしまったのだから仕方がないわ……っと。」
 リンボが震えながら旅行鞄から厚手のコートを取り出す。
「そうそ、明日からは後発組の人も合流するし、色々な楽しみかたがあるはず」
 そう言った玲は、馬車の中で手紙を書いていた。すぐに書き終わり、便箋にしまうと御者にお願いをしつつ馬車を降りた。
「これで今日中に学園内にいる【デルーク・トア】に届けて頂戴」
 玲の手には御者の往復代の10倍の額が握られており、それを受け取った御者は笑顔で応えた。
「お任せください」


 その日の夜――
「ぼくに手紙?」
 御者から手紙を受け取ったリンボ、玲の共通の友人であるデルークはその内容を見て慌ててミステリー・ツアー参加者たちに手紙の内容を伝えに走った。
「なんてこった……行っても楽しめないなら全く意味がないじゃないか。急いでみんなに伝えないと」
手紙にはこう書かれていた。

「ミステリー・ツアーの場所が砂浜以外本当に何にもない海だったから、楽しめる方法考えていろいろ持ってきて。できれば食材も」


★==解説
 何もない冬のビーチを最大限に楽しもう!
 冬だけあって砂浜には誰もいないから多少はしゃぎすぎても問題なし!
 ビーチバレーやビーチフラッグ、スイカ割りやBBQなど、個人の思い思いの準備をしよう。朝10時には出発だ!
 行程は1泊2日、予定はみっちり詰めよう。

 ◇成功条件
  ・楽しんだもの勝ちでしょ!
 ◇失敗条件
  ・つまらないミステリー・ツアーで終わる。
  ・朝起きた時に氷漬けになっている人がいる。
  ※寒すぎてこうならないようにね!寝袋は人数分用意しよう……。
 ◇Tips
  ・デルークがツアー責任者に問い詰めたところ、宿の予約すらされていないずさんなミステリー・ツアーであることが分かったようだ。
 ◇ツアー参加人数
  ・リンボ、玲、デルークの3人+シナリオ参加人数

●砂浜について
 海藻やクラゲを含めて生物がほとんどいないため、夏場は安全なビーチとしてたくさんの人で賑わう広大な砂浜。クラゲやサメに気を付ける必要はありません!

★==NPC情報
 ◇リンボ・コオ
  ・少し怒りっぽい芸能・芸術コースに通うヒューマンの女の子。
  ・自分が選んだミステリー・ツアーとはいえ、ずさんすぎる内容にご立腹を隠せない。
  ・玲、デルークとは仲良し。
 ◇伊勢・玲
  ・常に冷静沈着に見える王様・貴族コースに通うローレライの女の子。
  ・こんな状況でも最大限楽しもうと努力をしているが、内心はものすごく怒っている。
  ・リンボ、デルークとはお友達。
 ◇デルーク・トア
  ・愛され気質の村人・従者コースに通うルネサンスの男の子。犬っぽいし、実際犬のルネサンス。
  ・玲からの手紙を受け取った、後発組の一人。内容を読み、慌てて参加者たちに内容を伝えることに。
  ・リンボ、玲はご主人様。

★==MSより
 冬のビーチでゆっくりしていってね!!!