物語を作ろう! RP オープン

物語を書くお部屋です。
エピソードや設定に関する思い出を文章にする、
キャラクター自身が何かの創作をする、
世界設定(神話や歴史)に関する妄想を形にする、など
様々な物語をお待ちしています。

また、書かれた物語への感想もどうぞ。

※創作、感想ともに、良識の範囲内でお願いいたします。
公序良俗、ゆうがくの世界観、そして読む人の気持ちを尊重していただけたらと思います。

マーニー・ジム 2020-07-13 17:10:57



マーニー・ジム リバイバル / 賢者・導師 No 1 2020-07-05 23:57:17 
【事務連絡】

このお部屋の書き込み一番手の権利は、勇者暦2020年7月15日(日)開催の非公式広場イベント「神はサイコロを振らない。しかし、人は…」においてA賞「始まりの物語」を獲得された【アルフィオーネ・ブランエトワル】さんが有しています。

上記に該当しない初書き込みは【黒歴史】として取り扱いますのでご了承くださいませ。

アルフィオーネ・ブランエトワル ドラゴニア / 教祖・聖職 No 2 2020-07-11 20:26:18 
”それ”は突然現れた。

 目の前の空間が、砕け散るガラスのようにひび割れ、底知れぬ暗黒が覗く。
一切の思考が停止し、目が離せなくなる。

 その間隙を縫うように、まばゆき光が放たれた。
視界のすべてが白に染まる。

 ソフィーがわたしに向かって、手を伸ばし、叫んだ。
しかし、その手を掴むことも、彼女が何を言ったのかもわからぬまま、わたしは暗黒に飲み込まれていった。






 どのくらいの時間がたったのだろうか。一瞬とも、永遠とも思える間、わたしの意識は暗黒の中を漂い、見知らぬ深い森の中で覚醒する。

 ここはどこだろうか。周りを見回しても、青々とした木々が林立するばかりだ。けだるさを感じる体を起こし、立ち上がる。その刹那、わたしは、何やら引っ張られるような感覚に、後ろを振り返り、わが目を疑う光景を目にする。

 真珠色に輝く鱗に覆われた、翼と尻尾。それだけではない。よく見れば右腕も鱗に覆われ、鋭いかぎ爪が生えている。一体何が。頬を伝う汗を拭おうと手をやると、顎先で磨かれた鉄板のように滑った。
 
 一旦、落ち着こうと、深呼吸をする。脳に酸素が行きわたり、思考が息を吹き返す。


 わたしはまた、異世界にきてしまったらしい。この姿は、この世界に存在しうる雛形の中で、本来のわたしに近いものが選択された・・・と、いったところなのだろう。

 深く瞑想し、わが母星、L01i星に呼び掛けてみる。やはり、答えは返ってこない。前にいた世界、『地球』でもそうだったが、異世界ではわたしの力は使えないようだ。よくよく考えれば、至極当然のことだ。ここにL01i星はないのだから

 悲愴感はなかった。ただ、残してきた人々のことを思うと、キリキリと胸が痛んだ。しかし、悲嘆に暮れたところで、なにも良い結果は生み出せない。今のわたしにできることをやるだけだ。この世界のことを学び、力をつける。戦えそうな体なのが不幸中の幸いだ。

 翼に力を込め、跳躍する。瞬く間に景色が変わり、眼下に青い絨毯が広がる。思っていた以上に広大な森林のようだ。遥か先に、大きな町と威容を誇る、建物の連なりを見つけた。要塞だろうか。

 目的地は定まった。このまま飛んで行けば、半日もあれば到達できるはずだ。と、思っていた矢先、わたしは森の中へと落ちていき、したたかに尻餅を打った。どうやら、あまり長くは飛んでいられないらしい。

 やれやれと打った腰をさすりながら、わたしは気を取り直し、彼の場所をめざし歩き始めた。

アルフィオーネ・ブランエトワル ドラゴニア / 教祖・聖職 No 3 2020-07-11 20:34:18 
以上。「始まりの物語~アルフィオーネ・ブランエトワル編」でした。

おそまつさまでした。

マーニー・ジム リバイバル / 賢者・導師 No 4 2020-07-13 06:10:51 
アルフィオーネさん、ありがとうございました!

とても不思議で、壮大な物語ね…!
世界移動の話は数々見聞きするけれど、アルフィオーネさんのお話も、
移動という現象それ自体の不思議さにドキドキし、
界渡りの切なさ…残してきた存在への思いに、胸を打たれたわ。

「始まりの物語」にふさわしいお話、本当にありがとう!
アルフィオーネさんが受賞してくれて、本当によかったわ!

マーニー・ジム リバイバル / 賢者・導師 No 5 2020-07-13 17:09:35 
【事務連絡】

勇者暦2020年7月5日(日)開催の非公式広場イベント「神はサイコロを振らない。しかし、人は…」においてA賞「始まりの物語」のご執筆が完了し、以後、「物語の部屋」への自由な書き込みが可能となります。

つきましては、同イベントにおいてB賞を受賞された【アルシェ・スレット】さんの権利行使が可能になりました!

つまり、通常のエピソードと同じく、アルシェさんのプランに基づき、マーニーがリザルトを執筆します!!

…自分が言い出したコトでありながら、あまりの不遜さに震えが来ています(笑)

アルシェさんに書いていただくものは、以下の通りです。

・シチュエーション 150文字以内
・アクションプラン 150文字以内
・ウイッシュプラン 150文字

シチュエーションというのは、通常のエピソードにおけるプロローグに相当し、マーニーが執筆する内容や前提条件やメインとなるネタを記述していただくものです。

その他は、通常のエピソードと同じように考えていただければと思います。

お試しでもあるので、文字数は少な目にしていました。
数文字の超過は問題ないのですが、あまり多くなるとマーニーが死にます、リバイバルですが(笑)
少ないぶんには構いません。
シチュエーション【おまかせ】アクション【がんばる】ウイッシュ【アドリブ】とかでも、マーニーが何か書きます。

プラン締切は特に設けませんが、主催者が忘れないうちに書いていただけると助かります(笑)

完成時期は御約束出来ませんし、文字数もどうなるか本人にも予測がつかないですが、こんなので良かったら、是非、プランを書いていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

マーニー・ジム リバイバル / 賢者・導師 No 6 2020-07-13 17:10:57 
ウイッシュプランも、150字「以内」ですね。
念のため訂正いたします。