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流血の匠


ストーリー Story

 漁業と観光で潤う都市アルチェ。
 温暖な気候と豊かな水産資源、そしてミルトニア家の合理的且つ革新的な統治体制により、かつてはただの小さな漁港に過ぎなかった集落が、今や巨大な湾岸都市として多くのひとびとを呼び込み、活況を呈するまでに至っている。
 ヒト、モノ、カネがとめどなく流れ続ける常夏の楽園。魔物による脅威も比較的少なく、観光地としても大いに成功を収めた町。
 それが、アルチェである。
 死ぬまでに一度は訪れてみたい町として憧れの眼差しを受けるようになったのも、当然の話であろう。
 しかし、一見すると豊かさばかりが目に付く町だが、ひとが多く集まれば当然、犯罪の芽も無数に萌す。
 ある日、ひとりの犯罪者の名がひとびとの口端に上るようになった。
 通称ブリードスミス。これまでに多くの犠牲者を出し、未だにその正体すら掴めていない、謎の連続殺人犯である。
 今から10年前、罪無き少年少女ら13人がブリードスミスの手にかかって命を落とした。そのいずれもが、フトゥールム・スクエアの生徒達だった。
 アルチェ司法警察は全力を尽くしてブリードスミス捜索に当たったが、現在に至るまで逮捕はおろか、その行方を掴むことすら出来ていなかった。
 ブリードスミスは13人を殺害した後、完全に息を潜めて闇の奥底へと身を隠してしまったのである。
 ところがここ最近になって、再びブリードスミスの名が取り沙汰されるようになった。
 切欠は、一週間前の週末の夜。
 アルチェの商店街に遊びに来ていたフトゥールム・スクエアの女子生徒が突然、行方不明となった。
 当初はただの夜遊びだろうと高をくくっていた学園運営部だったが、翌日になっても寮に戻ってこなかった事実を受け、改めて捜索に着手した。
 ところが、その女子生徒は翌日の夕刻、アルチェの裏通りの一角で血まみれの惨殺死体として発見されたのである。
 その殺害方法や遺棄現場の様子から見て、ブリードスミスの手管に極めて酷似していた。
 本人が舞い戻ってきたのか、或いはコピーキャットか。
 事態を重く見たフトゥールム・スクエア学園運営部はアルチェ司法警察と協議の上、この問題を公表せず、極秘裏に捜索を進めることとなった。
 しかし、敵は間違いなく魔法学園の生徒を標的にしている。
 学園運営部と指導者達は、生徒達に対しては真実を告げ、警戒するよういい渡さざるを得なかった。
 多くの生徒達はその指導に従い、アルチェの訪問を自粛するようになった。
 だがひとりだけ、その指導に従わない者が居た。
 彼女の名は【エリスティア・ハンメル】──殺された女子生徒の幼馴染であり、無二の親友だった。

 フトゥールム・スクエア学園長室に、背の高い中年紳士が渋い表情で姿を現した。
 アルチェの司法警察組織を束ねる【ジェラルド・ミルトニア】男爵である。男爵は眉間に皺を寄せて、応接卓の反対側のソファーに腰かけている【メメ・メメル】学園長に厳しい視線を送っていた。
「何とか、おたくの生徒をアルチェには来ないように徹底指導して頂けませんか」
「それはもう間違いなく、そのように指導はしておるよ」
 メメル学園長は威圧的な態度で迫ってくる男爵に対し、こちらも負けじと胸を張って低く応じた。
 だが実際のところは、メメル学園長も多少困ってはいたのである。
 幾ら指導しようにも、本人──即ちエリスティアがこちらのいうことを聞いてくれなければ、結局は馬の耳に念仏のようなものなのだ。
 勿論、幼馴染の親友を殺されたエリスティアの気持ちも、痛い程によく分かる。分かるだけに、彼女の意志を無理矢理抑え込ませようとする指導者としての立場にも、ジレンマを感じざるを得なかったのだ。
「ミルトニア家としても魔法学園に対しては敬意を払っているつもりです。しかしこれは、我がアルチェ司法警察の管轄下で起きた事案だ。魔物や魔王の眷属に蹂躙されたという話ならばまだしも、個別の刑事案件にまで学園側に介入されては、アルチェ司法警察の権威に関わります」
 男爵の糾弾に、メメル学園長はまるでどこ吹く風といわんばかりに明後日の方向に視線を流している。
 相手はアルチェの司法警察長官ではあるが、メメル学園長の前では小物に過ぎない。それでも建前上は相手のいい分を聞き入れる体を取っている。フトゥールム・スクエアの学園長としての立場を考えての、大人の対応をしているのだろう。
「兎に角、お願い致しますぞ。ブリードスミスは我々の事案です。10年前にあなたが奴の組織を壊滅させた功績は認めますが、同時に、奴を取り逃がしたのも事実ですからな。これ以上の介入は御免被りたい」
 それだけいい残し、男爵は肩を怒らせて学園長室を辞していったが、メメル学園長は応接卓上のティーカップに手を伸ばし、熱いお茶を旨そうに啜っていた。

 男爵がメメル学園長に手出し無用と釘を刺しに来た事実は、噂として魔法学園内に瞬く間に広まった。
 多くの生徒達が、男爵の態度やいい分に強く反発したのはいうまでもない。
 指導者達は飽くまでもアルチェ訪問禁止を通達するしか出来ないが、通達以上のことは何もしなかった。つまり、生徒達を監視、或いは束縛するような真似は一切しなかったのである。
 そこにどんな意図が込められているのかは、解釈はひとそれぞれだ。
 だが少なくともエリスティアは、メメル学園長からの無言のエールだと確信した。彼女はその夜、自室に無期限停学届を残し、女子寮レイアーニから姿を消した。


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 7日 出発日 2020-01-01

難易度 難しい 報酬 通常 完成予定 2020-01-11

登場人物 8/8 Characters
《グラヌーゼの羽翼》エリカ・エルオンタリエ
 エリアル Lv33 / 賢者・導師 Rank 1
エルフのエリアル。 向学心・好奇心はとても旺盛。 争い事は好まない平和主義者。(無抵抗主義者ではないのでやられたら反撃はします) 耳が尖っていたり、整ってスレンダーな見るからにエルフっぽい容姿をしているが、エルフ社会での生活の記憶はない。 それでも自然や動物を好み、大切にすることを重んじている。 また、便利さを認めつつも、圧倒的な破壊力を持つ火に対しては慎重な立場を取る事が多い。 真面目だが若干浮世離れしている所があり、自然現象や動植物を相手に話しかけていたり、奇妙な言動をとることも。 学園へ来る前の記憶がないので、知識は図書館での読書などで補っている。
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。
《マルティナの恋人》タスク・ジム
 ヒューマン Lv36 / 勇者・英雄 Rank 1
村で普通に暮らしていましたが、勇者に憧れていました。 ここで学んで一人前の勇者になって、村に恩返しをするのが夢です。 面白いもので、役所勤めの父の仕事を横で見聞きしたことが、学園の勉強とつながり、日々発見があります。 (技能はそういう方針で取得していきます) また「勇者は全ての命を守るもの、その中には自分の命も含まれる」と仲間に教えられ、モットーとしています。 ※アドリブ大歓迎です! ※家族について デスク・ジム 村役場職員。縁の下の力持ち。【事務机】 (※PL情報 リスクの子) ツィマー・ジム おおらかな肝っ玉母さん。 【事務室・妻】 シオリ・ジム まじめできっちりな妹 【事務処理】 チェン・ジム のんびりマイペースな弟 【事務遅延】 ヒナ・ジム 可愛い末っ子 【事務雛型】 リョウ・ジム 頑固な祖父 【事務量】 マーニー・ジム 優しい祖母。故人 【事務マニュアル】 タックス・ジム 太った叔父。【税務事務】 (※PL情報 リョウの子) リスク・ジム マーニーの元婚約者でリョウの兄。故人【事務リスク】 ルピア・ジム 決まった動作を繰り返すのが大好きなグリフォン。【RPA事務】 ※ご先祖について アスク・ジム 始祖。呼吸するように質問し、膨大なメモを残す。【事務質問】 「あなたのお困りごと、お聞かせいただけませんか?」 セシオ・ジム 中興の祖。学園設立に向けて、土地や制度等に絡む諸手続きに貢献。【事務折衝】 「先祖の約束を今こそ果たす時。例え何徹してもやり遂げる!」
《終わりなき守歌を》ベイキ・ミューズフェス
 ローレライ Lv27 / 教祖・聖職 Rank 1
深い海の色を思わすような、深緑の髪と瞳の彷徨者。 何か深く考えてるようにみえて、さして何も考えてなかったり、案外気楽にやってるのかもしれない。 高価そうな装飾品や華美な服装は好まず、質素で地味なものを好む。 本人曰く、「目立つということは、善きものだけでなく悪しきものの関心も引き付けること」らしい。 地味でありふれたものを好むのは、特異な存在として扱われた頃の反動かもしれない。 神には祈るが、「神がすべてをお救いになる」と盲信はしていない。 すべてが救われるなら、この世界に戦いも悪意もないはずだから。 さすがに口に出すほど罰当たりではないが。 ◆外見 背中位まで髪を伸ばし、スレンダーな体型。 身長は160センチ前半程度。 胸囲はやや控えめBクラスで、あまり脅威的ではない。 が、見かけ通りの歳ではない。 時折、無自覚にやたら古くさいことを言ったりする。 ◆嗜好 甘いものも辛いものもおいしくいただく。 肉よりも魚派。タコやイカにも抵抗はない。むしろウェルカム。 タバコやお酒は匂いが苦手。 魚好きが高じて、最近は空いた時間に魚釣りをして、晩ごはんのおかずを増やそうと画策中。 魚だって捌いちゃう。
《甲冑マラソン覇者》朱璃・拝
 ルネサンス Lv29 / 武神・無双 Rank 1
皆様こんにちは。拝朱璃(おがみ・しゅり)と申します。どうぞお見知りおきを。 私の夢はこの拳で全てを打ち砕く最強の拳士となる事。その為にこの学び舎で経験と鍛錬を積んでいきたいと思っておりますの。 それと、その、私甘い食べ物が大好きで私の知らないお料理やお菓子を教えて頂ければ嬉しいですわ。 それでは、これからよろしくお願いいたしますわね。
《ゆうがく2年生》クラウス・アイゼンブルク
 ヒューマン Lv12 / 勇者・英雄 Rank 1
よお、俺は「クラウス・アイゼンブルク」20歳 以前は樵をやっていたんだが、勇者や英雄になる夢を諦めきれなくてこの学園に入学したんだ。 力仕事なら任せてくれ。 どんな魔物だってぶん殴ってみせるぜ! ただし、頭を使うことだけは勘弁な。
《勇往邁進》金田・一郎
 ヒューマン Lv15 / 賢者・導師 Rank 1
著名な名探偵の孫 (金田なんて名前の有名な名探偵いたっけ?) 寝言のような突拍子のない迷推理を展開することから「寝言の一郎」、逃げる犯人を投げコイン(火炎ツーホー)で狙撃するところから「銭形一郎」の異名を持つ どんな事件にも首を突っ込みたがる「遊び人の金田さん」である。 「みんなを集めてくれ」 「あなたですね、犯人は」 「私の灰色のSTAP細胞が活動を始めた」 「この背中の紙吹雪散らせるものなら散らしてみやがれ」 など謎めいたセリフをよく使う 得意技は「投げコイン」 (レールガンほどの威力はない) 背中に紙吹雪の刺青シールを貼っている ホームズという名のワンコを飼っている(三毛猫ではない、ジ○りも関係ない) LV20で、もしかしたら賢者に転職・・・
《ゆうがく2年生》ヒューズ・トゥエルプ
 ヒューマン Lv21 / 黒幕・暗躍 Rank 1
(未設定)

解説 Explan

 魔法学園の生徒だけを狙う凶悪な連続殺人犯ブリードスミス。
 今回起きた殺人事件がブリードスミス本人によるものなのか、模倣犯の手によるものなのか。或いはそのいずれでもないのか。
 分からない点は数多くありますが、先ずは兎に角、殺人犯の正体を暴く為に尽力して下さい。
 アルチェでは司法警察が組織を上げてブリードスミス逮捕に全力を尽くしている為、彼らの邪魔になるような行為は公務執行妨害として扱われます。ご注意下さい。
 特にジェラルド・ミルトニア男爵はフトゥールム・スクエアの生徒達に対し、人間的に未熟な若造や小娘が、ゆうしゃ候補として権限を振りかざしているという偏見を持っている為か、余り協力的ではありません。場合によっては明らかに敵対的な態度を取ることもあり得ます。
 しかしながら、ブリードスミスは魔法学園の生徒を積極的に狙う傾向が分かっている為、エリスティアは殺人事件などには余り関心を持たない無防備な女子学生として振る舞い、ブリードスミスを誘い出そうと考えているようです。
 但し、この事件にはひとつ大きな裏が隠されています。その秘密は、まだ誰も気づいていません。皆さんは想像力を逞しくして、あり得ないと思えることを疑わなければなりません。
 それが何であるのかは、ここでは触れないようにします。どうか色々想像してみて下さい。
 勘の鋭いひとならば、すぐに分かってしまうかも知れませんが……。
 尚、生徒には知らされてはおりませんが、メメル学園長の側でも何らかの手は打ってあるようです。


作者コメント Comment
 本プロローグをお読み下さり、誠にありがとうございます。
 恐怖チラシとは打って変わって、シリアスな犯罪物をお届けします。
 殺人犯だけではなく、アルチェ司法警察という権力組織にも細心の注意を払う必要があります。割りと難易度高めのお話ですので、覚悟を持って臨んで頂ければ幸いです。


個人成績表 Report
エリカ・エルオンタリエ 個人成績:

獲得経験:108 = 90全体 + 18個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
・仮説(確信の無いうちは盲信しないが可能性は考慮)
10年前:魔族の犯行?勇者の資質を持つ者を生贄に魔王の復活?

犯人:魔族か魔族に利用された者(男爵の可能性?)

男爵:魔族か魔族に利用?(さらに生贄?)要警戒

警察:魔族等に洗脳の可能性。正常な者は残っているか?要警戒


・捜査
事件記録等を図書館で(事前調査)して街で聞き込み

犠牲者の共通点は生徒な他にあるか(成績・出生など)
男爵の噂や身辺調査
男爵・警察とは距離を取る。騙されたり罠や強硬に出られる可能性に注意

自分は学生のマントを身につけ
背負い鞄の中に盾を入れ背後からの攻撃に備え(全力防御)
囮となり襲われた所を仲間と犯人確保
重傷者がある場合は発煙筒で救護要請

チョウザ・コナミ 個人成績:

獲得経験:108 = 90全体 + 18個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
学園で生きてるだけで狙われんの、不条理の道なりじゃん?
なんでもいーけどさぁ、他を奪う事でしか個を示せないの、生きるのつまんなそう。

てか手口知り分かってて学園生嫌がるって。しほーに怪しみ隠す気ないじゃん。笑う。
しほーに犯人の疑いあるお人でもいんの?
…それとも男装様本人が人多いと動きにくいから?

どっちにしても学園生と思われるのめんどいし、【化粧品セット】で【変装】しとく。
制服着てない時点でわかんないかもではあるんだけど。それはそれとして。

あとはゆーしゃ様達が集まるらしー時間にそこ通りかかりはしよ。
露骨むき出しの合流は出来ないけど、なんやかんやあった時に通りすがりとしてのお手伝いはできっかもだしね。

タスク・ジム 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:270 = 90全体 + 180個別
獲得報酬:6000 = 2000全体 + 4000個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
大図書館で10年前の事件について【事前調査】
現地で吟遊詩人のふりして同事件を聞き込み
新作のネタとして同事件の話を聞きたい【演技】

知りたいのは、被害者の現地での「行動・態度」
そこから犯人の動機を【推測】

エリカ部長さんによる囮作戦の
決行時間場所を事前調査結果も加味して選定
仲間に提案し
上記どおり必ず集まり
他人のふりして待機し
犯人が釣れたら一斉に囲み捕縛
という作戦を綿密に打ち合わせる

エリスティアを探して接触
敵討ちの気持ちは分かるが一人は危ない
自分と情報収集し事件解決に貢献が敵討ちの近道
と【信用】【説得】

背後からの攻撃に備え
リターを荷物鞄に入れて背負い
攻撃あれば【衝撃享受】で耐え
発煙筒で仲間に知らせる

ベイキ・ミューズフェス 個人成績:

獲得経験:108 = 90全体 + 18個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
◆調査前
囮役やエリスティアとは接触を避けて

◆調査
私は巡礼者に扮し、事件の被害者や当時の様子等を聞き込みしつつ、有事の治療等を想定
いろんな噂話が集まるのは酒場や宿屋、市場等
昔の話なら、神殿や修道院等あれば、そこの聖職の方等も何かご存じかも
聞き込みましょう

理由を問われたら、
「かつて、志半ばで命を落とした未来の勇者達の足跡と最後に触れ、その魂の安寧を祈りたいのです」

と答えて

当時の事件を個別に調べ、辻褄が合わないなら複数犯の可能性も
重要な内容は羽根ペンでローブやスカートの裏地にこっそりメモ

◆集合
可能なら集合場所に合流・援護できるよう努力
必要に応じ、負傷者への祈祷や、幻視で見えたこと・入手情報の伝達を

朱璃・拝 個人成績:

獲得経験:108 = 90全体 + 18個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
現地へ赴く前に事前調査でエリスティア様、及び学園長室にまだ匂いが残っていれば男爵の匂いを記憶しておきますわ

現地では学園の生徒と悟られぬよう単なるお上りさんの観光客を装いつつ、エリスティア様と同道するタスク様をエリスティア様に気づかれぬよう尾行しますわ。仮に見失ってもお二人の匂いを嗅覚強化で辿れると思います

お二人が襲撃されるような事があれば直ぐ駆けつけ、立体起動で翻弄しつつ魔牙や祖流還りからの真中正拳突きで犯人と戦闘。相手は危険な人物なのでやせーの勘や危険察知を活用してこちらがやられないよう注意、皆で協力して出来れば取り押さえたいですわ。エリカ様の方へ出た時はなるべく直ぐ駆けつけるようにしますわ

クラウス・アイゼンブルク 個人成績:

獲得経験:135 = 90全体 + 45個別
獲得報酬:3000 = 2000全体 + 1000個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
学園長に10年前の事件について以下の内容について話を聞く
話を聞くときは【信用】と【会話術】と【事前調査】のスキルを使用する

・ブリードスミスの手口
・被害者に共通すること(外見や行動等)
・何故、ブリードスミスを取り逃がしたのか
・万が一、ブリードスミスと戦闘になった場合の注意点

これらの情報を得ることができた場合、10年前の事件との共通点及び相違点を調べて、今回の事件がブリードスミスによるものであるかを推理する。

ブリードスミスのものであると思える場合、エリスティアをしっかりマークし、ブリードスミスからの襲撃から守る。

一方でエリスティアがブリードスミスである可能性も否定しない

金田・一郎 個人成績:

獲得経験:108 = 90全体 + 18個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【事前調査】【推測】
学園にて【エリスティア・ハンメル】とその幼馴染との交友関係をクラスメイト等から聞き込み、特に最近トラブル等の目撃がなかったか調査。
両者の生い立ちも確認調査。また事件当時の二人のアリバイも確認。
学園長からは10年前の潰した組織の顛末の詳しい報告の聞き取りと確認。
図書館にて10年前の事件の報道記事の確認。
ミルトニア家の政策の影響と民衆の反応等。

アルチェ現地にてミルトニア家の黒い噂、司法の腐敗などの聞き込み調査。

囮捜査は表では情報収集に集中する為、参加をしないことを表明。
裏で【変装】【追跡】でエリカさんとその状況を俯瞰的に見える位置にて護衛。
仲間を疑ってるわけではないんだけどね。


ヒューズ・トゥエルプ 個人成績:

獲得経験:108 = 90全体 + 18個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【行動】
警察やエリスティアを【精神分析】【空気察知】を用いて注意深く観察。

(警察やエリスティアに【羊皮紙】に死んだ女生徒が手がかりを残したと【ハッタリ】をかまし、反応を見てみる。)

(もし警察がクロなら、真相に迫った生徒は公妨でパクられる、なんてことも考えられるな。情報収集も兼ねてパクられて内部へ潜入ってのもアリだな。)

前科付きの勇者なんて滾るぜ。
ぶち込まれたら『はりがね』を口から吐き出し【鍵開け】で解錠を試みる。

失敗事は【プチヒド】の熱で鍵や手錠ないし檻を歪めて脱出を図る。
【隠密】【沈黙影縫】を駆使して隠匿されている情報があれば探してみる。


リザルト Result

●潮騒の傍らで
 夕闇を望む海岸通り。
 その一角で、オープンテラスのナイトカフェが日没を前にして営業を開始した。潮の香る木製デッキ上に幾つものテーブルが並び、そのひとつに巡礼者を装った【ベイキ・ミューズフェス】が静かに腰を下ろした。
 隣のテーブルには先客が居る。丁度、ベイキとは背中合わせに座る格好だった。その先客は、ムードたっぷりなナイトカフェとはまるで似つかわしくない筋骨隆々の大柄な男性【クラウス・アイゼンブルク】だった。
 ベイキとクラウスは他人同士のように顔も見合わせないが、しかしふたりは背中に相手の気配を察しており、他の客には分からぬよう小声で言葉を交わし始めた。
「やっぱり学園長、知ってたぜ……どうせ隠しててもすぐにバレるだろうからって、案外あっさりと話してくれたんだがね」
 クラウスの切り出したひと言に、ベイキは息を呑んだ。
 今から20年前、フトゥールム・スクエアにひとりの天才が居た。名は、【ディンス・レイカー】。
 【メメ・メメル】学園長直々の指導を受けた程の、まさに最強のゆうしゃ候補だったという。
 魔術、格闘技、剣術の他、レンジャーや歩兵、海兵としての能力、諜報員の知識と技術など、あらゆる方面で常にトップの成績を叩き出した。
 ディンスは卒業後、王国軍の指導者として多くの有能な戦士を輩出した。そして彼が卒業してから10年後にフトゥールム・スクエア壊滅を目論む秘密結社が誕生したという。この秘密結社はメメル学園長指揮の精鋭部隊によって壊滅の憂き目を見たのだが、その首領が実はディンスだった。
 ディンスはメメル学園長の追撃を逃れ、姿を消した。と同時に、ブリードスミスによる13人の学園生連続殺害事件が発生した。
「その13人の遺体は全て腹部を切り裂かれ、内臓を引きずり出されていました……けど、それは殺害後の話。死因は頸骨を捻じり折られたり、気道を一撃で破壊されたり、或いは脳への致命的な打撃でした。苦しむ間も無く、必殺の一撃で確実に仕留めてあったそうです」
 ベイキは手帳を開き、ひとり言を搾り出すような調子で小さく囁いた。
 死体遺棄現場が血みどろの凄惨な光景だったことから、アルチェの地方新聞社がブリードスミスと名付けたらしいが、犯人はその呼称をそのまま拝借して自ら名乗るようになったようだ。
 そして今回。
 【エリスティア・ハンメル】の幼馴染で学園生だった【イーニッド・ラメラ】が、同じ遺棄状態で死体が発見された。10年前と同じく、遺棄現場の地面にはイーニッドの血で学園校章が描かれてあったらしい。
 だが、死因が明らかに異なった。
「イーニッドは全身を鋭利な刃物で何十カ所も刺されたことによるショック性失血死。恐らくですが、相当苦しんだ筈です」
 遺棄状況は同じでも、殺害方法が明らかに異なった。これは何を意味しているのか。
「その点は学園長も首を傾げてたな。10年前の13人殺害は間違いなくディンスの仕業だろうけど、今回はどうだろう、ってな」
 では矢張り、今回は単なるコピーキャットか──だが、別の可能性も新たに浮上した。
「ディンスは秘密結社を学園長に潰されたそうですね」
 ベイキは考え込んだ。決して安易な直感ではなく、これまでにベイキが調べた内容とクラウスの説明から導き出された、ひとつの可能性だった。
「複数犯の線もありますが、ディンスには弟子や部下が居るのではないですか?」
 成程、とクラウスも頷く。大いに在り得そうな話であった。

●平和ボケと権力欲
 少しばかり時間を遡り、その日の午後の昼下がり。
 アルチェ司法警察の本庁舎は、海岸から少し離れた丘の上に鎮座している。
 石造りの重厚な構造で、その威風堂々とした外観に【チョウザ・コナミ】は顔には出さないものの、内心ではよくぞこんなところに金をかけたものだと幾分呆れ、幾分感心していた。
 長身のスレンダーな外観はいつも通りだが、この日チョウザは普段とは多少違った装いで司法警察を訪れた。ぱっと見ただけでは、彼女が学園生であることは分からないだろう。
「あー、実はっすねー、学園のゆーしゃ様が犯人確保の作戦に動いてるって話聞いたんだけどー、警察と協力体制敷いてんのかなーって思って、ちょろっと覗きに来た訳ねー」
 受付カウンターでチョウザがそう語るなり、年若い制服警官は慌てて奥へ引き退がり、代わって厳めしい外観の中年男性が姿を現した。彼は【ジェラルド・ミルトニア】男爵と名乗った。
「早速ですが、そのお話はどこでお聞きになられたのですかな?」
 男爵はチョウザの機嫌を損なわぬよう随分と腰の低い調子で、にこやかに手を差し出してきた。演技中のチョウザは不自然にならぬよう握手には応じたが、その際の顔つきと態度を見た瞬間、男爵が間違いなく小物だと腹の底で断じた。
「んっとねぇ、海岸通りの飲み屋でなんだけどぉ」
 チョウザは全く関係の無い地点を囮作戦決行ポイントだと吹聴した。男爵は満面の笑みで、しかし目は決して笑わず、チョウザからの出鱈目な情報を部下に書き取らせている。
 その余りの必死ぶりに、男爵はシロだと即断した。単純に功績が欲しいだけの軽薄な人物だろうという男爵評に、チョウザは確信を抱いた。
 一方、同じ頃、【ヒューズ・トゥエルプ】は司法警察本庁舎の応接室で、たった今飛び出していった男爵の帰りを待たされていた。
 というのも、ヒューズもまた司法警察にはったりを仕掛けるべく、イーニッドが羊皮紙という形で手がかりを残したと持ち掛けてみたのだ。すると男爵はヒューズの言葉を半信半疑ながらも聞き入れ、彼を応接間へと招き入れた。
 そしてつい先程までヒューズの説明に耳を傾けていたのだが、下っ端の制服警官がチョウザの来訪を受けて男爵を呼びに来たところ、男爵は物凄い勢いで応接室を出ていってしまった為、こうして待ちぼうけを食う格好となってしまったという訳だ。
 このヒューズも、男爵の何ともいえない小物ぶりにひとり応接室で小首を傾げていた。だが、この応接室のそこかしこに飾られている勲章や盾、表彰状の額などを見るにつけて、納得出来る気分へと傾いてきた。
(見るからに顕示欲の塊だなぁ、こりゃ)
 男爵がわざわざ学園長のもとへ足を運んだのも、単純に自分の手柄を横取りするなと釘を刺しに行っただけのような気がしてきた。そうでなければ、ヒューズに対するこの丁寧過ぎる程の応対も説明がつかない。
 要するに男爵は敵味方がはっきりし過ぎる程にはっきりしている人物なのだ。自分に味方する者は徹底的に懐柔し、敵対或いはライバル関係にある者に対してはなりふり構わず潰しにかかる。
 司法警察のトップではあるが、どちらかといえば政治屋に近しい性格が垣間見えた。
 そう考えると、この司法警察には長居は無用という結論が自然と下されてくる。余計なちょっかいを出されると真相が闇の中へ転げ落ちてしまう可能性がある為、なるべく遠ざけておくのが一番であろう。
 尤も、この段階ではヒューズはまだ知らないことであるが、チョウザが上手く男爵を別方向へと誘導しようとしており、それもほぼ成功に終わろうとしていた。
 そのチョウザも、司法警察を去ろうとしている。矢張りヒューズと同じく、ここで足止めを食うのは時間の無駄だと判断したのだ。
(平和ボケの結果だねー、こりゃ)
 アルチェは軽犯罪こそ散発するものの、国家を揺るがす程の大事件に巻き込まれたり戦乱の波に揉まれたりというようなことは、基本的には有り得ない土地だ。それ故、司法警察という組織自体が呑気そのものだった。
 だからこそ、10年もの間、ブリードスミス逮捕にこぎつけていないのだろう。
 司法警察本庁舎から足早に遠ざかってゆくチョウザと入れ替わる格好で、【金田・一郎】が司法警察本庁舎の玄関脇に設置されている休憩所に、何食わぬ顔で腰を下ろした。
 一郎はこの日、精力的に方々を走り回っていた。朝はクラウスと共にメメル学園長を訪れてディンス・レイカーに関する情報を聞き出し、その後はエリスティアとイーニッドの人間関係や生い立ち、事件当時のアリバイ等も精力的に調べて廻った。
 そして更に司法警察そのものについても調べた。が、こちらは空振りに終わった感が強かった為、本当に怪しくないのかを確認しようと、こうして足を運んできた訳だ。尤も、直接関わるつもりは無い為、本庁舎内まで足を運ぼうとはしなかったのだが。
 と、そこへ庁舎を出てきたヒューズが他人を装って一郎の隣りのベンチに腰を下ろした。その表情を見て、司法警察が空振りであったことを一郎は咄嗟に悟った。
(民衆のミルトニア家に対する印象も悪くないし、司法警察もシロ、か。けど、10年前のあの事件は、思った程には印象に残らなかったんだな)
 さもありなん、と一郎は内心で首肯。
 犯人がディンスであるならば、学園としては大々的に報じられたくはないだろうし、司法警察も完璧に逃げ切られたことを方々に吹聴されたくない。双方の思惑から、この事件は余り大きく扱わぬようにと報道関係に強く要請したことは考えるまでもないだろう。
(まぁ、学園長の押しの強さなら、如何に報道関係といえど、おいそれと逆らう訳にはいかんだろうな)
 一郎は腕を組んだ。こうなると何より、エリスティアが一番怪しい。
 殺害動機はきっと個人的なところからきているのであって、遺棄方法がブリードスミスと似通っているのは、捜査の目を自分に向けさせない為ではなかろうか。
 そんなことを黙然と考えていると、何故かチョウザが大通りから引き返してきた。一郎とヒューズはおやっと不思議そうな目線を向けたが、チョウザはふたりに対しては素知らぬ振りを通した。だが一瞬だけ、手信号をふたりに送った。
 どうやら、例の囮作戦がいよいよ始まる、ということなのだろう。

●真相と記憶
 そして、夜。
 自ら囮役を買って出た【エリカ・エルオンタリエ】は、イーニッドの死体遺棄現場近くを徘徊していた。
 彼女もまた方々で調査に走り回ったが、そこから叩き出された推論は、犯人は魔族かその関係者、というところに落ち着きつつあった。
 学園の制服を身に着け、これ見よがしに薄暗い路地裏を歩き回っていたエリカだったが、そんな彼女に接触してくる者が居た。
 大柄の中年男性で、どこか抜けたような表情の、頭の悪そうな人物であった。
「お嬢ちゃん、そんな格好でうろついてたら、危ねぇぞ。早く帰った方が良いんじゃねぇかい?」
 訛りの強いだみ声で呼びかけてきたその男は、日雇いの清掃業で生計を立てている【ビューゴ】という路上生活者で、聞けば、イーニッドの遺体の第一発見者であるらしい。
「おらぁもう、あんな光景は見たくねぇんだ。悪いこといわねぇから、早く帰んなよ」
 エリカの肩を軽くぽんと叩いたビューゴの顔には、本心からエリカを心配する表情が張り付いていた。
「ビューゴさんは、優しいんですね」
 気は優しくて力持ちを地で行くようなビューゴに、心底和んだ微笑を向けたエリカだったが、その表情が一変した。
 夜の闇に染まりつつある路地裏の屋根の連なり──その向こうに、発煙筒の煙が見えたのである。
「結局、そういうことだったのね……ッ!」
 エリカは何かいいたげなビューゴをその場に捨て置き、発煙筒があがった地点を目指した。
 そこは、矢張り同じような入り組んだ路地裏の一角だった。エリカが到着した時、【タスク・ジム】と【朱璃・拝】がエリスティアと対峙していた。
 タスクは肩口に軽傷を負っているようだが、大事には至っていない。しかし万が一に備えて、朱璃がタスクを庇う位置へと進み出て、エリスティアと睨み合っていた。
「どうしてエリスティアさんが、イーニッドさんを?」
 やや負傷した肩を気にする素振りを見せながら、タスクが問いかける。エリスティアは狂気に歪んだような笑みを口元に浮かべた。
「さっきまでとは、まるで別人ですね」
 そのエリスティアの変貌に、朱璃は正拳突きの構えを見せながらごくりと息を呑んだ。つい数分前までタスクと、尾行役の朱璃が見ていたエリスティアは気の弱そうな女子学生に過ぎなかった。気弱ではあるが、殺された幼馴染の仇を討つ為に懸命に勇気を奮い立たせている──そんな印象をふたりに与えていた。
 だが今のエリスティアは、真逆の表情を見せている。残忍さだけが目に付く、凄惨な笑みであった。
「確かにエリスティアならばイーニッドは殺せなかったろうね」
 エリスティアの口から、まるで他人事の様な台詞が湧き出てきた。タスクと朱璃、そしてエリカは思わず顔を見合わせる。
「別人格……では今のあなたは、ブリードスミス?」
「そうさ、私はブリードスミス。そしてあんた達もブリードスミス。他者を傷つけ、血を流させる力を持つ者は全てブリードスミスと呼ばれる資格を持っているんだよ」
 相手が口先の攪乱戦術に出ようとしていることは明白だった。
 戦闘能力に長けた朱璃が、その手には乗らぬとばかりに一気呵成に間合いを詰め、数合の打ち合いでエリスティアをあっという間に組み伏せた。そこへタスクとエリカが駆け寄り、エリスティアが手にしていたナイフを奪って、四肢を縛り付ける。朱璃の仕掛けから完全な無力化まで、然程の時間を要しなかった。
 ところが、それでもエリスティアは不敵な笑みを消そうとはしなかった。
「成程……これが今の学園生の実力ね。我が師の目には、しっかりと焼き付けられたことだろう」
 直後、エリスティアの表情が一変した。
 恐怖と絶望、そして例えようのない悲しみに満ちた、気弱な少女の顔つきだった。今の一瞬でブリードスミスとしての人格が消え、同時にその全ての記憶が、もうひとりのエリスティアの意識の中へと流入している。
「……何てことをするんだ」
 タスクは唇を噛んだ。
 ブリードスミスの人格は敗北を悟った時から、気弱な少女の人格に幼馴染殺害の犯人が自分であるという記憶を流し込むことで、最後の反撃にしようとしたのだろう。
 エリスティアは声にならない嗚咽を漏らし、大粒の涙を流し続けた。その視線は宙空を彷徨い、焦点を結ぶことが出来ない。人格が半ば、崩壊しようとしているのは明らかだった。
 犯人は確かに捕らえた。エリスティアがイーニッド殺害犯だったことも明確となった。だが、ブリードスミスはタスクにも、エリカにも、そして朱璃にも絶対に手出し不可能な方法で無垢な少女の人格を破壊した。
 如何にゆうしゃ候補の3人とて、エリスティアの心を救う手立てを見つけることは出来なかった。

●流血の匠
 再び、オープンテラスのナイトカフェ。
 そこに、今回イーニッド殺害犯確保の為に動いた8人の学園生達が集められた。招集をかけたのは、【サラシナ・マイ】だった。
「よぅ、ご苦労さん……大変だったな」
 どうやらマイは、8人が危機に陥った場合に備えて、学園長が隠れ助っ人として秘密裏に派遣したらしいのだが、結局出番無しで終わったとの由。そこでマイは、8人を労ってやろうと考えてこのナイトカフェに呼び集めたようだ。
 ところがここで、珍客が乱入してきた。司法警察の制服警官だった。チョウザとヒューズには見覚えがあったのだが、本庁舎の受付カウンターに立っていた、あの青年だった。
 その年若い制服警官は驚くべき事実を告げた。ジェラルド男爵が遺体で発見された、というのである。しかも死後24時間は経過しているのだという。
「え? だってあーしが男爵と会ったのは今日の昼間……」
 いいながらチョウザは男爵と握手した掌を見て、ぎょっとなった。赤黒い斑紋が掌の一部を不気味に彩っていたのである。ベイキとエリカが見たところ、接触型の植物性麻疹毒による発症であるらしい。
 するとエリカは、肩の辺りに妙なむず痒さを感じた。袖をまくり上げてみたところ、矢張りそこにも赤黒い斑紋が浮かび上がっている。
 一体、どういうことなのか。
「……昼間の時点で男爵は既に死んでいた。つまり、お前達が会ったのは偽の男爵」
「まさか、ブリードスミスッ!?」
 マイの分析に、タスクは声を裏返して驚いた。だが解せないのはエリカの肩だ。
「確かここはビューゴさんが触れた箇所……」
「何……ビューゴだとッ!?」
 今度はマイが顔色を変える番だった。曰く、ビューゴとはディンスがよく使う偽名のひとつだ、というのである。勿論この情報は、メメル学園長からの受け売りなのだが。
 重い沈黙が、一同を押し包んだ。ディンス・レイカー、即ち本物のブリードスミスは既に、チョウザ、ヒューズ、エリカらと接触していた、ということになる。
「今回はほんのご挨拶、ってなところか」
 クラウスが唸った。
 もしもこれが即効性の致死毒であったなら、ふたりは確実に殺されていただろうが、彼らが司法警察や男爵個人に対しても相当に警戒していた為、そこまでは出来なかったのだろう。
 だがあの時、エリスティアはいった。我が師の目には、しっかりと焼き付けられたことだろう、と。つまりエリスティアを取り押さえた時、ビューゴと名乗ったディンスが近くに居た、ということだ。
 朱璃は目を閉じ、眉間に皺を寄せてエリスティア捕縛時の周囲の気配について、必死に記憶を呼び起こそうとした。あの時、本当に別の誰かが近くに居たのか。
 だが、それは無駄な労力だった。ディンスが諜報の達人ならば、身を隠し気配を断つことなど雑作も無いことなのだろう。
「こいつは、宣戦布告なのかもな」
 一郎がチョウザの掌をじっと凝視しながら、低く呟いた。
 同時にクラウスも、メメル学園長から聞き出した言葉を思い出していた。ディンスの究極の目標はフトゥールム・スクエアの壊滅にあるのかも知れない、と。



課題評価
課題経験:90
課題報酬:2000
流血の匠
執筆:革酎 GM


《流血の匠》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 1) 2019-12-25 00:03:38
賢者・導師専攻のエリカ・エルオンタリエよ。
妄想はいろいろ広がるけれど、決め手が無いと厳しいわね。
みんなで知恵を出し合いながら、これ以上の犠牲者を出さない方法を考えましょう。
よろしくね。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 2) 2019-12-25 00:34:54
勇者・英雄コースのタスク・ジムです。
お困りごと…どころではない、大事件じゃないですか。
震える心を何とか勇気づけて、解決に向けて全力を尽くしましょう!

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 3) 2019-12-25 01:47:41
警察はどこまで信用して協力体制が取れるか分からないので、わたしたち独自で動いた方がやりやすそうね。

フトゥールム・スクエアの制服で街を歩いて犯人を釣りあげて、
逆にみんなで犯人を確保しちゃうというのはどうかしら?

あと、事故防止にはエリスティアとも接触して意思疎通しておいた方が良さそうね。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 4) 2019-12-25 12:24:31
確かに、現状出来る策としては、おとり作戦が最善な気がしますね。
エリスティアさんには一番に接触して、僕たちの行動に巻き込んじゃうのがいいでしょうね。

僕は、【事前調査】で10年前の事件を調べようと思います。
知りたいのは、10年前の被害者13人と、今回の被害者の共通点。
最も気になるのは、彼らの現地での「行動・態度」です。
遊び回ってたとか、マナーが良い悪いとか、学園を鼻にかけた行動など、
そういう共通点がもしあれば、犯人の動機の【推測】が出来そうなので。

《勇往邁進》 金田・一郎 (No 5) 2019-12-25 20:26:25
賢者・導師コースの金田だ。宜しく頼むな。

取り敢えずわからないことが多すぎるな。自分も10年前の事件を調べてみるか。
それとミルトニア家についても少々。
学園長が潰した組織の顛末なんかも調べておきたいな。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 6) 2019-12-25 21:37:28
武神・無双コースのルネサンス、朱璃・拝と申します。どうぞよろしくお願いしますね。

色々謎の多い事件ですのね。確かに幾つか想像出来る事も無くはないですが今の所なんの証拠もありませんから、やはり10年前の事件を調べる事は必須かもしれませんわね。

それとエリスティア様との接触も賛同いたしますわ。先ずは彼女を見つけないといけませんから嗅覚強化辺りをもっていって匂いを探ってみましょうかしら・・・?

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 7) 2019-12-26 01:19:07
無力非力な1市民とかじゃなく、そこそこ戦えるだろう学園生をわーざわざ選ぶとか、物好きぃ。
これに対する善し悪しの価値観はそれぞれだろーから、ザコちゃんが態々どーのこーのじゃないけど。
それはそれとして、他を奪う事でしか個を表現出来ないーってのはつまんない日々送ってんだなーって感じある。

囮問題への意見、ザコちゃんは真逆の正反かなー。
…真逆って感じでもないか。斜め逆?くらい。

だってさぁ、言っちゃえばおびき出すことが中心になっちゃいかねないでしょ?たぶん。
そもそも噂通りの本人当人だとして、それを理解して最低限戦えるだろう学園生が、複数ぐさーってなってる相手に。
新入生なザコちゃん達が確実よゆーに勝てる保証も無いんじゃん?ダメな場合大量の犠牲がー、な訳だし。
虎を退治するのに生肉だけ抱える訳にもいかない的なあれ。
やるにしても、ある程度の保証を踏める対策立てるなり、罠貼った上での最終手段にしたさ。

てか確かに誘い出しのことしか考えてないゆーしゃ様、危うくない?ぐさられ趣味とかじゃない限り。
それこそ逆に、過程の犯人像でゆーしゃ様おびき出して合流先のが良さげ?
…しほーに文句出されっかな。多少なりとも駒が増えたー、って喜べばいいのに。わー、めんどーい。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 8) 2019-12-26 01:20:07
(言いながらふとくるくると水タバコの瓶を回して)
…てかあれくない?
仮に模倣犯だとしても、本人だとしても。殺された死体の状況から手口が同一同じーって分かるってことはさ。
少なくともそーいう死体の状況『見た』ことがあるんでしょ。仮定としてね。

…手口ってか死体まんまで見れるの、被害者当人と司法警察くらいじゃない?
調査部門も司法警察の管轄だろーし、遺族にモロ見せはないだろーし。

仮の仮定ガン重ねしてっけどー、もし犯人がしほーの関係者だったとしたらさぁ、
男爵様があんなふうに手助け駒になり得る学園生こっち来んなー、ってしてる理由も繋がんじゃん?
バレたら司法警察の威信に関わるから。…もしくはまとわりつかれると実行の時にめんどいから。

なんて、言うだけタダだからザコちゃんは好き勝手言うのであった。次回には続かない。
なんせよ、しほーに対するスタンス?ってか、どーいう対応するかも決めとかないとだよねぇ。めんどいし。

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 9) 2019-12-26 01:56:59
>10年前の事件とミルトニア家
事件の真相をなるべく深く探るには、こっちも調べるのがいいでしょうね。
わたしも図書館などで【事前調査】したり、街で聞き込みをしてみようと思うわ。

>おとり
危険なのは承知の上。だけど誰も自殺したいわけじゃないし、
犯人がおとりにかかれば、少なくとも実行犯をあぶり出せるのだから、
リスクはあってもやってみる価値はあると思うわ。
それにわたしたちは「そこそこ戦える学園生」よ。
もちろん、相手が格上であることを考慮した上での作戦は大事ね。
おとり役はわたしがやるから、少しでも勝率が上がるように
みんなの知恵と力を貸してね。
さしあたってはおとりを人気のない時間や場所に出して、
残りのメンバーはすぐ出て行ける場所に隠れておいて、犯人が出れば
みんなで包囲して制圧する。とざっくり考えているわ。

>エリスティア
彼女も似たような感じで自分をおとりにって考えていそうね。
感情的に突っ込んで行っても危なそうだし、いっそこっちへ合流して、
一緒に動いてもらった方が安心かしら?

>警察
全面的に信頼して協力体制が取れるか、疑わしい部分もあるので
場合によってはわたしたちの行動を邪魔してきたり、トラブルの可能性がありそうなのよね……
かといって先に喧嘩を売っちゃうのも面倒になるだけでしょうし、
程々の距離感で行動するのがいいかしら?

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 10) 2019-12-26 12:31:21
おとりって一人じゃなきゃ駄目でしょうか?
10年前の事件か被害者10人単位なので、
ツーマンセルおとり(おしゃべりしてる風をよそおうなど)でも狙ってもらえるかなあ、と勝手に思ってました。

一人のときが狙われるのか、しかもか弱い女子が狙われるのか、など
ターゲットの傾向は、出発後の事前調査で分かることでしょうけど…

一人おとりなら、初撃を防御する手段が必須でしょうね。
学園生を手にかけた手練れの攻撃ですから、
感知系・回避系技能を充実させたとしても、必ず避けられる保証はないし、
一撃食らえば重傷になる可能性は高いです。

もし僕に任せてもらえるなら、荷物鞄大にリターを仕込んで歩こうと思います。
これで、後ろからの攻撃に【衝撃享受】で対処できますし、
前からの攻撃なら、喰らう前に皆さんに合図できますから。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 11) 2019-12-26 12:32:51
もしくは、エリスティアさんがお友達の仇を取りたい気持ちが強いなら尊重して、
僕のリターリュックを貸してあげる、もしくはツーマンセルおとり、という線もありますね。

《ゆうがく2年生》 クラウス・アイゼンブルク (No 12) 2019-12-26 12:43:44
学園長が十年前の事を色々知ってるみたいだし、聞いてみるのも有りかもな

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 13) 2019-12-26 17:17:46
>おとりの人数
あまり大勢でいたら、流石に襲撃側も反撃や逃走を警戒しちゃうんじゃないかしら?
「無警戒で襲いやすく見える」というのはおとり餌としては重要だと思うわ。

それと、勝手にだけど10年前の事件は、13人を1度の襲撃で殺害したのではなく
1人ずつ13件の事件があった連続殺人事件なのではと思っているのだけど、
13人同時だったなら相当なものね。

>おとりの襲撃対策
タスクさんの盾を背負う案は役に立ちそうな気がするわ。
それにもし、最初の一撃でおとされてしまっても、
残りのメンバーが犯人の対処を行った後に介抱や蘇生に動いてくれれば、
そうそう消滅はしないと思うわ。
そうは言ってもリスクはあるし、男の子より女の子の方が犯人的には襲いやすいと思うので
わたしが盾を背負って行くわ。
後は犯人を確実に確保する作戦を詰めていきましょう。

>10年前の事件
学園と警察の関係性やしがらみ、襲われた生徒の事など、
調べられる範囲で知っておきたいわね。

《ゆうがく2年生》 ヒューズ・トゥエルプ (No 14) 2019-12-26 19:14:44
マッポ共を何とかしないとでっせ。
囮作戦を実行するなら…奴らの存在は作戦に支障をきたしかねない。
仲間を剥がされたら孤立しちまうぜ。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 15) 2019-12-26 20:32:03
…わかりました、部長さん。(口をへの字に曲げて)
心配でしょうがないんですが、そこまで決意が固いなら、
おとり役、お願いいたします。

リターリュックは調達できますか?
それとも、僕の装備を渡すプランを書きましょうか?(出来るかどうか自信ないですが)

事件について、僕は、全員いっぺんではないにしろ、
2、3人をざっくり、も何件かありそうに思いました。
まあ、結局調べてみないと分からないことではありますが。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 16) 2019-12-26 21:25:08
>囮
誘き出しに囮を使う事自体は良いと思いますが、フトゥールム・スクエアの生徒が狙われるのであれば囮以外は生徒である事を悟られないようにした方が良さそうですわね。

>警察
何かしら別方面へ惹きつけるようにした方がよいでしょうか?

《終わりなき守歌を》 ベイキ・ミューズフェス (No 17) 2019-12-26 21:52:03
ご挨拶が遅くなりごめんなさい。教祖・聖職コースのベイキ・ミューズフェスです。よろしくお願いします。

男爵が学園の生徒の来訪を好ましく思ってなさそうですし、単に縄張り意識か。
それともそれ以外か……。

>囮
使うなら1~2人位でしょうか。
ただ、あまり目立つと現地の警察を刺激しそうですし、人通りの少ない裏通りとかで犯人を誘うのがいいかも。
その方が、犯人も仕掛けやすいでしょうし。

と言っても、そんなところは警察も警戒してそうですし、やり過ごす策を練るか、警察との接触前提で動くか……。
その辺も考えておくと、警察の横やりで動けなくなる懸念は少しは解消できるかも。

>囮以外
目立ったり生徒と悟られたりするのは、基本避けた方がいいかもですね。
こういうところだと、いろんな噂話が集まるのは酒場や宿屋、市場なんかでしょうか。
昔の話なら、神殿や修道院なんかがあれば、そこの聖職の方なんかも何かご存じかも。

私は巡礼者にでも扮して、その辺の聞き込みでもしつつ、有事の治療等を想定しておこうかな……とか検討中です。

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 18) 2019-12-27 00:49:04
>エリスティア
わたしはおとりと調査でプランが埋まっちゃうから、誰か余裕がある人がいたら
彼女のフォローをお願いするわ。
その際、彼女にはわたしたちの計画を話してもいいけれど、
警察は信用できない部分もあるので、そっちへは計画を漏らなさいように頼んでおいてね。

>リターリュック
自分で準備しておいたわ。心配ありがとう。
多少の怪我ぐらいは覚悟して、それ以上の被害は必ず阻止しましょう。

>警察対策
警察の中にも信用できる人はいるとは思うけれど、判断し辛いのが問題よね……
何か騒ぎを起こせば散らす事はできるかもしれないけれど、
いざ犯人と遭遇した時にはちゃんとした警察官がいれば助けてくれるとは思うから、
どうするのがいいか悩ましいわね……

《終わりなき守歌を》 ベイキ・ミューズフェス (No 19) 2019-12-27 06:14:58
>警察対策
信用できる者が居るとしても、積極的で親身に生徒に接触してくる警察関係者が居るとしたら……それは犯人である可能性もありそうですよね。
相手を油断させるには、警察って肩書きは大きいですから。

もちろん、本当に生徒の身を案じてたり、捜査や別の目的のために接触してくる者も居るでしょうし、言動や評判で絞り込むにしても気は抜けないかも。

>エリスティア
私は生徒以外の者に扮して動こうと思ってるので、彼女との接触は避けておこうと思ってます。
この時期にこの場所で生徒と接触する時点で、生徒もしくは学園の関係者と思われそうですから。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 20) 2019-12-27 07:57:25
エリカ部長さん、エリスティアさんのフォロー、僕が引き受けます。

司法警察側黒幕説を前提に話をしますが、
被害者友人、当然、マークされますよね。

そこで、僕は、彼女と接触したら、変装してもらうことにします。
彼女だと分からなくなれば、彼女が動く危険も、彼女に同行するデメリットも
綺麗さっぱり、なくなりますからね。
仮に、僕らが行く前に彼女が派手に動いてたら、変装の効果はさらに増すでしょう。

僕が技能なしまたはにわか勉強で変装施してもよいのですが…
ザコちゃんさん、手が空いてたら(文字数に余裕があれば)
変装に力を貸していただけませんか…?(手を合わせてお願い)

僕は、変装作戦に問題なければエリスティアさんと一緒に、
旅の吟遊詩人に扮して話を聞き回ろうと思います。
「新作のネタを探しているんです…例えば、10年前の事件とか」

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 21) 2019-12-27 09:11:45
ザコちゃんは【変装】っても付け焼き刃だけどね。
ほら、学園基準だと10超えないとしろーとなんでしょ?たしか。

手伝うのは別にいーんだけど。
ザコちゃんあれ、しほーの方に接触しよっかなー、とかって思い考えてて。
ぎょーむしっこー…言いにく。この間のぶれ何とかの魔物じゃないんだから。
なんせよ、『善意の第三者』として誘導移動させよっかなー的なこと思って。ついでに探れるし。
その場合、逆にゆーしゃ様達と接触すると警察連れてくことになるくない?みたいな。

事前に貸せる手なら貸すけど。別にザコちゃんの腕切り取って持ってっても役立たないじゃん?ふふ。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 22) 2019-12-27 09:27:07
あとあれ、金糸の髪のけんじゃ様は種族的にもコース的にも、あんまし頑丈さとか我慢強さの授業受けてないんじゃん?
(学生証の左上、左の数を覗き込み)だよね、たぶん。仔細な差異に詳しくないし、ザコちゃんとかと比較になるけど。
尚のこと、感情のままの希望的観測は惨状うみかねないし?仕込まないとね。
ぐさられ趣味なら別として。…被害に合ったゆーしゃ様、全員そうとか?異質の事実過ぎない?画一過ぎてないか。

死体の状況は物理っぽいけど、その前で魔術的接触がないとも限らないし、守る術は積めるだけ積むのが良さみ。
だってほら、さすがにあそこまで死体解体になってたってなら、発見される前に消滅しててもおかしくないわけじゃん?
魔術的残滓の影響とかも有り得るだろーから。安易適当に言ってる。

てかリター背中にどっこいしょっても、足回りと反射負けしたら、前からぐさーってのもありえるしね。
もし【身代わりうさぎ】あるなら前に抱いとくいーかな。初撃の攻撃阻止れるし、見た目綿だし、無防備感でるし。

《ゆうがく2年生》 ヒューズ・トゥエルプ (No 23) 2019-12-27 10:10:17
ミスリードになると思って発言を躊躇っていたんだが。
俺の個人的見解、妄想とも言うんだけどさ。

ブリードスミス=手練のシリアルキラーという線は十分にあると思う。
だが、勇者という性質を利用すれば…技量とか関係なく殺れちゃうんじゃねーかと思ってさ。

全てがクロという前提で考えた場合。
囮作戦で人数を絞る。複数人居た場合は警察がイチャモンつけて剥がす。
…これで実行レベルにまで持っていける。

そんで囮役が勇者を殺害。組織が証拠隠滅を図る。

勇者殺しを匂わせ、勇者がアルチェに対して介入しなくなれば
悪党共は大手を振って生活出来る。ってところか。

ま、憶測の域を出ないんでねぇ…見当違いの風呂敷なら畳み上げたいところだが。
今回、こんな感じのを想定して動くことを表明しときます。

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 24) 2019-12-27 17:53:26
何度も言ってるけどわたしは自殺願望もないし、事件解決のためにできることをしたいだけ。
今までの相談にのっとってプランは書いているから、大幅な変更よりは
それを前提にしてもらった方がスムーズに事は運ぶと思うわ。

あとここは会議の場所なので、自分のこだわりのスタイルよりも
聴いている相手に通じるような表現で話してもらわないと
本当に何を言っているのか分からないので、ごめんなさいね。

《ゆうがく2年生》 ヒューズ・トゥエルプ (No 25) 2019-12-27 21:51:54
まず俺は『エリスティア・ハンメル』のことを疑っています。

十数年も姿を見せなかった、ブリードスミスの突然の再来。
エリスティアの無期限休学届。
一見、本件について解決するまでは!的な意気込みにも見えるが
飛ぶ鳥跡を濁さずにも見える。

彼女が実行犯と仮定して話を進めますが
元々、囮作戦を考えているのは『エリスティア・ハンメル』
ブリードスミスが勇者狩りであるならば囮作戦は確かに有効、だけど。
実際の標的は囮作戦や警察の介入によって孤立した勇者。
ミイラ取りはミイラである。という可能性が否めない。
13人も殺された、勇者候補生。
揃いも揃って後れを取るようなスペックだったのだろうか。
護ろうとした人間に死角から刃を差し込まれたんじゃないのか?
正義感の強い勇者の性質を利用した殺し方とも言える。
今回で言えば『親友の仇討ちに行った追いかけてきた者』
正義感を持った者をふるいに掛けていたとも取れる。

それからブリードスミスという名称にも違和感を覚えますね。
殺人鬼であるならば、ブラックスミスのもじりのブラッドスミスでも良い筈なのに。
何故にブリード?血脈?繁殖された…ミス・ブリーズ?
ブリードスミスは女で代替の効く殺人鬼?組織の子飼い?


とまぁ、臆病者が憶測に幻想妄想夢想を重ねているんだが。

伝えたかったのは
『エリスティア・ハンメル』は護衛対象だが、
もし彼女とアベックになる可能性がある者は、彼女にも気を払っといた方が良いかも知れないということです。

見当違いだったらほら、恥ずかしいから…さ。
暈しながら喋ってたら、言葉足りてなかった。面目ないっす。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 26) 2019-12-27 22:48:24
別にザコちゃん対立文句も迎合もする気ないから。やりたいことやるだけ。初っ端のはなっから。
お話し語りが気に障るとか曖昧もこもこってなら、なんか麦がらの独り言だなーってザコちゃん無視無視でいーよ。
どの道妨害の手も出さないし。聞きたいものだけ耳に入れる、世の中大衆ってそーいう思考多いんじゃん?ふふ。

でもってなんか面白い仮説がぶっ刺し建立じゃん?
少なくとも犯人がわかってない以上は、周りのだーれも信用しないくらいがちょうどいいのかも。
言ってなかったけどザコちゃんが10年前に手出し手刺しのお手伝いしてたー、なんて可能性もあるし。
っても10年前はそもそもこの国にいないけど。


なんせよ、あの誘い出しのゆーしゃ様があっち側にしろそう出ないにしろ、余裕全幅の信頼はない方がいいのかもね。
本人に自覚が無いまま、犯人に利用活用ってパターンもあるかもだし。
それこそ、10年前の事件も、画一同一の繰り返し利用してたって可能性もあるしねぇ。
刺すー、ゆーしゃ様復讐試みるー、刺すー、ゆーしゃ様復讐試みるー。あと9回。

なるべくはゆーしゃ様全員が、なんかあった時に纏まり集まれる範囲内で入れたらなおいーのかな。
しほーの妨害とかで迷子はぐれるとかって時も困るし。
…到着までの時間経過の諸々とかはしゃーなしとして。どこー?って探し回るはめにならない程度に、なんかこう…

(水煙草の瓶壁をたしたしと指で叩く)
…【発煙筒】?いや別の騒ぎだし司法警察の目も引く…大声…なおのことだし届かないかもだし…
…んん、遠距離連絡的なのががわりかしの困りどころちゃん?
しなくて良さみならそれにこしたことはないんだけど。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 27) 2019-12-27 23:03:00
あー、あとあれ。
あの誘い出しのゆーしゃ様が全くの同一人物?同意実行犯?かは、ゆーしゃ様の実年齢分かれば多少或いは。
ヒューマンで11歳ー、とかなら物理的にほぼ無理みじゃん?刃物にぎにぎできないでしょ。
…ヒューマンのフリしたカルマとかなら?もはやわかんない。

血筋がってならあのゆーしゃ様の血筋一族が手出ししてるー、って可能性もあるっちゃあるんだけど。
だからってなんてことなし、思ったから言っただけだけど。

《終わりなき守歌を》 ベイキ・ミューズフェス (No 28) 2019-12-27 23:54:11
まあ、仮説に基づいて動くのも、今回のような事件では鍵を見つけることに繋がるかもしれませんし、個人的にはいいんじゃないかと思います。

そう言えば、連続殺人と言われてて、同様の手口から……その犯人は「ひとり」だと思われてるようですが。
もしかしたら、複数の者が別々の標的を同じ手口で……という可能性も、全くないとは言えないのかも。

ひとり犯人を捕まえたとしても、油断するのはまだ早すぎる……なんてこともあり得るかもですね。

それと、こういった事件に精通してる方って……自ずと限られそうでもありますよね。
例えば、事件を調査する警察や、遺体を弔う聖職の方なんかは、事件の被害者を含めて遺体をみる機会が多いでしょうから……。
遺体の状況や致命傷となった傷。使われた凶器なんかも分かる方も居るでしょうし。

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 29) 2019-12-28 00:30:30
>ヒューズさん
ありがとう。あなたの言いたいことは分かったわ。
可能性のひとつとしては、エリスティアさん犯人説も警戒した方が良いということね。

そういうわけだから、タスクさんが同行するならその点を心に置いておいてね。

>犯人複数説など
魔法とか洗脳とかも疑い出せばきりが無いけれど、現状では決め手もないし、
わたしたち全員が1つの仮説に凝り固まってしまうのも危険でしょうし、
いろんな可能性がありうると、柔軟にやりたいところね。
その中で可能な限りお互いをフォローしましょう。

>ブリードスミス
ブリードには『流血・にじみ』、スミスには『職人・匠』の意味があるから
合わせて『流血の匠』という意味じゃないかしら?
おそらくは捜査関係者が仮につけた呼び名でしょう。
残虐性を表した恐ろしい名前だと思うわ。

《ゆうがく2年生》 ヒューズ・トゥエルプ (No 30) 2019-12-28 01:26:31
御考慮下さったようで、感謝しますぜ。
明後日の方向に全力投球していたら、そん時は笑ってくだせえ。

ブリードスミス、流血の匠。成程ね。
………。
ちょいと自己陶酔が過ぎたぜ。、
別に自分でブリードスミス何て吹聴しないもんな。
しかも、その中にアナグラムなんて仕込まないっての…。
………Mis.breedsは無かったことにならないか?ならねーか。

何にせよ、今回と過去の因果関係やら色々と追いつつも。
エリスティアの身を守ったり、犯人を炙り出したりと
タスクは山積みだ。
囮役をサポート出来るようにやってみるさ。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 31) 2019-12-28 05:59:16
なるほどー!!っ!!(ぽん、と手を打ち)

つまり、僕が無警戒でエリスティアさんと組んだ場合、
「ぐさっ!『なぜ、あなた・・・が・・・』がく」
というパターンが考えられるわけですね!

大図書館で読んだ推理小説にありました。どうして気づかなかったんだろう。
ヒューズさん、ありがとうございます~!

ということは、結局、僕も要りますね、リターリュック(笑)
その上で、エリスティアさん犯人説も頭に置いて、注意しておきます。

メイン武器がリターで埋まるため、楽器をもてないのが苦しいですが、
そこはプランで補うかなー。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 32) 2019-12-28 06:02:51
ザコちゃんさん、了解しました。
変装は自分でがんばって見ますね。
なぞの「たんめめ」サンタさんのなぞのプレゼントがありますから、何とかなると思います。

司法警察の接触は面白いと思います。
そちらに注力されたほうが、ザコちゃんさんの強みが発揮できそうですね。
潜入捜査の実力は、「村人A」さんの事件で証明済ですし。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 33) 2019-12-28 06:09:48
ザコちゃんさんのご指摘の通り、遠距離連絡は難しいので、
囮作戦決行時間、場所を打ち合わせておき、必ずそこに集合する
というのはどうでしょう。

もちろん、集合はバラバラに。
仲間たちが見事に他人のふりをして集合し、いざ捕り物というときに
ザっと武器を向けて「そこまでだ!」
と、こういうイメージで。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 34) 2019-12-28 06:12:25
そして、エリスティアさんと一緒の僕は、
みんなとの連絡手段など、危なくない方法を、何か考えておきます。

・・・いまだ、ノーアイデアですが(苦笑)

リターリュックで、初撃は防げると思うんだけどなあ・・・

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 35) 2019-12-28 11:56:03
おとり作戦について本気出して考えてみたら…

二正面作戦になるかもしれません(知将のメガネをくいっと)

エリスティアさんが無関係なら、エリカ部長さんで実行犯が釣れる。
エリスティアさんが実行犯なら、僕で釣れる。

場所は、人気のない公園とかがいいでしょうね。
僕が【事前調査】で場所もあたりをつけときましょう。
地域と事件について調べれば、割り出せるでしょう。

かりに、この作戦で大丈夫として話を進めますと、
皆さんはとりあえずは、エリカ部長さんの方を警戒していただく方がいいでしょうね。

僕は、初撃を受けても部長さんよりは耐久力に自信ありますし、
大声にも自信ありますから(「白銀のマリオネッタ」参照)、
「ぎゃわ~」とか叫んで、みなさんにすぐ伝わるようにしますね。

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 36) 2019-12-28 14:32:34
>おとり
聞き込みと同時に事件現場を回って献花するつもりよ。
フォロー、サポート、特に犯人確保はみんなにお願いね。

>遠距離連絡
わたしを含め、誰かが深手を負った時などにも
どこかで見ていると思われるメメたん(メッチェちゃん)に
なるべく早く位置を知らせたい所だけど、
日中なら煙幕、夜間なら花火のようなものがあるといいかとは思ったわ。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 37) 2019-12-28 15:28:47
遠距離連絡についてですが、
ザコちゃんさんがご指摘の通り、
煙幕も花火も、司法警察の無用の注意を惹きそうなのが怖いんですよね…。

まあ、命の危険を何とかしたいなど、
隠密性なんて二の次、警察来たって知ったことか!
という状況に限るなら、有効だし必要かもしれませんね。
その場合は、花火や発煙筒を持てる人はもってほしいですね。
(たしか、花火はキャンペーンアイテムだったきがしますが)

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 38) 2019-12-28 17:08:05
>発煙筒
言いだしっぺだし、今回はわたしが持って行くけれど
わたしが倒れてたら自分では使えないので、動ける人が使ってね。
花火は貰っていないので、貰った人か代用手段があったら誰かお願いね。


《勇往邁進》 金田・一郎 (No 39) 2019-12-28 18:21:10
ヒューズさんの考察はなかなか興味深いな。
別に犯行声明があったわけではないし、手口が似ているというだけで彼(彼女?)の影を追いすぎているだけかもしれんな。
とすると模倣犯の可能性はかなり高いし、おとり捜査は空ぶる可能性も出てくるな。

さしあたって彼女と幼馴染の関係と、ここ最近の彼女のことも洗っておくか。
何も出てこなければそれはそれで良しだし。

《ゆうがく2年生》 ヒューズ・トゥエルプ (No 40) 2019-12-28 18:46:12
彼女と幼馴染の関係は俺も気になっている所です。

それから、エリスティアが早々に白であった場合なんかの行動は…。

警察との情報共有が難しそうだが
わざと公妨でパクられて警察に潜入する、なんて荒業もありかな、と。
見れるかもしれませんぜ、アルチェの闇とやらが。

ま、これも空振りなら…。
ただ前科が乗っかるだけ、就職も不利になっちまうんだろうな〜。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 41) 2019-12-28 19:09:49
少し間が空いてしまいましたわね。

>エリスティア様
可能性としては犯人という線も考えられなくも無いですわね。今の所どんな可能性も否定はできませんからタスク様がご一緒するのであれば警戒しておく必要もあるかもしれませんわね。

そうですわね、タスク様がエリスティア様と合流して動くのでしたら、私はエリスティア様に気づかれないようそちらの後をつけてみましょうか。結果としてエリカ様とタスク様(エリスティア様が白の場合エリスティア様もでしょか)が囮になる形になりそうですし、こちらが襲撃された時に人でも必要かと思いますので。


《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 42) 2019-12-29 00:25:53
変装と、発煙筒の準備できましたよ!
もちろんリターリュックを装備し、吟遊詩人の振りをするため鎧を脱ぎ、服飾系装備でまとめてみました。

荷物鞄でアクセ枠が埋まり、知将のメガネを装備できないのが残念ですが、
僕なんか及びもつかない策士さんがいっぱいおられるので、探偵役はお任せしますね。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 43) 2019-12-29 00:30:19
朱璃さん、お申し出ありがとうございます。是非お願いいたします。
まあ、元々はエリスティアさんに合流し、二人して吟遊詩人に扮して情報収集する作戦なので、
エリスティア完全白の場合は僕たちは囮になり得ない…のが成功パターンではありますが、
僕の変装が下手だったり、不測の事態もありうるので、朱璃さんのお申し出は本当にありがたいです。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 44) 2019-12-29 00:33:28
あとは、もう1ポケットの使い道を迷ってます。
今は写法筆を持ってますが、連絡などに使えそうでしょうか。
他の候補としては、拘束用にロープとか、変装補助にカラフルチョークとかですかね。

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 45) 2019-12-29 09:37:00
>ポケット
思い付かない時は、簡易救急箱とか薬草をお守り代わりに持って行くのが
いざという時に役立つと思うわ。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 46) 2019-12-29 23:38:37
そうですね、回復手段も含めて、検討してみますね。ありがとうございます!

では、現状をざっくりまとめてみますね。

・情報収集 各自
・エリスティアさん捜索・同行 タスク
・エリスティア・タスク組尾行 朱璃さん
・司法警察潜入等 ザコちゃんさん、ヒューズさん
・囮役 エリカ部長さん
・囮決行日時場所打合せ タスク
・囮フォロー 全員

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 47) 2019-12-30 10:34:35
現状の纏めありがとうございます。私もポケットに何をいれていくか考え中ですが、尾行しながら私と同じく不審な物が後をつけていないか確認する為に手鏡でももっていっておきましょうか。自分の顔をみる振りをして振り返らずに背後を見る事もできますし。

《勇往邁進》 金田・一郎 (No 48) 2019-12-30 12:28:27
囮フォローはちょっとできないかもしれない。ちと裏でやりたいことがあってね。
申し訳ないな。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 49) 2019-12-30 17:06:56
金田さん、了解しました。(裏の動き、どんなのでしょう?期待してます!)

他にも、集合時間場所にどうしても来れない(集合しないプランを書きたい)
という方は、教えていただければ助かります。

囮を釣るときの戦力が分かっていたほうが、心構えもしやすいので。

《ゆうがく2年生》 ヒューズ・トゥエルプ (No 50) 2019-12-30 21:39:05
さっきは大見得を切ったが、囮作戦のサポートの確約が出来ない。
その場には居ないものとして扱って欲しい。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 51) 2019-12-30 22:39:01
ヒューズさん、了解しました!

う~む、囮で釣るはいいけれど、戦力バランスによっては、
自力での撃退、討伐、捕縛は諦めて、命を守ることや撤退を優先せざるをえない可能性も考えられますね。

まあ、学園長が何らかの手を打ってるという話もありますから、
何らかの支援を想定して、まずはそのときに発煙筒などの通知出来そうなしゅたを確実に取る、ということが大事かもしれません。

司法警察対策として、僕が思うのは
・引き剥がし等の干渉をされないよう、囮作戦決行までは、学園生であることを秘匿する
・囮作戦決行時は、正当防衛を声高に訴え、周りの住民の目があれば味方に付け、こちらに敵対や妨害をしにくい状況にする

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 52) 2019-12-31 06:49:15
プランを書きました!

私事で恐縮ですが、きょういっぱいは動けないため、打ち合わせは最後になるかと思います。

ご一緒いただきありがとうございました!
お互い、ご武運を!

《終わりなき守歌を》 ベイキ・ミューズフェス (No 53) 2019-12-31 08:12:46
>集合
遅くなりましたが、集合時間に間に合うかはなんとも言えませんが(聞き込み先やらの関係で)、最終的には合流できるように努力しますね。

「そういうことだったのか……早くみんなに知らせないと!」
という状況になるかもしれませんし。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 54) 2019-12-31 11:39:43
プラン仕上げました。
打合せが十分に出来なかったことに責任を感じていますので、
囮作戦で戦力不足の場合は、それなりの責任を取れるような記載にしました。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 55) 2019-12-31 12:27:38
…って、大風呂敷を広げてはみましたが、
大したプランを書いたわけではないので、過度なご期待は禁物です(笑)

とにかく、戦力不足で命が危ない場合は、命を守ることを最優先にお願いしますね。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 56) 2019-12-31 16:38:28
ひとまずプランは提出しましたわ。私はエリスティア様とタスク様の後をつけ、何かあれば直ぐ駆けつけて犯人と格闘、できれば捕える、という感じですわね。エリカ様の方へ出た時はなるべく直ぐに駆けつけるように致しますわ。

もし取り逃がした時も匂いを覚えておいて後を追えるように致しますわね。事件の詳細などの細かい調査はなのでお任せする事になるかと思いますが・・・よろしくお願いいたしますわ。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 57) 2019-12-31 22:02:17
諸々きーいた。
ザコちゃんもざっくり投げとくかな。やることは変わんないけど。

でもって時間に合わせとくのはりょーかい。厳密のしっかりは出来ないけど頭に入れとく。
囮側の加勢は露骨むき出しには出来ない立場だけど、善意の第三者として通りすがったら考えとく。ふふ。