シュブ＝ニグラスを母に生まれた邪神かもしれないし、シュブ＝ニグラスの化身かもしれないし、シュブ＝ニグラスを信仰している邪教信者かもしれない。



大いなる母の愛の如き愛を持っている。
すべての生き物は愛すべき存在であると考えている、悪も善も貧も富もすべてすべて愛すべきもの。

「たとえ誰かにとって悪でも、憎まれていても、存在しているだけで愛おしくてたまらない。愛したくてたまらない。
そんな愛を持って生まれ落ちたのがこの俺。ぜひ君もシュブ＝ニグラスの、そして俺の愛を信仰してみてはくれないだろうか」

いつからかそこにいた。
いつからかは不明だし、おぎゃあと赤ん坊のように生まれたのかそれとも最初からその形で生まれ落ちたのかも定かではない。