ステータス
れべる16 らんく1
たいりょく287 + 30 + 10 まりょく147 + 5 + 0
きりょく75 + 60 + 0
けいけん7058 つぎまで593

つよさ41 + 34 がんじょう25 + 134
きよう35 + 2 すばやさ36 + 10
かしこさ23 + 0 がまん40 + 3


学生寮 Lv 2

プロフィール アルバム フレンド グレイ・ルシウス 学生証 Student Card
称号 過去を刻みし者 性別 男性
血液型 不明 身長 やや高い スタイル 細マッチョ
外見年齢 22 実年齢 外見よりやや若い 誕生日 9月29日
髪の色 肌の色 日本人肌 瞳の色 左:灰/右:灰
口調 ~だ、~だろう 敬語 使わない
一人称 二人称 お前
性格 真面目 利き手 右利き
生誕 自身の中に悔やんでいる「罪」を抱え生きてきた
目的 自身の使命を成し遂げたい
理由 どうしても成し遂げたい事を叶えるのに便利だった
種族 ヒューマン
専攻 黒幕・暗躍
上記の者は本学園の学生であることを証明する

自己紹介 経歴

やるべき事があり、やるべき理由もある。
だがその為の力が。知慧が、技術が、経験が足りない。
それでもやると決めた。決めて、武器を手に取った。

ならば繰り返すしかない。執拗に、着実に、徹底的に。
試行錯誤だ。事が成るなら手段は問わない。
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【外見】
灰色の髪に灰色の瞳。中肉中背の平凡な青年。
常に古びた皮鎧と要所を補強した皮兜で武装しており、
学生証の種族こそヒューマンとなっているものの
素顔を見たことがある者は極めて少ない。
また、当人もすすんで素性を明かそうとはしない。

【性格】
無遠慮で偏屈。禁欲的で真面目。慎重だが決断は早く、
まるで人間では無いかの様に作業的で事務的。
必要最低限の、自分にとっての事実しか語ろうとしない男。
ユーモアへの理解や相手への気遣い等も意識にはあるが、
とにかく不器用な性質の為、まず表には出てこない。

【戦闘】
良くも悪くも拘りがなく、見切りも選択も速度重視。
有効か、そうでないかの2択のみで物事を即断し、
場で利用出来る物を最大限利用して主導権を奪うスタイル。
その為、一騎討ちや果たし合い・決闘といった
正統派かつ王道の『対戦形式』には苦手意識がある。

【悪癖】
名前を呼ばれると大体1~半テンポ遅れ、
何処となくバツが悪そうな声音で返事をする癖がある。
また、人を呼ぶ時もあまり固有名詞を使わず、
「お前」「そこの」「そっちの」等の代名詞に頼りがち。

良くある話だ。十年程前になる。
山間にある小さな村に格の低い魔物が出た。
村の力自慢が追い払い、魔物はすぐに逃げ去った。
それまで平和な村だった。わざわざ追いかけもしない。
少なくとも今までは、それで問題は起きなかったという。

そうしてたまたま……例えば賽の目でも悪かったかの様に。
この時に限ってそうではなかった。

真夜中、追い払った魔物が仲間を引き連れて戻って来た。
平和な村だ。警戒も十分とは言えなかった。
格の低い魔物でも群れに囲まれたなら脅威になる。
村の力自慢は力を揮う間も無く寝込みを襲われ死んだ。
村が魔物の群れに襲撃されているのだと気付いた頃には
もう、手遅れになっていた。

村人の誰か。魔物のどれか。どちらかが村に火を放った。
立ち込める黒煙に紛れて逃げられた奴がいた。
隣人が、幼馴染が、家族が犠牲になると分かっていて。
抵抗すらせず恐怖に負けて無様に逃げ出した。
そいつは何もしなかった。ただ、運が良かっただけだ。

けれど大半は逃げたくても逃げられない。
襲われ、奪われ、弄ばれ、嬲られ、殺される。
抵抗しない者も平等に。抵抗した者はより手酷く。
運が無かった何人かは生きたまま魔物に連れ去られる。
誰も居なくなった村は、そうして滅んだ。

そんな、この世界ではありふれた良くある話だ。
「逃げた奴はどうなった」か。
……ああ、そうだな。
もしもその後、野垂れ死んでいないのだとすれば。
今もどこかで生き恥を晒しているのではないか。