ん？自己紹介？
ルーカスだ。好きに呼べ。

俺は、魔法の研究が出来りゃ何でも良かったんだが。
研究に没頭しすぎて、気づいたら破産寸前だったからな。
のたれ死ぬくらいなら、多少のリスクはあっても整った環境に身を置くのも１つ……ってわけだ。

研究の邪魔にならん程度に、よろしく頼む。

●外見
短くそろえやや跳ね気味の漆黒の髪。
深い緑の瞳は、大体三白眼な目つきが台無しにしている。
服装は導師然としたものは余り好まず、動きやすいものを好む。
そして大体上下黒。洒落気なんか無い。考えるの面倒だから無難な黒服ばっかり着ている。

だからだろうか。
たまに、チンピラと誤解されるのは。

●性格
現実的で面倒くさがり。
人の先頭に立つタイプではないし、安請け合いもするタイプではない。
他人を先導するなど、面倒だ。
簡単に頼みを聞くと思われても、面倒だ。
そんな観念から作られた、ある種の処世術の表れ。
要するに、ただ捻くれただけとも言う。

腹を括ればそれなりに動く。単に腰が重いだけである。

●出身地
北方の国の山岳地帯
海は遠く川と湖はあるが冬場は良く凍る
要するにいまだかつて泳いだことがない

●経歴
少年の頃から、魔法の才能と言うものはそれなりにあったのだろう。
基礎の基礎を独学で使える程度には。

そして少年は勘違いした。
極めればいけるのではないかと。
一時ですんでいれば、若気の至りになっただろう。

１人でやっていくには、彼は若かった。

●入学理由
別段、勇者願望は無い。
金に困って入学した口である。