「自己紹介…?ええと、そういえば最近の愛読書は『掴みバッチリ!自己紹介全集 やったら人生終わる順』だ。やらないぞ。よろしく頼む」
見た目だけなら王子様系美少年、中身の方は素朴でマイペース。どちらかといえばローテンション。 自身は平凡だが…というかだからこそなのか、変なものや癖のあるものに惹かれる性質がある。 そのせいで趣味の読書も妙な本ばかりチョイスしがちで、量はともかく質の方はかなり怪しい。よって読書好きといっても別に知的なタイプではない。 特に問題のない家庭ですくすく育ったため、あまりひねたところがなく、自分にも他人にも素直な性格。 だから自分の興味と欲求に従って入学を決めたし実家は宿屋だけど家業に全然関係ない賢者・導師コースにした。しかたないね。
妹がいるらしい。
設定補足 実年齢:16歳(童顔低身長で実際より幼く見える) 身長:158cm 髪:色は銀に近い金、いわゆるプラチナブロンド。ふわっふわしている。 二人称:「君」は対等かつこれといって特別な感情を抱いていない相手に使う、つまりデフォルト的な二人称で、実際には相手や状況で使い分ける。 敬語:目上の相手等に使う一般的な使い方。ただし同じ学園の生徒に対しては年上でも基本タメ口。ですます調で喋りはしても尊敬語や謙譲語はあまり使わないというか使えない、十代男子クオリティの敬語。
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とある珍しい町並みから、ちょっとニッチな観光地としてマニアックな人気を博している村で、小さな宿屋を経営する両親の間に生まれた。 ちなみに該当の宿屋は、細やかなおもてなしと部屋から海が見えることがアピールポイントらしい。 イオリ自身も自分の育った村に強い愛着があり、有事の際に村や家、家族だけでも自分の手で守れる力をつけておきたいというの「も」フトゥールム・スクエアに入学した動機である。 一番の動機は面白そうだからだし、実際のところ勇者の自覚はまだいまいち育っていない状態。
家族構成は父、母、歳の近い妹が一人。 家業を手伝いつつ同じ村の同年代の友人とも遊んでといった調子で過ごしてきた、本当に普通の青年という感じの経歴。 本が好きになった経緯はもはや本人も覚えていないが、幼い頃からよく読み聞かせをしてもらっていた影響のようだ。 ちなみに恋人はいたことがない。入学の二、三年前までは年相応に異性に興味があったようだが、ある時期を境になぜかその類のことには無関心になっている。
現在の状況としては軽率な入学ながらやる気はあり、積極的に課題をこなして色々と学び取りたいと思っている。 コース選択の決め手でもある「魔導書とか読めそう」については特に期待しているようだ。
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