初めまして。
私はカイン・ローディス・グランザリアと申します。

同年代の方々とお話しするのは初めてなので…
…ふふっ、今、凄くドキドキしています。
お互いに切磋琢磨して、充実した学生生活を送りましょうね。
これから、どうぞ宜しくお願いします！

親や臣下の希望により祖国を離れ入学する事となった、北方の貧しい小国『グランザリア』の第1王子。
力と法——という名の虐殺と差別を以て治められる国に生まれながら、蝶よ花よと愛情だけを受けて育った箱入り息子。
周囲からは只々無垢である事を求められ、実際にそう育ってきたものの、当人は内心で疎外感を感じている。

何故、己と他者の血に塗れる彼等は、僕には武器を持たせてくれないのだろう。
何故、多くを殺し命の選別をする彼等は、僕には平和と平等を唱えるのだろう。
何故、あんなにも頑強な彼等に比べて、僕はこんなにも平凡で無力なのだろう。

そんな、胸に燻った思いは無意識の奥へと封印して。
見聞を広げて他者との縁を繋げ、との言葉に従って。
素直に、純朴に、優しく、真面目に、無邪気に。
祖国に望まれる自分で在ろうと微笑む。

— — — — — — — —
◆性格
年齢に対して幼く無邪気。
周囲から絶対的に愛されて育った為、他者から自分への善意や好意を疑わない。ある意味で自惚れや傲慢とも言える。
同時に自分も非常に人好きで惚れっぽく、好意を隠さない。
筋金入りの箱入りで無知、あらゆる物に興味津々。
何かバカっぽい。

◆外見
165cm、色白の体躯
彩度の低い青髪ショート
青い瞳のやや猫目