もともとは好奇心が旺盛な性格であったが、逃避生活を送っていく中で精神が摩耗し寡黙な性格となっていった。
　命が狙われた際、すぐ動き出せるように荷物は常に必要最低限しか持っていない。

　常に命が狙われ、中には親しくなってから襲ってくる敵もいた。故に、基本相手のことを信用することができず中々心を開かない。しかし、一度心を開けばとことん信用するだろう。

　戦闘手段は魔法による暗殺術と、親友ら幽体によるポルターガイストなど中遠距離で戦う。
　近距離戦は全くとしてできないため執拗に距離をとろうとする傾向にある。

　基本、浮遊で移動。足が地に着くことはない。

　農村育ちの農家の次女として生を受ける。
　村で暮らしているとき巡礼途中で駐屯していた王都所属の司祭により親人らと教育を受け、教養・礼儀作法は高い水準にある。
　14歳の話、来年成人の儀をうけるフラムである。村から少し歩いた先にある森の祠は、禁足地となっていたが元来好奇心の強いフラムは当時の親友ら数人と遊びに行く。その際偶然が重なり、祠の封印が解けてしまう。その時に親友らと混ぜ合わせになりフラムは霊体、親友らは幽体へと変換される。
　その過程で１年眠り続け、祠に封印されていた呪いと左目が融合され、事象以前の記憶を失った。

　以降、教会から命を狙われるようになった。

　リバイバルとしての特性や親友らと知恵を絞り、時には能力を借りて生き延びてきた。
　逃避生活の中で隠遁術や暗殺術・サバイバル技術などを独学で学んでいく。
　

　潜伏中の宿屋で偶然、教会の敵対組織である学園の存在を知り入学を決意する。