「我が剣は主人のために!我が愛馬はNanja1000也!……え?依頼に愛馬の持ち込み禁止?どうしても?……えー」
騎士爵を持つ貴族の子女
幼い頃から嗜みとして戦場に出され、その技術を磨いてきた
ただし、一騎当千の活躍はしていない
なぜならば!彼女は戦場を、文字通り駆け回っていただけなのだから!
愛馬、Nanja1000に乗って!
学園へは戦場帰りに入学した
愛馬で気ままに駆けていたら、いつのまにか着いていたのである
ついでに迷子になって帰り道がわからなくなってしまったため、しばらくの居場所に決めたという面もある
屋根があって仕事があって収入があって飯が食えるなら、是非もなし
【愛馬】
その馬、戦場を自在に駆け巡り、主人に忠実に動く
足音は地響きを起こし、嘶きは戦場を覆うほど
メタリックな黒色とライムグリーンのボディを日に輝かせる、高馬力高速の愛馬!
要するにバイクである、馬イク
幼い頃からの鍛錬で、筋肉はカッチカチに盛り上がり、身長も高くなり、身体の脂肪という脂肪はすべて筋肉へと変わった
そのため、女性らしい身体的特徴はほぼ皆無
ぱっと見どころか、よく見ても男性にしか見えない女になってしまった
しかし本人は気にしていない
また、声は女子らしく可愛らしい
そのため、声を発せば二度見される
しかし本人は気にしていない