「どーも、初めまして。 狸のルネサンス、ポウルン・ビスクラブレです。 まーこれだけでかい尻尾がついてるんだから一目瞭然とは思いますが、一応。 あと、基本俺は騒がしいのには正直慣れてないし、苦手だよ。 ……でもちょっとした世間話くらいなら付き合えるさ」
「――大丈夫です。 怒ってませんよ、ええ。 大丈夫だよ、ホントに (ふざけんな激おこポンポン丸だよ!)」
■ 一人称:俺、自分
二人称:お前さん、そちらさん、〇〇さん、○○
口調:~だ、~だろう、~だよ、~だろ
■ 狸の祖流族で種族と性別の割にやや小柄
体高の半分はある巨大な尻尾を持つ
肩にかかる赤茶色の髪を纏めて右肩側から前に出し、目元を隠すほどの前髪も目にかからないように分けてヘアピンで留めている
緩い釣り目に太眉、顔はある程度整っている
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基本的に喧騒は避け一人や少人数を好む。
他人から挨拶や世間話などを持ちかけられればそれに応じ、目上の人物などには一人称を変え敬語を使うなど最低限の対応はする。
初対面や浅い付き合いの相手に対して人格を品定めする目線を向けるなど警戒心を覗かせる。
普段時折見せる笑顔も殆どが愛想笑いらしい。
本人の自覚は怪しいが尻尾フェチ。
神経質で鬱憤が溜まりやすいため、貪欲に癒しを求めている。
気難しい性格とは裏腹に休日などは 野草の採取 川辺で沢蟹を探す&自作トラップでエビや小魚を捕まえて壺で加熱調理 と野生の狸と大差ない事をして不満を発散している。
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東の国々と交流のある辺境の山村出身。 生後間もなく本来の両親は辺境に根付く奇妙な風習に巻き込まれて他界し、狼祖流族の女性の元で同じ経緯で孤児となった兎祖流族の妹と共に育てられる。 ある程度育ったころ母親に連れられ山村から離れた小さな町のはずれで過ごすようになった。
やがて成長した彼は町の自警団に入って働き始めるもやることなすこと全てが裏目となり、 先達から軽く見られ続ける日々に摩耗した末、 ついに死傷者が出てもおかしくない大失態を犯した事で自警団をお払い箱にされる。
血の繋がらない自分と妹を育て上げてくれた強かな母親の足元にも及ばない自らの至らなさに失望した彼は母親にも妹にも何も言わずに家を飛び出し、最先端の教育を行うという噂の魔法学園を目指して旅を続け、数年後ようやくたどり着き無事に入学を果たした。
入学当初は性に合っていそうな村人・従者コースを選択しようとしたが、彼の中で腑に落ちず悩んだ末に勇者・英雄コースを選択した。 選択の理由は ・終始彼を見下し続けた故郷の自警団の先達を見返すため ・彼の小さな矜持が理想に届かないまま終わることを許さなかったため ・育ての親であり戦いの師匠でもあった母親としっかり者の妹に恥じない実力を身につけたい という切実な渇望から。
過去の経験と自らの高い理想から自分が他人を満足させられる実力持っているとは考えておらず、 全力で挑戦をして失敗する事を恐れている。
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