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美味しい美味しい卵料理はいかかでしょう!


ストーリー Story

 この世界の明日を担う勇者のために開かれた学校、ここフトゥールム・スクエアでは日々様々な授業が行われている。
 街に現れた魔物を退治するのはもちろんのこと、迷子になった子どもを探しに森の中を歩き回ったり、参加人数がいまいち足りないからという理由でマラソンに参加させられたりと授業の内容は様々だ。
 入学したときに選んだコースによって授業内容は多少変動するが、生徒たちはそれぞれの思い描いた将来像により近づくために、日々勉強をしながら少しずつ成長していくのであった。


「はーい、みなさん準備は出来ましたね。それでは、今日もみんなで楽しく調理実習をやっていきましょう!」
 フトゥールム・スクエアでは、月曜日から金曜日を平日と定められており、土曜日と日曜日は休日ということで学校はお休みとなる。
 いつもならば教室に残ってお喋りを楽しんでいる生徒達も、金曜日はあまり学校に残りたがらない。みんな明日から始まる休日のために早々に家に帰って休息をとっているか、待ちきれずにすでに遊びに出かけているからだ。

 そんな中、学園内のとある調理室では毎週金曜日に自由参加型の調理実習が行われる。
 自由参加といえど、調理室を借りる名目上は授業でないといけないので特別授業扱いになってはいるが、実際はただお喋りを楽しみながら夕飯を作っているだけだ。
 先々週はさんまの塩焼きを作ってみんなで魚パーティーを開き、ある日は自宅から自分の好きな材料を持ってきてオリジナルのお好み焼き。またある日は豚の生姜焼きやクレープ作りと作るものは日によって大きく異なる。
 気持ち的にはお肉を使ってがっつりといきたいような気もするが、ちょっと趣向を変えてデザート作りなんていうのもいいかもしれない。なんて考えて、何を作るのか楽しみにしている生徒もいる。
 生徒たちは今まで気にしたこともなかったが、この調理室には様々な種族の生徒たちが集まっており、それぞれ生まれも育ちも違う。その生徒しか知らない郷土料理があってもおかしくない。
 この授業では事前に作る料理を教えてもらえず、使う食材ですらいつも直前になって知らされる。授業の初めに行われる食材お披露目タイムは、緊張の一瞬であった。
「せんせー、今日はなにを作るんですか? かつ丼とか?」
「んー、ちょっと惜しい! 今日はみんな大好き卵料理を作ってもらうよ!」
 どうやら今日卵料理を作る予定だったらしく、先生は冷蔵庫の中から今日のメイン食材である卵を4パック程取り出してくる。今日の調理実習に参加している生徒は30人とちょっとなので、平均すると1人1玉ぐらいだろうか。
 卵に余裕があるならば温泉卵を作ってトッピング! なんていうのもありかもしれないが、これぐらいの量なら溶き卵にするのが限界だろう。
 さっき誰かが先生に聞いていたが、かつ丼や親子丼にするならば卵の量もちょうどいいだろうし、作るのも簡単だ。鍋を作って最後の締めに卵雑炊! なんていうのも面白い。
 調理室に集まっている生徒たちのお腹は減る一方なのに、頭の中に広がっている夢はみるみるうちに膨らんでいった。
「なんと、まだまだありまーす!」
 どんな卵料理を作ってやろうかと生徒たちが頭の中で試行錯誤を繰り返していると、先生が追加の卵を持って再び教卓の前へと立つ。
 先生の手に2パックの卵が握られているということは、すでに置かれている卵も合わせて今回使用するのは全部で6パックの卵。
 こんなに卵があるならばたっぷり卵を使ってオムライスやオムレツに挑戦してみるのもいいかもしれないが、メインは違うものにして副菜のサラダに卵を混ぜても美味しそうだ。
 増えたのはたったの2パックだけだが、生徒たちの頭の中では料理のバリエーションが莫大に増えていった。
「……って先生、一体何パック買ってきたんですか。いくらなんでも多すぎますよ……」
「だって仕方ないじゃん。先週やる予定だった調理実習が中止になったんだもん!! 腐らせるのももったいないし、消費するの手伝って!!」
 しかし、先生は冷蔵庫から2パックの卵を出した後にも次から次へと卵を出してくる。
 ようやく先生の手が収まったかと思えば、教卓の上に並べられているのは全部で10パックの生卵たち。1パックには10個の生卵が入っているので、合計で100個の生卵となる。
 呆れすぎて開いた口が塞がらない生徒たちが心の中で思っていることはただ一つ。

『これ、どうやって消費すれば……』


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 5日 出発日 2019-07-27

難易度 普通 報酬 少し 完成予定 2019-08-06

登場人物 7/8 Characters
《甲冑マラソン覇者》朱璃・拝
 ルネサンス Lv29 / 武神・無双 Rank 1
皆様こんにちは。拝朱璃(おがみ・しゅり)と申します。どうぞお見知りおきを。 私の夢はこの拳で全てを打ち砕く最強の拳士となる事。その為にこの学び舎で経験と鍛錬を積んでいきたいと思っておりますの。 それと、その、私甘い食べ物が大好きで私の知らないお料理やお菓子を教えて頂ければ嬉しいですわ。 それでは、これからよろしくお願いいたしますわね。
《やりくり上手》ルーノ・ペコデルボ
 カルマ Lv10 / 村人・従者 Rank 1
【外見】 褐色肌 丸関節 眼鏡 銀髪外ハネ短髪 赤目 紋章は右手の甲と左目 【性格】 感情が余り出ないが無い訳じゃない 合理的 上からの命令に従順 入学の一番の目的は『感情を理解して表に出す事』 家事が得意 【備考】 人間と同じになりたい願望があるのか普段は手に手袋をつけている 見られるとちょっとだけ罰が悪そうな顔をする ※アドリブ大歓迎!
《新入生》クロード・クイントス
 ヒューマン Lv11 / 賢者・導師 Rank 1
色々と考えてから行動するタイプ。 あまり感情的にはならずニッコリ笑顔を心がけている。 でも顔は笑っていても眼は笑ってない。 厳格な家庭で育ったため人間関係に疲れて孤独を好み、自立するために家を飛び出し、秘めていた好奇心をさらけて放浪癖を患う。 ※アドリブ歓迎
《メメルの婚約者☆》仁和・貴人
 ヒューマン Lv33 / 魔王・覇王 Rank 1
「面倒にならないくらいにヨロシクたのむ」                                                                                                                                                 名前の読みは ニワ・タカト 身長:160㎝(本当は158cm位) 体重:45kg前後 好きなもの:自分の言う事を聞いてくれるもの、自分の所有物、メメたん 苦手もの:必要以上にうるさい奴 嫌いなもの:必要以上の労働、必要以上の説教 趣味:料理・・・だが後かたづけは嫌い    魔王っぽく振る舞っている    此方の世界の常識に疎い所がある キャラとしてはすぐぶれる 物理と科学の世界からやってきた異邦人だが、かの世界でも世界間を移動する技術はなくなぜここに来れたのかは不明。 この世界で生きていこうと覚悟を決めた。 普通を装っているが実際はゲスで腹黒で悪い意味でテキトー。 だが、大きな悪事には手を染める気はない。 保護されてる身分なので。 楽に生きていくために配下を持つため魔王・覇王科を専攻することにした。 物欲の塊でもある。なお、彼の思想的には配下も所有物である。 服装は魔王っぽいといえば黒。との事で主に黒いもので固めていて仮面は自分が童顔なのを気にして魔王ぽくないとの事でつけている。 なお、プライベート時は付けない時もある 色々と決め台詞があるらしい 「さぁ、おやすみなさいの時間だ」 「お前が・・・欲しい」 アドリブについて A  大・大・大歓迎でございます 背後的に誤字脱字多めなので気にしないでください 友人設定もどうぞお気軽に
《人たらし》七枷・陣
 ヒューマン Lv18 / 賢者・導師 Rank 1
異世界:情報旅団テストピアという所に住んでいたが、とある仕事の最中に、この世界に強制転移してしまった。 普段は一人称おじさん。真面目、シリアスな場合はオレ。 本来は50手前のアラフィフおじさんだが、何故か30歳以上若返ってしまった。強制転移した経緯が原因と思われるが真偽は不明。 普段はいかに自分の得意分野だけで楽出来ないかを考えているダメ親父的な人間。 自分や同行する仲間が危機に陥ると気合いを入れて打開しようと真面目モードに。 厄介事に巻き込まれるのは嫌い。お金にならない厄介事はもっと嫌い。でも一度関わってしまったら何だかんだ文句言いながら根気よく取り組む。 やれば出来る人。でも基本ダメ人間。 恋愛事は興味をあまり示さない枯れ気味な人。超若返っても現状は変わらず。 どうにかして元の世界へ戻る為、フトゥールム・スクエアに入学。 転送、転移関係の魔法や装置を徹底的に調べる事が目下の目標。 魔法系の適性があったらしいので、雷系を集中的に伸ばしたいと思っている。自前で転移装置の電源を確保出来るようにしたいのと、未成熟な体躯のフォローとして反応速度メインの自己強化が主な理由。理想は人間ダイナモ。 転移直前まで一緒にいた仲間の女性3名(マナ、マリア、マルタ)の安否を心配している。 「はぁ~…どうしてこんな事になったんだ?…おじさん、ちゃんと元の世界に戻れるんだろうか…こんな厄介事は前代未聞だよ…トホホ」
《大空の君臨者》ビャッカ・リョウラン
 ドラゴニア Lv22 / 勇者・英雄 Rank 1
とある田舎地方を治め守護するリョウラン家の令嬢。 養子で血の繋がりはないが親子同然に育てられ、 兄弟姉妹との関係も良好でとても仲が良い。 武術に造詣の深い家系で皆何かしらの武術を学んでおり、 自身も幼い頃から剣の修練を続けてきた。 性格は、明るく真面目で頑張り屋。実直で曲がった事が嫌い。 幼児体系で舌足らず、優柔不断で迷うことも多く、 容姿と相まって子供っぽく見られがちだが、 こうと決めたら逃げず折れず貫き通す信念を持っている。 座右の銘は「日々精進」「逃げず折れず諦めず」 食欲は旺盛。食べた分は動き、そして動いた分を食べる。 好き嫌いは特にないが、さすがにゲテモノは苦手。 お酒はそれなりに飲めて、あまり酔っ払わない。 料理の腕前はごく普通に自炊が出来る程度。 趣味は武術関連全般。 鍛錬したり、武術で語り合ったり、観戦したり、腕試ししたり。 剣が一番好みだが他の分野も興味がある。 コンプレックスは身長の低さ。 年の離れた義妹にまで追い抜かれたのはショックだったらしい。 マスコット扱いしないで欲しい。
《模範生》リコリス・ライト
 エリアル Lv9 / 賢者・導師 Rank 1
初めまして 賢者・導師専攻のリコリス・ライトです。 身長153㎝ 体重43㎏ 好きな事は、読書とお菓子作り(後片付けします) お掃除です。 嫌いな物 汚い部屋 性格は、優しく、余程な事がないと怒らない 自衛ができ騙され難い 口調 中の良い友人には、~よ~ねと言う 他の人には、敬語で話す 体系 胸はぺったんこ足がすらっとしてる アドリブ大歓迎です

解説 Explan

 先週行われるはずだった調理実習が中止となってしまい、今現在調理室には10パックの生卵が残っています。
 しかも賞味期限は明日まで。捨てるなんてもったいない!!

 今回の実習では2班合同でやる事となっているので、最大人数は8人。まな板や包丁は人数分用意されていますが、火を扱えるスペースは4口しかありません。
 他の班でも生徒たちが調理実習を行っているので、他班のスペースを借りに行くのはNGです。もちろん、まな板や包丁もダメです。

 冷蔵庫の中には一般的な食材がたんまりと入っています。
 材料に卵が入っていれば作る料理は何でもいいですが、先生の希望では卵をたくさん使ってくれると嬉しいな。とのことです。
 一般的な調理器具であれば、先生に頼むと出してくれると思います。班のみんなと協力して、楽しい調理実習を行ってください。


作者コメント Comment
 どうもお久しぶりです。桜花です。

 前に一度、私の書いたシナリオで飯テロ食らった! と嬉しいクレームをもらったのですが、私からも一つだけ言わせてください。料理シナリオを書いたことがあるGMさんなら誰もが思ってることだと思います。

 これ書いてる本人が一番お腹減るの!! 書いてる間ずっとお腹鳴ってるの!! 料理シナリオ楽しいけどほんとに煩悩を払うのに必死なの!! 以上!!


個人成績表 Report
朱璃・拝 個人成績:

獲得経験:62 = 52全体 + 10個別
獲得報酬:1920 = 1600全体 + 320個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
私は先ず三不粘を作りますわ。砂糖と卵黄、緑豆の澱粉、ラードをボウルに入れて混ぜたら中華鍋に移し、弱火で焦げないよう火を通しながら、少しずつ残りのラードを垂らし練り込んでいきますわ。時折お玉で叩いたりして油を馴染ませ完成、ですが

「やはりまだ完璧には遠いですわね」

それでも今までで一番良い出来。黄金色のスライムのようにも見えますが、箸にも皿にも歯にもつかない、故に三不粘と呼ばれるこのお菓子、どうぞご賞味あれ!

残った卵白で次にかに玉を作りますわ。ボウルで卵白と生クリーム、塩、胡椒、水溶き片栗粉、蟹肉を混ぜ焦がさないよう炒め、お皿に持って葱を散らして完成ですわ。上手く淡雪のような感じになりますかしら?

ルーノ・ペコデルボ 個人成績:

獲得経験:62 = 52全体 + 10個別
獲得報酬:1920 = 1600全体 + 320個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【目的】
卵料理一杯作る!

【心情】
卵一杯…っ!一杯作れますね!

沢山作ります!

【行動】
スフレオムレツ

黄身と白身を分ける
卵黄にコンソメと塩を混ぜる
メレンゲを作ってから卵液をサクッと混ぜる
焼いてオムレツの形にする
※ふわふわなのは短時間なので居る人にその場で食べて貰う

スフレパンケーキ

黄身と白身を分け、白身は冷たくしておく
黄身に牛乳、振った強力粉、ベーキングパウダーを混ぜる
冷やした白身に三回に分けて砂糖をくわえ固めのメレンゲに
卵液とメレンゲの一部を良く混ぜる
馴染んだら全部入れサクッと混ぜる
ホットプレートを暖めておき、油をしく
生地を焼く
お湯をちょっと入れて蓋をして蒸し焼きに
焼き加減を見ながらひっくり返す

クロード・クイントス 個人成績:

獲得経験:62 = 52全体 + 10個別
獲得報酬:1920 = 1600全体 + 320個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
作るのは土鍋プリン

土鍋プリン(大型)
材料:卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンス

作り方(かなり端折るけど)
・混ぜる
・土鍋を火にかける
・冷やす
・カラメルソースを作る

あとは好みで生クリームとフルーツでデコったり

【ポイント】
・卵と牛乳の比率に注意(お菓子作りは基本分量には厳しい)、プリンが固まらないからね
・混ぜる作業は大変だが超がんばれ、なにを作るにしても大事だよね
・こす作業は大事、2度ごししてもいいな、なめらかにならないからね
・ゆっくりと火をいれ、加熱の火加減は中火より弱く、気泡が入っちゃうからね
・火から下ろしたら熱が取れるまで蓋をして放置、蓋は決して開けてはならぬ

仁和・貴人 個人成績:

獲得経験:62 = 52全体 + 10個別
獲得報酬:1920 = 1600全体 + 320個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
卵か・・・幅広い食材だな
主菜でも副菜でも甘味でも応用できるよな
聞きかじった程度だとカクテルの材料にもなったりだとか

大量消費しなきゃいけないってのもあってオレが作るのはカスタードクリームだ
メインは卵になるしなれればそこそこ簡単だしな
材料もたまご、小麦粉、牛乳、砂糖、香料(バニラビーンズ又はバニラエッセンス)って比較的お手軽なのもいいよな

クリームだけあってもしょうがないからクレープ作ってそれに包めばいいか
薄いの作れればいいが出来なければちょっと厚くてもしょうがないだろ
元々は結構厚いしデザート化して薄くなったんだったか?テキトーな知識だけど

そこらの果物も一緒に包むか・・・

作った物は皆で楽しむとしよう

七枷・陣 個人成績:

獲得経験:62 = 52全体 + 10個別
獲得報酬:1920 = 1600全体 + 320個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【目的】
卵使ったズボラ料理を沢山作る

【行動】
1個目
豆腐ラー油丼
豆腐に白出汁入れてかき混ぜる
ご飯にぶっかけて、卵黄を乗せ、ラー油をお好みで入れて刻みネギを振る
はい完成

2個目
卵の醤油漬け
小さいショットグラスに卵黄だけ入れる
みりんちょっぴり入れ、醤油を卵黄が全部漬かるくらい入れてラップ等で蓋して冷蔵庫に入れて放置
翌日には醤油吸った悪魔的美味さの固まった黄身の完成
ご飯に乗せて残ったみりん醤油を垂らして食うもよし、黄身だけ食うもよし
無駄が無いからご飯に垂らして食うのがオヌヌメ
醤油に漬かるから、期限過ぎても多少は保存効く
二日三日経てば更に固まりツマミに最適

卵白は沢山余るだろうから、他の面子に使って貰おう

ビャッカ・リョウラン 個人成績:

獲得経験:62 = 52全体 + 10個別
獲得報酬:1920 = 1600全体 + 320個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【目的】
卵焼きを作ろう!

【行動】
まずは卵液作り。
卵2個、砂糖小さじ2、醤油小さじ1を泡立てないよう卵白を切る感じで混ぜる。

卵液が出来たら、卵焼き器にサラダ油を引いて強火で熱する。以降火は弱めない。
温まったら、卵液を3分の1投入。
気泡を潰して表面が固まってきたら、奥から手前に巻く。巻いたら奥にズラす。
空いたところに素早く油を引いて卵液を3分の1投入。
同じように気泡を潰して表面が固まってきたら、同じように奥から手前に巻いて奥にズラす。
再び空いたところに素早く油を引いて残りの卵液を投入。
気泡を潰して表面が固まってきたら、同じように奥から手前に巻く。

粗熱を取ったら、切り分けて皿に盛り付けて…完成だよ!

リコリス・ライト 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:156 = 52全体 + 104個別
獲得報酬:4800 = 1600全体 + 3200個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
【目的】
ミルクセーキ作りと貴人君とクレープ作り

【行動】
滅菌消毒した手持ちの【水筒】に牛乳と卵黄を少しずつ入れてシェイクする水筒が一杯になるまで、繰り返すできたら砂糖とバニラエッセンスで味と香りを調整して再度シェイクする。水筒の蓋を閉めて10~15分冷やして完成
コップに注ぐ時にシェイクして濾して注げげば、まろやかな味わいになるでしょう。

余った卵白と卵を持って貴人君のクレープ作りに行きます。

【心情】

基本卵料理と言ったら皆さん火をとうしますね。なので、
私は、火のとおさなくていいもの選びますね。速いし手が空いたら、
手伝うのもいいですし
卵白と卵少し余りました誰か使う方いませんか?


アドリブ大歓迎です。

リザルト Result

「これだけ卵があると壮観ですわね♪ 卵料理といえば……、やっぱりあれしかないですわよね。ちょっと中華鍋を借りてきますわ」
 目の前に積まれた卵の山を見て微笑みながら、【朱璃・拝】は何を作ろうかとしばし考え、先生の元へ中華鍋を借りに行く。
 一般的な調理器具であればなんでも貸すとは言ったが、まさか生徒から中華鍋を貸してくれと頼まれるとは思っていなかったのだろう。先生も驚いた様子で、朱璃と一緒に棚の奥の方にしまっているはずの中華鍋を探しにいった。
「これなら色んなものが作れそうですね。腕が鳴ります」
「そうだね、私は何を作ろうかなぁ……。……うん、久しぶりに卵焼きでも作ろうかな。ってことは、卵が2つとお醤油と、あとは……」
 テーブルの上に置かれている大量の卵を見て何を作ろうかと妄想が膨らんでいく【ルーノ・ペコデルボ】と、あまり凝ったものは作らずシンプルに卵焼きを作ることに決めた【ビャッカ・リョウラン】。これまであまり卵焼きを作る機会はなかったが、作り方は子供の頃に教わったことがあるのできっとなんとかなるだろう。
 ビャッカは記憶の片隅にある調理手順を1つ1つ口に出して確認しながら、ボウルに卵とお砂糖を入れ、なるべく空気が入らないように卵白を切るように混ぜ合わせる。
 隣で作業をしているルーノもすでに作るものが決まったのか、慣れた手つきで黄身と白身を分け、卵黄にコンソメと塩を入れて混ぜ合わせる。
 それが終わったかと思えば、今度は別のボウルに移していた卵白を素早く泡立て、きめ細かなメレンゲを作り上げる。
 ビャッカは人並程度にしか料理はできないが、ルーノは普段から料理をする機会が多いのだろう。素人目のビャッカからしてみても、ルーノの調理はどれも手慣れていて、無駄な動きがないように感じられた。

「余った卵を全部使って欲しいねぇ……いや、まぁ良いけどね? 火を通してしまえば期限過ぎても捨てる必要なんてないんだよなぁ……。卵40個分の料理とか普通に考えて食べきれないでしょ」
「ははは、確かにそうかもしれないね。まぁそのときはキキ先輩でも呼んで、全部食べてもらおうよ。あの子なら『これみんな食べていいの~!? うれしいの!』って言いながら平らげてくれるよ」
「何気に扱い雑だな。……仕方ない、ここは七枷特製ずぼら飯でも作るとしますか。色んな面子が美味い料理を作ってくれるだろうし、おじさんはそこまで凝ったもの作らなくてもいいよねー。どうせ作るなら来週の分も作った方が楽だよねー」
 調理実習でそれは流石に止めた方がいいのではないかと首をかしげている【クロード・クイントス】と、気だるそうに腕まくりをして調理を始める【七枷・陣】。
 どうやら彼が作る特製ずぼら飯は卵黄の他に豆腐と白出汁しか使わないらしく、ボウルの中に豆腐と白出汁を入れたらとにかくかき混ぜている。
 ずぼら飯というだけもあり、ある程度混ざり終えたらボウルをテーブルの上に置いて後はご飯が炊きあがるのを待つだけという超お手頃料理。調理時間は10分と掛かっていない。
 日頃はあまり凝ったものを作ることはない陣だが、この料理を作ることに関してだけは誰にも負けない自信があった。

「さて、私は何を作ろうかな。火を扱えるスペースも少ないし、他の人のことも考えるとあまり火は使いたくないかなぁ……。貴人君はどんなものを作るの?」
「オレか、そうだな……。卵を使うとなると可能性は無限に広がるだろうが、大量消費しなくてはいけないことを考えればカスタードクリームを作るのが良さげかな。あー、でもカスタードクリームがあっただけでもしょうがないからクレープでも作ってそれに包むとしよう。余ったら余ったでその時は誰かにあげればいいんだよ」
「クレープ作りね、それは面白そう。私もクレープは好きだから、後でお手伝いするね。クレープ作り用の果物も用意しておくよ」
 【リコリス・ライト】と協力してクレープ作りをすることになった【仁和・貴人】は、クレープ用の生地を作るために、ボウルの中に強力粉、砂糖、塩を入れて泡だて器でぐるぐると混ぜ合わせていく。
 クレープの生地を作るには牛乳と卵を何度かに分けて少しずつ入れ、混ぜていてダマが感じられなくなったら溶かしバターを入れてラップをかけて30分ほど寝かせる必要があるらしく、生地が出来上がるまでリコリスは何をしておくべきだろうかと考える。
 お皿洗いをするのもいいが、そこまでキッチンが汚れているわけでもないし、せっかくの調理実習なので何かしら作ってみたい思いもある。
 だが、あまり火を使わず、なおかつ短時間で仕上がるものと考えると、なかなかこれといった候補が見つからずにいた。
「……あれ、そういえば飲み物系は誰も作ってないね。食べ物だけあっても喉が渇くし、私はミルクセーキでも作ることにしようかな。ここにちょうどいいものもあるからね」
 ミルクセーキとは、牛乳にシロップやバニラエッセンスなどの甘味料を加えて作る乳飲料のことで、ノンアルコールカクテルの1つとしても知られる飲み物のことだ。
 夏であれば中にアイスクリームを入れてスイーツ風にして食べたり、材料を混ぜる際に氷を入れてキンキンに冷やして楽しむ飲み方もあれば、逆に牛乳を温めてホットミルクセーキにして飲む飲み方もある。
 材料も牛乳と卵があればお手軽に作ることができるし、今日の調理実習は卵料理で統一するならば、ミルクセーキは決して外すことはできない重大な飲み物なのではないだろうか。
「そうなると……、クロードさん。今お湯を沸かしても大丈夫ですか?」
「ん? 別にいいけど……、お茶を沸かすのはさすがに早いんじゃないかな。まだみんな作り始めたばかりだよ?」
「いえ、ただ私は沸かしたお湯を水筒の中に入れたいだけなので。ちょっと火を貸していただきますね」
 そう言いながら、リコリスはやかんの中に大量の水を入れて火にかける。お茶の話をしていたらなんだか飲み物が欲しくなったクロードはボウルに牛乳を注ぐついでに自分のコップにも注ぎ、ごくごくと気持ち良い音を鳴らしながら牛乳を飲んでいると、ようやく中華鍋を見つけることができたらしい朱璃が帰ってきた。
「ふー、やっと中華鍋が見つかりましたわ。……あら? なにやらやかんから大量の湯気が出ていますが、熱湯消毒でもされるのですか? 確かにこの時期は食中毒が心配ですし、用心に越したことはないですものね。もしよろしければ、私のもお願いしたいぐらいですわ」
「あら、朱璃さんも水筒を持ってらしたんですね。良かったらお借りしてもいいですか? みなさんの分も作りたいのですが、私1人の水筒だとどうしても足りなくて……」
「…………はい? えっと……、私の水筒が役に立つのであれば全然問題はないのですが、リコリス様はいったい水筒を何に使うつもりなんですの?」
「何ってもちろん料理にですよ? こんな見た目をしていますが、水筒も立派な調理器具になるんですから」
 リコリスの思わぬ言葉に朱璃は困惑する。
 調理器具の中にも様々なカテゴライズがあるだろうが、普通は調理器具と言えば泡だて器や包丁など、調理をする際に無くてはならない器具のことを言う。
 その中に水筒が入るはずなんてありませんわよね、と思いながらも、朱璃はリコリスに自分の水筒を渡し、朱璃の水筒にもお湯を入れてしばらく待つ。
 5分もお湯につけておけば菌は死滅するとは言われているが、食中毒になっても困るので念のため10分ほど放置し、中の水を良く切った後、今度は水筒の中に卵黄と牛乳、それに大量の氷を入れて蓋を閉める。
 蓋を閉めてしまえば後はこの水筒を振り続けるだけなのだが、誰か手が空いている人はいないだろうか。
 先ほどから興味深そうにこちらを見ている朱璃も今から調理を始めていくだろうし、水筒を借りた手前ミルクセーキづくりを手伝ってもらうのも気が引ける。
 いざとなれば自分が両手に水筒を持ってシェイクするしかないなと思いながらも周りを見渡してみると、椅子に座って後はご飯が炊きあがるのを待つだけの陣と目が合ってしまった。
「あっ、七枷さんちょうどいいところに。ちょっと手伝ってほしいことがあるんですけど……」

「あの……、手が震えていますが、大丈夫ですか?」
「い、一応、母様には卵焼きの作り方を教わってるからちゃんとできるはず……、なんとか頑張ってみせるよ!」
 一方、卵焼きづくりに挑戦しているビャッカは手順を1つ1つ口に出して確認をしていきながら、調理を行っていた。
 ビャッカはあまり料理に慣れていないのか、どこか動きがぎこちなく、手順や分量を間違えそうになる。
 その度に横で料理をしているルーノがさりげなくフォローをしていったが、それでもルーノの手は休まず動き続けており、気が付けばとルーノのフライパンの上には熱々のスフレオムレツが出来上がっていた。
「……よし、これで完成ですね。仁和さん、試食していただけませんか?」
 クレープの生地を作り終わり、今からカスタードづくりを始めようかとしている貴人をルーノは手招きで呼び止める。
 生地を寝かせるためにも貴人がボウルにラップをしてテーブルから避けている間、ルーノは先ほどまで焼いていたスフレオムレツをお皿の上に乗せて素早く切り分け、爪楊枝を差したうちの1切れを貴人に差し出した。
「ん? これはもしかして、スフレオムレツか? さっきからいい匂いがすると思えばこいつのせいだったのか。でもこれ食べちゃっていいのか?」
「スフレ系は空気が入っているうちが一番美味しいですし、これはつまみ食い用に作ったものなので気にせずに食べちゃってください。もちろん、他の方の分もちゃんと残してありますから」
「……じゃあ、遠慮なくいただこう。さっきからずっと生地を混ぜてるだけだったから疲れてたんだよな」
 貴人は爪楊枝を手に取り、備え付けのケチャップにひと付けした後、ふわふわのスフレオムレツをパクリと口にする。焼きたてのスフレオムレツの味は貴人の口の中に見る見るうちに広がっていき、貴人はもうこの言葉を口にするしかなかった。
「スフレオムレツ、うめぇぇぇぇ」

「……なんだかあっち、楽しそうだな」
 貴人の幸せそうな叫び声が調理室に響き渡っている頃、クロードは6号の大きさの土鍋を火にかけて巨大プリンを作っている所だった。
 先ほどまでクロードはプリンの元を作ったり、ザルで2度ごししたりと忙しそうにしていたが、あとは30分ほど火にかけておけば無事に完成である。
 貴人とリコリスがクレープを作ってくれているので、今回はホイップクリームなどを使わずにカラメルソースを上から垂らすつもりだが、カラメルソースも鍋の中にグラニュー糖と水を入れて沸騰させるだけで出来てしまうのである。
 他の人の料理はどうなっているのだろうかと辺りを見渡してみると、ふと朱璃が作っている料理に目が留まった。
「……その黄色いスライムみたいなものはなんだい? スクランブルエッグ……にしてはやけにまとまりがあるよね」
「あぁ、これですの? これは三不粘っていう、卵を使ったスイーツですわ。私がまだ子供の頃、お友達のお家に行ったときに食べさせていただいた思い出のスイーツですの。見た目は地味ですが、すごくおいしいですのよ」
 三不粘とは、文字通り3つのくっつかないを現実とした幻のスイーツ。お皿にくっつかない。箸にくっつかない。歯にくっつかない。クロードも三不粘について噂には聞いたことがあったが、実際に見るのはこれが初めてだった。
「私も何度か挑戦しているのですが、なかなか作るのが難しいのですよね。ちょっと目を離したらすぐに黒くなってしまって……。早く子供の頃に食べた三不粘を完璧に再現してみたいものですわ」
 三不粘は幻のスイーツと言われるだけはあり、とにかく作るのが難しい。朱璃は友達の家に行ったときに作ってくれたと平然と言っているが、それほどお手軽に作れる料理というわけでもないのだ。
 ボウルに卵黄と緑豆の澱粉、それに砂糖と少しのラードを入れ、よく混ぜたら中華鍋に移してそっと火を通していく。火が強すぎるとすぐに黒くなってしまうが、さらに難しいのは水分が飛んである程度固まってきた卵をお玉で叩き続けないといけないことだ。
 先ほどから調理室にはカンカン、カンカンと小気味いい音が鳴り響いているが、朱璃の額には大粒の汗が浮かんでいていかにも辛そうである。調理をしている間にお玉が折れることも珍しくないと言われている三不粘の調理は、まさに過酷そのものだった。
「……なんだか楽しそうだね。自分もちょっと手伝わせてもらっていいかな」
 そんな料理を目の前で見せられて黙っているわけはいかない。クロードは思わず腕まくりをし、朱璃の料理を手伝うことにする。
 土鍋プリンとカラメルソースはお皿洗いをしてくれていたビャッカに任せ、クロードは砂糖と卵黄が馴染むまでひたすら鍋をお玉で叩き続けるのだった。

「……よしっ、これで全部切り分けられましたかね。仁和さんの方はどうですか」
「こっちもばっちし。いつでも始められるよ」
 ルーノが作ってくれたスフレオムレツの試食会も終え、いよいよクレープ作りに取り掛かろうとしている貴人とリコリス。
 テーブルの上にはリコリスが切ったバナナや苺の他に、貴人が持ってきた干しぶどうが山のように盛られている。
 せっかくなので同じ班の手の空いている人にもクレープ作りを手伝ってもらい、各人のオリジナルクレープを作っていく。
 バナナや苺の他にもキウイやみかんが乗せられた欲張りクレープ。逆にバナナしか入っていないバナナクレープ。そして、貴人が作った干しぶどうしか入っていない干しぶどうクレープ……。
 あぁだこうだとみんなで盛り上がりながらクレープ作りを楽しんでいると、気がつけばあれほどあった果物や干しぶどうが跡形もなく消え、その代わりに数えきれないほどの大量のクレープが出来上がっていた。
「……クレープを焼くのに集中していて途中何を包んだのか分からないものもあるが、まぁ別にいいだろう。干しぶどうクレープは忘れずに作ったし、オレはそれで満足だ」
「忘れずにというか、貴人君の作ったクレープのうち8割方は干しぶどう入ってるよね。むしろ干しぶどうしか入れてないものまであるでしょ」
「んー、それは気のせいじゃないかな?? ……それを言ったらリコリスも変だからね。なんで途中からナッツ入れ始めたんだ。普通クレープには入れないだろ」
「ナッツも同じ食べ物だし、きっと大丈夫だよ。ナッツは食べ応えもありますし、きっといいアクセントになってくれるはず!」
「ねー、ほらもう早く食べようよー……。オレもうお腹ペコペコ……」
 貴人とリコリスは大量のクレープを作り終えて満足感に浸っていると、陣から早く席に着くようにと促される。
 机の上には数えきれないほどの卵料理がずらりと並べられており、どれも食欲がそそられるものばかりだった。

「それじゃあみんな手を合わせて!」
『いっただきまーす』
 それぞれ思い思いの卵料理を作り終え、席についていざ実食である。
 主食は陣が作ってくれた豆腐ラー油丼。豆腐と白出汁を混ぜ、ご飯の上にぶっかけて卵黄を乗せただけのすごく簡単な調理。たったそれだけなのだが、ご飯の上に卵が乗っているだけで食欲を掻き立てられるのはなぜだろうか。卵本来の優しい味わいがご飯とよく合う。
 ご飯を食べているとおかずが欲しくなるのも人間として至極当然のこと。ご飯を美味しいと感じられるのは、美味いおかずあってこそである。
 豆腐ラー油丼の隣にはビャッカお手製の卵焼き。そのまま食べても充分に美味しいが、マヨネーズやケチャップをかけるだけでまた別の味わいを楽しむことができる。シンプルゆえに万能なおかずだ。
 少し甘いものが欲しくなれば、ルーノが作ってくれたスフレオムレツやスフレパンケーキを食べて全身にほのかな甘みを染み渡らせる。朱璃がかに玉を作ってくれたときに使った生クリームをスフレパンケーキの上に少し乗せれば、オシャレな朝食風景に早変わりだ。
 おまけに飲み物はリコリスが作ってくれた特製ミルクセーキ。これを飲めばどこか懐かしさを感じるまろやかな味わいが口全体に広がり、心を和ませてくれる。
 お腹がいっぱいになると、次はデザートが欲しくなるのではないだろうか。あれほどお腹がいっぱいだと感じていても、甘い香りを嗅ぐだけで不思議と涎が止まらなくなり、小腹が空いてくる。
 テーブルの上には様々な卵スイーツが並べられているが、この中で一番スイーツらしいといえば、貴人とリコリスが作ってくれたカスタード入りクレープだろうか。
 みんなで丹精込めて作ってくれたクレープは、中になにが入っているのか分からないというドキドキ要素も含まれているが、自分たちの手で作った焼きたてクレープほど美味しいものはない。干しぶどうがたんまり入った干しぶどうクレープがやけに多いような気もするが、おそらくそれは気のせいだ。
 他にも甘いものが食べたいなら、ルーノが作ってくれたマドレーヌやシュトーレンはいかがだろうか。この2つは日持ちもするので、お腹がいっぱいになっているのであれば別に無理して食べることはない。手土産として寮に持って帰り、今日の楽しい調理実習を話しながらお友達に食べてもらうのもいいだろう。
 最後の締めと言えば、やっぱりクロードが作ってくれた土鍋プリンだろうか。土鍋の中には黄金色のプリンがぎっしりと詰まっており、その上には黒金色のカラメルソースがとろりと垂らされている。
 ここまでくるとみんなのお腹もさすがに落ち着いてきたのか、スプーンで鍋をつつきながらそれぞれ自分が作った料理について語り始め、本日の調理実習はこれにて閉幕となった。



課題評価
課題経験:52
課題報酬:1600
美味しい美味しい卵料理はいかかでしょう!
執筆: GM


《美味しい美味しい卵料理はいかかでしょう!》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 1) 2019-07-22 00:16:04
武神・無双コースのルネサンス、朱璃・拝と申します。どうぞよろしくお願いしますね。

卵料理ですか。さて、何を作りましょう・・・。

《やりくり上手》 ルーノ・ペコデルボ (No 2) 2019-07-22 00:41:39
村人・従者コース所属。
カルマのルーノ・ペコデルボです。

卵一杯…っ!(珍しく嬉しそうな顔で

作れるだけ作りましょう。
えぇ!時間が許す限り!(いつもより弾んだ声で言い

《新入生》 クロード・クイントス (No 3) 2019-07-22 01:24:07
賢者・導師コースのクロードです、よろしく。

卵をたくさん使うのなら作るのはスイーツかな(ニッコリ)

《メメルの婚約者☆》 仁和・貴人 (No 4) 2019-07-23 11:52:30
魔王・覇王コースの仁和だ。
よろしく。

スイーツか。
洋菓子に卵は欠かせないからな。
それはそれとしてバケツプリンって響きは良いよな?

《人たらし》 七枷・陣 (No 5) 2019-07-23 17:49:38
賢者・導師コースの七枷陣だよ、よろしくねぇ。
凝った物は色々作ってくれそうだし、おじさんはどうしようかねぇ…。
よし、簡単なズボラ飯メインで行くか。
んー多分卵白一杯余りそうだから、欲しい人に適当にぶん投げさせてもらうと思うよ。

…というか、生食に拘らなきゃ期限過ぎても捨てる必要無いんだよなぁ…(ぼそ

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 6) 2019-07-23 19:36:02
色々作りたい物はありますけれど、字数の事もありますし2,3品くらいでしょうか?

とりあえずお菓子は卵と粉と油の芸術、三不粘を作ろうと思いますわ。

卵白は余ったらメレンゲクッキー等作れそうですわね。

《新入生》 クロード・クイントス (No 7) 2019-07-24 07:10:57
バケツプリン、実は一番最初に考えたんですけどまな板スペースと火が4口しかないので断念です。
あと冷やすのに1日と時間がかかりすぎるので。

拝さん宣言してるし自分も宣言しておこうかな、土鍋プリンを作るよ。


あとメタになるけど桜花GMの食レポにも期待してる。
ツイッター拝見したところ土日耐久実験らしいから宣言です。
三不粘も作るのにチャレンジしてもらって是非とも食レポしてもらいたいですね。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 8) 2019-07-24 19:38:04
三不粘、PLは作れと言われても先ず無理ですわね・・・。工程自体は注意深くやればそれほど難しそうでもないのですけれど。それっぽい物ならなんとか作れそうな気はしますわ。GM様がチャレンジなさるのでしたら応援させていただきますわ♪

作る者はあとはお菓子以外の物も何か作りたいですわね。

《人たらし》 七枷・陣 (No 9) 2019-07-24 23:39:02
被ったらアレかな?と思うので、なに作るか言っておくよ。
おじさんは、豆腐ラー油丼と、卵の醤油漬けを作る予定だ。

《模範生》 リコリス・ライト (No 10) 2019-07-25 18:46:03
賢者・導師コースのリコリス・ライトですよろしくお願いします。

皆さん作る物宣言してる用なので、私も言っておきます。
ミルクセーキ作ります。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 11) 2019-07-25 19:26:25
皆様のお作りになる物も楽しみですわ♪

火を扱えるスペースは4口という事ですので交代で、となりますわね。三不粘は火を使いますからなるべく早く終わらせるようにいたしますわね。

字数が足りればもう一つくらい作りたいですけれど迷いますわね。

《大空の君臨者》 ビャッカ・リョウラン (No 12) 2019-07-25 22:11:58
勇者・英雄コースのビャッカ・リョウランだよ。

色々と迷ったけれど、シンプルに卵焼きを作ろうかと思うよ。
強火で仕上げるからコンロの占有時間は短いはず…たぶん…

《メメルの婚約者☆》 仁和・貴人 (No 13) 2019-07-26 13:33:40
っと、遅くなったけどオレも作るの言っといた方が良いよな?
カスタードクリームを作ろうかと思う。
何に利用するかは・・・まぁ順当にデザート系だよな。

いや、卵は応用性が高すぎる食材だからな。
何を作るか迷ってしまった・・・

《やりくり上手》 ルーノ・ペコデルボ (No 14) 2019-07-26 14:42:37
くっ、頑張りましたが

スフレオムレツ
スフレパンケーキ

シュトーレン
マドレーヌ

しか文字数の関係で作れませんでした!

スフレ系は空気が入ってるふわふわのうちが美味しいから皆で食べましょう。
入るならアイスクリンを作りたかった!

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 15) 2019-07-26 22:00:14
プランは提出しましたわ。前述の三不粘と、卵白が余りますので卵白のみのかに玉を作りますわ。いろんな卵料理を味わうのが今から楽しみですわね♪