;
僕らの最期のメッセージ


ストーリー Story

『君たちは、もし明日死ぬとしたら』
 課外活動帰り、話しかけてきたアークライトの青年のことは記憶に新しい。
 その記憶は、きっと彼の持ちかけた話題の、衝撃的な印象に彩られているのかもしれない。
 兎にも角にも不思議な青年だった。
 儚げな印象が板についた、とても現世に存在しているなどとは思えぬ青年だった。
 もしかするとあの時既に、彼はこの世界の住民ではなかったのかもしれない。
 リバイバルがアークライトになることなどありえないことなのに、そんな風に考えてしまえるほどに、彼は儚げな雰囲気を醸していた。
 今となっては、なぜその問答をしたのか。
 その心の内をもう知る術などないが、ふとした拍子に彼のことが、彼の話題が頭を過ぎるのだろう。
『今日何をして、何を遺したい?』

「明日死ぬとしたら、ですか?」
「そ。明日死ぬとしたら、今日何をして何を遺すのかって空想」
 窓口に持ち込まれた話は、依頼に関する話ではなく、単なる雑談。
 それも、哲学色の濃い雑談。
 話を持ち込んだ、ドラゴニアの生徒は、何を考えているのか分からない笑みを浮かべる。
「前提条件が分かりませんね。明日突然死ぬと言うことは分からないのが普通のはずですが?」
 受付職員【ウケツ・ケ】は、彼に首を傾げる。
「いや、それが不思議な話で。明日死ぬことを、俺たちは何となく知っている、そんな状況で。俺たちは俺たちが明日死ぬだろうってことを知っているんだって」
 眉を下げるウケツはしばらく悩んだ後、そうですねえ、と言葉を選ぶ。
「やはり、ここで受付業をしていると思いますね。……ああ、でも、迷惑はかけないように退職届は出しておかないと」
「真面目だなぁ」
 生徒はふは、と笑い、遠くの景色を見るような目になる。
「どうしましたか?」
「いや。あの話を一緒に聞いた後輩たちは、なんて言っていたかなって」

『もし明日死ぬとしたら、今日何をして、何を遺したい?』


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 5日 出発日 2019-09-30

難易度 簡単 報酬 ほんの少し 完成予定 2019-10-10

登場人物 6/8 Characters
《熱華の麗鳥》シキア・エラルド
 ヒューマン Lv25 / 芸能・芸術 Rank 1
音楽と踊りが好きなヒューマンの青年 近況 自我の境界線が時々あやふやになる みっともない姿はさらしたくないんだけどなぁ 容姿 ・薄茶色の髪は腰の長さまで伸びた、今は緩く一つの三つ編みにしている ・翡翠色の瞳 ・ピアスが好きで沢山つけてる、つけるものはその日の気分でころころ変える 性格 ・音楽と踊りが大好きな自由人 ・好奇心>正義感。好き嫌いがハッキリしてきた ・「自分自身であること」に強いこだわりを持っており、自分の姿に他者を見出されることをひどく嫌う ・自分の容姿に自信を持っており、ナルシストな言動も。美しさを追及するためなら女装もする。 好きなもの 音楽、踊り、ともだち 苦手なもの ■■■■、理想を押し付けられること 自己犠牲 二人称:キミ、(気に入らない相手)あんた 初対面は名前+さん、仲良くなると呼び捨て
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。
《模範生》レダ・ハイエルラーク
 ドラゴニア Lv16 / 黒幕・暗躍 Rank 1
将来仕えるかもしれない、まだ見ぬ主君を支えるべく入学してきた黒幕・暗躍専攻のドラゴニア。 …のハズだったが、主君を見つけ支えることより伴侶を支えることが目的となった。 影は影らしくという事で黒色や潜むことを好むが、交流が苦手という訳ではなく普通に話せる。 ◆外見 ・肌は普通。 ・体型はよく引き締まった身体。 ・腰くらいまである長く黒い髪。活動時は邪魔にならぬよう結う。 ・普段は柔らかい印象の青い瞳だが、活動時は眼光鋭くなる。 ・髭はない ・服は暗い色・全身を覆うタイプのものを好む傾向がある。(ニンジャ…のようなもの) ・武器の双剣(大きさは小剣並)は左右の足に鞘がついている。 ◆内面 ・真面目。冗談はあまり効かないかもしれない。 ・立場が上の者には敬語を、その他には普通に話す。 ・基本的に困っている者を放っておけない性格。世話焼きともいう。 ・酒は呑めるが呑み過ぎない。いざという時に動けなくなると思っている為。なお酒豪。 ・交友は種族関係なく受け入れる。 ・伴侶を支えるために行動する。 ◆趣味 ・菓子作り。複雑な菓子でなければ和洋問わず作ることができる。
《ゆうがく2年生》アリア・カヴァティーナ
 アークライト Lv14 / 村人・従者 Rank 1
 幼い頃から聞かされてきた英雄譚に憧れて、いつしか勇者さまを導く人物になりたいと願ってきた。  その『導き』とはすなわち、町の入口に立って町の名前を勇者様に告げる役。  けれども、その役を務めるということは、町の顔になるということ。この学校でたくさん学んで、いろんなことを知ることで、素敵な案内役になりたい!  ……それが自分の使命であると信じて入学したけれど、実のところ勉強よりも、花好きが高じた畑いじりのほうが好きだったりする。そのせいで、実はそこそこの力持ちだったりする。  たぶん、アークライトの中ではかなり変人なほうなんだと思うけれど、本人はあんまり気にしていない模様。  基本的に前向き……というか猪突猛進なところがある、かも。
《真心はその先に》マーニー・ジム
 リバイバル Lv18 / 賢者・導師 Rank 1
マーニー・ジムよ。 普通のおばあちゃんとして、孫に看取られて静かに逝ったはずなんだけど…なんの因果か、リバイバルとして蘇ったの。 何故か学生の時の姿だし。 実は、人を探していてね。 もし危ないことをしていたら、止めなければならないの。 生きてる間は諦めてたんだけど…せっかく蘇ったのだから、また探してみるつもりよ。 それに、もうひとつ夢があるの。 私の青春、生涯をかけた行政学のことを、先生として、みんなに伝えること。 これも、生前は叶える前に家庭持っちゃったけど、蘇ったいま、改めて全力で目指してみるわ。 ※マーニーの思い出※ 「僕と一緒に来てくれませんか?」 地方自治の授業の一環でガンダ村に視察に行ったとき、そこの新規採用職員であったリスク・ジムからかけられた言葉だ。 この時点で、その言葉に深い意味はなく、そのときは、農地の手続きの案内で農家を回る手伝いといった用件だった。 「よろしくお願いします。」 これ以降、私たちの間では、このやり取りが幾度となく繰り返されることとなる。 その後、例のやり取りを経て婚約に至る。 しかし、幸せの日々は長くは続かない。 結婚式の前夜、リスクは出奔。著作「事務の危機管理」での訴えが理解されない現状に絶望したとのことだが… 「現状の事務には限界がある。同じことの繰り返しじゃ、世界は滅ぶよ」 結婚前夜の非道な仕打ちよりも、消息を絶つほど思い詰めた彼の支えになれなかったことを今も後悔している。 ※消滅キー※(PL情報) リスク及びリョウに感謝を伝えること 片方に伝えると存在が半分消える(薄くなる) メメ・メメル校長はこのことを把握しているようで、これを逆手にとって消滅を遠ざけてくれたことがある。 (「宿り木の下に唇を盗んで」(桂木京介 GM)参照)
《神(仮)》ゼクト・ゴッドマイヤー
 アークライト Lv13 / 教祖・聖職 Rank 1
【外見】 超絶美形のお兄さん 藍色の髪にウェーブセミロング 両目共に青 右目の下に泣きぼくろがある 細マッチョな理由は神だから鍛えないと皆の願いが叶えられないから 【性格】 自分のこの美貌、最早神だと思ってる 偉そうでナルシスト だけど皆の幸せを常に考えている 争いも嫌い 自分は神だから下々の願いを聞いて叶えてあげる義務があると思い込んでる 自分を信仰してくれる人達にひたすら優しい あと声がでかくオーバーリアクション気味でよく劇団の人に間違えられる 【入学理由】 教祖を履き違えており、教祖というか神になりたがってる 自分の「ゼクト教」の教えを説く為に日々奔走中 ちなみにゼクト教の教えは 1、皆仲良く 2、楽しく 3、自分を崇めて だけである。 『背後理由』 神になれそうな美貌もあり、力も恐らく手にいれた(アークライトになれたから)後は信仰してもらい、自分が死ぬ事で神としての自分を全うできると考えている。 その為にも教祖としての勉強が必要だった。 ※アドリブ絡み大歓迎!

解説 Explan

【解説】
『もし明日死ぬとしたら、今日何をして、何を遺したい?』
 過去、課外帰りにアークライトの青年に問われた時、あなたたちは何と答えましたか?

【概要】
 過去、あなた方がアークライトの青年に応えた答えはどんな答えでしたか?
 いわゆる過去編です。
 あなた方の遺したいものを教えてください。

【人物】
『ドラゴニアの生徒』
 あなた方と過去、一緒の課外活動に勤しんでいた先輩生徒です。
 男性のドラゴニア、勇者コースの先輩です。

『アークライトの青年』
 帰宅の道に着いていたあなた方に、質問をしてきた青年です。
 男性のアークライト、見た目は20代後半です。

【PL情報】
 このアークライトの青年は、自分が明日いなくなるということをなんとなく感じ取っていました。
 そのため、生徒の皆さんにこのような問答を投げかけてきたのでしょう。
 また、今回は先輩生徒の回想になります。


作者コメント Comment
 もし明日死ぬことが分かっているのなら、あなたは今日、何をしますか?

 ∈( ºωº )∋


個人成績表 Report
シキア・エラルド 個人成績:

獲得経験:19 = 16全体 + 3個別
獲得報酬:540 = 450全体 + 90個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
もしも、明日死ぬとしたら……?
唐突だなぁ でもそうだね
「死に物狂いで奏でて、踊って、その姿を目に焼き付けてもらう」

…流石にちょっと言いすぎた、まるで俺が危ない人みたいじゃん
ええと なんだっけ?何をして何を遺すか、だっけ
でも俺が残せるものだなんてそれしかないよ
それしかないけど それでいい
音と動きに「俺」のすべてを注ぎ込めればいい
別れと、感謝を、俺が伝えられるすべてを伝えるために

「…誰でもない、自分自身として死ねるなら、幸せだよ」
「別れの言葉は必要だよ。例えどれほど辛くても」
無神経すぎるかな 俺はそう思ってしまうけど

チョウザ・コナミ 個人成績:

獲得経験:19 = 16全体 + 3個別
獲得報酬:540 = 450全体 + 90個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
…死ぬならどーするか?
その死は『瀕死』?それとも『消滅』?原因は他者や環境の干渉による?病や魔術の期限リミット?
尋ねるにしても前提ふわふわじゃん?
学園にちゃんと依頼出しとけば、大勢のゆーしゃ様が答えんだろーに。

大しておもしろくもなかった活動の帰りだし、多少のお話も暇つぶしにいーけどね。
っても、ザコちゃんの回答は面白い訳じゃないし、参考になる訳でもないよ?

仮に消滅として、仮に今からきっかり明日だとして。原因はどっちでもいい。
まずこのお話打ち切る。
でもってちょっと一日中人探し。おわり。
そこまで闇雲必死にはしないけどさ。まだ存在してんのか、縁はあるのかないのかなーって。
人生総括のおみくじ的な?ふふ。

レダ・ハイエルラーク 個人成績:

獲得経験:19 = 16全体 + 3個別
獲得報酬:540 = 450全体 + 90個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
◆目的
・死ぬ前日の行動を考える

◆プレイング(考えられる当日の行動)
・朝
起床
身の回りの整理
朝食作り
お菓子作り
朝食
食器片付け
泡立て器整備(複数所持)
お菓子を持って授業へ
授業

・昼
親しい人と昼食(お菓子も)
親しい人と昼休憩
授業
親しい人と話しながら帰る
途中その人に腰の泡立て器を渡す
寮まで送る

・夜
部屋を軽く掃除する
整備した泡立て器を窓に並べる
身を整えて眠る

アリア・カヴァティーナ 個人成績:

獲得経験:19 = 16全体 + 3個別
獲得報酬:540 = 450全体 + 90個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
あの時のわたくしは、さも当然のように、得意気に、「今まで生きてきた自分へのご褒美に、その時やりたいことをして過ごすつもりですわ!」と答えましたわ!

でも…本当はわたくし、そんなつもりありませんわ
わたくしはそれまでどおりに、わたくしの使命――少しでも勇者さまの旅の道しるべになるための案内を、果たしているはずですもの

なのにそう答えなかったのは、あの方はきっと、寿命が近いのに何もできなかったと後悔してらっしゃるからですわ!
「いつもどおり」なんて答えは自信ありきでしょうから、あの方には役に立たないばかりか、より後悔させてしまうだけですの…ですので、わたくしにできる限りの演技で、嘘をついてしまいましたわ!

マーニー・ジム 個人成績:

獲得経験:19 = 16全体 + 3個別
獲得報酬:540 = 450全体 + 90個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【事前調査】【博愛主義】偶然、リバイバル、アークライト、両者の関係に強い関心を持ち、最近大図書館で調べまくっていた。

☆課外活動
戦闘系。初授業で、まだリーラブも未取得だったので本当に役に立たず、心底落ち込む。「一度死んでいても、怖いものは怖いのね」と、妙な感慨を抱く。

☆回答
自分は大病を患い、明日死ぬと予感したときに、唯一の心残りを、勇者を目指す孫に託した、という経験を話す。
その時の判断を間違いとは思わないけど、今思えば、孫に重荷を背負わせたことを後悔もしている、とも話す。

「どうして、そのことを聞きたいと思ったの?
おばあちゃんに、教えてくれない?」
【博愛主義】【信用】【説得】でアークライトに聞く

ゼクト・ゴッドマイヤー 個人成績:

獲得経験:19 = 16全体 + 3個別
獲得報酬:540 = 450全体 + 90個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【目的】
自分なりの答えを相手に伝える

【心情】
明日に残したい事?
その答えはとっくの昔に答えが出ているよ
その為に作ったゼクト教だからね
私は神になりたい

そもそも、生きるとはどんな事か僕は考えたんだ
誰かの心に思って貰えるなら、それは生きると同義だ

私は誰かの心の支えになり、死ぬ事でその人の神になる
そうする事でその人が口伝で誰かに伝えるだろう
私はその伝える誰かに覚えて貰える

私は誰かの心にずっと居る事ができる
とても素敵な事だ
それで私は満足だ

【前の課題】
なんか高らかに「大丈夫、安心したまえ!私は、ちくわも内包した神、ゼクト・ゴッドマイヤーである!」って言いながらやたらちくわ配ってる
あとやたら高い所に登る

リザルト Result

『君たちは、もし明日死ぬとしたら、今日何をして、何を遺したい?』
『はあ?』
 それは課外活動の帰りのことだった。
 俺と後輩たちが学園への帰路についている時、突然そう声をかけられた。
 俺はあの時、疲れていたのかもしれない。
 いつも行なっているような戦闘課題とは違い、今回は後輩たちを守り、指導しながらの課外活動。
 相手は『オデンマン』とかいう、これからの時期食材として活躍しそうな魔物で、飛んで来る汁が火傷しそうなくらいに熱い。
 昆布出汁香る美味しそうな匂いを放つ熱湯から後輩たちを守り、次々と飛んでくるオデンマンの具材から自身を守り。
『大丈夫、安心したまえ! 私は、ちくわも内包した神、【ゼクト・ゴッドマイヤー】である!』
 とか言いながら、飛んで来るちくわぶを捕まえて、オデンマン討伐後に報告に行った村で配っていた後輩のゼクトくんを回収して、なぜか高いところに登りたがるのを止めた帰り。
『一度死んでいても、怖いものは怖いのね』
 と、感慨深そうにため息をつく生きてきた年数は俺よりも年上の後輩、【マーニー・ジム】さんの話を聞き、実家の婆ちゃん元気かなぁ。と実家にいる祖母(112)を思い。
 ああ、今日も疲れたな、なんて。帰って風呂に入って寝たい、なんて。
 昆布出汁香る体で、そんなことを考えていたから、きっと彼に対する返答が乱暴になってしまったのかもしれない。
 だが、そんな乱暴な俺の返答にも、彼は眉ひとつ動かさず、ずっと微笑み続けていた。
 彼だけ、俺たちとは違う生き物のような錯覚を覚え、透き通る碧眼から目をそらす。
 彼はその白い翼をゆったりと広げる。
 身の芯まで燃やし尽くされそうなほどの夕焼けに、彼の微笑みは溶け込んでいく。
 彼は、違う生き物のような微笑みのまま、俺たちに声をかけてきた。
『君たち、すごい昆布の匂いがするね』

 儚げな笑みで昆布などと言われたものだから、思わず固まってしまった。
 いったいどう会話をしたものか。悶々と考えている俺の横から、同じドラゴニアの【レダ・ハイエルラーク】くんが声を出す。
『私は、いつも通りに過ごすだけだな』
 勇者かよ。
 昆布発言の後で普通に話すことができるとか勇者かよ。勇者の卵だったわ。俺もだわ。
 後、腰につけてる泡立て器はなんなのか。彼はシェフだったのか。
 随分と荒れた脳内会議を他所に、レダくんは1日のスケジュールを思い出しているのだろう。
 その視線は右上に向いている。
『まず、朝起きて、朝食を食べお菓子を作ってから泡立て器を整備し、お菓子を持って授業に行くんだ』
 泡立て器を整備するってなんなのか。
『それから、親しい人と昼食をとって、彼女と話しながら帰る。……ああ、いつも通りではなかったな。私だったら、彼女に泡立て器を渡して、その後に寮まで送る』
 泡立て器は遺品なのか? 彼女困惑すると思うぞ?
『最後に、部屋を軽く掃除して、整備した泡立て器を窓に並べるんだ。風呂に入ったり、洗濯物を畳んだりして、そうして身を整えてから眠るんだろう。いつも通りに』

『なるほどね』
 彼はふふ、と微笑む。
『じゃあ、君は?』
 先ほどよりも儚げに横顔に夕陽を滑らせ、朝と夜を巡るように問いを掛けられたのは、ちょうど隣にいた【シキア・エラルド】くん。
『え、俺?』
『そう、君』
『えぇ……。唐突だなぁ。もしも、明日死ぬとしたらでしょう?』
 シキアくんは指を顎に当てながら、『でも、そうだね』と言葉を零す。
『死に物狂いで奏でて、踊って、その姿を目に焼き付けてもらう』
 言った直後、シキアくんは顔を両手で覆った。
『……流石にちょっと言いすぎた、まるで俺が危ない人みたいじゃん』
『そんなことはないよ』
 青年は微笑みを崩さない。
 シキアくんは恥ずかしそうに火照った顔を仰ぐ。
『ええと なんだっけ? 何をして何を遺すか、だっけ』
『うん、そう』
 シキアくんは青年の相槌に、でも。と続ける。
『俺が残せるものだなんてそれしかないよ』
 青年は茶々も入れず、静かに聴いている。
 俺も聞き入っていた。
 燃え尽くしそうなほどの夕焼けは、世界に青年とシキアくんだけしかいないと錯覚させるようにふたりを包み込む。
『それしかないけど、それでいい。音と動きに『俺』のすべてを注ぎ込めればいい。別れと、感謝を、俺が伝えられるすべてを伝えるために』
 
『明日に残したい事?』
 青年の興味は、同じ種族であるアークライトのゼクトくんへと向かう。
 俺も実際のところ、興味はある。
 今回の課題で、アークライトはゼクトくんともうひとり、【アリア・カヴァティーナ】さんがいる。
 彼らがどんな答えを出すのか、一抹の寂しさを覚えながら、耳を傾けた。
『その答えはとっくの昔に答えが出ているよ』
 ゼクトくんはやはりゼクトくんだった。
『その為に作ったゼクト教だからね。私は神になりたい』
『へえ、神様に?』
 青年は微笑みを崩さない。
 その目に映るのは、目の前にいるゼクトくん。
 しかしその横顔には、相も変わらず夕陽が滑る。
『そもそも、生きるとはどんな事か僕は考えたんだ。誰かの心に思って貰えるなら、それは生きると同義だ』
『一理あるね』
 青年が頷く。
 ゼクトくんは『私』へ変化する。
『私は誰かの心の支えになり、死ぬ事でその人の神になる。そうする事でその人が口伝で誰かに伝えるだろう。私はその伝える誰かに覚えて貰える』
 ゼクトくん、ああ、君は。
『私は誰かの心にずっと居る事ができる。とても素敵な事だ。それで私は満足だ』
 君は死ぬことが怖いのか。
『貴方は死んでも悔いはない人生を歩んでいるかな?』
『君は?』
 聞き返されたゼクトくんは、迷いのない笑顔で大きく頷いた。
『勿論だとも』
 青年は微笑みを崩さない。

『私はね』
 マーニーさんは自身を指さし、語る。
『私は大病を患って、明日死ぬと予感したとき。私の唯一の心残りを、勇者を目指す孫に託したの』
 彼女は同じくフトゥールム・スクエアに通う孫のことを思っているのだろう。
 視線がどこか遠いところを向いている。
 しかし、その目はどこか悲しそうな色を宿す。
『その時の判断を間違いとは思わないけど、今思えば、孫に重荷を背負わせたことを後悔もしているわ』
 マーニーさんは、ねえ。青年に声をかける。
『どうして、そのことを聞きたいと思ったの? おばあちゃんに、教えてくれない?』
 たしか、マーニーさんは今回の課題の前に、図書館に籠っていたと言っていた。

『どうして図書館に籠っていたんだ?』
『リバイバルとアークライトの関係性に関心を持ってね』
『え、なんでだ?』
『さあ。なんとなく?』

 そんなやり取りをしたことを覚えている。
 もしかすると、彼女の勘は今日青年と出会うことを予感していたのかもしれない。
 しかし青年は微笑みを崩さない。
『明日、僕は死ぬんだ』
 夕焼けが燃え盛る。
 青年を飲み込まんばかりに燃え盛る。
 生まれて初めて、夕陽に恐怖を覚えた。
『まあ。分かるの?』
『なんとなく』
 青年の顔に恐怖はない。
 青年の顔に寂しさはない。
 青年の顔は、夕陽に燃えていた。
『……あなたが少しでも寂しくないように、餞を』
 マーニーさんは奏でる。ラベイカを。
 その柔らかな音は、青年の耳を通り、俺の頬をくすぐった。

「穏やかな顔をしていますね」
 は、と。目の前に揺蕩っていた心地のいい水球が弾けるかのように、俺は意識を覚醒させる。
 ぱち、ぱち、と2回瞬きをした目の前に、【ウケツ・ケ】が呆れたような表情で俺を見ている。
「どれだけぼうっとしていた?」
「ふたり、事務案内を終わらせたくらいですね」
 あの時のラベイカの音は心地よく、いつまでも聞いてられるほどに優しかった。
「皆さま、こんばんはですわ! 今日は――」
 あの時の音色を思い出していると、背後、学園の入口から元気な声が聞こえてくる。
 学園の入り口や広場で、その日の日付を案内する案内人と化しているアリアさんだ。
 俺は彼女に近付いていく。
 彼女は、いつも通りに見えて、いつも以上に気合を入れて挨拶をしている。
「やあ」
 俺の軽い挨拶に、びっくりしたように肩を跳ねさせるアリアさん。
 彼女はまん丸く目を見開いて、振り返り俺を見た。
「先輩! ごきげんようですわ!」
 アリアさんは一見元気そうな笑みを浮かべる。
 しかし、やはりこの間の件を引きずっているのだろう。
「アリアさん、大丈夫?」
 アリアさんは口を噤む。
 すぐにその顔はいつも浮かべる笑顔へ変わる。
「少し、悲しいですわ。あの時のわたくしは」
 アリアさんは目を閉じる。
 まるであの時を思い出しているように、その横顔は寂し気だ。

 あの時彼女は、さも当然のように得意げに、その胸を張って答えていた。
『今まで生きてきた自分へのご褒美に、その時やりたいことをして過ごすつもりですわ!』
『いい考えだね』
 青年は変わらずに微笑む。
 夕陽は青年に迫る。
 青年は、ただ、それをじっと受け入れていた。

「ですが」
 アリアさんが続けた言葉に、意識は現実に戻る。
 はっと戻ってきた意識は見てしまう。彼女の悲し気に浮かんだ笑みを。
「……本当はわたくし、そんなつもりありませんわ。わたくしはそれまでどおりに、わたくしの使命――少しでも勇者さまの旅の道しるべになるための案内を、果たしているはずですもの」
 なのに。
 彼女のその顔に浮かぶのは、悲しみか。或いは悔しさか。
「なのにそう答えなかったのは、あの方はきっと、寿命が近いのに何もできなかったと後悔してらっしゃるからですわ! 『いつもどおり』なんて答えは自信ありきでしょうから、あの方には役に立たないばかりか、より後悔させてしまうだけですの……」
 アリアさんは俯かせていた顔をぱっと上げる。
「ですので、わたくしにできる限りの演技で、嘘をついてしまいましたわ!」
 その顔に浮かぶのは笑顔だった。
 その表情は夕陽に燃やし尽くされそうなあの青年にも似ていた。

「あ、先輩。その節はどうも」
「シキアくん」
 アリアさんの笑みの中に、あの違う生き物のような青年の顔を見てからしばらく。
 教室へ向かう途中の廊下で、シキアくんとすれ違う。
「これから授業ですか?」
「ああ。シキアくんは?」
「先生に呼ばれたので向かっている最中です」
 シキアくんはその両腕に、数冊の教科書を抱え込んでいる。
「……彼、とうとう別れの言葉も言わなかったらしいな」
 口をついて出た俺の言葉に、シキアくんは顔を俯ける。

『別れの言葉は必要だよ。例えどれほど辛くても』
 シキアくんのなにかを想う目線に、青年はただ、微笑んだままだった。
『死ぬ時が分かって、お別れができる方がよっぽどいいよ。急にいなくなってしまうよりも。……何もわからないまま、もう会えなくなるよりも、ずっと。その方がいいよ、良いに決まってる……』
 シキアくんのなにかを堪えるような言葉にも、青年はとうとう、なにも答えないままだった。

「無神経すぎましたか。俺はそう思ってしまいましたが」
「……それは、違う。彼が聞いてきたんだ、無神経だとか、それはシキアくんが考えることじゃあない」
 尻すぼみになっていく俺の言葉に、シキアくんは眉を下げて微笑む。
「……誰でもない、自分自身として死ねるなら、幸せだよ」
 俺はシキアくんという後輩が、過去になにがあったのかを知っているわけではない。
 教えて欲しいとは、思わない。
 ただ、ひとつ。
 あの青年の後ろ姿を見送りながら、シキアくんが零した細い言葉が忘れられなかった。

『……死んだら、母さんに会えるのかな』
『……本当に死ぬなら、父さんに、謝らなきゃ』

 とん、とん。
 座学がようやく終わり、教科書を机に打ち付けてまとめる。
 ぐぅ、と両腕を天井に突き上げて伸びをする。
 ごき、随分と凝っている。鳴ってはいけないであろう音が鳴った。
「あれは……」
 外に見える中庭。
 そこで見覚えのある女生徒が、ひとりベンチに腰掛けていた。
「マーニーさん」
 窓を開け広げ、声をかける。
 彼女は面白いくらいにびっくりと、肩を跳ねさせた。
「なにしてるんだ?」
 マーニーさんは本を読んでいる。
 彼女は目元に影を落とし、微笑む。
「世の中って、うまくいかないものね」
「……ああ」
 マーニーさんは、あの青年を助けたがっていた。
 アークライトについての本を読んでいたのならわかっていたはずだ。
 彼らは、20年以上は生きられない。
「……結婚前夜に姿を消した婚約者に、似ていたのよ、彼」
 旦那と呼んでいたのは、婚約者の弟なんだけどね。
 マーニーさんは語る。
 寂しそうに、語る。
「姿形が似ていたわけじゃないの。ただ、彼の儚さが、婚約者に似ていて。助けたいって、思っちゃったのよ」
 マーニーさんは俺の顔を見る。
 何かを悩んでいるときのような目だ。
 俺のかつての親友が、こんな目をしていた。
「ねえ、死ぬって、どういうことでしょうね。私がリバイバルとなってまで、死から逃れているのは、なんででしょうね」
 マーニーさんの目にかかる影が濃くなる。
 彼女の視線から逃れるように、俺は空へと顔を背ける。
 ああ、夕焼けだ。
 恐ろしいほどに綺麗な、夕焼けだ。

「やあ、ゼクトくん」
「ああ、こんばんは」
 信者集め、頑張っているか? なんて言って、俺は夕陽から目を背ける。
「綺麗な夕焼けだね」
 ゼクトくんは柔らかい笑みで俺を見る。
 まるで何もかもを見透かされているような、あの青年のような青色の瞳が、今だけ苦手になる。
「彼、綺麗だったね」
 ゼクトくんは夕焼けに目を細める。
「……ああ」
 俺は青年を思い出す。
「人が、永遠に生きることはできないんだ」
 俺はゼクトくんの言葉にじっと聞き入る。
「僕が、じゃあどうしたらいいかを真剣に考えた時、宗教、神様は何百年と誰かの心の支えとして生きていることに気付いた」
 ゼクトくんは目を閉じる。
「そうやって、生きることができる」
「俺は、ゼクトくんは死ぬことが怖いんだと思っていた」
 俺の告白に、きょとんと首を傾げるゼクトくんは笑う。
「私が生きている意味は、悔いがない生き方をするためなんだ。……私が生きて死ぬことに、迷いなんてないよ。全くね」
 俺は失笑する。
「ゼクトくんに対して、随分と失礼なことを考えていたようだ」
「人間、誰だって失敗はあるものさ」
 夕焼けは俺の額を通り過ぎていく。
 ふわりと広がったゼクトくんの翼は、夕焼けに負けじと凛としていた。

「お、あれは」
 夕焼けの沈みかけている校門前。
 燃えるような夕焼けとお揃いの、燃えるような赤い髪。
 あの青年の問いかけにも、共に答えた後輩、【チョウザ・コナミ】さん。
 しかし、チョウザさんともコナミさんとも呼んでも、すぐに反応はされなかった。
 そのため、彼女が呼ばれ慣れているザコちゃんと、課題の間はずっと呼んでいた。
「ザコちゃん」
「随分周り嗅ぎまわってるみたいだけど、知りたい答えは発見できたん?」
「嗅ぎまわっているなんて、人を犬みたいに」
 俺は笑う。
 ザコちゃんも、冗談を言った口から、舌をべっと出す。
「ま、大しておもしろくもなかった活動の帰りだし、多少のお話も暇つぶしによかったけどね」
「オデンマン討伐を大しておもしろくないとか、肝座っているんだな」
「センパイにおんぶにだっこじゃあ、ね?」
 ザコちゃんはニヒルに笑う。
 その顔の半分は覆っていた夕陽は、徐々に、しかし確実に、ザコちゃんの顔に影を落としていく。

『……死ぬならどーするか?』
 ザコちゃんは沈みそうな夕陽を背に、ザコちゃんは顎に指を当てる。
『その死は『瀕死』? それとも『消滅』? 原因は他者や環境の干渉による? 病や魔術の期限リミット? 尋ねるにしても前提ふわふわじゃん? 学園にちゃんと依頼出しとけば、大勢のゆーしゃ様が答えんだろーに』
 ザコちゃんの問いに、青年は未だ微笑みを崩さない。
『っても、ザコちゃんの回答は面白い訳じゃないし、参考になる訳でもないよ?』
 肩を軽く竦め、ザコちゃんは視線を僅かに上向ける。
『仮に消滅として、仮に今からきっかり明日だとして。原因はどっちでもいい。まずこのお話打ち切る。でもってちょっと一日中人探し。おわり』
『おわり?』
 青年は目を細め、夕焼けに微笑む。
『おわり。そこまで闇雲必死にはしないけどさ。まだ存在してんのか、縁はあるのかないのかなーって。人生総括のおみくじ的な? ふふ』
『それも面白いね』
 ザコちゃんはその返答に、飄々と笑い返す。
『あとはねぇ、ザコちゃんのちょっとした知り合いのモブな老人のお方が言ってたんだけど』
 夕陽は青年の顔を下から照らし始めた。
『命をかけても、なんて表現は聞くがなぁ、そう言って実際にかけてる奴が何人いるものか。挙句の結局、常日頃にそう思えるくらいの動き活動してっかー、ってことだろ? そもそも、死にかけてやっと、やりたいことやろうとすんのが間違ってんだ。俺は俺の自由を基準判断に生きてんだ、その結果死んだって、やれないことに比べりゃどーでもいい』
 ザコちゃんは鼻で笑った。
『……って。なんせよ、やりたいことは秒速の今すぐにでもやれ、ってことでしょ』
 こてん、首を傾げたザコちゃんは青年へ問いかけた。
『……ところでまだここに居ていーの? お話によって時間削られるくない? こーいうのが趣味ならそれはそれで選択肢だし。なんでもいーけど』
 青年の微笑みが崩れた。
 今にも夕陽に溶けて消えてしまいそうだった微笑みは、とても嬉しそうに破顔した。
『僕の最期の願いは、こうやって誰かに聞くことだったんだ』
 青年の笑みは、夕陽のように輝く。
『君は?』
 青年は俺に聞く。
『俺は――』

「俺は、なんて答えたんだったか」
 ザコちゃんは肩を竦める。
「ザコちゃんそんなの忘却の彼方ー」
 ザコちゃんはくるりと回り、夕陽へ顔を向ける。
「いんじゃない? 少なくとも、悪いことは言ってなかったんだし?」
 目を閉じる。
 瞼の裏に、あの青年の顔がはっきりと浮かんでくる。
 俺の答えを聞いて、満足げににんまり笑う、あの笑顔。
「ああ」

『ああ、僕は満足だ』



課題評価
課題経験:16
課題報酬:450
僕らの最期のメッセージ
執筆:宇波 GM


《僕らの最期のメッセージ》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 1) 2019-09-27 00:10:27
この質問さぁ、このお方の言う死って、死亡のことなわけ?消滅?

どっちかによって返答変わんだけど。
…消滅の方でいーのかな。保証もなしなしだけど。

《模範生》 レダ・ハイエルラーク (No 2) 2019-09-28 11:40:39
自身が感じた方でいいと思う。
私は死亡で考えるとする。

《真心はその先に》 マーニー・ジム (No 3) 2019-09-28 23:50:33
賢者・導師コース、教職課程のマーニー・ジムです。
孫がいつもお世話になっております。

私は一度死んでいるから、経験に即したお答えができそうね。
でも、それ以上に、このアークライトの青年のことが気になるわ。
じっくり話を聞いて、少しでもお悩み等をやわらげられれば良いのだけど。

ところで、課題の帰りということだけれど、どんな課題だったのかしら?
たとえば、みんなで少しずつ文字数を割いて、課題を描写するとしたら、
担当教官の先生(GM様)がうまく繋ぎ合わせて下さったりするかしら。

《神(仮)》 ゼクト・ゴッドマイヤー (No 4) 2019-09-29 00:05:52
教祖・聖職コース所属、ゼクト・ゴッドマイヤーである!

ふむ、私は私なりにこの答えを持っている。
というか、その為に今を生きているからね。

んー、どちらかというと死亡の意味合いが強いんじゃないかな?
そちらの方が皆想像しやすいだろうし、消滅するって結構特殊な状況だし。
他の種族とかに聞かない気がする…が、まぁ、種族的に身近にある方で良いんじゃないかな!

>マーニーさん
楽しそうだし描写して貰えそうじゃないかな!
ちょっとずつだと人数にも寄るかも知れないが…。

《真心はその先に》 マーニー・ジム (No 5) 2019-09-29 00:42:52
教祖さま、ありがとうございます。
孫が、村の教会に悪いから他の宗教に入らない方がいいよね、
なんて相談してきたのですが、なるほど(微笑)
人をひきつける不思議な雰囲気を持った方なのね。

ところで、課題について、私はこんな感じで書いてみたわ。

☆課題
戦闘系。まだリーラブも未取得だったので本当に役に立たず、心底落ち込む。「一度死んでいても、怖いものは怖いのね」と、妙な感慨を抱く。

書き方や文字数はたまた内容は、バラバラでいいし、むしろその方が面白そうだけど、
あくまで参考に載せておくわね。

《神(仮)》 ゼクト・ゴッドマイヤー (No 6) 2019-09-29 00:52:51
ふむ、その案乗った!
という事で、私は高い所に登りながらちくわを配って居るとも!(どやぁ
何故か?何故なら私はちくわも内包した神だからね☆

《真心はその先に》 マーニー・ジム (No 7) 2019-09-29 08:37:33
ち、ちくわ…??(目を白黒)
わ、わかったわ、はは、ははは…

(タスクちゃんったら…どうやら、とんでもない漢に魅入られてしまったようね…ッ!!)

(PLは大爆笑です!
キャラロールに反して、内心ものすごく楽しいです。ありがとうございます!)

《真心はその先に》 マーニー・ジム (No 8) 2019-09-29 12:28:54
だんだん、プランが仕上がってきました。

私は、リバイバルとアークライトについて「偶然」興味を持ち「偶然」事前調査をしたり、本人に「どうしてそういうことを聞くの?」とド直球で聞くアクションと、
調査・聞き込みの成果で本人を救いたい、もし無理ならもう一歩のところまで迫るが救えず慟哭する展開が欲しい、というウイッシュを書いてみたわ!

もし、皆さんも何かしてみたいことがあったら、おばあちゃんに教えてね。
字数を調整して、何か協力できるかもしれないからね。

とはいえ、字数、カッツカツなんだけどね。
変なところが、孫に似てしまったわ。