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コノー村のゴブリン退治


ストーリー Story


 冬も近いというのに、その日のコノー村の天気は珍しく快晴だった。
 いつもならば、こんな天気のいい日は普段ならば冬場中々外で遊べない子供たちがはしゃぎ回る姿が見られるものだが、今日に限っては子供の姿が見られない。
 どこかに出かけている、という訳ではない。皆母親から外に出ないように言いつけられているのだ。
「ねー、おかあさーん。お外で遊びたいよ」
「そうね、遊びたいね。でも今はゴブリンが村の周りで悪さしてるの。お母さんはあなたに怪我してほしくないのよ。
 ちょっと今いるゴブリンたちはずる賢いみたいなの。この前ゴブリンを追い払うって出かけて行った隣のお兄さん達も怪我して戻ってきたでしょう?」
「うん……じゃあもう外で遊んじゃいけないの?」
「もうちょっとだけ我慢してね」
 しゅんと肩を落とす男の子と目線を合わせ、彼の母親は笑みを見せた。
「もうすぐ、勇者の人たちがゴブリンをやっつけにきてくれるんだって」


「ようこそ、勇者の卵たち! 世界はキミたちを待ち望んでいる!」
 魔法学園【フトゥールム・スクエア】、その一室。
 近隣の村からゴブリン退治の依頼が出ていると聞いて集まった学生達を出迎えたのは、年若い女教師だ。
 まだあどけなさの残る顔立ちからそう学生達とも年が離れている訳では無いだろう。最初こそ意識して凛々し気な表情を作っていたようだが、すぐにその表情は学生の中にいても違和感の無いような、人懐っこい笑みへと変わった。
「なんて、ね。そう肩肘張らなくても良いけど、ひとまず席についてもらえるかな。ここに来たってことはゴブリン退治のために集まってくれたってことでしょ?」
 促されるままに着席した学生たちを前に、女性は一つ頷いて。
「まず集まってくれてありがとうね。もう聞いてるだろうけれど、今回皆にお願いしたいのは、コノー村って村で最近暴れてるゴブリン退治だよ」
 知ってるかな。学園から馬車でそう遠くない場所にある、のどかな村なんだけれどね」

 教師の話を要約するとこうなる。
 どうも近頃、コノー村の近隣にゴブリンがねぐらを構えたらしい。
 一年の終わりも近いこの時期、年越しのための食料が村に豊富にあることをゴブリンたちは知っているようで、毎年この時期はゴブリンの襲撃が活発である。
 それでもいつもの年ならば村の男衆が追い払うくらいのことは出来ていたのだが、今年に限っては妙にゴブリンたちが手ごわいそうで、家畜や麦が奪われることも何回か起きてしまっているらしい。
 近くの洞窟が連中のねぐらであるという所までは村で突き止められたそうだが、追い払うために洞窟へと押し入った村人たちは予想外に手痛い反撃を受け逃げ帰ってきたという話だ。
 洞窟へ入った者からの話を聞くと、物陰に身を潜めて後ろから襲い掛かる、松明を持っている者へ投石し明りを落とす、等々ゴブリンが採るのは中々珍しい手立てを使って来たらしい。

「話を聞くに、ちょっと賢い奴がボスをやってるんじゃないかなって思うんだよ。ゴブリンにしては珍しいよね」
 そこまでを話し終え、女教師は顎に手を当ててひとりごちるようにそう呟いた。
 本来知能が低く、本能のままに動くとされているゴブリン。村人からの話で浮かんできた相手の作戦にしても警戒さえすればそう脅威ではないはずだが、ゴブリンがそれを行ってきたというのは少し珍しい。
 まあでもさ、と、彼女は学生達の方を見て笑ってみせた。
「そこでビビっちゃ勇者が廃るってもんだよね。で、改めてなんだけれど、皆にはこのゴブリンたちを退治してほしいんだ。
 現地につき次第ねぐらだっていう洞窟に向かって貰って、中のゴブリンをやっつけちゃう感じかな。
 相手の住処に入るのもスマートじゃないんだけれども、村の人たちの不安も考えると次に村を襲ってくるのを待つよりはこっちから打って出て欲しいんだよね」
 洞窟内は光の届かぬ闇の中らしい。そのため学園の方で明りとなる松明をいくつか用意していくが、先の話にもあった通り、松明を落とさせて光源を奪おうとするような動きもするらしいので、誰が明りを持つかは少し考えた方が良いだろう。
「勿論一網打尽にできれば言うことないけれど、最悪ボスだと思われる個体だけ倒せればいいよ。
 こういう群れは大体ボスを倒せば後は烏合の衆だろうから、そこさえ押さえてもらえれば後は村の人たちだけでも何とかなると思うしね」
 説明は以上だよ、と言葉を結ぶとともに、女教師は一度教卓を強く叩いた。部屋に響く鋭い音に視線が彼女へ集まる。
「あなたたちにとってこれは数ある授業の内の一つでしかありません。仮に誰もこの依頼を解決せずともあなたたちは別の授業を受けることで勇者になれるでしょう。
 けれど、村の人たちにとってはそうではありません。彼らにとって、あなた達への依頼は代わりの利かないもの。そのことを、忘れないでください」

 一拍。真剣だった女教師の表情に再び人懐っこい笑みが戻る。

「だから、頑張ってね。ゴブリンだからって油断しないこと、怪我しないようにね」


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 5日 出発日 2019-01-30

難易度 普通 報酬 通常 完成予定 2019-02-09

登場人物 8/8 Characters
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。
《過去を刻みし者》グレイ・ルシウス
 ヒューマン Lv16 / 黒幕・暗躍 Rank 1
やるべき事があり、やるべき理由もある。 だがその為の力が。知慧が、技術が、経験が足りない。 それでもやると決めた。決めて、武器を手に取った。 ならば繰り返すしかない。執拗に、着実に、徹底的に。 試行錯誤だ。事が成るなら手段は問わない。 ―――――――――――――――――――――――――――― 【外見】 灰色の髪に灰色の瞳。中肉中背の平凡な青年。 常に古びた皮鎧と要所を補強した皮兜で武装しており、 学生証の種族こそヒューマンとなっているものの 素顔を見たことがある者は極めて少ない。 また、当人もすすんで素性を明かそうとはしない。 【性格】 無遠慮で偏屈。禁欲的で真面目。慎重だが決断は早く、 まるで人間では無いかの様に作業的で事務的。 必要最低限の、自分にとっての事実しか語ろうとしない男。 ユーモアへの理解や相手への気遣い等も意識にはあるが、 とにかく不器用な性質の為、まず表には出てこない。 【戦闘】 良くも悪くも拘りがなく、見切りも選択も速度重視。 有効か、そうでないかの2択のみで物事を即断し、 場で利用出来る物を最大限利用して主導権を奪うスタイル。 その為、一騎討ちや果たし合い・決闘といった 正統派かつ王道の『対戦形式』には苦手意識がある。 【悪癖】 名前を呼ばれると大体1~半テンポ遅れ、 何処となくバツが悪そうな声音で返事をする癖がある。 また、人を呼ぶ時もあまり固有名詞を使わず、 「お前」「そこの」「そっちの」等の代名詞に頼りがち。
《ゆうがく2年生》御影・シュン
 ルネサンス Lv11 / 黒幕・暗躍 Rank 1
おおっ!貴殿…初めましてでござるな!? しかも拙者と同じく新入生と見える! これは自己紹介といくでござろう! 拙者は御影・シュンでござる!あ、「ミカゲ」が苗字でござるよ。 種族は見ての通り祖流種…ルネサンスで、専攻は黒幕・暗躍科でござる! 敵地に忍び込んでの情報収集や、嫌いなあんちくしょうの闇討ちはお任せあれでござるよ! ……あ、物騒でござったか? そうでござるなー…居なくなったペットの捜索とかも請け負うのでござるよ!犬いいでござるよね!なんか親近感湧くー! 細々とした依頼は是非、拙者を頼って下され!…成功報酬は頂くかもしれないでござるがね? 拙者、ご学友の皆と比べるとちょーーっと歳が行っているでござるが、仲良くしてくれると嬉しいでござる! ◆プロフィール 狼のルネサンス 身長176cm 赤味がかった茶の短髪 素早く動く事に特化したしなやかな筋肉を持つ 顎と口元にかけて刀傷の跡が残っている 性格は明るく、社交的 表情がころころと変わり、喜怒哀楽もやや大げさに表す ただし人によっては、その感情に違和感を覚えるかもしれない 実は「ござる」口調はキャラ付けの意味で使っている ボロが出ると標準語になる 「シノビも客商売でござるからね~。キャラ付けは、大事。」 ※アドリブ歓迎でござるよ! ※フレンド申請も歓迎でござる!
《新入生》トゥーナ・アムツェルン
 ルネサンス Lv2 / 教祖・聖職 Rank 1
とある富豪の家で生まれ育った黒猫のルネサンス。 あまり飢えや苦しみを知らない脳天気おてんば娘。 富豪は商売で成功を収めたヒューマンで、 トゥーナの両親はその家のお手伝いさんとして雇われていた。 富豪には子供がいなかったのと、両親と富豪が仲良しで あった事もあり、実の娘のように可愛がられている。 父・母ともにルネサンス。テンションが上がったり、 「祖流還り」をすると、何故か語尾が「~にゃ」になる。 ※本人曰くその方が気合いが入るとのこと。 他人を呼ぶ時は「名前+~にゃん」 世の見聞を広げさせるため、富豪と両親により学園へ入学。 本人は特にそういった思いを知る事もなく、 屋敷と違った面白そうな場所にただただ興味津々な様子。 根は素直なので、何か言われれば特に疑う事もなく従う。 ただ、「お腹が減った!」などのくだらない理由で 勝手に行動することもある。良くも悪くも子供っぽい。 ※アドリブ・絡み歓迎!
《模範生》プラム・アーヴィング
 ヒューマン Lv23 / 賢者・導師 Rank 1
「俺はプラム・アーヴィング。ラム肉を導く修道士だ。…そうは見えない?そりゃそうだ、真面目にヤる気ないからな。ま、お互い楽しく適当によろしくヤろうぜ。ハハハハ!」                                       ■身体 178cm/85kg ■人格 身に降り注ぐ事象、感情の機微の全てを[快楽]として享受する特異体質持ち。 良心の欠如が見られ、飽き性で欲望に忠実、貞操観念が無い腐れ修道士。 しかし、異常性を自覚している為、持ち前の対人スキルで上手く取り繕い社会に馴染み、円滑に対人関係を構築する。 最近は交友関係を構築したお陰か、(犬と親友と恋人限定で)人間らしい側面が見られるように。 現在、課題にて連れ帰った大型犬を7匹飼っている。 味覚はあるが、食える食えないの範囲がガバく悪食も好む。 ■口調 修道士の皮を被り丁寧な口調の場合もあるが、普段は男口調を軸に雑で適当な口調・文章構成で喋る。 「一年の頃の容姿が良かっただァ?ハッ、言ってろ。俺は常に今が至高で完成されてんだよ。」 「やだ~~も~~~梅雨ってマジ髪がキマらないやんけ~~無理~~~二度寝決めちゃお~~~!おやすみんみ!」 「一応これでも修道士の端くれ。迷えるラム肉を導くのが私の使命ですから、安心してその身をゆだねると良いでしょう。フフ…。」 ■好き イヌ(特に大型) ファッション 極端な味付けの料理 ヤバい料理 RAP アルバリ ヘルムート(弟) ■嫌い 教会/制約 価値観の押し付け
《甲冑マラソン覇者》ビアンデ・ムート
 ヒューマン Lv20 / 勇者・英雄 Rank 1
●身長 148センチ ●体重 50キロ ●頭 髪型はボブカット。瞳は垂れ目で気弱な印象 顔立ちは少し丸みを帯びている ●体型 胸はCカップ 腰も程よくくびれており女性的なラインが出ている ●口調 です、ます調。基本的に他人であれば年齢関係なく敬語 ●性格 印象に違わず大人しく、前に出る事が苦手 臆病でもあるため、大概の事には真っ先に驚く 誰かと争う事を嫌い、大抵の場合は自分から引き下がったり譲歩したり、とにかく波風を立てないように立ち振舞う 誰にでも優しく接したり気を遣ったり、自分より他者を立てる事になんの躊躇いも見せない 反面、自分の夢や目標のために必要な事など絶対に譲れない事があれば一歩も引かずに立ち向かう 特に自分の後ろに守るべき人がいる場合は自分を犠牲にしてでも守る事になんの躊躇いも見せない その自己犠牲の精神は人助けを生業とする者にとっては尊いものではあるが、一瞬で自分を破滅させる程の狂気も孕んでいる ●服装 肌を多く晒す服はあまり着たがらないため、普段着は長袖やロングスカートである事が多い しかし戦闘などがある依頼をする際は動きやすさを考えて布面積が少ない服を選ぶ傾向にある それでも下着を見せない事にはかなり気を使っており、外で活動する際は確実にスパッツは着用している ●セリフ 「私の力が皆のために……そう思ってるけどやっぱり怖いですよぉ~!」 「ここからは、一歩も、下がりませんから!」
《新入生》アセロラ・オンスロート
 ヒューマン Lv3 / 武神・無双 Rank 1
明るく元気でゆるい性格って良く言われていたよ。 そしてかなりポジティブだね。能天気なだけらしいけれど、そうなのかな? ゆるい感じの口調で喋り敬語は使わないね。 語尾は主に【~だよ、~だね、~よ、~ね】だよ。 二人称は【君、~ちゃん、~君】だね。 身長は約173㎝、体重は約63㎏だったかな。 体型はグラマーで胸も大きいんだよ。えっへん。 よく食べよく寝るのでよく育ったんだね。 見た目だけなら割と色っぽいのかな。 髪型はポニーテールにしていることが多いよ。 なんでもかんでもとりあえずピンクのものが好きだね! 日用品も、服も、戦闘装備も大抵ピンク! 髪と目のピンクは元々だね。 運動は得意だよ。 手先もそこそこ器用なんじゃないかな。家事も大体そつなくこなせて女子力も低くないはずだよ。 学園には興味があって学園生活というものが楽しそうだったので入学したんだよ。 武神・無双コースの選択理由は単に体を動かすことが好きだったからだね。 現時点では特にこれといった夢はないよ。強いていえば楽しく生活できればいいかな~と思っているよ。
《新入生》スラフィル・ケーニヒヴルト
 エリアル Lv6 / 賢者・導師 Rank 1
ボクの御家は200年くらい続いてる魔導師の貴族家系なんだよ。 王様・貴族の専攻もあるみたいだけど、立ち居振る舞いなんて、 人となりと生まれ育った環境に起因すると思ってるし、いろいろ 思うところがあって興味のあるこっちの専攻を選択したんだ。 お父様とお母様は王様・貴族専攻の卒業生だったから色々と説得 が大変だったんだけどね~…… 仲良くしてくれる友を待っているよ! よろしくね!! ◆珍しいエルフタイプの元気っ子少女 エルフタイプのエリアルは基本的に物静かなイメージがあるが、 スラフィルは活発で元気な女の子。 喜怒哀楽がハッキリしており、直ぐに顔に出てしまうタイプ。 誰とでも基本的に仲良くなれるが、利己的な者と横暴な者とは 決してまじわろうとしない。 【容姿】 腰を超えるくらいの亜麻色の髪 虹彩異色の瞳(右側:緑 左側:青) エリアルのエルフタイプらしく少し尖った耳 母から貰った大きめの懐中時計を首からぶら下げている 私服では軍服ワンピースと呼ばれる服装を好んで着用する傾向 授業や全校集会など学校行事のときは制服も着る 【交流】 友人からスキンシップされるのも、するのも大好き。 来る者拒まず去るもの追わずのスタンスであるものの、親友や お世話になった人には義を尽くす。 【話し方】 一人称:ボク 二人称:名前、愛称、キミ 柔らかい言葉遣い 〜だよね、〜だね、〜かな、〜じゃん…など

解説 Explan

・勝利条件
 ハイゴブリンの撃破

・敗北条件
 味方の全滅

・概要
 近隣の村「コノー」からゴブリン退治の依頼が入った。
 最近コノー周辺にねぐらを構えたゴブリン達は少々力が強い上に知恵も働く厄介な連中らしい。
 村人もゴブリンのねぐらが近くの洞窟である所までは突き留めているが、一般人では手を焼くばかりである。
 村からは可能な限り早期にゴブリンを排除するよう求められており、村に到着した勇者候補たちは挨拶もそこそこにゴブリンのねぐらへと向かった。

・敵情報
 魔物『ハイゴブリン』×1
 最近コノー村にねぐらを構えたゴブリンの一団のボス。
 どこかで拾ってきたらしいボロボロの小剣と盾で武装している。
 一般的なゴブリンよりは知恵も働くし力もあるため、勇者候補といえど駆け出しならば複数人で当たるのが好ましい。
 また、夜目も利くようである。

 魔物『ゴブリン』×3
 小人のような体躯に醜い顔をした魔物。食欲旺盛。
 こちらもボロボロの小剣やハンドアクスで武装している。
 普通に戦えば一対一で負けることはほぼ無いが、洞窟内部の構造を利用した奇襲には注意する必要があるだろう。
 また、松明を持った者が洞窟内に侵入すると投石などでそれを落として光源を奪うといった真似ができる。
 ハイゴブリンが倒されるとその場から逃げ出すようである。
 こちらも夜目が効くようである。

・洞窟について
 入口からしばらく進むと二股に道が分かれるが、円を描くように作られておりどちらに進んでもまた入口に戻る構造。
 洞窟のそこかしこに岩陰や子供が入れるほどのヒビが存在する。

 洞窟の概略は以下。黒い部分が通路。
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■□□□□■
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□□■■□□
□□■■□□
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 横幅は3~4人が並んで歩ける程度。高さは2~3m程度。武器の取り回しには問題ないものとする。
 また、光が差し込まない場所であるため、光源が無いと危険である。学園から松明がいくつか支給されているので使用すること。


作者コメント Comment
 はじめまして、RGDです。皆さんがワクワクできるようなエピソードをお送りできればと思っております。
 この世界における勇者とは何なのか、まだまだ私自身も答えが見えていませんが、皆さんと一緒に私なりの回答を出して行ければと思います。

 今回はオーソドックスなゴブリン退治です。OPにも提示されていますが今回の相手は少々ずる賢いようですのでお気を付けを。
 なお、本エピソードは村に着いた後、洞窟の入口まで移動した時点からスタートします。
 世界は勇者を待ち望んでいる。村人と共に皆さんのご参加をお待ちしております。



個人成績表 Report
チョウザ・コナミ 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:180 = 60全体 + 120個別
獲得報酬:4500 = 1500全体 + 3000個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
ザコちゃんは罠組でゴブリン退治討伐。
枝を片手にモブが無謀無意味にもゴブリンへ立ち向かう、定番モブの姿じゃん?

ロープで左腕に支給された松明をぐるぐるに結びつけとけば、ゴブリンの石投げ投石でも落とさなくていー感じぃ?
余ったロープはクールな鎧様(グレイ)に切ってもらって、両端をクールな鎧様の地面に突き刺した松明に括りつけ結んどくかな。これが罠になる?

罠の完成までに襲撃も可能性見込みだし、第六感Ⅰで想定警戒しといて、本当に襲撃あったら二人を庇って自己犠牲Ⅰ、忍耐で耐え凌ぎ。

罠が作成完成したらザコちゃん一人が罠の手前に、殴打の構えで目立ちアピールな囮するねぇ?
ゴブリンが一人な村人見て襲わないとかあるぅ?

グレイ・ルシウス 個人成績:

獲得経験:72 = 60全体 + 12個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
罠班、設置担当
松明は手に1本、荷物カバンに1本、計2本借りる

事前に村で情報収集。事前調査の心得は有る
右左どちらのルートで奇襲を受けたか確認。逆側に罠設置
設置点はY字路を選んですぐ。斜路の中央
どんな罠を設置するか洞窟突入時仲間へ共有

モブにロープの両端に松明を結んで貰い、
スコップで掘った地面に埋めて確り固定
逆の松明はわざと抜け易いよう浅く埋める
加え、ロープを跳び越えたら直後に躓くよう
足が引っかかる程度の縦溝を洞窟を横断する形で掘る
完成間近で妖精に合図

聞き耳を立て気配察知次第、隠密。囮と逆の壁際に座り潜む
上手くハイゴブリンが転んだら「精密行動+投擲技術+得意を伸ばす」で攻撃
ゴブリンの残り含め全て殺す

御影・シュン 個人成績:

獲得経験:72 = 60全体 + 12個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
実害が出ているゴブリン退治でござるか
今ここで叩いておかぬと多くの被害が出るでござる
万全の心持で仕事に挑むでござ候


ランタンを腰に下げ
武器を自由に使える状態で突入

◆追い立て班
前衛
分岐点での索敵後は暗視順応と気配察知で暗闇に潜む敵を索敵
以前村人が奇襲された地点が分かれば重点警戒
敵を発見したら腰のランタンを2回程叩いた後味方へそっと指差合図

◆会敵
立体機動で回避しつつ敵の数を減らしながら罠完成迄時間稼ぎ
此方が劣勢の場合は退却の形で罠へ釣り
敵が劣勢の場合は罠へ追い込む形に
自身が罠に掛からぬ様注意

罠に掛ける事に成功したら一匹残らず倒すでござる
基本標的を合わせ集中撃破だが、罠を抜け逃走の素振りをした敵を優先

トゥーナ・アムツェルン 個人成績:

獲得経験:72 = 60全体 + 12個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
≪追い込み班≫のみんなと一緒に行動するにゃ!

トゥーナは、皆よりもけいけんが少ないのと、
子供なので、基本的には大人なみんなに言われた通りに行動するのー!

誰かがケガするのはイヤだから、集団の後ろの方で回復を担当するよ!
戦闘になったら自分がやられないように適度に逃げながら、みんなのサポート!
あとあと、暗いのも怖いので明かりが消えないように他の人と上手くバランスを
取りながら、ランタンで照らすね!

狭いのは嫌いだけど、もしかしたらトゥーナなら隙間の中を覗きにいけるかにゃ…?
みんなの役に立てるにゃら……トゥーナも頑張るにゃ!

無事に帰れたら、村の子供達と目一杯遊べたらいいのー!

プラム・アーヴィング 個人成績:

獲得経験:72 = 60全体 + 12個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
俺はゴブリンの気配が少ない方に《罠設置班》と一緒に侵入、護衛と光源を担うよ。
ランタンは背中側の腰辺りに括り付けて、前方からランタンが投石で狙い難くすると同時に両手は使えるようにしておく。ランタンが破壊されたら、松明にプチヒドで着火。

罠設置場所で[気配察知]でゴブリンに警戒、先制できるよう両手本を構える。
襲われたら[精密行動][プチヒド]で迅速に燃やすね。

罠設置後、完了の合図に《追い込み班》へ見えるよう腰の位置から手前側にランタンを括りなおす。
《追い込み班》がこちらにゴブリンを追い込んで罠にかかった所を挟み撃ちする。

殺し漏れがないように、逃げ出そうとするゴブリンを優先的に[プチヒド]で燃やそう。

ビアンデ・ムート 個人成績:

獲得経験:72 = 60全体 + 12個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
●目的
ゴブリン達を全員倒すために皆さんと協力します

●行動
洞窟内で活動するので『ランタン』を装備

二手に分かれてる道を利用し、一方に罠を仕掛けて一方がそこに追い込む作戦を行うので、追い込む側で前衛を担当

移動時は『おおなべ』を持っていつでも防御できる状態にしておく&ランタンを守りながら移動
奇襲を受けたという情報があるので物陰などには特に注意して前進
襲撃をされたら即座に防御姿勢を取って『全力防御』で攻撃を受け止め、戦闘中はそれを維持
隙があれば押し返したりして体勢を崩して前衛や後衛が攻撃できるチャンスを作ったり、敵を罠を張っている場所へと誘導します

誘導が終わったらそのまま逃がさないよう壁を作って耐えます

アセロラ・オンスロート 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:180 = 60全体 + 120個別
獲得報酬:4500 = 1500全体 + 3000個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
◯目標
ハイゴブリンを倒すよ!ゴブリンも全部倒したいね

◯作戦
二手にわかれ、追い込み班が敵を追い込んで罠班の仕掛けた罠にかけるよ
私は追い込み班だよ

◯手段
松明は右手で持っているよ
立ち位置は班の先頭だね
奇襲に備えて周囲や物陰を確認しながら進むよ
ゴブリンだけならすぐに攻撃して倒すよ。ハイゴブリンとゴブリンを同時に相手にしたくはないよね
ハイゴブリンには油をかけて松明の火で燃やしてみるよ。見やすくなるし、消化のために後退しないかな?
そして間合いを詰めてどんどん攻撃して、罠班のほうへ追い込みたいね。
敵が罠にかかった時や、敵が全然退かずに罠のほうへ追い込めないと感じた時は、気合と真中正拳突きで一気に畳み掛けるよ

スラフィル・ケーニヒヴルト 個人成績:

獲得経験:72 = 60全体 + 12個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
他キャラとの絡み、アドリブ大歓迎

【心情】
平和主義のためゴブリン退治の依頼には少し悲観的
しかし村の人たちや仲間のために最善を尽くしたいと思っている

【準備】
追い込み班所属
誰かが怪我をした時に備え簡易応急箱所持
聴覚強化と聞き耳Lv3取得

【行動】
洞窟の分かれ道まで罠班と進む
分かれ道に差し掛かり次第、集中し聞き耳をたててゴブリン気配を探る
気配があったほうへ自然友愛の妖精(フィーリア)を召還して放ち偵察、情報を得る
ゴブリンたちが待ち伏せ、いるほうへ追い込み班全員が進み徐々に奥へと追い込んでいく
別れた時に罠班に同行させていた妖精が自分へ戻ってきたのを合図に一気に攻めこみ、ゴブリンを罠班が設置した罠へかける


リザルト Result


 暗闇の中では、いつもより感覚が鋭くなるような気がする。
 ランタンの油が燃える匂い、手元の光源が映す岩の質感、足音を殺しながら洞窟を進む八人のわずかな足音や息遣い。
 カツン、背後から聞こえたわずかな物音に、【ビアンデ・ムート】はおっかなびっくり後ろを振り返る。
 もし闇を恐れる空想が力を持つならば、自身の背後にはゴブリンよりも恐ろしいものが舌なめずりしていたのかもしれない。だが、実際にビアンデの視界に映ったのは同じくおっかなびっくり足を進める【トゥーナ・アムツェルン】の姿だ。彼女が小石か何か蹴ってしまったらしい。
 やっちゃった、と言葉を形作る表情に、ビアンデから少し肩の力が抜けた気がする。
「ここが分かれ道だね。今の所ゴブリンには遭わなかったけど……やっぱり奥かな」
「聞いた話の通りなら、そうだろう。向こうとしては一度上手く行った作戦だ。味を占めて同じような位置で仕掛けてくるのではないか?」
 洞窟が二股に分かれる地点で一同は足を止め、右手側の闇を凝視する。
 【プラム・アーヴィング】が唇に指を這わせながら確認するように呟いた言葉に、隣の鎧姿――【グレイ・ルシウス】が兜の下で頷いた。
 洞窟に踏み込む前に、村人たちから最初に洞窟へ入った時は右手側の道を進み、最奥近辺でゴブリンの襲撃を受けたという話を聞くことが出来た。
 また、基本的にゴブリンたちは纏まって行動するらしい。このまま奥に進むと都合四体の魔物と一度に交戦することになる。
「ハイゴブリンもゴブリンも、同時には相手にしたくは無かったんだけどねぇ」
「そこは仕方のない事じゃん、ピンクなピンク様? ザコちゃんよろしくニアモブのゴブリンからすれば、一人で歩き回る度胸なんて無いもんねぇ」
 お前のどこがモブなのだ、と。恐らく多くの者が思うだろう程度に目立つ【チョウザ・コナミ】の言葉に、ピンク様と称される通り髪色から服装までピンクの【アセロラ・オンスロート】はそういうもんかあ、と呟いた。
「では、ここからは手筈通りに、でござるな。コナミ殿、ルシウス殿、アーヴィング殿、頼んだでござるよ」
「……あっ、今ザコちゃん呼んだ? 呼んだよね? オーケーオーケー、活発なエリアル様もよろしくねぇ?」
 チョウザ、と呼ばれることに慣れていないのだろうか。【御影・シュン】の声に少し遅れて反応したチョウザの呼びかけに【スラフィル・ケーニヒヴルト】は頷くと、精霊に呼びかけるべく目を閉じ――プラムが不意にそれを制した。
「ねえ、その精霊さ、罠が出来るまでに消えちゃったりしない?」
「……あっ」
 罠を作る者とゴブリンを追い立てる者に分かれ、ゴブリンを罠にかける。罠が出来たら自然友愛で呼び出した精霊に伝えに来てもらう――今回の作戦をまとめると、そうなる。
 しかし、二つの組を結びつけるための精霊はプラムの指摘の通り、そこまで長く召喚出来ない。また、呼び出した精霊は自身の行動を補助するための存在である。偵察や連絡役といった用途にはほぼ期待できないのだ。
「ど、どうしましょう?」
「前情報の通りならゴブリンは一まとまりで行動している。追い立て側の負担は重くなるだろうが、罠が出来るまで時間を稼いで貰うのはどうだ?」
 ビアンデの不安げな言葉に返すグレイの提案が、用意したプランを最も崩さずに事を進めることが出来そうである。
 罠が完成するまで全員で待機してから改めて追い込みをかけるやり方もあるだろうが、ゴブリンたちがいつこちらの存在に気づくか分からない。
「どれくらいで出来るのにゃ?」
「クールな鎧様そういうの上手そうだし、ヒールな神父様とザコちゃん、三人でならそんなにかからない感じぃ?」
「音立てたくないし、今はヒールじゃないけどね」
「そうだな……少し余裕を見ても、10分もあれば出来るだろう」
 グレイの見積もりは10分。それが長いのか短いのかは分からないが、やるしかないだろう。シュンはそう決断し、追い立て役の四人を促すように右手の道へ足を向ける。
「今ここで叩いておかぬと多くの被害が出るでござるからな」
「その……皆さん、ごめんなさい」
「いーのいーの。挽回のチャンスはまだ一杯あるだろうしね」
 しゅん、と視線を地面に向けたままのスラフィルに、アセロラは背中をぽん、と叩いた。


 暗闇の中では、いつもより感覚が鋭くなるような気がする。
 ランタンの油が燃える匂い、手元の光源が映す岩の質感、五人の勇者候補生たちが響かせる靴音。
 罠を仕掛ける者達の存在を気取られぬためにも、存在を隠している必要はない。持ち寄る灯りは小さい筈なのに、暗闇の中で存分にその存在感を誇示している。
 まだゴブリンからの襲撃は受けていないが、こちらに気が付いていないということは無いだろう。どこかで待ち伏せているはずだ。
「とか言って、実は外にいたりして」
「ううん、居る。場所までは分からないけど、息遣いみたいなのが感じられるから」
 エリアル特有の耳を両手でそばだてながら、アセロラの声にスラフィルは首を横に振りつつ答える。
 これからゴブリンを退治しなければならないのは、平和を愛する彼女からすれば少し心苦しくもある。しかし、村人や仲間たちのためを思うなら、その気持ちは呑み込まなければならない。
「やはり、どこか岩の裂け目に潜んでいるのでござろうか」
「裂け目って、こことかにゃ?」
「あっ」
 物陰や岩の裂け目に光を当ててゴブリンを探すシュンを真似るように、トゥーナが大きくひび割れた裂け目にその身を潜り込ませる。一同の中で最も小さなトゥーナだから出来る芸当だが、あまりにも動作が自然すぎて、誰も声をかけられなかった。
 数秒の間があった。

「……にゃーーーー!!?」

 天井で翼を休めていたコウモリたちが一斉にその場を逃げ去った。
 続いて這う這うの体(ほうほうのてい)で裂け目から出てきたトゥーナと、至近距離での声量に圧倒されたのか、武器を構えながらもどこか腰が引けているゴブリンが一体。
 ここに一体居るということは。
「来るでござるよ!」
「トゥーナちゃん、こっちに!」
 シュンが警戒の声を発し前方に視線を向ければ、ハイゴブリンを含めた二体が手に持った石を放るためのモーションに入っている。
 彼の声にビアンデも動く。スラフィルの声に後退するトゥーナと場所を素早く入れ替え、放られた石を両手に構える大鍋が受け止める。
「ビアンデちゃん、後ろ下がってー」
「はいっ」
 アセロラの緊張感のない声に弾かれたようにバックステップ、ほんの少し前まで自分が立っていた空間を鈍色の斧が通り過ぎていく。最後の一匹はトゥーナが潜り込んだ裂け目がある地点の逆側に潜んでいたらしい。
 岩の裂け目に潜んでいた左右のゴブリンをアセロラの手刀とスラフィルが振るう棒が押し戻し、敵を一ヵ所にまとめる。これで四体。
「それなりに賢いと聞いていたでござるが、やはり所詮はゴブリンでござるなぁ。何とも馬鹿でござるよ」
 馬鹿にされているのは気配で分かるのか、シュンの言葉にキーキーとヒステリックな声に怒りの色が混ざる。しきりに腰に下げられたランタンを狙って石を投げたり手に持つ武器を振るうのだが、洞窟の地形を利用し重力など関係ないように動き回るシュンを捉えることは出来ないようだ。
 攻め落とすのが難しいのはシュンだけではない。後ろに控えているトゥーナやスラフィルへと石を放っても、ビアンデが構える鍋底がまるで城壁のようにことごとくを叩き落としていく。
 偶然ゴブリンたちの攻撃タイミングが一致して、ビアンデや前衛で拳を振るうアセロラが負傷しても、トゥーナが素早く魔法を施してその傷を塞いでしまう。そのトゥーナ自身も最初に岩の裂け目から這い出る際の怪我をスラフィルに処置してもらっており、痛みで動きが鈍るようなことは無いだろう。
 すなわち、このまま立ち回れば罠が出来るまでの時間稼ぎは難しいものではない。とはいえ、この後ゴブリンを追い立てるためには、相手に逃亡を選ばせる必要がある。
 時間稼ぎをしている以上当然だが、現状、攻め気が少ない。唯一積極的に攻撃を繰り返しているアセロラも、片手に松明を持った状態では十全に動くことが出来ていないように見える。
 ゴブリンの視点から見てみれば、「当てられないし灯りも落とせていないがまだまだ行ける」と言った所だろうか。その状態から逃げに行動を切替させるには、どこかで一気に攻勢に出る必要がある。そのタイミングは見逃してはならないだろう。

「そろそろだよね?」

 ゴブリンと一進一退を繰り返す事しばし、アセロラの上げた声には一気に押し込もうという意図が込められている。
 ビアンデは肯定を返すようにゴブリンが振り下ろす棍棒を腰を落として受け止めると、そのまま地面に叩きつけるように鍋を振るった。
「じゃ、やっちゃおーか。ずっと手が塞がってて邪魔だったんだよねー」
 突然外部から力が加わり体勢を崩したゴブリンへ、アセロラが持っていた松明を放った。すぐ熱源となる松明から逃れた為に延焼することはないが、それでも明確な隙だ。
「鉄拳一閃アセロラちゃんストレートー」
 この娘、緩いトーンの喋り方の割に行動に容赦がない。
 一息で距離を詰め、鋭い呼気と共に放たれた拳はゴブリンの心臓を容赦なく捉え、その衝撃に耐えられずゴブリンが地面に倒れ込む。
「キッ!?」
「そう、機でござるな。中々賢いではござらぬか」
 残った三体の表情に恐怖の色が浮かんだ。そして、その動揺を見逃すシュンではない。周辺の岩を足場に軽業師のようにハイゴブリンへと肉薄、十字を描く軌跡の双剣がハイゴブリンの胴に浅くはない傷を刻み込む。
 この一撃がハイゴブリンから戦意を奪った。武器を振り回しシュンに距離を取らせると、そのまま二体のゴブリンを引き連れて逃げていく――その先へ罠が待っているとも知らずに。
「追いかけるにゃ!」
「うん! その前に……フィーリア、全速力でお願いね!」
 一同がゴブリンを追うために駆け出す中、スラフィルは改めて小さな精霊を召喚する。
 向かうように指示したのはゴブリンと逆方向。道なりに進めば罠を仕掛ける者達の所へは辿り着く。精霊が消えるまでに彼らと合流できるかは分からないが、知らせることが出来れば儲けものだ。
 任せろ、と言わんばかりにフィーリアと呼ばれた精霊が闇の向こうへ消えていくのを確かめるのもそこそこに、スラフィルもゴブリンを追いかけるべく走り出した。


 暗闇の中では、いつもより感覚が鋭くなるような気がする。
 ランタンの油が燃える匂い、目立たぬよう最小限まで灯りを絞った光源が映す岩の質感、ロープを結わえる鈍い音、遠くで聞こえるコウモリたちの羽ばたき。
 特に意図したわけではないが、開始の合図は向こう側が送ってきてくれた。
 こちらにまで聞こえてくるトゥーナの悲鳴にチョウザ、グレイ、プラムの三人は向こうが戦闘を開始したのだと判断し、罠の用意を始めた。
「あの元気なルネサンス様、大丈夫なのかねぃ?」
「他の皆もいるし大丈夫なんじゃない? ところで、俺ゴブリンの雄雌の判別つかないんだけど、二人ともわかる?」
「どのみち、全て殺すんだ。区別の必要などないだろう」
 黙って手を動かせ、と促すように兜が上下する。つれないねえ、と二人は肩をすくめた。
 グレイの指示に沿って、罠は特に問題も起きず完成した。追い立て側の尽力もあってかゴブリン達の妨害が発生しなかったことが大きいのだろう。
 チョウザが用意したロープの両端に、結んだ松明を地面に埋め、洞窟内をロープが横切るように張る。
 加えてグレイはゴブリンがロープを飛び越えたら着地するだろう、と予測した地点に溝を掘った。時間的な都合もあり深さは浅いが、それでもロープを避けた直後の隙に付け入るには十分な深さだ。
「それじゃ、ザコちゃんが罠の前、二人は物陰、と。そういう手筈でオーケィ?」
「ああ。危険な役回りだが大事にならないようにな」
「鎧様やっさしー。まあ、ザコちゃん適役だと思うよぉ。真っ先にゴブリンの襲撃を受けるのはモブな村人って相場が決まり定番じゃん?」
「違うのもあるかもしれないけどね……ん?」
 何かがこちらに向かってくる気配を感じて、プラムは追い込み班が向かっていった方角へ首を向けた。暗闇の奥からかわいらしい姿の精霊がこちらへ真っ直ぐに飛んでくる。スラフィルが呼び出すはずだった精霊だろうか。
 精霊はプラムたちを認識し、何かを伝えようと両手を動かしかけ――、召喚していられる時間を過ぎてしまったのか、そのまま姿を消してしまった。
「何か伝えようとしていたみたいだね」
「動きがあった、ということだろう。追い立てに成功したかはまで分からないが、良い目安にはなるだろう」
 兜の奥で表情が見えないグレイの声に、緊張と剣呑が増していくのを感じる。ここが正念場だ。チョウザもプラムもそれ以上の言葉をしまい込み、配置につく。

 周囲の音に変化が生じたのはそれからすぐの事だった。
 罠を仕掛けた方角から騒々しい足音と、先ほど別れた仲間たちの声が聞こえてくる。追い込みが、成功したのだ。


 ゴブリンたちの目から見て、一人で待ち構えているチョウザは与しやすい相手に見えた。
 自分たちを追いかけている人間どもの仲間だろう、だがこいつを何とか出来れば逃げられる――そんな事を思ったに違いない。
 手に持ったまま逃げていた小石を、松明を持つ手を狙って放る。目論見通り小石は彼女の左手に命中し、松明が手から零れる。
 灯りが――消えない。
「痛かったよぉ。モブにこんなひどいことするなんて流石ゴブリン、ザコちゃんこわーい、なんてねぇ?」
 してやったりの表情を浮かべるチョウザ。罠を仕掛ける際に使用したロープの余りでチョウザの左手に結ばれている松明は、空中でぶらりと吊り下げられたまま光を放ち続けている。
「キキっ!!?」
 チョウザの存在に視線が地面に向かなかったのか、ゴブリン二体が用意されていたロープに足を取られ、転倒する。
「区別の必要が無いってのはそうかもね。こうやって燃えちゃえば雌雄以前の問題だ」
 まあ、いいけどもね。そんな風に呟きながら、物陰に潜んでいたプラムが転倒した一体へ向けて魔力で出来た火の玉を放る。
「焼き加減はどれくらいがいい? それくらいは選ばせてあげるよ」
 嗜虐的な声も焔も、魔力への耐性が低いゴブリンにとってはたまったものではない。追い込み班が与えていたダメージも重なったのか、悲鳴のような叫び声を一つ上げると、ゴブリンだった焼死体が一つ出来上がる。
 同時、ゴブリンを追跡していた五人が合流した。
「おー、やってるねー」
「このまま、一匹残らず倒してしまうでござるよ」
 持っていたボロボロの斧を杖に立ち上がろうとするもう一匹へ、シュンとアセロラが殺到する。体勢の整いきらないまま二人を相手取り、ゴブリン一匹が勇者候補生に勝てる道理など存在しない。
 では、ハイゴブリンはどうか。
 悪知恵が効くという前情報は正しいようで、ハイゴブリンだけはトラップの存在に気が付いていた。ロープも、その先にある溝にも。
 手下のゴブリンが罠にかかったのは好都合だとハイゴブリンは考えた。あいつらがやられている間に自分だけは逃げられる。そのために、目の前の女を殴り飛ばすべく棍棒を――

「馬鹿め」

 罠を見抜いたことで、ハイゴブリンは最後に慢心した。もう障害など無い――そう思ってしまった。だから、闇から飛んできた剣に反応が出来なかった。
 刃が右腕に深々と突き刺さり、その痛みで持っていた武器を取り落とす。地面に棍棒が転がる乾いた音が耳に届いた時には、既に鎧姿が目前に迫っていた。
「逃がすものか。一匹たりとも、絶対に、逃がすものか」
 足元に転がったハイゴブリンの棍棒を素早く拾い上げ、グレイはそれで容赦なくハイゴブリンの腹部を殴打する。
 小さな体躯が軽々と吹き飛ばされ、洞窟の壁面へと叩きつけられる。
 スラフィルとビアンデがトゥーナの視界を覆ったまま視線を逸らすのが見えたが、グレイは止まらない。
 棍棒を手放すと今度は拳を固め、その顔面に何度も拳を落とす。
 眼下のゴブリンの声が次第に小さくなっていく。それでもグレイは止まらない。
 魔物は殺す。着実に、執拗に、徹底的に。
 そう決めたからだ。だからグレイは止まらない。
 殴打音が止んだのは、ハイゴブリンが息絶えてからしばらくたってからの事だった。


「スラフィルにゃんもアセロラにゃんも一緒に遊ぶにゃー!」
 もう村の子供たちも家に籠っている必要はない。外で遊べずにフラストレーションも溜まっていたのだろう、トゥーナを加えた子供軍団の勢いはとどまる所を知らず、スラフィルやアセロラが子供たちの輪の中に引きずり込まれていく。
「ヒールになった神父様は行かないのぉ?」
「ああいう時の子供たちには勝てないからね。俺は遠慮しておくよ」
 そりゃ賢明、とチョウザは腰に下げていた水煙草の瓶に触れ、何か考え込むように視線を宙へ彷徨わせる。
 プラムはその様子に特に何か触れることも無く、子供たちの目から逃れるためなのか、その場から立ち去った。
「あの洞窟、入口を崩してしまうことって出来ませんか?」
「放置していたら今後また魔物たちがねぐらにしてしまう可能性もあるだろうしな」

 その頃、ビアンデとグレイ、そしてシュンは村長の家に居た。今回ゴブリン達が住み着いた洞窟について話し合うためだ。被害が大きかったこともあり、村長もビアンデとグレイの提案には乗り気なようだった。
「人手が必要ならまた連絡するとよいでござるよ。そのための、フトゥールム・スクエアでござるからな」
 しっかりと学園の宣伝も交えるシュンに、それはありがたいと村長は嬉しそうに微笑んだ。

 その後、村人たちに見送られ、勇者候補生たちは学園へと帰還する。
 平穏を取り戻してくれた彼らを見送る村人たちの表情は、笑顔だった。

(了)



課題評価
課題経験:60
課題報酬:1500
コノー村のゴブリン退治
執筆:RGD GM


《コノー村のゴブリン退治》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《ゆうがく2年生》 御影・シュン (No 1) 2019-01-25 00:04:32
相談一番乗りー!でござ!
拙者、黒幕・暗躍科所属。ルネサンスの御影・シュンと申すでござる。
皆々方、よろしくお願いするでござる!

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 2) 2019-01-25 00:08:21
授業に当選したゆーしゃ様達は、まとめてひっくるめて祝福お祝い。
初めましてなゆーしゃ様も何度かお話したゆーしゃ様も改めて、ザコちゃんはザコちゃんでーす。よろしくよしなにぃ。

えーっと?まーずは何から話すべきな感じぃ?作戦戦略を立てる上で重要になるだろうことって言うと、やっぱり警戒注意点とかぁ?
ゴブリンは賢く狡猾、洞窟の中には隙間や岩陰とか隠れる場所が多めで、奇襲不意打ちもありあり。
洞窟の中は暗いから学園が松明を用意支給してくれてるけど、投石で落とそうとしてくるー…だっけ?

松明に関しては…こう、こーんな感じで持てば落とさないしいーんじゃん?ダメ?片手武器なゆーしゃ様に限るだろーけど。
(左手の甲から腕にかけて、ひのきの棒を紐で巻き付けて固定して)

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 3) 2019-01-25 00:30:56
とりあえず、挨拶だけは先にしておこう。
黒幕・暗躍コース専攻……グレイ・ルシウスだ。
見知った者も、そうでない者も、宜しく頼む。

あとは、そうだな。何が出来るか、は聞いておきたい。
俺は主に近接戦闘系のスキルが多い。あと、簡単な罠が張れる。

《新入生》 スラフィル・ケーニヒヴルト (No 4) 2019-01-25 00:42:25
知った顔が多くてよかったぁ〜!
ボクはスラフィル・ケーニヒヴルト、賢者・導師専攻のエリアルだよっ!
初めましての人はよろしくね?

ボクは自然友愛を活かした偵察とか、聞き耳をたてて音を探るのとか得意かな?
あ、あんまり戦闘は好きじゃないけど、風魔法はそれなりに使えるつもり!

《ゆうがく2年生》 御影・シュン (No 5) 2019-01-25 00:48:17
おっと、速さを求めすぎてアピールポイントを売り込むのを忘れていたでござる。不覚…!

拙者は隠密技能と感知技能を用いた偵察及び索敵が可能でござる。
状況に応じて暗視技能の取得も考えているでござる。奇襲される前に、こっちが奇襲してやるでござるよ…!

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 6) 2019-01-25 00:49:08
おーおー、さっすがクールな鎧様。それは絶対協力連携的には重要必要な情報じゃん?

ザコちゃんは村人コースな技術と棒術全般、あと第六感と聴覚強化と反撃、って感じじゃん?
村人の技術の中に多少痛みに耐える、みたいなのはあったねぇ。棒術はただ殴るか、気絶昏倒を狙って殴るかとかなんとか。
あと裁縫とお話はちょっと出来るけど、ここでの出番はなさそう、ってか無い虚無。

《甲冑マラソン覇者》 ビアンデ・ムート (No 7) 2019-01-25 00:56:43
勇者・英雄専攻のビアンデ・ムートです
皆さん、よろしくお願いします

私は特にこれといった特技はないのですが、防御系技能は一通りできるので、戦闘時の盾役など守る事に関してはお役に立てると思います

《新入生》 アセロラ・オンスロート (No 8) 2019-01-25 05:42:27
武神・無双専攻のアセロラだよ。
よろしくねー。

まだ技能をとったりはしていないから、できることは近づいて殴るくらいだね。

《新入生》 トゥーナ・アムツェルン (No 9) 2019-01-25 17:45:18
あいさつ遅れてごめんなさい!
黒猫のルネサンス、トゥーナだよ! 宜しくにゃん!
トゥーナは教祖・聖職?コースだから、みんながケガしたら治してあげるねー!

(PL:キャラ作ってから暫く放置だったので技能とかは勉強中です、すみません汗)

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 10) 2019-01-25 21:31:40
新入生なゆーしゃ様もよろしくちゃん?
今すぐ学び習得するしないは置いといて、技術技能は『校庭』から獲得学べるかんね。お暇な時にでもご確認をチェケラ。
キャンペーンのお陰で早速、技術技能には充分な色々が振り込まれ手に入れてるしぃ?

現状勝手に生徒手帳を覗き見拝見した限りだと、前衛なゆーしゃ様が多めだったり?
あと洞窟通路の横幅が四人ぶんくらいしかないーってお話だし、8人で塊集まりして背後にも気を使い警戒で動くか、
それとも半分に分かれて、合流集結と同時に挟み打てるようにするか、とかも決めなきゃって感じぃ?

あ、松明のうち一つはザコちゃんがさっき言った発言な方法で持とうかな。
言い出しっぺの法則が適応発動してるだろうしねぇ。光源はあればあるほどいーんじゃん?

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 11) 2019-01-25 22:43:49
ああ、技能が有れば手札は増えるが、無いなら無いでやりようだ。
焦る必要はないし、問題もない。勝ち筋は常に有る。

しかし、モブは多才だな。確かに斥候が2人居れば班を分割し易い。
一方で、ゴブリン相手にわざわざ人数を等分してやる義理も無い。
前衛が多いなら後詰めを設けてゴブリン共の退路を断つと言うのも手だ。
結局のところ、各人がどう動きたいか、だが。

後は村に着いた時点で、襲われた村人達から情報収集も出来るかもしれん。
襲われた地点が凡そでも分かれば迎撃し易くなる。
何せ、ゴブリンはあまり賢くはない。ホブでも多少マシな程度だ。
既に一度成功した以上、二度目もまず似た地点で奇襲を仕掛けてくるだろう。

《ゆうがく2年生》 御影・シュン (No 12) 2019-01-25 23:27:30
万が一にも取り逃すのは避けたいでござるからね。二手に別れて最奥を目指す方に一票いれさせて貰うでござる。

情報収集は大事でござるね。
拙者、先んじて洞窟内に潜入しより詳しい情報を収集して来れないかな、と思っているでござる。
「隠密」「沈黙影縫」で潜入し、「暗視順応Ⅰ」と「視覚強化Ⅰ」を組合せれば光源を使用せずに情報収集できそうだな、と。
ハイゴブリンが居そうな最奥まで行くのには、リスクが高すぎるかなと思うのでやるなら分かれ道の中腹程度までになると思うでござる。

それと光源でござるが…拙者の場合、両手武器でござるから「ランタン」を持ち込もうと思うでござる。
これなら腰から下げられ、火も必要でないなら消せるでござるからな。
アイテム枠を一つ使ってしまうのが少々難点でござるがね~。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 13) 2019-01-25 23:46:53
遅れてごめんねー
修道士モドキ、賢者・導師専攻のプラム・アーヴィングだよ。
かなり作戦会議盛り上がってるね~

とりあえず、バランスよく二手に別れて挟み撃ちな感じなのかな?

《甲冑マラソン覇者》 ビアンデ・ムート (No 14) 2019-01-26 09:06:32
ほんの少しですが「洞窟なら入口で火を焚いて煙でいぶり出せないかな?」と思いましたが、洞窟の広さとかを考えると煙が届きにくいのと、そもそもそれをやったらいろんな意味でダメな気がしますね……

ともあれ二手に分かれる案は私も賛成です
光源ですが、使う武器の都合上私もランタンを装備していこうと思います
ただ、油が30分しか持たないようなのでそれまでになんとかしないといけませんが……

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 15) 2019-01-26 09:22:26
ゴブリンは魔法攻撃に弱いみたいだから俺とスラフィルは攻撃側に回るのが効果的...?

俺もそれで窒息死しないかなーって思ったけど洞窟の構造上難しそうだねー。
あと、二手に別れて右チームがゴブリンを引き付けその間に左チームが罠を張った後、右チームがそこまで追い詰めて挟み撃ちの袋叩きで一網打尽...ってどうかな。

《新入生》 アセロラ・オンスロート (No 16) 2019-01-26 11:40:01
二手に分かれて挟み撃ちは私もいいと思うよー。
バランスよく分けるなら↑の登場人物の左側と右側で分けると良さそうだけれどどうかな?
プラム君の案でいくならある程度偏らせたほうがいいかもねー。

それと、ハイゴブリンに油(ランタン用)かけてから松明で燃やそうと思っているよ。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 17) 2019-01-26 15:00:54
ふむ。挟み撃ちか。片側が罠を張り、片側が追い込む。
と言う案で行くならたしかに均等では追い込む側が危ういな。
基本、ハイゴブリン1、ゴブリン3を4人で相手すれば負ける可能性がある。
と言う認識で大凡間違いはないと思う……と、なれば5:3か。

魔法を最大限活かすなら、追い込みは斥候1前衛2後衛2が妥当なところだ。
これ以上前衛が少ないと後衛に浸透される。斥候無しだと奇襲が恐い。

炙り出しも建築物なら有効だろうが、洞窟では難しいだろうな。
何せ子供が隠れられるひび割れだ。彼方此方から煙が外へ抜けるだろう。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 18) 2019-01-26 15:16:43
それと、ランタンの油は持続して燃えるが火勢は決して強くない。
火炎瓶の様に燃え上がりはしない、という意味だが。
某か布なりを用意し、油で濡らし巻き付けて燃やす、ならともかくも。
体毛のあまりない生物にかけて火を点けても大した火傷は負わせられない。
という点には注意しておくと良い。光源にするつもりなら勿論有効だ。

それと、事前に斥候が1人で洞窟に入るのは賛成しかねる。
敵を入口まで誘き寄せる用途ならば有効だと思うが、
単独偵察そのもののリスクが勝ち過ぎる上、場所は洞窟内だ。
眼と耳以外の要因で発見された場合の不確定要素が増え過ぎる。
ゴブリン側の反応が読めない。運任せは極力避けた方が良いだろう。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 19) 2019-01-26 16:42:49
こーいうのはだいたい、モブの8割くらいが持ってる必須技能みたいなもんじゃん?将来モブになる予定があるなら、ご参考参照にどーぞ。

確かに実際、炎をぶちまけてファイヤー、ってしちゃいたい気持ちも分かり理解なんだけどねぇ。
松明程度ならともかく、一箇所でとんでもな量の炎を燃やしちゃうと、もこもこな煙でザコちゃん達の視界も妨げ妨害でゲホゲホだしぃ?
無難?に、各個撃破がいーんじゃないかなーって。それにザコちゃんたち全員、初めて初対面な敵だし、そもそもまだしろーとだし。

確実な警戒方法ってとこで行くと、石の隙間に毎回武器を刺し突いて先客様がいないかの確認、岩裏は武器で叩くようにのぞき込む…くらいは安定なんじゃん?
隙間の深さ長さによっては、武器が届かない足りない案件もありそうだけど、それはそれ。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 20) 2019-01-26 16:55:39
それから、二手に分かれるっぽい流れ会話を感じるから先に言っとこ。
ザコちゃんは罠側でも追い込み側でもどっちでもおけまるちゃん?光源持ち所持な前衛ってことには変わりないだろーけど。
枝を持ってそれっぽく震える手でゴブリンに対峙対面する…なんて、まさしくモブあるあるな一貫じゃん?

あーそーいえば、このゴブリンたちの処遇その後?ってか、どこまでポコポコにするつもりなのかも決めとかないと案件?
ほら、懲罰懲らしめくらいな気絶昏倒で見逃しスルーなのか、お命ちょーだい、ぐさー…ってしちゃうのか、みたいなぁ?
村人同士様たちの安心を考えれば後者なんだろーけど、むしろボスを倒したらその後は任せてーって言ってるくらいだし。

対話ができる知能知識があるかどーかは怪しいけど、なんか穏便に済ませたい希望と方法があればぁ?

《甲冑マラソン覇者》 ビアンデ・ムート (No 21) 2019-01-27 00:39:22
>追い込み作戦
では私は追い込む側に回ります。今のところ罠設置系の技能とかないので足でまといになりかねないですし
やる事は基本的に防御一択なので攻撃手段は他の方々に任せる事になるので、ご一緒される方はよろしくお願いします

>ゴブリンの処遇
穏便、ではないのですがハイゴブリンを倒せばあとは大丈夫と言ってますし、最悪他のゴブリンを無視してハイゴブリンだけに集中して倒すという手段を使うならゴブリンの被害は最小限にする事はできそうですね
でも、私個人としてはなるべく村の方々に危険な事をさせたくないので出来るだけ私達で倒したいです

《新入生》 スラフィル・ケーニヒヴルト (No 22) 2019-01-27 01:02:00
ボクは…できればコブリンたちを蹴散らして〜…っていうのはイヤかな…
ゴブリンも生きているんだし、もしかしたらいいゴブリンもいるかもしれないよ!

《新入生》 トゥーナ・アムツェルン (No 23) 2019-01-27 03:30:20
トゥーナはみんなに比べたらヒヨッコ猫だしお子ちゃまにゃので、
言われたところについていくよー!
罠設置のお手伝いすべきかにゃ?それとも回復重視で追い込み班に回るかにゃ?

取りあえず今のみんなの意見を紙に書いてみたのー!
(文字が書けて偉いでしょアピールをしつつ)

《新入生》 トゥーナ・アムツェルン (No 24) 2019-01-27 03:33:13
!5人と3人で挟み撃ち大作戦!

追い込み班(仮)
・ビアンテにゃん(防御が得意! ランタン所持!)
・御影にゃん?(情報収集が得意! ランタン所持!)
・アセロラにゃん?(殴るのが得意! ランタンの油? 松明?)



罠班(仮)
・ルシウスにゃん?(罠がはれる!)



未確定
・ザコにゃん(何でもできそう!)
・プラムにゃん(魔法が得意!)
・スラフィルにゃん(風魔法が得意!)
・トゥーナ

狙うはボスのみ? 一網打尽?

※全部ひらがなとカタカナで書いてある

《新入生》 トゥーナ・アムツェルン (No 25) 2019-01-27 03:36:29
確か「村からは可能な限り早期にゴブリンを排除するよう」っていうような
話をしていた気がするの!
だからお話してみるのは良いけど、ダメそうだったらみんな罠でやっつけられたら
いいなーって思うよー!

(PL:まだ技能とってないので、トゥーナはどちらになっても合わせられます。
    表見づらくてすみません汗)

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 26) 2019-01-27 06:14:51
まず、今回の仕事はまとめてくれた娘が言う通り。
あくまで「早期のゴブリンの排除」だ。村人達はそれを望んでいる。
ハイゴブリンの討伐は最悪の場合の達成目標であって、努力目標ではない。
そして、烏合の衆となったゴブリンを逃がせば他所で同じ事が繰り返される。

逃がさない為に人手を分ける以上、ここで全滅させるべきだ。
少なくとも、俺はそのつもりでいる。

分担は、俺については適正含め、罠側で構わない。
後の面々は追い込みか、罠か、やりたい側に属せば良いと思う。
まとめの分担通りでも、特に異論はない。
とりあえず、俺は片手が空いている。たいまつを借り受けよう。


《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 27) 2019-01-27 18:47:13
ん。承知りょーかい。
オーダーには忠実に、女きょーし様の言っていたように、村人達にはこれが代わりのきかない依頼、ってことを忘れず念頭に、って感じぃ?
実際現実、家畜ちゃんとか人的被害ありありなぶん、村人同士様達にも生活的よゆーは少なそうだしねえ。

それから、ザコちゃん松明を腕に括りつけ結び用にロープ持ち込み所持だから、ロープご入用使うゆーしゃ様いたら呼んでいーよぉ?
ザコちゃんが使う分以上は、適当に剣とかで切り切断してくれたらお裾分けできるし。
ってか腕に松明巻き巻きするだけだし、6mも3mも長すぎ案件。全部巻いたらザコちゃんの左腕が壊死お陀仏でしょ絶対。

《新入生》 アセロラ・オンスロート (No 28) 2019-01-27 22:18:11
はいはーい、じゃあ私も追い込み班だね。

前に言っていたハイゴブリンに油あびせて火を点ける、はやっぱりやるつもりだよ。
敵が燃えていると居場所がわかりやすいよね。
それに、体に火がついていたら一旦退いて消化するんじゃないかな?その動きが追い込みに使えないかな?ってところだね。

それから、追い込んで罠にかけるのは基本的にはハイゴブリンだけと考えていいかな?
ハイゴブリン無しのゴブリンだけなら追い込むよりその場で倒したほうが速いと思うよ。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 29) 2019-01-28 01:02:54
燃えている方が見えやすい。については異論ない。
ただ、退くと言う方向でなく、逆上され狙われる可能性も勿論存在する。
念の為追い込み班側でフォローを頼みたい。特に、前衛同士の連携が重要だ。

ゴブリンは、向かってくるなら倒してしまって構わない。
だが、ハイゴブリンと一緒に逃げようとするなら追い込む方が早い。
下手にゴブリンを足止めし、倒すことに拘り過ぎると自分の足も止まる。
その間にハイゴブリンが逃走距離を稼いでしまう可能性がある。
すると追い込み班との間が空き、罠に誘い込むことが難しくなる訳だ。

ああ、それとロープは有りがたく罠に使わせて貰う。助かる。

《新入生》 スラフィル・ケーニヒヴルト (No 30) 2019-01-28 12:35:57
うーん…それなら、依頼内容がそれなら仕方ないのかな…
ゴブリン退治が村の人たちの願いなら…それが任務と割り切るよ。

じゃあ、ボクも追い込み班に行こうかな。
聞き耳スキルと自然友愛を使って敵の数とか位置とかを探る偵察役をやるよ!
一応風魔法もあるけど、自衛用くらいにしかならないかも…?
それで大丈夫かな?

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 31) 2019-01-28 15:38:13
そったら残りのロープはクールな鎧様に差し上げプレゼント。ザコちゃん50cmもあれば事たりちゃうし、5mは確保できそうかなぁ。

んでもってザコちゃんは、ロープ渡しのついでに罠側に向かい担当のが良さげな感じぃ?罠作り作成の間の前衛戦闘担当すればいーんじゃん?
第六感で奇襲襲撃の警戒、自己犠牲Ⅰと忍耐を生かしてで庇い防衛しつつ通常反撃…とかなんとかってなるのかなぁ。
突っ込んで戦うのは追い込み側ゆーしゃ様たちの役割立場だろーし、そんな感じでいーよね、たぶん。

こーいう戦闘で真っ先にぽこぽこになるのはモブの村人ってお決まり定番だし、殴 られやられ役ならザコちゃんもってこいじゃん?
こうして、ザコちゃんはそこらのモブらしく枝を片手に立ち向かうものの、絵面はとんでもなく地味なのであった。次回へ続く。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 32) 2019-01-28 16:21:31
俺はプチヒド使えるから、ランタン油さえ引っ掛けてくれれば遠くからも燃やせそうかな。
それに油って滑りやすいでしょ?
ゴブリンが滑り止め出来るような履物とかアイテム持ってるとは思えないし...
足止めとか連携封じにもなるんじゃないかな?

しかし、炎は一歩間違えるとこちら側にも被害が出るから慎重に。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 33) 2019-01-28 16:47:29
念のため消火の方法も用意準備ある方がいーのかな。厚手の布に水でも染ませて巻き付け被せるとかぁ?

それからそこそこ重要事項だけど。
プラン提出締切は明日いっぱいいっぱいだかねぇ?
うっかりやらかしちゃんが発生召還しないように、ある程度お決まりな所まででもこまめに書き記入しとくのがいーんじゃん?

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 34) 2019-01-28 22:39:59
追い込みと罠設置側に分かれるんだね。
まとめてゴブリン罠にかけて一網打尽にするのが早いかなあ。

因みに、トラップに便利~ってアイテムがあるなら俺持ち込むよ~
掘った溝とかに油ぶちまけるから持ってきてとかそういうのあれば。

あ、俺追い込み担当するね。
距離を取りながらぺっちぺち魔法で追い込んでいくね。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 35) 2019-01-28 22:44:07
あ、でもこのままだと結構偏るから俺やっぱルシウスさんたちの罠班にいるよ。
万が一、こっちに来るようであれば適当にやるね~
それに両側から一斉攻撃のほうがよさそう

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 36) 2019-01-28 23:03:18
あーごめん俺眠いのか頭回ってねぇな。ごめんね。
明確にどちらかって決まっている人って

《追い込み班》
ビアンデ・ムートさん
アセロラ・オンスロートさん
スラフィル・ケーニヒヴルトさん

《罠設置班》
グレイ・ルシウスさん
チョウザ・コナミさん

だよな?記入漏れあったらわるい。

5:3で分かれるなら、俺はまだどっちにつくか保留にするね。
明日になってもこの状態だったら、護衛もかねて罠設置班に行こうと思うけど。
ちなみに追い込み班たちの人は逆に挟み撃ちにされないように気を付けてもらいつつ、なるべく罠設置班が発見・ターゲットにならないようにヘイト集めてくれるといいかもね。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 37) 2019-01-28 23:16:52
今の時点で所属が決まっている面々はそれで正しい。
そしてどちらに属するも当人の希望次第で構わない。

ただ、斥候として適正のあるモブが罠班なのであれば、
必然的にもう一人は追い込み班に属した方が良いだろうと思う。
何せ、追い込み班が洞窟の奥を目指せば、ゴブリンがその後方から
奇襲を仕掛けてくるのはほぼ確定に近い。対応出来る人材は必要だ。

罠は、基本ロープと落とし穴で行こうと思う。
洞窟にロープが張ってあったら普通は避けるか跳び越える。
夜目が効くなら尚更な。では避け得る場所、飛び越え得る場所に
穴を掘っておけば良い訳だ。なので、モブには前衛というより囮を頼みたい。
罠の設置地点は、追い込み班、罠班問わず事前に伝えるよう動いておく。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 38) 2019-01-29 00:55:33
囮…ってことは、ひたすら目立てばいー感じぃ?他のゆーしゃ様に比べるとパンチ派手さ控えめだけど、やれる範囲でやろーかなぁ。

あー、ちなみに罠へ誘導尋問する系の囮すればいーい?罠作成中にゴブリンに襲われ案件な時の時間稼ぎ気を引き系囮?
もしくは両方だったりぃ?キャンペーンのおまけが間に合ったら、挑発の勉強学習もしよーかなぁ。

《ゆうがく2年生》 御影・シュン (No 39) 2019-01-29 01:59:24
無い頭捻って色々考えていたらもうこんな日にちになっていたでござる…。誠に申し訳ない…!

では拙者、追い込み班へ所属させていただくでござる。
斥候用に「気配察知Ⅰ」を、状況によっては光源が届かぬ陰が出来るかもしれないので「暗視順応Ⅰ」を装備していくでござるね。
追い込む際には「立体機動Ⅰ」と「基本短剣術Ⅰ」で躱しながら双剣で追い立てていくでござる。素早く洞窟内を跳ね回るでござるよー!
「サイレントスラッシュ」の方が火力が出るのでござるが、音の出ない攻撃でござるから追い立てるのには不向きと思っているでござる。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 40) 2019-01-29 11:13:47
いや、間に合えば問題ない。
プランは今日中に提出しておくことを忘れない様にな。

囮は、暗所、狭所、かつ相手は追われている前提だ。
松明を振ってアピールし、敵が近付いたら踵を返して
ロープさえ越えてくれれば良い。一合程度打ち合っても良い。

ただしロープから凡そ1歩の場所に、足が引っかかる程度の
溝をスコップで掘る予定だ。これだけは丁寧に跨いで欲しい。
意識して軽く跨げばそれまでだが、気付かず走ってロープを跳び越えるなど
勢いが付いていると転ぶ。夜目が効こうと縦溝は、間近に迫るまで気付き難い。

転びさえすれば好きに叩くなり小突くなり踏みつけるなりすればいい。
他にゴブリンも居たならそっちは俺と、罠班もう一人で抑えれば良いだろう。

《新入生》 トゥーナ・アムツェルン (No 41) 2019-01-29 12:36:46
みんなのお話は聞いたよー!
じゃあトゥーナは追い込み班の人達と一緒にいくねー!
沢山回復魔法の勉強するのにゃ!

あ、あと、良くわかんない「FAQ」って書いてあるご本を読んでたんだけど、
ザコにゃんのロープは貸せないかもしれないのー?
だから、追い込まれてくるまでには時間がありそうだし、
ザコにゃんがゴブリンが来るまでの間、注意しつつロープの罠を作って、
その間にルシウスにゃんがスコップとかで落とし穴を掘るとかが良いと思うよー!

(PL:プランを考えていて、公式サイトのFAQの中に
    「エピソード(課題)内で、アイテムの貸し借りは可能ですか?」
    という項目を発見したので、一応共有しておきます…!
    流石に作りかけの罠を引き継ぐ形だったら、OKもらえると
    思うのですが汗)

《新入生》 トゥーナ・アムツェルン (No 42) 2019-01-29 12:46:13
というわけで、たいりょくときりょくが元気になるような魔法を修得したにゃ!
集団の後ろの方でケガしたり、疲れたりした人を治すつもりだよー!

アイテムは、ランタンを持って行くにゃ!
ビアンデにゃんと御影にゃんのランタンと合わせれば、
結構長い時間でも、きっと大丈夫だよね!

プランは提出したけど、また夜くる予定にゃので、
何かあったら言ってほしいのにゃ!

《新入生》 トゥーナ・アムツェルン (No 43) 2019-01-29 12:49:03
(PL:プラムさんの表を借りて、現時点の話をまとめてます。
    抜けなどありましたら、遠慮なく調整してください!)

《追い込み班》
ビアンデ・ムートさん(ランタン)
アセロラ・オンスロートさん(ランタン油)
スラフィル・ケーニヒヴルトさん()
御影・シュンさん(ランタン)
トゥーナ・アムツェルン(ランタン)


《罠設置班》
グレイ・ルシウスさん(たいまつ? スコップ?)
チョウザ・コナミさん(ロープ)
プラム・アーヴィングさん()

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 44) 2019-01-29 13:36:23
ん、じゃあ俺は罠側で万が一ゴブリンが来た時に撃退できるようにしておこうかな。

さて、罠側も明かりが必要だね〜。
俺持ってくのランタンでいい?
松明でもいいけど。光源は必要だよね〜。
プチヒドじゃすぐ消えちゃうしさ。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 45) 2019-01-29 13:51:17
そったら、そんな感じの囮なプラン書いといて、文字数によゆーがあったら警戒的なことしとくかなあ。

ほーほー。よくわかんない学則校則もあるもんだねぇ。いやこの学園自体よくわかんなさの塊なんだけどねぇ。
それならザコちゃんがまずロープ適当に通路に結びつけといて、そこからクールな鎧様に罠作り作成してもらう形かなぁ。
ロープの張り方を聞く尋ねくらいならまーいけるでしょ。最終、足元くらいにびーってしとこう。
いくら貸し借り禁止っても、ロープを短剣で切ってもらうくらいなら許して許可でしょ。ダメだったらしゃーなし。

光源はあって困る方が激レアちゃんだし、ポケット空いてるならガンガン入れちゃって。
借りられる松明の持続時間がどれ位かも、なんだかんだ気になってたりはしたり。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 46) 2019-01-29 15:14:54
分担は了解した。ゴブリンには魔法が良く効くと聞いている。
抑えは前衛の役目だ、俺がやろう。とどめは頼む。

む……なるほど、ロープは貸し借り不可か。
ではそうだな、モブはロープの端に輪を作り、俺の松明に通してくれ。
そうしたら俺が「スコップで」穴を掘り「松明を」挿して固定する。
結果的にロープが張られるかもしれんが、俺はロープには干渉しない。

松明は、今回学園から支給があると依頼票に明記がある。
つまり俺が持ち込むのはスコップだ。装備は片手を空けてある。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 47) 2019-01-29 16:58:44
ひゅー、ルールの穴をつんつんする賢こ聡明な企み或いは悪巧みの香りがするーぅ。ザコちゃんそーいう独自性だーいすき。

つまるところ松明を軸にしてロープの柵ハードルを作る、みたいな感じぃ?
ってことは、もう片っぽのロープの端は、ザコちゃん持ち込み所持の松明に括りつけて、通路の端にぐさーってするとかそーいう?

あとそれから、プラン提出の時には活性化してる技能とか持ち物とか、もっかい確認点検しよーねぇ?ザコちゃんやらかしかけたし。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 48) 2019-01-29 18:11:12
いや、折角松明の貸与があるのだ。1人1本ともない。
荷物カバン(大)を購入してある。入る物は背丈の半分程度。
松明1本ならまず入るだろう。片手で1本、鞄に1本。
2本持ち込めば固定に十分だ。低いハードルのイメージで正しい。

ハイゴブリンの背丈に会わせるからな。人なら容易に跨げるだろう。
俺の技能と装備は現状ままで行くつもりだ。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 49) 2019-01-29 20:03:56
じゃあ、俺は罠を張っている真後ろでゴブリンの警戒に当たるよ。
本業の人よりそういう部分は劣るけど、遠距離攻撃出来るから何とかなると信じたいね。
ちなみに、松明で固定するっていうのは火がつけられていない松明ってことでいいのかな?素朴な疑問。いや当たり前だと思うけど。
...それなら、俺の武器は両手本だから、ランタンを腰に括り付けて持っていくよ。狙いにくいだろうし。
最悪、割られても松明にプチヒドで光源なんとかなるでしょ。

で、いいかな?
ザコちゃんとグレイさん

《ゆうがく2年生》 御影・シュン (No 50) 2019-01-29 20:45:29
おーーっと、やっぱり深夜に考えちゃいけないでござるね…。
では、敵が釣られる程度に攻撃してから罠の方へ向かう事にするでござるね。
無事、罠に掛かった後は挟撃できる位置へ移動して戦おうと思うでござる。

あと最終確認なんでござるが、追い込み班は全員固まって左右何方かの道を進み敵を釣る…のでいいのでござるかね?
それとも拙者とオンスロート殿(名簿の左側)が左の道へ、ムート殿とケーニヒヴルド殿とアムツェルン殿(名簿の右側)が右の道へ…という形で敵を釣るのでござろうか?
ちょっと拙者、前提が違う可能性に行動指針を書く手が止まってしまったでござ…!

それと索敵が成功したら「コツコツとランタンを2回叩く」というのを合図にし、警戒を促すよう伝える…というのを盛り込んでおくでござるね。
声色で警戒される心配はないでござろうが…光源が大きく揺れる事で合図も分かりやすいと思うでござる。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 51) 2019-01-29 21:18:37
松明は固定する時点までは点火するつもりはないな。作業がし難い。
しかし一旦罠としての用途さえ済めば後は好きにして構わない。
例えばハイゴブリンが転んだら点火した松明で殴り付ける、とかな。
魔術師が味方に居るのは心強い。宜しく頼む。

そして追い込み班は一丸となってどちらかに向かう方が良いだろう。
戦力的にも、5対4でないと、追い込むとなると恐らく厳しい。
あとは戦闘になった場合各個撃破を意識すること。
それと敵を罠へ追い込む動きだけは、班で意識統一を頼みたい。こんな所か。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 52) 2019-01-29 21:40:35
おっけー、ザコちゃんはそーいう感じで書いた、ってか今も書いてる?

こう、一方の道で罠作り作成しといて、もう反対方向から向かった追い込み組が罠の方へ…って思ってたけど、それでいーんだよね?
あれ、ザコちゃんの認識間違い…?ぎりぎりまでここは見てるから、確認はしとくねぇ。

ザコちゃんもおけまるちゃん。うっかり火種が消火消滅しても即座に復帰ーって、さっすが魔法って利便性高い強い。

《新入生》 スラフィル・ケーニヒヴルト (No 53) 2019-01-29 21:56:03
ボクは追い込み班で最初にゴブリンたちの動きを探る偵察役をやる予定っ!

もっていく技能は「集中」「聴覚強化Ⅰ」「自然友愛」「プチフド」
一般技能は「聞き耳Lv3」とその他もろもろっ!

最初に「集中」しながら「聴覚強化Ⅰ」と「聞き耳Lv3」で強化されてる耳でゴブリンたちの動きを探れたらなって思ってる。
あとは自然友愛の妖精で偵察してもらう、って感じかな。

戦闘になったとき用にプチフドをもっていくから、魔法攻撃は任せてね♪
あと、持ち物は簡易応急箱! 怪我をしたら言ってくれれば手当するからっ


>ルシウス
追い込み班の意識統一了解っ
追い込み班のみんなは一蓮托生がんばろうー!

《ゆうがく2年生》 御影・シュン (No 54) 2019-01-29 22:17:22
追い込み班で固まり、片方の道で奥まで進み…罠班はもう反対側の道で罠を作成する…でござるね。
ぎりぎりに混乱させる様な事を聞いてしまいまっこと申し訳なかったでござる…!
だが、そのお陰で無事プランもほぼ完成したでござるよ!感謝致す!
後は出発迄に調整をしていくでござる。

ケーニヒヴルド殿も偵察役をやってくださるんでござるな。
では拙者の「気配察知Ⅰ」と「暗視順応Ⅰ」を、ケーニヒヴルト殿が得た情報から隠れているゴブリンの正確な位置を特定する為に使用する…という形に調整させていただくでござるね。
追い込み班として、一所懸命協力するでござるよー!

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 55) 2019-01-29 22:19:27
その便利さと手軽さがこのコースの旨味だよねー。
ま、魔力すっからんになったら無理だけど。プチヒド。

俺はグレイさんとザコちゃんが罠設置完了まで光源と護衛として頑張るよー
いやースリルだね~俺が先に見つかったら袋叩きじゃん。あっはっは。
出来れば追い込み班で全部ヘイトは掻っ攫っちゃって欲しいな。

因みに、俺ら罠は左から進むとかそういうの書いたがいいの?

《新入生》 スラフィル・ケーニヒヴルト (No 56) 2019-01-29 22:21:44
>シュン
了解、シュン!
ふたりで協力して完璧な偵察をしようねっ!

《新入生》 スラフィル・ケーニヒヴルト (No 57) 2019-01-29 22:23:31
>プラム
最初は罠班も追い込み班も一緒に出発して、分かれ道のところでシュンとボクが偵察
気配が多いほうにボクたち追い込み班が進んで、少ないほうに罠班が進むってことでどう?

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 58) 2019-01-29 22:36:13
あーそれいいかもしれないね。
成功率を上げるには慎重にしないとね。

ただあんまり深いところに行くと危ないだろうから気を付けて。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 59) 2019-01-29 22:39:17
所で罠設置の完了の合図ってあったがいいのかな?
戦闘開始してそうだし、もはや大声で叫んでもいいかなあ。
グレイさんが。

《新入生》 スラフィル・ケーニヒヴルト (No 60) 2019-01-29 22:43:25
>プラム
ふふ、心配ありがとっ
プラムたちも気を付けてね!

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 61) 2019-01-29 22:47:37
もし罠の途中でゴブリン襲い襲撃あったらなおのこと、ヒールの神父様達よりはザコちゃんの方がヘイト集めるように頑張り努力?
そのための忍耐、そのための村人特有の献身、的なぁ?
どこの物語な本でも、神父様や剣士様がモブより攻撃されることって少ないじゃん?ゼロじゃないかもだけどぉ。

そったらわんこ感あるルネサンス様と活発なエリアル様の偵察観察に合わせて道順選択、でいーんじゃん?
むしろザコちゃんはぜんぜん歓迎ありがたみ。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 62) 2019-01-29 22:52:30
どうだろう、いよいよやばい時にザコちゃんに出てきて欲しいかなあ
追い込み班が着た後に罠出来てませんじゃ辛み的な?
最悪挟み撃ち出来るけども。

じゃープランに気配の少なそうな方に行く~って付け加えよ

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 63) 2019-01-29 23:07:45
ふむ。罠が出来たかどうかの判断は難しいな。
声が届く距離とも思えん。強いて言うならそうだな……
追い込んだ時、俺が通路に居たら作成途中。居なければ作成後、
という視覚頼りの判断が精々か。暗視があれば見分けが効くと思うが。

罠設置時の護衛は、頼む。ただ、ハイゴブリンが駆けて来たら
ハイゴブリンから見てロープの手前に居るのはモブだけにしておきたい。
その方が囮として自然と目立つ。魔法も生かし易い。

分岐後については各人情報を持ち合って決めるのが良さそうだな。
俺も事前に奇襲を受けたルートの情報収集が出来そうなら、しておく。
最低限、罠と追い込みが左右いずれかにバラければ良い訳だ。

《新入生》 スラフィル・ケーニヒヴルト (No 64) 2019-01-29 23:15:45
んー……
それなら、ボクの妖精を罠班と一緒に行かせておこうか!
罠の設置が完了したらボクのところに戻ってきてもらって教えてもらう、みたいな!

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 65) 2019-01-29 23:16:20
ああ、それと忘れていた。
追い込む側は高確率で戦闘が発生する。焦らず、まず1匹殺す。
数の差を広げるという点を意識すると良いだろう。比率が偏れば敵は焦る。

俺はこれ以後プランの変更が難しくなる。
詰めるべきは詰めたと思う。後は勝つだけだ。初課題、完勝で済ませよう。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 66) 2019-01-29 23:19:54
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・

自然友愛。全く、完全に死角だった。確かに、理屈は通る。
すまんが、もし出来れば頼む。それが成功すれば罠の確度が大きく増す。

……そうか、そういう合図の方法があるのか……。

《新入生》 スラフィル・ケーニヒヴルト (No 67) 2019-01-29 23:21:09
>ルシウス
おっけーい!
プラン変更してくるから、そっちもよろしくね!

《ゆうがく2年生》 御影・シュン (No 68) 2019-01-29 23:24:37
うむ。やってやるでござるよケーニヒヴルト殿!

分岐前におけるルートの変更については、敵の気配が多い道から奥へ進むという旨を入れたでござる。

正味、罠完成の知らせを織り込むには文字数がカッツカツでござったので自然友愛の利用は助かるでござる!
やはり、他の学科や種族特性への理解を深めるのは大事でござるなぁ。後で勉強しておくでござるよ。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 69) 2019-01-29 23:25:01
俺結構プランギッチギチになっちゃったから、これ以上何かを詰め込むのは難しそう。
スラフィルの妖精か、もしくは俺が持ってるランタンの位置を変えようか。
皆に見えるようにランタンを持ってたら設置完了の合図にしておく。
基本腰、後ろ側にランタン持ってるから俺。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 70) 2019-01-29 23:25:22
活発なエリアル様かしこぉい。つくづく、魔法って便利強いねぇ。

そったら完成したらってより、もうすぐ完成完了ーってくらいで妖精ちゃん送った方がいー感じ?
着く頃には完成ーって方が丁度いい、かもしれない?それともきちんと完成して念入りなほうがいいのかな。

《新入生》 トゥーナ・アムツェルン (No 71) 2019-01-29 23:31:51
みんなお疲れ様にゃ!

取りあえずトゥーナは特に変わる事がなさそうだから、
プランはこのままにしておくねー!
(PL:追い込み班について行く、というプランにしてあります)

みんなで無事に帰れるよう頑張るにゃー!

《新入生》 スラフィル・ケーニヒヴルト (No 72) 2019-01-29 23:32:44
反対側で戦ってるわけだから「もうすぐ完成」ってところで送り出してくれたら、一気に攻勢を強めて追い込めるから時間的にはちょうどよくなると思う!

うちの妖精、フィーリアをよろしくね!♪

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 73) 2019-01-29 23:33:41
完成間近で妖精に合図。の一文を加えた。
技能は一通り頭に入れたつもりだったが、そうだな。
他の学科や種族特性への理解を深めるのは大切だ。今回は救われた。

ともあれ、これでこちらは限界一杯だ。尽力に感謝を。
あとは結果を出すだけ、だな。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 74) 2019-01-29 23:37:59
万が一のことも考えて俺も合図としてランタンを使うよ。
まあ、割れてたらごめんね~?

2つ連絡手段はあったほうがいいでしょ。
皆から見える位置にランタンあったら罠完成してるからね~

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 75) 2019-01-29 23:42:12
そうだな。自然友愛は失敗することもある。
2つあって損はない。宜しく頼む。

ああ、あとそこの猫娘は、余計な世話かもしれんが
回復の優先順位は明示的に書いておいた方が良い。
特に、ハイゴブリンを抑えている等の「これからよりダメージを受ける者」は
早め早めに回復を回さないとジリ貧になる可能性がある。
単純に、今ダメージが多い者から回復、以外の考え方もあるので
注意しておいてくれると助かる。……まあ、言うのが遅かった可能性も、あるが。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 76) 2019-01-29 23:42:13
ん、諸々りょーかい。
ザコちゃんも文字数ぎりぎりだけど、時間ぎりぎりまで書き換え頑張り案件。

ちょっと早いけど、全員無事に、授業も無事に行くといーねぇ。

《ゆうがく2年生》 御影・シュン (No 77) 2019-01-29 23:51:16
拙者も、装備等が正しいものになっているか、誤字はないかの確認も済ませたうえでプランを提出してきたでござる。
…まぁ確認した所で発生するのが誤字っていうものなんでござるがね。はっはっは。何故でござるかなー!!

さて、相談お疲れ様でござった。出発後も本授業成功の為、改めて尽力するでござるよ!