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思い出の広場を守って!


ストーリー Story

 ここはフトゥールム・スクエアにほど近い、アチュパーデ村。この村には代々続く、ある風習があった。
 毎年春になると、村で育った子供たちが、フトゥールム・スクエアに入学すべく旅立つ。または、村の外に仕事を求めて出ていく。
 そんな時、子供たちの未来に幸福があらんことを祈りながら、村の高台にある日当たりのよい広場に木を植える。
 子供たちがいつかこの村に帰ってきたとき、成長した木を眺めながら子供のころの記憶に思いをはせる。そんな願いも込められている……と村に伝わる歴史書は語る。
 それはさておき、今年も春が来た。フトゥールム・スクエアに入学する子供たちが、旅立ちの前に木を植える季節になったのだ。
「なんで木なんか植えなきゃならねーんだよ? かったるいなぁ……」
 苗木を手に歩きながら、【ヴィクター・レヴ】がぼやいた。健康そうに日に焼け、いかにも腕白少年といった風貌だ。つまらなさそうに足元の小石を蹴飛ばしながら、広場への道を行く。
「そう言うなよ、ヴィクター。これもこの村の伝統なんだ」
 落ち着いた声で【ジェーン・リテイン】がなだめる。こちらは色白の顔の中央に丸眼鏡が収まり、いかにも優等生といった雰囲気をまとっている。対照的な二人だが同い年ということもあって仲が良く、
「でんとーって簡単に言うけどさあ、俺達には関係ないんだよなぁ……」
「まあまあ、すぐ終わることだし、少しくらいいいじゃないか」
 ジェーンは相方の愚痴を苦笑しながら聞いている。
「それにさ、将来僕たちがこの村に戻ってきたとき、植えた木がどれだけ成長してるか……想像しただけでワクワクしないか?」
「そういうもんかなあ? ジェーンは夢想家だなあ……」
 たわいのない会話を交わしながら、広場に到着した二人は、立ちすくむことになる。
「な、なんだぁ!?」
 広場のあちこちが無残に掘り返され、穴だらけになっている。代々村を巣立っていった者たちが植えた樹の一部も、根元から掘り返され倒れてしまっている。
「いったい誰がこんなこと……!」
「ヴィクター、あそこだ!」
 ジェーンが鋭く叫び、広場の片隅を指さした。やや大きい穴が開き、その奥から赤く光るものが覗いている。察するに、この広場をめちゃくちゃにしてしまった魔物が、穴の奥に潜んでいるのだろう。
「てめぇら、この広場から出ていけ!」
 広場に落ちていた木の枝をつかみ、向かっていくヴィクターをジェーンが引きとどめる。
「無茶だ、ヴィクター! ここはいったん引いて大人たちに知らせなきゃ!」

「……というわけで、皆さんに村の広場に出た魔物を討伐する依頼が出ています」
 職員は書類に目を通しながら、淡々と生徒たちに告げた。
「報告による魔物の特徴から推察すると、敵は土龍でしょう」
 ぺらり、と書類をめくり、魔物の特徴について説明を付け加える。
「地中をまるで泳いでいるかのように素早く滑らかに移動できる魔物で、本質は臆病のようです。ただ、攻撃されると激昂するようなので十分に注意してください」
 そこで言葉を切ると、彼は生徒たちを見回して告げた。
「もちろん楽な相手ではありませんが、油断しなければ今の皆さんの力量であれば危うい敵ではないでしょう。あ、それと……」
 職員は思い出したかのように付け加える。
「魔物を見つけた二人の少年が同行を願い出ています。彼らはあなたたちの後輩になるでしょう。先輩として、いいところを見せてあげてくださいね!」
 職員の声に送られ、生徒たちは出発した。


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 6日 出発日 2020-03-18

難易度 普通 報酬 通常 完成予定 2020-03-28

登場人物 8/8 Characters
《勇者のライセンサー》フィリン・スタンテッド
 ヒューマン Lv33 / 勇者・英雄 Rank 1
「フィリン・スタンテッド、よ……よろしく」 「こういう時、どうすれば……どうすれば、勇者らしい?」 (※追い詰められた時、焦った時) 「黙って言うこと聞け! 殴られたいの!?」 「ぶっ殺してやる! この(お見せできない下劣下品な罵詈雑言)が!!」   ###    代々勇者を輩出してきた貴族スタンテッド家(辺境伯)の令嬢。  一族の歴史と誇りを胸に、自らもまた英雄を目指してフトゥールム・スクエアへと入学する。  愛と平和のために戦う事を支えとする正義感に溢れた性格で、『勇者らしく人々のために行動する』ことを大事にする。  一方で追い詰められると衝動的に罵声や暴力に訴えてしまう未熟な面もあり、自己嫌悪に捕らわれる事も多い。 『彷徨う黄昏に宵夢を』事件で対峙したルガルとの対話から思うところあったのか、頑なな勇者への拘りは少し角がとれたようだ。 ※2022年8月追記 全校集会『魔王の復活』後、昨年クリスマスに結ばれたルガルとの子供を身籠っていた事が判明 (参考シナリオ) 恋はみずいろ L’amour est bleu https://frontierf.com/5th/episode/episode_top.cgi?act=details&epi_seq=649 ◆口調補足 三人称:〇〇さん(敬語では〇〇様) 口調:~かな、~ね? その他:キレた時は『私、アンタ、(名前で呼び捨て)、(言い捨て)』 ◆Twitter Sirius_B_souku
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。
《ゆうがく2年生》蓮花寺・六道丸
 リバイバル Lv13 / 芸能・芸術 Rank 1
名前の読みは『れんげじ・りくどうまる』。 一人称は『拙僧』。ヒューマン時代は生まれ故郷である東の国で琵琶法師をしていた。今でもよく琵琶を背負っているが、今のところまだ戦闘には使っていない。 一人称が示す通り修行僧でもあったのだが、学園の教祖・聖職コースとは宗派が異なっていたため、芸能・芸術コースに属している。 本来は「六道丸」だけが名前であり、「蓮花寺」は育ててもらった寺の名前を苗字の代わりに名乗っている。 若い見た目に不釣り合いな古めかしい話し方をするのは、彼の親代わりでもある和尚の話し方が移ったため。基本的な呼び方は「其方」「〜どの」だが、家族同然に気心が知れた相手、あるいは敵は「お主」と呼んで、名前も呼び捨てにする。 長い黒髪を揺らめかせたミステリアスな出で立ちをしているがその性格は極めて温厚で純真。生前は盲目であったため、死んで初めて出会えた『色のある』世界が新鮮で仕方がない様子。 ベジタリアンであり自分から肉や魚は食べないが、あまり厳密でもなく、『出されたものは残さず食べる』ことの方が優先される。 好きなもの:音楽、良い香りの花、外で体を動かすこと、ちょっとした悪戯、霜柱を踏むこと、手触りのいい陶器、親切な人、物語、小さな生き物、etc... 嫌いなもの:大雨や雷の音
《ゆうがく2年生》リベール・ド・ヴァンセ
 ヒューマン Lv11 / 勇者・英雄 Rank 1
リベール・ド・ヴァンセ。 聞き取り辛いなら名札か手帳を読みなさい。 ……わざわざ言うべきことはないの。
《這い寄る混沌》ニムファー・ノワール
 アークライト Lv20 / 王様・貴族 Rank 1
ニムファー・ノワール17歳です!(ぉぃぉぃ ニムファーは読みにくいかも知れないので「ニミィ」と呼んでくださいね。 天涯孤独です。何故か命を狙われ続けてます。 仲間やら友人はいましたが、自分への刺客の為に全て失ってしまいました。 生きることに疲れていた私が、ふと目に入った学園の入学案内の「王様・貴族コース」を見て考えを改めました。 「自分が命を狙われるこんな世界、変えて見せますわ!」 と思っていた時期が私にもありました(遠い目 今ではすっかり学園性活に馴染んでしまいました。 フレンドになった方は年齢にかかわらず呼び捨てタメ口になっちゃうけど勘弁してね、もちろん私のことも呼び捨てタメ口でも問題ないわよ。 逃亡生活が長かった為、ファッションセンスは皆無な残念女子。 な、なによこの一文。失礼しちゃうわ!
《後ろの正面》イヴ・イルシオン
 カルマ Lv4 / 黒幕・暗躍 Rank 1
「何事もサクっと進めるのが暗殺のコツなのです」 暗殺技術を高めるために入学したと言う訳では無いのです。 社会適応とかいうのをする為なのです。 その為にはまず金が必要……前の職場同僚の戦場おじさんがそう私に何度も言っていたのです。先立つ物はカネだと。 ここでは収入も得られる上にコミュニケーション渦巻く混沌の世界だと聞いているです。 お手柔らかに会話をお願いするですよ twitter → @ILSION_yusya
《奏天の護り姫》レーネ・ブリーズ
 エリアル Lv29 / 芸能・芸術 Rank 1
いろいろなところをあるいてきたエルフタイプのエリアルです。 きれいな虹がよりそっている滝、 松明の炎にきらめく鍾乳石、 海の中でおどる魚たち、 世界にはふしぎなものがいっぱいだから、 わたくしはそれを大切にしたいとおもいます。
《大空の君臨者》ビャッカ・リョウラン
 ドラゴニア Lv22 / 勇者・英雄 Rank 1
とある田舎地方を治め守護するリョウラン家の令嬢。 養子で血の繋がりはないが親子同然に育てられ、 兄弟姉妹との関係も良好でとても仲が良い。 武術に造詣の深い家系で皆何かしらの武術を学んでおり、 自身も幼い頃から剣の修練を続けてきた。 性格は、明るく真面目で頑張り屋。実直で曲がった事が嫌い。 幼児体系で舌足らず、優柔不断で迷うことも多く、 容姿と相まって子供っぽく見られがちだが、 こうと決めたら逃げず折れず貫き通す信念を持っている。 座右の銘は「日々精進」「逃げず折れず諦めず」 食欲は旺盛。食べた分は動き、そして動いた分を食べる。 好き嫌いは特にないが、さすがにゲテモノは苦手。 お酒はそれなりに飲めて、あまり酔っ払わない。 料理の腕前はごく普通に自炊が出来る程度。 趣味は武術関連全般。 鍛錬したり、武術で語り合ったり、観戦したり、腕試ししたり。 剣が一番好みだが他の分野も興味がある。 コンプレックスは身長の低さ。 年の離れた義妹にまで追い抜かれたのはショックだったらしい。 マスコット扱いしないで欲しい。

解説 Explan

●成功条件
 少年たちを守りながら魔物を排除して、記念植樹を成功させてください。

●失敗条件
 少年たち(ヴィクター、ジェーン)いずれかの戦闘不能。

●土龍について
 地中に住む生物の特性を真似て作られた魔物です。
 ラブカのような細長い体躯にモグラのような鼻や爪を持っています。
 地中を動き回り、地上の相手の気配を察知して奇襲を仕掛けてくるようです。
 視力が弱い為、嗅覚や気配で相手の位置を把握し、爪で引っ掛け地中に引きずり込むので注意が必要です。
 嗅覚の強さを逆手に取ったり、視力の弱さにつけ込むのがよいでしょう。

●登場するNPCについて
 ヴィクター・レヴ、ジェーン・リテインの2名が登場します。彼らを戦闘に参加させるかどうかは参加者の皆さんにお任せします。
(※参加させなくても依頼は成功となります)
 ヴィクターは勇者・英雄コース志望の少年です。鍛錬に使っていた石の剣を武器として使用します。
 やや猪突猛進なところがあるので、戦闘に参加させない場合は意図に反して魔物にとびかかることのないよう注意が必要です。
 参加させる場合は彼が孤立することのないように気を配ってください。
 ジェーンは賢者・導師コース志望の少年です。ひのきの杖を手に持ち、「マドガトル」で敵を攻撃します。
 思慮深い性格で、戦闘に参加させない場合は素直に言うことを聞いてくれるでしょう。
 体力や気力は低いほうなので、参加させる場合はダメージが蓄積しないよう気を配ってください。


作者コメント Comment
 春といえば卒業シーズン……ということで、このような課題をご用意させていただきました。
 未来の先輩として少年たちにいいところを見せてあげてください。


個人成績表 Report
フィリン・スタンテッド 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:195 = 65全体 + 130個別
獲得報酬:6000 = 2000全体 + 4000個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
●方針
ヴィクターとジェーンの護衛。二人を守り、共に土龍と戦えるように支援

●事前準備
言って聞きはしないだろうと思いつつ…二人にはやや強めに危険を言い含め。
「心に留めておいて。いける、ツイてる、大丈夫って思う時が一番危険…ってこと」

●行動
基本的に盾役。
積極的な攻撃は皆に任せ、ヴィクターたちを庇える位置に『忍び足』で音を殺して待機。

自分や二人を狙って土龍が出た瞬間を叩いていく姿勢で。
(潜る敵に剣が届かない時は『ウィズマ・アーダ』)
もしヴィクターたちが飛び出すなどで緊急の場合は躊躇わず身を盾に。
『身代わりうさぎ』があるし、二人の薬になるだろうと。

一戦終えて二人にまだ勇者を目指す気があるなら学園に勧誘を

チョウザ・コナミ 個人成績:

獲得経験:65 = 65全体 + 0個別
獲得報酬:2000 = 2000全体 + 0個別
獲得友情:1
獲得努力:1
獲得希望:1

獲得単位:0
獲得称号:---

蓮花寺・六道丸 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
アドリブ絡み歓迎
中距離の場合はダード(リ1を使うまりょくを残すため4回まで)
近距離の場合は闇無刃で攻撃を行う
途中までは攻撃を行ったらすぐに距離を取って被弾を少なくする

敵が地中に潜っている際は地面の盛り上がり方をよく見る、
また掘る音の大きさで位置を判断する(聞き耳)

無事に嗅覚を潰すことができたら、鼓舞激励Ⅰを使用して味方のつよさを上げる
なるべく大きな声を出すことで注意をこちらに引き付ける
接近した時の匂いは…この際気にするまい(汚れ耐性)
引き付けることができ、こちらに向かってきたらリ1で攻撃を無効化

リベール・ド・ヴァンセ 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
口を緩めた匂い袋を持ち、敵が襲えそうな所に敢えて立つ。できれば岩場など潜れない所を背にして、攻められる方向を減らす。念のためイヴのロープを縛り付け、引きずり込まれた時の命綱とする。
危険察知で襲撃に備え、攻撃してきたら反逆精神で反撃。匂い袋を持った手で殴る事で敵に中身を浴びせ、嗅覚を潰す。
敵が地表に出ていない限りは自分から動かず、危険察知に集中する。見えているなら勇者之斬(クリスタルブレイブで使用可能)、届かないならマドで攻撃。
再び自分に攻めてきたら、攻撃を受けてでも基本拳術で(主に爪のある脚を)掴んで引きずり出し、味方(リョウランがベストか)のいる方に投げ飛ばせ。

ニムファー・ノワール 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
また厄介な敵が出てきたみたいね。
攻撃役として頑張るわ。
地面を注意深くみて、足跡?らしきものを見つつ、奇襲に注意しながら戦うわよ。
現れた場所が手持ちの武器より遠ければ【コード】で攻撃。逃げなければ、そのまま攻撃範囲まで近寄ってさらに追撃ね。
勇者の卵達は、基本防御役の人たちに任せるけど、手に余るようなら私も防御に回ろうかしら。まぁ大丈夫そうだけど。
魔物が弱ってきたら、【覚醒Ⅰ】【飛行】【流星落とし】で一気に勝負を決めたいわね。

イヴ・イルシオン 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
囮役のリベールが土竜の初撃で、地中に引きずり込まれる対策の命綱として『鉤爪付きロープ』をリベールの体のどこかにかけておくです
自分の力が足りない時は他の人にも引っ張って頂いたり、木などにひっかけて凌ぐです

私は攻撃に徹するのです
ステップ2では【不可視気】優先で次からは【精密行動】
ステップ3判定の先行で攻撃可能ならば、移動と【全力攻撃】
【基本短剣術】の効果は【全力攻撃】時に発動
他のメンバーが先行で攻撃するのならば移動(支援行動準備)→支援行動:追撃

全員が攻撃不可な時、自分がターゲットの時は回避行動
入学前の二人がターゲットになった時はかばいにいくです

緊急時は種族特性の【無痛の痛み】を使用

レーネ・ブリーズ 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
まず、役割分担を。

わたくしは装備している楽器「天使の歌」を
「演奏」の技能でつかって、
いっしょにたたかうみなさんのおけがをなおします。

楽器効果:射程内の自分を除く味方全員のたいりょくを30回復する。

だからわたくしはみなさんの位置をきちんとみて
そのまんなかにいつづけなければなりません。

ですからレヴさんにおねがいします。
みなさんをささえるわたくしをまもってくださいって。


たたかいでは「視覚強化Ⅰ」の技能もつかって
全体をみつめて敵味方の状況を把握してうごきます。

みなさんを回復しつづけられるように、
そしてレヴさんのうごきを過度にさまたげないように。

それも協力してたたかうということのありかたのひとつだから。

ビャッカ・リョウラン 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
■目的
土龍を倒す

■行動
剣を構えて前衛に出るよ。

土龍からの攻撃は回避優先、爪に引っ掛けられないように気を付ける。
避けたらすかざす切り込んでダメージを与えるよ。
避け損なったら、咄嗟に流水の構えで受け流すよ
土龍に捕まったら、灼けつく息吹を強引に放つ。怯んだらすぐに脱出。
どんな時でも、諦めないよ!

隙が出来たら、大技で一気に決める。
リベールが何か仕掛けるみたいだから、上手く行ったらそのタイミングで仕掛けるよ。
龍の翼を羽ばたかせ、全速力で駆けて相手の懐に突っ込んで、勢いそのままに全力を込めた勇者之斬で叩き斬る!
駆けるは疾風が如く!振り抜くは稲妻が如く!届け、雲耀の速さ!チェストォォォーーーッ!!!

リザルト Result


 集まった八人は、さっそくアチュパーデ村へと向かっていた。急ぎながらも、道々相談を続ける。
 第一の議題は、【ヴィクター・レヴ】と【ジェーン・リテイン】を戦闘に参加させるかどうかについてだ。
「気持ち的には一緒に戦わせてあげたいところだけど……どうする?」
 【フィリン・スタンテッド】が皆に問いかける。
(戦うな、と言っても聞きはしないんだろうけれど……)
 という考えは心の中にしまっておく。それは勇者『フィリン・スタンテッド』の言葉ではないと思うから。
「少年たち……特にヴィクターは戦いたいであろうし、拙僧も戦わせてやりたいのう」
 【蓮花寺・六道丸】が賛成する。
「戦わせても戦わせなくてもリスクがあることでもあるしの」
 それならば少年たちの気持ちを尊重するのがいいのではないかと六道丸は考える。
「マドガトルや剣を使えるなら素人ってわけじゃないんでしょう?」
 【リベール・ド・ヴァンセ】も話に加わる。
「やる気があるならやらせましょう。勿論攻撃は私達が引き付けるべきだけど」
 【チョウザ・コナミ】をはじめ、ほかの者にも異論はない。続いて第二の議題に話題は移る。
「土龍の対処方法なのだけれど……」
 そう言って、リベールはポケットから匂い袋を取り出した。
「敵は嗅覚が鋭いみたいだし、これでおびき出せないかしら」
「おびき出すのですか。それなら……」
 【イヴ・イルシオン】が言いながらポケットに手を入れる。取り出したのは鉤爪付ロープだ。
「このロープを命綱の代わりにリベールに巻いておけば地中に引き込まれることもなくて安心、と思うのです」
「そうね。お願いするわ」
「原生生物のモグラだと移動したところに土が盛り上がった跡がつくわね。魔物が同じような痕跡を残すかどうかはわからないけれど……」
 【ニムファー・ノワール】が考え考え言う。土の中にいる魔物の居場所を知ることができれば、戦いを有利に進められるだろう。
 なんとか知る方法はないだろうか?
「居場所を知る方法はともかく、わたくしも攻撃役で行くね」
 自分の性格的にも攻撃役が向いている。そう考えたニムファーは、攻撃役に回ることにする。
「わたくしは天使の歌でみなさんのおけがをなおしたいとおもいます」
 羽の意匠が彩られたラッパを手に、【レーネ・ブリーズ】が言う。
「レヴさんに、みなさんをささえるわたくしをまもってくださいっておねがいするつもりです」
(演奏してるわたくしをまもることで練習して、ひとびとをまもれるようになってほしいから……)
 自分の長所を生かすだけでなく、少年たちにも戦いの中で成長してほしい。それがレーネの願いだ。
「私は剣を構えて前衛に出るよ」
 【ビャッカ・リョウラン】が宣言した。ビャッカには別に考えていることがあった。
(土龍、臆病な性格なのにどうして広場を襲ったんだろう? 偶然? それとも、何か理由があるのかな……?)
 事前情報にあった土龍の性格と食い違うかのような行動に、ビャッカは疑問を抱く。
(だけど今は……土龍をどうにかしないと。戦った後に調べておかないとね)
 それぞれの思いを胸に、八人は村への道を急ぐ。


 アチュパーデ村に到着すると、さっそく少年が飛び出してきた。
「あんたら……あなたたちがフトゥールム・スクエアから来た人たちか。待ってた……いや、待っていました!」
 不慣れな敬語だが、生徒たちに対する敬意のような思いは確かに感じられる。よく日に焼けた肌といい、彼がヴィクターで間違いないだろう。
「ヴィクター、待ってくれよ……」
 その後ろから色白細身の少年が、息を切らしながらやってきた。こちらがジェーンだ。ジェーンは生徒たちに気づくと額の汗を拭き、礼儀正しくお辞儀をした。
「あ、フトゥールム・スクエアの皆さんですね。お待ちしていました」
「お待ちしてました!」
 ジェーンにならいヴィクターもお辞儀をする。
「また厄介な敵が出てきたみたいね。でもわたくしたちが来たからもう大丈夫よ。安心してね」
 ニムファーの言葉に二人はほっとしたような表情を浮かべる。
「お疲れではないならさっそく広場に案内したいのですが……」
「そうね。案内してちょうだい」
 リベールが言い、少年たちのあとにつづく。
「あなたたちにも戦いに参加してもらうけれど、その前に一つだけ」
 道々、フィリンは少年たちに戦闘の方針を伝える。それと、もう一つ大事なこと。自らが身をもって学び、少年たちには絶対に経験してほしくない危険を。
「心に留めておいて。いける、ツイてる、大丈夫って思う時が一番危険……ってこと」
 フィリンの真剣な表情に、無言で二人はうなずいた。
「入学前に先輩たちの戦いを見ることのできる貴重な機会、存分に生かすがよい」
 六道丸も少年たちに語りかける。
「といっても拙僧はこれが初めての戦いであるからな、他の勇者たちを見ておいた方がよかろう」
 そういってにっこりと笑う。戦闘前で緊張している二人の表情が若干緩んだ……ように六道丸には見えた。
「入学前に植木とはイキなロマンってやつなのですね」
 イヴも話に加わってくる。 
「共に成長する植木さんを掘り起こされてしまう悲しみはなんとなく理解できるのです」
「ありがとうございます。村に代々伝わる伝統なんですよ」
 ジェーンがイヴと会話している後ろで、ヴィクターはレーネに話しかけられていた。
「レヴさん、わたくしはいっしょにたたかうみなさんのおけがをなおします」
「は、はい」
 何だろう、という表情をするヴィクターに、レーネは頼む。彼に勇者として、英雄として育ってほしいから。
「みなさんをささえるわたくしをまもってくださいませんか?」
「ああ、わかった……わかりました」
 若干戸惑ったような表情を浮かべながらも、ヴィクターは素直にうなずいた。
「ヴィクター、私からもひとつアドバイスだよ!」
 ビャッカもヴィクターに声をかける。
「『考え無くして止まるな!』だよ」
「えっと、それはどういうこと……ですか?」
「迷いや恐れで止まるべからず。常に考えて動くべし。ってことだよ。危機にこそ、勇気を出すんだ!」
「はい!」
 ビャッカの力強い言葉に、ヴィクターはしっかりとうなずいた。


 広場のあちらこちらには土が盛り上がった跡がついていた。どうやら土龍も原生生物のそれと同様に、移動した痕跡を残すようだ。
「これなら居場所もばっちりわかるわね」
 ニムファーは自分の考えが正しかったことにほっとした。これならば戦いやすいだろう。
 ところどころに開いている穴から赤く光る眼が覗いているが、こちらに向かってくる様子はない。人の気配を察知して警戒しているのだろうか。
「みんな、用意はいい?」
 リベールがポケットに手を入れながら、声をかける。皆一様にうなずいた。
「じゃあ、打ち合わせ通りいくわよ」
 リベールの合図を皮切りに、戦いが始まった。

 リベールは手にした匂い袋の口を緩める。様々な肥料や土を混ぜ合わせたそれは、どこか懐かしい大自然の香りを感じさせる。ただ、若干匂いがきついと感じなくもないが……。
 リベールたちにとっては若干で済む匂いだが、嗅覚の発達した土龍たちの反応は劇的だった。地面のあちらこちらが盛り上がり、リベールへ向かってくる。
(……来る!)
 動きを読み切ったリベールは、地中から飛び出して鋭い爪をひっかけようとした最初の土龍に反撃を叩き込む。
「食らいなさい!」
 革紐を巻いた右手で拳を入れつつ、逆の手に持った匂い袋の中身をぶちまける。
「――!」
 土龍は声にならない悲鳴をあげる。鋭い嗅覚を持つ彼らに、効果はてきめんだったようだ。リベールを地中に引きずり込もうと、最初の土龍に続いていた一団がひるむ。
(今が好機かのう)
 それを見た六道丸は、言の葉に強い想いを込める。仲間を勇気づけ、魔物と戦うために。そして、少年たちとその先達たちの思いが詰まった広場を守るために。
「さあ精霊王よ、御照覧あれ! 此処なるは精霊の加護もきらきらしき、魔を討ちて民を護りし勇者たちと、その卵なり!」
 六道丸の言葉に勇気づけられた仲間たちは、次々と土龍の群れに挑んでいく。
 六道丸自身は自らの声に引き寄せられた土龍の攻撃をひきつける。十分にひきつけ、体を幽体化する。攻撃が空振りしたことに驚愕の表情を浮かべた……ように見えなくもない土龍に、双剣の一撃を叩き込む。
「フフフ、こわやこわや。喰らったらひとたまりもないのう」
「行くわ!」
 ニムファーは手にした二対の剣を操り、ひるんだ土龍の一匹に切り付けていく。聖夜の折、今を司る精霊より授けられたものだ。
(深追いはしない。奇襲には注意……っと!)
 攻撃を行いながらも、地面の痕跡には注意を払って、自分と仲間たちが孤立しないよう注意を払っていた。
「効率良く刈り取る、それが私のお仕事です」
 イヴも手近な土龍を相手取る。自らの内から生まれる敵意をぶつけられた土龍は、目に見えて動きがにぶる。そこを手にした双剣で狩っていく。
「殺す事で喜ばれるとは実に都合が良いのです」
(あまりかわいい顔ではないですね。これなら悲しみを背負わずにすむのです)
 土龍がモグラのようにかわいい顔だとしたら悲しいと思っていたイヴだが、土龍の顔はお世辞にもかわいいとは言えない。心置きなくイヴは土龍を狩っていく。
(わたくしはみなさんをささえつづけます)
 レーネは味方の位置を見ながら、適切な位置に移動し続ける。けして前に出すぎないように、かといって仲間から離れすぎないように。自分を守ってくれるヴィクターの動きも妨げないように、手にしたラッパで奏で続ける。
「えいっ!」
 ヴィクターも今のところ突出する様子はなく、手近な土龍に剣を振り下ろしている。レーネや仲間たちの気配りのおかげだろう。
「君が人を襲うというのなら、私は戦うよ!」
 ビャッカも土龍を相手取る。鋭い爪の一撃をひっかけられないように気を付けながらかわし、手にした剣で重い反撃の一撃を叩き込む。一撃を食らった土龍は音もなく崩れ落ちる。
 フィリンはヴィクターをかばえるように気を配りながら、ジェーンをも守っていた。前衛の仲間が取り逃した土龍がこちらまで襲ってくることもあるが、それに対するフィリンの対応は落ち着いていた。
「光を呼べ、水晶の輝きよ! ウィズマ・アーダ!」
 手にした剣に魔力を込める。剣の切っ先が、ぐいっと一伸びして襲ってきた土龍の体を貫いた。
(私が傷つくと、あの二人が気に病むでしょうし……)
 自らが背負った重荷を、彼らに背負わせるわけにはいかない。
「スタンテッド家の名にかけて、使命を遂行する!」
「ありがとうございます。助かります!」
 ジェーンもフィリンや仲間たちに守られているおかげで、土龍の攻撃を食らうことなく魔法に専念できていた。土龍と生徒たちの戦いは、激しさを増していった。


 土龍は数を頼みに押してくるが、数多くの修羅場をくぐってきた生徒たちとの力量の差は歴然としていた。
 魔物たちは方針を変え、一部の土龍が植えられた木に向かっていく。
「てめえら、その木に触るな!」
 ヴィクターが激高し、飛びかかっていこうとする。が、
「させないわよ!」
 ニムファーが自らの魔力で作り上げた光の玉を土龍めがけて放つ。白銀色の魔法陣とともに撃ち出されたそれは土龍の体をやすやすと貫いた。
「離れた程度で逃げられると思わないことね」
 リベールも魔力球を撃ち出す。アークライトであるニムファーの魔法陣は白銀色だったが、ヒューマンであるリベールの魔法陣は水色だ。
「お主も生きていただけであろうに、災難であったな。せめて、なるべく早めに済ませるとしよう」
 六道丸も魔力を練り上げ、紫の魔法陣とともに撃ち出す。木を掘り起こそうとしている土龍が魔力玉を食らい、音もなく崩れ落ちた。
「皆さんすごい……僕も負けていられません!」
 ジェーンも自らの魔力を球にして打ち出す。六道丸やリベール、ニムファーに比べると威力は落ちるものの、攻撃を受けた土龍をひるませるには十分だ。
「おっと、危ないのです」
 攻撃を受けて激高した土龍がジェーンに向かってきた。振るわれたかぎ爪の攻撃を、イヴが代わりに受ける。
「すみません! 大丈夫ですか!?」
「大丈夫なのです。痛くないのです」
 とっさにカルマの他種族とは異なる特別な肉体により、痛みを打ち消した。
「レヴさん」
 皆の傷をいやすことに集中していたレーネが、ヴィクターに声をかける。
「ふるいつづけてきた刃が、いだきつづけてきたあこがれが、きっとあなたの未来をきりひらく」
 エリアルだけが使える、言葉に想いを乗せて届ける詩。
「ひとびとをまもる英雄への道を」
「おおおおおっ!」
 レーネの応援に勇気づけられたヴィクターが、土龍の一匹を切り伏せる。
「やった!」
「危ない!」
 別の土龍がヴィクターの死角から襲い掛かる。だが、爪の一撃がヴィクターを切り裂く間際、体を割り込ませたフィリンが攻撃を代わりに受ける。
「フィリンさん!」
「……大丈夫よ」
 返しの一撃で土龍を屠り、フィリンが立ち上がる。ポケットの中に入っていたうさぎのぬいぐるみが身代わりになってくれたようだ。
「すみません! 俺が油断したから……」
「反省はあと。まだ戦闘中よ!」
「はい!」

 土龍たちは最後の抵抗として、せめておとり役のリベールだけでもと地中に引きずり込もうとする。
「……くっ!」
 足元が崩れ、リベールの体勢が崩れる。だが、すかさずイヴがロープの端をつかんで土龍の意図を阻止する。
「これでラスト……ねっ!」
 リベールは最後の一匹を穴から引きずり出す。土龍もかぎ爪を振り回して抵抗するが、格闘技の心得があるリベールは土龍の脚をつかんで離さない。
(ただ、この体勢だととどめは刺せないわね……なら!)
「ビャッカ!」
 名前を呼んでビャッカのほうへ投げ飛ばした。
「まかせて!」
 ビャッカはドラゴニアの大いなる象徴である、龍の翼を羽ばたかせる。全速力で舞い上がり、土龍の懐に突っ込んだ。
「駆けるは疾風が如く! 振り抜くは稲妻が如く! 届け、雲耀の速さ! チェストォォォーーーッ!!!」
 勢いを乗せて両手に握った剣を思い切り振り下ろす。土龍は両断され、そのまま動かなくなった。


「みなさん、ありがとうございました」
「ありがとうございました!」
 土龍のいなくなった広場で、ヴィクターとジェーンは生徒たちに向かって深々とお辞儀をした。
「よき来世を得るがよい」
 六道丸はポケットに忍ばせた線香を取り出す。魔物であるが、それ以前に生物である。そんな彼らのために、六道丸は祈る。ひとすじの煙が広場に立ち上った。
「あなたたち、これで実戦を経験したわけだけど……」
 フィリンが二人に話しかける。
「まだ勇者を目指す気はある?」
 二人は顔を見合わせ、ゆっくりとうなずいた。
「なら、フトゥールム・スクエアはいつでもあなたたちの入学を待っているわ。私たちも後輩ができると嬉しいから」
「フトゥールム・スクエアの学園理念にはこうあります」
 レーネはヴィクターに語り掛ける。
「『人々を救うことができる存在、勇者の育成を行う』と。」
「わたくしはレヴさんにひとびとをまもれるようになってほしいです。それこそが勇者、そして英雄だとわたくしはおもうから」
「わかりました! 人々を守れるような勇者になれるよう、頑張ります!」
 ヴィクターは力強く返事をする。そんな彼らと思い出の詰まった木々が立ち並ぶ広場を見ながら、皆はこの広場を守れたことに安堵するのだった。



課題評価
課題経験:65
課題報酬:2000
思い出の広場を守って!
執筆:はまなたくみ GM


《思い出の広場を守って!》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《勇者のライセンサー》 フィリン・スタンテッド (No 1) 2020-03-12 19:05:28
勇者・英雄コースのフィリンよ、よろしく。

広場を守るために土龍退治と、後はヴィクターとジェーンをどうするか、ね。
気持ち的には一緒に戦わせてあげたいところだけど…

《ゆうがく2年生》 蓮花寺・六道丸 (No 2) 2020-03-12 23:17:41
芸能・芸術コース、蓮花寺・六道丸。
これが初めての戦闘依頼となるが、よろしく頼む。

戦わせても戦わせなくてもリスクがある……のであれば、
少年たち……特にヴィクターは戦いたいであろうし、拙僧もそうさせてやりたいのう。

《ゆうがく2年生》 リベール・ド・ヴァンセ (No 3) 2020-03-13 00:19:16
勇者・英雄コースのド・ヴァンセよ。
さて、例の二人はマドガトルや石の剣を使えるようだから、ずぶの素人じゃないわね。入学できるなら才能もあるはず。やる気があるならやらせましょう。勿論攻撃は私達が引き付けるべきだけど。
帰る所が近くにあって助っ人(私達)もいる今なら、彼らの覚悟と素質を示すいい機会でしょう。いわばこれは、入学前の実践試験になるわ。

で、次に敵への対処法だけど、何か臭いの強い物を持っておびき出して、襲ってきたところをひっつかんでぶっかけようかしら。そうすれば、嗅覚を活かせなくなって上手く動けなくなるかも。
一度攻撃を受けることになるだろうけど、一人で戦うわけじゃないしね。

《ゆうがく2年生》 蓮花寺・六道丸 (No 4) 2020-03-13 04:59:42
ふむ……モグラのような魔物であるなら、聴覚も発達しているのであろうし、嗅覚を潰されたら聴覚に頼るかの。
首尾よく鼻を潰せたら、拙僧が『演奏』の音で引きつけてみようか。
ここに集まっておる中では拙僧が一番ひ弱であろうが、幸いヤツの攻撃手段は物理に偏っておる。
幽体化の物質透過で無効化しつつ、パワーアップした総攻撃を仕掛ける好機となるやもしれぬ。

あとは土龍が地面に潜った場合、その居所を捕捉する術があるとよいが……地面の隆起に注意する、くらいしか思いつかぬな。

《這い寄る混沌》 ニムファー・ノワール (No 5) 2020-03-13 18:17:28
ニムファー・ノワール17歳です!(ぉぃぉぃ
よろしくお願いしま~す!

モグラのような魔物ね。動物のモグラだと地表付近を移動すると土が盛り上がった跡がつくわね。魔物が同じような痕跡を残すかどうかはわからないけど。


《後ろの正面》 イヴ・イルシオン (No 6) 2020-03-13 21:28:27
黒幕・暗躍コースのイヴなのです。よろしくなのです。
モグラさんみたいな竜なのですか。
目立つ役の人にはロープで命綱でも作っておくですか?

《奏天の護り姫》 レーネ・ブリーズ (No 7) 2020-03-13 22:01:34
芸能・芸術コースのエルフ、レーネです。よろしくおねがいします。


村のおとこのこたちがいっしょにたたかうのでしたら、
わたくしをまもってもらうようにおねがいしてみようかなっておもいます。
そしたら孤立しないですみそうですから。

わたしはみなさんのおけがをなおしていようかなってかんがえてます。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 8) 2020-03-14 00:28:25
ひゅー、また新顔お初な魔物じゃーん。
仕留めた魔物の所有権がどーのなお話はなかったし、もらっていーんだよね?
分解に使う刃物は爪使えばいーとしてー、お肉焼く火種ほしーな。現地で借り使える?

ゆーしゃ様志望のおふたり様参加するかどーかはザコちゃんどっちでもだし、多勢に多数決的なあれ?
もう過半か。決まってた。

ザコちゃん何役でも汚れ役でもモブ役でもいーんだけど。
露骨の明らかに人手が足りない立場配役があったらそっち寄るかなーってあれ。
別にこれで決まり固定じゃないけどー、ざっくり分けるとして

〇攻撃役(妨害も含む?)
〇防衛役(戦闘参加させることを加味するとその介助も兼ねる?)
〇その他補助(回復、罠設置等)

ってなるんだろーし。1箇所8人は笑けるでしょ?ザコちゃんは止めないけど。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 9) 2020-03-14 00:34:03
でー、察知に使う匂い逆手にどっこいしょで、潰しちゃうのは良き良きかもね。

(購買部のチラシぱらぱら)
んー。この中で匂い強いのっていうとー、
【恋の薬】【匂い袋】とかかな。嗅覚潰しってだけなら【コショウ】もありみ。
でも、挙句の結局ここに木植えんだし、土壌汚染がほにゃららで難癖ベタベタされたら困るしー。
そのへん考えたら匂い袋が気楽なのかな。でも掘り返さまくった土の中に強い土の匂いって埋もれみ?

…もしくはだけど、【水筒】に御手洗の汚水詰めちゃう?天然肥料だし、臭いは強烈じゃん?ふふ。

位置把握的なあれは【発煙筒】もいーかなってちょっと考えてた。
引きずり込み取られたら、土の隙間からでも煙が漏れ零れたら目立つでしょ。
色別2本入りだから個体把握にも使えるし。把握出来っかは別として。

《勇者のライセンサー》 フィリン・スタンテッド (No 10) 2020-03-14 11:06:50
>役割分担
ヴィクターたちはみんな同行でよさそうね。
なら私は防御役で、二人のフォローに回ろうかなと考えてるわ。
元々カウンタースタイルだから、そう負担もないし。


>匂い
色々考え着くけど、悪臭、刺激臭はこっちも精神的ダメージくるから、芳香系にしておきたいわ…
うっかりひっかけたくないし。ないし(大事な事なので二度)

《ゆうがく2年生》 蓮花寺・六道丸 (No 11) 2020-03-14 18:42:43
>匂い
植樹するなら、木に優しいのはやはり匂い袋かの……
酒なども匂いは強い……と思うたが、
ひょっとすると恋の薬より木に有害かもしれぬ、やめた方がよいな。
(匂いは気にしなければいいじゃないか、と思わんでもないが、乙女心はデリケートだ。言うのはやめておこう)

引きつけて無効化するのはどれであろう……防衛役?

《ゆうがく2年生》 リベール・ド・ヴァンセ (No 12) 2020-03-15 01:38:00
ロープは最初の攻撃を受ける時に役に立つかもね。私にやってくれるならお願いするわ。

《後ろの正面》 イヴ・イルシオン (No 13) 2020-03-15 11:20:56
了解なのです、ロープは用意しておくのです>リベール

《大空の君臨者》 ビャッカ・リョウラン (No 14) 2020-03-15 21:05:56
勇者英雄専攻のビャッカ・リョウランだよ。
遅くなったけど、よろしくね。

私は攻撃役かな。
両手剣を構えて前衛に出るよ。

《這い寄る混沌》 ニムファー・ノワール (No 15) 2020-03-16 11:55:44
私も攻撃役で行っちゃおうかなぁ。

補助はほとんど出来ないし、防衛はポカしそうだし^^;

《ゆうがく2年生》 リベール・ド・ヴァンセ (No 16) 2020-03-16 21:27:04
リョウラン、敵を引きずり出して投げ飛ばせないか試してみる。
上手くいったら誰かにぶちかましてほしいの。特に攻撃力のありそうなあなたに。

(ジャックフロストの件での因縁を盛り込めないかと考えています。いかがでしょうか)

《後ろの正面》 イヴ・イルシオン (No 17) 2020-03-17 20:09:49
私も最初以外は一応攻撃しに行くのです

《ゆうがく2年生》 蓮花寺・六道丸 (No 18) 2020-03-17 20:12:44
演奏……と言ったが、まともな楽器がないので鼓舞激励を覚えてきた。
あとは、一応汚れ耐性を持って行こうかの。
時間も残り少なくなってきたが、くれぐれも漏れのないようにな。

《大空の君臨者》 ビャッカ・リョウラン (No 19) 2020-03-17 20:13:12
>リベール
分かったよ。
隙が出来たら大技狙うつもりだったから、上手く行きそうならそのタイミングに合わせるよ。

(因縁…時間的に間に合うか分かりませんが、盛り込んでもらって構いません)

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 20) 2020-03-17 23:23:36
もうすぐ出発提出だから顔だけ出しに来た。
ぎりぎりまで読み確認はするけどさ。対応調整できっかびみょいし。

とりまザコちゃんは、【匂い袋】とおびき出しのために【清廉のオルゴール】持ってってー、
攻撃だか防衛だかどっちつかずモブでちょっかいかけてっかな。そんな感じのあれ。
なんせよ、出し忘れないよーにね。出さないと交通費交通費。