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ゆうカレ!


ストーリー Story

「えぇっと……これは?」
「現在鋭意製作中の魔法遊戯、『ドキドキラブラブ☆ゆうしゃのカレぴっぴ~新入生だけどがんばるもんっ!~』。略して、『ゆうカレ!』の、箱です」
「箱」
「箱です」
「……それを、学園の受付に持ってきて、こちらはどのようにすればいいのでしょうか」
 困惑した風に目の前の(おそらく)依頼人を見つめ返す【ウケツ・ケ】は、ファンシーな図柄とタイトルの書かれた空箱を、困ったように弄ぶ。
「我々は、乙女のきゅんがめいっぱい詰まった魔法遊戯、乙女魔法遊戯を開発したく、日々研究と製作を続けています」
「……はい?」
「その開発のために、こちらの生徒さんたちにお手伝いをしていただきたいと依頼をしに来たのですが」
「あの、その得体のしれない遊戯とはいったい」
「ああ、魔法遊戯が何かを知りたいと仰るのですね?! よいでしょう。私が懇切丁寧に、みっちり、めっちり、びっちゃりと教えて差し上げましょう!」
 お手々をわきわき。
 じりじりと迫りくる女性に、ウケツは本能的な恐怖を感じて後退った。

『よくわかる! 魔法遊戯!』
 魔法遊戯とは! 架空の世界で行われる冒険や、遊びを体感できる遊戯のことである!
 まるで異世界! まるで現実! 魔法遊戯の世界の中に入って、ひとりのプレイヤーとして遊ぼう!
 時には魔王を倒したり! 時にはよその家のごみ箱を漁ったり!
 例えば料理をしてみたり! 楽しくお勉強だって出来ちゃうかも?!
 どんな世界を体験できるかは、魔法遊戯の記録媒体次第!
 みんなも、別の世界で遊んでみない?!

 まるで子供に読み聞かせるかのような紙芝居を取り出し、鼻息荒くウケツに説明した女性。
 ウケツのメガネの下は虚無の顔。
(全然わからん)
「どうです? よく分かる説明でしょう!」
「よく分からないことだけは分かりました」
 返答に、紙芝居を落とす女性。
「ああ、もう! どうして分かってくれないの!」
 むっきぃ。
 ポケットから取り出したハンカチをかみかみする女性は、ウケツに向かって硬そうな四角いもの――箱とは違うようだ――を向ける。
「体験してもらった方が早いようですね」
「なにを」
「受付さん。あなたは今から……」
 ばーん。
 指をさす代わりに、四角いものからピンクの光が流れ出る。
「女学生になってもらいます!」
「ナ、ナンダッテー!」

 あたし、ウケツ・ケ!
 今日からこの魔法学園に入学するの!
 うわぁ、どんなことが起こるんだろう……。
 魔法薬の実験で大爆発を起こすかな? 箒に乗って雲のずっと上まで飛んでいくかもしれないわ。
 それからそれから、地中から掘り出したマンドラゴラと運命的な出会いをしちゃったり……きゃーっ!
 うん、すっごくドキドキしてきちゃった!

 きーんこーんかー。

 いけない! 入学式の時間だわ。
 体育館はどっちかしら、きゃっ!
 もう! だれよ向こうからムーンウォークでやってきて、空中バク転三回転を決めたうえできれいに着地してぶつかってきたのは!
「おっと、ケガはないかい、マドモアゼル?」
 手を差し伸べてきている、この男の人は、先輩?
「すまないね、少し急いでいて、ついムーンウォークで空中バク転三回転を華麗に決めてしまったんだ」
 ああ、『急ぐから』と言って桜舞い散る道を足早に去って行ってしまったあの人。
 この気持ちは、まさか……。

『魔法学園の新入生として入学してきた貴女。貴女はこの学園で、たくさんの出会いを繰り返し、そして運命の彼ぴっぴを見付けていくのです』

 ふー、と長い溜息。
 溜息の分だけ、沈黙が落ちる。
「どうでした? 恋、したくなったでしょう? これが! 『ゆうカレ!』体験版です!」
 ウケツは徹夜で書類仕事をした時のように、眉間を人差し指で揉み解す。
「たしかに、魔法遊戯については分かりました。要するに、ある一定の記録を再生し、プレイヤーに没入体験をさせる遊戯ですね」
「ロマンの欠片もない言い方で非常に不満が残りますが、概ねその通りです」
「その記録媒体にそういう魔法を組み込んでいるのでしょうね。よくできていると思います」
 女性が得意げな顔になったところ、『だからこそ』とウケツが遮る。
「あのクオリティは看過できません! なんですか、マンドラゴラと運命的な出会いって! なんですか、ムーンウォーク決めた後にバク転する不審人物って!」
 そもそも魔法薬学で毎回鍋が爆発してたまるかー!
 ウケツの心よりの叫びである。毎回毎回、予算が。
「そしてですね、おそらくこのゆうカレ! のコンセプトは、きっとこの主人公に恋愛をさせる、そんなゲームなのでしょう」
「ええ、そうです」
「だったら!」
 ばあん。
 ウケツ、机をばあんする。
「せめて魅力的な登場人物を作りましょうよ! 顔がリアル茄子の人間なんて、恋愛対象になり得ないんですよ!」
「モデルと予算が足りねえんだよー!」
 女性は魂からの咆哮を響かせた。

「ええー、そういう経緯もありましてね。ここに集まってくれた皆さんにぜひ、この魔法遊戯の登場人物のモデルになってほしいんですよ」
 もちろん、集まってくれているのが男性だけとは限らない。
「依頼人からの登場人物についての要望……? これ要望になるんですかね? を伝えさせていただきます」
『百合展開? アリ寄りのアリ』
『薔薇展開? いいじゃない! そうだ、開始時に主人公の性別を選べるようにするのも面白いわね!』
『男装? ……もう! 乙女心擽るナイスアイデア! この案を考えた鬼才はどなた?!』
 ウケツはメモをぱたんと伏せた。
「要するに皆さんには、乙女心をくすぐる登場人物のモデルになり、どんな行動をしてどんな台詞を言うのか、考えてほしいそうですよ。……ああ、それから、どんな行動を相手がすれば好感度が上がるか、また下がるか、なんかも」
 よろしくお願いしますね。
 そう頼むウケツ。
 いつもパリッとキメているスーツは、心なしか皺が寄ってくたびれている気がしてならない。
 何を隠そう、既にキャラクターのモデルにされたばかりなのである。
 やや疲れている彼に同情を禁じ得ないが、それはきっとここにいる誰にも伝わることはないのだろう。


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 6日 出発日 2020-03-30

難易度 とても簡単 報酬 通常 完成予定 2020-04-09

登場人物 8/8 Characters
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。
《ゆうがく2年生》蓮花寺・六道丸
 リバイバル Lv13 / 芸能・芸術 Rank 1
名前の読みは『れんげじ・りくどうまる』。 一人称は『拙僧』。ヒューマン時代は生まれ故郷である東の国で琵琶法師をしていた。今でもよく琵琶を背負っているが、今のところまだ戦闘には使っていない。 一人称が示す通り修行僧でもあったのだが、学園の教祖・聖職コースとは宗派が異なっていたため、芸能・芸術コースに属している。 本来は「六道丸」だけが名前であり、「蓮花寺」は育ててもらった寺の名前を苗字の代わりに名乗っている。 若い見た目に不釣り合いな古めかしい話し方をするのは、彼の親代わりでもある和尚の話し方が移ったため。基本的な呼び方は「其方」「〜どの」だが、家族同然に気心が知れた相手、あるいは敵は「お主」と呼んで、名前も呼び捨てにする。 長い黒髪を揺らめかせたミステリアスな出で立ちをしているがその性格は極めて温厚で純真。生前は盲目であったため、死んで初めて出会えた『色のある』世界が新鮮で仕方がない様子。 ベジタリアンであり自分から肉や魚は食べないが、あまり厳密でもなく、『出されたものは残さず食べる』ことの方が優先される。 好きなもの:音楽、良い香りの花、外で体を動かすこと、ちょっとした悪戯、霜柱を踏むこと、手触りのいい陶器、親切な人、物語、小さな生き物、etc... 嫌いなもの:大雨や雷の音
《比翼連理の誓い》オズワルド・アンダーソン
 ローレライ Lv22 / 賢者・導師 Rank 1
「初めまして、僕はオズワルド・アンダーソン。医者を志すしがないものです。」 「初見でもフレンド申請していただければお返しいたします。 一言くださると嬉しいです。」 出身:北国(リゼマイヤ)の有力貴族の生まれ 身長:172㎝ 体重:60前後 好きな物:ハーブ、酒 苦手な物:辛い物(酒は除く) 殺意:花粉 補足:医者を志す彼は、控えめながらも図太い芯を持つ。 良く言えば真面目、悪く言えば頑固。 ある日を境に人が触ったもしくは作った食べ物を極力避けていたが、 最近は落ち着き、野営の食事に少しずつ慣れている。 嫌悪を抱くものには口が悪くなるが、基本穏やかである。 ちなみに重度の花粉症。 趣味はハーブ系、柑橘系のアロマ香水調合。 医者を目指す故に保健委員会ではないが、 保健室の先輩方の手伝いをしたり、逃げる患者を仕留める様子が見られる。 悪友と交換した「高級煙管」を常に持ち、煙草を吸う悪い子になりました。
《不屈愛の雅竜天子》ミサオ・ミサオ
 ドラゴニア Lv18 / 魔王・覇王 Rank 1
「ミサオ・ミサオ。変な名前だろう。 この名前は誰よりも大切なあの子からもらったんだ。」 名前はミサオ・ミサオ。無論本名なわけがない。 外見年齢は20代、本年齢は不明。 本人曰く100越えてんじゃないの、だとか。 職業はギャンブラー。 学園に入る前は彫刻師、薬売りなどいくつか手に職を持っていた。 魔王コースを選んだのは、ここが楽だと思ったからだそうだ。 遠慮なくしごいてくれ。 性格はマイペースで掴み所がなく飄々としており、基本滅多に怒ることがない。 面白そうなことや仲の良い友人が居れば面白そうだとついて行き、 好きな人や大切な人にはドロドロに甘やかし、自身の存在を深く刻み付け、 飽きてしまえば存在を忘れて平然と見捨てる外道丸。 いい子には悪いことを教えたり賭け事で金を巻き上げ、 そして悪友のオズワルドや先輩先生にこってり絞られる。 恋愛したい恋人欲しいと言っているが、一途で誰も恋人を作ろうとしない。 たくさん養ってくれる人大好き。 趣味は煙草と賭け事。 特技は煙草芸、飲み比べ、彫刻。
《1期生》アケルナー・エリダヌス
 ローレライ Lv20 / 勇者・英雄 Rank 1
目元を仮面で隠したローレライの旅人。 自分のことはあまり喋りたがらない。適当にはぐらかす。 ふとした仕草や立ち居振舞いをみる限りでは、貴族の礼儀作法を叩き込まれてるようにもみえる。 ショートヘアーで普段は男物の服を纏い、戦いでは槍や剣を用いることが多い。 他人の前では、基本的に仮面を外すことはなかったが、魔王との戦いのあとは、仮面が壊れてしまったせいか、仮面を被ることはほとんどなくなったとか。 身長は160cm後半で、細身ながらも驚異のF。 さすがに男装はきつくなってきたと、思ったり思わなかったり。 まれに女装して、別人になりすましているかも? ◆口調補足 先輩、教職員には○○先輩、○○先生と敬称付け。 同級生には○○君。 女装時は「~です。~ですね。」と女性的な口調に戻る。
《メメルの婚約者☆》仁和・貴人
 ヒューマン Lv33 / 魔王・覇王 Rank 1
「面倒にならないくらいにヨロシクたのむ」                                                                                                                                                 名前の読みは ニワ・タカト 身長:160㎝(本当は158cm位) 体重:45kg前後 好きなもの:自分の言う事を聞いてくれるもの、自分の所有物、メメたん 苦手もの:必要以上にうるさい奴 嫌いなもの:必要以上の労働、必要以上の説教 趣味:料理・・・だが後かたづけは嫌い    魔王っぽく振る舞っている    此方の世界の常識に疎い所がある キャラとしてはすぐぶれる 物理と科学の世界からやってきた異邦人だが、かの世界でも世界間を移動する技術はなくなぜここに来れたのかは不明。 この世界で生きていこうと覚悟を決めた。 普通を装っているが実際はゲスで腹黒で悪い意味でテキトー。 だが、大きな悪事には手を染める気はない。 保護されてる身分なので。 楽に生きていくために配下を持つため魔王・覇王科を専攻することにした。 物欲の塊でもある。なお、彼の思想的には配下も所有物である。 服装は魔王っぽいといえば黒。との事で主に黒いもので固めていて仮面は自分が童顔なのを気にして魔王ぽくないとの事でつけている。 なお、プライベート時は付けない時もある 色々と決め台詞があるらしい 「さぁ、おやすみなさいの時間だ」 「お前が・・・欲しい」 アドリブについて A  大・大・大歓迎でございます 背後的に誤字脱字多めなので気にしないでください 友人設定もどうぞお気軽に
《ゆうがく2年生》ドライク・イグナ
 ルネサンス Lv14 / 村人・従者 Rank 1
「あっしはライク・・・そう、ライクって呼んでほしいっすよ」 一人称は『あっし』『ライクさん』 二人称は『そちらさん』『~のにーさん』『~のねーさん』 ドラゴニアの方限定で『未来の我が主』 ただし、レダさんに限ってはホイッパーのにーさん 語尾は~でヤンス、~でゲス、~っスと安定しない。 三下ムーブ。 笑うのが苦手 身長:180㎝ 体重:85kg前後 好きなもの:自分を特別扱いしない人、自然に接してくれる人、美味い食べ物 苦手もの :家族、集落の人々。自分を持ちあげてくる人。 嫌いなもの:まずい食事。自分の名前。 趣味は筋トレ、狩り、釣り。 サバクツノトカゲのルネサンス 感情が豊かで涙もろい・・・が種族の特徴なのか能力が暴走しているのかよく血の涙を流す。 その血に毒性はないし、勢いよく噴射することもできないが血には変わりはないく不健康そうなのは常に貧血気味のため。 シリアスはホラーにコメディではカオスになる? ちょろい。よく餌付けされる。 将来の展望は特になく卒業までに何かしらの職につけるだけの技能を習得出来たり、ドラゴニアの主君を得られればラッキーくらいにしか考えてない。 祖流還りによる必殺技は『毒の血の涙(目からビーム)』 そこそこの量の毒性を持った血液を相手に向かって噴射する。 自分は貧血になりぶっ倒れる。 相手はびっくりする。血がかかったところが痒くなる。
《マルティナの恋人》タスク・ジム
 ヒューマン Lv36 / 勇者・英雄 Rank 1
村で普通に暮らしていましたが、勇者に憧れていました。 ここで学んで一人前の勇者になって、村に恩返しをするのが夢です。 面白いもので、役所勤めの父の仕事を横で見聞きしたことが、学園の勉強とつながり、日々発見があります。 (技能はそういう方針で取得していきます) また「勇者は全ての命を守るもの、その中には自分の命も含まれる」と仲間に教えられ、モットーとしています。 ※アドリブ大歓迎です! ※家族について デスク・ジム 村役場職員。縁の下の力持ち。【事務机】 (※PL情報 リスクの子) ツィマー・ジム おおらかな肝っ玉母さん。 【事務室・妻】 シオリ・ジム まじめできっちりな妹 【事務処理】 チェン・ジム のんびりマイペースな弟 【事務遅延】 ヒナ・ジム 可愛い末っ子 【事務雛型】 リョウ・ジム 頑固な祖父 【事務量】 マーニー・ジム 優しい祖母。故人 【事務マニュアル】 タックス・ジム 太った叔父。【税務事務】 (※PL情報 リョウの子) リスク・ジム マーニーの元婚約者でリョウの兄。故人【事務リスク】 ルピア・ジム 決まった動作を繰り返すのが大好きなグリフォン。【RPA事務】 ※ご先祖について アスク・ジム 始祖。呼吸するように質問し、膨大なメモを残す。【事務質問】 「あなたのお困りごと、お聞かせいただけませんか?」 セシオ・ジム 中興の祖。学園設立に向けて、土地や制度等に絡む諸手続きに貢献。【事務折衝】 「先祖の約束を今こそ果たす時。例え何徹してもやり遂げる!」

解説 Explan

 乙女ゲームのキャラクターになってください!

〇目的
 魔法遊戯(便宜上、以下ゲームと呼ぶ)の中のひとつ、乙女ゲームの登場人物になってください。

〇開発が欲しがっているデータ項目
 ・身長、体重、性別、年齢(不明も可能)
 ・どんなキャラクター像であるか(もちろん、実在の人物とまったく正反対の性格でも可とする)
 ・どんな台詞を言いそう?
 ・スチルが発生するイベント(展開が進むための重要なシーン)はどんなもの?
 ・どんな行動をされたら好感度が上がる?
 ・どんな行動をされたら好感度が下がる?
 ・攻略難易度はどのくらい? 一番難しい難易度を10として答えてね!

【PL情報】
 魔法遊戯とは、イメージとしてはVRゲームのようなものです。
 没入体感型VRです。


作者コメント Comment
 宇波の恋愛は架空で充分です


個人成績表 Report
チョウザ・コナミ 個人成績:

獲得経験:54 = 45全体 + 9個別
獲得報酬:1440 = 1200全体 + 240個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
まほーゆーぎ。なにそれ。
どきどきらぶら……なおのことなにそれ。
全くわかんない世界だし、恋とか愛とかうえーってなるけど、技術には興味ありみ。
次回は別の方向やらない?それ報酬で。世界の植物とか生物取り込んでいつでも立体的に見るとかさ。

で、登場人物の一人になれってー?
ザコちゃんはザコちゃんでしかないし。ザコちゃんでいーよ。ただの1モブ。
皆が全員、好意ガン向けだったら気味悪恐怖でしょ。だからザコちゃん1人くらいは、そーでもない存在でもいーんじゃん?

助言とか手助け?敵対関係や手回し?
んー、そーいう面倒いこともしないかな。
面白そーな場面でちょっかいかけてー、ちょいちょい聞いてー、帰る。そんだけ。

蓮花寺・六道丸 個人成績:

獲得経験:54 = 45全体 + 9個別
獲得報酬:1440 = 1200全体 + 240個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
アドリブ絡み歓迎
彼岸院・紅蓮(ひがんいん・ぐれん)
身長 175cm
体重 不明
性別 男
年齢 不明(学年は主人公の一個上)

ほぼ六道丸そのまま、使命のために存続する琵琶法師のリバイバル
攻略難易度は3
文化的なこと(音楽鑑賞や食事)を共にすると上がりやすく
人に迷惑をかけたり、責任を誰かになすりつけると下がる
友好的な性格で、分かりづらい地雷もないためクリアは易しい

マルチエンドがあり
他の攻略対象の好感度が一定以下だとトゥルーエンド
終盤で襲撃してくる巨大妖魔と相討ちになり、使命を果たすことが出来た紅蓮は満足して消滅する
一定以上でハッピーエンド
新たに想い人という未練ができ、生きたいと望むようになる

オズワルド・アンダーソン 個人成績:

獲得経験:54 = 45全体 + 9個別
獲得報酬:1440 = 1200全体 + 240個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【心情】売り上げは是非とも、報酬にお願いしますね?


キャラ:ドクター・ジュリアン(偽名)
身長:170cm
体重:56kg
性別:男
年齢:70代(外見年齢:20代/学年は上)

真面目で優しい医者志望の保健委員長、だが実は裏でタバコ吸ってる悪い大人。
幼馴染で悪友のミサオと行動を共にしている。

好感度上:模範的行動、秘密を守る、薬草やタバコをプレゼント
好感度下:医者の言うことを聞かない、健康に反する行動(手洗いうがいしないなど)、相方を悪く言う

台詞:
「こんにちは、本日はどのようなご用件で?」
「医者が煙草を吸ってはいけないと誰が言いました?」
「分からない部分が?僕でよければ。そこはですね……なんですかミサオ」


ミサオ・ミサオ 個人成績:

獲得経験:54 = 45全体 + 9個別
獲得報酬:1440 = 1200全体 + 240個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【心情】いやぁ面白そうな遊びと聞いていたが、まさかオレが遊びのキャラになるたぁなぁ。

アマツ
身長:172cm
体重:68kg
性別:男
年齢:忘 れ た(外見年齢:20代/学年は上)

オズワルドの後ろに引っ付くお邪魔虫兼ギャンブル大好きダメ親父。
他キャラのエンディングを迎えた後に初めからやり直せば攻略できる。

好感度上:お酒をプレゼントする
好感度下:なし

台詞:「よぉ、オレなんかを好きになるたぁ物好きだねぇ」

アケルナー・エリダヌス 個人成績:

獲得経験:67 = 45全体 + 22個別
獲得報酬:1800 = 1200全体 + 600個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
ところで……ご褒美イベントで水着回とかないですよね?

◆ゲーム性
世の中には、集められる要素をすべて集めたい方
突き詰めて最強の座を目指す方
己に枷を課して道を極める方等も居られるとか
そういった要望に応えられる仕様を提案してみます
(平たく言うとフルコンプ要素やカンスト、縛りプレイ的なネタ提供)

◆ライバル
ライバルキャラが居た方が、盛り上がるやも
無論、ライバルも条件さえ達成すれば攻略可能になったりするのも、ゲームらしくていいやもしれません

◆モデル
謎の仮面騎士
身長:179cm
体重:47kg
性別:男?
年齢:不明

主人公の危機に登場し手助けし、いつの間にか居なくなる騎士
正々堂々たる勝負を好み、卑怯者は断固許さない

仁和・貴人 個人成績:

獲得経験:54 = 45全体 + 9個別
獲得報酬:1440 = 1200全体 + 240個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
乙女ゲーか
この調子で男性向けのも開発してくれないものだろうか?
まぁ作るにしろまずは今回のを成功させないと次の話は出来んか・・・
ミニゲームとか挟んでダレないようにするのもいいんじゃないか?
後は隠し要素入れるとか

それはそうとキャラだったか

Laughing mask
身長 176cm
体重 55Kg
性別 男
年齢 不明(職員か生徒化かも不明)

特定の条件下(夜の学園の人気の無いとこを一人でいると)で出てくる謎の人物だな
学園の秘密を探ってると何とか
そこら辺の設定は適当にでっち上げてくれ

まぁ、条件が整わないと会えないことから見ても隠しキャラだな
ノーヒントでのクリアは難しいんじゃないか?
まぁ、ヒントとか出てきそうにないが

ドライク・イグナ 個人成績:

獲得経験:54 = 45全体 + 9個別
獲得報酬:1440 = 1200全体 + 240個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
乙女ゲーのキャラッスか
あっしのこと口説く奇特なお方いるとは思えないんでヤンスけどねぇ
それでもいいんでゲスなら・・・
身長 180後半位ッスかね
体重 71kg・・・身長相応でヤンスよ
性別 男でゲス
年齢 ここは主人公に合わせるッス
基本はあっしのまんまでヤンスね
ただ、名前だけは偽名でお願いするでゲスよ
名前 ドグ・ライナイ

キャラクター像
んー、友好関係が非常に広く色んな伝手を持ってる人物で主人公にとって友人であり情報屋ッスね
他の攻略キャラの情報なりなんなり教えてくれる奴でゲスな
まぁ、隠れてない隠しキャラッス

ついでなんスが趣味は釣りとジョギングでヤンス
攻略難度は数字化しないんでゲスが高いんじゃないんでヤンスかね?

タスク・ジム 個人成績:

獲得経験:54 = 45全体 + 9個別
獲得報酬:1440 = 1200全体 + 240個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
アンドリュー・ブライト(通称:アンディ)

身長 160センチ
体重 45キロ
性別 男
年齢 主人公と同年齢(同学年)

チュートリアル用と揶揄されるくらい、初心者にやさしいキャラ

難易度2。どんなにドへたくそでも、説明書を1文字も読まなくでも、乙女な遊戯や書籍に全く縁がなくても、とりあえずエンディングまで行けてしまい、「安牌」とか「チュートリアル」とあだ名される。

好感度上 ポジティブなセリフなら何でも
好感度下 ネガティブなセリフならだいたい
スチル ゲームの真ん中で魔王が復活して危機に陥り死にかけて主人公に庇われる展開となり、主人公を守れず怪我させた自分を攻めヤンデレルートに移行

アドリブA


リザルト Result

『「――あなたのような女性と添い遂げることができれば、どれだけ幸せでしょう」
「アンディ……」
 この学園に入学して、二度目の桜が咲き始めるころ。
 優しい目をした同級生の彼、『アンドリュー・ブライト』は、私の手を掬い取る。
「僕と、付き合ってはくれませんか」
「私は……」
 私の、答えは――』

「こーんな出来でどうでしょう!」
「最高ですね!」
 きゃいきゃいはしゃいでいるのは、乙女魔法遊戯開発部の女性と【タスク・ジム】。
 今日は試作品の試運転を行うため、フトゥールム・スクエア校舎内の会議室を一室、貸し切っていた。
「いやぁ、まさか、自分から攻略難易度を簡単にした、『チュートリアルキャラクター』として作ってくれ、なんて要望が入るとは思ってもいませんでしたよ」
 ほのぼのとした会話が響く会議室、その中で、【チョウザ・コナミ】はぼんやりと頬杖をついて、記録媒体を指で弄っていた。
「まほーゆーぎ。なにそれ」
「今、体験してくれたのでは?」
「体験はしたけどさぁ。タイトルがどきどきらぶら……なおのことなにそれって感じぃ」
 記録媒体を机の上に転がし、腰かけている椅子を前後に揺らす。
「全くわかんない世界だし、恋とか愛とかうえーってなるけど、技術には興味ありみ。次回は別の方向やらない? 世界の植物とか生物取り込んでいつでも立体的に見るとかさ」
 次回作のアイデアを提供した時、マイペースにプレイを終えた【蓮花寺・六道丸】(れんげじ・りくどうまる)がマイペースに会話に入り込む。
「ふむ、チョウザ殿はどんな役回りであったか?」
「ザコちゃん? 当然、モブっしょ。背景に紛れている感じの」
「……ああ、確かに居ったな。あれをモブと言うにはいささか、目立っているとも感じたが……」
 チョウザは口角を上げる。
「ザコちゃんゆーしゃさまたちにちょっかい出すタイプのモブだし、ちょっとくらい背景と見た目差を付けられててもおかしくないっしょ?」

『真っ赤な髪が目に眩しい、よく廊下や校庭で目にする先輩。
「どこに行くんだろう」
 気になってこっそり後を尾けてみる。
 彼女は学園の傍の森の中へ入っていく。
「『ザコちゃん』のことこそこそ尾け回して、ゆーしゃさま、それ、面白い?」
 びく、肩が跳ねる。
 そこには、魔物から採ることのできる素材を抱え、小さな飴玉のような石ころを指先で弄ぶ先輩がいた。
「ゆーしゃさま、いっぱい魔物の調査をしてくれたっしょ? そのおかげで魔物の素材がこーんなに大量」
 先輩が弄ぶその石はまるで宝石のよう。
「ま、ザコちゃんには関係ないことだけどー。この森はゆーしゃさまには危なくない?」
「忠告ですか?」
 先輩は口角を上げたまま、『えー?』ととぼけた言葉を返す。
「助言とか手助け? 敵対関係や手回し? んー、そーいうこと、しないかな。面倒いし」
 ひらり、手を振って森の奥へ戻っていく先輩は、相変わらず読めない笑みを浮かべていた』

「ほう、そういうものなのだな」
「そうそうー。そんなことより、僧侶みあるゆーしゃさまはどんな場面がお好みー?」
「拙僧は見せ場が好ましかったのう」
「えーと……、この場面ですね」
 言葉を受けて、女性は記録媒体を外部再生モードにする。

『「大丈夫ですか? もし寮母さんに見つかったら……」
「大丈夫だ。それより、もうすぐ着くぞ」
 手を引かれ、苔むした岩に足を掬われないよう、慎重に進んでいく。
 やがて、目の前を先導していた大きな背中は、ぴたりとその歩みを止める。
「ほら、ここだ」
「わあ……! 綺麗……」
 幻想的な景色だった。
 夜空に浮かぶ丸い月は静けさを呼び、さやさやそよぐ葉は光を点々と灯す。
「この景色を、其方と見たかったのだ」
 明滅する光に照らされた、『彼岸院・紅蓮(ひがんいん・ぐれん)』先輩の横顔は、今にも飛び交う蛍に連れ去られてしまいそうなほどに儚く見えた』

「提供してくださったBGMがいい味出してますねえ」
 うっとり目を蕩けさせる女性の傍らで、六道丸にタスクが問いかける。
「落ち着くメロディーですね。どんな楽器を使ったんですか?」
「なに、琵琶を少々、な」
 六道丸は琵琶の音色を聞き、先ほどまで遊んでいた、その終幕を思い出す。

『「紅蓮先輩!」
「お主……か……」
 紅蓮先輩は、襲撃してきた巨大妖魔と激闘を繰り広げていた。
 とうとう、紅蓮先輩は地面に倒れ伏す。
 妖魔もその傍で事切れる。
 相討ち。
「先輩、せん、ぱいっ」
 先輩はただ穏やかに私の頬を撫でる。
「雨が……降っておるな……。なにやら、温かい雨だ……」
 先輩は消えるその直前、僅かに微笑んだ。
「ふふ、一人で消えるものと思っておったが、拙僧は幸せ者よな……」』

「拙僧が消滅するエンドであったぞ」
「トゥルーエンドですね。ハッピーエンドも最高の出来ですので、ぜひ!」
 さあ、と押し付ける女性の手には、シーンごとに抜き出した記録媒体。
 遠慮するように手を動かしている六道丸の傍ら、【ミサオ・ミサオ】が女性に自身の記録媒体を返す。
「いかがでした?」
「同時に進行していかないといけねえってのは中々きついねぇ」
 ミサオは横目で【オズワルド・アンダーソン】を見る。
 オズワルドはまだ、魔法遊戯世界に没頭している。
「今回はテストも兼ねていますので省きましたが、実際は誰か一人のエンディングを見た後に攻略できる立ち位置ですから、難易度もさらに難しくなっているかと」
「あいつの難しさはどんなもんかねぇ」
 くつくつ笑うミサオに、聞き慣れた声。
「ミサオ……いや、『アマツ』に邪魔されながらですが、なんとか攻略できましたよ」

『「こんにちは、本日はどのようなご用件で?」
 『ドクター・ジュリアン』。
 みんなからドクターと呼ばれている彼は、天気のいいお昼時、屋上の柵に寄りかかっていた。
「煙草……吸うんですね」
「医者が煙草を吸ってはいけないと誰が言いました?」
 ふぅ、と吐き出される煙が高く、高く空へ上っていく。
「……ところで、貴女はどうしてここへ? 屋上は立ち入り禁止のはずですが」
「ドクターも立ち入っているじゃないですか」
「そうですね」
 ふふ、と笑ういつも通りの笑みに、煙草は不自然に似合っている。
「そうだ、ドクター。授業で少し……」
「分からない部分が? 僕でよければ。そこはですね……なんですか、アマツ」
 屋上の扉が開いて入ってきたのは、いつもドクターと行動を共にしているアマツ先輩。
「よう、ドクター」
「なにか用ですか?」
「いるかと思ってなぁ。あ、火ぃくれ」
「はいはい」
 アマツ先輩にマッチを投げ渡し、ドクターは悪戯っ子のように人差し指を唇に当てた。
「このことは内緒に。ね?」』

「で、この後にドクターが屋上にいたことを暴露するかどうかの選択肢が出るんだっけな?」
「ええ、教師の皆さんに問い詰められるシーンですね。正直に答えれば教師の皆さんの信用度は上がりますが……」
「ドクターの好感度はぐっと下がる仕組みな、やーらしー」
 ニマニマ笑うミサオに、オズワルドは『ミサオも大概ですけどね』と軽口を叩く。

『アマツ先輩の好物がお酒だと聞いて、大人の目を盗んではこっそりと渡していたある日。
 アマツ先輩に呼び止められた。
「よぉ。最近やけに酒をくれるじゃねえか?」
 ニマニマ笑うアマツ先輩の笑みはいつも通り。
「あぁ、もしかして。オレのこと好きになったから気を引きたいとか? なぁんてな」
 冗談交じりの揶揄う言葉に、僅かに頬を染め、俯くしかなかった。
 そんな私の様子に気が付いたのか、少々バツの悪そうな顔をしてアマツ先輩は頭の後ろを掻く。
「あー、まぁ、なんだ……。オレなんかを好きになるたぁ物好きだねぇ」
 へにゃりと笑った先輩の顔は、いつもの人を食ったような笑みではなく、なんだか、幼さを感じる、どこか可愛らしい笑顔だった』

「そこそこ値の張るお酒を一定数貢がせないと、次のステージに進めないっていうのは、大概ですね」
「いやぁ、尽くしてくれる女子っていいよな」
 目を明後日の方向に、適当に誤魔化すミサオは口笛を吹く。
 オズワルドは肩を竦め、自身のスチルを外部再生する。

『(やってしまった)
 内心、ひどく痛む大怪我よりも、保健室にいるドクターの方が怖い。
 怒られるか、呆れられるか。
 ……失望、されるかもしれない。
 それが、何より怖かった。
「さて……」
 横たえられたベッドの傍、椅子に深く腰掛け、深いため息を吐くドクター。
「僕は怒っています」
「……はい」
「なぜ怒っているのか、分かりますか?」
「……怪我をしてきたから」
「違います。貴女が約束を破ったからです」
 約束?
 訝しみ、ドクターの顔を盗み見て、ぎょっとした。
「無茶しないでってあれほど言ったのに……!」
 初めて見る顔だった。
 ドクターの今にも泣き出しそうな顔を見るのは、これが初めてだった』

「尽くしてもらうより、支え合える関係がいいですね」
 ミサオは軽く両手を上げる。
「ま、同感」

『「なぜ帰って来た、この出来損ない!」
 大の大人に罵倒されるアマツ先輩。
 投げつけられる缶や瓶を、先輩は何も言わず、ただじっと耐えている。
 まるで嵐が過ぎ去るのを待っているような。
「お前なんて産むんじゃなかった!」
 そんな怒声と共に、再び投げつけられるガラスの瓶。
 思わず身体を前に出す。
「いったぁ……!」
「嬢ちゃん!」
 アマツ先輩が初めて声を出す。
 焦ったような、そんな声。
 額からだくだく流れだす液体もお構いなしに、私は目の前の大人たちを睨む。
「あなたたちがアマツ先輩を産んだことを後悔していても、私はアマツ先輩が産まれてきてよかったと思っていますから!」』

「恋や愛には障害があった方がいいよね。私はライバルキャラに立候補したよ」
 【アケルナー・エリダヌス】は『こんな感じに』と、外部再生をする。

『『スピカ・パーシモン』。
 彼女は私のことが嫌いなのだろうか。
「ああら、貴女、今日はまた一段と貧相な格好をしていますのね」
「えっと、どこか変、ですか?」
 着ている服は学園指定の制服。
 少しむっとしていると、彼女は私の髪に手を触れた。
「髪に埃が付いていてよ。それに貴女、タイが曲がっていましてよ」
 ちょちょいと手慣れた様子でタイを直す彼女の金髪縦ロールが揺れる。
「淑女たるもの、身嗜みには気を遣い、常に堂々と背筋を伸ばしていることね」
 おーっほっほっほ、と高笑いで去っていく彼女の背筋は、最初から最後までしゃんと伸びていた』

「ただのいい人」
「でヤンスね」
 チョウザが思わず零した言葉に、【ドライク・イグナ】が同意する。
「実はこれには続きがあるんだよ」
 続けて回された映像は一転、夜空広がる風景。

『夜、少しだけと言い聞かせ散歩に出た帰り道。
 学園の外、数匹で群れているゴブリンに遭遇してしまった。
「しまっ」
 武器はない、魔法は習っている最中で使えない。
 どうする?
 私は近くに落ちていた木の棒を拾い上げ、剣を手に持つように構える。
 絶体絶命の状況で、それでも道を開こうと腕を振り上げたその時。
「……え?」
 目の前にいるゴブリンから私の姿を遮る、人影。
 人影はあっという間にゴブリンを倒してしまう。
「大丈夫、まだ生きている」
「あ、『仮面騎士』……」
「やあ、また会ったね」
 仮面騎士とはこれが初対面ではない。
 一度、月の鋭い、星の綺麗な夜に助けてもらったことがある。
「私、今度は立ち向かえました」
 あの時は、ただ怯えて震えるだけだった私は、微力でも立ち向かうことを覚えた。
 仮面騎士は微笑んだような声を零す。
「それでいい。私が見込んだだけはある」
 言葉はざあ、と吹く風にかき消され、耳に届くことはない。
「何か言いました?」
「いいや、何も? さあ、夜は冷える。部屋に戻りなさい」
 背中を押す彼の手はまるで風。
 校門に一歩、背後を見れば、さぁ、と流れる風しかなく、仮面騎士の姿はどこにも見当たらなかった』

「マスターキシドー……」
「その仇名は断固拒否するよ」
 【仁和・貴人】(にわ・たかと)が呟く仇名を笑顔で拒否するアケルナー。
「この二人が同一人物っていうのがいまだに信じられないですねぇ」
 女性は頬に手を当てる。
 アケルナーは、『ところで』と女性に問いかける。
「ご褒美イベントで水着回とかないかな?」
「……検討します」

「ドライクさんは見た目通りの役どころでしたね」
 タスクの言葉に、ドライクは惚けたように笑む。

『自称情報屋。
 同級生の『ドグ・ライナイ』、彼は自分のことをそう言っている。
 噂によれば、彼はとても噂好き。
 そして、人を観察して情報を集めるのがもっと好き、だとか。
 埃と古紙のにおいが立ち込める資料室内に、彼はいた。
 ぐー、といびきの聞こえる箇所に、資料を被って昼寝をしている彼が。
「あの」
 思い切って声をかける。
 彼はがば、と起き上がる。
「ん? お客さんッスか……ふわあぁ」
 大きな欠伸。
 目尻に浮かぶ涙を拭うと、ドグはにんまり、笑みを浮かべる。
「それで? 誰のことが聞きたいんッスか?」』

「ここで他の攻略キャラの情報を聞くと、あっしは攻略できなくなるっスね」
「初見だと中々難しいですけど、その分スチルのほのぼの感には力を入れましたよ!」
 ふんす、と拳を作る女性に、ドライクは苦笑した。
 
『「この間、街外れの渓流に行ってきたでヤンスけど、そこのヤマメ、良い感じだったでヤンスよ」
 そんなことを聞いたのが、休日の一日前である昨日。
 休日の初日である今日、朝早くからドグと一緒に、件の渓流へ来ていた。
「やー、今日はいい天気ッスねぇ」
 空を仰ぐ彼は、いつもよりも生き生きとしてるように感じる。
 流れる水の音、水面に跳ねる光。
 負けないほどにきらきらと輝く彼の横顔を見ていると、ほっと胸が温まって来る。
「あっ、かかった! 引いているでヤンスよ! ほら、上げて!」
 背後から支えられ、釣り竿に手を重ねる。
 踏ん張って引いた糸の先には、立派なヤマメがかかっていた。
「やったッスね!」
 びちびち跳ねるヤマメを見て、ドグはまた、きらきら笑った』

「仁和さんも中々のミステリアスキャラクターですよねぇ」
 女性はぱらぱら資料を捲る。

『「あなた、誰?」
 月が暗闇に攫われた新月の夜。
 生とも教師も寝静まった夜中に、怪しい人影が一つ。
「オレが誰か、か……。そうだな、『Laughing mask』とでも呼んでくれ」
「何をしているの?」
 Laughing maskは空を見上げる。
「今宵は、月がない。見張る者がいないから、行動がしやすいんだ」
「……あなた、何を……?」
「さあ、そろそろ見回りの時間だろう。もう、戻れ」
 背中を押すLaughing maskに不満を感じながらも寮へ戻る。
 窓から覗き込んだ時、彼は夜に紛れて見えなくなっていた』

「この不思議な出会いから、一騎打ち。最高に胸アツですね!」
 女性はぶんぶん、腕を振る。
「なんで一騎打ちなんて展開になったんだ?」
 アケルナーが資料を捲る。
「黒幕かもしれないなんて疑いを持たれて、成敗するってシナリオだったはずだ」

『「……オレが、学園に害を為す存在だと、本当にそう思っていたのか?」
「あなたは、『仁 和貴』(じん かずき)君……?!」
 Laughing maskが学園に害を為す存在であると噂を、自称情報屋であるドグから聞いた。
 確かに彼は色々と怪しかった。
 だから、卒業も間近な新月の夜、とうとう私は、彼に一騎打ちを申し込んだ。
「一騎打ちは、君の勝ちだ。オレは大人しく学園を去ることにするよ」
「待っ……!」
 ばさり。
 マントを払い、制止を振り切って背を向けた和貴君は寂しそうに笑っていた』

「ここからどうなるんですか?」
「主人公は学外に出て行った和貴を連れ戻しに行き、そこで真実を知る……だったかな」
「条件揃えるの、中々攻略難易度高すぎません?」
 オズワルドと貴人が話している傍ら、女性がそういえば、と思い出したように手を叩く。
「条件踏むのもなかなか難しいですけど、踏んだ後の難易度がぐんと高くなる人、いましたね」
「お、どの御仁であるか?」
 六道丸の問いに、女性は一人の人物を手で示す。
「タスクさんですね。彼、ヤンデレ魔王になっちゃうんですよ」

『「ねえ、今、誰と話していたの?」
「友達、だよ」
「君が話していいのは、僕だけだって言ったよね?」
 アンディは最近変わった。
 優し気な笑みは変わらず、だけど、その笑顔さえも怖くなった。
「アンディ、変わったね」
「僕はいつもこうでしたよ」
「変わった」
「変わって無いって、言っているでしょう?」
 アンディの背後から、黒い靄のようなものが立ち込める。
「どうしてわかってくれないんですか。僕はこんなにも貴女のことをあ、ああいししててて」
 苦しむように頭を抱えるアンディに、思わず後退る。
 広がった靄は、アンディを包み込む。
「……ふぅ、ようやく自我が引っ込んだか」
「アンディ……?」
 靄はやがて霧散する。
 そこにいたのはアンディのようで、アンディじゃない。
 全くの別物。
「アンディはこの身体の名前よ。今は……そうさな、魔王、とでも呼んでくれたまえ」
「魔王……」
 御伽噺に聞く魔王が今、アンディの身体を乗っ取り、この世界に出てきてしまった。
「さあ、勇者の卵よ。貴様はどんな選択をする?」
 魔王は、月夜を背に抱き口角を上げた』

 資料と、体験版の魔法遊戯を手に、女性は嬉しそうに校門で見送りを受ける。
「ありがとうございました! この後、さらに完成度を高めたうえで、βテストに臨みたいと思います」
 自分たちがモデルになったキャラクターを攻略される。
 そのことを考えると、誇らしいような恥ずかしいような。
 そんな気持ちを抱きながら見送った。

 βテストに選ばれた彼女が目を開けた先は、見慣れた乙女魔法遊戯内の学園、その校庭。
 しかしそこは、小鳥のさえずりひとつも響かない、無音の空間。
「どうして……? あの赤髪のモブを攻略するために、改造魔法を使っただけなのに」
 不安。
 ぐるりと見渡すと、背後、校門。
 校門の外側に立つ、あの赤色の髪。
「……あーあ」
 いやに不気味な影のかかった彼女は一言。
「……ゆーしゃ様、わるぅい」
「え」
 プツッ。ツー、ツー、ツー……。



課題評価
課題経験:45
課題報酬:1200
ゆうカレ!
執筆:宇波 GM


《ゆうカレ!》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 1) 2020-03-24 00:21:26
まほーゆーぎ。
ザコちゃん魔法は好きじゃないんだけどさー。そーいう再現体験出来るよーな技術ってのには興味ありみ。
てか恋だか愛だかって以外も需要でしょ。その類はザコちゃんきら…管轄外だけどさ。
これが成功したら、他の系統も再興かもだし?それでお手伝い報酬的な。

とりまザコちゃんはモブ役するね。
100ゆーしゃ様のうち100ゆーしゃ様が好意に同義な諸々をガン向けだったら恐怖でしょ。
ほら、ザコちゃんそこそこは学園募集し初めからいてたし、他のゆーしゃ様のこともそこそこ知ってっし。
ただちょっかいかけるだけのモブがいてもいーんじゃん?
なにより、ザコちゃんへのそーいう気なんて、ここには誰もないんだしさぁ。ふふ。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 2) 2020-03-24 03:07:22
これは要するに、乙女な文学を題材にした魔法遊戯ですね!

妹がこっそり愛好しているので、どんなものかと思って、大図書館で片っ端から読んでるところなんです。
実家に帰るときに、良いのを見繕って長期貸出申請してあげようと思って。

傾向としては、女子に都合のいい世界観が若干気にはなりますが、なかなか面白い作品が多いですよ。

それを演じてみせ、魔法遊戯の開発のお役に立てるのは、中々ない経験ですよね!
どうせなら、うんと特徴のあるキャラクターを考えなくちゃ!(腕捲り)

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 3) 2020-03-24 03:14:24
そんなわけで、チュートリアル用最低難度だが、フラグを踏むと最高難度に切り替わるキャラクターをやりたいです。

具体的には、
通常難易度2。どんなにドへたくそでも、説明書を1文字も読まなくでも、乙女な遊戯や書籍に全く縁がなくても、とりあえずエンディングまで行けてしまい、「安牌」とか「チュートリアル」とあだ名される。

しかし、エンディングまでの期間(一年?もしくは卒業までなら三年?)の半分以内に好感度をMAXまで上げるとフラグが立ち、難易度10のヤンデレに変貌し、エンディングまでに再度好感度をMAXにできなかった場合、最後には魔王と融合し隠しラスボスになる。

しかも、超絶難度の戦闘に勝利し魔王を撃破するルートと、
その超絶難度戦闘において魔王のHP10%未満かつ撃破しないまま、苛烈な猛攻を5ターン耐え抜いて主人公が説得するルートがあり、
両方達成しないとCGがコンプリートできないという鬼めんどくさい仕様。

さらに、フルコンプを目指すのであれば各パターンのハーレムルートを達成する必要があり、さらに難しい舵取りを強いられるという(笑)

そんな、初心者から上級者まで幅広く楽しんでいただけるキャラクターを目指して、頑張って参りたいと思います。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 4) 2020-03-24 03:16:13
楽しすぎて自己紹介が遅れてしまいました!

勇者・英雄コースのタスク・ジムです。よろしくお願いいたします。
大きなお友達に夢を与える遊戯開発者さんのお困りごと、みんなで解決いたしましょう!

《1期生》 アケルナー・エリダヌス (No 5) 2020-03-24 06:57:04
私は勇者・英雄コースのアケルナー。先輩方よろしくお願いします。
それにしても、変わった催しだね。私のようなどこにでも居る旅人を捕まえても、あまり参考にならないかもしれないが。

……まあ、出来る限りの協力はするよ。

《不屈愛の雅竜天子》 ミサオ・ミサオ (No 6) 2020-03-24 07:59:14
いやぁ面白そうな遊びと聞いていたが、まさかオレが遊びのキャラになるたぁなぁ。
まぁ、報酬が良かったもんで来たからには全力で遊ばせてもらおうかねぇ。

賭け事大好きなダメ親父をえんじさせてもらこうかねえ。
若しくは、あいつとコンビで組ませてもらおうかねぇケッケッケッ

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 7) 2020-03-24 21:31:45
(羽ペンとメモ帳を取り出して)

アケルナーさん、よろしくお願いいたします。
全校集会のときはありがとうございました!
(男装の麗人…とメモ)

ミサオさん、よろしくお願いいたします。
いつぞや見せていただいた見事な舞も、登場人物の動作に取り入れられるといいですよね!
異世界には、もー○ょんきゃぷちゃー、という技術があるそうで…
(オズさんとコンビ打ち、とメモ)

(メモを見返しながら、目がすっと虚無になり)
百合寄りの百合とか…
薔薇寄りの薔薇とか…
アリ寄りのアリ、らしいデスよ…
ふふふふふふ…?

(ふと我にかえって)
はっ!!??Σ(゜ロ゜;
僕は一体何を…

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 8) 2020-03-24 21:44:40
(気を取り直して)

いくつか、ご相談がありますので、ご意見いただければありがたいです。

【相談1】キャラ名の決定
本名と違う、乙女遊戯の名前をつけますか?
僕の意見としては、
本名で乙女遊戯の登場人物になってしまうと、色々差し障りがありそうだし、
せっかくなので、キラッキラの名前や人物設定を作って楽しみたいな、と思います。

【相談2】ゲーム性の追求

乙女遊戯なだけに、メインは恋愛アドベンチャーゲームなんですが、
サブ的な楽しみとして、バトル要素、戦略シミュレーションやダンジョンアタック、それこそ賭博などのミニゲームなども充実させたいですね!

という、ゲーム開発に無駄に情熱を燃やして依頼主をドン引きさせるような、
そんなロールプレイにお付き合いくださる方を大募集です(‐人‐)

《ゆうがく2年生》 蓮花寺・六道丸 (No 9) 2020-03-24 23:51:08
拙僧は芸能・芸術コースの蓮花寺・六道丸。よろしく頼む。
物語を作ると聞いて来た!恋愛ものは得意でない分野だが……まあ、頑張るとしよう。

>名前
名前、どうしようかの……。
本名で出るつもりであったが、確かに変えた方がよいかもしれぬ。だが全然思いつかぬので、これは保留ということで。

>サブゲーム
ふむ、拙僧てっきり、絵と話だけの紙芝居みたいなもの(いわゆるノベルゲー)を想像しておったが、そうとも限らぬのか。
確かに色々あった方が飽きずに楽しめるであろうな。しかし、あまりその辺りを追求して、予算や技術は大丈夫かのう……?
何せ元々の出来がアレであったからな……。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 10) 2020-03-25 02:25:53
六道丸さん、よろしくお願いいたします。
一緒に、素晴らしい物語を作りましょう!

六道丸さんはメンバーでは唯一の和風キャラなので、和名がいいでしょうね~。
本名がそのまま魅力的なので、確かに本名でいきたい気持ちもわかります。

依頼主様の企画意図としては、ノベルゲームで合ってると思いますよ。
VRですから、紙芝居というよりは、舞台演劇に自分が参加する、という方が近いでしょうね。

予算がない、とは言ってましたね~。
依頼主さんからええ加減にせいって怒られたら大人しく引っ込めるつもりです(笑)

《1期生》 アケルナー・エリダヌス (No 11) 2020-03-26 21:37:57
>名前
なるほど……確かに、授業中に「あ、○○様だわ!」とか大声で叫ばれたら大変ですからね。
なかには、あえて黄色い声援を浴びたい方もいらっしゃるやもですので、別名を希望される方は、別名での登場を願い出てはいかがでしょうか?

>ゲーム性
世の中には、集められる要素をすべて集めたい方や、突き詰めて最強の座を目指す方。
己に枷を課して道を極める方等も居られるとか。
そういった要望に応えられる仕様を提案するのも手でしょうか。
(平たく言うとフルコンプ要素やカンスト、縛りプレイ的なネタ提供です)

《メメルの婚約者☆》 仁和・貴人 (No 12) 2020-03-27 12:09:57
魔王・覇王コースの仁和だ。
よろしく頼む。

・・・(乙女ゲーかぁ、この勢いのままギャルゲーも出ないかなぁ…?)
基本はアドバイスだけ出したいとこだがウケツさん見てると無理やりにでもキャストにされそうだな・・・
・・・仮面を利用してミステリアスなキャラでもやってみるか?
普段とそう変わらない様な気もするが。

名前を変えるのには賛成だな。
ゲームとして世間に出回る以上、いろいろと行き過ぎた人々も出てくるだろうしな。
双方共に自衛のために必要だとは思う。

《ゆうがく2年生》 ドライク・イグナ (No 13) 2020-03-27 12:15:41
村人・従者コース、ルネサンスのライクさんッスよー。
よろしくでヤンスね。

あっし、キャラがキャラなんで『情報屋』やろうと思うでゲスよ。
いやぁ、兄さん方と違ってあっしのこと口説く方がいると思わないッスからねー。

《比翼連理の誓い》 オズワルド・アンダーソン (No 14) 2020-03-27 13:18:33
お馴染み、保健委員長目指してますオズワルド・アンダーソンです。
え、初耳?…………フフ。

売上金の1部を報酬に、たのしみにしていますね。
名前の変更については了解です、差支えのない名前にしようと思います。


《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 15) 2020-03-28 00:33:33
縛りプレイ…タイムアタックとか、ステータスをなるべく上げずにクリアとか、
好感度を必要最低限ギリギリでの恋人エンド、とかも思い浮かびますね。

仮面さんは王道な感じがしますね。タキシードな方や、通常の三倍速い方とか。
情報屋さんは、クリア対象になりにくい分、やり込み心を刺激しそうてす。

さて、自分のキャラを出来たとこまで公開してみます。
情報共有が建前ですが、本音は被り防止が半分、残り半分は…ただ、語りたいためてす(笑)

アンドリュー・ブライト(通称:アンディ)

身長 160センチ
体重 45キロ
性別 男
年齢 主人公と同年齢(同学年)

《1期生》 アケルナー・エリダヌス (No 16) 2020-03-28 10:38:41
そう言えば、ゲーム性も持たせるならば、攻略キャラもですが……ライバルキャラが居た方が、盛り上がるやも。
無論、ライバルも条件さえ達成すれば攻略可能になったりするのも、ゲームらしくていいやもしれません。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 17) 2020-03-28 14:31:04
アルケナーさん、それは素敵ですね!
思い付いた方は、作ってみたらよいのでは?

依頼主様の技術力や開発リソースの問題(メタ的にはプレイヤー・GM様双方の文字数の問題)がありますから、
反映されるかどうか、確実ではないですが…
提案をしてみて、悪いことはないと思います!

僕は、世界の絶対悪としての「魔王」でもデザインしてみますね!
…余力があれば(笑)

《ゆうがく2年生》 蓮花寺・六道丸 (No 18) 2020-03-28 21:53:50
ハハハ、たしかに怒られたら仕方ないのう。

さて、拙僧もそろそろ自分のキャラを載せておこうかの。
彼岸院 紅蓮
身長 175cm
体重 不明
性別 男
年齢 不明(学年は主人公の一個上)

拙僧がモデルなので、やはりリバイバルの琵琶法師だ。
友好的な性格なので、好感度は割とよく上がるし、
分かりづらい地雷もない身長、体重、性別、年齢(不明も可能)のでクリアは易しい方だ。
あとマルチエンドも用意しておるが、内容は完成を楽しみにしてくれ。
スチルの他になんと専用BGMも付けるぞ!フフフ、こういうことができるのは芸能コースの強みよな。

《ゆうがく2年生》 蓮花寺・六道丸 (No 19) 2020-03-28 21:55:55
……?なんか拙僧、変なことを言っておったな。流してくれ。
(身長、〜(不明も可能)までは中の人のコピペミスです)

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 20) 2020-03-29 00:11:18
彼岸院 紅蓮さん!格好いい!中二魂がビシバシ刺激されます!
年齢的には先輩キャラですね。
彼岸院先輩…紅蓮先輩…どっちも美味しい(笑)

僕も頑張って細部を詰めていくとしましょう。

《比翼連理の誓い》 オズワルド・アンダーソン (No 21) 2020-03-29 04:47:47
ふむ、そろそろ締切が近いですし、ミサオにも声掛けときますね。

ジュリアン・ドクター
身長:170cm
体重:56kg
性別:男
年齢:70代(外見年齢:20代/学年は上)

僕は無難に医者志望の保健委員として…………いや、ここはゲームの中、委員長を目指すのも悪くないですね。
基本保健室や植物園を探せば簡単に見つかりやすく、攻略も難しくないかと。
しかし医者の言うことを聞かない、健康に反する行動(手を洗わないうがいしないなど)をしたら好感度が下がりますし、
ガード役のミサオとコンビを組む予定なのである意味難しいのかな。

そういえばミサオ、なんの設定にされるんでしょうかね。

《比翼連理の誓い》 オズワルド・アンダーソン (No 22) 2020-03-29 05:00:42
あら、名前逆でした。
ドクター・ジュリアンでよろしくお願いします。、

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 23) 2020-03-29 08:28:45
ザコちゃんはザコちゃんでしかないし、諸々の取り繕い作る予定はないけど。
そも、依頼主様の予算(リザルト文字数ショート問題)的に、どんくらいの盛り方になんのかわかんないんだけどね。
どこまで頑張れるもんかな。途中で強制分断打ち切り感増し増しの仕上がりになりそくない?
あまりのゴールド袋とか、ザコちゃんお金そもそも使わないし……持ち込めない?そっか。

なんせよ、プランはなんらか投げとこーね。
投げ忘れて依頼主様の趣味盛りゴリゴリな別人で出ることになったら困惑じゃん?ふふ。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 24) 2020-03-29 18:49:47
ドクター・ジュリアンさん!カッコいい…!
ダメなちょい悪親父・ミサオさんとのコンビがまた妄想をかきたてるわ~~…

はっ!!?(゜ロ゜)

思考が乙女小説好きの妹みたいになってたな…
どうやら、乙女遊戯の開発にのめり込みすぎたようです(こめかみもみほぐし)

ザコちゃんさんの、ブレないいつも通りな感じを、見習わなくては!

《不屈愛の雅竜天子》 ミサオ・ミサオ (No 25) 2020-03-29 21:00:31
んー。マジかこういうの言わなきゃいけないのか。

アマツ
身長:172cm
体重:68kg
性別:男
年齢:忘 れ た(外見年齢:20代/学年は上)

オズワルドの後ろに引っ付くお邪魔虫兼ギャンブル大好きダメ親父さ。
オレぁ難易度高めに設定したいねぇ、例えば他キャラのエンディングを迎えた後に攻略できるとかねぇ。
まぁ、そういう設定にしてる人がいるのなら別に難易度高めの設定を考えるさ。今更だが。

《1期生》 アケルナー・エリダヌス (No 26) 2020-03-29 22:24:05
では、折角ですし、ライバルキャラの提案を試みてみよう。
キャラ設定としては、主人公の危機に登場し手助けして、いつの間にか居なくなる騎士。
という感じで行こうかと。

(その正体は正々堂々たる勝負を望むライバルだったという感じの裏設定で)

ところで……ご褒美イベントで水着回とかないですよね?