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【体験/新歓】フェスティバル・デイ・ビフォア


ストーリー Story

●踊る会議と歓迎祭
 歓迎祭を開こう、ということになった。
 いつものように、魔法学園フトゥールム・スクエアの学園長、【メメ・メメル】の思い付きで。バァンと職員室の扉を開いて放たれた第一声で。

「やるゾ☆」

 いつ?
 とかなんとか色んな疑問がその場にいた教職員たちの間に広がったわけだけど、十分後には生徒会にも召集がかかり、空き教室のひとつに集合していた。
 黒板には日程が書かれている。それぞれ言いたいこととか頭を抱えたいこととかはたくさんあったものの、仕方ないなぁ楽しそうだしなぁみたいな顔で座っていた。
 教壇に立つのはメメルだ。黒板も彼女が書いているので、あちらこちらによく分からない落書きがカラーチョークで記されている。
「はい質問!」
「はいコルネたん!」
 大好物の干しぶどうをつまみながら会議に参加していた【コルネ・ワルフルド】教諭が元気よく手を挙げる。同じくらいの勢いでメメルが発言を許可した。
「一期生と二期生に分ける理由ってなんですか! あと入学式もしてない気がするんですけどー!」
「いい質問だ~☆」
 腕を組んでウムウムとメメルが頷いた。自然と大きなお胸が強調される。
 この学園、入学願書を出せば四月でも十月でも入学できるし。
 学年だけは修学の具合にあわせて存在しているけれども。
「ここ最近、妙に辛気臭いことが多かっただろ?」
 ふとメメルの口調に真剣なものが混じる。その場にいた全員の背筋が反射的に伸びた。
 過去と未来と現在の精霊たちのこと。
 記憶を奪って回ったハロウィンの悪夢とも言える怪傑達。
 その他にも、魔物の活性化を感じさせる事件が各地で起こっている。
「でもみんな、元気に頑張ってくれてるよな!」
 明るい笑顔で言って、魔法学園の学園長は椅子の上に立った。
 座面がぐるりと回りかけ、メメルの体が大きく傾く。とっさにコルネが支えた。
「あっぶなーい!」
「あはは! ありがとうコルネたん! えーと、なんの話だった?」
「危険がいっぱいでも、みんな頑張ってるって話だメェ……」
 仮眠中だったところを叩き起こされて引きずられてきた【メッチェ・スピッティ】があくびをこぼす。
「そうだったそうだった。ほら、特に前にフォレスト爺たんと一緒にサプライズ歓迎パーチィをした生徒諸君は、一年経ってそれぞれいい感じに成長してる!」
 各々が首肯した。
 教職員にとっても生徒会の『先輩』たちにとっても、彼らの目を見張るほど素早い成長は、眩く、そして喜ばしいものだ。
 思えばもう、あれから一年が経過している。
 フォレスト事件の後に入学した生徒も多いが、いずれにしても時の流れは矢のように早い。
「それに四月だ! 春は入学の、そして始まりの季節だ!」
 ばっと両手を広げたメメルの後ろ。
 校庭には、薄紅色の花を枝が垂れるほど咲かせた桜木があった。
 耳をすませば、校庭で遊ぶ生徒の声が微かに聞こえる。
「というわけで! その成長と努力と、これからの未来への希望をこめて、これまでの生徒たんたちを一期生。新しく入ってくる生徒たんたちを二期生と名づけたのだ!」
 それは。
 ひとつの時代の区切りであり、学園長としての決意でもあった。

 新たな時代の幕が開く。
 謎多き『偉大なる魔法使い』はそれを予感している。
 ――それが決して、祝福に満ちた幸福で明輝な道程ではないと、悟りながら。
 どうかその手で道を切り開き、世界を救い人々を守る『勇者』になってほしいと、願って。

「いわば! フトゥールム・スクエア第二章!」
 一期生も二期生も、いつか希望の星になるように。
 そのつもりがなくてもいいから。
「なによりお祭りしたくない? 春じゃん? したいしたい~☆」
 ちょっといい感じになっていた雰囲気が、春風に吹き消されたように霧散した。急に緊張感がなくなる。
 うんまぁそういうことだろうね、知ってた知ってた。
 そんな空気になる教室で、椅子から飛び降りたメメルがパンッと手を叩く。
「ってことで! 頼んだよチミたち~!」
 メメたんお腹空いたから食堂、と言い残してこの学園の最高責任者は軽快な足どりで出て行った。
「では会議を始めます」
「はーい」
 残った教職員と生徒会の面々で、『メメル学園長の無理難題をどう消化するか会議』が始まる。

●お祭りに必要なもの
「準備です」
 端的に【テス・ルベラミエ】が言う。
「お祭りには準備が必要です。というわけで、思い思いの出し物のご用意をお願いします」
 全校生徒がすし詰めになっている『ファンタ・ブルーム大講堂』に、拡声魔法を使ったテスの声が響いた。
 彼女は現在、生徒会に所属する先輩としてここに立っている。
「どのあたりでどのような出し物ができるのかについては、掲示板に貼り出しておきます。もちろん強制ではありません。出店ではなくお客様としてお祭りを見て回りたい皆様は、それで構いません」
 普段より幾分か硬い、余所行きの口調だ。手元のカンニングペーパーはほとんど見ていない。
「もちろん、二期生であっても出店できないという規制は設けません」
 ただし、と続ける。
「皆様は入学願書を提出し、学園生となった瞬間から『ゆうしゃのたまご』として日々の精進を求められているはずです。それだけはお忘れなきように」
 静まった講堂を見回し、テスは小さく笑った。
「後は各々、楽しいお祭りを開催できるよう、手を尽くしてください。……そういえば、二期生の方々の前に私がこうして出るのは、初めてでしたね」
 生徒会広域制圧担当としてではなく。
 ドラゴニアの先輩は、ひとりの生徒としてことさらに声を張った。

「ようこそ、魔法学園フトゥールム・スクエアへ。皆様のご入学を歓迎いたしますわ」


エピソード情報 Infomation
タイプ マルチ 相談期間 8日 出発日 2020-04-22

難易度 とても簡単 報酬 なし 完成予定 2020-05-15

登場人物 16/16 Characters
《新入生》馬場・猿二
 ルネサンス Lv8 / 武神・無双 Rank 1
(未設定)
《新入生》エリス・フェルダ
 ドラゴニア Lv3 / 魔王・覇王 Rank 1
【人物】 漆黒の髪と紅蓮の瞳を持つドラゴニアの少女。17歳。 少女の割に肝が座っており、強気な場面もちらほら。 気さくな性格だが、勝ちに拘りを持つ獰猛さもある。 男女問わず口説いて相手の反応を見るのが好きな 性格の悪い少女。 相手の心には踏み込むが、なかなか手の内を明かしたがらない。 【家族】 ヒューマンの父とドラゴニアの母を持つ 彼女いわく父はとても素晴らしい方で 母はとても美しい方と、両親の事をとても誇らしく思っている。 【過去】 現時点では誤魔化すばかり。 【口調】 対男性:あなた、名前+さん 対女性:君、名前+さん 「僕はエリスだよ、よろしく」 「美少女?はは、ありがとう。 でも君の方が可愛いよ?……なんてね?」 「虐めてるわけじゃないよ、人の反応を見るのは面白いだけさ」 【その他】 その他の口調はプラン参考の上 アドリブ歓迎
《新入生》ガイア・クァンタム
 アークライト Lv3 / 黒幕・暗躍 Rank 1
気づいたときには唯我独尊だった。 一人称は余。 早口の敬語。 たまにデュフって言う。 顕現してから髪を染めた。(もともとは黒髪) 「何のために生まれて何のために生きる。わからないなんて、そんなものは……私が破壊する!」 「愛と勇気「だけ」が友達の人もいるんですよ!」
《新入生》マルガレーテ・トラマリア
 ヒューマン Lv12 / 王様・貴族 Rank 1
「仮面が気になりまして?言わずとも分かりますわ、特注品ですもの!」 仮面をつけたヒューマンの少女 素顔に刻まれし呪いに臆せず、今日も不敵に微笑む 容姿 ・黒色のウェーブボブ、白色の瞳。頭にはリボンの飾りがついたカチューシャをつけている ・目元を覆うベネチアンマスクが特徴的、頼まれれば普通に取る ・仮面の下にはヒビのような痣が両目の周囲に広がっている 性格 ・感情豊かで負けず嫌い、何事にも基本は真面目に取り組む ・普段は優雅な振る舞いを心がけているが、余裕がなくなると感情的になりやすい。そこは欠点として自分でも自覚している。 ・呪い道具への関心が強く、よく図書館で本を探すことも ・可愛いもの、綺麗なものが好き。それを身につけた綺麗で可愛い人を見るのはもっと好き。 ・顔の痣はそこまで悲観的に捉えてはおらず、頼まれれば普通に見せる ・「いちいち腫れ物に触る様に、声をかけられるのも面倒です」とは本人談 好きなもの 紅茶、りんご、童話の本、可愛いものや人 苦手なもの 薬、暑さ、暗くて狭いところ 愛称:マギー 二人称:貴方、〜様、仲が深まれば呼び捨て。敵対者にはお前 三人称:あの方
《新入生》メイナード・ガネル
 エリアル Lv3 / 勇者・英雄 Rank 1
特徴 ・サファイアブルーの髪に、蜂蜜のような金の双眸 ・ややツリ目 ・シュッとシャープに伸びた尖り耳 不機嫌に思う表情をしていることが殆どなエルフの青年。  それなりに整った顔立ちでありながら気難しい性格の持ち主。 眉間にシワを寄せている時は大抵故郷の家族を思い出している。 しかし、きっと彼は、家族の身を案じてそのような表情を浮かべているのではないのだろう。 顔を隠すかのようにフードを深々と被る。 1期生の青緑色の髪色をしたとあるアークライトに対し、苦手意識
《新入生》弔・空我
 ヒューマン Lv3 / 黒幕・暗躍 Rank 1
名前:弔・空我(とむら・くうが) 年齢:不明 元世界での職業:殺し屋 異世界人であるが、自分の過去をあまり語らない ただ、自分を「死神で執行人」と答える 趣味は何もない 人とつるまないことはないが、自然と一人になる 容姿 身長が高く服で見えないが筋肉あり、硬い 髪の毛は黒く瞳は黒に近い緑 何を考えてるかわからないような表情 頭の右に黒い目が隠れる位の狐面(うわ半分だけ)をかけてる 学園では、黒い軍服のようなものを着てる 戦闘では仮面をつけている その時にオールバックする 性格 普段は何も関心のないような感じ 興味があるものにはドSなよう クールや冷めてるとも言われる めんどくさがりやではない 死神として無駄が嫌い 演技が得意らしいが、好きではない その他 お年寄りや家族みたいな奴らから好意をもたれる ふらっとでかけて、戻ってくるようでいつどこにいるかわからない 意外と辛いもの・甘いものが好きなよう どちらも普通の20倍の量を入れる(辛味・甘味調味料を)
《2期生》星・武道
 ルネサンス Lv5 / 武神・無双 Rank 1
名前は星(ほし)武道(ぶどう)。 虎のルネサンス。 大リーグ拳法の使い手。 父親も同じ大リーグ拳法の使い手だが戦争により肩を壊す。 その後復帰し、魔送拳を編み出すが親友のmr.カワカミにより邪拳認定され強制引退させられる。その後は酒に溺れる生活である。 小さい頃から謎のギブスを付けられ育ち、父親の英才教育も相まって才能を開花させるが、小柄な体格が災いして拳の質が軽いという弱点を持つ。 ストーカー気質の姉が一人おり、常に後ろから見守っている。それが例え課題中であっても・・・
《2期生》シルワ・カルブクルス
 ドラゴニア Lv15 / 村人・従者 Rank 1
細い三つ編みツインテールとルビーのような紅い目が特徴のドラゴニア 元々彼女が住む村には、大人や数人ぐらいの小さい子供たちしかおらず同い年程度の友達がいないことを心配した両親にこの学校を薦められて今に至る 一見クールに見えるが実際は温厚な性格であり、目的である世界の平和を守ることはいわば結果論、彼女の真の目的は至って単純でただの村人として平穏に暮らしたいようである しかし自分に害をなすとなれば話は別で、ドラゴニアらしく勇猛果敢に戦う 一期生にはたとえ年下だとしても「先輩」呼びをするそうだ 「私はただの村人、できる限りのことをしただけです」 「だれであろうと私の平穏を乱す者はすべて叩き伏せます」 ※口調詳細(親しくなったひとに対して) 年下:~くん、~ちゃん 同い年あるいは年上:~さん ※戦闘スタイル 盾で受け流すか止めるかでダメージを軽減しつつ、斧で反撃するという、いわゆる「肉を切らせて骨を断つ」戦法を得意とする
《新入生》アグゼ・ドゥーム
 ドラゴニア Lv4 / 勇者・英雄 Rank 1
「わしか!アグゼ・ドゥームだ!今後とも宜しく頼むぞ!」                                                                                                                 外見:燃え上がるように上に立つツーブロック風の髪の毛、こめかみから頭を沿うように後頭部に向けて生える極太の赤い角、爛々と光るような橙の瞳、肩から指一本までキレイに整っている龍の皮膚、そして堂々たる巨体とそれを更に映えさせるようなムキマッチョなど、一見でも覚えられるような要素満載な見た目だいぶおっさん。 髭は口周りについていないが、顎からもみあげにかけてはボッサボサ。髪色と同じく赤色。 なお、顔のシワなどはほとんど見られない。 服装:上半身は何も着ておらず、下半身は五分袖程度の布切れ。大事な部分は褌で守られてる(?)。 性格:底無しの元気マン。 元気とやる気と気合と感覚、あと1握りの思考能力があればまあなんとかなると思っている。 最近の困り事は使命に必要な「物」を失くしたこと。
《不屈愛の雅竜天子》ミサオ・ミサオ
 ドラゴニア Lv18 / 魔王・覇王 Rank 1
「ミサオ・ミサオ。変な名前だろう。 この名前は誰よりも大切なあの子からもらったんだ。」 名前はミサオ・ミサオ。無論本名なわけがない。 外見年齢は20代、本年齢は不明。 本人曰く100越えてんじゃないの、だとか。 職業はギャンブラー。 学園に入る前は彫刻師、薬売りなどいくつか手に職を持っていた。 魔王コースを選んだのは、ここが楽だと思ったからだそうだ。 遠慮なくしごいてくれ。 性格はマイペースで掴み所がなく飄々としており、基本滅多に怒ることがない。 面白そうなことや仲の良い友人が居れば面白そうだとついて行き、 好きな人や大切な人にはドロドロに甘やかし、自身の存在を深く刻み付け、 飽きてしまえば存在を忘れて平然と見捨てる外道丸。 いい子には悪いことを教えたり賭け事で金を巻き上げ、 そして悪友のオズワルドや先輩先生にこってり絞られる。 恋愛したい恋人欲しいと言っているが、一途で誰も恋人を作ろうとしない。 たくさん養ってくれる人大好き。 趣味は煙草と賭け事。 特技は煙草芸、飲み比べ、彫刻。
《比翼連理の誓い》オズワルド・アンダーソン
 ローレライ Lv22 / 賢者・導師 Rank 1
「初めまして、僕はオズワルド・アンダーソン。医者を志すしがないものです。」 「初見でもフレンド申請していただければお返しいたします。 一言くださると嬉しいです。」 出身:北国(リゼマイヤ)の有力貴族の生まれ 身長:172㎝ 体重:60前後 好きな物:ハーブ、酒 苦手な物:辛い物(酒は除く) 殺意:花粉 補足:医者を志す彼は、控えめながらも図太い芯を持つ。 良く言えば真面目、悪く言えば頑固。 ある日を境に人が触ったもしくは作った食べ物を極力避けていたが、 最近は落ち着き、野営の食事に少しずつ慣れている。 嫌悪を抱くものには口が悪くなるが、基本穏やかである。 ちなみに重度の花粉症。 趣味はハーブ系、柑橘系のアロマ香水調合。 医者を目指す故に保健委員会ではないが、 保健室の先輩方の手伝いをしたり、逃げる患者を仕留める様子が見られる。 悪友と交換した「高級煙管」を常に持ち、煙草を吸う悪い子になりました。
《1期生》カンナ・ソムド
 ルネサンス Lv10 / 芸能・芸術 Rank 1
猫耳と猫の尻尾が生えている女性のルネサンスで体つきはかなりセクシーである。とはいえ年齢は高校生~大学生相当と本人は言っているものの、外見はどうみても中学生相当の若さである、いわゆる合法□リ。 性格はかなり受け身でおとなしい。 よほどの事がない限り喋ってくれないのが玉に瑕。 喋ることはほぼないものの、学園生活は普通に満喫している模様。 普段は踊り子としてお金を稼いでいるらしい。 好きなものはスイーツと猫科の動物、嫌いなものは虫。
《イマジネイター》ナノハ・T・アルエクス
 エリアル Lv23 / 賢者・導師 Rank 1
フェアリータイプのエリアル。 その中でも非常に小柄、本人は可愛いから気に入っている。 明るく元気で優しい性格。天真爛漫で裏表がない。 精神年齢的には外見年齢に近い。 気取らず自然体で誰とでも仲良く接する。 一方で、正義感が強くて勇猛果敢なヒーロー気質。 考えるよりも動いて撃ってブン殴る方が得意。 どんな魔物が相手でもどんな困難があろうと凛として挑む。 戦闘スタイルは、高い機動性を生かして立ち回り、弓や魔法で敵を撃ち抜き、時には近接して攻め立てる。 あまり魔法使いらしくない。自分でもそう思っている。 正直、武神・無双コースに行くかで迷った程。 筋トレやパルクールなどのトレーニングを日課にしている。 実は幼い頃は運動音痴で必要に駆られて始めたことだったが、 いつの間にか半分趣味のような形になっていったらしい。 大食漢でガッツリ食べる。フードファイター並みに食べる。 小さな体のどこに消えていくのかは摩訶不思議。 地元ではブラックホールの異名(と食べ放題出禁)を貰うほど。 肉も野菜も好きだが、やっぱり炭水化物が好き。菓子も好き。 目一杯動いた分は目一杯食べて、目一杯食べた分は目一杯動く。 趣味は魔道具弄りで、ギミック満載の機械的な物が好き。 最近繋がった異世界の技術やデザインには興味津々で、 ヒーローチックなものや未来的でSFチックな物が気に入り、 アニメやロボットいうものにも心魅かれている。 (ついでにメカフェチという性癖も拗らせた模様)
《グラヌーゼの羽翼》エリカ・エルオンタリエ
 エリアル Lv33 / 賢者・導師 Rank 1
エルフのエリアル。 向学心・好奇心はとても旺盛。 争い事は好まない平和主義者。(無抵抗主義者ではないのでやられたら反撃はします) 耳が尖っていたり、整ってスレンダーな見るからにエルフっぽい容姿をしているが、エルフ社会での生活の記憶はない。 それでも自然や動物を好み、大切にすることを重んじている。 また、便利さを認めつつも、圧倒的な破壊力を持つ火に対しては慎重な立場を取る事が多い。 真面目だが若干浮世離れしている所があり、自然現象や動植物を相手に話しかけていたり、奇妙な言動をとることも。 学園へ来る前の記憶がないので、知識は図書館での読書などで補っている。
《メメルの婚約者☆》仁和・貴人
 ヒューマン Lv33 / 魔王・覇王 Rank 1
「面倒にならないくらいにヨロシクたのむ」                                                                                                                                                 名前の読みは ニワ・タカト 身長:160㎝(本当は158cm位) 体重:45kg前後 好きなもの:自分の言う事を聞いてくれるもの、自分の所有物、メメたん 苦手もの:必要以上にうるさい奴 嫌いなもの:必要以上の労働、必要以上の説教 趣味:料理・・・だが後かたづけは嫌い    魔王っぽく振る舞っている    此方の世界の常識に疎い所がある キャラとしてはすぐぶれる 物理と科学の世界からやってきた異邦人だが、かの世界でも世界間を移動する技術はなくなぜここに来れたのかは不明。 この世界で生きていこうと覚悟を決めた。 普通を装っているが実際はゲスで腹黒で悪い意味でテキトー。 だが、大きな悪事には手を染める気はない。 保護されてる身分なので。 楽に生きていくために配下を持つため魔王・覇王科を専攻することにした。 物欲の塊でもある。なお、彼の思想的には配下も所有物である。 服装は魔王っぽいといえば黒。との事で主に黒いもので固めていて仮面は自分が童顔なのを気にして魔王ぽくないとの事でつけている。 なお、プライベート時は付けない時もある 色々と決め台詞があるらしい 「さぁ、おやすみなさいの時間だ」 「お前が・・・欲しい」 アドリブについて A  大・大・大歓迎でございます 背後的に誤字脱字多めなので気にしないでください 友人設定もどうぞお気軽に
《スイーツ部》ルージュ・アズナブール
 リバイバル Lv15 / 村人・従者 Rank 1
生前の記憶を失った、どこにでも居そうな村人の女性。 挨拶や返事はとてもいいが、実は面倒くさがりで、目を離すとすぐに手抜きをしようと画策するグラマラスなリバイバル。 『生前の記憶を探したい』という、ありがちな目的を達成するために学園へ来た。 名前を表すような真紅の髪が自慢。 酒好きで、節約なんて言葉は知らない。 身長は167cmほどで、体重はヒミツ★ 驚異のEを自称。もっとすごいかもしれない? 生前は海の近くに居たのか、魚や海産物の料理が得意。 特にお酒に合いそうなスパイシーなものや、煮込み料理が何故か得意。 なお、近親者に名前が4つあったり通常の3倍だったりする人はいない。 もちろん仮面や色眼鏡の人もいない。 赤いノースリーブなんて言語道断らしい。

解説 Explan

 歓迎祭『マジック・オブ・ディライト』が開かれることになりました。
 お祭りを始めるには準備が必要です。
 この課題では『お祭りの前の一日』をすごしていただきます。

●マジック・オブ・ディライト
 学園長の鶴の一声でやることになりました。
 開催期間は三日。
 準備期間そのものは一週間ありましたが、この課題で描写されるのは『開催前日』だけです。

 出店の用意をしたり学園内をお散歩したりしていただけます。
 お店を開くもよし、一人静かに過ごすもよし、です。

●各地情報
 どこでなにを行うかは、教職員及び生徒会の会議で決まりました。

※【募集】は一例です。
 他にそこでやりたいことがある生徒さんも、そこに赴いて好きなことをしていただいて構いません。
 膨大な数の先輩NPCたちも方々で準備にいそしんでいます。

A:ステージ
 広場に設置された屋外ステージ。
 歌に踊りに演奏にお祭りの盛り上げに演劇にと、いろんなことに使用可能。
【募集】
・ステージ設置のお手伝い

B:スペル湖
 学園西側に広がる巨大な湖。
 大食いイベントの会場として使用される。
【募集】
・仕込みのお手伝い
・お試しで大食いをしてくれる方

C:第一校舎『フトゥールム・パレス』
 教室を改装して飲食店風にしたり、お店っぽくしたりすることが可能。
 呪われたアイテムを売ろうとすると没収される。
【募集】
・出店者
・販売禁止品の取り締まりを行う実行委員会のお手伝い

D:学園大通り『ファンタジア・ストリート』
 屋台風の出店が一番多いところ。
 一番人通りが多いと予想されるところでもある。
【募集】
・出店者
・見回りを行う実行委員会のお手伝い

E:大図書館『ワイズ・クレバー』
 歓迎祭の期間中、自習室で特別授業が開催される予定。
【募集】
・授業準備のお手伝い

F:屋内練習場内、特別闘技場『ブラーヴ・オブリージュ』
 歓迎祭の期間中、腕試しの闘技大会がある予定。
【募集】
・医薬品の調合や備品確認のお手伝い

 主要な施設は以上ですが、他にも全学生が寝起きしている学生寮『レイアーニ・ノホナ』や植物園『リリー・ミーツ・ローズ』、生物園『アニパーク』、第二から第九校舎でも色々と準備が進んでいるようです。

☆実行委員会
 主に教員と生徒会により構成。
 参加者募集中。
 歓迎祭の三日間、好きなときに実行委員会の腕章をつけて見回りをするだけの簡単(?)なお仕事です。

●他
・テス・ルベラミエ、コルネ・ワルフルドの両名につきましては絡み描写ができます。
他NPCにつきましては描写されません。
・学生寮に引きこもっていても構いません。


作者コメント Comment
 初めまして、あるいはお久しぶりです。あいきとうかと申します。
 
 二期生の皆様、ご入学おめでとうございます。
 一期生の皆様はこれまで同様、様々なアクシデントに振り回されつつ研鑽を重ねて頂ければと思います。

 それはそうとして、お祭りです!
 今回はその「前日」。準備段階の皆様の様子を描写させていただければと思います。
 一期生の皆様も二期生の皆様も、ふるってご参加ください!


個人成績表 Report
馬場・猿二 個人成績:

獲得経験:0 = 0全体 + 0個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
【目標】
動物達としこたま遊ぶ!!アニパークへ、いざキャバクラ!
【行動】
アニパークはどこだろ!敷地が広くて大変でごんすな〜!
でもでもコッチで動物さん達と会えるなんてツイてるな〜〜
蛇を体に巻いたり、ワニと泳いだり、犬とお散歩したいな〜!
あ、でもお手伝いもしなきゃいけないんだった!
どうしよっかなーうーん!
まあ、いっか!

エリス・フェルダ 個人成績:

獲得経験:0 = 0全体 + 0個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
【E】
ここが大図書館『ワイズ・クレバー』。
学園の建物は綺麗な所がいっぱいあるね。
さて…ここでは歓迎祭の期間中、自習室で特別授業が開催される予定なんだっけ?
授業準備のお手伝い、喜んで引き受けよう!

特別授業とはどんな内容なのだろうね…僕も気になる。
けれどまぁ、それを当日に知るのも醍醐味の一つになるのかな?
一先ずは図書館の掃除と行こうじゃないか!

おや、掃除の途中で本を読み耽ってる悪い子はどこかな?…なんてね?
図書館の掃除だもん、気になる本の一冊や二冊あるってものだよねぇ…
僕は冒険者の本なんてあったらきっと手に取ってしまいそうだ。
…え?女らしくない?そうだろうとも、ふふ。

こんなのが好きな変な女なのさ!

ガイア・クァンタム 個人成績:

獲得経験:0 = 0全体 + 0個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
・スペル湖にて大食いの試食係をする。
・自信満々に偉そうな歩き方で登場、立候補
・本人は大食いができるかと言われればそうでは無い。どっちかと言えば少食。
・1皿目の途中で苦しみ出す。
・即満腹になってめちゃめちゃボロボロになりながらもカッコつける。
・「食材を無駄にしてはいけない。リタイアです。」そう言って誰よりも早くリタイア(2皿目)。
・口をずっと抑えたまま重々しい足取りでトイレにとぼとぼと歩いていく。

マルガレーテ・トラマリア 個人成績:

獲得経験:0 = 0全体 + 0個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:歓迎祭実行委員
噂には聞いていましたが、本当に大きな学園ですのね…!
ワタクシにも、何かできることがあるはずですわ!

ルート…C
実行委員会のお手伝いに立候補
呪具の取り締まりを行っていると聞きましたわ
ワタクシ、呪具には興味が……こほん
この学園に訪れてまだ日は浅いですが、ワタクシにもお手伝いさせてくださいな

基本は先輩の指示を聞いてお手伝い
書類整理や見回りの同行
もしもめ事が起きてるようなら「人心掌握学」「語学」「会話術」「空気察知」で互いの話を聞く
とりあえず、一度話をさせましょう
冷静になってもらうのが一番です
自分の手に負えなさそうなら先輩にぶん投げます(

メイナード・ガネル 個人成績:

獲得経験:0 = 0全体 + 0個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
E 大図書館で授業準備のお手伝い・手が空いたら校内を散策させてもらう

…こういうとこで過ごすってのも悪くないか
兄弟多いしいつも落ち着くことできなかったからね

(当たり前だけどいろんな本がある、な)
 手が止まっていることに気づき、テキパキ必要な教材を運ぶ

手伝いがある程度終わったら校内を散策する
…ここは、なかなか面白いところ、だね
家族やあの子がいたときは…
いや、止めよっか 思い出すのは 僕らしくもない

弔・空我 個人成績:

獲得経験:0 = 0全体 + 0個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
目的:Cの出店
店名:スタンプラリーdeファイト

「子供も大人も楽しめるものか、めんどくせえが、まあこれでいいだろ」
「賞品も考えとくか」

スタンプを各店舗に置けるように出店者に相談
出店者に通ってもらったものにスタンプを押してもらえないか提案
スタンプを置いたら景品を用意する

参加賞としてクッキーやら飴やらを用意しラッピング
だが、本人は舌の感覚がおかしいのでレシピ通りに作る

午前午後合わせて3回スタンプカードを多めに作る
それを配布できるように店舗においてもらえるようにお願いしに行く

景品は黒ギツネのミニぬいぐるみ
黒狐のイラストのはいったハンカチ
黒狐のかぶりもの
黒狐の仮面
黒狐のコップ

それぞれ9個ずつ用意

星・武道 個人成績:

獲得経験:0 = 0全体 + 0個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:1000
獲得努力:200
獲得希望:20

獲得単位:0
獲得称号:歓迎祭実行委員
実行委員会をお手伝うことになった。よろしく頼む。
手伝う内容はC:販売禁止品の取り締まりだ。
呪われたアイテムなんかを売ろうとする輩がいるらしい。
これらを没収するのが任務らしいが、取り扱いを間違えて自分が呪われてしまうような気がする。
まぁ、そうなったら根性でなんとかするから問題ないか。
とりあえずは実行委員会の先輩に付いていけばなんとかなるだろ。

祭り当日は時間があれば、見回りの手伝いなんかも兼ねて祭りを楽しむつもりだ。

シルワ・カルブクルス 個人成績:

獲得経験:0 = 0全体 + 0個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
【行動決定:A】

【行動内容】
資材などの運び出しやステージ設置、音響(?)機材の調整などを手伝う
手伝いが終わったら、入学時に興味があった植物園『リリー・ミーツ・ローズ』へ赴き、そこでも手伝えることがあったらならば『植物学』を駆使しながら手伝う
なくても夕方までそこで散歩でもする

アグゼ・ドゥーム 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:0 = 0全体 + 0個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:1000
獲得努力:200
獲得希望:20

獲得単位:0
獲得称号:歓迎祭実行委員
おぉ、歓迎祭の準備ってのがあったことをすっかり忘れていた!どうも準備も人が足りているようだな、となれば人が多くいても困らない大通りの警備(D)に回るとするかな!
わしもまあこの身体には自信があるからな!なかなかの抑止力にはなるだろうともさ!
出店もふらふら寄りつつ、楽しむとするか!
怪しいやつとか見つけたら引っ掴んでちゃっちゃか追い出すのが良いだろうな!
といっても口聞かず引っ張りだすのは流石に悪いか、多少話をして判別でいいかね?そこら辺よくわからなんだなぁ。
まあ、残りは根性と気合で脳みそをサポートするさ!

ミサオ・ミサオ 個人成績:

獲得経験:0 = 0全体 + 0個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:わるいせんぱい
活動:
Cをメインに全域で悪い事をします。
だって魔王・ 覇王コースだもん。(おめめキラキラ)

メイン:
Cで所持金の賭け事してます。

屋台でカードや賽子を使い
「さぁさぁちょっと遊ぼうかぁ!」と新入生っぽい人に声をかけようか。
え?イカサマ?してないしてない。(目線を外しながら)

サブ:
いろんな場所で散歩しながら、ちょっとした手品を見せて遊んでることでしょう。


オズワルド・アンダーソン 個人成績:

獲得経験:0 = 0全体 + 0個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
行動:
保健委員の先輩方も参加していることだろうから、
Fの屋内練習場内、特別闘技場にて医薬品の調合を行い、けが人対応している。
また、薬草のお使いに植物園『リリー・ミーツ・ローズ』に出かけたりするでしょう。
疲れたら自然友愛の精霊に癒してもらいましょう。

魔法薬生成キットで、「魔法薬生成(治療)」の知識を生かして魔法薬を調合。
危ないこと、医者の話を聞かないこと、やかましいことになればあぶないお薬をぶつけます。
新入生が話しかけてきたら真摯に対応します。

オマケ:
ミサオが悪いことをしていると聞くといてもたってもいられなくなることだろう。
ミサオはグリモワールで絞める。

カンナ・ソムド 個人成績:

獲得経験:0 = 0全体 + 0個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
…マジック・オブ・ディライト…楽しそう…
興味あるからまずは事前情報を偉い人に聞いておこう…
なによりみんなと仲良く慣れるチャンス…
私は踊るのが好きだから…ステージ(A)に興味があるかな…?
だから前日まではステージの設置のお手伝いをするかな…?
もしかしたら私がそこで踊れるかもしれないし…
もし、誰かがステージの設置のしてうるのであれば…私もその人のお手伝いをする…あとその人と仲良くする…
作業の移動の際は「祖流還りⅠ 」、他の人と仲良くする際は「純白笑顔」を使う…

ナノハ・T・アルエクス 個人成績:

獲得経験:0 = 0全体 + 0個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:1000
獲得努力:200
獲得希望:20

獲得単位:0
獲得称号:---
■目的
お試しで大食いをするよ。

■行動
リハーサルのつもりで、出来れば本番さながらに数人で競いながら大食いだ。

完食ルールにしろ、お代わりルールにしろ、ペースが大事だ。
大体1分で200~250gくらいのペース。
早食いなら2倍3倍の速さで食べるけど…大食いだから維持を優先。
最後のラストスパート以外は周りに惑わされずに自分のペースで食べ進めるよ。
これは食の格闘技…食った者が勝ち!勝ちたければ食え!



食べ終わったら、気になることがないか確認して伝えるよ。
正直、味はあんまり心配してないかな。
それよりも大会を開く上での準備がちゃんと整っているか改めて見ておこう。
本番がうまく行くよう万全にしておかないとだよ。

エリカ・エルオンタリエ 個人成績:

獲得経験:0 = 0全体 + 0個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
図書館での特別授業の準備と予行練習を行う

学園に寄せられる依頼の傾向と対策について図表などを用いたレポートを紙や板書の他、写法術も用いて新入生に向けて発表し、問題解決の遂行に役立ててもらう

主な内容は以下の通り

リーバメントの大規模戦闘事件やベカジボ村での記憶収奪事件、ブリードスミスの再来など関係・連続性のある事件が起きていることを警告
華鬼事件のような仮面を使ったり、ブリードスミス再来やガスペロ事件では憑依のような方法で他人を操る手口が多発していることから、同一犯か同一の犯罪集団の存在の可能性を示唆

また、アルチェの海蝕洞窟で魔王と勇者の戦いに関すると思われる発見があり、引き続き調査が望まれる事も報告

仁和・貴人 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:0 = 0全体 + 0個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:1000
獲得努力:200
獲得希望:20

獲得単位:0
獲得称号:---
新入生歓迎ねぇ・・・
うん、いいじゃないかな

こういう時のメメたんの鶴の一声は流石だよな・・・周りの被害とか考えなければ
・・・修羅場に突入した職員の方々に敬礼っ!

と、それは兎も角オレもも手伝いに行こう
まずは血の気が多い奴が集まるであろう『ブラーヴ・オブリージュ』だな
一応、参加者として参加するが・・・
参加目的はお痛が過ぎる参加者へのお灸とオレで対処しきれない場合の足止めだな

次に時間があるようなら『ワイズ・クレバー』での特別授業の準備の手伝いだ
って言ってもオレが出来るのは教材の準備とかだろうけど・・・
居ないよりはマシだろうからな

さぁ、本番楽しむために頑張るとしようか

アドリブなど大歓迎

ルージュ・アズナブール 個人成績:

獲得経験:0 = 0全体 + 0個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
可能であれば、Bで仕込みのお手伝いをして、そのあとはDで屋台を出そうかと思ってるところですが

【B】
まあ、仕込みと言っても材料を切っておくとか、下味をつけたり煮込み料理を事前に準備して、煮込んでおく位になると思ってますけど

大食い大会に向けて仕込んでおきますわ

【D】
食べ歩きできるような、串ものやパンで具を挟むのがいいかしら。
個人的には、お酒のお供にフィッシュアンドチップスなんて最高なんですが……食べ歩き向きならサバサンドなんかかしら

面倒ですし、フィッシュアンドチップスとサバサンドを両方出しましょうか

どちらにもレモンやビネガーをお好みで
サバサンドにはバジルを利かせて、魚の匂いが苦手な方もいけるように

リザルト Result

 ふんふーん、と鼻歌を調子外れに歌いながら【馬場・猿二】は配布された地図を片手に生物園『アニパーク』を目指す。
「コッチで動物さんたちと会えるなんてツイてるな~」
 人がたくさんいる学園大通りを逸れ、しばらくすると静かな森に出た。喧噪よりも風の音の方がよく聞こえる。
「蛇を体に巻いたり、ワニと泳いだり、犬とお散歩したいな~!」
 猿二にとって動物がたくさんいるアニパークは、綺麗なお姉さんがたくさんいる夜の店とほぼ同義だ。しこたま遊びたい。
 きっと珍しい動物もたくさん飼育されている。
「あ、でもお手伝いもしなきゃいけないんだった! どうしよっかなー」
 うーん、と足をとめて悩む。欲望と義務が猿二の心の中でゆらゆら揺れた。
 しかし物事を深く考えない性格が、すぐに天秤を破壊する。
「ま、いっか!」
 行けばどうにかなるだろう。もしかしたら動物と遊ぶことがそのまま手伝いに繋がるかもしれない。
「ところでアニパークはどこだろ! 敷地が広くて大変でごんすな~!」
 なにより、たどり着けるかどうかが怪しかった。

 学園西部に広がる巨大な湖、『スペル湖』にひとりのアークライトが現れた。
「汝ら! 試食係が足りなくて困っていると見受けられる……。ここはこの【ガイア・クァンタム】に任せてもらいましょう!」
「僕も手伝うよ~」
 傲岸不遜が滲み出ている表情で宣言したガイアの後ろから、ひょっこりと【ナノハ・T・アルエクス】が顔を出す。偶然そこで出会ったので一緒にきたのだ。
「おっ、ほんとか?」
「助かる助かる。とりあえずルールは決まったんだけど、メニューの改良とかいろいろ悩んでてなぁ」
「余にかかれば造作もありません。疾く余の席を用意してください。そして、さぁ、余に試食料理を……」
 ふふふ、とガイアが自信満々の笑みを浮かべる。これは期待できるぞと、大食い大会の主催である実行委員が唾を飲んだ。
「僕もお腹空いたから、早く早く」
「二人でいいか? なんならうちから何人か出そうか?」
「どちらでも構いません」
「んー。僕はリハーサルのつもりでやりたいかな。その方が改善点とかも見えると思うし」
「よし、ならあと二人足そう。本番は四人ずつくらいで戦ってもらおうと思っているんだ」
 腕を組んでふんぞり返るガイアの隣にひとりと、椅子にクッションを敷いてテーブルとの高さを調整したナノハの隣にひとり、設営係の生徒が座る。
 実行委員の腕章をつけた男子生徒が、クロスを敷いた長机を前にした四人の正面に立った。
「ルール説明! こちらが出す料理を制限時間内により多く食べた者が勝者となる! なにが出るかはランダム、皿があいたら手を挙げて次を催促してくれ。ラーメンなどはスープを最後まで飲まないと食べたことにならないぞ。飲み物や調味料が欲しい場合は、言ってくれたら出す。質問は?」
「お代わりルールだね。分かった!」
「始めてください」
 天真爛漫という言葉が似合うナノハと、余裕綽々のガイアが了承する。設営係たちはルールを知っているので異論はなかった。
「よし! ではスペル湖大食い大会リハーサル、始め!」

 のんびりまったりしていた簡易調理場は、戦場と化した。
 リハーサルなのに!
「ルージュさん!」
「揚げ物用のじゃがいもならこちらですわ。次はなにを切ります?」
「リゾット用のキノコお願い!」
「ええ」
 仕込みの用意を手伝っていた【ルージュ・アズナブール】の側に次々と箱に入った食材が積まれていく。
「リゾットならこれくらいの大きさがいいかしら」
 口調はあくまで穏やかに。食材は面倒なので『多分だいたい同じ』くらいの大きさで切る。どうせ誰も気にする余裕などない。
 それほど広くない簡易調理場に悲鳴じみた怒号が飛び交い、出来上がった料理が次々と運ばれていく。
 同じ料理を連続して出さないというルールを作ったのは誰だったか。おかげで余計に面倒だ。
「一時間の辛抱ですわ」
 それが終わったら、ルージュは自分の屋台を出すために学園大通りに行く。手際よく仕事をこなしながら、なにを作ろうかなと考えていた。
 屋台の内部からこっそりと大量の料理を腹に収めている人物を覗き見る。
「……あらあら」
 戦場を生み出している犯人は、小柄な女子生徒だった。

 一皿目のホットドッグが出てきた時点で、ガイアは涙目になった。
「もっと少ない方がいいのではありませんか、汝たちぃ……!」
 積み上げられた十個。それもひとつひとつが結構大きい。
「うん、おいしい!」
 対してナノハはもっちりしたパンと噛めば肉汁溢れる腸詰肉のハーモニーを堪能していた。あくまで自分のペースで皿をあける。
「ふ、ふふ……なんのこれしき。よ……余は……唯我独尊の加護を受けているのですよ……知らんですけど……」
 ホットドッグ三つ目で限界を超え始めているガイアは、もう自分でもなにを言っているのか分からなくなっていた。今だから告白するのだが、実は少食だ。
「お代わり!」
 設営係も瀕死になっている中、ナノハは元気よく手を挙げた。
「食材を無駄にしてはいけない。余はリタイアです」
 どうにか一皿目を完食し、堂々とガイアは席を立つ。二歩で崩れ落ちそうになったが、どうにか堪えた。
「な……、なん、ウグンッ……! うっぷ……。汝らに……、ウッ、ゆ、唯我独尊の……加護ウェァ……。あれ……知らんです」
 口を押さえ、重々しい足どりで簡易トイレに向かう。
 一時間後、調理場を戦場に変えたナノハは行儀よく口周りを拭いてから、
「味は問題なかったよ。分量には注意してね。提供速度はもう少し上げた方がいいかな。あと、医療スタッフは置かないとだめだよ。大食い、特に競いあいは危険を伴うからね」
「はひ……」
 途中から給仕として走り回っていた実行委員が、疲れ切った様子で頷く。
「公平に対決するためにも重要なところだと思うんだ。あと最後にひとつ」
 キキ先輩は呼ぶな。
 今日一番真剣な顔で、十キロ以上の料理を平らげたナノハが言った。

 森で立ち尽くす猿二の眼前に、人が降ってきた。
 軽やかに着地し、彼女は翼を畳む。今朝方に講堂で見た生徒会所属の先輩だった。
「お困りですか?」
「あ!」
「【テス・ルベラミエ】ですわ」
「ぼくは猿二! アニパークに行きたいんだ~」
「かしこまりました。それでは私と参りましょう」
「うん!」
 連れ立って二人は歩き出す。
 ねー、と猿二がテスの袖を引いた。
「どーしてぼくを見つけられたの~?」
「探知魔法を使っていたからですわ。おひとりでいる方を見つけ、お声をかけるのが私の本日の仕事でございます」
「ふぅん……?」
「迷子になっている方を捜していましたの」
「ぼく迷子だったの~?」
「恐らく」
「あじゃま~」
 ぺちんと猿二が自分の額をぺちんと叩く。テスが柔らかく笑んだ。

 戦いの後、ルージュは箱詰めにされた野菜を本日の戦果として譲り受けた。
 学園大通りに設営した屋台で、なにを作るか考える。
「食べ歩きしやすいように、串モノやパンで具を挟んだもの……。お酒のお供も個人的には……」
 悩む。
 面倒になった。
「どちらも作りましょう」
 白身の魚を揚げる。芋も皮付きのまま香ばしく揚げて、どちらもビネガーを効かせる。もう一品はトマトとレタスと塩鯖のサンドだ。
「くーださーいなっ」
「はい……、あ」
 店先で鯖を焼いていると声をかけられた。背が低くて細身の女子生徒が、満面の笑みで立っている。
「揚げ立ての焼き立てですので、お気をつけくださいませ」
「うん! ありがとう!」
 敬意をこめて、ルージュは飛び切りの二品を用意した。
 
 意気揚々と【アグゼ・ドゥーム】は学園大通り『ファンタジア・ストリート』を進む。その腕には出店の管理及び騒動の鎮圧役であることを示す、実行委員の腕章がつけられていた。
 一応今日限りのものではあるが、抑止力になるからと配布されたのだ。
「ふぅむ。方々からうまそうな匂いがするな」
 頬を緩めたところで、怒号が喧噪を突き抜けてきた。
「お前! 俺の店の真似してんじゃねぇぞ!」
「そっちが真似したんだろ!」
 上級生と思われる男子生徒二人が言い争っている。集まり始めた野次馬が道を塞いでいた。他の屋台の用意をしている生徒たちは、とても迷惑そうだ。
「やんのかこら!」
「上等だ!」
「そこまでだ!」
 魔法を使おうとしていた生徒たちが、横から放たれた声に動きをとめ、邪魔をするなと睨もうとして、固まった。
 腕章がなくともアグゼはその体格だけで十分に相手を怯ませられる。
「自分の屋台に誇りを持つのはいいことだと思う! だがせっかくの祭りに魔法を使った喧嘩はいただけない!」
 熱い口調で二人を諭しながら、ちらりと横を見る。
 肉串の屋台が並んでいた。
「ともに正々堂々、売り上げを競うもよし! どうせなら一緒に屋台をやってみるのもいいだろう! 祭りは客も自分たちも楽しくあるべきではないか?」
「……一緒に?」
「……やるか?」
 すっかり毒気を抜かれた二人が顔を見せあう。
 もう喧嘩にはならないだろう。アグゼは満面の笑みで頷いた。

 作ったスタンプカードが、【弔・空我】の両脇で山をなしている。
「こんなものか」
 凝った肩を解し、カードを適当な束に分けた。
 第一校舎『フトゥールム・パレス』で店を出すことにした空我は、めんどくせぇと言いながらも『大人も子供も楽しめるもの』を考えたのだ。
 結果、スタンプラリーを開催することにした。
 彼が管理する一店舗で完結するのではなく、他の店舗も巻きこんでのイベントだ。賞品もある。
「さて」
 教室を出て、扉を閉める。まだ用意できていない看板の代わりに、扉には『スタンプラリーdeファイト』と淡泊な筆跡で書かれた紙が貼られていた。まだそういう店舗も多い。
「隣から行くか。……店舗数、かなり多いな。めんどくせぇ」
 長い廊下では絶えず人が行き交っており、どの教室も生徒が出入りしている。料理の匂いと喧噪に紛れ、たまに爆発音と悲鳴が聞こえた。
「まほうやさん……。なにを売っているんだ?」
 隣の教室に貼られた紙を見て、少し考える。中は比較的静か――、
「うわぁぁあん!」
 ばん、と扉が開かれて号泣しながらなぜか半裸の生徒が飛び出していった。
 うるさくないだけでなにかまずいことが起こっているのは確かだ。
「やぁやぁ新入生。さっきのは気にしないでくれ。見物かい? それともオレと遊んで行くかい?」
 緑の髪のドラゴニアが愉快そうに笑う。
「いや、スタンプラリーに協力してほしくてきた」
「へェ?」
「午前午後、あわせて三回。来店者にカードを渡したり、スタンプを押したりして欲しい」
「いいぜ」
「頼んだ」
 面倒に巻きこまれる前に、空我は教室を出た。
 その後も各店舗を回って協力をとりつけ、参加賞の飴やクッキーをレシピ通りに作って包装する。
 さらに景品の黒狐のぬいぐるみ、黒狐のイラスト入りのハンカチ、被り物、仮面、コップを用意した。
「これでいいだろう」
 あとは明日を待つだけだ。

 実行委員の腕章をつけ、【星・武道】と【マルガレーテ・トラマリア】は第一校舎の廊下を走る。
「ここですわ!」
「ああ」
 ひとつの教室の前で急停止、扉に貼りつけられた『まほうやさん☆準備中』の文字を武道が一瞥して無視し、開こうとしたところでマルガレーテが声を上げる。
「お待ちください! ワタクシ、他の先輩にお聞きしました」
「……なんだ?」
 自分たちがここに来る前に聞いた内容といえば、この教室で呪われた魔法道具の販売がされているというタレコミがあったから確認及び押収してきてくれ、というものだったはずだ。
 他にもなにかあったかと、武道は記憶を探る。マルガレーテは大きく息を吸い、吐いた。
 前に出た彼女に武道は位置を譲る。仮面をつけた少女の手が、扉に触れた。
「御用改めである!」
 ばーん! と扉が開かれる。
 え、と瞬いたのは武道だけではない。遮光カーテンが引かれた薄暗い教室内の生徒も、きょとんとしていた。
 ただひとり、微妙な空気の中でマルガレーテが首を傾ける。
「違いますの?」
「……そうだな……」
 なんと答えたものか。武道は目を泳がせる。
「ふはっ」
 不意に怪しげな店の怪しげな生徒が吹き出した。行儀悪く椅子に座ったまま、背を丸めるようにしてひとしきり笑い、顔を上げる。
「いやァ、面白いのがきたじゃないか」
「なんだかよく分かりませんが、他の生徒よりこちらで呪具の販売がされていると伺いましたわ!」
 気を取り直したマルガレーテにあわせ、武道も改めて生徒に目を向けた。

 背に負った斧の重さなど感じさせない動きで、アグゼは人ごみを縫う。途中で買った鯖サンドの最後のひとかけらを口に押しこみ、屋台のひとつでとまった。
「お、いらっしゃ……」
「この爆炸石は販売禁止のはずだぞ」
「す、すみません」
「反省し改められるならそれでよし!」
 生徒が慌てて商品を下げる。
 アグゼの見回りはまだまだ続く。
「賑やかで実にいい!」

 武道とマルガレーテの眼前には、東方風衣装で緑髪のドラゴニア。片手に煙管を持っている。
「それと、第一校舎内は禁煙だ」
「火はつけてねぇさ」
 飄々と返された。
「呪具ってのもなんのことだかさっぱりだ。それよか坊やたち、オレと遊んで行かないかい?」
「仕事の途中ですので」
「そう言わずに。さぁさぁ!」
 とんとんと男子生徒が自身の前に置かれた長机を叩く。トランプにタイルゲームにボードゲームなどが、雑然と置かれていた。
「通報があった以上、俺たちは商品を検めなくてはならない」
「そうですわ。それにワタクシ、呪具に興味が……こほん」
 余計なことを言いそうになったマルガレーテは、咳払いで誤魔化した。
「そうかいそうかい。じゃ、適当に見てってくれよ」
 つまらなそうに緑髪のドラゴニアは頬杖をつく。物憂い横顔を見ていると、なんだか悪いことをしたような気がして、マルガレーテは落ち着かなくなった。
 一方で武道は怪しい先輩は放っておいて、壁際に並べられた簡易棚の中の商品や飾りに呪具探知ペンを近づける。今回の仕事にあたり、生徒会から貸与されたものだ。
「あの、先輩。このお店は先輩が開いているのですか?」
「ミサオって呼んでくれ、お嬢ちゃん。オレが店主には見えないか?」
「見えませんわ。店番なんてするつもり、なさそうですもの。それとワタクシはマルガレーテと申します。こちらは」
「星・武道。先輩は何者だ?」
「ちょいと縁があってなァ。休憩所として使わせてもらってるのさ」
「そうでしたか……、え?」
 じゃあなにか。
 実質無関係なのか。
 関係者みたいに振舞っていたのに?
 衝撃の事実を知ってしまったマルガレーテの耳を甲高い音が突く。武道の呪具探知ペンが反応したのだ。
「あった」
「武道様!」
 無造作に武道が木彫りのクマを片手で掴む。途端に青黒い光の線が武道の腕を這い上がったが、
「破ァッ!」
 気合の声をひとつ。魔力を全力で励起し、相殺して見せた。
「おー」
 ぱちぱちとミサオが愉快そうに手を叩く。片膝を突いた武道にマルガレーテは駆け寄った。
「ご無事ですか!?」
「ああ」
「さァて、坊やたち。お仕事は終わったんだ、オレと遊んでもらおうかねェ?」
「いえ、ワタクシたちは」
「坊やは遊ぶ気力くらい残ってるだろ? カワイイ仮面のお嬢ちゃんも」
「仮面が気になりますか? ええ、こちら特注品ですの! 素晴らしいでしょう?」
 食いついたマルガレーテに怪しい先輩が怪しく笑う。獲物を見つけた捕食者の目だった。
 自分だけ帰ることは許されないと、武道も腹をくくる。
 一回でも遊べばこの先輩も解放してくれるだろう。
 解放されたら木彫りのクマを提出しに戻って、また見回りに出ればいい。遊ぶ以上、先輩相手でも手は抜かない。
 そう考えてしまった時点で、実はこの如何様上等賭博師の術中に落ちているのだが――。
 二期生二人がそれを知るのは、もう少し先のことになる。

 広場にはステージの土台が組まれていた。
 その周囲を、機材を持った生徒たちが忙しなく行き交う。指揮をとっている実行委員は拡声魔法を使っているのだろう、騒がしさを上回る声量を出していた。
「それ、あっちの黒髪の先輩のところに持って行ってくれる? あ、その前に中の魔法石に魔力与えて、ちゃんと光るか確かめ……、はーいすぐ行きます! じゃあよろしく!」
 指示を与える途中で他の作業係に呼ばれた女子生徒が、口早に言って走り去る。
 ステージの端で頷いた【シルワ・カルブクルス】は屈み、箱の中の玉をひとつ手にとった。上から吊るせるよう、長さを調節できる紐がついている。
「魔力に反応して光る石、ですか」
 ガラス玉の中の石がシルワの魔力に反応して光る。真昼なので目立たないが、夜なら鮮やかに見えることだろう。
 石のカットの仕方に秘密があるのか、ひとつめとふたつめでは色が違った。
 ふと視線を感じて顔を上げる。正面に立っていた少女と目があった。
「て……、手伝う、よ……?」
 猫の尾がふらりと揺れる。
 緊張した面持ちの彼女に、シルワはほのかに笑んだ。
「ありがとうございます」
 うん、と首を縦に振った少女が、ぱっと笑った。無垢な笑顔が可愛くて、シルワの目元が緩む。
「私、カンナ」
「シルワ・カルブクルスです」
「シルワ……、これ、どうするの……?」
「魔力を流して、石がきちんと光るか確認しています。終わったらあちらへ」
 シルワの視線の先に【カンナ・ソムド】も目を向ける。実行委員と照明担当と思われる生徒が、なにかを話しあっていた。
「分かった……」
 真剣な面持ちでカンナも手にした石に魔力を流す。青く光った。

 屋内練習場内、特別闘技場『ブラーヴ・オブリージュ』。
 模擬戦用に用意された武器や客席に被害を出さないための魔法障壁発生装置の具合を確かめるため、前日である今日も朝から軽い『運動』が行われていた。
 そう、許されているのは運動だ。
「こういうことにはなり得るか」
 中級の魔法が炸裂し生徒が吹き飛ぶ。ルネサンスの身体能力を生かして空中で姿勢制御、反撃は木剣ではなく自分の爪。
 戦闘に発展している二人の間を火花が駆ける。ぱぁん、と場違いに明るい破裂の音が響いた。
 瞬時に距離を離し、驚いている二人の間に【仁和・貴人】は割りこむ。
「そこまでだ、先輩方。言っておくが今ここには不用意に怪我するとキレる……、というか怖いのが手伝いにきている。ほどほどにした方がいいぞ」
「なんだお前」
「参加者か?」
「ああ。先輩たちのような参加者をとめるための参加者だ。……それで? 忠告は聞いてくれるのか? ちなみに今の花火で先生もこっちにくるはずだが」
 ぐ、と二人の生徒がつまる。
 しばらくして、二人とも両手を上げた。
「分かったよ。悪かった」
「手間かけさせたな」
「理解してくれたならいい。傷の手当てが必要なら向こうで。怒られることは覚悟してくれ」
「はいはい」
 去っていく先輩たちの背を見送り、貴人は壁際による。次の模擬戦メンバーが入れ違いで入ってきた。
「医療現場と先生たちの胃が死にそうだな」
 絶賛修羅場の面々に貴人は敬礼する。学園長はどこかで満足そうに大笑いしているのだろう。
「ひと段落ついたら大図書館で特別授業の用意を手伝うか。俺も受けたいしな」
 この世界のことをより深く知る。元の世界に還る術が現状ない以上、損のない選択といえる。
「ところで、喧嘩好きの連中が集まりすぎじゃないか?」
 早速頭に血がのぼってしまっている二人をとめるため、貴人は地を蹴った。

 闘技場に併設された医務室は激戦区となっていた。
「お前よくもやりやがったな!?」
「こっちのセリフだ! 表出ろ!」
「上等ダグァッ」
「ギャアァ!」
「ははは元気な患者さんたちですね少し静かにしてくださいね」
 取っ組み合いの喧嘩の末に窓から落ちて足を捻挫した状態で運ばれてきた先輩生徒の擦過傷に、【オズワルド・アンダーソン】はわざとしみるタイプの薬をかけた。
 騒がしかった先輩二名が痛みで悶絶する。
「なんで他のところの怪我人もこっちに運ぶのよ!」
「保健室行けよ!」
「満員なんだってさ!」
 次々と運ばれてくる生徒たちの手当てに、保健委員と手伝いを申し出た面々が走り回っている。特にこの戦争を初めて経験する二期生組は今にも倒れそうだった。
「波が引けば一息つけます。それまで頑張りましょう」
「はいっ」
 燐光の幻覚が見えそうなほど優しく微笑んだオズワルドに、後輩たちの士気が上がる。
「オズワルド君、手が空いたタイミングでいいから、いつもの薬草もらってきて!」
「分かりました」
「順番に飯食ってこい、体持たねぇぞ!」
 監督役の実行委員が死にそうな顔で叫んだ。
「軽傷者は後回しで。重傷の方から手当てをお願いします。言うことを聞かない患者さんは殴って黙らせましょう」
「はい!」
 殺気立つ治療係たちがオズワルドの言葉に威勢よく返し、患者たちが青ざめる。
 戦友たちが順番に休憩をとり終え、ようやく食事に行こうとしたオズワルドの背に叫びが刺さった。
「だから! 緑の髪のドラゴニアの先輩と博打して俺が負けたの! イカサマだろって喧嘩吹っ掛けたらやり返されたんだよ!」
「……へぇ……」
 すぅっとオズワルドの周囲の空気が冷えた。踵を返し、喚く患者に近づく。
「それ、どこのことですか?」
 あまりの気迫に患者が頬を引きつらせる。オズワルドの目は笑っていなかった。

 大図書館『ワイズ・クレバー』の『喧噪』は、他の賑やかさとはまた種類が違う。たとえるなら小波か、葉擦れの音だ。
「おや、掃除の途中で本を読み耽っている悪い子を見つけてしまったな」
 書架と書架の隙間に座り、本を開いていた【メイナード・ガネル】の肩が大きく跳ねた。
「え、あ」
「すまない、驚かせるつもりはなかったんだ」
「……こっちこそ、大げさに驚いてごめん」
 申し訳なさそうに眉尻を下げ、【エリス・フェルダ】は膝を折る。メイナードはうっかり読んでしまっていた本を、元の位置に戻した。
「図書館の掃除だもん、気になる本の一冊や二冊はあるってものだよ」
「そう、だよね。本当にいろんな本が、あって。あたり前だけど」
「綺麗な建物も物珍しい施設も多い。冒険心がくすぐられるというものだ」
 冒険心、と小さな声で鸚鵡返しにして、メイナードは瞬く。エリスが片目をつむった。
「女らしくない、とでも思ったかな?」
「……少し」
 本当は家族やあの子がいたときのことを思い出していたのだが、自分らしくないし、初対面の彼女に言うことでもないので隠す。
「そうか。ふふふ。そうだろうとも。僕は冒険や英雄譚が好きな、変な女なのさ!」
 魅力的な笑顔とともに宣言して、エリスはメイナードの側に置かれていた本を数冊纏めて抱え上げる。
 慌てて立ち上がったメイナードも、残りの本を全てとった。腕にずっしりと重い。
「手伝わせて、ごめんね」
「謝ることなんてないとも。僕の方こそ、君のようにカッコイイ人と作業にあたれるなんて僥倖だ」
 眉尻を下げてはにかんだメイナードが話題を変えた。
「そういえば、特別授業、なにをするか、聞いた?」
「いや。気になってはいるのだけどね。当日に知るのも醍醐味のひとつなのかな?」
「そうかも、しれないね。魔物学と、植物学の授業は、あると思う、けど」
「どうして?」
「さっき運んだ、参考書」
「なるほど。君は見目麗しいだけでなく、聡明なんだな」
「そんなこと……。あ、僕はメイナード・ガネル」
「申し遅れた。エリス・フェルダだ。よろしく」
「よろしく」
 本を書架に戻しながら自己紹介を終え、次の指示を仰ぐために実行委員の元に向かう。

 薄暗い教室の中、【ミサオ・ミサオ】は上機嫌だった。
 賭博と『自己防衛』の末に勝ちとったこの教室を拠点に、それなりに遊んだ。少しばかり巻き上げた。
「ちょいと散歩にでも行くか」
 軍資金もあるし。腹ごなしもそろそろしたい。
 足どり軽く出入り口に向かい、嫌な予感を覚えて即座に回れ右。窓まで全力疾走して、引きちぎる勢いでカーテンを開き、窓に手をかけたところで、
「ミーサーオー?」
「げぇ……」
 後ろから肩を掴まれた。
 観念したミサオは両手を上げ、ぎこちない動きで背後を見る。
 金髪の彼は笑顔だった。精神が弱いものはそれだけで気絶しそうな種類の、笑顔だった。
「覚悟はできていますね?」
「いやァ……まぁ聞けよ、オズワルド」
「問答無用です。僕も忙しいので」
「はっはっは、真面目な医者見習い殿は大変だなァ!」
 横に振られた魔導書をミサオは寸でのところで屈み、かわす。
「それ直撃したらまずいだろ!」
「医務室か保健室でしばらく反省してください」
「容赦ないなぁキミ!」
 脱兎の勢いでミサオが逃げる。白衣を翻してオズワルドが追った。

「やぁ、終わったようだね」
「はい。そちらの美しいお嬢さんは?」
「一期生の【エリカ・エルオンタリエ】よ。初めまして」
「特別授業の中に、先輩生徒による発表の時間があるだろう? エリカさんはそれの発表者なんだよ」
 大図書館担当の実行委員の紹介に、エリカは小さく笑んで頷く。
 二期生二人の目が尊敬の光を宿した。
「どのような発表を行われるのですか?」
「僕も聞きたい、です」
 エリカが視線で実行委員に問う。言っていいよ、と視線で許可されたのを確認してから、両腕の中の資料を抱き直した。
「たぶん、今後の授業で詳しくおさらいされるだろうし、この図書館内にも記録資料があるから、興味があるなら見て欲しいんだけど」
「はい」
「最近、リーバメントの大規模戦闘事件や、ベカジボ村での記憶収奪事件、ブリードスミスの再来など、関連や連続性のある事件が起きているわ」
 いずれも無辜の市民を脅かす事件であり、この学園の生徒たちが解決に尽力した依頼の数々だ。
「華鬼事件では仮面。ブリードスミス再来やガスペロ事件では憑依のような方法で、他人を操る手口が多発してる」
「同手口……。同一犯か、同一犯罪集団が糸を引いている、かもしれない、ということですか?」
「可能性としてはね」
 眉根を寄せたメイナードの推測を、エリカは肯定する。エリスの顔にも憂いが刻まれていた。
「それに、アルチェの海蝕洞窟では魔王と勇者の戦いに関すると思われる発見もあり、引き続き調査が望まれるわ」
「魔王と勇者?」
 ひときわ目を輝かせてエリスが反応する。そういうものが好きだと言っていたことを思い出し、メイナードはかすかに笑んだ。
「ええ。謎の研究施設、ぼろぼろの船、黒い魔物。封印の役目を果たしていたと思われる大剣。わたしたちよりもっと上級生か、卒業生たちに振り分けられる任務かもしれないけど……。それでも、わたしたちも関わりたいって、学園にお願いしているのよ」
「僕たちも関われますか?」
「きっと危険よ」
「承知の上です。それでも、ゆうしゃの卵としてここにいる以上、市民の安全のためにも動きたいと思います」
「……うん。僕も、僕にできることが、あるなら」
「二人とも勇敢ね」
「先輩の慧敏には及びません。可憐でありながらとても優れた知性もお持ちですね」
 自然な流れで称えられたエリカが咳払いをする。少し照れていた。
「なるほど」
 こういうタイプの女の子なんだな、とメイナードは確信する。口説いているのか褒めているのか、微妙な言動。故意か無意識かは推測できない。
「もう少ししたら予行練習をするの。よかったら聞いて行って」
「はい!」
「応援、しています」
「間にあったか」
 二期生二人が同時に出入り口の方を見る。あら、とエリカが微笑んだ。
「貴人さん」
「まだ手伝うことはあるか? と、そこの二人は初めましてだな」
 エリカに片手を上げた貴人がメイナードとエリスに目を向けてから、周囲を見る。
「まだいくつか仕事があります。それと、先輩の予行練習も」
「一緒に、どうですか?」
「ああ、よろしく頼む」
「よし! 人手も増えたし、ラストスパートだ!」
 実行委員が手を叩き各々が持ち場に散っていく。エリカは用意の為に自習室に向かった。
「これからの学園生活、期待が膨らむね!」
「うん、そうだね」
 不安はある。
 しかしそれ以上に期待を、メイナードとエリスは感じていた。

 植物園『リリー・ミーツ・ローズ』は、まるで絵画の中のようだった。
 緑と花が万彩を織りなし、甘さと爽やかさが混じった匂いがする。
 カンナとシルワは並んで遊歩道をゆっくりと進んでいた。
「大変だったね……」
「大忙しでしたね」
 あのあともステージ設置に走り回り、気づけば日が傾いている。
「ステージ……。よかったら、見にきて、ね……?」
「はい」
 歓迎祭当日、カンナはステージで踊ることになった。
 実行委員の手が空いた隙に打診しに行ったところ、即座に許可が下りたのだ。実行委員は以前、街でカンナの踊りを見たらしく、飛び上がらんばかりに喜んでいた。
「私もカンナちゃんの踊り、楽しみにしています」
「ありがとう……。頑張るね……」
 はにかむカンナにシルワは温かな気持ちになる。
 植物園でも催しがあるらしく、生徒の声が絶えず聞こえてきた。しかし距離があるため、なにを話しているのかは分からない。
 安らげるよう、カンナが催事場から離れた位置を案内してくれていることに、シルワは気づいた。
「気に入った……?」
「とても。本当に綺麗なところですね」
「よかった……」
 山間部育ちのシルワは、足をとめて周囲を見回す。大きく息を吸い、吐いた。疲労が呼気とともに体から出ていく。
 吹き抜けた夕風は少し冷えていた。
(まだ、不安はある)
 この学園に入学し、村人・従者コースを専攻した以上、その不安を払拭できるほどの力を身につけなくては。
 夕日に照らされる植物園の風景を目に焼きつけながら、シルワは決意を胸に刻む。
 傍らでカンナが嬉しそうに目を細めていた。
「カンナ?」
「オズワルド……。薬草……?」
「ええ。魔法薬の調合を行っていたのですが、足りなくなってしまって。そちらの方は初めましてですね」
 向かいからやってきた、貴族然とした生徒が柔らかく笑う。友人との思わぬ遭遇にカンナの猫尾が嬉しそうに動いた。
 自己紹介をするためにシルワは口を開く。
 魔法学園『フトゥールム・スクエア』には知らない人も知らない場所も、まだまだたくさんあるのだ。



課題評価
課題経験:0
課題報酬:0
【体験/新歓】フェスティバル・デイ・ビフォア
執筆:あいきとうか GM


《【体験/新歓】フェスティバル・デイ・ビフォア》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 1) 2020-04-14 00:14:45
一期生で、賢者・導師コースのエリカ・エルオンタリエよ。
二期生の人でも、そうでない人もわからないこととかあったら、
できる限りのサポートをしようと思っているので、遠慮せずに言ってね。

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 2) 2020-04-14 00:28:55
参加の決まった人は、『ストーリー』と『解説』をしっかり読んで、
『エピソード情報』のところにある赤い『プラン提出』のボタンを押して、
その先にある『行動計画(プラン)入力欄』に自分のやりたいこと記入するのよ。
入力欄は『アクション』と『ウィッシュ』に分かれているけれど、
『アクション』には、自分のやりたいことや目標、そのためにとる行動を書いて、
『ウィッシュ』の方には、エピソードへの意気込みとか、
キャラクターをこんな風に描写してもらいたいなどの、内面の事やリクエストを書くのが
基本的な記入方法だけど、アクションの内容が書ききれなかったらウォッシュに続きを書くなどの使いかたをしても大丈夫よ。

《イマジネイター》 ナノハ・T・アルエクス (No 3) 2020-04-14 00:32:10
大 食 い 大 会 と 聞 い て ! ! !
試食ならお任せってね♪

僕はナノハ・T・アルエクス。賢者・導師コースの一期生だよ。
皆、よろしくね♪

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 4) 2020-04-14 00:34:44
プランは出発の期限までなら何度でも書き直せるので、
参加が決まったら、なるべく早い段階で記入しておいて、
会議室(ここの掲示板)での、みんなとの相談や打ち合わせの流れなんかも参考にしながら、
出発まで毎日1回ぐらいは再確認して、必要なら書き直して再投稿することを
おすすめしておくわね。

プランの記入を出発日ぎりぎりまで放っておくと、うっかりやトラブルなどで
プランを書けないまま出発しちゃうことになって、悲しい思いをするから、
参加が決まったら、曖昧な内容でもとりあえずプランを記入しておくのが
そういった事故にあわないためのテクニックよ。

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 5) 2020-04-14 00:38:36
ウォッシュって何よ、ウイッシュのタイプミスね。ごめんなさい。

わたしは、みんなの希望を聞いてから、人手が必要そうな場所か
個人的に気になるところに参加してみようと思うわ。

なので、みんなの行きたいと思っているところを教えてくれると嬉しいわ。
その時に、わからないことや不安なことがあったら、何でも聞いてね。

《新入生》 エリス・フェルダ (No 6) 2020-04-14 04:10:59
僕はエリス・フェルダ。
魔王・覇王コースの新入生ってところだね。
僕が興味あるのはE、F辺りかな……あとは皆のバランスを見て決めようと思うよ。
まだ不慣れだけれど、どうかよろしく頼むね!

《スイーツ部》 ルージュ・アズナブール (No 7) 2020-04-14 05:44:05
村人・従者コースのルージュと申しますわ。
よろしくお願いいたしますわね。

わたくしはとりあえず、新入生のみなさんに楽しんで貰えるように、手当たり次第にお料理作りまくりでしょうか。
たぶん、作った矢先からどんどん消えるでしょうけど。

さあ、かかってこい腹ペコども!
ですわね。

《比翼連理の誓い》 オズワルド・アンダーソン (No 8) 2020-04-14 07:25:08
新入生の皆さん、初めまして。
医者を目ざしてる賢者・導師専攻のオズワルド・アンダーソンです。
あぁ本当はいつも一緒にミサオがいるのですが、今回彼とは別行動だね。
もし、ミサオが変なこと悪いことしていたら直ぐに僕に報告してくれるとありがたいです。
……まぁ、そういうのは置いといて、せっかくの歓迎祭(前日だけど)楽しんでください。

僕はFの医薬品の調合をメインに保健室と植物園を行き来してると思います。
もし良ければ話しかけてくださると嬉しいです。

………む、Cにミサオの気配がしますね。何が悪いことを考えてるようだ。

《メメルの婚約者☆》 仁和・貴人 (No 9) 2020-04-14 12:35:16
一期生、魔王・覇王コースの仁和だ。
EかF、どちらかに行こうと思っている。
薬品の調合や備品確認のお手伝いしそうにない?
あぁ、その通りだ・・・
エキシビジョンかなんかで出場できないかな?とな。
先輩・・と言えるかはわからんが一期生の戦闘力気になる奴もいるだろう?
・・・いないようなら素直にEに行くが・・・

《1期生》 カンナ・ソムド (No 10) 2020-04-14 12:59:00
…カンナ・ソムド…芸能・芸術コース…
私…Aのほうに行く予定…

《新入生》 弔・空我 (No 11) 2020-04-14 20:04:45
黒幕・暗躍専攻の空我・弔だ。
一応、新入生……、二期生だ。
俺は、どこでもいいが…、まだ決めてないな。
まあ、C、Dあたりか、まあ、需要がある場所に。
そういうことで、よろしく……。

《2期生》 シルワ・カルブクルス (No 12) 2020-04-14 21:33:36
最近入学したばかりの村人・従者コースのシルワ・カルブクルスです
特にまだ決まってはいないですが、とりあえずAに行こうと思います
あと、どうやら植物園でも準備をしているようなのでそこでも手伝えないかなと

《新入生》 マルガレーテ・トラマリア (No 13) 2020-04-14 22:58:39
王族・貴族コースのマルガレーテ・トラマリアと申します
先輩方、皆様、どうぞよろしくお願いしますわ
ワタクシはCにて、実行委員会の先輩方のお手伝いをさせていただこうかと
呪われたアイテム、えぇ、放っておけませんものね!

《新入生》 馬場・猿二 (No 14) 2020-04-15 00:40:14
えっとー武術・無双コースで名前は馬場猿二って言う!
…お願いしまぁす!
ぼくは迷子になる自信がありますが、動物が見たいので
動物園にゆくし、花が見たいから植物園にもゆく!


《スイーツ部》 ルージュ・アズナブール (No 15) 2020-04-15 05:59:19
さて、わたくしは具体的にどの場所に行きましょうか。
可能であれば、Bで仕込みのお手伝いをして、そのあとはDで屋台を出そうかと思ってるところですが。

まあ、仕込みと言っても材料を切っておくとか、下味をつけたり煮込み料理を事前に準備して、煮込んでおく位になると思ってますけど。

自分の屋台で何を出すかは考え中ですが、食べ歩きできるような、串ものやパンで具を挟むのがいいかしら。
個人的には、お酒のお供にフィッシュアンドチップスなんて最高なんですが……食べ歩き向きならサバサンドなんかかしら。

《新入生》 メイナード・ガネル (No 16) 2020-04-15 06:01:42
いろいろ教えてくれて助かります、先輩。参考になります。
僕は勇者・英雄、メイナード・ガネル、よろしく。
 今はまだプランの途中ですが『E』で授業の準備を手伝おうかと。

《2期生》 星・武道 (No 17) 2020-04-16 13:06:13
俺の名は星武道。よろしく。

腕っぷししか能がない俺はCの取り締まりか、実行委員会の見回りにいこうかと思う。

俺はやってやるぜ、とうちゃん!(メラメラメラ

《不屈愛の雅竜天子》 ミサオ・ミサオ (No 18) 2020-04-16 15:26:52
いいねいいねぇ!可愛い子供たちがいっぱいだねぇ!
っとぉ、オレぁ賭け事のキングことミサオ・ミサオってんだぁ。…え?そんな二つ名はない?
うるせぇ気分じゃ気分。

や、ややややややだなぁオズワルド。
悪いことなんて考えるわけないだろう!
……さぁーて、オレぁウロウロしながらかーわいい新入生達をいじめてやろうかねぇ。
(Cメインに全体をウロウロしながら新入生に声をかける予定)

《不屈愛の雅竜天子》 ミサオ・ミサオ (No 19) 2020-04-21 08:55:36
おっと、今日が最終締切だ。
0時すぎる前にプランをしっかり書くことだぜ。では、またな。

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 20) 2020-04-21 23:00:41
私は大図書館での授業の準備を手伝うことにしたわ。

みんなプランは送信できているかしら?
送信できていないと悲しいから、最後にもう一度チェックしておいてね。

《イマジネイター》 ナノハ・T・アルエクス (No 21) 2020-04-21 23:42:43
プラン送信よし…うん、大丈夫。