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ギンザーン大雪合戦


ストーリー Story

 今年も冬がやって来た。
 そして奴らもやって来る。
「皆は『ギンザーン』大雪合戦は知っているかな?」
 基礎訓練B(たいじゅつしなん)の授業の終わり。
 ヒューマンの若い女性、【ユキ】はこの学園の先生だ。
ユキ先生は冬の校庭に集まる学生たちに声をかける。
「ギンザーン大雪合戦! 大事なことなので二回言いました!」
「先生、雪合戦はわかりますがギンザーンってなんですか?」
 一人の学生の質問にユキ先生は顔を輝かす。
「よくぞ聞いてくれました! ギンザーンは火山の観光地『トルミン』最大の温泉街です! そして先生の地元なの!」
 ユキ先生の地元、トルミンは有名な観光地であり、季節ごとにも様々なイベントがおこなわれている。
 しかしギンザーン大雪合戦なんてイベントはあっただろうか?
 そのことをまた別の生徒が発言し、ユキ先生はあからさまな落ち込んだ様子を見せる。
「まあ、非公式のイベントだからね……危険だし」
 危険というのはどういうことだと更に別の学生が手を挙げる。
「あ、危険と言っても死ぬようなことは無いよ。まあ、詳細は明日にでも学園の掲示板に貼っておくから、興味のある人は見て行ってね」
 そうしてその日の授業は終了。
 翌日。
 ユキ先生の言っていた通り、学園の掲示板に大雪合戦の情報が書かれた張り紙が乗せられた。
 だが、その掲示板の前の人影はまばらだ。
 それもそうだろう、わざわざ危険な雪合戦と聞いて近寄る人は物好きなのだろう。
 しかし、そんな物好きの学生は張り紙を確認する。
 まず張り紙には大きな文字の見出しが書かれていて。
「勇者求む! ギンザーン大雪合戦! 自警団と一緒に『ジャックフロスト』たちからギンザーンを守ろう!」
 そんな見出しだ。
 場所はギンザーン温泉街のはずれ、八体のジャックフロストと雪合戦で勝負するという内容。
 ジャックフロストは妖精族によく似た冬の魔物だ。
 ただ、魔物を討伐ではなく、雪合戦で勝負すると言うのが学生の頭に引っ掛かる。
 ともかく学生は情報の続きを見る。
「ジャックフロストは妖精族の特性を真似て作られた魔物で、ピクシーから派生したものです。季節限定の魔物で、冬が近くなると霜を運んで人々に冬の到来を知らせます」
 この魔物はあまり凶暴なものでも無く、学生なら大した脅威と言うわけでもない。
 情報を見る限りそこまでたいしたこともしていない様に見えた。
「魔物たちは温泉街のはずれを通る人たちに雪玉をぶつけてきます」
 だが。
「しかし、魔物たちは毎年八体で徒党を組み、一斉に人へ雪玉をぶつけてきます。雪合戦の歴史の中で氷結状態になった人もいました」
 学生は読み続ける。
「そもそも、魔物たちがギンザーンの人たちに雪玉を投げつけ始めたのは十年前にさかのぼります。そして人々が困っていたところに自警団の面々が立ち上がり、雪玉を投げ返して見事魔物たちを追い払ったのがギンザーン大雪合戦の始まりです」
 なるほどと学生は思う。
 この雪合戦は十年前から続いている。
 歴史ある戦いだ。
「自警団の活躍によって魔物たちは追い返されました。しかしそれからも毎年魔物たちはやってきて、自警団と魔物たちが毎年雪玉をぶつけあっているうちに見物人も集まって、それはちょっとしたお祭りとなりました。それが今のギンザーン大雪合戦であり、人と魔物の危険な雪合戦は観光収入の一つとなっているわけです」
 魔物を完全に退治しないのは観光収入を潰さない為。
 これはとても例外的な事ではあるが、魔物の襲撃を観光の収入源にしてしまうとは、この地の人々の商魂はたくましい。
「そして今年も魔物たちがやってきたのですが、今年は自警団がそちらに手を回すことができず、こうして学生の手を借りたいと、学園に課題として魔物との雪合戦が依頼されているわけです。魔物たちは雪玉をぶつけられれば去っていきますから、思う存分雪玉をぶつけてあげてください!」
 魔物たちは一、二度雪玉をぶつけられれば逃げ帰っていくという事だ。
 また、一時間も相手をし続けてやれば、満足して帰っていくだろうとも書いてある。
 そして報酬は。
「報酬については少ないですがギンザーン温泉街から支払われます、また特別に先生が温泉に連れて行くことを約束します! 温泉に入れば雪合戦の疲れも癒える事でしょう。ただし、のぞき見は先生、許しませんからね!」
 ユキ先生も言っていたがギンザーンは温泉街だ。
 また、その温泉はなかなかの名湯ということで。
 それは結構良い報酬なのかもしれない。
「雪合戦は三日後。現地集合。最後に現場の状態と魔物の特徴について記載しておきます」
 最後に情報が羅列される。
 合戦の舞台は温泉街のはずれ。
 始まりは昼の少し前。
 雪の降りしきる草原であり、ジャックフロストたちの得意地形。
 魔物たちはすでにいくつもの高さ一メートルほどの雪の壁を築いている。
 それは横二メートルほどに伸び、いくつも築かれ、さながらバリケードのようになっている。
 そんなバリケードを固めた魔物、ジャックフロストは八十センチから一メートルほどの妖精族に似た魔物であり、霜を運ぶ。
得意な属性は風であり、苦手な属性は火である。
 また、魔物の飛ばしてくる冷気による氷結の状態異常へ注意が必要。
 そしてこれは特例ですが、観光収入を失わない為、くれぐれも魔物を討伐してしまわない様に。
以上!
 それらの情報を確認し、その場から学生は立ち去る。
 そして当日の朝!
「ごめーん。先生風邪ひいちゃったよー。戦力としては期待しないでね。でも、君達のことは旅館から応援してるから!」
 ユキ先生は風邪でダウン。
 それでも、温泉街の宿まではやって来てくれて、宿で学生たちを待っているとのことだ。
 魔物達の待ち構える合戦場には学生たちだけで向かうことになる。
 果たして学生たちは無事に魔物たちを追い払えるか。
 魔物たちが待ち構え、遠巻きに出店や見物人たちが集まり、戦いの時刻が迫る。
 そして。
 いよいよ開戦の時だ。


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 4日 出発日 2019-03-03

難易度 簡単 報酬 少し 完成予定 2019-03-13

登場人物 6/8 Characters
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。
《模範生》プラム・アーヴィング
 ヒューマン Lv23 / 賢者・導師 Rank 1
「俺はプラム・アーヴィング。ラム肉を導く修道士だ。…そうは見えない?そりゃそうだ、真面目にヤる気ないからな。ま、お互い楽しく適当によろしくヤろうぜ。ハハハハ!」                                       ■身体 178cm/85kg ■人格 身に降り注ぐ事象、感情の機微の全てを[快楽]として享受する特異体質持ち。 良心の欠如が見られ、飽き性で欲望に忠実、貞操観念が無い腐れ修道士。 しかし、異常性を自覚している為、持ち前の対人スキルで上手く取り繕い社会に馴染み、円滑に対人関係を構築する。 最近は交友関係を構築したお陰か、(犬と親友と恋人限定で)人間らしい側面が見られるように。 現在、課題にて連れ帰った大型犬を7匹飼っている。 味覚はあるが、食える食えないの範囲がガバく悪食も好む。 ■口調 修道士の皮を被り丁寧な口調の場合もあるが、普段は男口調を軸に雑で適当な口調・文章構成で喋る。 「一年の頃の容姿が良かっただァ?ハッ、言ってろ。俺は常に今が至高で完成されてんだよ。」 「やだ~~も~~~梅雨ってマジ髪がキマらないやんけ~~無理~~~二度寝決めちゃお~~~!おやすみんみ!」 「一応これでも修道士の端くれ。迷えるラム肉を導くのが私の使命ですから、安心してその身をゆだねると良いでしょう。フフ…。」 ■好き イヌ(特に大型) ファッション 極端な味付けの料理 ヤバい料理 RAP アルバリ ヘルムート(弟) ■嫌い 教会/制約 価値観の押し付け
《過去を刻みし者》グレイ・ルシウス
 ヒューマン Lv16 / 黒幕・暗躍 Rank 1
やるべき事があり、やるべき理由もある。 だがその為の力が。知慧が、技術が、経験が足りない。 それでもやると決めた。決めて、武器を手に取った。 ならば繰り返すしかない。執拗に、着実に、徹底的に。 試行錯誤だ。事が成るなら手段は問わない。 ―――――――――――――――――――――――――――― 【外見】 灰色の髪に灰色の瞳。中肉中背の平凡な青年。 常に古びた皮鎧と要所を補強した皮兜で武装しており、 学生証の種族こそヒューマンとなっているものの 素顔を見たことがある者は極めて少ない。 また、当人もすすんで素性を明かそうとはしない。 【性格】 無遠慮で偏屈。禁欲的で真面目。慎重だが決断は早く、 まるで人間では無いかの様に作業的で事務的。 必要最低限の、自分にとっての事実しか語ろうとしない男。 ユーモアへの理解や相手への気遣い等も意識にはあるが、 とにかく不器用な性質の為、まず表には出てこない。 【戦闘】 良くも悪くも拘りがなく、見切りも選択も速度重視。 有効か、そうでないかの2択のみで物事を即断し、 場で利用出来る物を最大限利用して主導権を奪うスタイル。 その為、一騎討ちや果たし合い・決闘といった 正統派かつ王道の『対戦形式』には苦手意識がある。 【悪癖】 名前を呼ばれると大体1~半テンポ遅れ、 何処となくバツが悪そうな声音で返事をする癖がある。 また、人を呼ぶ時もあまり固有名詞を使わず、 「お前」「そこの」「そっちの」等の代名詞に頼りがち。
《やりくり上手》ルーノ・ペコデルボ
 カルマ Lv10 / 村人・従者 Rank 1
【外見】 褐色肌 丸関節 眼鏡 銀髪外ハネ短髪 赤目 紋章は右手の甲と左目 【性格】 感情が余り出ないが無い訳じゃない 合理的 上からの命令に従順 入学の一番の目的は『感情を理解して表に出す事』 家事が得意 【備考】 人間と同じになりたい願望があるのか普段は手に手袋をつけている 見られるとちょっとだけ罰が悪そうな顔をする ※アドリブ大歓迎!
《新入生》アセロラ・オンスロート
 ヒューマン Lv3 / 武神・無双 Rank 1
明るく元気でゆるい性格って良く言われていたよ。 そしてかなりポジティブだね。能天気なだけらしいけれど、そうなのかな? ゆるい感じの口調で喋り敬語は使わないね。 語尾は主に【~だよ、~だね、~よ、~ね】だよ。 二人称は【君、~ちゃん、~君】だね。 身長は約173㎝、体重は約63㎏だったかな。 体型はグラマーで胸も大きいんだよ。えっへん。 よく食べよく寝るのでよく育ったんだね。 見た目だけなら割と色っぽいのかな。 髪型はポニーテールにしていることが多いよ。 なんでもかんでもとりあえずピンクのものが好きだね! 日用品も、服も、戦闘装備も大抵ピンク! 髪と目のピンクは元々だね。 運動は得意だよ。 手先もそこそこ器用なんじゃないかな。家事も大体そつなくこなせて女子力も低くないはずだよ。 学園には興味があって学園生活というものが楽しそうだったので入学したんだよ。 武神・無双コースの選択理由は単に体を動かすことが好きだったからだね。 現時点では特にこれといった夢はないよ。強いていえば楽しく生活できればいいかな~と思っているよ。
《新入生》メルヴィナ・セネット
 ローレライ Lv3 / 賢者・導師 Rank 1
メルヴィナ・セネット。 この学園で多くを知るのを楽しみにしている。 魔法とか精霊とか一般常識とか。色々。 これからよろしく。 ……自己紹介とはこれでいいのだろうか。 ◆好奇心旺盛なローレライの少女 素直な性格。色々と抜けており忘れっぽい所もある 顔にはあまり感情が出ないが仕草や言動の端々に表れてしまっている 入学理由はさまざま。 主な理由は学園の摩訶不思議さに心惹かれたため 魔法や精霊への興味から賢者・導師コースを選択した 雪に関わる精霊や生物がいたら仲良くなりたい ◆最近の様子 学園散策を楽しむ日々 課題を記録する職員さんがいるという ときどき職員室に行ってみている。片手にはレターセット ------------------------ 【容姿】 肩下・胸元まで伸ばした茶色のウェーブヘアー どことなく眠たげな瑠璃色の瞳 髪の周りに水を纏わせている(水分放出は髪先から) 魔法使いな服を好む 身につけている銀の雪結晶のブローチは双子の兄からの入学祝い 帽子は水のような特性をもつ魔法の帽子。らしい 【交流】 誰に対しても友好的。よく喋る 会話は楽しい&自身にはない考えや知識に触れられるので好き 人とのペースの合わせ方、会話は勉強中 (PL:交友申請等は常時大歓迎です) 【話し方】 かための口調と話し方+少しくだけた言い回し 何かを呟く、眠い時は少しゆるくなる 二人称:名前、通称、または貴方 おもな口調:~だ、だな、だろう/~。~と思う/~か、~かな

解説 Explan

 今回の目的は魔物【ジャックフロスト】たちを雪合戦で温泉街の外れから追い払う事です。
 魔物を相手にする課題ですが、今回は特例的に討伐課題ではありません。
 討伐ではありませんので、基本的に雪玉以外での直接的な魔物への攻撃はお控えください。
 雪合戦の開始は昼の少し前になります。
 一、二度雪玉をぶつければ魔物は逃げ出しますが、一定時間雪合戦に付き合う事でも、魔物たちは満足して去っていきます。
 魔物の数は八、それぞれが高さ一メートル、横幅二メートルの雪のバリケードを築いて学生たちを待ち構えています。
 魔物の攻撃は基本的にバリケードに隠れながらの雪玉の投擲であり、特別頭を使った策を弄することはありません。
 相手が投げてくるのは雪玉なので大したダメージを受ける事はありませんが、魔物たちは時折冷気を飛ばして攻撃してくることもあり、そのことで氷結の状態異常に注意が必要です。
 遠巻きには見物人たちが集まっておりますが、これは基本的に雪合戦の参加者では無く、今回の雪合戦の主役はあくまで学生たちと魔物たちです。
 報酬は『ギンザーン』温泉街より少しばかりですが支払われます。
 それとは別に報酬として【ユキ】先生が温泉に学生を招待します。
 こちらは特別データには反映されない報酬ですが、フレーバー的なものとして用意しました。


作者コメント Comment
 はい、今回初めてのGMに緊張しております。
 なので、今回は比較的簡単なお話を用意しました。
 あまり気負うことなく楽しんでいただければと思います。



個人成績表 Report
チョウザ・コナミ 個人成績:

獲得経験:66 = 44全体 + 22個別
獲得報酬:1800 = 1200全体 + 600個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
雪合戦でモブ特有の誰も得しない解説とかやるねぇ?

この雪合戦の成り立ちとか目的とかを【会話術】展開して見物観客にてきとーにそれっぽく話し語って、一段落したらそのままの流れで【挑発】かまして魔物引き付け囮に。
何個か水でガチガチに固め硬直させた雪玉も投げ【投擲(小物)】で気を引けるよーに。
実際にはもう雪玉が手元に無くなって補充しなきゃいけないーってなっても、それを【隠匿】で隠して【ハッタリ】かました投げる振りで警戒はさせる感じぃ。

投げられる雪玉は【基本棒術Ⅰ】な【全力防御】駆使して【忍耐】力で耐え堪えて、冷気飛ばしそうって分かったら【基本回避Ⅰ】で避けれたらなーって。
寒さはザコちゃんに向いてないし。

プラム・アーヴィング 個人成績:

獲得経験:52 = 44全体 + 8個別
獲得報酬:1440 = 1200全体 + 240個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
■目標
ジャックフロストを驚かせる
■行動
開始早々は観客(主に男)へウインクや投げキスのアピール。

もしこちら側に防壁が無い場合は、仲間の後ろでいそいそと【集中】で防壁作り。

その後、防壁の裏に隠れ【演技】で観客に大袈裟にジャックフロストへ悪戯を仕掛ける風に振舞ってから、纏っていた白い【白い厚手の布】を被って前の全校集会の時みたく雪原の中を隠れながら敵に近づく。

防壁の内側か近くまで来たら、【白い厚手の布】を脱ぎ捨てて思い切り姿を現し驚かせたい。

驚いた相手に雪玉を【精密動作】でぶつける。
その後は、寒いし【白い厚手の布】を改めて纏うけど、氷結を【危険察知】で避けれるよう頑張りつつそのまま投げ合うよ。

グレイ・ルシウス 個人成績:

獲得経験:52 = 44全体 + 8個別
獲得報酬:1440 = 1200全体 + 240個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
担当:
正々堂々と雪合戦をする学園生役

行動:
事前調査を行いユキからギンザーンで最も熱い温泉の位置を確認
大雪合戦が開始する前に同温泉ヘ向かい交渉、水筒に源泉を確保

以後、大雪合戦では正面から攻める役を担当
当然被弾も特に多いと推測。盾と全力防御を駆使して極力防ぐ
氷結を齎す冷気は放つ気配を危険察知したら跳び退き回避
当たってしまった場合は雪に倒れ伏す。やや学園生不利を演出

時間が残り20分を切ったら切り札の水筒in温泉をバリケードへ投擲
投擲(小物)Lv2+投擲技術+得意を伸ばす1を併用し確実に当てる構え
バリケードが崩れ次第両手に雪玉を携え一気攻勢
全滅、するまで、投げるのを止めない

戦闘後は旅館で暖をとっている

ルーノ・ペコデルボ 個人成績:

獲得経験:52 = 44全体 + 8個別
獲得報酬:1440 = 1200全体 + 240個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【目的】
執事としての役割を全うする

【行動・心情】
僕は皆さんの補助の役割に徹したいと思います

そう、雪玉を作るのは得意です
いつも作ってますから

えぇ、おにぎりを

おにぎりは熱すぎて持てませんが
雪は冷たすぎて持てません

ようは手に負担をかけない事が大切です

僕は雪玉を大量生産します

大量の雪玉は鞄に詰めて皆さんにお持ちしますね

また、他の人も投げて手に凍傷ができてしまっては大変ですから
投げてる人に「エンジュワカイロ」を触って一時しのぎですが冷たすぎるのを防ぎたいと思います

健康大事

あ、勿論隠れながらですが

あたりを確認してなんとか移動しなければ

ところで、皆さんご飯はいりませんが?

え、温泉…(自分の関節を気にしながら


アセロラ・オンスロート 個人成績:

獲得経験:52 = 44全体 + 8個別
獲得報酬:1440 = 1200全体 + 240個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
・目標
盛り上げつつ、魔物を撃退するよ。

・方法
いきなり本気で勝ちに行くのはお祭り感がないよね。
まずは雪玉のぶつけ合いをするよ。
魔物が攻撃のためにバリケードからでてきたところを狙って投げたり、バリケードを越えて魔物の頭上へ落ちるように上空へ向かって投げたりするよ。
魔物の雪玉は避けるのも当たった時のリアクションも大袈裟にすると見ているほうも楽しいよね。
盛り上げるのは十分だと感じたら、一気に勝負を決めにいっちゃおうね。
ブロンズナックルを着けて魔物の隠れるバリケードを気合の真中正拳突きで壊してから雪玉をぶつけちゃうよ。
凍結になっちゃった時は、お酒を飲み雪玉を投げるペースを上げて動くことで体を暖めるよ。

メルヴィナ・セネット 個人成績:

獲得経験:52 = 44全体 + 8個別
獲得報酬:1440 = 1200全体 + 240個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
◆目的
雪合戦でジャックフロストを満足させ追い払う
トルミンの観光収入もかかっているようだから、盛り上げやアピールも意識してみよう

◆行動
全体の流れ、皆に合わせて動く

まず「火打袋」を持ち込み焚火を作ろう
暖かい場を提供したい。氷結は治す手段が少ないので防ぐ方向なのもある
あとは普通に雪合戦をするかな。「視覚強化Ⅰ」などで
もしカチコチに氷結になりそう・なった者がいればそちら優先で

自然友愛で精霊を呼んでみる
ジャックフロストはかまってちゃん?だから無視すると冷気が加速する危険もある。
ずるい手を使うにも観客の目がバリケードに向く時ならやりやすい。

リザルト Result

 温泉街のはずれには雪が降り積もっている。
 冬はいつも雪の降り続くこの場所も、今は『ギンザーン』大雪合戦に参加する学生たちを応援するように快晴を見せていた。
 今は昼の少し前というところ。
 人と魔物『ジャックフロスト』の雪合戦を見るために多くの観客が集まっていた。
 雪合戦の開始場所には学生たちを含めた参加選手も集まっている。
 急いで集められた学生たちだけでは魔物と同じ数の頭数は揃わなかった。
 雪合戦に参加する学生は全員で六人になる。
 自警団は集まった学生たちに感謝し、人手が足りない中でなんとか二人を集めてくれた。
 二人の自警団の老人は戦力としては頼りないが、試合を始められるところまで準備を進めれば、後は学生たちがなんとかしてくれるだろうと自警団は信じている。
 観客たちもどんな面白い試合を見せてくれるのかと学生たちに期待していた。
【チョウザ・コナミ】は観客たちの自分に対する注目に慣れない様子である。
「期待されるのが嬉しくないわけじゃないけどぉ。ザコちゃんが目指すのはモブの中のモブなんだよねぇ」
 ピンク色の髪に緑色の目のチョウザはどう見てもモブには見えない。
「ザコちゃんはどう見てもモブって見た目じゃないからね」
 観客たちの注目から離れたがっているチョウザの横で、ピンヒ-ルの靴を履いた男子学生、【プラム・アーヴィング】は観客たちへウインクや投げキスを振りまいている。
 心なしか、そのアピールは男性の観客に多く向けられているように思えた。
 彼の体を覆う白い厚手の布はミステリアスな雰囲気を醸し出している。
「もうすぐ開始五分前だけど鎧の彼が遅れてるみたいだね? ザコちゃん心当たりない?」
「んー……ヒールのゆうしゃ様、あそこに見えるのがそうじゃない?」
 丁度、観客たちの間を抜けて出てくる【グレイ・ルシウス】の姿が在った。
 古びた皮鎧と要所を補強した皮兜で武装した姿に、周りの観客たちは戦闘者の空気を感じ、委縮してしまう。
 雪合戦の審判もグレイの姿を確認した。
「グレイ・ルシウス、もう少し早く到着してくれ」
「……今は定刻の五分前になる。雪合戦の開始に問題は無いはずだ」
「問題は無いが今までどこに居たんだ?」
「温泉で必要な用事を済ませてきた。準備はできている」
 あとは試合開始を静かに待つだけの彼とは対照的に、ずっとイメージトレーニングを続けているのは【ルーノ・ペコデルボ】だ。
 黒いローブを着た褐色肌の『カルマ』の少年は、白い雪で覆われた草地では非常に目立つ。
 大きな荷物カバンの存在もあって、彼はとくに観客たちの注目を集めていた。
「イメージは良し……じゃない気がしますね……」
 彼はせっせとイメージの雪玉を作り続けている。
「ルーノ君ちょっと気負いすぎだよー。私たちは魔物と遊びに来たんだよ?」
 ひたすら同じ動作を繰り返すルーノの様子を見かねて【アセロラ・オンスロート】が声をかける。
 ピンク色の髪と同じくピンク色の目をしていて、服装も合わせて全体的にピンク色の女性だ。
 グラマーな体系も手伝って堅さとは無縁そうなイメージを放っている。
 その手に装備したブロンズナックルだけが固いイメージを持っているが、異質という感じがする訳では無く、柔らかいイメージの中へ印象が自然に溶け込む。
「アセロラの言う通りだ。事前準備は大事だけど気負いすぎるのは良くないと思う」
 『ローレライ』の少女【メルヴィナ・セネット】もルーノに声をかけた。
 メルヴィナは火打ち袋を取り出している。
 まだ買ったばかりの新しいものだが、その割に何度も使われていた。
「私も焚火を雪の上で起こす練習はしてきたけど、どんなに練習しても本番で上手くいくかはその時次第だと思う。だから今は自分を信じてリラックスすることに努めてるんだ」
 ルーノはメルヴィナの火打ち袋を観察して彼女の言葉が間違ってはいないと考える。
「少し気負いすぎていたかもしれません。二人ともありがとうございます」
 彼の表情はまだ少し固い。
「ザコちゃんがリラックスする良い方法を教えようかぁ」
 チョウザが観客たちの注目から逃げる様に三人の方へやってきていた。
 彼女は腰に下げて携帯していた水タバコをルーノに差し出す。
「吸ったらリラックスできると思うよぉ?」
 チョウザの出した水タバコにルーノは拒否のジェスチャーで対応した。
「すいません。タバコはちょっと勘弁してください」
 ルーノに水タバコを断られたチョウザは特に気にしている様子はない。
 彼女なりの冗談なのかもしれない。
「そっかぁ、じゃあザコちゃんがこの雪合戦の成り立ちに関する噂を教えてしんぜよう」
「雪合戦の開始時間が近いので手短にお願いします」
「うん。この辺には小さな祠があるはずなんだけどぉ、そこには冷気を司る水の精霊が祀ってあるらしいんだよねぇ……この辺に魔物が襲撃してきた元々の原因はその祠を壊そうとしてのことだったらしいよぉ」
 『はず』や『らしい』が多すぎて話の信憑性が低い。
 そんな話だがルーノの緊張を解きほぐすには充分な効果を果たした。
 丁度、定刻の十一時の鐘が鳴る。
 互いの選手たちが集まっていることを確認し、審判が前に出た。
「これより例年の雪合戦にならい、雪合戦の詳細なルールの説明を行う」
 雪合戦は実戦では無く試合形式であるため、いくつかの決まりごとが存在する。
「同じ数の選手を集めた二チームで試合を行い、お互いの選手は各自降参するか一時間が経過するまで雪玉をぶつけ合う」
「降参した選手と、これから説明する禁止条件に違反した選手、試合の終了時に立っていなかった選手は失格とする」
「試合の終了時に相手よりも失格選手の少ないチームを勝利チームとする」
「雪玉以外での直接的な選手への攻撃は基本的に禁止とし、雪玉に石を詰めるなどの危険すぎると判断される行為も禁止とする」
 チョウザが審判に見えるように手を挙げる。
「水で雪をガチガチに固めるのはありぃ?」
「それくらいであれば構わない」
 審判の答えにチョウザは水の入った水筒を取り出しながら軽くガッツポーズを作った。
「……説明を続ける。体格の差を考慮し、魔物側の冷気攻撃のみ例外の直接攻撃手段として許可している」
「同じ理由により魔物側には試合開始前にそれぞれ小さなバリケードを設置することも許可している」
 審判が顔を向けた先には八つの小さな雪のバリケードがあった。
 魔物たちはすでにこの後ろに待機している。
「ここまで説明が長くなったが、今の説明で駄目だと言ったこと以外は何でもアリだ」
 審判の説明が終わり、学生たちも持ち場に着く。
 選手が全員持ち場に到着したのを審判は確認して、小さな笛を取り出した。
「これより八対八のチームによるギンザーン大雪合戦を始める! 試合開始!」
 試合の開始が審判によって宣言され、周囲に笛の音が鳴り響いた。
「ひゃっはぁ」
 試合開始直後に一番早く行動を開始したのはチョウザだ。
 チョウザはどこぞの不良たちの間で流行っているらしい謎の呪文『ひゃっはぁ』を唱えながら大げさに棒を振り回す。
 彼女のいきなりの奇行に魔物や観客たちは注目してしまう。
「いっくぞぉ」
 充分な注目が集まったところでチョウザは敵のバリケードへ向けて突撃を開始した。
 魔物たちは慌てて彼女に雪玉を投げ始める。
 彼女は当たっても問題ないと判断した雪玉は気にせず、本当に危ないと思われる雪玉に集中して対応した。
 巧みにひのきの棒を扱いながら致命的な攻撃は回避し、魔物たちの集中攻撃を浴びながらも彼女は倒れない。
 足は止まってしまったが、魔物達の注目を完全に集めた時点で彼女の目的は達成だ。
「俺も前進する」
 チョウザに魔物たちの攻撃が集中しているのを確認しつつ、グレイが前線に乗り込む。
「私も頑張っちゃうよ」
 アセロラと自警団の老人二人も散開するように前進し、学生たち側の前線が安全に完成した。
「私たちは前線の様子を見守りながら今は後方支援に回ろうか」
「雪玉作りなら任せてください」
 後ろに残ったメルヴィナとルーノは協力して雪の防衛拠点を作り始める。
 二人の横でプラムは既にせっせと集中しながら雪の壁を制作していた。
 かなり早い作業速度で、もう彼の想定する壁の完成までは半分以上の行程が完了している。
 防壁としての強度にはまったく期待できないどころか今にも自重で潰れそうなほど雑な作りだが、彼が最優先するのは壁を作る速度であり、魔物たちから姿を隠せるだけの面積が確保できればそれで良い。
 プラムが悪だくみをしている間も前線の動きには早速変化が生じていた。
 魔物たちの内の一体が、チョウザの作った水でガチガチに固められた雪玉を、まともに顔面で受けてしまい泣きながら逃走した。
 これを審判は降参と判断して魔物たちの数は残り七となる。
 数で有利になったかと思われたが、魔物たちも長年雪合戦を続けてきた経験から集団戦の簡単なノウハウは身についていた。
 魔物達は弱そうな自警団の老人二人に攻撃を集中させて、学生たちの頭数を確実に減らす作戦を行う。
 あらかじめ制作されていた雪のバリケードに守られていることによって魔物たちは意識のほとんどを前方の目標を攻撃することに使うことができた。
 集中攻撃を受けた老人たちは、一人また一人と確実にやられ、降参していく。
 学生たちの数が残り残り六になる。
 それまではグレイも真面目に雪合戦をしていたが、これ以上状況が悪化する前に一計を案じることにした。
「前線は少しこっちの分が悪いみたいだ」
「僕たちも前線に向かいますか?」
「あの三人がまだ前線に残ってるから大丈夫だと思う。私たちはやるべきことをやるだけだ」
 ルーノとメルヴィナの二人はすでに後方で雪の防衛拠点を完成させている。
 隣で崩れている少し前まで壁だったものと違い、こちらは小さいが確実な強度のバリケードだ。
 隣の壁を作っていたプラムは壁の裏から周囲に聞こえるように、魔物たちをアッと言わせて見せると大げさな口調で宣言した後で、誰にも気付かれずにどこかへ消えてしまった。
「プラム君はどこに行ったんでしょうか?」
 ルーノは雪玉を作り続けている。
 イメージトレーニングの成果か彼が雪玉を作る速度は相当早い。
 メルヴィナは焚火を作ろうと何度も挑戦しているが、いまだに上手くいっていない。
 慣れない環境で焚火を起こすのはコツがわからないと結構難しいのだろう。
「だいぶコツが掴めてる気はするんだけど……ごめん、今はプラムのことまで考える余裕がない」
 メルヴィナの顔には焦りが見え、彼女はどんどん成功から離れているようにルーノは感じた。
「……僕に言ってくれたことは覚えてますか?」
「え?」
「物事が上手くいくかどうかはその時次第だから自分を信じることが大事だって言ってましたよね? 一度深呼吸してみるのも良いと思います」
「うん……そうだ。私がルーノに言ったことだったな」
 メルヴィナは焚火を作ろうとしていた手を一旦止め、深く息を吸った。
 彼女は吸った息をゆっくり吐きだして精神を落ち着かせる。
「……今度は成功できる気がする」
 メルヴィナは焚火を……つけることに成功した。
「ありがとう。ルーノのおかげだ」
「いえ、僕はそんな大したことは―――」
 その時観客たちから悲鳴が上がった。
 観客たちの視線の先には雪原へ崩れ落ちるグレイの姿が在る。
 彼はまともに真正面から魔物の冷気を浴びてしまった。
 少なくとも観客たちの目にはそう見えている。
 この『やられたふり』には二つの狙いがあった。
 一つは試合を盛り上げるための演出効果を狙ってのものだが、重要なのはもう一つの狙いで、彼は最大限にこの策が効果を発揮するタイミングを静かに見計らう。
「さすがにちょっとまずい状況になってきたね」
 アセロラは魔物たちの猛攻を何とか捌きながら、頭の中で現在の状況を整理する。
 老人二人が脱落し、グレイが倒れ、チョウザは序盤から張り切りすぎてもう疲れ始めていた。
 後方のルーノは雪玉を作っていて、メルヴィナは誰かが凍結状態になった時のための焚火を用意している。
 プラムはどこかに行ってしまったから、学生たちで今まともに戦えるのは一人だけだ。
「ザコちゃんに自警団の人たちを焚火まで運んでもらいたいんだ。さっきから降参したまま動かないから、優先して早く助けてあげないとやばいと思うよ」
「ピンクなゆうしゃ様はその間どうすんのさぁ?」
「ここは私に任せて。一対七とかむしろ燃えるシチュエーションだよ」
 アセロラも自分が無茶なことを言っているのはわかっている。
 今は誰の目から見ても学生たちに不利な状況であり、魔物たちは一気に勝負を決するためにバリケードを越えて進撃を開始した。
「相手にとって不足無し!」
 アセロラが気持ちを固めた、その時だった。
「う、うおおおおお!」
 雪玉を背中のカバンに満載して、ルーノは突撃を開始する。
 その気迫は本物で、魔物たちを警戒させるには充分だった。
 魔物たちはこの新たな脅威を排除するべく、ルーノに雪玉を集中させる。
 だがルーノは止まらない。
 動揺した魔物たちに一瞬の隙が生まれ、アセロラはそれを見逃さなかった。
「もらったよ!」
 アセロラの全力投球がバリケードという守りを捨てた魔物めがけて放たれる。
 雪玉の重い一撃が魔物の一体に直撃し、そのまま気絶させた。
 魔物たちは学生からの思わぬ反撃に焦り、急いでバリケードの裏に逃げ込む。
 グレイの魔物たちを油断させて逆襲する策はルーノの思わぬ活躍で必要なくなってしまった。
 なら彼は次に何を考えるのか?
(支障はない。まだ策はある)
 後方の防衛拠点ではチョウザの運んできた老人たちが焚火にあたって体力を回復させている。
 すでに降参し、危ない所を助けられた彼らは学生たちに申し訳なく思っていた。
 メルヴィナは彼らの状態を確認しながら考える。
「……何かあと一つでも魔物たちの意表を突ければ良いんだ」
 老人たちも少しでも学生たちの助けになりたいのだが良い考えが思いつかない。
「こんな時に精霊様がいてくれれば……」
 老人たちの何気ない言葉だった。
 その話がメルヴィナにある噂を思い出させた。
(もしかしたら上手くいくかもしれない)
 メルヴィナは行動を開始した。
 魔物たちは自分たちの防衛線を維持することに集中している。
(今は自分たちが残り六で相手は残り四、制限時間まで耐えれば自分たちの勝ちだ)
 魔物たちはそう考え、すぐ後ろに居る一人のことなど想像もできなかった。
「がおー!」
 プラムが魔物たちの背後にいきなり出現した。
 魔物たちはいきなりの事態に混乱して冷静な判断力を失う。
 さらに不可解なことが続く。
 魔物たちは背後に違和感を感じ、咄嗟に振り返った視線の先には、大穴の開いたバリケードと倒されたはずのグレイの姿が在った。
 魔物たちはいきなり二人の襲撃者に挟まれ注意力が散漫になってしまう。
「油断とは誘う物だ。自分がする物ではない」
 グレイの言葉も上手く聞き取れない程に注意力の欠けた魔物たちは、さらなる脅威に気付けなかった。
「雪壁崩壊アセロラちゃんストレートー」
 魔物たちの最後の心の支えで合った中央のバリケードがアセロラの拳で完全に破壊され、魔物たちの頭はパンク寸前だ。
 それでも魔物たちのリーダーは仲間たちをまとめなおそうとしたが、そこに決定的な一撃が飛来する。
 はるか遠方からの雪玉がリーダーの頭に直撃し、集団はまとめ役を失ってしまった。
 破壊された中央のバリケードを踏み越えてアセロラ、ルーノ、チョウザの三人も魔物たちの防衛線に侵入する。
 追い詰められた魔物たちは手当たり次第に冷気を飛ばして反撃しようとしたが、そんな狙いの定まらない攻撃など学生達には当たる方が難しい。
 学生たちの追撃に魔物たちはもはやどうすることもできず、散り散りに敗走した。
 審判はここで勝負ありと判断する。
「魔物たち全員の降参! 試合終了!」
 次の瞬間、観客たちの興奮は最高潮に達し、学生たちは歓声に包まれた。

 昼過ぎのギンザーン温泉街の宿にて。
 学生たちは【ユキ】の言っていた報酬の温泉に招待されたが、中には温泉の苦手な者も居る。
 グレイは皮鎧を着たまま体を温めるため、休憩室にある暖炉の前を占拠していた。
 学生たちを労うためにルーノは厨房の隅を借りて今度はおにぎりを作っている。
 プラムはルーノが自分の球体関節を気にしているのを考慮して、湯気でほとんど何も見えない温泉があるらしいから探してくると彼に言って温泉街を偵察に向かった。
 足湯ではチョウザとメルヴィナが雪合戦の反省会をしている。
「ヒールのゆうしゃ様どこに行ってたのかと思ってたけど、白い布を被って雪の中を隠れて進んでるとは思わなかったねぇ」
 メルヴィナはチョウザの言葉に静かに耳を傾ける。
「クールな鎧様は水筒に滅茶苦茶熱いお湯入れてたんだねぇ。バリケードが速攻溶けて大穴ができるとかどこの源泉調達してきたんだって感じだよねぇ?」
 チョウザの話に相槌を打ちながらメルヴィナは軽く微笑む
「そのお陰でアセロラがバリケードを破壊する時に魔物たちの注意が完全に逸れた」
 アセロラは露天風呂を満喫中だ。
 彼女は露天風呂から見える雪原になにか凄い冷気の精霊ような存在を発見するのだが、それは別のお話である。
 チョウザは何か考え込むような仕草を見せる。
「一つだけ気になることがあるんだけどさぁ」
「うん」
「最後どっかから遠くから雪玉飛んで来たじゃん? あれなんだったのかなぁ?」
「あれか」
 メルヴィナはその答えを知っている。
「私が呼び出した精霊の能力だ。とても小さな精霊だったから誰も気づかなかったけど、私の雪玉を遠くまで飛ばしてくれた」
「精霊呼ぶのってちょっと難しいらしいじゃん? よく成功したねぇ」
 チョウザはまさか自分の適当な話が彼女の召喚に必要なイメージの助けになったとは夢にも思っていない。
「ありがとうザコちゃん……もしかしたらギンザーンの水の精霊様も召喚を後押ししてくれたのかもしれないね」
 チョウザにはその言葉の意味は良く伝わらなかった。



課題評価
課題経験:44
課題報酬:1200
ギンザーン大雪合戦
執筆:ダイナソー GM


《ギンザーン大雪合戦》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 1) 2019-02-27 00:06:43
これ、温泉に入り浸りながら雪合戦したら絶対氷結にはならないんじゃん?
…って思いはしたものの、合戦場決められ確定な時点で不可能なのであった。ザコちゃんうっかりちゃん。

参加するゆーしゃ様はいつもお世話様、或いははじめまして。ザコちゃんは見た目まんま通りモブの存在物体なんだよねぇ。
村人関連と棒術関連の技能技術全部、あと第六感と聴覚強化とか諸々できるよぉ。
【投擲(小物)】で雪玉も投げれなくはないしぃ、【ハッタリ】とか【挑発】かまして何らかの誤認勘違いとかさせられっかも?
具体的に何をー、って言われっとなんも無計画白紙案件だけど。それはそれ。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 2) 2019-02-27 00:53:37
温泉に入れば雪は溶ける……確かに、そうだな。
……つまり、工夫次第では湯を使って魔物共が使っているバリケードを溶かせる……?

む。すまん、挨拶が遅れた。黒幕・暗躍コース。グレイ・ルシウスだ。
罠と投擲はある程度こなせる。戦闘は前衛特化、と言うところか。
隠密行動も多少は齧っているが、如何せんこの雪ではな。ともあれ宜しく頼む。

《やりくり上手》 ルーノ・ペコデルボ (No 3) 2019-02-27 09:46:12
初めまして。
村人、従者コース所属、カルマのルーノ・ペコデルボと申します。
以後、お見知りおきを。

僕はこう、作るのは得意なんで。
永遠に雪玉製造機になっていようかなと思ってました。
沢山作ります(真顔でちょっと自信ありげに

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 4) 2019-02-27 16:38:17
温泉行きたさに参加しちゃった。フフ。
色んな所で見かける顔見知りばっかりだし、自己紹介は…いいよね?

今回は子供の遊び、そして雪原だからお互いに何か手の込んだ作戦なんて立てようがない感じ。
んー、とりあえず俺たちは何発食らっても大丈夫な感じだね。氷結になるリスクはあるだろうけど。

ルーノさんはオニギリ感覚で作ってくれるのかな。

相手が氷結にしてくるならさー石とか…入れちゃ、ダメ?

《新入生》 アセロラ・オンスロート (No 5) 2019-02-27 18:02:01
武神・無双コースのアセロラだよー。よろしくねー。

投擲技能もあるし、沢山投げて盛り上げたいね。

《新入生》 メルヴィナ・セネット (No 6) 2019-02-27 21:36:40
賢者・導師コース専攻のメルヴィナ・セネットだ。
細かい準備や作戦は不要そうかな。お祭りだし。
見物してる人も楽しめるように雪合戦を盛り上げるくらいか?

氷結対策にデトルを用意するほかは、ひたすら雪玉を投げる予定だ。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 7) 2019-02-27 23:02:04
メルヴィナさん、デトルって確か氷結は治せないんじゃない...?
...代わりになるのは...プチヒド...?

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 8) 2019-02-27 23:08:33
あー、なるほどねー。雪溶かし溶解な用途に温泉使っちゃう感じぃ?水筒に入れてぶん投げたらいけっかな。
…でも攻撃は怒られちゃうだろーし、石はダメかも?
とか言いつつもザコちゃんも【エンジュワカイロ】投げようかなーとかちらっと思ったのは内緒秘密。

ご褒美の温泉も楽しみだよねぇ。折角の報酬、貰わない理由もなしなし。
ほら、人は風呂場では隠し事だの本音だのを撒き散らすものだーって聞くし?病気に強くなるとも聞くしぃ?
ザコちゃんは服着たまま入るけど。…怒られるならしゃーなしに足湯かなぁ。流石に足湯もあるでしょ。

あれ、折角の勝負戦いならあるてーどは献策対策…って思ってたザコちゃんが異端?空気察知レベル0系?
とりあえずザコちゃんは投げ要員兼、ヘイト撒き撒きで標的挑発要員する予定から、不意打ちしたかったら活用してくれていーよぉ?
なんか他あったら言ってくれたらお手伝い助力しちゃうけど。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 9) 2019-02-27 23:17:18
あ現状で氷結治し治療できんのって、全校集会の報酬で歓迎会組の優秀な3人のゆーしゃ様がもらった手袋だけじゃなかった?ほかあった?
なんだろ、プチヒドとかで焚き火でも組んどく……?雪の上だからしけっていまいちかな。

そーだよねぇ、万が一の解凍?暖の手段も用意持ち込みする方が良さげだよねぇ。
ザコちゃんはさっき言葉発言したエンジュワカイロ持ってくつもりだから、どっかにテントとかで拠点待機所構築して、
諸々の暖になりそうな手段かき集めとくとかぁ……?布とか、なんとかかんとか。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 10) 2019-02-28 00:16:57
石入れるのは、雪の防壁崩しが出来るかなと。
流石に堂々とプチヒドを防壁に当てるわけにはいかないし、俺なりの慎ましさ?
その点ではエンジュワカイロも良さそう。

あ、でも相手が氷結使ってくるならデトルくらいは許されたいねぇ。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 11) 2019-02-28 00:18:58
あ、デトルじゃないや...重力思念。

《新入生》 メルヴィナ・セネット (No 12) 2019-02-28 00:41:49
……わ、ほんとうだ。ありがとうプラム。危なかった……。
そうなると、氷結を治すより防ぐ準備をするのがいいか。
プチヒドなら覚えてるので焚火の手伝いは私も出来るかも。お湯を用意する、というのもアリなのかもしれない。

最大の温泉街なら設備に期待したいな。楽しみ。
入浴用の服も頼めばあるんじゃないかな。いわゆる湯あみ着だな。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 13) 2019-02-28 00:42:35
そうだな、観光客を盛り上げる為遊戯に徹する。という選択肢も勿論ある。
ただ、あくまで魔物の襲撃という側面が有ることを考えるなら、
討伐しない範囲で追い払う為の一工夫、をしておく分には自由裁量だろう。

デトルは、限定された状態異常にしか効果がない。氷結は効果外だな。
エンジュワカイロは、持ってさえいれば相応に効果はあるだろう。
一方で雪玉に石は、恐らくNGだろうな。観光と言う名目も考えるに。
ただし、水を使って雪を固めるのは有りだと思う。雪玉は雪玉だ。
投擲速度が跳ね上がる分、見た目にも派手になる。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 14) 2019-02-28 00:49:24
とりあえず、俺は水筒を持ち込んで温泉を汲む、
という策はバリケード破壊の手段として一考の余地があると思っている。
ただ、初っ端からそれは観客から見て余りにも印象が悪い。
勝ってもどこかで「卑怯」というイメージを禁じ得まい。

となると、使うなら終盤に限る。と言う感じか。

焚き火は、主戦場から外した場所で焚くなら有りではないかと思うが
その場合プチヒドでは焚き木を破壊してしまう可能性が十分ある。
攻撃魔法だからな。風除けに厚手の布と火打袋を用意する方が確実だろう。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 15) 2019-02-28 01:32:45
ゆあみ着ねぇ。それなら確かに服で温泉入れ………あー…でも更衣室で1回脱ぎ着替えなきゃじゃん。
でも折角ならゆーしゃ様達の面白そうな会話聞けそーなとこに乱入しないのは勿体なさすぎだしー…
そりゃ一人で足湯にダイブするよか、この際興味深案件のお話色々尋ね…でも服…ん、んんー…
(考え込んで眉間を水煙草の柄でつつく)

あーまぁ、一人足湯ダイブか服着て温泉か、取らぬ狸をどっこいせーするよかまずは雪合戦の事考えよ。うん。
水で固めるのはいーんじゃん。ぎりぎり雪だし、あれけっこー痛いらしーから追い払うって目的にしても丁度いーし。

そっか、見物客が萎え文句勢になっちゃいけないって視点もあんだねぇ。めん…ややこしいとこ。
ってなると基本的に投げるものは雪系、使う戦略も雪か自分の体を使って…になるのかなぁ。
ザコちゃん囮の予定じゃん?水で固めたかっちかちの雪を飛び出して真っ先に投げてけーかいさせて、
また投げるふりしたその隙に別のゆーしゃ様が複数硬いの投げるーってのは出来なくもないんじゃん?たぶん。
あ、ただザコちゃん囮の後十中八九…ってかほぼ確実に氷結の気配は至近距離だし、なんかあったらお湯かけといて。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 16) 2019-02-28 23:20:58
(ダメージ覚悟で氷結をプチヒドで荒治療と思ったことは黙っておこう)
そうだねー。
ま、氷結にならないよう対策を講じて、秘境にならない策…雪を投げる係と作る係で役割分担ぐらいしか思いつかないなあ。
批判されず…っていうのは難しい。

《新入生》 アセロラ・オンスロート (No 17) 2019-03-01 00:41:59
初めは正々堂々?雪玉をぶつけ合って、ある程度したらバリケード壊したりして一気に勝負を決めに行くって感じでいいのかなー?

高さ1メートルくらいだから近づいちゃえば壊さなくても上から直接狙えそうだけれど、壊すほうが盛り上がりはありそうだよね。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 18) 2019-03-01 06:28:54
観客がいることが前提で見せ物として盛り上げる。
を、期待されている節は否めない。厄介な話だが課題は課題だ。

そうだな。正々堂々とは言えある程度散開はしても良いだろう。
密集すると飛び道具相手では良い的になってしまうことも多い。
何人か氷結して焚き火まで往復など一通り右往左往した上で
バリケードを壊し一気に畳み掛ける、が大まかな流れになるか。

実際は接近してしまえば破壊せず無視しても良いのだろうがな。
全力で攻撃に切り換える良い合図にはなるだろう。



《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 19) 2019-03-01 06:38:26
あとは卑怯にならず、盛り上がる……と言うと
投げるに適さない大玉を2、3個作製して敵陣に転がすなどすると
流石に見た目には映えるだろう。手間の割に効果は少ないだろうが。

ただ、黙って雪合戦も味気無い……と言うのはある。
積極的に口上を上げるなど、某かの主張は有って良いかもしれんな。

《新入生》 メルヴィナ・セネット (No 20) 2019-03-01 23:19:42
良い感じに理想の温泉スポットがあればいいな。ダメなら足湯巡りでもしよう。……ごめん。脱線した。まずは雪合戦が重要だな。うん。

重力思念。かしこさを減らす技能か。
ジャックフロストはかしこくなさそうだが、あの冷気は魔法っぽい。効くかな?一人(単体)にしか使えないのはネックではある。

確かにプチヒドで焚火は危険だな。代わりに火打袋を持っていこう。
おおまかな流れと終盤にバリケードを壊すのにも賛成だ。
ジャックフロストはかまってちゃん?だから無視すると冷気が加速する危険もある。
ずるい手を使うにも観客の目がバリケードに向く時ならやりやすい。
口上や主張か……。アピールで自然友愛でも試すかな。呼べればいいが。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 21) 2019-03-01 23:28:49
正面からボコボコ投げ合う傍ら、一人か二人、厚手の布を被ってジャックフロストに密かに接近して一定時間経ったら壁の内側でボンボン雪投げて貰うとかは戦法として取ってくれるかなー?卑怯かなー?
それとも、観客が気づいて教えちゃうかな。
フロスト、後ろ後ろ!的な。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 22) 2019-03-01 23:51:37
あ、確かに足湯巡りなら男女も着衣脱衣も問わな……いや、流石に雪合戦の後にそれは全力ではおすすめしにくさ?
ザコちゃんは好きで行くけど、基本的にゆーしゃ様みんな凍え寒いだろーし。

えー、じゃあザコちゃん目立ちついでに【ハッタリ】とか【挑発】とか【会話術】で司会催し進行の喋るモブ的な?
なんかこー、課題にもあるよーな、この雪合戦の始まりのいわれ成り立ちとか語るどーでもいい案内役モブみたいな。
それっぽいしょーもな話かまして強烈無駄に注意ひきつけちゃおっかな。気を引ける上に、申し訳程度の催しお祭り感出るかもだし。
出ない?それは知らない。

ヒールのゆーしゃ様、全校集会でもそんな感じのことやってたもんねぇ。効果は保証裏付けな感じぃ?
布から覗いてこっそり不意打ち攻撃な前に、観客側にアピールするとなおそれっぽくて許され案件かも?
しーっ、ってかんじで指立てて、雪玉構えて悪戯わるわるな感じで笑ってみたり

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 23) 2019-03-02 03:38:09
別に構わないのではないか、連れ立って足湯でも。
同じ新入生と言っても交流の機会はそれほど多くない。
同性ならば親睦を深めるのも、意味がある行為ではあるのだろうしな。

モブは何か毎回囮を担っている気がしてならんが、止めはしない。
催し物らしさは出るかもしれんし、隠れて接近するのであれば
良い陽動にはなるだろう。俺は表立って「正々堂々」の一端を担うとする。
終盤になるまでに戦闘不能にならないようにだけ、気を付けておこう。

それと、今日一杯がプランの締め切りだと先じて告知しておこう。
手紙は貰っているだろうと思うが、気付くとは限らん。念の為にな。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 24) 2019-03-02 08:26:08
足湯なら同性異性中性問わずまとめて親睦深め案件じゃん?
って思いはしちゃうザコちゃん。ま、着衣の可否とか含めてのとーじつ判断かなぁ。

クールな鎧様も思っちゃいバレた?ザコちゃんも囮多いなーって思う。思った。
ほら、適材適…材って程でもないか。適モブ適所みたいな?それをやれる存在がやればいーことだし。
命が大事はゆーしゃ様のお仕事、死や消滅が近いのは気にも止まらぬモブのお仕事。そんな感じぃ?
っても今回はそんな危険警戒は少なめだし。緊急回避とか出来たらいーかなって。氷結は知らない。
ゆーしゃ様達も防寒はお気を付け…あ、そーいや今回はゆーしゃ様コースいなかったじゃん。まいっか。

こないだザコちゃん送信したつもりができてないうっかりちゃんで滑り込み送信送付し直したし、
1回くらいは送れたよー、ってお手紙貰える箱に印入れてから送るといーかも?という体験談アドバイスであった。

《やりくり上手》 ルーノ・ペコデルボ (No 25) 2019-03-02 10:55:55
相談にあんまり参加できてなくてすいません;
僕はこう、投げたり避けたりは苦手なので。

雪玉を作る→配る

に専念するつもりでしたが…。
こちらも壁を作りますか?

必要あれば僕が作っておきますが。

皆さんの補助的な事が出きれば満足なので。

>温泉
温泉…言われて気づきました。
報酬に温泉って書いてますね。
あんまり考えてませんでしたが確かに。
足湯なら一緒に親睦は深められそうですね。




《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 26) 2019-03-02 23:15:56
壁、は自由な動きを阻害する。
敢えて作ることも無いだろう。強いて言うなら
作るべきは塹壕だろうが、今回は姿を見せての投げ合いも
必要な要素の様だからな。玉の補充中心でも十分助かる。

まあ、危険が少ないか対策を練った上ならば囮も良い。
そうでない場合、単なる戦力の分散と消費だからな。
死も消滅も、それを加味しなくては勝てん場合と言うのは
大抵が勝利条件を間違えている。死すべくして戦うに非ず、だ。