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飛べないグリフォン


ストーリー Story

●飛べないグリフォン

 鷲の顔に翼、ライオンの胴体、のそのそと優雅な四足歩行。
 狂暴そうな一面も持つものの、どこか憎めないある種の萌えキャラ。
 その名は、グリフォン。

 魔法学園フトゥールム・スクエアでは多数のグリフォンを飼育している。
 主な用途は、移動手段だ。
 学園敷地内には少なくない数のグリフォン乗り場が存在する。
 グリフォン第一委員会には、グリフォン管理の一部が任されているが……。
 皆さんの入学開始早々、ちょっとしたトラブルが起きた。
「おい? このグリフォン、成長する度に翼の形がおかしくなってないか?」
「ん? 成長途中か変種じゃないか? 『グリフォン』としては機能するだろう?」
 飼育員たちは子どものグリフォンの様子がおかしいと心配していた。
 翼の形が中途半端というか、半分ぐらい壊れているような姿だ。
 もっとも、物は試しであり、飛べるならばそれで問題はない。

 翌日、飛行テストをするものの……。
「ダメだ! こいつ全く飛べない!」
「え? まずいね? それじゃあ乗用の『グリフォン』として機能しないでしょう?」
「くぅぅぅ……」
 グリフォン本人は、やり取りを理解しているのかいないのか、どこか悲しそうだ。
 しかし、自分が『飛べなかった』ことは自分が一番理解している。
 これから何か悪いことが起こるのか、とでもいうかのようにぶるぶる身震いしていた。

●グリフォン第一委員会からのお願い

 ある日、魔法学園フトゥールム・スクエアの掲示板にとある張り紙が出された。

***

 学園の皆様、こんにちは!
 私たちはグリフォン第一委員会です。

 突然ですが、私たちからお願いがあります。
 現在、委員会管理下で飼育している子どものグリフォンの処遇について悩んでいます。
 実は、その子どものグリフォン、翼の形が壊れていて飛べません。
 つまり、乗用のグリフォンとして将来的に機能できる見込みがないということです。
 物騒な話ですが、殺処分も検討されています。
 ですが、我々としても、できる限り穏便な方向で解決策を見つけたいと考えています。
 そこでですが、問題となるグリフォンの処遇や今後について一緒に対策して頂けないでしょうか?
 私たちがこう言うのも変ですが、グリフォンは乗用として機能しなければ生きられない訳ではないと思います。
 もしかしたら、違う生き方や利用方法もあるかもしれません。
 どうか、行き詰っている私たちにお知恵を貸して頂けないでしょうか。
 どうぞよろしくお願いいたします。

 グリフォン第一委員会一同より

***

 困っているグリフォン第一委員会と殺処分寸前のグリフォンを救うのは……。
 新入生のあなたかもしれない!?


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 5日 出発日 2019-04-16

難易度 簡単 報酬 少し 完成予定 2019-04-26

登場人物 3/8 Characters
《甲冑マラソン覇者》朱璃・拝
 ルネサンス Lv29 / 武神・無双 Rank 1
皆様こんにちは。拝朱璃(おがみ・しゅり)と申します。どうぞお見知りおきを。 私の夢はこの拳で全てを打ち砕く最強の拳士となる事。その為にこの学び舎で経験と鍛錬を積んでいきたいと思っておりますの。 それと、その、私甘い食べ物が大好きで私の知らないお料理やお菓子を教えて頂ければ嬉しいですわ。 それでは、これからよろしくお願いいたしますわね。
《新入生》ウェルカ・ラティエンヌ
 アークライト Lv15 / 王様・貴族 Rank 1
■身長:152cm ■実年齢:14歳 ■髪形:腰までのストレートロング ■容貌:ややたれ目気味の目元の、大人しそうな容貌の美少女 ■体型:身長は小柄ながら、バストやヒップはかなり大きく、非常に発育は良いが、ウェストや手足等は細めの、極端な体型 ■性格:基本的には内向的で大人しく、穏やかな性格だが、金銭面には非常に厳しく、利害が絡むと冷酷になる面も ■コンプレックス:桁違いに豊満な上、未だに発育途上の胸/[誕生日]の時点で、既に120cmに届くとのこと ■体質:体重が増えるときは、その殆どが胸に集まり、痩せるときは他から痩せるタイプ ■服装:背中の開いたドレス/色は特に決まっておらず、気分次第で変えている ■特技:経営・商売に関連する豊富な知識/一通りの礼儀作法/実は家事全般
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。

解説 Explan

●目的

 この依頼は、学園の乗用グリフォン(いわゆる車のバスのようなもの)として機能できない落ちこぼれグリフォンの対策を練るシナリオです。

 全く飛べなくて落ちこぼれているグリフォンの活かし方を考えて頂ければ助かります。

 そもそも乗用として機能することが最優先なのか?
 戦闘や実験に活かすのか?
 ペットにするのか?
 あるいは野に放つのか?

 色々な選択肢があると思います。
 皆さんで相談してベストだと思える選択肢を導き出してみましょう。
 GMが用意している100%正解の解答はありません。

●NPC

 問題となるグリフォンですが、名前はコロと言います。
 オスの1才未満です。
 まだ子どもで大きさは成人グリフォンの半分ぐらいの大きさです。
(乗用の成人グリフォンは背中に2人乗りぐらいの大きさ)
 翼は歪に壊れている形状ですが、他はグリフォンの身体として問題ありません。
 性格は臆病で人懐こいです。

 ちなみにグリフォンは賢い魔物ですが、人の言葉を理解する程の知性はありません。
 言葉での説得はできませんが、好意は通じることでしょう。

 グリフォン第一委員会のモブNPCたちも必要あればご自由に使えます。
 学園の施設も禁止事項などない所はご自由に利用できます。


作者コメント Comment
 新入生の皆さん、学園へのご入学おめでとうございます。
 そして、これから受ける課題や授業の数々、ぜひがんばられてください。

 私の方からの1本目は、グリフォンのお話です。
 皆さんにとって肩慣らしにでもなればいいなと思います。
 これからどんな学園生活になるのか楽しみですね。


個人成績表 Report
朱璃・拝 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:132 = 44全体 + 88個別
獲得報酬:3600 = 1200全体 + 2400個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
私は幼稚園や保育所といった施設で小さい子供達の遊び相手になって頂く、という案を提示

その場合子供に怪我をさせぬよう力の加減を覚えていただかねばなりませんからそちらは飼育担当の方にお任せするとして、私は受け入れて下さる幼稚園や保育所がないか街を回ってお願いしてきますわ。いきなり連れて行って受け入れて欲しいと言う訳にも参りませんし

一先ず街中の対象施設を回り、説得を用い誠心誠意心を込めて先生方とお話します。グリフォン小屋?を設置できる所が良いですけれど、その際は委員会の方に小屋の設置と飼い方の指導もお願いしませんと

上手くいった際は

「貴方が満足出来る道であれば良いのですけれど」

とコロ様の頭を撫でますわ

ウェルカ・ラティエンヌ 個人成績:

獲得経験:52 = 44全体 + 8個別
獲得報酬:1440 = 1200全体 + 240個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
成程、可哀想な話ですわね。
何とかしてあげたいですわ。

朱璃様の仰る[幼年層の入る施設]で子供のお相手、という案は賛成ですわ。
コロ様は人懐こい方の様ですし、場合により[警備]や[騎乗訓練]も兼ねる事が出来るでしょう。

となりますと、[子供を傷つけない様にする]ことを教える必要が有りますわね。
実際の[調教]については、本職である[委員会]の皆様にお願いすれば良いでしょうか。

その他、協力出来そうなのは[施設の選定]ですわね。
[幼年層の入る施設]について、[委員会]の方で心当たりは御座いませんでしょうか?
[適切な受け入れ先]が無いのであれば[次善の案]に移行ですわ。

出来る限りの協力はさせていただきますわ。

チョウザ・コナミ 個人成績:

獲得経験:52 = 44全体 + 8個別
獲得報酬:1440 = 1200全体 + 240個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
なんか魔物を生かすだとか殺すだとかって聞いたからちょっかいかけに来たただのモブ。

人種達のエゴによって生まれたってのに、目的に使えないーなんて殺そうとか。
つっくづく、世の中の人種って罪深ぁい。
そんなエゴに弄ばれ翻弄な存在なんだったら。
…やれる所まで人種達のエゴを利用尽くしちゃおうよ、ねぇ?

ひとまず居場所的なのは商家の天使様(ウェルカ)達が探し捜索してるっぽいからいーとして。
ザコちゃんは近辺の医者、もしくは技術者系と接触図るかな。
ドラゴニアとかアークライトの人権団体的なのと親しければ良き。
目立った活躍功績の全く無い人ならさらに良き。

人々から賞賛を集めようとしちゃうのもまた、人種の罪深いエゴじゃん?

リザルト Result

●依頼
 グリフォン第一委員会からの依頼に集まった人物は三人いた。
 委員会から詳しい話を聞くや否や、【朱璃・拝】(しゅり おがみ)が必死に訴える。
「【コロ】様は確かに乗用グリフォンのお仕事はできないかもしれません。ですが、だからと言って殺処分などあんまりですわ!」
 まあまあ、落ち着いてくださいませ、と宥めるのは、朱璃の隣にいる【ウェルカ・ラティエンヌ】だ。
「確かに可哀想な話ですわね……。何とかしてあげたいですわ……」
 心優しいウェルカもそう呟くと、どこか物悲しい表情だ。
 最後の一人である【チョウザ・コナミ】は前者二人と違い、同情よりも半ば呆れていた。
「なんか原生生物を生かすだとか殺すだとかって聞いたからちょっかいかけに来たけれどぉ? 人間達のエゴによって育てられたってのに、目的に使えないー、殺そうとか……。つっくづく、世の中の人間って罪深ぁい」
 しかしいつまでも嘆いていても始まらない。
 朱璃が挙手して明るい声で宣言する。
「私に考えがありますわ!」
 もちろん、私にもですわ、ザコちゃんにもねぇ、と皆、頼もしそうに続く。
 落ちこぼれグリフォン・コロの救出作戦が始まった!

●奔走
「きっとコロ様が自信を持って歩んで行ける道があるはずですわ。行ってきますわね!」
「くぅ!!」
 朱璃は決意を固めると、コロを見つめながらぐっと拳を握り、学園を出発した。
 コロは『頼んだぞ!』と言わんばかりに大きく鳴く。
 そして小屋から出発した彼女の姿をずっと見届けていた。

 朱璃が向かった先は学園都市『レゼント』にある幼稚園の施設だ。
(幼稚園で小さい子ども達の遊び相手になって頂く……というのが私の案ですわ)
 最初に訪れた幼稚園では、おばあさんの園長先生が出て来た。
「突然の訪問、大変失礼致しますわ。私、魔法学園『フトゥールム・スクエア』に在籍している拝・朱璃と申しますわ。実は、とあるグリフォンに関してお話がありまして……」
 朱璃はがんばって説得を試みるが、園長先生はあまり明るい顔をしてくれなかった。
「そうかねぇ……。飛べないグリフォンねぇ……。申し訳ないけれど、うちはそういうのはちょっと需要がなくてねぇ……」
(ふう、最初の一件目は失敗ですわね……。でもあきらめませんわよ!)
 続いて二件、三件、四件、と回る。
 結果は……。
「すまんが、僕自身がグリフォン嫌いでね……。昔、襲われてさ……」
「話は素晴らしいと思いますが、うちは原生生物禁止でしてね……」
「悪い! そういうのは慈善業者にでも引き取ってもらってな?」
(ふう、ふう……。なかなか厳しいものですわね……でも!!)
 朱璃が五件目の幼稚園を出たその直後、とある老紳士から声をかけられた。
「お嬢さん? ちょっと今、そこで話が聞こえてしまってすまんのだが……。もしかして、グリフォンの受け入れ先を探しているとか、言っておらんかったか?」
「は、はい? そうですが……」
 老紳士が詳しく聞かせて欲しいと言うので、朱璃は落ちこぼれグリフォンの話を詳細に話した。
「……ええ、と、いうことですの。乗用は無理ですが、落ちこぼれたグリフォンは教育に良いと思いますわ。障害があっても共に笑って遊べる仲間ができることで、子ども達に労わりの心を育めると思いますの!」
「ふむ! 面白い話だね? 実は私はそこの広場を真っ直ぐ行った所で小さな幼稚園を開いている者でね……。ちょうど子ども達の遊び相手になる原生生物を導入しようかと検討していたのだよ……。そうだ? お嬢さん、ちょっと我が園に来てみないか?」
「はい、そちら様さえよろしければ、ぜひ!」
 朱璃がその老紳士、いや園長と向かった先は言葉通り、とても小さな幼稚園だった。
 学年は三つあるが、各学年一クラスのみで少人数制度の園だ。
 ここに小屋が置けますかしら? と朱璃に疑問が沸いたが、庭はまあまあの面積がある。
 たぶん、小屋は小さいサイズになるが、コロ専用の小屋を置くことはできるだろう。
 外で遊戯中の子ども達がわいわいとフレンドリーに集まって来た。
「わー、可愛い子達ですわね! ねぇ、あなた方? グリフォンのお友達、欲しくないですか?」
 朱璃からの笑顔の問いかけに子ども達は即答した。
「うん、ほしー」
「わーい! ぐりふぉん、くるのー?」
 そのやり取りを見ていた園長はふふ、と笑う。
「ぜひ今度、そのコロ君とやらを連れて来てくだされ。我々は歓迎しよう」

 後日、朱璃を交渉人としてグリフォン第一委員会とミツバ幼稚園の間で正式に契約が結ばれた。なお、契約書は商取引に明るいウェルカが作成した。契約条項には、『無償貸出』という前提で、『責任の所在』や『今後の対応』や『委員会の連絡先』などが抜かりなく記載されていたのである。

●調教
 朱璃が奔走していた頃、ウェルカは学園に残り委員会と共に『調教』に取り組んでいた。
「うふふ、こんにちは、コロ様? ウェルカと申しますわ、どうぞよろしくね? さて、さっそくですが、まずはお互いに慣れましょうか?」
 ウェルカは軽く調理したグリフォン用のお肉を用意していた。
 ちょっとした料理スキルの応用である。
 しかし、コロと来たら……。
「くぅ!」
 ばく!!
「きゃあ!」
 すごい力で突進して、ウェルカからお肉を奪い、彼女を突き飛ばしてしまった!
 その際に、ぼいんぼいん、とウェルカ自身のお肉が揺れながら倒れたのは委員会の秘密だ。
「……ほほほ、コロ様は、やんちゃですわね?」
「くぅ!」
 穏やかな性格のウェルカは、突き飛ばされても笑顔を絶やさずコロと向き合う。
 そもそも調教が必要なグリフォンなのだ、こういうこともあるだろう。
 そこで委員がヘルプに入る。
「コロはちょっと不器用なんですよ……。あと、翼が変でも原生生物としての戦闘力が低くなった訳ではないので、意外と力が強かったりするんですよね」
「さて、ウェルカさん。『飴と鞭』の使い分けがグリフォン教育には必要だね。じゃあ、コロの力を制御する訓練でもしようか? 鞭はある?」
「ええ、ご指導の程、よろしくお願い致しますわ。子どもに触れさせる訳ですから、コロ様には力加減の強弱を覚えて頂きたいですわね。はい、鞭は自分専用の物を持って来ましたわ」
 ウェルカは委員達と協力しながら、コロに力加減を教える。
 コロが上手く力加減をできた時は、『よくできましたわ』とウェルカ特製のお肉をあげた。
 コロが失敗した時は、ウェルカがぴしりと床を鞭で叩いて『失敗ですわよ』と教えてあげた。
 この日の力加減の訓練は長く続いたが、ウェルカもコロも根気強くがんばった。
「ふう……。けっこうな量の訓練を致しましたわね? 今日の所はこんな感じでしょうか? それにしてもコロ様、だいぶ力加減が上手くなりましたわね?」
「くぅぅぅん!!」
「きゃあ! ちょっと、コロ様!」
 コロがウェルカのふかふかする所に突進して押し倒し、顔をぺろぺろ舐めたのは委員会の秘密その二。いやいや、コロは幼児の原生生物だ、悪意はないのである!

 本日の訓練が終わり、そんなふうにじゃれ合っていた時、委員の一人が図面を持って来た。
「ウェルカさん、ちょっとこの設計図を見てもらえるかな?」
「あら? 何かしら? ……なるほど……受け入れ先では小屋が必要でしたわね?」
「うん。朱璃さんがどこと契約を取ってくるかで小屋の正確なサイズは変わると思うんだけれど……。デザインとか機能面でちょっと不安があるんで、一緒に見て考えてもらえないかな?」
「ええ。かまいませんわよ。ぜひ一緒にご検討しましょう。私は商業に精通していますので、そういった知識の方からもお手伝いできますわ」
 コロの調教後、彼には寝床に戻ってもらい、ウェルカ達は設計図の選定に取り組むことにした。ウェルカ達は一緒に何枚かの小屋の設計図を検討しながら、ああでもない、こうでもない、と議論を重ねるのであった。それなりに苦労の多い一日だったが、ウェルカは満足そうな笑みを浮かべている。
(うふふ、今日はとても充実した一日でしたわ。落ちこぼれグリフォンを助ける経験はきっと、王族の教養として足しになるはずですわ。コロ様の新しい居場所が決まって移るまでの間、私もできる限りの協力は続けて行きますわよ)

●義翼
 朱璃が奔走し、ウェルカが調教している頃、チョウザは医療系技術師に接触を試みていた。大図書館で技師のデータ名簿を調べると、学園都市にいるとある男にたどり着いた。
「ねぇ、ぎし様? 一発ぼろ儲けヒットしてみなぁーい?」
「ん? どんな話だい?」
 ドラゴニアの技師は耳をぴくん、と動かして興味津々に聞き入る。
「実はさ、魔法学園の方でね、飛べない落ちぶれグリフォンってのがいてさぁ……」
「……ふん、ふん。で、俺にどうしろと?」
「飛べない原生生物をぎし様の技術や力でぶんぶん飛ぶようにできないかなぁーって?」
 ふうむ、と若い技師は腕を組んで考えた。
「ほらぁ、ぎし様、医療系ご専門でしょ? ドラゴニアって、病気や事故や同様で翼が変形するケースとかあるかなぁ? そーいう時って、翼を補強する……義翼っての? ないのぉ?」
 ああ、そういうことか、と技師は頷いた。
「うん? 聞いたことはないのだが……」
 交渉成功まであと一歩か!?
「飛べない原生生物飛ばせたら賞賛浴びるよぉ? そーいうの、初の技術じゃないかなぁ? ぎし様のお力で世の中の医療や福祉や同様をぜひ、ご改革ぅ。実際に翼ある人のを無理にへし折る残酷なことしないで実験可能な良い機会の巡り。貴重な体験になるよぉ」
(ふふふ、ぎし様、悩み悩んでるねぇ? ザコちゃんは調べて知ってるよぉ。彼は正義感がお強く腕が立つが、うだつが上に上がらない無名若手技師だということをぉ)
「ほぉ、面白そうだな! 俺に任せろ! 今からだと、期日は明日まででいいか?」
「ぎし様さっすがぁ。んじゃ、明日の朝、取りに来るからよろしくぅー」
 ハッタリをかました交渉が成立してにこにこ顔で学園へ帰ったチョウザだった。

 翌朝、例の義翼を手に入れたチョウザはコロがいる委員会の小屋までやって来た。
 チョウザは、ふんふん♪ と鼻で歌いながらコロに義翼を装着させる。
「さあ、飛び立てぇー。……やれる所までやって、人間達のエゴを逆手に取って大空へ飛んじゃおうよ、ねぇ?」
「くぅぅぅ!!」
 そう、チョウザの考えていた作戦とは、『飛べないはずのグリフォン』をどうにかして『飛べるグリフォン』にしてしまうことだったのだ!
 そんなチョウザの熱い思いをコロは理解したのかしないのか、青い空に向かって力強く鳴くのであった。
 コロは全力で走った。
 そして歪な翼をはためかす……!!
「おおー。飛べたじゃ……ん? あれれ?」
 ばさ、ばさ、ずしゃ、ごろごろごろ、どん!!
 義翼の魔法が作用せず、飛行に補正がかからず、飛び上がったコロが転落した。
「大丈夫ぅ?」
「く、ぅ?」
 心配そうに見ていた朱璃とウェルカも落下したコロの元へ急いで向かう。
 彼女達がコロを介抱しようとしたらコロは、むくっと立ち上がった。
 一部終始を見守っていた委員達はチョウザの所へ駆け寄って来た。
「チョウザさん、色々とありがとう! でも……。やはりコロは『飛べないグリフォン』なんだ!」
「ごめんよー……。ふぅ、ザコちゃん、上手く上出来に行くとは思ったんだけれどなぁ……」
 チョウザはあごに手を当てて、ううむ、と考えてみた。
「改造改良義翼であっても……この原生生物は竜系とかでないし……。この義翼の魔法が発動する条件って、そろってないとかぁ?」
 悔しそうなチョウザだったが、彼女を責める者は誰もいなかった。
 よくそこまで考えてくれた、と皆から逆に励まされたのであった。
 チョウザは、一言もらす。
「ま、結局あの原生生物がそのエゴで飛べたら面白いじゃん? ってだけだしぃ」

●解決
 その後、協力者三人の仲介のお陰でコロのミツバ幼稚園への『転職』が正式に決まった。
 さて、コロは新しい職場でちゃんとやれているだろうか?
 後日、協力者達はコロの勇姿を一目見たいと幼稚園へ訪れることにした。
 コロは小屋から出ると、園児達に集られながら、楽しそうによちよちと歩いていた。
「くぅ~♪」
 コロの元気で張り切っている姿を確認するや否や、朱璃が駆け寄る。
「あなたが満足できて自信に繋がる道であれば何でも良いと思ったのですけれど……。本当に良かったですわね、ここに来られて!」
 朱璃はコロの頭を撫で回し、コロもごろごろと懐いてくる。
 ウェルカは近くにいた園長に話しかけた。
「その後、どうでしょうか? コロ様が子どもを怪我させたりなどないでしょうか?」
 調教を主に手伝ったウェルカとしてはやはりそこが心配だ。
 園長はにこにこと答える。
「うん、問題ないよ。良く躾けられているね? 力加減も上手い。しかも夜は警備まで手伝ってくれて大助かりだよ」
 さらに聞く所によれば、コロは幼稚園のイベントでも活躍の場を広めているようだ。
 チョウザも一歩下がって皆を嬉しそうに眺めている。
「何だかんだで良かったじゃん? 飛べるだけが人生ではない、かぁ……」
 こうして、新入生三人が手伝ってくれたお陰で殺処分寸前だったコロの人生には新しい道が開けたのであった。手伝った勇者候補生達の方も、今回の依頼を通して、労りの心が大事であることを改めて実感する良い機会となったことであろう。

 了



課題評価
課題経験:44
課題報酬:1200
飛べないグリフォン
執筆: GM


《飛べないグリフォン》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 1) 2019-04-11 00:04:50
武神・無双コースのルネサンス、朱璃・拝と申します。どうぞよろしくお願いしますね。

今の所特にこれ、というアイデアはまだ出ていないですが、コロ様が自分に自信を持てるような生き方が出来ればよいですわね。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 2) 2019-04-11 17:52:23
この後で何方がいらっしゃるかは解りませんが。
初めまして、もしくはご機嫌良う。
王様・貴族コース専攻のウェルカ・ラティエンヌと申します。
宜しくお願い致しますわ。

まず、[解説]に出ている選択肢は、このあたりでしょうか。

・戦闘や実験に活かす
・ペットにする
・野に放つ

この内ですが、[野に放つ]は難しいと思いますわ。
[学園内で大切に育てられた]となりますと、[狩り]等についても教わっていないでしょうし、[飛ぶことが出来ない]なら、更に条件は厳しくなりますわ。

[ペットにする]場合の問題は、[場所]や[食料]という事になりそうですわね。
ただ、逆に[飛べない]ことが[脱走されてしまう可能性が低い]という面にもなりますから、良い[飼い主]や[飼育法]、その為の[資金]等が有るなら、良いかもしれません。

[戦闘]というか、[訓練]に生かすのは良いかもしれませんわ。
[頭の良い方]らしいですし、[飛べない]=[空中での転落事故が無い]ですから、特に[幼少の方の騎乗訓練]に向いているのではないかと思いますの。
また、[戦闘訓練の相手役]にも使えるかもしれません。

後は、考えられるのは[繁殖用]ですわね。
[翼の問題]が[遺伝情報]だと難しいですが、そうでないのでしたら、こういう様とも有ると思いますわ。

これらを踏まえまして、私は取り敢えず「[訓練用]に飼育」という形をご提案したい、ですわね。
その上で、場合によっては「[感受性]を育む為の[ペット]としての飼育」を兼ねる、という形ですわ。
御検討いただけますと、幸いですわ。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 3) 2019-04-11 21:30:46
ウェルカ様、よろしくお願いいたしますね。

一日つらつら考えたのは、幼稚園のような場所で子供達のお相手をする、という物ですわね。ウェルカ様の仰っている「幼少の方の騎乗訓練」やペットに近いでしょうか。空は飛べませんがその分空中から乗っている人が墜落、という事もありませんし。

それ以外ですと絵のモデル業というのも考えましたけれど。グリフォンをモチーフに使う事も多いですし。ただこれは他の子でも出来る事ですけれど。

「野に放つ」は私も空を飛べない分やはり危険だと思いますわ。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 4) 2019-04-11 22:11:34
朱璃様、改めまして、宜しくお願い致しますわ。

成程、[幼稚園]の様な場所は、丁度良いですわね。
懐っこい方の様ですし、[グリフォン]の能力で有れば、[不審者対策の警備]も兼ねられますわ。
[騎乗訓練]等も[お相手の一環]として扱えるでしょうし、最適かもしれませんわね。

[絵画のモチーフ]は、仰る通り[他の個体でも出来る]点に加え、[羽が通常の形ではない]ですから、そのままでは難しそうですわね。
逆に、[変わったモチーフ]として使える可能性は有りますが。

ですので、私も「[幼稚園]の様な場所で、子供の相手をしてもらう」に賛成ですわ。
となりますと、提示した方が良い内容は『間違って[子供]を傷つけない様にする為の訓練』と、立場上、最終的に[飼育所]から離れていただくことになりますから、そのあたりに慣れていただくこと、でしょうか。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 5) 2019-04-13 09:49:22
まだ今の所私とウェルカ様の二人ですので、これから入る方の意見もあるでしょうが一先ず「幼稚園のような場所」でよさそうですわね。この学園は6歳からですから、それ以前の幼稚園や保育所のような施設もあるかと思いますし。

提示内容もウェルカ様の仰るような形で良いと思いますわ。あとはそれを具体的にどう行うかを考えていけばよいでしょうか。コロ様今は子供ですから力もそれ程強くないでしょうけど、翼以外は問題はないので本人は軽くやったつもりでも小さい子にはかなりの衝撃になる事もあるでしょうし。何か壊れやすい物を壊さないように扱かえるよう力の出し方を覚える訓練とか、でしょうか?

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 6) 2019-04-13 16:28:18
はい、それでも現時点で成立はしておりますし、その仮定で進めていくのがよさそうですわ。

朱璃様の仰います通り、そのあたりの訓練は必要だと思いますわ。
[躾け方]なのですが、[グリフォン]というのが難しい点ですわね。
一般的に[大型動物]を躾ける場合は、所謂[調教]の形で強い形で行うことが多いですが、[委員会]の方の様子からしますと、その様な形を採っている可能性は低そうですわね。
[大型犬]等であれば、『実際に遊んで、[強くじゃれる][強く噛む]等の行為をしたら、その場で注意する』という形が多いのですが、『本能的に加減を覚える』ことが多い分、[実際に子供と遊んでみないと加減を覚えられない([子供]と[道具]で加減が異なる為)]場合も有るのですわ。

幸い、[委員会]の方は、[元々騎乗用の調教を行っている]わけですから、『基本的な[調教の方法]』は把握しているはずですわ。
ですので、便宜上『私達の方で協力出来る[大型犬]の様な形』を想定して提案しつつ、[違う形]であれば[役に立ちそうな部分を提案して、後は本職の方にお願いする]のが良いかもしれませんわね。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 7) 2019-04-13 21:36:07
なるほど・・・それではウェルカ様の仰る線で考えてみますわね。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 8) 2019-04-13 21:49:37
いえ、失礼致しましたわ。
私も、もう少し[詳細な部分]を検討してみますわね。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 9) 2019-04-14 11:20:01
そうですわね・・・訓練自体は委員会の方にお任せできるようなら、受け入れ先の幼稚園や保育所を見つける、とかでしょうか?いきなり連れて行って受け入れてほしいという訳にも参りませんし。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 10) 2019-04-14 12:37:21
成程、素晴らしいと思いますわ。

それでは、私の方は[場所の選定]と[事前の案の提示]を行う形で宜しいでしょうか?
[グリフォン]を飼育する、となりますと、[飼育スペース]や[その為の建物]も必要になりますわ。
また、所謂[園児用のバス]の様な形で[グリフォン]を提供している施設があれば、[病気]等の緊急時に[委員会]の方との連絡が取り易い分お互いに安心出来ますし[委員会]の方から話を通していただくことも可能と思いますの。

もう一つの[事前の案]は、上記の理由等の関係上『[受け入れ可能な施設]が無い場合』の代替案、ですわね。
この場合、『[委員会]で飼育、[出張訪問]の様な形で、随時[幼稚園]他の施設に貸し出す』という形であれば、[受け入れ可能な施設]が無い場合でも、同じ路線を軸に対応出来るのではないかと思いまして。

御検討いただけますと、幸いですわ。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 11) 2019-04-14 13:19:45
……済みません、今更見返して[誤字]に気づきましたわ。
×[事前の案]→○[次善の案]ですわね。
失礼致しましたわ。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 12) 2019-04-14 14:43:07
>次善の案
はい、私もコロ様を遊び相手等にしてくださるにしても、グリフィン小屋?を設置するだけのスペースがないかもとは思っていましたので、それで良いと思いますわ。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 13) 2019-04-14 14:43:41
あ、グリフォンですわね。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 14) 2019-04-14 15:29:28
有難う御座いますわ。
それでは、この後で何か起きない限り、上記の形で参りますわね。

頑張って参りましょう。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 15) 2019-04-15 00:22:07
個人的に気になりどころがどーしてもぬぐえなかったから、ってしれっと混ざるザコちゃんであった。
どっちみち、どこに所属住まいになったとしても試みられるだろーことの働きかけするつもりだし、
ザコちゃんのやることのために無理してプラン弄り調節はしなくてもいーかんね。
ってか、滑り込みで飛んできたのはザコちゃんだし。

人種の手によって生まれといて、生殺与奪が役立つか否かで決められるなんて。つっくづく人種のエゴってふかぁい。
そもそも翼の形が変わってるーっていうのが無価値だって物差し自体、人種の穿った目線でしかないもんねぇ。
ザコちゃん的には気に食わない。お肉的には食えそう食べられそうだけど、味は予想出来そうだし、食指はそんなに。
殺処分するくらいなら闇焼肉しながら食べっけどさ。

本人…本鳥?本魔物?が、飛びたいのかどーかにもよるけど。
そんなエゴで文字通りの命懸けで振り回されてるよーな存在ならいっそ出来るとこまでそのエゴ利用したらいいって。
エゴで生まれエゴで殺されそうになった弱者が、そのエゴを使って飛べたなら。
…ちょっとだけ、胸がすくじゃん? 出来るかはまた別として、ね。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 16) 2019-04-15 16:42:08
チョウザ様、宜しくお願い致しますわ。

正直なところ、気持ちとしては賛成出来ますわね。
私としては、[この状況を作った以上、最後まで責任を取るべき]という事も有り、求めに応じるつもりでしたが、確かに本……コロ様ご自身としても、[一度飛べた上で、負担や適性を考えて他の道を]という方向で示される方が、納得出来るのではないかと思いますわ。

ですので、もしも[やろうとしたことが重なっていない]のであれば、多少触れられるだけになりそうですが、『[義足]の様な、飛行の為の[補助器]の作成』を[ウィッシュプラン]にて提案させていただいても宜しいでしょうか?
[翼は歪に壊れている形状]というのが飛べない理由の様ですから、仮に[筋肉]等の機能に問題が無いようであれば、[矯正具]の様なもので[形状]を整えることで、飛べる可能性は有ると思いますの。

御検討いただけますと、幸いですわ。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 17) 2019-04-15 17:03:54
うん、ぶっちゃけザコちゃんの志向方向性もそんな感じ。

でもさぁ、ザコちゃんの素人お【裁縫】じゃそーいうの作んの無理無理じゃん?
生態も構造も仕組みもその他もろもろも分かんないし。

だから、ねぇ。
こっちからは作るにあたる利益を提示提案してその手の専門家にぶん投げるだけ。
どーせ人種なんて7割くらいは、自己顕示欲と賞賛とかを望むものー、それだけでも動機にーって分かっちゃいるけど。
それだけで動かない可能性も加味しとかないとって感じで、一応人種の比較的展望にも繋がる感じで書いといた。
文字数かつかつだからまだ削ってるレベルだけど。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 18) 2019-04-15 18:13:59
成程、了解致しましたわ。
確かに、[開発費]や[素材の確保]等、色々と時間はかかりそうですが、良い目標になると思いますし、良い結果が出ることを願いますわ。

となりますと、却って邪魔になりそうですし、中途半端に触れない方がよさそうでしょうか。
一応、既に提出済みの内容で仮決定としておきますが、御協力出来ることが有りましたら、可能な範囲でですが、御協力させていただきますわね。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 19) 2019-04-15 19:28:03
チョウザ様、よろしくお願いいたしますね。

今出ている義翼?を提示されるのも良いと思いますわ。コロ様が進める道は多い方が良いでしょうし。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 20) 2019-04-15 20:15:09
うん、さっき言ったとーり、ザコちゃんが提示提案するのは義翼系だってば。
医療技術でもいーけど。そこはどの辺の人種の興味引けるかで変わっから、ねぇ。
…これが噂のデジャブ?

なんだかんだでもうすぐまもなく締切だからね。
決まり確定したプランがあんなら、そこで定めんのお忘れなく、ねぇ?

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 21) 2019-04-15 20:30:48
あ、ただねぇ。
商家の天使様の文字数にまだ余裕猶予あるってなら、
『この魔物は譲るんじゃなくって無所で貸し出すだけ』ーって感じのこと記入記載あると嬉しみあるかな。

ほら、うっかり譲ってもらえたーって思わせ認識されたら、あとからそーいうことで手加えんのも嫌がられる可能性あるし。
もう見てなかったりとか、余裕なかったりなら無視無視でいーかんね。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 22) 2019-04-15 20:57:16
了解致しました。
一部の書き方を調整して、『[責任の所在]や[今後の対応]等の為[無償貸出]の形を提示』という記述を[ウィッシュプラン]の方に追加しましたわ。

それでは、後3時間程で出発、ですわね。
良い結果を導けますよう、頑張って参りましょう。