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先生! 魔物はジビエに入りますか!?


ストーリー Story

 地平線まで伸びる草原に、視界の端に映る雑木林、そしてどこまで青い空に、『キュルルル』という不思議な鳥の鳴き声。
 冒険を感じずにいられないこの場所は、校庭のとある一角。
 生徒達――君達は今日ここに、とある特別授業のために集まったのだが――。
 その授業は『冒険』だとか『戦闘訓練』だとか、そういった類のものではない。
 『調理実習』のために、メシを作るために君達は集まったのだ。
「……この場所で合ってるよな?」
 エプロンを着込んだ君達の1人が不安げに言った。
 君達がそう思うのも無理はないだろう。
 校庭に冒険はあれど、調理実習に必要なものは何も存在しない。キッチンも調理器具も食材も、ここには何もないのだ。
 ――だが、食材になり得る生き物はいた。
「ぶはははッ! その通り……ここが正解だッ! そしてェ! ここへ来たてめぇらも正解だッ!」
 その叫び声が聞こえた直後、君達の前に毛むくじゃらの大男が隕石のように降ってきた。
 大男の格好は『調理実習の先生』と言うよりか、『山賊』の方がしっくりくる。どう甘く見ても、とりあえず『教師』ではないだろう。
 大男が着地した風圧で飛ばされそうになるのを耐えながら、砂煙でエプロンを汚しながら、君達の1人が懇願するように叫んだ。
「あなた……はぁ! 先生じゃないですよねぇ!? 違いますよねぇ!?」
「ぶはははッ! 残念だったなァ! 不正解だッ! 俺がてめぇらに『特別調理実習』を教える教師ッ! 【デイヴ・ボーガン】だッ! 2度は言わねェからなッ! よく覚えとけよッ!」
 残念だが、目の前にいる山賊のような大男が『調理実習の先生』だ。
 『マジかよ』という表情をする君達に向かって、面倒な前置きが嫌いなデイヴは、さっさと本題に入る。
「さぁてと……早速だがッ! 今から授業を始めるッ! この校庭に2種類の魔物を数体放ったッ! ぶっ倒して調理しろッ! 以上だッ!」
「まもっ……魔物!? どういうことですか先生!?」
「今説明しただろうがァ! 2度言わせんじゃねぇぞコラァ!」
「えぇ……」
 君達の1人が質問するも、デイヴはどうやらもう言ったつもりらしい。
 しかし、君達が困惑しているのは分かったのだろう。
 デイヴは補足として、やや説明を付け足す。
「放った魔物は『ワイバーン』と『ボアファング』だッ! 別にどっちを狙おうが構わねェ! ぶはははッ!」
「1人1体を……倒して調理するということですか?」
「そいつぁ……てめぇらにはまだキツイだろうなッ! ぶはははッ! 1体につき……4人まで合格にしておくかッ! ぶっ倒したらその場でぶっ叫べッ! 確認しに行くからよォ! その後に調理だッ!」
「倒した時点で合格ならば、調理は必要ないのでは……?」
「あぁん!? ……まぁそうだなッ! ぶはははッ! 『味』が良けりゃ加点しとくかァ! もっとも、俺をうならせるのは難しいだろうがなァ! っと! 余った肉や骨や皮は俺の方で引き取るッ! そいつがてめぇらの報酬に変わるからなァ! 間違っても捨てんじゃねぇぞォ!」
「せっ……先生! もう少し詳しく、ワイバーンとボアファングについて教えてもらえませんか!? それと、調理器具は――」
「調理器具なんざその辺に転がってんだろうがァ! 説明は以上だッ! てめぇらの健闘を祈るぜッ! ぶはははッ!」
 大きな笑い声を上げながら、凄まじい跳躍でデイヴはどこかへと消えた。
 まだ状況が飲み込めず、数人が『ぽかん』とした表情で固まっていたその時、君達の1人が呟く。
「……とりあえず着替えるか」
 ワイバーンとボアファングをどう仕留めれば良いのか、どう調理すれば良いのか、まだ分からないことだらけだが――。
 とりあえず、この調理実習にエプロンが必要ないことは分かりきっていた。


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 5日 出発日 2019-04-29

難易度 普通 報酬 通常 完成予定 2019-05-09

登場人物 4/8 Characters
《やりくり上手》ルーノ・ペコデルボ
 カルマ Lv10 / 村人・従者 Rank 1
【外見】 褐色肌 丸関節 眼鏡 銀髪外ハネ短髪 赤目 紋章は右手の甲と左目 【性格】 感情が余り出ないが無い訳じゃない 合理的 上からの命令に従順 入学の一番の目的は『感情を理解して表に出す事』 家事が得意 【備考】 人間と同じになりたい願望があるのか普段は手に手袋をつけている 見られるとちょっとだけ罰が悪そうな顔をする ※アドリブ大歓迎!
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。
《模範生》レダ・ハイエルラーク
 ドラゴニア Lv16 / 黒幕・暗躍 Rank 1
将来仕えるかもしれない、まだ見ぬ主君を支えるべく入学してきた黒幕・暗躍専攻のドラゴニア。 …のハズだったが、主君を見つけ支えることより伴侶を支えることが目的となった。 影は影らしくという事で黒色や潜むことを好むが、交流が苦手という訳ではなく普通に話せる。 ◆外見 ・肌は普通。 ・体型はよく引き締まった身体。 ・腰くらいまである長く黒い髪。活動時は邪魔にならぬよう結う。 ・普段は柔らかい印象の青い瞳だが、活動時は眼光鋭くなる。 ・髭はない ・服は暗い色・全身を覆うタイプのものを好む傾向がある。(ニンジャ…のようなもの) ・武器の双剣(大きさは小剣並)は左右の足に鞘がついている。 ◆内面 ・真面目。冗談はあまり効かないかもしれない。 ・立場が上の者には敬語を、その他には普通に話す。 ・基本的に困っている者を放っておけない性格。世話焼きともいう。 ・酒は呑めるが呑み過ぎない。いざという時に動けなくなると思っている為。なお酒豪。 ・交友は種族関係なく受け入れる。 ・伴侶を支えるために行動する。 ◆趣味 ・菓子作り。複雑な菓子でなければ和洋問わず作ることができる。
《ゆうがく2年生》アリア・カヴァティーナ
 アークライト Lv14 / 村人・従者 Rank 1
 幼い頃から聞かされてきた英雄譚に憧れて、いつしか勇者さまを導く人物になりたいと願ってきた。  その『導き』とはすなわち、町の入口に立って町の名前を勇者様に告げる役。  けれども、その役を務めるということは、町の顔になるということ。この学校でたくさん学んで、いろんなことを知ることで、素敵な案内役になりたい!  ……それが自分の使命であると信じて入学したけれど、実のところ勉強よりも、花好きが高じた畑いじりのほうが好きだったりする。そのせいで、実はそこそこの力持ちだったりする。  たぶん、アークライトの中ではかなり変人なほうなんだと思うけれど、本人はあんまり気にしていない模様。  基本的に前向き……というか猪突猛進なところがある、かも。

解説 Explan

●目的

 ワイバーンもしくはボアファングを撃破し、調理して下さい。
 撃破した時点で『成功』、料理の味によっては『大成功』となります。

●フィールド情報

 湖が近くにある、広大な草原です。
 雑木林があちらこちらにありますが、見通しは良く、敵を見つけるのはそう難しくないでしょう。
 調理室は借りられているようなので、調理器具や食器、一部の食材(牛肉、卵、野菜など)を取りに戻ることは可能です。しかしデイヴのミスなのか『コンロ(火)』が使えません。

●敵情報

 放たれた魔物の数はそう多くないので、囲まれるようなことはほとんどないでしょう。
 ただし、場所によってはその限りではありません。
 ワイバーンもボアファングも好戦的ではありますが、身の危険を感じれば逃げるでしょう。

 ・ワイバーン
 個体差はありますが、体長およそ3メートルの翼竜に似た肉食の魔物です。
 戦闘中と飲食中を除いて、ワイバーンは校庭の空を飛んでいます。
 そこそこ『素早い』ので、飛んでいるワイバーンを仕留めることは難しいでしょう。
 火球を吐き出して攻撃してきますが、大した威力ではありません。ただし、草木に燃え移る程度ではあります。
 予想される出現場所は『草原上空』『湖上空』『湖』です。

 ・ボアファング
 個体差はありますが、体長およそ2メートルのイノシシに似た雑食の魔物です。
 戦闘中と飲食中を除いて、ボアファングは雑木林の中に隠れています。
 下あごに鋭く大きな牙を持ち、それを前に向けて突進してきます。小回りは利きません。この突進の『威力』と『速度』は凄まじく、突進する直前のクセを見抜くか、注意していなければ、回避は難しいでしょう。
 ボアファングの皮は厚く、生半可な攻撃は挑発にしかなりません。
 予想される出現場所は『雑木林』『湖』です。

●調理のヒント(PL情報)
 デイヴには好きな味があります。
 その味を知るヒントは、プロローグに隠されています。


作者コメント Comment
 こんにちは、こんばんは、くそざこあざらしです。
 ワイバーンとボアファング、どちらを選んだとしても、力押しだけでは厳しい相手となります。もし罠を仕掛けるとしても、場所によっては――。
 4人で1体は絶対ではなく、3人で1体や2人で1体でも問題はありません。狩れた数が多ければ多いほど、デイヴの味審査が甘くなるかも?
 それでは、皆様のご武運をお祈りいたします。


個人成績表 Report
ルーノ・ペコデルボ 個人成績:

獲得経験:72 = 60全体 + 12個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【目的】
料理を提供するのに理由が必要ですか?

【行動・心情】
…ゲスト(先生)はここに居る動物を狩り料理を提供しろというのですね?
承りました
ジビエ料理は知識としてはありますがこういった形でやるのは初めてですね
腕がなります

女性一人で狩るのは少し危なそうな気がしますね
先生もそう言ってましたし
アリアさんのお手伝いをしますよ

湖で張り込むんですよね?
豚の習性で泥浴びをしに来るんでしょうね

アリアさんは足止めと言ってましたから突っ走って来たら額に剣をぶっ刺しましょう
大丈夫、耐久性には自信があります

そして料理ですね!
豚モツ鍋って言ってましたね!
手伝います

『プチヒド』で火をくべますよ
モツなら臭み消しも必要ですよね

チョウザ・コナミ 個人成績:

獲得経験:72 = 60全体 + 12個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
ワイバーンは食べたことないから来たよぉ?
っても食べろって言われるとそれはそれで萎え萎える。食べるけどさぁ。
ところで教官様ゴブリン食べた?結構面白い味だよね、あれ。

ザコちゃんは『ワイバーン』狙い。
ワイバーンの出るらしい3箇所をぐるぐる巡回すっけどー、湖にゆーしゃ様結構集まってっし、そこ中心で。

ワイバーンはご飯中と戦闘中は空飛ばない無防備らしいじゃん?
水飲んでるなりなとこ身つけられたら、そこらの石でも投げつけ【投擲(小物)】で【挑発】して、こっちに気引くかな。
ボアにも同じことやってもいいんだけどね。
あとはザコちゃんの【全力防御】な【忍耐】力で耐えっから、ゆーしゃ様の誰か早めに倒して。めんどいし。

レダ・ハイエルラーク 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:180 = 60全体 + 120個別
獲得報酬:4500 = 1500全体 + 3000個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
◆目的
ワイバーンの撃破・調理
(以下、獲物とする)

◆プレイング
・【事前調査】で湖周辺の痕跡を調べる
・【事前調査】で何か見つけたら【推測】を試みる
・遭遇したら【立体機動】で攪乱しつつ【刻閃斬】【龍爪撃】で攻撃
・【部位破壊】で翼を狙い動き難くする
・攻撃中は【勇猛果敢】を随時発動
・場合によっては【生物騎乗】で獲物に乗りつつ戦う可能性あり
・獲物が空中にいる時は【跳躍】【飛行】【龍の翼】【立体機動】で移動攻撃しつつ【追跡】
・同行者がいる場合、場合によっては獲物を【挑発】、【オーパーツ・レンズ】【調理道具一式】も併用
・戦闘後獲物が水没した場合【水泳】【息止め】で回収
・獲物を仕留めた後【料理】を行う

↓に続く

アリア・カヴァティーナ 個人成績:

獲得経験:72 = 60全体 + 12個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
しがない村人のわたくしは、魔物との戦いといえば囮役ですわ!

●狩り
ワイバーンが降りてくる場所は、湖の中央ではないかと思いますの…ですので船代わりのひのきの丸太にしがみついて、そこまで泳いで参りますわ!

ワイバーンがわたくしを捕まえようとしたら、片側を丸太に結びつけたロープを回して、輪を絞るように鉤爪を引っ掛けますの!
飛べなくして、皆さまにトドメを刺してもらいますわ!

●調理
デイヴ先生はきっと、肉や骨や皮が余る、モツ鍋がお好みなんですわ!
ワイバーンの発火器官を利用して、雑木林で拾った薪に着火!
モツを洗って軽く湯がいた後で、ニンニクやショウガで臭いを消しながら煮込みますわ!
野性味溢れるお鍋の完成ですわ!

リザルト Result

 踏み荒らされた青葉と、湿り気のある濃い色の土、顔を背けたくなるようなアンモニア臭。
 『生き物がいる』という証明には余りあるほどの証拠が、痕跡が、校庭の湖周辺を探索する4人の生徒達の目の前に転がっていた。
「やはり湖の近くか。大方、水分を補給しに来るのだろう」
 痕跡を辿りながら【レダ・ハイエルラーク】は推測する。
 水を中心として生きるのはヒトに限った話ではない。水浴びをするために、そして喉を潤わせるために、たとえ野に放たれて半日ほどしか経っていなくても、生き物は水辺に集まってくる。
「んじゃまぁ、このへんをぐるぐる巡回する感じ? ザコちゃんは別に、ワイバーンがお水飲みに来るまで待ち伏せ待機でもおっけーだけど」
 と、【チョウザ・コナミ】は空を見上げた。
 校庭に放たれたワイバーンとボアファング、その魔物達を『いつ』『どこで』『誰が』狩ろうともチョウザは構わない。ただ、狙いはワイバーンと決めていた。
 チョウザも大方の予想はついていたのだろう。チョウザは足元の小ぶりな石を拾い上げて、水を飲みに来たワイバーンの気を引くために備える。
 後は草陰にでも隠れて、湖を観察しながらお目当ての魔物を待てば良い。
 チョウザがワイバーンに石を投げて気を引けば、チョウザを囮として、正面から全員で突っ込むよりも比較的安全に魔物を狩れるだろう。
 しかし――ここで【アリア・カヴァティーナ】が動く。
「では、わたくしが囮になりますわ! ワイバーンが降りてくる場所は湖の中央に違いありませんの!」
『えっ』
 アリアはひのきの丸太を両手で抱えながら駆けだして、湖に躊躇(ちゅうちょ)せず飛び込み、ひのきの丸太をビート板のように扱いながら泳ぎ始めた。
 アリアが目指すは、はるか先にある湖の中央だ。そこにワイバーンが下りてくると、アリアは信じている。
 そんなアリアの行動を誰も予想していなかったのか、3人の生徒達は唖然としていた。
「アリア……さん? 僕らの狙いはボアファングのはずでは……?」
 と、誰よりも早く我に返って呟いたのは【ルーノ・ペコデルボ】。
 アリアはボアファングを狩るつもりだと、ルーノは思っていた。
 しかし、アリアの口から飛び出た魔物の名前はワイバーン。
 表情にも声色にも出ていなかったが、ルーノは戸惑っていた。
 そのルーノの戸惑いをかき消すように、遠くから唸るような鳴き声が、空から落雷のような叫び声が、3人の生徒達の耳に届く。
「……とりあえず、追いかけた方が良さそうだな」
 そう呟いたレダを先頭に、3人の生徒達は湖へと駆けた。

 一見して自由な野生の魔物達にもルールはある。
 そのルールは魔物の種類によって様々だが、『縄張り』と呼ばれる排他的な場所におけるルールは、説明せずともだいたい想像がつくだろう。そして生死に関わる水辺の近くでは、厳格な縄張りが敷かれていることも。
 ――その縄張りに、アリアは躊躇なく突っ込んでいた。
「……あんまり進みませんわね!」
 バタバタと足を浮かして、バシャバシャと音を立てながら、アリアは湖の中央に向かって泳いでいた。
 しかし、到達する気配はまるでない。
 ひのきの丸太をビート板代わりにしているとはいえ、着衣のままで速く泳ぐには、それなりの技能が必要だった。
 ただこの場合、それはそれで良かったのだろう。
「引き返せ! アリア! このままでは、囮では済まなくなる!」
「周りからやばそーな声が聞こえてるしねぇ? てゆーかすぐ側にいる感じ?」
「どうやら、アリアさんの行動が魔物をおびき寄せているようです。お戻りになられた方が良いかと」
 まだ浅いところにいたアリアに、仲間達の声が届く。
 仲間達の声に反応したアリアは、足を止めて振り返り――。
 アリアは仲間達の背後に巨大なイノシシに似た魔物を、そして仲間達は、はるか上空からアリアの元に落ちてくる翼竜のような赤い魔物を見た。
「後ろですわ!」
「上だ!」
 アリアとレダがほぼ同時に叫んだ次の瞬間、ボアファングが唸るような鳴き声を上げながらチョウザに突っ込み、アリアの近くで水が柱状に立ちのぼった。
「イノシシにはきょーみないんだけどなぁ」
 半笑いのまま、チョウザはボアファングの突進をひのきの棒で受け止め、足元に直線を描きながらズザザザザと、凄まじい勢いで後退した後、少し速度を落として、ジリジリとさらに後退していく。
 チョウザの耐久力と技能を以てすれば、ボアファングに弾き飛ばされることはない。
 しかしボアファングの動きを完全に止められるというわけではなく、また延々と耐えられるわけでもなかった。
 さらに言ってしまえば、ボアファングに対する関心が薄いチョウザの忍耐は大して持たないだろう。
「チョウザさんの援護に回ります。レダさんはアリアさんを」
 ボアファングの相手は1人では手に余る。
 ルーノはすぐにそう判断して、腰のナイフを引き抜きながら駆けだした。
 レダは無言のまま頷いて、両脚と『背中』に力を込める。
 ルーノに気の利いた言葉を返す余裕はレダにはなかった。
 厳密に言えば、レダが助けようとしているアリアにはなかった。
 アリアの作戦は『自分を捕まえようとしてきたワイバーンを逆に鉤爪付ロープで捕まえる』というモノだった。ひのきの丸太とワイバーンを括り付けて、ワイバーンが飛べないようにするつもりだったのだ。
 アリアの器用さでその作戦を実行することは困難だったが、幸運にも、アリアはワイバーンの首にロープをかけることに成功していた。
 ただ誤算だったのは――ワイバーンが『アリア』と『アリアが扱えるぐらいの丸太』であれば、持ち上げて飛べる力を持っていたということだろう。
「さぁ! 今のうちに仕留めて下さいまっ……あれ?」
 水柱が収まった直後、レダが見たのはワイバーンの両足に肩を掴まれて浮き上がるアリア。
 そのアリアとワイバーンを見下ろせる位置まで、レダは翼を力強くはためかせて跳躍した。

 チョウザとルーノによるボアファングの討伐は困難を極めていた。
 その最たる理由は――ボアファングの硬い骨にあった。
「げほ……ッ! 突き刺さらない……とは……。突き刺す位置の問題……ですか……」
 突進してきたボアファングにナイフを突き刺そうとしたが、そのまま押し返され、さらには牙で突き飛ばされ、ルーノは地面に倒れこむ。
 突進の威力を利用しているとはいえ、ボアファングにナイフを突き刺すためには、骨に当たらない急所を狙い定める器用さと、突進の衝撃を受けても照準をズラさない、ナイフを固定するグリップ力が必要だった。
「ちょっとこれは難しいかもしんないかなぁ。ザコちゃんの攻撃じゃほぼノーダメっぽいし」
 ルーノを突き飛ばして動きを止めたボアファングに、チョウザはひのきの棒を振り下ろして呟く。
 ボアファングをひのきの棒で攻撃しても快音は響かず、低い小さな音が鳴った。その音からも、チョウザの攻撃を意に介さず反撃してくる姿からも、ボアファングにほとんどダメージがないことは分かる。
 そしてまた、チョウザはボアファングの突進をひのきの棒で受け止めて大きく後退した。
 このままでは埒(らち)が明かないどころか、ジリ貧だった。
 チョウザとルーノはボアファングの攻撃に耐えているが、体力は確実に削られている。このままではいずれ、2人はボアファングの突進を受け止めきれずに倒れるだろう。
「ここは1度退くべきかもしれませんね」
 ルーノの提案にチョウザは頷いた。
「さんせーい。ザコちゃんイノシシにきょーみないし、立て直してワイバーン狙った方が……そーいやお菓子作り趣味系ドラゴニア様は?」
 撤退を視野に入れたチョウザがレダを気にしたその時――空が青白く光った。
 太陽の光とは異なる、閃光と呼ぶべき強烈な光、その光に驚いて、ボアファングはすぐに雑木林へと逃げ込む。
 何が起こったのか、その答えはレダが持っていたオーパーツレンズと泡だて器にあった。
「っ! 私の泡だて器が少し溶け……っ!? ぐっ……!」
 アリアを連れて飛び去ろうとしたワイバーンの気を引くために、レダはオーパーツレンズの光(ビーム)を泡だて器で乱反射させようとしたのだ。
 結果、先述した通りにボアファングは逃走し、そしてワイバーンは、レダに注目するどころか怯んでいた。
 泡だて器が変形してしまったことにショックを受けつつも、レダは空を飛びながら、動きが鈍くなったワイバーンに魔力の爪を振り下ろす。
 切り裂かれたワイバーンの片翼から体液が飛び散り、水面に数え切れないほどの小さな波紋を生み出した直後――。
 ワイバーンはアリアを掴んでいた両足の力を緩め、そして、3つの大きな着水音が湖畔に鳴り響いた。
「ぷっ……はぁ! わ……わたくしは大丈夫ですわ! それよりも皆さま! お願いいたします!」
 アリアが叫ぶや否や、レダとチョウザとルーノはワイバーンに追い打ちをかける。
 浅瀬に落ちたワイバーンを中心に赤が広がり、抵抗によって生み出されていた、水面に上がる水しぶきはだんだんと低くなっていった。
 その光景は傍から見れば残酷な光景に見えるかもしれない。
 しかし、これこそが【デイヴ・ボーガン】の調理実習だった。
 生き物を喰らうとはどういうことなのか、弱肉強食とはどういうことなのか、それらを生徒達に身を以て感じさせるのが、デイヴの授業だ。
「もうこれぐらいで良さげじゃん? ほら、やりすぎるとなんか鮮度とか落ちそーだし」
「肉を水にさらし続けるのもあまり良くありませんね。そろそろ運びましょうか、チョウザさん」
「っ! ルーノさま! お待ちになって下さい! まだ息がありますわ!」
「……念のためにきっちり〆(しめ)ておくか。威力は弱いらしいが、運んでいる途中に火球を吐かれては厄介だ」
 ワイバーンをすでに食材(にく)として見ている4人の生徒達に、デイヴの教えが必要だったかどうかは定かでないが……。
 とにもかくにも、こうして4人の生徒達は食材を手に入れた。

 誰かがすぐさま空に向かって『討伐完了』を宣言すると、当初言っていた通り、デイヴはどこからともなく空から降ってきた。
「ぶははははッ! 上手いことやったじゃねぇか! だがここで終わりじゃねェ! さぁてと……てめぇらの腕前ってやつを見せてもらおうかッ!」
 と叫んで、デイヴは湖畔の草むらにどっしりと座り込む。
 野生の勘とでも言うべきか、デイヴの強さを察した魔物達は誰もデイヴに近づこうとしない。この状況であれば、血肉を扱っていても魔物は寄ってこないだろう。
 落ち着いて調理が出来る状況であることを確認し、ルーノは『ふぅ』とため息のように呟いてから続ける。
「僕がプチヒドで火をくべて、肉の血抜きをしておきます。お手数ですが、皆さんは他の食材を運んできていただけますか?」
「分かりましたわ! ネギとニラとモヤシとキャベツ、臭みを消すための薬味などですわね!」
「……ついでに泡だて器を修理に出してきても構わないか? スペアはあるのだが……このままでは調理に集中出来そうになくてな」
「時間的によゆーあるなら全然おっけーだと思うけどねぇ。……つーかお菓子作り趣味系ドラゴニア様それ、スペアとかあったんだ」

 本来は豚に近そうなボアファングの肉で作るつもりだったが……。
 料理の得意なルーノを筆頭に、次いで料理の得意なレダの補助もあり、4人の生徒達の『モツ鍋』と『ガツ刺し』は上々の出来だった。
 その裏でチョウザが密かに焼いていた『目玉』と『翼』と『舌』の塩焼きも、少しグロテスクだが、食えないようには見えなくもない。
 となると気になるのはやはり味。そして、ルーノが味見をしようとした瞬間『おっといけねぇ』と、思い出したかのように味見を禁止したデイヴの意図だろう。
「ぶははははッ! これで完成みてぇだな! 良い出来じゃねぇか! じゃあ喰わせてもらうぜ!」
『いただきます』
 デイヴが器によそったモツ鍋に口をつけるとほぼ同時に、4人の生徒達もワイバーンを食べ始める。
 噛み切りにくいモツを咀嚼(そしゃく)する音だけが聞こえる、数秒の時間。
 4人の生徒達は初めて食べるワイバーンの味を、味わうというよりも探りながら、この調理実習が成功なのかどうかを個人的に判断しようとしていた。
 そしてさらに数秒後、真っ先に結論を出したアリアが立ち上がって叫んだ。
「これは……独特のワイルドさですわ!」
 かなりオブラートに包まれた感想だったが、それがどういうことなのかは、眉間にしわを寄せたレダの顔を見れば分かる。
 まだモツを噛んでいたレダよりも先に、アリアに続いてモツを飲み込んだのはルーノ。
「独特の……えぐ味とでも言うべきでしょうか。生臭さはほとんどありませんが……。それよりも問題はこの臭いですね……。これは食べ物の臭いと言うよりか……」
「『火薬』に近いような気がするな。いや、火薬など食ったことはないのだが」
「なんだか食べちゃいけないような臭いはしますが! お味は素晴らしいですわ! キャベツの甘みと味わったことのない苦みが、独特なハーモニーを奏でていますの!」
「ガツも……モツと同じような臭いですか。しかしまだ、こちらの方がマシな気もしなくはありませんね。味も悪くありません」
「ああ、調理方法は間違っていなかったのだろう。モツ鍋も野菜とモツを一緒に食えば、アリアの言う通り良い味が出ているようだ。ただ、やはり臭いがな」
 美味いとか不味いとかの次元ではない『危険な臭い』に、ルーノとレダとアリアはやや困惑していた。
 その食材と呼んで良いのか分からないワイバーンの肉を純粋に楽しんでいたのは、恐らく、チョウザただ1人だろう。
「ふんふん……目玉は腐った卵みたいな臭いとドロドロ感がやっばぁい。これ食べてだいじょーぶなの?」
「ぶははははッ! そこは基本的に食わねぇな!」
「じゃあやめとこ、お腹壊しそーだし。こっちの翼は噛めば噛むほどにっがい……ふふっ。あ、舌はちょっとコリコリしてておいしーかも。なんか燻製した卵っぽいよねぇ。ぜんぶ火薬っぽい臭いしまくりなのは否めないけどさぁ」
 デイヴと少し話しながら、チョウザは半笑いで、ワイバーンの希少な部位を食べ進めていた。

 あらかた食べ終わった後、デイヴは残っていたワイバーンの生肉を『山賊』のように噛み千切ってから、立ち上がって叫ぶ。
「美味かったぜェ! ワイバーンの肉をここまで調理出来るとはなァ!」
 どうやらワイバーンの肉の臭いは仕方がないモノで、というかその臭いがヒトによっては良いらしい。言うまでもないが、デイヴもそっちのヒトだ。
 少しだけ残っていたモツ鍋を一気に飲み干し、デイヴは『ぶははははッ!』と笑ってから言った。
「てめぇらは『合格』だッ! ぶははははッ! さて……残ったワイバーンの骨やら皮やらはこっちで処理させてもらうぜッ!」
 適当に集めたワイバーンの残骸を抱えて、デイヴはまた異常な跳躍力でどこかに消えた。
 こうして、4人の生徒達による調理実習は『成功』で幕を閉じた。



課題評価
課題経験:60
課題報酬:1500
先生! 魔物はジビエに入りますか!?
執筆:くそざこあざらし GM


《先生! 魔物はジビエに入りますか!?》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《やりくり上手》 ルーノ・ペコデルボ (No 1) 2019-04-24 00:46:04
村人・従者コースのルーノ・ペコデルボです。

ジビエという事は狩り。
狩りで捕ったら新鮮なまま捌いて調理するのは絶対に美味しいはず。
はたまた今回はデイブ様の舌を唸らせろとの事です。

僕 は 本 気 出 す (シャドウボクシングしながら

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 2) 2019-04-24 21:25:13
ザコちゃんも最近はちょこちょこ魔物食べ食事したりしてっけどさ。
せっかく倒したなら味気になるしたーべよって感じなんであってー、食べっこと矯正強要なのは若干気に食わなげ。
食べんだけどさ、だからなおのことムカつき。

それはそれとして。ザコちゃんはザコちゃん。今日もただのモブ。
ザコちゃんはワイバーン食べたいからワイバーンの方に向かっとくね。
ほら、ボアファングの見た目、ほぼ猪じゃん?見た目から味の予想出来ちゃうし。面白くないし。

《模範生》 レダ・ハイエルラーク (No 3) 2019-04-24 22:49:33
調理と聞いて参加した。宜しくな。

ワイバーンでもボアでもいけそうな物にしていこう。

《ゆうがく2年生》 アリア・カヴァティーナ (No 4) 2019-04-24 23:06:01
村人・従者コースより、アリア・カヴァティーナ、お料理のお手伝いに参りましたわ! ……えっ、お料理ではなくて、狩りですの!?
たぶん、ボアファングの足止めくらいなら、わたくしでもできるはずですわ!

それより……デイヴ先生の好物を考えるのも必要ですわ!
わたくしは、デイヴ先生の『余った肉や骨や皮は俺の方で引き取る』というセリフが、ヒントであるように思えますの!
……つまり、これはきっと、肉でも骨でも皮でもないものの料理を寄越せ、ということに違いありませんわ! わたくしは、豚モツ鍋に挑戦してみようと思いますわ!

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 5) 2019-04-26 07:53:48
村案内の天使様賢ぉい。確かにいってた、てことはお肉用意準備したのにお肉嫌いなのかな、教官様。
その理屈でいったら、教官様にはワイバーンの…翼と目玉と舌?とかあげとけばいーのかな。
ひゅー。かたそー。あとの部位はザコちゃんが美味しくか不味くかいただいとくかな。
お肉も食べたことないし、骨煮込んだお出汁も気になるし。

っても、調理は完全にお菓子作り趣味系ドラゴニア様とかにぶん投げ案件なんだけど。
簡単に切るとか火の番くらいなら手伝えっけど、下手にしろーとが手出ししても、むしろお邪魔妨害になりそ。

《ゆうがく2年生》 アリア・カヴァティーナ (No 6) 2019-04-27 01:24:01
お褒めにあずかり、光栄ですわ! ……でもわたくし自身、あんまり自信はありませんの!
とはいえ、デイヴ先生はワイルドでいらっしゃいますから、肉料理とか骨のスープみたいな普通のお料理よりも、アラ料理のようなお料理のほうがお好きかも……というのは、思うのですわ!

そういえば……火、で思いましたけれど、どうやらデイヴ先生、火の準備をお忘れになってらっしゃるようですわ!
ザコちゃんさまが火を準備してくださるのは、とっても頼もしいですわ!!

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 7) 2019-04-27 17:42:48
ま、求められんなら【火打石】でもなんでも持ってくけどさ。プチヒドとかの魔法も使えないし。使う気もないし。

なんだかんだでもう1日ちょっとしかないもんね、時間。
お料理に関するどーのこーのもだけど、討伐方法とかも多少固め練っとかないとかな。
ワイバーンは戦闘中とご飯中は飛ばないってなら、戦闘に引きずり込めさえすれば解決な感じ?
とりま投げつけ【投擲(小物)】で気引いて【挑発】かけてみたりする?

そーいや、他のゆーしゃ様がどっちの討伐行くのかーにもよるけど。

《ゆうがく2年生》 アリア・カヴァティーナ (No 8) 2019-04-27 21:35:20
いけませんわ…わたくし、明日は相談にご参加できそうにありませんの!
ですので、皆さまにご迷惑をおかけしてしまう前に、わたくしもザコちゃんさまのお手伝いでワイバーンと戦ってみることにいたしますわ!

でも、わたくしが思うに、ワイバーンの食事場所って、湖なのではないかと思いますの! というのも、ワイバーンの出現場所が『草原上空』『湖上空』『湖』だからですの!
ですのでわたくし、湖に降りてきたワイバーンを、捕まえようと思いますわ! もしワイバーンがわたくしを捕まえようとすれば、ロープで逆に捕らえてしまいますの!
湖に来てくれなければ、ザコちゃんさまにお任せしてしまうことになりますわ!

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 9) 2019-04-27 23:01:19
別に1箇所にヤマはんなくっても、見つかるまでくるっとまわるつもりだったんだけど。はらなきゃ系?
そーいうことすんのなら、鍵爪つきのロープのがやりやすいかも?とは口出ししとこ。
っても、何らかのやり方あるならおまかせなんだけどね。

とりまザコちゃんも忘れないうちにプランの用意しとかなきゃかなぁ。
ザコちゃん維持はそれなりに何回もやってっけど、戦うの得意なわけじゃないからぁ。
ほら、かよわぁいただのモブなんだしぃ?ふふ。

《ゆうがく2年生》 アリア・カヴァティーナ (No 10) 2019-04-28 01:39:02
では、こういうのはいかがでしょうか……皆でいろいろな場所を探す中で、わたくしは湖を探しますの! もちろん、同じ湖にいらっしゃる方がいるのでしたら、それは大歓迎ですわ!
それと、ちょっとお高いですけれど、鉤つきを用意してみることにいたしましたの!
ザコちゃんさま、ご助言、ありがとうございますわ! やっぱり持つべきものはモブ仲間ですわ!

《やりくり上手》 ルーノ・ペコデルボ (No 11) 2019-04-28 21:14:49
諸事情で相談参加できず申し訳無いです;

時間も無いのと理由に納得したのとワイバーンよりは狩りやすそうという理由から僕もボアを狩るの手伝います。

というのも、一人で狩るのは少し危なそうな気もしますので。

『湖』で足を引っ張ら無いように狩りを手伝えればと。

料理?料理ですか?
豚のモツ鍋ですね?承知しました。
大丈夫、僕料理Lv6なんで(めっちゃキラキラしながら包丁構え

《模範生》 レダ・ハイエルラーク (No 12) 2019-04-28 22:34:21
少々遅れたな。
私はワイバーンの方に向かう。つまり湖だな。
一人よりは動きやすいと思う。

私は料理Lv3だな…。(ルーノを見て)

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 13) 2019-04-28 23:14:13
あー、ただねぇ。

火打石、持ってはいるんだけどー、学園の不備(表示上の不具合?)的な問題でー、1部の諸々が装備できないんだよね。
上層部に問い合わせ的なのは投げてっけどー、ちょっと間に合わなげだから持ってけないかも。ごめんね?

代わりに現状装備できる中で、火の維持に使えそーなもんでも持ってっとく?
【ぬいぐるみ】とか。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 14) 2019-04-28 23:36:16
そーいや【ランタン】なら装備出来たからこれ持ってき所持っとくね。
割れば火付けられんじゃん?


火勢のコントロール?しらない。

《ゆうがく2年生》 アリア・カヴァティーナ (No 15) 2019-04-28 23:41:27
間に合いましたわ……!

もしかしたら、ワイバーンの火吹き機構を利用して、火が熾せるかもしれませんわ!
できるかどうか怪しいのですけれど、念のため、トライしてみることにいたしますわ!

《ゆうがく2年生》 アリア・カヴァティーナ (No 16) 2019-04-28 23:41:28
間に合いましたわ……!

もしかしたら、ワイバーンの火吹き機構を利用して、火が熾せるかもしれませんわ!
できるかどうか怪しいのですけれど、念のため、トライしてみることにいたしますわ!