●容姿 身長140センチ 体重35キロ 夜色の髪に、エメラルドの瞳。 どこか幼く、柔和な印象を受ける顔つき。 車椅子に乗っている。
●性格 基本的に誰にでも優しいが、しっかりとした芯を持っている。 落ち着いた口調で、二人称は「君」や「〇〇さん」などが多い。 巻き戻りのせいで見た目よりも精神年齢が高い。
●目的 故郷と大切な者を守るために入学した。在学中に人脈を作りあげ、対抗する心づもり。 全てが終わったあとは教師になるのもいいかと思っている。
●口調資料 どうも、マリウス・ブレンハートです。よろしくね
僕の趣味? んー、読書とか魔法いじりとかかなぁ
懐かしいなぁ……あぁいや、なんでもないよっ!
怒らないから正直に話してほしいんだけど……車椅子を勝手に魔改造した人は……誰かな?
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平凡な街の少し裕福な家庭に生まれた。 その温和な性格からか友人が多く、特に年下や子供には好かれるタチ。 19歳の頃に幼馴染と結婚。周りにも祝福され、順風満帆な人生を歩んでいた。
しかし、平穏な日々は脆くも崩れ去る。 街に訪れた未曾有の危機。破壊された街並み。瓦礫の山となったその場所で、生き残った男はひとり慟哭を上げた。
それでも世界は回る。時は流れる。 崩壊した街へ、学校の生徒たちが調査に赴いていた。 紆余曲折を経て彼らに保護されたマリウスは、流されるまま学校へ。そこで初めて自身の魔法の才を知ることとなる。
入学から数年。
マリウスは悲劇の記憶から逃避するように魔法にのめり込んでいた。 そんなある日、彼は『時間を巻き戻す魔道具』の噂を耳にする。持てる力の全てを使い情報を調べ上げた彼は、ついに見つけ出した魔道具を前に、願った。
――あの日、掴めなかった手をもう一度。
そして時計の針が巻き戻る。
下半身不随と、大半の魔力の喪失という代償とともに。
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