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【夏コレ!】アルチェを襲う海の巨影


ストーリー Story

 春から夏へと移り変わりつつあるこの頃。
 海の街アルチェも、夏に向けて本格的に観光の準備が進み始めている。やはり夏は海と相場が決まっているからだ。
 海開きが間近に迫ってきた白い砂が輝くサビア・ビーチでは、貸出するボートや水着、ボールなどを用意していた。
 メルカ漁港方面では観光客たちへ獲れ立ての魚や干物などを提供するため、日々漁に勤しんでいる。
 そんな折、漁師たちの間でとある噂が実しやかに囁かれた。
 「『海喰い(うみくい)』が目覚めた」と――。
 『海喰い』とはアルチェで古くから仄めかされてきた都市伝説であり、深海で眠る巨大なタコであるという。主に秋から冬にかける魚の繁殖期に百年周期で目覚め、アルチェの沖合で海上と深海を往復して魚を捕食し、満足したら再び眠りにつくとされている。
 一度眠りについた後は目覚めるまで長い期間を要するため、その姿を目にした者が生きていることはごく少ない。あくまで都市伝説や噂で語られる程度の存在だった。
 ところが、連日海に出ている漁師たちは少しずつ違和感を覚え始めていた。
 海から魚たちがいなくなっていく。日に日に獲れる魚の量が減っているのだ。
 それは当人たちの感覚だけの話ではない。鳥山の数もどんどん少なくなっている。海鳥たちも餌場が無くなって困惑したかのように、どこか遠くへと飛び去っていく。
 そしてとうとう事件は起こる――ある日、沖合に出たはずの漁師が血相を変えて戻ってきた。
 この世のモノではない何かを見てきたような形相の漁師へ、どうしたどうしたと仲間が問いかけるとただ一言――。
「『海喰い』が出た。大渦を起こして魚を喰らってる」
 漁師仲間は大爆笑の渦に飲み込まれた。そんなはずないと、最初は笑い話にしていた。
 だが、一隻二隻、さらに一隻二隻と、沖合に漁に出たはずの船がどんどん漁港へと帰ってくる。どの漁師も焦った様子で、『デカいタコが居た』、『巨大な影が海の中に』、『ビーチの方へ向かっている』――口々に叫ぶ漁師たちに、その場にいた全員の背筋が凍った。
 伝承では人を喰らう事は無いとされるが、観光客たちの安全を考えると放置するのは得策ではない。
 しかし夏は刻一刻と迫っている。
 今から海開きを延期させるか?
 バカンスやグルメを楽しみに来た観光客たちも追い返すか?
 そんなことはさせない――漁師たちの行動は早かった。アルチェに浮上しつつある『海喰い』について文献を読み漁る。『海喰い』を深海に追い返し、あわよくば討伐せしめるだけの情報を得ようとした。
 勇者の学校『フトゥールム・スクエア』にも協力を仰ぎ、人騒がせな客人……もとい客蛸にお帰りになってもらう準備をする。
 アルチェの人たちは諦めない。観光に来た人たちのひと夏の思い出を守るために。

 ……君らも同じ気持ちのはずだ。
 楽しい楽しい海辺の青春を謳歌したいだろう?
 生命の母たる海が育んだ、美味な魚や貝を食べることを邪魔されたくないだろう?
 ならば、取るべき行動は一つだろう?
 さあ、勇者たちよ――海開き前の招かれざる客を追い返す時が来た。


エピソード情報 Infomation
タイプ EX 相談期間 6日 出発日 2019-06-23

難易度 難しい 報酬 多い 完成予定 2019-07-03

登場人物 8/8 Characters
《勇者のライセンサー》フィリン・スタンテッド
 ヒューマン Lv33 / 勇者・英雄 Rank 1
「フィリン・スタンテッド、よ……よろしく」 「こういう時、どうすれば……どうすれば、勇者らしい?」 (※追い詰められた時、焦った時) 「黙って言うこと聞け! 殴られたいの!?」 「ぶっ殺してやる! この(お見せできない下劣下品な罵詈雑言)が!!」   ###    代々勇者を輩出してきた貴族スタンテッド家(辺境伯)の令嬢。  一族の歴史と誇りを胸に、自らもまた英雄を目指してフトゥールム・スクエアへと入学する。  愛と平和のために戦う事を支えとする正義感に溢れた性格で、『勇者らしく人々のために行動する』ことを大事にする。  一方で追い詰められると衝動的に罵声や暴力に訴えてしまう未熟な面もあり、自己嫌悪に捕らわれる事も多い。 『彷徨う黄昏に宵夢を』事件で対峙したルガルとの対話から思うところあったのか、頑なな勇者への拘りは少し角がとれたようだ。 ※2022年8月追記 全校集会『魔王の復活』後、昨年クリスマスに結ばれたルガルとの子供を身籠っていた事が判明 (参考シナリオ) 恋はみずいろ L’amour est bleu https://frontierf.com/5th/episode/episode_top.cgi?act=details&epi_seq=649 ◆口調補足 三人称:〇〇さん(敬語では〇〇様) 口調:~かな、~ね? その他:キレた時は『私、アンタ、(名前で呼び捨て)、(言い捨て)』 ◆Twitter Sirius_B_souku
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。
《模範生》プラム・アーヴィング
 ヒューマン Lv23 / 賢者・導師 Rank 1
「俺はプラム・アーヴィング。ラム肉を導く修道士だ。…そうは見えない?そりゃそうだ、真面目にヤる気ないからな。ま、お互い楽しく適当によろしくヤろうぜ。ハハハハ!」                                       ■身体 178cm/85kg ■人格 身に降り注ぐ事象、感情の機微の全てを[快楽]として享受する特異体質持ち。 良心の欠如が見られ、飽き性で欲望に忠実、貞操観念が無い腐れ修道士。 しかし、異常性を自覚している為、持ち前の対人スキルで上手く取り繕い社会に馴染み、円滑に対人関係を構築する。 最近は交友関係を構築したお陰か、(犬と親友と恋人限定で)人間らしい側面が見られるように。 現在、課題にて連れ帰った大型犬を7匹飼っている。 味覚はあるが、食える食えないの範囲がガバく悪食も好む。 ■口調 修道士の皮を被り丁寧な口調の場合もあるが、普段は男口調を軸に雑で適当な口調・文章構成で喋る。 「一年の頃の容姿が良かっただァ?ハッ、言ってろ。俺は常に今が至高で完成されてんだよ。」 「やだ~~も~~~梅雨ってマジ髪がキマらないやんけ~~無理~~~二度寝決めちゃお~~~!おやすみんみ!」 「一応これでも修道士の端くれ。迷えるラム肉を導くのが私の使命ですから、安心してその身をゆだねると良いでしょう。フフ…。」 ■好き イヌ(特に大型) ファッション 極端な味付けの料理 ヤバい料理 RAP アルバリ ヘルムート(弟) ■嫌い 教会/制約 価値観の押し付け
《マルティナの恋人》タスク・ジム
 ヒューマン Lv36 / 勇者・英雄 Rank 1
村で普通に暮らしていましたが、勇者に憧れていました。 ここで学んで一人前の勇者になって、村に恩返しをするのが夢です。 面白いもので、役所勤めの父の仕事を横で見聞きしたことが、学園の勉強とつながり、日々発見があります。 (技能はそういう方針で取得していきます) また「勇者は全ての命を守るもの、その中には自分の命も含まれる」と仲間に教えられ、モットーとしています。 ※アドリブ大歓迎です! ※家族について デスク・ジム 村役場職員。縁の下の力持ち。【事務机】 (※PL情報 リスクの子) ツィマー・ジム おおらかな肝っ玉母さん。 【事務室・妻】 シオリ・ジム まじめできっちりな妹 【事務処理】 チェン・ジム のんびりマイペースな弟 【事務遅延】 ヒナ・ジム 可愛い末っ子 【事務雛型】 リョウ・ジム 頑固な祖父 【事務量】 マーニー・ジム 優しい祖母。故人 【事務マニュアル】 タックス・ジム 太った叔父。【税務事務】 (※PL情報 リョウの子) リスク・ジム マーニーの元婚約者でリョウの兄。故人【事務リスク】 ルピア・ジム 決まった動作を繰り返すのが大好きなグリフォン。【RPA事務】 ※ご先祖について アスク・ジム 始祖。呼吸するように質問し、膨大なメモを残す。【事務質問】 「あなたのお困りごと、お聞かせいただけませんか?」 セシオ・ジム 中興の祖。学園設立に向けて、土地や制度等に絡む諸手続きに貢献。【事務折衝】 「先祖の約束を今こそ果たす時。例え何徹してもやり遂げる!」
《ゆうがく2年生》リベール・ド・ヴァンセ
 ヒューマン Lv11 / 勇者・英雄 Rank 1
リベール・ド・ヴァンセ。 聞き取り辛いなら名札か手帳を読みなさい。 ……わざわざ言うべきことはないの。
《メメルの婚約者☆》仁和・貴人
 ヒューマン Lv33 / 魔王・覇王 Rank 1
「面倒にならないくらいにヨロシクたのむ」                                                                                                                                                 名前の読みは ニワ・タカト 身長:160㎝(本当は158cm位) 体重:45kg前後 好きなもの:自分の言う事を聞いてくれるもの、自分の所有物、メメたん 苦手もの:必要以上にうるさい奴 嫌いなもの:必要以上の労働、必要以上の説教 趣味:料理・・・だが後かたづけは嫌い    魔王っぽく振る舞っている    此方の世界の常識に疎い所がある キャラとしてはすぐぶれる 物理と科学の世界からやってきた異邦人だが、かの世界でも世界間を移動する技術はなくなぜここに来れたのかは不明。 この世界で生きていこうと覚悟を決めた。 普通を装っているが実際はゲスで腹黒で悪い意味でテキトー。 だが、大きな悪事には手を染める気はない。 保護されてる身分なので。 楽に生きていくために配下を持つため魔王・覇王科を専攻することにした。 物欲の塊でもある。なお、彼の思想的には配下も所有物である。 服装は魔王っぽいといえば黒。との事で主に黒いもので固めていて仮面は自分が童顔なのを気にして魔王ぽくないとの事でつけている。 なお、プライベート時は付けない時もある 色々と決め台詞があるらしい 「さぁ、おやすみなさいの時間だ」 「お前が・・・欲しい」 アドリブについて A  大・大・大歓迎でございます 背後的に誤字脱字多めなので気にしないでください 友人設定もどうぞお気軽に
《グラヌーゼの羽翼》エリカ・エルオンタリエ
 エリアル Lv33 / 賢者・導師 Rank 1
エルフのエリアル。 向学心・好奇心はとても旺盛。 争い事は好まない平和主義者。(無抵抗主義者ではないのでやられたら反撃はします) 耳が尖っていたり、整ってスレンダーな見るからにエルフっぽい容姿をしているが、エルフ社会での生活の記憶はない。 それでも自然や動物を好み、大切にすることを重んじている。 また、便利さを認めつつも、圧倒的な破壊力を持つ火に対しては慎重な立場を取る事が多い。 真面目だが若干浮世離れしている所があり、自然現象や動植物を相手に話しかけていたり、奇妙な言動をとることも。 学園へ来る前の記憶がないので、知識は図書館での読書などで補っている。
《新入生》アルバリ・サダルメリク
 エリアル Lv13 / 黒幕・暗躍 Rank 1
【外見】 糸目だが開いた目をよく見ると緑色 黒い短髪 エルフ系エリアル 見た目怪しい中国人 【性格】 腹黒守銭奴 お金をくれるなら大体なんでもやってくれる いつもなにか含みがある事を言ってる 金を稼ぐのは最早趣味 『口調』 ~ヨ、~ネ。 エセ中国人風 【服装】 中華系の袖の広い服を好んで来ている。 ※アドリブ大歓迎!

解説 Explan

〇目的
 サビア・ビーチに向けて海中を進む巨大タコ『海喰い』を撃退、あるいは討伐してください。ただし、『まともに戦闘した上での討伐』or『海中での討伐』は不可能です。
 今回は海上での撃退を『フェーズ1』、浜辺での撃退or討伐を『フェーズ2』と呼称します。
 どちらかのフェーズで撃退・討伐できた時点でこちら側の成功となります(皆様のプラン次第ですので頑張って!)。

:フェーズ1
 『海喰い』が海上に浮上するまで30分程度の猶予があります。
 時間内に手を尽くして撃退してください。

:フェーズ2
 サビア・ビーチの浜辺に『海喰い』が上陸しました。
 八方手を尽くして被害を最小限に抑えつつ撃退してください。


〇『海喰い』について
 以下の内容を漁師たちが頑張って探ってきましたので、有効活用してください。

1.全長10mの巨大なタコ。動きは緩慢で泳ぎも早くないが、体は分厚い筋肉であり海中では特に防御力が高まる。攻撃を試みる際、『陸上で停止している時』に攻撃することを推奨する。
2.視力は良くないが聴力が非常に良く、人の足音程度で位置を把握できる。また『大きい音が鳴る方へ向かう』性質を持つ。
3.攻撃手段は触手での打撃、タコ墨放射、水鉄砲。タコ墨は喰らうと暗闇の状態異常に陥る。
4.基本的にどの属性の魔法でも等しいダメージを受けるが、海中での効力は半減する。
5.陸上での活動限界時間は10分で、それを過ぎると窒息状態になる。
6.この際波の音で海の位置を判別して海に戻り、呼吸用の水を補給しようとする。
7.補給した水を用いて水鉄砲攻撃を行うため、誘発させれば陸上での活動時間を減らすことができる。
PS.頭の先から内臓に至る全てを余すことなく食べられ、非常に美味とされる(非常に美味とされる)。


作者コメント Comment
 どうも皆さまお久しぶりです。読み難い名前のGMこと、伊弉諾神琴(いざなぎみこと)です。

 今回は久々の執筆&初めての戦闘シナリオ&イベントシナリオということもあり、気合いMaxでシナリオ作らせていただきました。また、このシナリオは、日付的にはイベント前の前日譚というイメージで書きました。

 皆様の手で学園の生徒と観光客たちの平和とバカンスと青春を守りましょう!



 大事なことなので二回言いましたが……皆様果たして【海喰い】を賞味することができちゃうのでしょうか?



個人成績表 Report
フィリン・スタンテッド 個人成績:

獲得経験:226 = 189全体 + 37個別
獲得報酬:8640 = 7200全体 + 1440個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
●作戦と分担
フェーズ1(P1)で削りと時間稼ぎ、準備を整えフェーズ2(P2)で決戦。
自分はP1では陣地作成と必要なら避難誘導、2では防衛を担当

●P1
P1メインの皆が時間を稼いでいるうちに『事前調査』から進路を『推測』
迎え撃つ地域にジムたちと共同で『防御拠点』を構築。
また周辺の人々が避難前の場合、イベント(儀式)で危険なのでと『ハッタリ』も駆使して避難するよう『説得』

●P2
海喰いが拠点に辿り着くところから参戦。
『忍び歩き』で混乱を狙いつつ、『衝撃享受』で後衛をカバー。弱点がわかれば『剣突き』で反撃に

●その他
海喰い撃破後、解体と調査を。
『これが海喰いでいいのよね?』
『何かあっさりしすぎて…不安で』

チョウザ・コナミ 個人成績:

獲得経験:226 = 189全体 + 37個別
獲得報酬:8640 = 7200全体 + 1440個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
どでか膨大なタコ見に来ただけのモブ。
あれって魔物なのかな。原生生物?どっちでも見たことないのに変わりないんだけど。

海上に浮上するのが見えるまでは、拠点作り組のささやかなお手伝い。
タコの姿が見えたら、上陸位置を上手く拠点側に持ってけるように【推測】してそこらの石をタコ近くの水面にぶん投げ【投擲(小物)】して、位置調整。水音にも反応はするでしょ。たぶん。
拠点間に合ってないー、とかなら、タコの後ろっ側に投げるとかで時間稼ぎもできるかもだし。

で、陸上に上陸して、海から離れたらお湯入れた【水筒】をタコにポイっと。
加熱処理とぬめり取り…できる量じゃないけど。
冷めたとしても、真水は海生物にはきついんじゃん?

プラム・アーヴィング 個人成績:

獲得経験:226 = 189全体 + 37個別
獲得報酬:8640 = 7200全体 + 1440個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
■フェーズ1
たこ焼きが食べたいから、ここで撃退するよりフェーズ2の為に時間を有効活用しようかな。

仲間の指示に従い【集中】で拠点建設に加勢する。
凡そ15分程度経ったら、海の中に走れる程度の深さまでは近づき、海喰いに攻撃を開始し拠点の方へおびき寄せる。


■フェーズ2
【エンディミオン】の雷属性で通常攻撃しつつ、陸の方におびき寄せ砂浜に置いた鍋をひっくり返し、【調理道具一式】で持ち込んだ鍋の底を杖の石突でガンガン叩きながら大きな音を出し続け距離を取りながら誘導。

完全に陸に上がり切ったら【プチラド】に攻撃を切り替える。
水の補給の妨害も兼ね、倒しきるまで鍋底を杖の石突で叩き続ける。

東の国のオキョウみたいな図

タスク・ジム 個人成績:

獲得経験:226 = 189全体 + 37個別
獲得報酬:8640 = 7200全体 + 1440個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【事前調査】で海喰いの弱点部位を調べ、仲間に共有
現地の地形を調べ、少しでも防衛戦をしやすい箇所を検討し、
陸戦場所をそこに持っていくよう計画する
拠点設営のための資材を荷物カバンに詰め込む

フェーズ1の間に、調べた場所に【防御拠点】でバリケードを築く
【設計】知識と仲間の手を借りて、効率的かつ強固に作る
鳴子をいっぱい付けておく
【信用】【説得】で、周囲に、バリケードから先に入らないように説明を
仲間と協力して行う

フェーズ2の戦闘は、自分のなべぶたや鳴子を鳴らして
バリケード内に誘いこみ、海に近づけさせない
見物客に被害無いよう警戒しつつ【衝撃享受】で壁役
隙あらば弱点部位を狙って【勇者之斬】【マド】を叩き込む!

リベール・ド・ヴァンセ 個人成績:

獲得経験:226 = 189全体 + 37個別
獲得報酬:8640 = 7200全体 + 1440個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
伝説の怪物?珍しく勇者らしい仕事ね。私にしては向上心が出てるうちに、スコアは稼がせてもらうわ。

フェーズ1
皆で敵を誘い込む場所を決め、そこに防御拠点を作る。

フェーズ2
自分が狙われてない時はプチラドで攻撃、狙われていれば全力ダッシュしてでも触手の間合いに入らないようにしながら予定の場所(海から離れた所)まで誘き寄せる。
水鉄砲や墨に当たらないよう立体機動で動くこと。
拠点まで来ても誘引と回避を優先して時間を稼ぎ、敵の窒息死を目指す。
事によっては味方(特に賢者科生)を衝撃享受で庇う必要もあるだろう。
敵が海に逃げようとしたら砥石で金属片や自分の鎧等を擦って音を出し、海の方向を分かり辛くする。

仁和・貴人 個人成績:

獲得経験:226 = 189全体 + 37個別
獲得報酬:8640 = 7200全体 + 1440個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
タコが来るんだってな
でっかい奴
撃退でもいいけど退治した方が良いよな?
こいつのおかげででっかい他のが眠りについてるとかってないよな?
無いんだったら遠慮なく倒しに行く

先ずは、海の中だとオレには手が出せないから
逃げられにくくする捕獲用罠付きの拠点を作るか
周りの住人たちへのフォロー?
他の人に任せた俺は全力で拠点を作る!

タコが陸に上がったら
うまい具合に罠を発動出来たらいいな
・・・奴、多分だけど皮膚から水分吸収してるよな?
お酒ぶっかけたら酔っぱらないかな?

後はぶん殴ることと誰かの壁になる位しかオレに出来ることはないな
ってわけで体力低い人の壁
時々攻撃

戦闘後は村人から機材、食材借りてタコパだ
ふわとろなの作る

エリカ・エルオンタリエ 個人成績:

獲得経験:226 = 189全体 + 37個別
獲得報酬:8640 = 7200全体 + 1440個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
●目的
アルチェの平和を守る
タコの撃退

●フェーズ1
【説得】【博愛主義】【子供親和】を使い、観光客の人払い・避難誘導を行う
気難しい人はさらに【集中】して念入りに協力をお願い
【事前調査】でタコの進行ルートを予測して、戦闘区域内に一般人が紛れ込んで巻き込まれることのないようにする
もしもの時は脱出を手助け。または自分が盾になって守る

人払い後にまだ行けるなら、仲間の【陣地作成】を手伝う

●フェーズ2
タコの水鉄砲が届くギリギリの距離を保って声をあげて挑発しながら後退
あまり汚い言葉は使わないけれど、気をひいてなるべく内陸へ呼び込んで窒息狙い
攻撃ができる時は【フド】

わたしは食べるのはちょっと遠慮させてもらうわね

アルバリ・サダルメリク 個人成績:

獲得経験:226 = 189全体 + 37個別
獲得報酬:8640 = 7200全体 + 1440個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【目的】
伝説級の食材を無料で仕入れて売りさばく

【行動】
避難したのを確認して、拠点が出来上がったら行動

攻撃拠点の方への誘導を行う

海面に向かい『マジック・ブラスター』で攻撃
音と共に『立体機動』を駆使してどこにどう撃ち込むか考えて初撃をいれる

音につられてタコがやって来たら避けるのに専念
逃げながら『狙い撃ち』を叩き込む為に動作が止まる機会を探る

弱らせながらいけそうなら<調理器具一式>で部位を切る
タコ足を回収しまくる

タコは伝説級の食材なので、お高めの値段で売りさばく

【心情】
アイヤー、伝説級の軟体動物ネ
売りさばいたらいくらになるか…
今からとても楽しみヨ!

しかも頑張れば無料で手に入るネ
こんな美味しい話ナイヨ

リザルト Result

●Phase1 StartUp
「漁師たちの情報通りね。『海喰い』の進行ルートは浜辺目掛けて一直線に来るみたい」
「ええ。人払いも事前に済ませているのは素晴らしいわね」
「ここで防衛拠点を建てましょう」
 【フィリン・スタンテッド】と【エリカ・エルオンタリエ】は、事前調査で海喰いの進行ルートを特定した。漁師たちも哨戒を手伝い、間違いなくサビア・ビーチに一直線で向かってくると情報が入った。
「分かったわ。防衛線が決まったのなら早速準備に入りましょうか。幸い、資材は潤沢に使えそうね」
「ええ、今回は背水の陣で挑むことになりそうですね……!」
 防衛拠点の配置も決まり、【リベール・ド・ヴァンセ】が準備に入ろうとする矢先、【タスク・ジム】の言葉に引っかかりを覚える。
「背水の陣、とは?」
「……どういうことだい、それ?」
「アー、立ち入り禁止の看板のことネー。アレ漁師サンの企画じゃなくてタスク君、アナタ発起人ダヨネ?」
 言葉を繰り返す【仁和・貴人】。『背水の陣』がさす意味は?
 訝し気に【プラム・アーヴィング】が質問すると、何かを察したような【アルバリ・サダルメリク】が答えた。頷いて肯定するタスクの目線の先にあった、急遽設置されたであろう鉄柵には、『海喰い解体ショー! 危険なので立ち入り禁止!』と書かれていたのだ。
 ――何故そんなことを……。
 無言の圧力のような視線がタスクに集まると、彼は自信に満ち溢れた笑みを見せた。
「だってその方が街の皆さんの不安も減るでしょう! 何も言わずにパニックになるより、事前に大々的に告知したら避難も自主的に済みますし!」
 押し黙るフィリン、リベール、エリカだったが、ただ一人【チョウザ・コナミ】はさも面白そうに笑っていた。
「ちょっち本末転倒な気もしなくもないけどその発想、ザコちゃんは好きだよぉ~? 撃退したからって帰ってこない保証はないもんねぇ?」
「そういうことです、ザコちゃんさん!」
 自信あふれる表情を崩さない彼のやる気に触発され、少し遅まきながら全員腹をくくったようだ。
「なら、そろそろこちらも作業を始めましょう。三十分で来るのなら、無駄にしている時間は無いわ」
 そう言ってリベールを筆頭に防衛拠点の作成へと取り掛かり始める。
 期せずして退路のない戦いが始まるのであった。

●Phase1 Construction
 バリケード構築にあたり、使用できる建材などはある程度アルチェの方で賄ってくれた。
 先を尖らせた丸太、ちぎれにくい強靭なロープ、鉄板や鉄屑、釘や金槌といった基本的なベースを作る材料や道具は大量にある。それ以外にも、鳴子や爆竹といった音を鳴らす物も多数あった。時間さえ許してくれれば、城塞のようなバリケードも出来上がるだろう。
「接着剤やロープが不足したら僕が予備を持っていますので!」
「基礎的なバリケードはできたから後は補強ね。十メートル級の巨大生物なら外皮も強固でしょうし、先端を鉄で補強しましょう」
 主にタスク、リベールの二名を中心に、フィリン、エリカを加えた四名でバリケードの構築が進められていく。広域に楕円に広がるように構築されたバリケードは、先端に鉄屑を張り付けて鋭さを高められている。
「後は鳴子を至る所に括り付けておけば……!」
「……効果はあるのかしら? 一応私も砥石とか金属片を用意しておいたけど、設置しておこうかしら」
 タスクが鳴子をバリケード各所に設置している中、リベールも持ち合わせの砥石をそこら辺りに仕掛けておく。誰かに危機が迫ればこれを強く打ち鳴らし、音の方へ誘導することができる。ただし、音を鳴らした者がターゲットを引き受けることになる。余程の状況でない限りは使わない方が得策だろう。
「少し大変だけど、バリケードと鳴子があれば多少は攻撃を凌げるわね……って、あれは……?」
「どうしたの?」
 エリカがふと振り返った方向にフィリンが視線を向けると、立ち入り禁止の鉄柵付近に子供が何人か、鉄柵を乗り越えようとしているのが見えた。海喰い解体ショーなるものを生で見ようとしているのだろうか。
「ごめんなさい、フィリンさん。少しこの場は任せるわ」
「ええ、分かったわ」
 バリケードの補強作業をフィリンに任せ、エリカはどうにか鉄柵を乗り越えた子供たちのもとに向かう。
「こらっ、ここは立ち入り禁止よ? 怖くてとーっても大きいタコが来るの。それを今からお姉ちゃんたちが追い返すから、危ないの」
 子供たちの目線の高さに合わせてしゃがみ、怖がらせないように説得する。しかし、あまりに非現実的な話で子供たちも冗談半分にしか思っていないようだ。
「あれを見て。すーっごく長ーいバリケードでしょ? あれが簡単に壊されちゃうような大きさのタコが来て、浜辺どころか街も壊しちゃうかもしれないの。魚を食べるだけじゃなくて、あなたたちも食べちゃうかもしれないわ」
 自分たちが防衛に失敗した際の最悪の事態を正直に伝えた。その方が、幼心にも危険性を伝えやすいだろう。真剣な眼差しで語るエリカの気迫に、事の大きさを子供心ながら理解したようで、青ざめた表情でコクコクと首を縦に振った。なお人を食べることはないと伝えられているが、嘘も方便というヤツだ。
「大丈夫、お姉ちゃんたちに任せて。ね?」
 真剣な表情を崩し、ふわりと優しい笑みで子供の顔を見たエリカ。すると子供たちは逃げるように鉄柵の方へと駆け出して行く。鉄柵の元へたどり着くと、全員が一斉に『頑張ってね』と叫びながら手を振っていた。子供たちに手を振り返し、帰ったのを見計らってやや表情を暗くして視線を落とす。
「できるのなら、命を奪いたくはないのだけれど……」
 生き物の無駄な殺生は避けたいエリカだが、街への被害状況によってはそうも言ってられない。誰も傷付けることなく海喰いが深海へと帰ってくれるように――そう願うエリカだった。

「さて、こっちは対海喰いトラップを作る」
「おっけ~い」
「了解したよ」
 貴人と手伝いのチョウザ、プラムは何やら長いロープで足止め用の罠を作っていた。
 物資を置いていった漁師たちが避難する前に、足止め用の罠の案を聞いておき、その中でも『音に敏感なら爆竹が使える』、『ロープを使って遅延式の罠を作ろう』という案に着目した。タスクが鳴子を使っているので、余った爆竹を大量にロープに括り付け、事前に持ってきた酒をロープの先端に浸しておく。
 果たして点火後に都合よく起動してくれるか心配だったが、なるようになれと貴人は楽観的に考えていた。罠の仕込みが終わったくらいでプラムが時間を見計らって動き出す。誘導部隊としての仕事に行くようだ。
「そろそろ時間かな。行ってくるよ」
「待った。アーヴィングくん」
「……何だい?」
「ついでにザコちゃんくんとトラップを仕込みに行ってほしいのだが」
「ヤダ」
「む、致し方ないか。ついてきてくれ、ザコちゃんくん」
「雑用は村人の大切なお仕事ってねぇ。りょうかいしたよ~」
 プラムは貴人の提案を即却下したが、貴人は特に抗議もせず、チョウザを引き連れて完成した罠を仕込みに歩いていった。
「ああ、結局自分たちで行くのね……」
 その場にぼやきを残すプラムだったが、聴く者は誰もいなかった。

「アイヤー、待ってたヨ。プラム」
 波打ち際の浅瀬に突き出た岩に座っていたアルバリは、集合してからは来るべき『海喰い』の誘導に備えていた。言い換えればサボタージュとも言う。
「箒があれば海面で多少足止めできたんだけど、波打ち際でもなんとかなるだろ」
「こっちは音を鳴らすモノはあるからネ」
 お互いが獲物に手をかけながら海喰いと遭遇するまでの時間を待っていると――海面に不自然な黒い影が浮かび上がる。それはゆっくりと、しかし着実に浜辺へ向けて進んでいたのだ。
「おいおい……あれは反則じゃない?」
 今回の撃退・討伐対象を確認したプラムがやや引き攣った声でつぶやいた。

●Phase1 Encount
「アイヤー、聞くのと実際見るのはやっぱり違うものだネー」
 平常時と変わらない胡散臭い声のトーンでアルバリが言う。
 事前に漁師たちから今回やってくるのは『十メートル級の巨大なタコ』と言われてはいたが、頭の中のイメージと目の前の実態はかくも乖離していた。
 ちらと海面から突き出ている黒ずんだ茶色の頭部が、浜辺に近づくにつれて少しずつ全容を現しつつある。使用する必要が無いからと退化した両目は潰れており、墨や水を吐くであろう口にはタコのイメージを覆すような鋭い牙がついていた。大海獣と形容するにふさわしい巨体が、大波を巻き起こしじわじわと浮上してくる。
「……本当に目は効かないのかな、これ」
「試してみるのが一番ヨ」
 そう言うなりアルバリは『マジック・ブラスター』を取り出し、海喰い付近の海面へと弾丸を撃ち込んだ。アルバリの手元から甲高い音が鳴った瞬間に海喰いが反応したが、間を置かずに海面に着弾した音に気を取られる。
「大丈夫そうネ。情報通り反応してるヨ」
「……射撃の音で感知されそうだったけど?」
 内心冷や冷やしながらも誘導は成功した。彼方遠くとまではいかないが、バリケードを設置した防衛拠点からプラムとアルバリは遠い位置にいる。浜辺へと少しずつ誘導して一分一秒でも時間を稼ぎたい。
 プラムの持つ『エンディミオン』で放った雷球が砂浜に着弾すると、バチバチッと乾いた放電音が響く。音が発生した地点に海喰いの触腕が振り下ろされると、
「……喰らったらミンチだね、ありゃ」
「ワタシタチがタコ焼きの生地になっちゃうネー」
「冗談に聞こえないから質が悪い」
 海喰いの射程外からプラムは鍋底を叩きながら、『オキョウ』なる東方の言霊を唱えつつ、アルバリが発砲を繰り返して防衛拠点へと近づき始める。
 それを確認した防衛拠点待機組も準備を始める。各々が攻撃・魔法の射程範囲へと付き、プラムとアルバリの帰還を待つ。

●Phase2 Engage
 時間にして三十分――プラムとアルバリがゆっくりと、巨大な山のようなタコを引き連れながら帰還してきていた。
「おぉ~、これは規格外のサイズだねぇ」
 さほど驚きの感情を出さずにチョウザは山のような海喰いを眺めている。音で誘導しながら触腕が振り下ろされた衝撃に耐えつつプラムとアルバリが防衛拠点へと足を踏み入れる。
「アイヤー、心臓取れちゃうかと思ったネ……」
「正直生きた心地はしなかったね」
 攻撃を受ければ一たまりもないだろう巨躯のタコをここまで誘導してきた二人は、尋常じゃない量の汗をかいていた。それほどまでに心が削れる作業であったというのは容易に理解できる。
 さて、件の海喰いはというと、音を拾うことに集中しているのかバリケードの真ん前でピタリと動きを止めた。視力をほぼ持たない故、音は海喰いにとっての生命線だ。
 浜辺は不気味なまでに静まり返る。風の音と遠くの方で波が打っている音だけが聴こえる。至近距離で声を潜めて会話をしても聞き取られそうなほどだ。
 ――なら私が。
 全員に目配せして合図すると、フィリンは音を殺して歩き始めた。ゆっくり、ゆっくりと、海喰いの背後へぐるりと回り込むように間合いを詰めていく。足音一つしないフィリンの動きに海喰いは気付いていなかった。
 十分な間合いに近寄ったフィリンは『クリスタルブレイブ』を抜き放ち、海喰いの触腕へと鋭く突き立てた。
「せあぁっ!」
 ――今だ!
 フィリンの『剣突き(スラストソード)』を合図に待機していた全員が動き出す――後方待機の生徒から魔法の斉射が始まった。
「ハハハッ! 焦がし尽くしてやる!」
「喰らえっ! 『プチラド』!」
 プラム、リベールの両名が放った『プチラド』が、海喰いの口元で炸裂した。閃光を伴って口元に走った電撃は表皮を焼き焦がす。
「風よ、吹き荒べ! 『フド』!」
「僕も前に出ます! 『マド』!」
 エリカの風魔法とタスクの無魔法が遅れて触腕に直撃する。
「んじゃ、ザコちゃんもしつれーいっと」
 チョウザは取り出した水筒の中身を最も近い触腕に目掛けて投げつける。中身はそこそこの温度のお湯が入っており、海洋生物に対する真水の効力はそこそこあるだろう。
「では便乗させてもらおうか!」
 チョウザが水を投げたと同時に、貴人も携行していた酒瓶を海喰いへと放り投げる。真水とは違い不純物が混じる酒も効力があるようだ。
「ダメージ無くても塩水に浸かってる生き物に真水はきついっしょ。ついでにぬめりも取れて一石二鳥ってやつぅ?」
 予想外というべきか、想定通りというべきか、意外にも真水や酒の接触を嫌ったのか触腕を急に激しく動かし始めた――太い触腕を鞭のように、振りまわしたのだ。
「……ってありゃ、これちょっちマズイかも――」
 思考が口に出たと同時にチョウザの身は既に防御の姿勢になっていた――空気を裂く音と同時に触腕がバリケードの方向へと薙ぎ払われる。
「かはっ……!」
「――ッ!」
「ぐぁっ!」
 魔法を放っていた生徒たちよりも前に出ていたフィリン、チョウザ、タスクの三名が触腕による薙ぎ払いに巻き込まれた。三名の体に走る凄まじい圧力と衝撃は咄嗟に取った防御を軽々と貫通し、がっちりと補強されていたバリケードさえもまとめて叩き壊した。
「アイヤ、これは恐ろしいネ」
 ただ一人物陰から狙い撃ちしようと距離を取りつつ隠れていたアルバリは、くわばらくわばらと海喰いの聴覚に引っかからないよう再び隠れるのだった。
「フィリンさん、チョウザさん、タスクさん! 大丈夫!?」
 人が物理的な力で一気に防衛拠点付近まで吹っ飛んできた光景に、慌ててエリカは駆け寄る。急いで回復魔法の準備に入ろうとすると――。
「だーいじょうぶ……かろうじて、ねぇ」
 ぶっ飛ばされて砂浜に叩きつけられたはずのチョウザは、心配そうに覗き込んだエリカへ、にへらと微笑み返す。それを見てよろめきながら立ち上がったフィリンは、こと不思議そうに問いかけた。
「どうしてチョウザは平気なのかしら……凄まじい威力の触腕だったけど……?」
「モブは忍耐力がウリってねぇ」
 むくりと起き上がるチョウザは攻撃の予兆を感知できたため防御が間に合っていた。フィリンとタスクは攻撃をまともに受けてしまったため、ダメージはチョウザよりも大きい。遅れながらタスクも上体を起こす。
「物理攻撃はやはり通りにくいみたいです……タコは全身が筋肉のようになっているといわれてますから、魔法の方が比率としては通りやすそうですね」
 前衛として魔法を放ちながらフィリンとの一瞬の攻防を見ていたタスク。斬撃が深く入り込まなかったことから、生物学・魔物学の知識を照らし合わせて推察する。
「ええ、そうね。肉を切ってる感触じゃなかったわ。けどバリケードも壊された。囮がいるわ。次も接近する」
 荒れた呼吸を整えながらフィリンは海喰いに向き直る。弾かれるほどの固さでは無かったが、致命傷を与えるにはやや傷は浅かった。
「バリケードが一撃で吹っ飛ばされるとは思わなかったな。せっせと作った時間が無駄だったかもね」
「イヤイヤそうでもなさそうヨ。プラム、アレアレ」
 嘆息しながら魔法を放つ用意をするプラムに、影のようにぬるりと現れたアルバリが触腕に指をさす。
「鉄屑の寄せ集めでも補強しておいて良かったわね。鳴子も作用しているようだわ。少し想定外な活躍だけどね」
 カバーに入りながらリベールが薙ぎ払った触腕を見る。そこには壊されたバリケードの破片が突き刺さっていた。紫色の血がタラリと滴っておりダメージも大きそうだ。
 また、カランカランと間の抜けた音が海喰いの体から鳴っている。タスクが考案したバリケードに取り付けた鳴子が、バリケード破壊と同時に触腕や体に巻き付いていた。体を動かす度に振動で鳴っているのだ。自分の体から聴いたことのない音がすることに、海喰いは困惑しているようだった。
「これで時間を稼げるわ……今の内に回復を済ませてしまいましょう! 『リーラブ』!」
 エリカは回復魔法『リーラブ』で深いダメージを負ったタスクを回復するが、海喰いは反射的に声の方向へと頭を向けた。
 ――しまった!
 『大きい音が鳴る方へ向かう』性質を持つ半盲目の海喰いは、音の大きさで攻撃対象を判別する――この場合は鳴子の音より大きかった詠唱の声の主、エリカへと攻撃をしようとしているのだ。大きく息を吸い込むように仰け反ると、口から大量の水を放射した。やや照準が外れているようだが、大量の水はエリカとその傍にいたプラムへと叩きつけられた。
「きゃぁっ!?」
「ぐぅっ!」
 凄まじい水の奔流に流されまいと踏ん張りながら、押し流さんとする水圧の威力を全身で受けるのは大きなダメージを伴う。耐えきった二人はそれだけで体力的にボロボロになりかけていた。だが、水鉄砲を放った海喰いも同様だろう。自ら陸地での活動時間を減らす水鉄砲を行ったのだ。見方によれば事が有利に進みつつある。
 この苛烈な戦闘が、海喰い浮上から何分経過したのかは誰も分からない――しかし、時間の経過を如実に示し表すものが出始めていた。海喰いの強固な外皮すらも傷めることができたからか、はたまたバリケードや誘導による時間稼ぎ・水鉄砲の誘発が成功したことが功を奏したか。海喰いの挙動に異変が生じていた。
 しきりに周囲の音に敏感になり始めていた。多少の音でも過敏に反応し、音の方へと逃げようとしていた。
「もう……陸に上がって相当時間が経ったのかしら? 酸素切れが近いの?」
 異変に最初に気付いたのはリベールだった。きょろきょろと、何かを探しているような挙動だと仮定すると、海喰いが探しているのは水と酸素を補給できる海以外ありえない。このことから海喰いの酸素切れが近いことは明々白々だ。
「みたいだな。なら、後は足止めをするだけだ。窒息を狙いに行こう」
 貴人が印を付けておいた地点に向かうと、砂浜に手を突っ込んで何かを取り出す。その姿を後目に、海喰いは波の音が聴こえた方向に向き直っていた。
「おっと、そこにはいかないことを勧めるぞ」
 ボソリと、酸欠に悶え苦しむ海喰いには聴こえるはずもない貴人の独り言――仮面で隠している素顔では、恐らくニヤリと嗤っているのだろう。握ったロープを傍に居たプラムへと向け――。
「やってくれ」
「りょーかい、『プ・チ・ラ・ド』」
 貴人が魔法の発動を促すと、仮面の下の哄笑を代弁するかのようにプラムが嗤い、電撃がロープに向けて放たれる。
 すると、サビア・ビーチに突如として一筋の炎の線が走った。海喰いの背後に分断するように炎の線は広がっていくと、程なくして盛大な破裂音と光を散らし始めた。
 長いをロープに爆竹を幾重に括り付けたものを防衛拠点外周に沿うように張っていた。埋伏させていたロープには酒がかけてあり、燃やすと繋がった爆竹の導火線に延焼して発動する罠だ。
「罠は二種類あってだな。一つは待ち構えるための罠。もう一つは退路を断つための罠だ」
 海喰いがバリケードに到達するまでは砂浜に埋めて隠しておき、一度罠の地点を通過させる。その後ロープを引っ張り出して露出させ雷魔法で着火する。
 爆竹の音でさらに混乱は加速する。辺りを埋め尽くす炸裂音に向けてめったやたらと触腕を振るったり、水鉄砲をばら撒き始める。流石の海喰いも波の音ではないと判断したのだろう。
「今の内だ。追撃するぞ」
 罠を発動し終えた貴人も、大鎌『デビルイーター』を携えて攻撃に入る。
「さあ、一斉射撃だ!」
 プラムが先陣を切って『プチラド』の斉射を始めると、リベール、エリカも魔法を放ち始めた。
「この物量なら……狩り切れる!」
 リベールの放つ『プチラド』も合わせて着弾すると、海喰いの体が大きくよろめく。酸欠の影響も相まって、ダメージが蓄積しつつあるようだ。
「近接の方々を援護するわ! 『フド』!」
「一気に詰め寄ります! 『勇者之斬』!」
「こちらも行かせてもらうぞッ!」
 エリカの『フド』の間隙を突き、触腕を駆け上がったタスクが最上段から唐竹に『番傘・桜舞』を振り下ろす。また駆け上がった触腕に向けて貴人の大鎌による一閃が決まる。剣よりも重い大鎌の刃は、遠心力を伴ってよく斬れる。
「ちぃっ……急所はいったいどこなのよ!? 膾にするまでくたばらないってワケ!?」
 背後に回り込んで無防備な背中に斬撃を加えるフィリン。あまりの耐久力に素の自分が片鱗を見せるも、気にしている余裕はなかった。一撃一撃が弾かれてるような感触がする。深く剣が入っていなかった。
「どこが弱点とかもうどうでもいいネ。ありったけを叩き込むヨ」
 したり顔で弱点だと思われる部位に狙い撃ちを決めるアルバリ。初弾は頭。次いで退化した目が有ったであろう部分に。最後に口の中へと、精密な射撃が正確に着弾する。
 全員の波状攻撃を受けた海喰いだが未だ倒れない。外皮は焼け焦げボロボロだが、海へと逃げようとする意志は捨ててない。爆竹の燃焼も収まり炸裂音は止んだ。体に巻き付いていた鳴子も暴れまわった反動で全て取れてしまったようで、圧倒的な膂力で潰された残骸が浜辺に散乱していた。
「逃がさない……!」
 僅かな波の音を聴いて逃げようとする海喰いに、リベールは敢えて自分の鎧に剣を打ち合わせる。波の音を打ち消して逃がさないようにしながら、もっとも近い触腕に向けて『プチラド』を魔力の限りに放つ。同様にプラムとタスクも鍋底と鍋蓋を叩いて音を出しながら、距離を詰めて攻撃を叩き込む。
「このまま一気に!」
 再び斬撃と魔法の波状攻撃を仕掛けると、ついに海喰いの体躯が大きく揺れた。が、最後の足掻きか、破れかぶれの触腕攻撃がプラムへと流れた。今際の際の一撃はあまりにも予想外の軌道を描いて顔面へと向かってくる。
「くっ――!?」
 歯を食いしばり、身を強張らせて耐えようとしたその時――攻撃の間に割って入った一陣の影があった。
「ぐあっ……!」
「アル……バリ!?」
 代わりに攻撃を受けたのは、なんとアルバリだった。
 ――アレ……一文の得にならないのにどうして動いたのかナ……?
 攻撃を受けるプラムに対し、アルバリは気付いたら体が動いていた。軽く薄れかけた意識で考えても理由は分からない。
 一方プラムもその行動に疑問しか浮かばなかった。
 ――利益なしに人を助けるキャラじゃないだろ?
「……チッ」
 この状況に対する思考の明確な答えが出ないまま、ダメ押しの『プチラド』を崩れかけた海喰いに放つ――。
 着弾と同時だった。酸素の限界を告げるようなか細い鳴き声が聴こえたかと思えば、黒ずんだ巨体が砂浜に沈んだ。大量の砂を巻き上げ、脱力した体をでろりと横たえた。
 もうどのような刺激を与えても、大きな音を上げてもピクリとも動かない――激闘の末、とうとう海喰いが沈んだのだった。

●Mission Success――OceanEater Festival
 『海喰いが討伐された』――漁師たちが待ちに待った勝利の報告が届いてから、サビア・ビーチ一帯はお祭り騒ぎになっていた。
 それもそのはず、討伐した海喰いが浜辺で鎮座している上、漁師たちと一部生徒が協力して解体し、タコパーティだと料理を振舞っていたのだから。
 その音頭を取るのはタスクだ。海喰いの出没を敢えて大っぴらに公表し、解体ショー含めた一つのイベントにしようと考案した発起人である。
「頑張って討伐した甲斐があったなぁ……」
 感慨深そうに深海の美食に舌鼓を打つアルチェの人たちを見ていると、何やらド派手な『一モブ』生徒が解体された内臓の前でしゃがんでいた。
「ふーんふん、これが墨袋ねぇ。タコの墨は臭くてマズイんだったよねぇ?」
 巨大な墨袋の欠片を無調理のまま持っていたのはチョウザだった。それ以外にも切り出された得体のしれない内臓や、目玉なんかも転がっていた。
 チョウザは漁師たちの送ってきた依頼文のとある一文が気に食わなかった。
 それは『頭の先から内臓に至る全てを余すことなく食べられ、非常に美味とされる(非常に美味とされる)』だ。妙な維持が刺激されたのか、躍起になって不味い部位を探していたのだが――。
「……うわ、ムカつきもムカつき。チョー腹立つ」
 タコの墨袋の欠片を生で食べたが、独特な臭みはあるものの不味くは無かった。むしろ様々な旨味成分が濃縮したかの濃厚な味わいがあった。
「あっ、ザコちゃんさん! ってそれ……タコの墨袋ですか? 確か毒性があるとか……」
「んー? 文系味あるゆうしゃ様かぁ。ざーんねんながら、これも美味しく頂けちゃったのよねぇ」
 タコ墨で黒くなった舌をベッと出して見せる。
 ――これもってことは、目玉とかも食べたのかな……?
 やや意地になっているチョウザのチャレンジ精神に若干引きながらも、なお不味い部位を探そうとしているのを見てタスクも興味をそそられた。せっかくだから自分も祭りを楽しもう、と。
「それじゃあ僕も不味い部位探しをお手伝いします!」
「……物好きだねぇ~」
 快活な笑みで不味い部位探しに参加したタスクに、チョウザも苦笑しながら迎えるのだった。

「タコ焼きはやはりふわとろが至高」
 切り分けられた海喰いの触腕には人だかりができていた。一本が六メートル程度の長さと丸太を超える太さを持つから目を引くのもあるが、やはり全身何処でも美味いとはいえ、見た目がいい部位を食べたいのが人情だろう。
 料理自慢たちが各々渾身のタコ料理を作っている中、仮面を取った貴人が出来立てのタコ焼きを頬張っていた。機材と食材を借りて自作のふわとろタコ焼きを作りながら、出来た傍から口の中に放り込んでいる。何故か彼の周りには子供が集まっており、カリカリ派の子供と論争を繰り広げていた。
「む。カリカリが食べたい? オレはふわとろしか作らんぞ。漁師で誰か作ってる者がいるだろう。それかヴァンセくんにでも――って君は食べないのか?」
 ふと、貴人の視界から外れていくリベールに気付く。
「生憎、タコは好きじゃなくてね。私は一足先に失礼するわ」
 貴人の言葉にリベールは表情を変えずに言う。
「ふむ、肉厚の身を噛み締める度に濃厚な味が染み出す深海の珍味に相応しい味なのだが……そうか。好きじゃないなら強要はできないな。お疲れ様、とだけ言っておこう」
「……いや、やっぱりちょっと待って」
 タコ焼きにすぐさま意識を戻そうとする貴人を引き留めるように、リベールが振り向いた。
「タコの唐揚げを乾燥させてせんべいにできる? それができたらぜひ送ってほしいわ」
「できないことは無いだろうが……まあ、いいだろう。オレが作るならともかく、料理が得意な漁師に言えばどうとでもなる。ここは漁業の街だからな」
「ありがとう。感謝するわ」
 言ったきり、リベールは踵を返して街の方へと向かっていった。彼女はやや冷めたような態度だが……案外タコ食べたかったのではないか? と貴人の脳裏をふとよぎる。
「……深く追及する必要もない、か。頼まれてやるとしよう」
 ――ふわとろのタコ焼きを堪能した後だが。
 心の中で付け足して、彼は再び目の前のタコ焼きを頬張り始める。

「ハー、これは絶品ネ。触腕一本でも大繁盛間違いなしヨ」
「……そーだな」
 タコ焼きを片手にプラムは息を吸うように観光客へと誘惑していた。プラム自身はいつも通り、普段通りのことをやっている。ある意味日課みたいなものだ。そのことについて、自らに何ら疑問は無い。現についさっきまで二人ほど、どこかの誰かを引っかけることに成功していた。が、同伴していたアルバリが、それとなく何処かへと引っかけた者を遠ざけていた。
 ――なーんかコイツ怪しいんだよな。
 プラムは『何が』とは言えないが、アルバリの行動に妨害めいた作為を感じていた――言うまでもなく、あからさまに二人きりの状況を作り出そうとしているからだ。
 つい数秒前だって、良い感じの漁師を引っかけれると思った途端に『アイヤー、プラムはワタシとこの後予定がアルカラ!』など、それこそあからさますぎる。
「……アルバリ、お前何がしたいんだ?」
 呆れと妙な期待混じりにプラムが問いかけると――。
「……ワタシ、何がしたかったんだろうネ?」
「はぁ?」
 首をかしげるアルバリのすっとぼけた台詞に、さすがのプラムも虚を突かれたようだ。
 アルバリ本人は海喰いからプラムを助けた時のことを考えていた。損得勘定で動くことを自覚している自分が何故、身を挺してプラムの前に立ったのか。ぶっ飛ばされた時に考えても、落ち着いた今考えても、結局のところ結論は出なかった。
 糸目をさらに細めて熟考しているアルバリを見て、プラムはため息を吐く。自分が面倒くさい執着、妄執の類に染まるハズがない――アルバリの尻へ後ろ回し蹴りを叩き込んだ。
「アイタァッ!?」
「こんな奴に限ってナイナイ……どーせなんかの間違いだろ。……きっと」
 顔を背けて吐き捨てた言葉に、尻を蹴られたアルバリは首をかしげるばかりだった。

「すごく硬いわ。まるで筋肉の鎧ね。生半可な剣だとへし折られそう」
「えっと……解体がお上手ね、フィリンさん……」
 浜辺に生えた岩山のような海喰いの傍で、二人の女性の影があった。
「あまり見てて心地いい光景ではないと思うのだけど……見学したいのならどうぞ、エリカさん」
「食べるよりかは幾分か……後学のために弱点の研究とかはしておくべきかと思って……」
 一人は解体用の分厚い鉈のような刃物を持ったフィリン・スタンテッド。
 もう一人は戦闘用に着ていた水着を着替えたエリカ・エルオンタリエ。
 両名とも海喰いの実食はしていない。フィリンは今後の海喰い出没に備えての生態調査を兼ねた解体作業を行っていた。エリカも生物は苦手だからと、食事をせずにフィリンの解体と調査に付き合っていた。二人はぽつぽつと話し始める。
「巨体だけどあっさり沈めきれたからやや不安ね。海底にはあれが何匹もいるのかしら」
「あんなのがまだいられたら少し困るわね……海喰いの触腕攻撃をまともに受けてたけど、その後体に問題は?」
「ええ、特にないわ。回復魔法もかけて貰ったから今は平気よ」
 解体の手を止めないまま言ったフィリンだったが、今もなお腹部には痣がくっきりと残っている。また外傷は治っても内傷――内臓や骨といった部分に大きなダメージを受けているかもしれない。けれど、その顔は満足気だった。
「……でも、うん。とっても充実感ある戦闘だったわ。命の鍔際まで追い詰められて。それでも私たちが頑張って、アルチェの海開きができるようになって、皆が喜んで……」
「そう、ね。なにより本当に、皆無事でよかった……これでみんな笑顔で夏を過ごせそうね」
 顔を見合わせて笑った二人は、祭りを楽しんでいる人たちを改めて眺める。
 海喰いの味に驚嘆しながら羽ペンでせっせとメモを取っているタスク。
 文字通りすべての部位が美味くてどこか不機嫌そうなチョウザ。
 タコ焼きを量産しながらひたすらに食べ続ける貴人。
 いつの間にかリベールの姿が消えていたが、防衛拠点の構築の際も戦闘時も積極的にかかわってくれた。礼を言う機会を逸したのは残念だ。
 姿が消えたといえば、プラムとアルバリだが……きっと二人は二人で楽しんでいるのだろう。深くは考えないでおこう。
 それぞれが祭りを楽しめているのも、『討伐完了』の結果があってこそだ。

 こうして、アルチェの海は平穏を取り戻した。
 海開きが始まれば、アルチェの街はより一層の賑わいを見せるだろう。
 そして、君たちが謳歌する海辺での青春の一ページも、彼らのおかげで紡がれ続けるのだ。
 『海喰いを征した勇者』たちに敬礼を――。



課題評価
課題経験:189
課題報酬:7200
【夏コレ!】アルチェを襲う海の巨影
執筆:伊弉諾神琴 GM


《【夏コレ!】アルチェを襲う海の巨影》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 1) 2019-06-17 02:15:38
全部あまさず美味しい、なんて言われちゃうとムカついちゃうのが世の常だよねぇ。
逆にまっずいとこ探そ。目玉とか口球とか墨汁嚢とか。

とりま掲示板読んでザコちゃんの気になりポイントいくつかあんだけど。

まずひとつにー、フェーズ1と2とあっけどさ。
これ、どっちか選ぶ系な感じ?それとも自動的に1でダメなら2でーって感じ?
これは相当わかんないなら、校内放送(生放送)なりお問い合わせで質問したぶん投げ投擲するべきなのかなぁ。
どっちにせよ、ザコちゃん的にはフェーズ1で勝てるビジョン無くない?って感じててー。
浜辺に引きずり出す方が良さそうに感じみ。個人的にね?

あとふたつめにー、被害を最小限に抑えつつーってなってっけど。
浜辺の人払いとかもこっちの担当なわけ?とかも気になる。
その辺は漁師様たちがやってくれんのか、それも加味して戦ってねーってことなのか。
なんせよザコちゃん的には浜辺に引きずり出しては、周囲バラバラに音出して10分くらい引き付けてー、
諸々切らした後に攻撃一気にするー、ってのがいーんじゃないかって思いはするけどさ。
そんなことも出来ないくらいに、はしゃぎまくり市民の群れとか物とかで溢れてんの?とか。

《勇者のライセンサー》 フィリン・スタンテッド (No 2) 2019-06-18 06:43:11
まとめ方ありがとう、チョウザ・コナミ。
疑問・確認点はだいたい同じだし、特に私からはないわね。

>フェーズについて
これは先生からの説明通りね。チョウザの説明でいう『自動的で1でダメなら2』の方。
フェーズ1に全力を注ぎ込んで倒せればいいけど、失敗した場合、フェーズ2に移行。
その場合、フェーズ1参加者は追撃戦になるから、2での行動が遅れる…といった感じじゃない?

1を完全に捨てて、2の避難と水際防御に全力というのも勿論ありだと思うけど、その場合、妨害なしで侵攻してくるから、避難や罠に費やせる時間は短くなるでしょうね。

>ビーチの状況
依頼では明言をされてないけど…『推測』した感じ、これ海開きの当日か、直前に到着(戦闘)になるんじゃない?
撃退したらバカンスとグルメですよ、って事は…失敗したら、それが全部、蛸に襲われるってことよね…?

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 3) 2019-06-18 12:49:58
遅れましてすみません!
勇者・英雄コースのタスク・ジムです。よろしくお願いいたします!
漁港の皆さんのお困りごと、みんなで解決いたしましょう!

僕は、単純に、
フェーズ1でダメージを少しでも蓄積して、フェーズ2でトドメ!というイメージでしたが、
フェーズ1の行動でフェーズ2が不利になるなら、フェーズ1を捨てて2に全力投入も検討しなきゃですね。

気になるのは、撃退と討伐の違いですね。
例えばヒットポイントの何割で逃げちゃう、とかの隠し条件などが予想されますね。
撃退したら数十年は戻らないはず、みたいなことなら、撃退を勝利条件と考えていいでしょうし、
逃がしたら一週間くらいでまた来るよ、なら、被害を厭わず深追いする必要が出てきますね。

そういった隠し条件を想定して、【事前調査】【推測】をかけてみた上で、
プランを大まかにでも場合分け出来たらいいですね。文字数との相談になりそうですが。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 4) 2019-06-18 13:00:18
もう1つ心配ごとは、フェーズ2における周囲への被害ですね。
これは、当日にビーチを広範囲で封鎖出来れば、地元住民や観光客の被害を防げると思います。
僕は拠点系職業技能と【設計】を持ってるので、封鎖する描写の裏付けついでに
技能効果(攻撃、防御、陣地のいずれか)の一石二鳥を狙ってみますね。

いくぶん、いや、かなり不謹慎な提案になりますが…
いっそ、海喰い解体ショー!みたいな、お祭りにしてしまうのはどうでしょう。
住民や観光客の恐怖を和らげられますし、
「危険だから入らないで」みたいな指示も聞いてもらいやすくなりそうです。

もちろん、危険をゼロする保証はないので、安全への懸念は残りますし、
万一失敗したときの、物的以上に精神的な損害(ガッカリ感プラス反動でさらなる恐怖)を考えると、
自分たちで退路を絶つような、危険な賭けではあるのですが。

信条的にも(訳 ロールプレイとして)賛否あると思うので、無理にとは言いません。
僕も、言ってはみたものの、ベストと思うわけではないので。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 5) 2019-06-18 13:49:56
ごめんごめん水着選びに時間が掛かっちゃった。
自己紹介は...うん、お馴染みだからいいか。

えーと。
フェーズ1だと討伐はまず無理、一定ダメージで撃退(タコの逃走)の形じゃない?
でも、今のところフェーズ1でクリアするのは戦力的に厳しそうだ。
増えれば余地はあるだろうけど。

なので、タスク君が案で上げてくれているようにフェーズ1の時点でフェーズ2への準備をするのが俺はベストだと思う。

例えば、さっさと陸上に放り出す為に行動するとか、海に出ずフェーズ2をスムーズに行う為にトラップを仕掛けるとかね。

《ゆうがく2年生》 リベール・ド・ヴァンセ (No 6) 2019-06-18 18:17:48
久々に戻ったわ。早速仕事の話をしましょう。

敵は海中ではとても頑丈で、しかも「海中での討伐は不可能」とあるわ。ましてや水中は魚介類のホームグラウンドだし。
フェーズ1は事前の仕込みの時間と見るべきでしょう。
先生の話(作者コメント)では「イベント前の前日」だそうだし、イベント延期を考えるほど事態を重く見て、情報収集までして私たちを呼んでるなら、もう人払いはしてあるんじゃない?でなきゃ何やってんだって話よ。

私が考えてる戦い方は、ほぼザコちゃんと同じよ。砥石とか楽器等で派手に音を鳴らして最大限海から遠ざけるの。大きな音がする方に来るそうだし。
敵は屈強だけど動きは遅いようだから、海から離すほど帰るのに手間取るはずよ。それで窒息死を狙えれば討伐も不可能じゃないかも。
奴が海に逃げようとしたときは特に音が重要になるんじゃないかしら。あいつ波の音を聞いて海の方向を目指すようだから。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 7) 2019-06-18 22:18:40
ザコちゃんさん、フィリンさん、プラムさん、またご一緒できて嬉しいです。
リベールさん、はじめまして!よろしくお願いいたします。

プラムさん、リベールさんのおっしゃるとおり、フェーズ1で仕込み、がよさそうですね。
音を出す手段を色々考えましたが、砥石は思い付かなかったですね!なるほどなと思いました。
僕は、バリケードに鳴子をくっ付けて、ちょくちょく鳴らすのも有効かと思います。

人払いは漁港さんがしてるとしても、バリケードは張っておきたいと思います。
事情を知らない観光客などが、ふらりと入り込まないとも限りませんし、
僕たちの戦線をとっぱされそうなときの壁(過信は出来ませんが)にもなりますからね

拠点系職業技能は、ダメージ重視で攻撃拠点を選ぼうかと思いますが、
ご意見伺えれば助かります。
また、他に拠点系技能を積んでる方がいらっしゃるなら、
同じ内容で合わせた方が効果が高まるので、教えていただければ合わせます。

《勇者のライセンサー》 フィリン・スタンテッド (No 8) 2019-06-18 22:53:58
>作戦について

フェーズ1は時間稼ぎ、フェーズ2が本命、音で海から引き離しはほぼ決まりね。
分担はどうする? フェーズ1はかなり不利な戦いになるし…最低でも泳げる人か、高成績(ランク)の人にお願いしたいかな。
(当方、武器(盾)が水中戦と致命的に相性悪いのでフェーズ1は無理です。先に表明まで)

>人払い
公にしたくないみたいな雰囲気だったし、通りすがりの勇者(候補生)みたいな感じでいいかな…って思ったけど、イベントにしてしまうのもありかもね。
人払いは…どうなのかしら。依頼主の方が済ませてくれてればいいけど…一応、私は万が一に備えておくわ。

>拠点系
拠点系は『防御拠点』だけなのよね…バリケードとかのイメージで行こうかと思ってたけど。
陣地系って排他あったかしら? もし一系統だけなら、タスクや攻撃拠点の知識がある人に任せて攻めに専念するけど…

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 9) 2019-06-18 22:54:27
【事前調査】の内容を検討していますので、ご意見いただけたら助かります。

・撃退(逃亡)の条件(ダメージ量等)
・撃退(逃亡)後、再来はあるのか、あればどれくらい後か
・弱点となる部位はあるか(あれば剣突き+精密行動で狙いたいところ)
・水鉄砲を誘発する方法(乱発させて窒息を早めることができれば)

大図書館で海喰いの生態・習性を調べるような描写で、
文字数と相談の上、出来るだけ調べたいところです。
(情報が得られるかどうかはGM様の裁定次第と思いますが)

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 10) 2019-06-19 00:07:36
俺は今回たこ焼きが食べたいから討伐のつもり。
なので、タスク君の【事前調査】案は弱点か誘発のどっちかを推奨したいな。
ま、両方欲張るとして俺も【事前調査】持ってるから分担してもいいけどね。

俺は攻撃特化、コミュ力特化な感じだから拠点や罠について発想は出来ても、技術力が追い付かないんだよね~。
つまり、そういう系のスキルがないんだ。
指示があれば手伝いが出来るんだけど。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 11) 2019-06-19 00:09:09
>作戦
僕も、剣盾金属鎧なので、水中は難しいです。
やはり、フェーズ1は2への仕込みに使うのが良さそうですね。

>人払い
僕も、念のために何らかの人払いをしておくことに賛成です。
バリケードなら、人避けと損害軽減を兼ねられて良いと思います。

>陣地系
排他の有無が分かる描写は見当たらなかったのですが、
攻防両方欲しいなと思ってましたので、フィリンさんが防御拠点を積んでくださるならありがたいです。
(同技能ボーナスは、それほど大きくなさそうにも思いますし)

《ゆうがく2年生》 リベール・ド・ヴァンセ (No 12) 2019-06-19 00:30:11
水鉄砲の誘発は事前調査しなくても、単に触手の届かない距離を保ちながら魔法とかで間接攻撃(又は音を鳴らして挑発)してればいいんじゃない?
幸い足は遅いようだから、喧嘩売りながら距離を保つことはできるはず。
だから事前調査は弱点でお願いするわ。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 13) 2019-06-19 08:19:55
なるほど!では、【事前調査】は弱点について徹底究明しますね。
プラムさん、リベールさんのお二人に論点を絞っていただき、助かりました。

バリケード作成については、僕とフィリンさん中心に行うことになりそうですが、
プラムさんのありがたい申し出に甘えまして、建設のお手伝いを頼む、というか
指示を出してお願いするというか、そんな描写もしてみますので、
文字数に余裕がある方は、それに応える描写をしていただけたらありがたいです。
(【設計】を活かして、現場監督的ムーブをするイメージです)

そんなわけで、僕の積み技能は【攻撃拠点】【勇者原則】のほか、
【防御拠点】も積んでバリケードをより充実させるか、
防御系2つ積んで壁役になるか、
攻撃系と【精密行動】積んで弱点攻撃狙いか、を検討中です。

《メメルの婚約者☆》 仁和・貴人 (No 14) 2019-06-19 10:45:10
魔王・覇王専攻の仁和だ。
よろしく頼む。

遠距離攻撃が苦手なのでな、フェーズ1は攻撃を捨てて拠点作成に行く予定だ。

・・・同技能ボーナスはあった方がいいとオレは思うぞ?
今回相手が大物だしな陣地は広い方が楽になるはずだ。

まぁ、そこら辺は個人の考え方次第だから何ともだが。
拠点制作系は三種覚えてるから希望があったら言ってくれ。

フェーズ2は暴れるだけだな。
たこ焼きはオレ食べたい。
ふわふわとろとろ派だな。
・・・明石焼きも捨てがたいが。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 15) 2019-06-19 13:44:26
フェーズ12で人員分担することは無くない?あと泳ぐ必要もなくない?とは思いみ。
両方の場面で、自分がやれる範囲のことやってりゃいーでしょ。何するかは個々それぞれとして。
それこそフェーズ1、魔法なり何らかぶん投げ投擲で、魔物周りとか背後とかの水面に水音立てて時間稼ぎ、
その間に仕込みなんらかやるならそれでー、って感じの程度しかしないだろうし。
ついでにザコちゃんもなんかぶん投げ【投擲(小物)】して音役出来なくもないかな。分担にもよりけり。

で、フェーズ2に関しては、作ったバリケード?拠点?付近に魔物引きずり出し上げて、
周りで10分くらい音立てて撹乱して、弱ったところをボコす、って感じでいーの?
他になんか効率攻略に良さげななんかあるなら遠慮なく乗っちゃうけど。

あとザコちゃん好き勝手分解して雑に塩焼き決める気でいるから。生でも食べるけど。
残骸はたこ焼きでもたこ焼かないでも…これ、周りに配って売れるくない?観光客に。
それこそここまでパフォーマンス見世物でしたー、な体で。
ザコちゃん別にお金欲しさとかないけど、資金稼ぎたいゆーしゃ様いたら売ったら?美味しいならだけど。

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 16) 2019-06-19 15:50:22
賢者・導師コースのエリカ・エルオンタリエよ。途中からだけどよろしくね。

わたしはフェーズ1の間に【説得】や【博愛主義】を使っての人払いや避難誘導をして、
行けるようなら【陣地作成】で上陸戦の準備もやってみようと思うわ。

フェーズ2では声をあげて挑発して、なるべく内陸へタコを呼び込んで
【フド】で攻撃するつもりよ。

わたしは食べるのはちょっと遠慮させてもらうわね。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 17) 2019-06-20 00:00:20
開始から30分でタコ上陸確定なら、その30分間で俺もトラップとかの下準備に加勢した方が良さそう。
しいて言えば、上陸する場所を誘導する感じかな。

フェーズ2では俺も【マド】で攻撃しつつ、海に戻ろうとするのを妨害する。
魔術唱えながらでも何かで音を出すことはできるよね…?
さて、音が良く響きそうなものと言えば【スコップ】で岩か何かを叩くか、【調理道具一式】を杖で叩いて音を出しまくるかだね~

《新入生》 アルバリ・サダルメリク (No 18) 2019-06-20 00:37:46
黒幕・暗躍コース所属
エリアルのアルバリ・サダルメリクヨ。

アイヤー、都市伝説レベルのタコ…。
売りさばいたらいくらにナルカナー?
食べれるみたいダシ?
これも勿論無料で貰っていいネ?

>攻撃について
アイヤー、ワタシの獲物、銃だから鳴り物だし遠距離でもあるから丁度良いカモ?
まぁ、皆魔法覚えたら攻撃は出来るだろうケドネ!

本当なら厄介だから毒付与をさせたかったケド。
食べるのに毒は困るネー。

フェード1で海面を銃で撃ち込んで誘き寄せるヨ。

さぁて、い・く・ら・く・ら・い・ネ?(とらぬ狸の皮算用

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 19) 2019-06-20 06:16:01
アルバリさん、初めまして。勇者・英雄コースのタスク・ジムです。
音楽室で自己紹介を拝見して、すごい方なんだろうなと楽しみにしていました。
お会いできて嬉しいです!

さて、拠点については、迷いますが、
貴人さんと僕でフィリンさんに合わせて、防御拠点3枚でどうでしょう。
攻撃役は多いみたいですし、拠点防御を当てにして他の技能を攻撃的にする選択肢もありますし。
エリカ部長さん(いらっしゃい~!来て下さってよかったです!)には、
おっしゃるとおり【陣地作成】をお願いしたいです。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 20) 2019-06-20 06:24:04
推測も交えて、フェーズ2の戦闘における役割分担を想定しますと・・・

魔法・銃 プラムさん、エリカ部長さん、リベールさん、アルバリさん
物理・壁 フィリンさん、リベールさん、貴人さん、ザコちゃんさん、タスク

リベールさんがプチラドをお持ちなので両方に入ってますが、
ザっと見、バランス的には心配なさそうです。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 21) 2019-06-20 13:52:19
やっと来たアルバリ
お前の好きな金の匂い(磯)だぞ〜

じゃ、拠点作成に加勢して上陸10分前くらいに、鍋を杖の底で叩きながらマドで攻撃して準備した場所へ誘導する感じのプランを書くね?

...うーん、鍋を叩きながら詠唱か...。
なんだっけ、東のオキョウ?みたいだね。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 22) 2019-06-21 06:35:26
お経…面白いですね♪東方の修道士さんがやるやつだと、ものの本で読みました。
でも、鍋を叩くのは有効そうなので、僕も自分のなべぶたで真似してみますね。

イベント化について、特に反対がないようでしたので、仮プランのウィッシュのほうに書いてみました。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 23) 2019-06-21 13:11:42
黒い商売人のエリアル様来たなら話は早め。残った残骸の在庫処分はおまかせ案件。身以外の部位はほぼ貰うけど。
値段については美味しいにしろまずいにしろ、どう売るかの腕がぴよぴよなんじゃん。

1はさっきも言ったよーに、ぶん投げ【投擲(小物)】で音出して時間と位置調整だけど。
2は今のところ適当に声出して【挑発】するかなー、くらいのふわっと思考なんだけどぉ。
手持ち今のところなんも予定してないし、【水筒】にお湯入れてぶん投げてもいーかなって。
加熱処理とぬめり取り…は置いといて。もし冷めてもそれはそれで真水なんだし、
海水住みの存在にとっては、浴びるのもきっついもんじゃん?

《ゆうがく2年生》 リベール・ド・ヴァンセ (No 24) 2019-06-22 01:26:34
フェーズ1の拠点作り、私も防御拠点で参加するわ。
海から離れた所に、長くて尖った物のある廃材置き場でもあるといいんだけど。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 25) 2019-06-22 04:54:21
リベールさんも防御拠点に加わってくださるなら、4枚になりますね。
心強いです!

そうだ!漁師さんたちに、廃材などバリケードに使えそうなものを
分けてもらえないか、【信用】【説得】してみますね。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 26) 2019-06-22 05:49:45
海喰い解体ショーイベント開催と廃材を分けてもらうことを、
込みこみで、漁師さんたちに【信用】【説得】を試みてみました。

「撃退じゃすまさない、討伐する決意の表れです!」
「猟師さんたちに心から安心してもらいたいですから!」という感じで。

ウィッシュに書いているので、表には出ませんけれども。

廃材をもらえるかは未知数なので、
予備として、荷物かばんに防御拠点用の資材を詰め込んでいます。
また、予定通り鳴子を用意し、
なべぶたを叩くのと併せて僕の音出し手段としています。
海に近づけさせず、干上がらせてしまいましょう!

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 27) 2019-06-22 15:31:46
ザコちゃんさん、確かに真水は効きそうですね!
是非やっちゃってください。リザルトが楽しみです。

申し訳ないですが、出発前夜に時間がとれそうにないので、
最後のご挨拶とさせていただきます。
今回も、お馴染みの方、初めてご一緒する方、ともに楽しく会議できて
嬉しかったです。
夏コレ!の中では、危険度が高く、ハードな授業になるぶん、
会議の中身も濃密でしたね!あとは、幸運を祈りつつ結果を待ちましょう。
ご一緒いただいた皆様、そしてGM様、本当にありがとうございました!

《新入生》 アルバリ・サダルメリク (No 28) 2019-06-22 19:38:27
アイヤー、タスク君あんまり相談参加出来なくてゴメンネー?
ちょっと商売(リアル背後の仕事事情)に力入れてたら最終日だったヨ。

あと海面から出てくるのに30分を見落としてたネ。
あんまり早い時間に海面に撃ち込むと呼び寄せちゃうカモヨ。
まぁ、有利な地形を利用する為の誘き寄せにならいいカナ?

拠点近くに誘き寄せをメインに考えてみるヨ!


《勇者のライセンサー》 フィリン・スタンテッド (No 29) 2019-06-22 20:41:32
ごめん、ちょっと間が空いてたわ。
防御3枚壁、OKよ。説得と説明は私もスキルがあるから協力したいと思うわ。
よろしくね。

《メメルの婚約者☆》 仁和・貴人 (No 30) 2019-06-22 22:13:45
壁の件は了解した。
後はこっちで出来ることをやらせてもらうな

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 31) 2019-06-22 22:17:26
もうすぐ締切だから顔出しチラ見しに来ただけなんだけど。
ザコちゃんがやることはちょこちょこ言い投げぶん投げしてた内容と同じ。
れべるは10になったけど、なんでかポケットの数は増えなかったから、持ってく水筒は1個だけ。
そんな感じ。

なんせよ、出し忘れはないよーにね。
折角なら巨大膨大なタコみたいじゃん?少なくとも今まで見たことないもんだし。