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【新歓】はじめてのトラップダンジョン


ストーリー Story

 冒険者……と、いえばなんだろう。
 手ごわい敵との血で血を洗う白熱バトル?
 それとも、攫われた姫を颯爽と助け出す救出劇?
 はたまた、要人や商人達の頼れる付き人という人もいるだろうか。
 それらの全てに、彼女はきっと、『それもよきかなっ☆』と、笑顔で答えてくれるだろう。

 その日、彼女は新品の制服を着て登校する生徒たちを見かけ、ふと立ち止まった。
 期待と不安を胸に抱き、それでも、未知なる未来へと『冒険』しようとする生徒達。
 冒険したいお年頃……は、関係なく。皆が皆、日々なにかに挑戦しようとしている。
 では、我々にできることは。
 ……その冒険譚の初めの初め。冒険の楽しみを知ってもらうことだろう。
「―—と、言うわけで作った☆」
「作った……?」
 魔法学園のトラブルメーカー……、学園長【メメ・メメル】は得意げに胸を張る。
 彼女の後ろには、数十メートルはありそうな高さの塔が聳え立っていた。
「どう? どう? メッチェたん! ちょ~カッコイイ『メメタン・タワー』! イケてるって感じ~?」
「うーん……。なかなか個性的だメェ~」
 教祖・聖職コースの客員教授【メッチェ・スピッティ】はのんびりとした声で答えた。
 簡単、安心、安全を兼ね備えた初心者向けのダンジョン『メメタン・タワー』。
 白き巨塔、屋根の部分には巨大な帽子を被せて。巨大なメメル……を、イメージしているようにも見える。
 塔の中には落とし穴、転がる岩、迫る壁等……、メメルが面白いと思った罠が盛りだくさんのダンジョンとなっている。
 『どごーん』『きゅいーん』『ずごごごご』。
「わっちが呼ばれたのは、怪我した生徒を治療するためかねぇ? 凄い音が聞こえてるメェ~」
 時折、塔の中から爆発音や悲鳴のような声が漏れている。
「え~? 大丈夫、だいじょーぶ☆ だって、オレサマのメメタン・タワーだぞっ!」
 メメルはどこからか水晶を取り出し、くるくると指で円を書くようにかき混ぜる。と、水晶の内側に塔の中の様子が映し出された。
 だんだんと鮮明になる塔の中に、先駆者……いや、第一被害者が塔の中をさまよう姿が映し出される。
「ほらほら、生徒たんは怪我ひとつしてないっ! それにしても、流石アデルたん、全部の罠を踏み抜いていくなんて、オレサマ作ったかいがあったな!」
「凄い有様だメェ~……。怪我はしていないようだけど……メェ~」
 水晶に映し出されたのは小柄なフェアリータイプのエリアルの少年【アデル・ミドラ】……に、見える。
 頭とほっぺに吸盤付きの矢が数本。穴に落ちたのか、下半身は泥にまみれ、服はどこかに引っ掛けてしまったのか裾がほつれている。
 半泣きの情けない姿のまま『ここ、どこぉ……。校長ぅ……?』と言う声に、そういえばとメッチェが口を開いた。
「随分と広いようだけど、地図はあるのかメェ~?」
「……、あ。えーと……、渡すの、忘れちゃったぜ☆」


エピソード情報 Infomation
タイプ マルチ 相談期間 6日 出発日 2020-05-04

難易度 簡単 報酬 通常 完成予定 2020-05-14

登場人物 8/16 Characters
《2期生》シルワ・カルブクルス
 ドラゴニア Lv15 / 村人・従者 Rank 1
細い三つ編みツインテールとルビーのような紅い目が特徴のドラゴニア 元々彼女が住む村には、大人や数人ぐらいの小さい子供たちしかおらず同い年程度の友達がいないことを心配した両親にこの学校を薦められて今に至る 一見クールに見えるが実際は温厚な性格であり、目的である世界の平和を守ることはいわば結果論、彼女の真の目的は至って単純でただの村人として平穏に暮らしたいようである しかし自分に害をなすとなれば話は別で、ドラゴニアらしく勇猛果敢に戦う 一期生にはたとえ年下だとしても「先輩」呼びをするそうだ 「私はただの村人、できる限りのことをしただけです」 「だれであろうと私の平穏を乱す者はすべて叩き伏せます」 ※口調詳細(親しくなったひとに対して) 年下:~くん、~ちゃん 同い年あるいは年上:~さん ※戦闘スタイル 盾で受け流すか止めるかでダメージを軽減しつつ、斧で反撃するという、いわゆる「肉を切らせて骨を断つ」戦法を得意とする
《新入生》アグゼ・ドゥーム
 ドラゴニア Lv4 / 勇者・英雄 Rank 1
「わしか!アグゼ・ドゥームだ!今後とも宜しく頼むぞ!」                                                                                                                 外見:燃え上がるように上に立つツーブロック風の髪の毛、こめかみから頭を沿うように後頭部に向けて生える極太の赤い角、爛々と光るような橙の瞳、肩から指一本までキレイに整っている龍の皮膚、そして堂々たる巨体とそれを更に映えさせるようなムキマッチョなど、一見でも覚えられるような要素満載な見た目だいぶおっさん。 髭は口周りについていないが、顎からもみあげにかけてはボッサボサ。髪色と同じく赤色。 なお、顔のシワなどはほとんど見られない。 服装:上半身は何も着ておらず、下半身は五分袖程度の布切れ。大事な部分は褌で守られてる(?)。 性格:底無しの元気マン。 元気とやる気と気合と感覚、あと1握りの思考能力があればまあなんとかなると思っている。 最近の困り事は使命に必要な「物」を失くしたこと。
《猫の友》パーシア・セントレジャー
 リバイバル Lv19 / 王様・貴族 Rank 1
かなり古い王朝の王族の娘。 とは言っても、すでに国は滅び、王城は朽ち果てた遺跡と化している上、妾腹の生まれ故に生前は疎まれる存在であったが。 と、学園の研究者から自身の出自を告げられた過去の亡霊。 生前が望まれない存在だったせいか、生き残るために計算高くなったが、己の務めは弁えていた。 美しく長い黒髪は羨望の対象だったが、それ故に妬まれたので、自分の髪の色は好きではない。 一族の他の者は金髪だったせいか、心ない者からは、 「我が王家は黄金の獅子と讃えられる血筋。それなのに、どこぞから不吉な黒猫が紛れ込んだ」 等と揶揄されていた。 身長は150cm後半。 スレンダーな体型でCクラスらしい。 安息日の晩餐とともにいただく、一杯の葡萄酒がささやかな贅沢。 目立たなく生きるのが一番と思っている。
《人間万事塞翁が馬》ラピャタミャク・タラタタララタ
 カルマ Lv22 / 魔王・覇王 Rank 1
不気味で人外的な容姿をしたカルマの少女。 愛称は「ラピャ子」や「ラピ子」など。 名前が読み難かったらお好きな愛称でどうぞ。 性格は、明るく無邪気でお茶目。 楽しいと面白いと美味しいが大好き。 感情豊かで隠さない。隠せない。ポーカーフェース出来ない。 そしてちょっと短気なところが玉に瑕。 ギャンブルに手を出すと確実に負けるタイプ。 羞恥心を感じない性質で、露出度の高い衣装にも全然動じない。 むしろ前衛的なファッション格好いいと思ってる節がある。 戦闘スタイルは我流の喧嘩殺法。 昔は力に任せて単純に暴れるだけだったが、 最近は学園で習う体術を取り入れるようになったらしい。 しかしながら、ゴリ押しスタイルは相変わらず。 食巡りを趣味としているグルメ。 世界の半分よりも、世界中の美味しいモノの方が欲しい。 大体のものを美味しいと感じる味覚を持っており、 見た目にも全く拘りがなくゲテモノだろうと 毒など食べ物でないもの以外ならば何でも食べる悪食。 なお、美味しいものはより美味しく感じる。Not味音痴。 しかし、酒だけは飲もうとしない。アルコールはダメらしい。 最近、食材や料理に関する事を学び始めた模様。 入学までの旅で得た知識や経験を形に変えて、 段々と身に付いてきた…と思う。たぶん、きっと、おそらく。
《野性のオオカミ》ヘルムート・アーヴィング
 ルネサンス Lv8 / 魔王・覇王 Rank 1
「自分はヘルムート・アーヴィング。誇り高きロイニデッド出身、種族は狼のルネサンスだ。優れた軍人になるべく、この学園へと入学する事となった。諸君らと良い学友になれることを願っている。」                               ―――――――― 【性格】 軍人を目指すだけあって、堅さがある口調だが社交的に見えるよう、人前では口角を意識して上げて笑みを作っている。 己に厳しく、そして他人と一定の距離を置く様にしている。 ポーカーフェイス、冷静で居るよう意識してるが、狼なので尻尾に意識せず感情が現れてしまう。 『優れた軍人であるべき』アーヴィング家の血を引きながら、放蕩な1期生のプラムに嫌悪感をあらわにするが、半年経った現在、態度は軟化してきている。 根が善人の為、厄介事に巻き込まれがち。 【口調】 一人称:自分、僕(感情が高ぶると俺) 二人称:君、諸君、(男女共に)名前+君 「本日の授業の仲間は…諸君らか。勉学ばかりで実戦経験が乏しい自分だが、どうかよろしく頼む。」 「課題を一緒に乗り越えてきた仲間は、一生の宝だ。特に先日のマラソン大会は、少し自分に自信を持てたよ。」 「プラム…貴様さては何も考えてないな????」 【好き】 長姉 家族 酸味 【嫌い】 プラム・アーヴィング 自堕落な人間 侮られる事 傷の舐め合い
《奏天の護り姫》レーネ・ブリーズ
 エリアル Lv29 / 芸能・芸術 Rank 1
いろいろなところをあるいてきたエルフタイプのエリアルです。 きれいな虹がよりそっている滝、 松明の炎にきらめく鍾乳石、 海の中でおどる魚たち、 世界にはふしぎなものがいっぱいだから、 わたくしはそれを大切にしたいとおもいます。
《幸便の祈祷師》アルフィオーネ・ブランエトワル
 ドラゴニア Lv23 / 教祖・聖職 Rank 1
異世界からやってきたという、ドラゴニアの少女。 「この世界に存在しうる雛形の中で、本来のわたしに近いもの が選択された・・・ってとこかしらね」 その容姿は幼子そのものだが、どこかしら、大人びた雰囲気を纏っている。  髪は青緑。前髪は山形に切り揃え、両サイドに三つ編み。後ろ髪は大きなバレッタで結い上げ、垂らした髪を二つ分け。リボンで結んでいる。  二重のたれ目で、左目の下に泣きぼくろがある。  古竜族の特徴として、半月型の鶏冠状の角。小振りな、翼と尻尾。後頭部から耳裏、鎖骨の辺りまで、竜の皮膚が覆っている。  争いごとを好まない、優しい性格。しかし、幼少より戦闘教育を受けており、戦うことに躊躇することはない。  普段はたおやかだが、戦闘では苛烈であり、特に”悪”と認めた相手には明確な殺意を持って当たる。 「死んであの世で懺悔なさい!」(認めないとは言っていない) 「悪党に神の慈悲など無用よ?」(ないとは言っていない)  感情の起伏が希薄で、長命の種族であった故に、他者との深い関りは避ける傾向にある。加えて、怜悧であるため、冷たい人間と思われがちだが、その実、世話焼きな、所謂、オカン気質。  お饅頭が大のお気に入り  諸般の事情で偽名 ”力なき人々の力になること” ”悪には屈しないこと” ”あきらめないこと” ”仲間を信じること” ”約束は絶対に守ること” 5つの誓いを胸に、学園での日々を過ごしている
《新入生》馬場・猿二
 ルネサンス Lv8 / 武神・無双 Rank 1
(未設定)

解説 Explan

目的:『メメタン・タワー』の最上階まで突破する
●メメタン・タワーについて
 学園長【メメ・メメル】によって作られた初心者向けのダンジョンです。
 4階建てで、内装はとても複雑な作りになっています。
 また、怪我をしない程度の罠が多数ちりばめられています。

●罠について
 罠は各階に多数設置されています。
 種類によっては、塔の攻略を妨害するものもあります。
・1階
 大岩の罠(岩が通路から転がってきます。追いかけられると迷ってしまう可能性があります)
・2階
 吹き矢(吸盤付き)の罠(特に影響はありません)
 落とし穴の罠(底は泥で満たされており、素早く動く・飛ぶことができなくなります)
・3階
 迫る壁の罠(捕まると、暫く動けなくなります)
 張りぼての罠(幻覚でできたドラゴンが現れます。ドラゴンを出している魔法の水晶を探し出し、止めることでいなくなります)
・頂上
 偽宝箱の罠(複数の宝箱があり、偽物を開けると出口に帰ることができます。本物を開けると中には金銀財宝……の包み紙に包まれたチョコレートが詰まっています)

●迷っている生徒について
 2階~3階の間にいると思われます。
 出会うことなく塔を突破することも可能です。
 探す場合は、捜索を行う必要があります。

●道具について
 皆さんにはメメタン・タワーを攻略するための道具が貸し出されています。
・メメタン・タワーの地図(1枚)
・松明(人数分)

●補足
 メメタン・タワーには特殊な魔法がかかっているので、新入生でも安心して攻略が可能です。
(プラン値を高めにして判定予定です。)


作者コメント Comment
新入生、在校生の皆様へ
改めましてようこそ『ゆうがく』の世界へ!
この世界は自由な学園生活をエンジョイできる場所です!
これからの楽しい課題や交流を(引き続き)お楽しみください!


個人成績表 Report
シルワ・カルブクルス 個人成績:

獲得経験:117 = 97全体 + 20個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
1F:発動する前に横道とかないか探す、発動後に近くの横穴に逃げ込む
2F:『危険察知』で警戒しつつ、盾を構えておく
3F:引き続き『危険察知』で警戒しながら、迷い込んでいる生徒の捜索を始める、叫んでいるこえが聞こえたらその方向へ向かう、ドラゴンがいた場合は水晶を見つけだして破壊しておく
4F:勘

アグゼ・ドゥーム 個人成績:

獲得経験:117 = 97全体 + 20個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
一人だと迷った時がタマランからな、誰かと共に行動するぞ!
罠は踏み抜きながら感覚を掴んで回避できるようになれば良いだろうさ!
大岩?逃げるなんて言葉はねぇ、部分硬質化で脚全体も硬くした上で止めてやるさ!
途中の迷った奴も探して、見つけたらそのまま踏破まで一直線だな!

パーシア・セントレジャー 個人成績:

獲得経験:117 = 97全体 + 20個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
まずは、先駆者の迷子を探して、保護したら一緒に脱出ね
地図と松明を使いつつ捜索

2階~3階を重点的に調べ、誰かが通った痕跡や人の声も頼りに
可能な限り仲間と協力して

岩や壁はやり過ごし、矢や泥沼は気にせず進んで

竜の幻影は、とりあえず鞭を振り回しまくって元凶探し
届かないならプチマドで破壊ね

宝箱は一番小さいので

ラピャタミャク・タラタタララタ 個人成績:

獲得経験:146 = 97全体 + 49個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:1000
獲得努力:200
獲得希望:20

獲得単位:0
獲得称号:---
■目的
頂上でお宝ゲット

■行動
まっすぐ頂上を目指すのじゃ。

大岩、斧を構えて叩き割ってやるのじゃ!
吹矢、そんな軟弱な攻撃があちきに通用するものか!
落とし穴、どうせ鈍足じゃし汚れたら脱げばよかろう!
迫る壁、力で押し返してやるのじゃ!
張りぼて、暴君誕生で手当たり次第暴れるのじゃ!
偽宝箱、やり直すのみじゃ!

ヘルムート・アーヴィング 個人成績:

獲得経験:117 = 97全体 + 20個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
床にスイッチがある可能性を考えて、武器の柄で足元を調べ慎重に進む。

大岩:【キラキラ石】を逃げる道中に投げて迷った時道を辿れる様に目印にする。

落とし穴:鎌の刃を周囲に引っ掛けたり【緊急回避】で落下を防ぐ。

迫る壁:【祖流還り】で走り抜ける

張りぼて:周りの状況やドラゴンの動作から【推測】で水晶を探す。


レーネ・ブリーズ 個人成績:

獲得経験:117 = 97全体 + 20個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
「地図のわたしわすれ」、これ課題付与におけるミスですよね。
でしたら、先行してこまってるひとたちをたすけにいきます。

地図を確認し、視覚強化Ⅰで罠をさけてすすみます。攻撃はフドで。
先行したひとたちがいたら天使の歌を演奏して体力を回復します。

楽器効果:射程内の自分を除く味方全員のたいりょくを30回復する。

アルフィオーネ・ブランエトワル 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:270 = 97全体 + 173個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:1000
獲得努力:200
獲得希望:20

獲得単位:0
獲得称号:---
隅々まで踏破。誰も残っていないのを確認してから、上に上がる。

 1階
丁字路や交差路で大岩をやり過ごし、追跡。進行ルートを調べる

・2階
ハンマーで床をたたいて、落とし穴やスイッチを識別

・3階
 迫る壁(ハンマーでつっかえ棒)
 幻影(同族なので挨拶する)

・頂上
 宝箱の中身を全部調べるまで帰らない

アドリブ、アレンジOK

馬場・猿二 個人成績:

獲得経験:117 = 97全体 + 20個別
獲得報酬:0 = 0全体 + 0個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
踏破を目指して頑張るぞ!
大岩転がってきたら横の壁を三角飛びの要領で飛び越えて回避をするぞ!
訓練を意識しなきゃだから吹き矢にも反応できるように慎重に警戒しながら進むぞ!
あとは…迷子になっている子達も捜すぞ!痕跡を捜してみたり、大声を出すぞ!
見つからなかったらカラフルチョークで出口まで矢印を書くぞ!

リザルト Result

●1F 吸盤矢と転がる大岩のフロア
 ダンジョンと言えば。
 時に勇者たちを悩ませ、戦わせ、そして興奮させ、成長できるような場所……だろうか。
 そして今回の挑戦者たちも。今まさに、それぞれが悩み、そして興奮しているようであった。
「金銀財宝チョコレートが! 食べたいのじゃーっ!」
「我甘味所望、食べたいぞーっ!」
 元気よく叫び、先陣を切るのは【ラピャタミャク・タラタタララタ】と【馬場・猿二】の2人だ。
 『メメタン・タワー』。そこは、安心安全なトラップ目白押し。突然現れた謎のダンジョンである。
 その頂上には、金銀財宝のメッキがついたチョコレートがある……らしい。
 彼らはそんな美味しい甘味のご褒美を楽しみに、足取り軽く進んでいく。
「あっ、そうだった! 印つけとかないと!」
 猿二は持ってきたチョークで壁をひっかき、道筋を記す。
「むぅ? 猿二、汝は何をやっておるのじゃ? お絵かきか?」
「ううん! 迷った先輩が出られるように、出口まで矢印を書いてるぞ! きっと白いから、目立つとおもうんだ!」
「……な、なるほど! 汝、さては頭がいいのじゃな! これは確かにわかりやすいかもしれないのじゃ」
「色岩賢嬉我遊戯。うん! 昔から、人とかを逃がすのは得意なんだ! 迷子くんの役に立てばいいな!」

 【パーシア・セントレジャー】はその後方で松明を振りかざし、その横を【シルワ・カルブクルス】が横道を探しながらゆっくりと歩いていた。
「たしか、この階にあるのは大岩の罠でしたね。何時引っ掛かってもいいように横道を探しておきましょうか」
 事前にどのような罠があるかは知ってはいるものの、警戒をするに越したことはない。
 現に、今までもいくつか地図に載っていない罠に遭遇していた。
「周りが見えなくて怖いわね。地図があっても迷ってしまいそう……きゃっ!」
 きゅっぽん。
 爽快な音と共に、パーシアの目の前を何かが通り過ぎる。
 吸盤のついた矢が壁に張り付き、びよよよんと鈍い音を出しながら上下に激しく揺れていた。
「大丈夫かい、お嬢さん。……なんてなぁ! ふはっはっはーッ! 痛くもかゆくもないわい!」
 自慢の上腕二頭筋に吸盤のついた矢を受け、豪快に笑う【アグゼ・ドゥーム】。
「おもしろい罠もあるのですね、ほかにはどのようなものがあるのでしょう?」
 【レーネ・ブリーズ】は興味津々に上下に揺れるアグゼについた矢を興味深そうに観察した後、外し、壁に貼り付ける。
 きゅぽん。
「おもしろい音もなります。なんだか、たのしい罠ですね」
 軽く音、良い音が響き、なんとなく心が躍る。

「この罠は地図に載っていなかったわね、……あら? こっちの通路は……地図どおり、行き止まりね」
 【アルフィオーネ・ブランエトワル】は少し離れた後方で1人、渡された地図を頼りに通路を攻略していた。
 彼女の目標は『メメタン・タワーの完全攻略マップを作り上げること』。
 まだ1階ではあるが、すでに1階部分の地図には事細かに罠や隠し通路の位置が描かれていた。
「流石はメメたん先生、罠が沢山。退屈はしなそうね」
 さて……と、辺りを見渡せば他のメンバーからは少しはぐれたよう。
(はぐれても、分かりやすい目印があるから分かりやすいわ。2周目からは地図を見なくても迷わなそうね)
 直ぐに追いつこうと、先ほど猿二が壁に描いていた矢印を目印に、元の通路へと戻ろうとする。
「……なにか、音がする?」
 1人だからこそ、異様な振動にいち早く気づくことができた。
 ごごごごご。
(振動……、1階は岩の罠……だったかしら。随分と大きいのね)
 後方から勢いよく転がってくるのは、天井に着きそうなほどに巨大な大岩が勢いよく転がっていく。
 冷静に横道に入り、通り過ぎるのを待つアルフィオーネ。
 しかし、その岩の転がる方角は。
「……あれ? あの方向って」

 通路の異変にいち早く気が付いたのはシルワだった。
「皆さんッ! 早く横道へ!」
「きゃぁぁぁッ!? 岩!? に、逃げ……ないの!?」
 通路を塞いでしまうほどの巨大な岩が転がる。
 スカートに足を取られながらも、横道へ隠れるパーシア。
 その後ろで、仁王立ちする者が2人いた。
「そんな軟弱な岩、あちきが叩ききってやるのじゃ!」
「笑止! この程度で怯むわしじゃないぞっ!」
 ラピャタミャクとアグゼの2人だ。
 制止する声も、2人には届かない。
「おりゃぁぁああっ!」
 ラピャタミャクが斧を振り上げ。
「どらぁぁぁッ!」
 アグゼが思いっきり岩を蹴り上げた。
 ダァァァァンッッッ‼
 ダンジョン内に響き渡る轟音と砂煙。そして、立ち尽くす2人の背中。転がる岩の残骸。
「壊せる岩……、だったみたいですね。軽石? でしょうか」
 レーネが2人の砕いた後の石に触れ、呟いた。
「……希財我独尊可。これは、岩?」
 猿二は、その残骸に混じる光る石を一つ見つけ、拾い上げる。
「あら。それ、誰かの落とし物かしら?」
 その一人言に、後方からやっと追いついたアルフィオーネが、ぽつりと答えた。

●2F 巨大落とし穴の罠
 1階から響き渡る賑やかな声と爆発音(?)を聞きながら、【ヘルムート・アーヴィング】はひたすら慎重に進んでいた。
(今の音は……、かなり近いな。ペースを上げないと追いつかれるか)
 アルフィオーネの目的が『メメタン・タワーの完全攻略マップを作る』ことならば、ヘルムートの目的は『誰よりも早くメメタン・タワーを突破する』ことだ。
 他の生徒とは違い、地図がないというハンデこそあれど。持ち込んだ光る石を目印に、慎重に、だが確実に進んでいく。
 2階にある罠、先駆者が踏み抜いたであろう巨大な落とし穴を鎌を杖替わりにして、ひとつ、またひとつと通り過ぎていく。
 はやく、頂上へと焦る気持ちこそあれど。焦って良いことなどないのだ。
 常に冷静に。慎重に。そして、足元を掬われないように。
 ここで落ちてしまっては、このハラハラした気持ちは消えてしまうような気すらもして。

●3F 迫る壁の罠
「ファッハッハッハー! 姉ちゃん方もどうだ? 意外と気持ち悪くないぞ!」
 歩くたびに、じゃぶじゃぶとなる程の泥。腕を動かせば、ぼとり。塊が地面に落ちていく。
 足元から頭まで、泥にまみれたのアグゼは爽快に笑う。
 3階について間もなく、豪快に穴に飛び込んだ彼を勇敢とみるか無謀ととるかはさておき。
 当の本人は、非常に満足した、すがすがしいとでも言いたげな笑みを浮かべていた。
「安全な罠らしいからな! 踏み抜いて罠を踏む感覚というものを経験すべきだろう! ……と、思ったまでだ!」
「きもちいい泥、なのですね。そういえば、『どろぱっく』、という美容にいいどろもあるらしいですよ」
「ほぉ!? あちきのバディーがさらに魅惑的になるというわけじゃな! アグゼ! 分けるのじゃ!」
 レーネの言う『どろぱっく』なる未知の言葉に目を輝かせ、残った泥で楽しそうに遊ぶラピャタミャク。
「迷宮超迷戦陣。おぉーい! 迷子くんーッ! どこにいるんだーいッ!」
「この階にいると思うのだけど。1階も2階も、隅々まで調べられたし」
 大声で叫ぶ猿二と、手持ちの地図と通路を照らし合わせるアルフィオーネ。
「……皆、こっち。泥の足跡が続いているみたいよ」
 松明で照らしてみれば、確かに地面から浮いたブーツの足跡がそこに残っていた。
「では、この先にいるのですか……ッ! この音は……ッ」
 シルワの声は、ダンジョン内に響く異様な音にかき消された。
 まるで、ダンジョンそのものが押しつぶされるような。重圧的な、巨大な振動。
「先を、急いだほうが良さそうですねッ!」

「も、もぅだめ……、なのかなぁ……?」
 ダンジョン内に取り残された小さな先駆者、【アデル・ミドラ】はその場に座り込んだ。
 彼の目の前には迫りくる壁。その後ろにも同じような壁。
 逃げようと足を動かそうとするが、休みなくダンジョンをさまよい続けた身体はとても動きそうになく、地面に突っ伏してしまう。
(もう、力が入らないよ。幻聴すら聞こえてきたよ……、聞こえるはずのない足音とか)
「あっ! 迷子くんだ! もう大丈夫だぞ! 次の階まで行こう」
「兄ちゃん随分ボロボロだなっ! ほら動け、潰されちまうぞ!」
「……え、声……? 幻聴じゃ……ない?」
 猿二が先導し、アグゼがひょいとアデルの小柄な身体を担ぐ。
「ひぇッ!? え? えぇ!?」
 混乱するアデルに構っている暇などなく、勿論迫る壁も、そんな彼らを待ってはくれない。
「ま、まつのじゃーッ! うりゃぁぁ……ッ!? う、うぐぐッ!? て、手ごわい!?」
 迫る壁に、殿を走るが挟まれる。手足を開き潰されないように耐えるも、壁の迫る勢いはとどまらない。
「うぅぅーっ! こ、こうなったら! あちきを置いて、先にい……、うん? なんじゃ?」
 急に、壁の力が弱まったと思えば。迫る壁はもう止まっていた。
 何があったかと辺りを見渡せば。
 ラピャタミャクの目の前にはハンマーをつっかえ棒にしたアルフィオーネの姿。
「しょうがないわね。余計な世話でなければ、助けてあげるけど?」
「……アルフィオーネッ! 助かったのじゃ!」

 3階と4階を繋ぐ階段でレーネは一息つくことを提案し、生徒達はそれぞれ腰を落とした。
 後半分もないとはいえ、これから先の道のりは決して楽ではないことは分かっている。
「私達は、『メメタン・タワー』に迷ってしまった生徒を助けに来た生徒です。私達と一緒に脱出しましょう」
 シルワがにこやかに声をかけると、落ち着いたのかアデルも口を開く。
「あ、ありがとう。……そういえば、さっき1人で探索している生徒がいたけど、あの子も迷っているのかな?」

●4F 張りぼてドラゴンの罠
 ヘルムートは、そのあまりにも巨大で邪悪な姿に、思わず息をのんだ。
 黒々とした鱗、どこまでも広がるような巨大な羽。燃えるように輝く赤い目。
 突如として現れた巨大なドラゴン。
「……、よくできた張りぼてだ」
 驚きつつも、見てくれだけの幻覚であるということは知っている。
(この程度、恐れるに足らない)
 目を瞑り、歩みを進めれば。巨体は霧となり、虚空へ消えていく。
「……」
 暫く、進み。そして、そろそろドラゴンの全長を越えた頃かと、目を開ける。
 ……目の前には、先ほどとほぼ同一のドラゴンがいた。
 よく目を凝らせば、その後ろにも。そのまた後ろにもドラゴンらしきものが続いている。
 幻覚だから、何がいくらいてもおかしくはないわけだ。なのだが……。
「……ッチ、ふざけてる」
 永遠に続きそうな幻覚に、思わず頭を抱えた。

「ええと……、同族よね? はじめまして、わたしはアルフィオーネ。よろしくね」
「挨拶している場合じゃないわよッ! ええーいっ!」
 冷静なのか、それとも動揺しているのかも定かではないアルフィオーネ。
 いつもと同じ調子でドラゴンへペコリとお辞儀をする。
 パーシアはそんなアルフィオーネへ突っ込みを入れつつも、休まずに鞭を振るっていく。
(幻覚だとはわかっているけれど……ッ! うぅ、考えては駄目! 大丈夫、何も怖がることはないわ!)
 恐怖こそあれど、これは幻覚だ。攻撃をしてくることもなければ、こちらの攻撃を避けることもない恰好の的。
 自分にそう言い聞かせて、鞭を一心不乱に振るっていく。
「よぉし、パーシア! あちきも力を貸すぞ! ――要は、ぶったたけばいいだけなのじゃな!」
 パーシアの姿に、『あちきも!』と、斧を力強く振り回すラピャタミャク。
 鞭と斧。パーシアとラピャタミャクの活躍で次々と形が霧散し、消えていくドラゴンたち。
「……幻覚、姿だけのドラゴンたち。確かに数はおおいですが。でも、かならず本体があるのです。目を凝らせば……。みつけました、あそこです」
 レーネが指さすその先に。ドラゴンの瞳の奥。赤赤と輝くまがまがしい水晶。
「上か。よぅしッ! ―—行くぞ姉ちゃんッ!」
「――えぇ、行きますよッ! はぁぁぁっ!」
 アグゼがシルワを腕に乗せ、空高く放り投げた。
 そして、高く舞い上がったシルワはその落下の勢いと共に、水晶を叩き斬った。

「はぁっ、はぁっ! やっと見つけた! 迷子くんだ!」
「……迷子くん……? えぇと、君は?」
 ドラゴンの先、ヘルムートが後方を振り向けば。
 うっとおしいドラゴンたちは霧散し、その中から見慣れない生徒が息を切らして駆け寄ってきた。
(後続か、頂上まであともう少しというのに……。しかし、何の用だ)
 内心、あまり良い気分ではないが。にこやかに人の好さそうな笑みを浮かべて対応する。
「我勇願望者成。ぼくは馬場・猿二! これ、迷子くんの忘れ物?」
「迷子くん……ではなくて。自分は、ヘルムートだ。……確かに、これは自分のものだが」
 その手に持っていたものは、暗闇で光る小さな石。
 見覚えもなにも、ヘルムートが道しるべに使っていた石だ。
「まさか、これを自分に返すために走ってきたというのか?」
「あぁ、やっぱりヘルムートくんのものだったんだな! じゃあ返すぞ! それじゃあ!」
 小さな石をヘルムートに押し付けるように渡すと、猿二は頂上へ続く階段へ走り出した。
「は……ま、待てッ! 自分が」
 自分が先に、頂上に。
 負けたくはない。気が付くと、ヘルムートは彼を。いや、頂上を目指して走り出していた。

●頂上にあるのは宝か空箱か
 頂上に並べられた3つの宝箱。
「ふぅ……、外だー! お宝はどれかな!」
「はぁ、はぁ……。この中のどれか1つが、『あたり』だったな」
 ほぼ同時に頂上に飛び出した2人。猿二とヘルムート。
 2人は息を切らしながらも、屋上の宝箱の品定めをする。
 大きさも、色も。装飾も。まったく同じような瓜二つの宝箱。
 勘や運でどれか1つを選ばなくてはいけないかと頭を悩ませるヘルムート。
 そんなヘルムートの様子を見て、ふと思いついたかのように、猿二が提案をする。
「そうだ、ヘルムートくん! どっちが先にお宝を見つけるか競争しよう!」
「競争……? どちらが正解を引くか勝負をするということか?」
 競争と聞いて、眉が動く。
(そうだ、自分はまだ負けてはいない)
 猿二のほうを見れば、楽しそうにこちらを伺っているようだ。
「……わかった。その勝負、引き受け――」
「じゃあ、負けた方は勝った方にチョコレート献上。なんてどう? メメたん先生のチョコレート、美味しいに違いないわ」
 2人とはまた違った第三者の声に、思わず振り向く。
 突如聞こえた声の主を探せば、声の主であるアルフィオーネをはじめ、ぞろぞろとダンジョンを突破した面々が集まっていた。
「金銀財宝チョコレート、勿論あちきがいただくのじゃー!」
「メメル先生のチョコレートですか。どのような味なのでしょう、たのしみですね」
 チョコレートを楽しみに、あるいは達成感を胸に。
 気が付けば、それぞれが思い思いに3つの宝箱から1つを選び終えていた。
 負けたくはない。
 お宝にたどり着きたい。
 勝利を味わいたい。
 それぞれの思惑が、その瞬間に詰まっていた。
「それでは、せぇので開けましょうか」
 パーシアの一声で、その場にいた皆が頷いた。
 唾を飲む音。自然と、胸が高鳴る。
 がちゃり。
 宝箱が、一斉に開かれた。

 そこにあるのは、空箱かお宝か。
 小さな冒険を貴方に。



課題評価
課題経験:97
課題報酬:0
【新歓】はじめてのトラップダンジョン
執筆:根来言 GM


《【新歓】はじめてのトラップダンジョン》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《新入生》 アグゼ・ドゥーム (No 1) 2020-04-28 03:17:38
挨拶は大事だからな!わしはアグゼ・ドゥームだ!思うままに進んで突破しようと考えているぞ!
迷った奴は探してやるさ!当てずっぽうでもやる気があればなんとでもなるさ!
だぁははは!

《猫の友》 パーシア・セントレジャー (No 2) 2020-04-28 08:06:43
王様・貴族コースのパーシア。よろしくお願いします。
それにしても……よくこんなの考えたわね。

私が泥まみれになって這い回ってるところ見られたりしたら、先駆者は気絶しちゃうわよ……。

《2期生》 シルワ・カルブクルス (No 3) 2020-04-29 16:26:17
村人・従者コースのシルワ・カルブクルスです。
よろしくお願いします。

どうやら、2階か3階のところに迷っている先駆者がいるようですね
探すか突破するにせよ、罠に気を付けなければいけませんね

《人間万事塞翁が馬》 ラピャタミャク・タラタタララタ (No 4) 2020-04-30 23:40:09
魔王・覇王コース、ラピャタミャク・タラタタララタ!
よろしく頼むのじゃ。

あちきは頂上を目指すとするのじゃ。
罠?そんなもん突っ込めば何とかなるじゃろう!(キリッ

《奏天の護り姫》 レーネ・ブリーズ (No 5) 2020-05-01 13:35:21
芸能・芸術コースのエルフ、レーネです。

罠にも興味ありますし、まよってしまってるひともたすけてあげたいとおもってきました。
よろしくおねがいします。

《幸便の祈祷師》 アルフィオーネ・ブランエトワル (No 6) 2020-05-02 03:15:46
わたしは、アルフィオーネ。アルフィオーネ・ブランエトワル。
どうぞ、よしなに。


わたしは、隅々まで調査して、メメタン・タワー完全攻略マップを作成したいと思っているわ

《野性のオオカミ》 ヘルムート・アーヴィング (No 7) 2020-05-02 09:20:39
新入生向けの模擬ダンジョンがあると聞いて参加した。
自分は、魔王・覇王専攻のヘルムート・アーヴィングだ。
諸君、お互いダンジョン攻略が果たせるよう最善を尽くし励もう。

そして、僕の行動指針だが、己の実力を試したいので単独行動をさせてもらう。
迷った者についても捜索はしない。以上だ。

《猫の友》 パーシア・セントレジャー (No 8) 2020-05-02 22:09:51
あとから来た人たちもよろしく。
レーネさんは広場での声かけも聞いてくれてたようで、なんだか嬉しいわ。

とりあえず、私は迷ってる生徒を見つけたら、地図を一緒に見ながら脱出経路を進むわ。
まさか、私も罠に巻き添えになったりしないわよね?

《新入生》 馬場・猿二 (No 9) 2020-05-03 00:37:13
我武神無双専攻新参之馬場猿二
面妖迷宮罠面倒、我願皆健康第一
共奮闘、今日針天井提出期限。


《新入生》 馬場・猿二 (No 10) 2020-05-03 01:04:21
連投ごめんね!
ボクはね!迷子のみんなを捜して脱出を目指すぞ!