;
古城に蠢くは魂狙う死霊


ストーリー Story

 学園フトゥールム・スクエア。
 その学園内の廊下をつまらなそうな表情をしつつ、歩いている少女がいる。
 彼女はルネサンスの少女【リリア】。以前、学園の生徒達に村を救援してもらった少女だ。
 豊かな双丘をゆさゆさと揺らしながら彼女は大きな溜め息をついた。
「うう、授業は大変だし……やること多いし……どうして魔王コースなんか、あうぅ」
 そう彼女は学園に生徒として迎えられたが、とある手違いから魔王コースを選んでしまい、その豊富な授業内容に頭がパンク寸前なのである。
 元より身体を動かすのが得意で頭の方はからっきしであるリリアにとって授業という慣れない勉強は非常に疲れるものであった。
 そんな時、彼女がいつも向かう先は一つである。
 それは学内、学外の悩みごとや困ったことの解決が依頼されている『依頼掲示板』の所だ。
 そこには魔物討伐から今晩の夕飯のメニューを考えるまで様々な依頼が掲載されている。なおどこの誰が設置したのか、誰が管理しているのかは不明であり、また学園長の気まぐれではと噂されている。
「こう身体を動かせるような……魔物をぶっ飛ばす! みたいな感じの依頼とかないかなぁ」
 ふわふわと魔方陣の中に浮いている掲示板を眺めるリリアの目に一つの依頼が留まる。
 それをリリアはぺリっとはがすと内容をよく読み始めた。
「何々? えーと、学園都市近隣にある古城にて【ゴースト・レゾリアス】の出現を確認。討伐する心得のある者はこれを討伐するべし。おおっあるじゃんっ! あたし向きの依頼が! それに魔物をぶっ飛ばして懲らしめるなら地域の皆の為にもなるし、何より武力制圧ってのが魔王コースっぽい!」
 リリアは紙に書かれていた最低参加人数を見て自分一人では参加できないということに気が付いた。
 周りを見渡し、彼女はあなた達を見つけると笑顔で走って近づいてくる。これでもかと豊満な双丘がたゆんたゆんと揺れに揺れているが気にしてはいけない。
「なあ、あんた達もしかしてこの後ヒマか? ヒマだったらこいつの討伐依頼を手伝ってほしいんだ。なんか一人じゃ参加できないみたいだからさ」
 ヒマだよと答えるや否やリリアはあなた達の手を取って走り出す。まだやるとは答えていないのだが。
「よーし、善は急げっていうからな! あたし達でゴースト……えっとなんだっけ?」
 レゾリアスっていうみたいだよと教えるとにぱっと明るい笑顔をリリアはあなた達に向けた。
「そうそれ! それじゃ、レゾなんとかをみんなでぶっ飛ばすぞーーっ!」
 こうしてあなた達はリリアに引っ張られるまま、ゴースト・レゾリアスの討伐に参加することとなったのであった。



 学園都市近隣。古びた古城の正門前。
 あなた達はぶるぶると震えるリリアにしがみ付かれた状態でその前に立っていた。
 ゴースト・レゾリアスは夜にしか出現しない。その情報を頼りに夜になるのを待ち、リリアと共にやってきたのだ。
 だがリリアは夜の古城の醸し出す何とも言えないおどろおどろしい雰囲気に気圧され、彼女の獣耳は怒られた子犬のように下に垂れ下がっている。
 あなた達が大丈夫と聞くとリリアはがたがたと震える足を何とか抑え、それでも肩を小さくしながら今にも泣きそうな潤ませた瞳で言う。
「へ、平気、こ、このぐらい……なんとか、できないと! ま、魔王になんか、なれないからっ! 鉄拳制裁してやらなきゃ、人を困らせる魔――」
 そこまでリリアが言った時点であなた達の近くで何か重い物が落ちる音がした。ずんっと言う音が響いた瞬間、リリアは飛び上がる。
「ぴぃいぎゃぁぁああーーーッ!? なんかでたぁぁああああーーーッ!?」
 あなた達の制止も振り切り、リリアはなんと誘うように正門を開けた古城の中に走って行ってしまったのである。リリアを飲み込んだ正門はその直後、ばたんっと音を立てて閉まった。
 駆け寄ったあなた達がなんとか開けようとしてもそれはびくともせず、武器で叩いても傷一つつくことはなかった。
 リリアが心配だが正門からは侵入できないと考えたあなた達は周囲を探索、古びた地下通路を発見する。
 リリアの無事を祈りつつ、あなた達は地下通路へと降りていった。



 古びた古城。その謁見の間。
 その玉座に座るローブ姿の男がいる。ローブの中は骸骨であり、その手には大きな鎌を持っていた。
「魂の香りがする……生者が性懲りもなく我が領域に足を踏み入れたか。まあ、いい。そろそろ退屈だと思っていた所だ。我自ら遊んでやるとしよう、その命が尽きるまで……な」
 ゆっくりと立ち上がったローブの骸骨【ゴースト・レゾリアス】は足元に転がるしゃれこうべを踏み砕きながら歩く。それらはかつて彼に挑んだ者の末路だろうか。
「くっくっく、久々に楽しませてもらうとしようか。我が魔法、我が鎌の一撃……存分に味あわせてやろう、愚かな生者共よ」
 眼球のない頭部の眼孔に赤い光を灯らせながらレゾリアスはゆっくりと謁見の間を出ていくのであった。


エピソード情報 Infomation
タイプ EX 相談期間 4日 出発日 2021-06-16

難易度 普通 報酬 通常 完成予定 2021-06-26

登場人物 3/8 Characters
《新入生》ルーシィ・ラスニール
 エリアル Lv14 / 賢者・導師 Rank 1
一見、8歳児位に見えるエルフタイプのエリアル。 いつも眠たそうな半眼。 身長は115cm位で細身。 父譲りの金髪と母譲りの深緑の瞳。 混血のせいか、純血のエルフに比べると短めの耳なので、癖っ毛で隠れることも(それでも人間よりは長い)。 好物はマロングラッセ。 一粒で3分は黙らせることができる。 ◆普段の服装 自身の身体に見合わない位だぼだぼの服を着て、袖や裾を余らせて引き摺ったり、袖を振り回したりしている。 これは、「急に呪いが解けて、服が成長に追い付かず破れたりしないように」とのことらしい。 とらぬ狸のなんとやらである。 ◆行動 おとなしいように見えるが、単に平常時は省エネモードなだけで、思い立ったときの行動力はとんでもない。 世間一般の倫理観よりも、自分がやりたいこと・やるべきと判断したことを優先する傾向がある危険物。 占いや魔法の薬の知識はあるが、それを人の役に立つ方向に使うとは限らない。 占いで、かあちゃんがこの学園に居ると出たので、ついでに探そうと思ってるとか。 ◆口調 ~だべ。 ~でよ。 ~んだ。 等と訛る。 これは、隠れ里の由緒ある古き雅な言葉らしい。
《光と駆ける天狐》シオン・ミカグラ
 ルネサンス Lv14 / 教祖・聖職 Rank 1
「先輩方、ご指導よろしくお願いしますっ」 真面目で素直な印象の少女。 フェネックのルネサンスで、耳が特徴的。 学園生の中では非常に珍しく、得意武器は銃。 知らない事があれば彼女に訊くのが早いというくらい、取り扱いと知識に長けている。 扱いを知らない生徒も多い中で、その力を正しく使わなくてはならないことを、彼女は誰よりも理解している。 シオン自身の過去に基因しているが、詳細は学園長や一部の教員しか知らないことである。 趣味と特技は料理。 なのだが、実は食べるほうが好きで、かなりの大食い。 普段は常識的な量(それでも大盛り)で済ませているが、際限なく食べられる状況になれば、皿の塔が積み上がる。 他の学園生は、基本的に『○○先輩』など、先輩呼び。 勇者の先輩として、尊敬しているらしい。 同期生に対しては基本『さん』付け。  
《奏天の護り姫》レーネ・ブリーズ
 エリアル Lv29 / 芸能・芸術 Rank 1
いろいろなところをあるいてきたエルフタイプのエリアルです。 きれいな虹がよりそっている滝、 松明の炎にきらめく鍾乳石、 海の中でおどる魚たち、 世界にはふしぎなものがいっぱいだから、 わたくしはそれを大切にしたいとおもいます。

解説 Explan

●場所データ
古城
:中規模のサイズを誇るかつて誰か統治者がいたであろう古城。
 中には崩れた場所や壊れた調度品が残っており、かつての風景を感じさせる。
 地上二階建て。一階は応接間や小間使い、兵士達の詰め所やキッチン等がある。
 二階には武器庫、謁見の間、城主の私室などがあるようだ。
 地下には牢獄もある模様。


●予測される敵データ
●《スケルトンソーディアン》……数については不明
【格】
:2
【生態】
:知能がない戦闘本能だけで動く骨の剣士兵。かつての剣技の冴えをわずかに遺す。
【本能】
:剣と盾で武装しており、攻撃を受け止めてからのカウンターを得意とする。
 剣と盾はいまだ朽ちておらず、十分に戦闘に耐えうるものである。
【属性得意/苦手】
:炎を苦手とする
【得意地形】
:特になし
【戦闘スタイル】
:かつての剣技と盾による防御術。カウンター戦法。
【状態異常】
:無し

▼GM補足情報
:死亡した兵士の魂のなれのはて。

●《ゴースト・レゾリアス》……数は1体。
【格】
:3
【生態】
:魂を主食とし生者を襲う死霊
【本能】
:生きている者の匂いを感じ取り、つけ狙う。
【属性得意/苦手】
:炎を苦手とする
【得意地形】
:特になし
【戦闘スタイル】
:高威力の攻撃魔法と大鎌による斬撃、瞬間移動からの奇襲。
【状態異常】
:無し

▼GM補足情報
:想いを強く残して死んだかつての城主の死霊。

●登場NPC
リリア
:学園の魔王コースに在籍する明るいルネサンスの少女。
 見た目は巨乳の少女で、獣耳と尻尾がある以外は人と差異はない。
 魔力を拳や足に込め、格闘術に上乗せして攻撃する技術の使い手。なお魔法は使えない。
 怖いものが苦手であり、暗い所も苦手。


作者コメント Comment
お初の人もそうでない人もこんにちわ、ウケッキです。
久々の再始動からなんだか強そうな敵とか出してるのはこの私です。

さて、晴れて学園の仲間となったリリアですがなんと彼女は恐怖でパニックになり、古城の中へと消えてしまいました。
彼女を捜索しながら古城を探索しゴースト・レゾリアスを討伐するのが目標です。
解説の内容は知っている体でも知らないといった状態でも構いません。
それでは皆様のご参加、お待ちしております。


個人成績表 Report
ルーシィ・ラスニール 個人成績:

獲得経験:108 = 90全体 + 18個別
獲得報酬:3600 = 3000全体 + 600個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
◆目的
古城を捜索し、リリアの救出とゴースト・レゾリアスの討伐
但し、人員が少なくゴーストの討伐が困難と思われたらリリア救出後に古城を脱出

◆用意
キラキラ石さ使うて明かりにしとくだよ

◆探索
キラキラ石の明かりと暗視順応を活かし、物陰に潜み敵に見つからないようにしつつ、城内を調査
人の踏み込まない古城なら、リリアの女物の靴の足跡が残ってるかも

足跡や什器に付いた手形等を頼りにリリアさ探して

妙な気配等あれば、魔法感知で警戒しゴーストの奇襲等に備えて

◆応戦
参加者で対処できそうな敵の規模なら応戦
ヒドガトルで味方が応戦してない最寄りの敵を狙い攻撃

負傷者はリーラブで回復

ゴーストが居たら、必要ならゴーストを優先し攻撃

シオン・ミカグラ 個人成績:

獲得経験:108 = 90全体 + 18個別
獲得報酬:3600 = 3000全体 + 600個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
私は祖流還りでフェネックに変身し、聴覚と嗅覚でリリア先輩の捜索をします
近くで見ると立派ですねぇ……瓦礫を片付ければまだ使えそうですけど


戦闘に突入後は仲間と連携し、銃による火属性を伴った射撃で弱点を攻めます
魔力を消費したらバレットリロードですぐに体制を整える

敵が強力な攻撃を使う際は先手にファストショットで崩しにかかります
また、PnNを銃に装填し、発動することで敵の勢いを一斉に削ぎましょう
応急処置が必要な場合は祈祷で傷を塞ぎます

接近された場合は魔牙で迎撃。私に刃を抜かせたことを後悔させてあげます!

チャンスの際には、仲間との攻撃に合わせ連携し、スナイプショットで頭部を狙い撃ちましょう
これで、決める!

レーネ・ブリーズ 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:270 = 90全体 + 180個別
獲得報酬:9000 = 3000全体 + 6000個別
獲得友情:1000
獲得努力:200
獲得希望:20

獲得単位:0
獲得称号:---
がんじょうをたかくしてなかまのみなさんをまもります。

必要でしたらかばいますし、回復手段として、
「魔法薬生成キット:B」(たいりょく、きりょく、まりょくをそれぞれ270づつひとつについて二回回復)をふたつと、
「カカオポッド」(たいりょく、きりょく、まりょくをそれぞれ70づつ回復)をミカグラさん優先で用意しました。
ラスニールさんについては「言の葉の詩:ラブ・キャロル」を
メインでつかいますね。
もちろん自己回復もします。

スケルトンソーディアンに対しては「暗視順応Ⅰ」でまわりを把握し、
壁とかをつかってかこまれないようにしながら通常攻撃します。

ゴースト・レゾリアスには「シールドスロー」で攻撃しますね。

リザルト Result

 古く寂れた古城。
 そこはゴースト系魔物の巣窟となっている場合がある。
 この古城もその例には漏れないものであった。
 壁や壊れ廃材だらけの部屋から湧き出すように骨の兵士スケルトン・ソーディアンがわらわらと現れたのである。
 それらは曲がった剣や盾で武装しており、動きは緩慢だがその剣技のみ、過去の記憶なのだろうか素早いものであった。
 どこからともなく現れるスケルトンであったが魔法感知によって彼らの魔力の動きを感じ取ったエリアルの少女【ルーシィ・ラスニール】によって奇襲は未然に防がれていた。もしもわずかな明かりしかない暗闇の中で奇襲されていればその被害は甚大な物であっただろう。
 ルーシィは次々と寄ってくるスケルトン目掛けてヒドガトルを放った。手の平サイズの火球がいくつも乱射されスケルトン達を炎で包み込む。
「あんまりこっちに寄ってくるのなら、手当たり次第火葬にしてやるべ!」
 密集している地点を狙い、ルーシィはヒドガトルを再び放つ。乱射され降り注いだ火球がぶつかって弾け、燃え盛る炎がスケルトン達を焼いていった。
 そのルーシィの攻撃で仕留めきれない相手に対しフェネックのルネサンス【シオン・ミカグラ】は魔法銃ファイニンで火属性の射撃を行う。
 赤い弾丸が飛来し、焦げてふらつくスケルトン・ソーディアンの頭部を割り砕いた。
「ミカグラさん、これを!」
 前方でスケルトンの攻撃を一手に受け、後方のメンバーへダメージが飛ばないようにしているのは【レーネ・ブリーズ】である。彼女は防御を高め、近接には不向きな二人の盾役となっていたのだ。
 そんな彼女がシオンに放ったのは薬の瓶。それは彼女が調合した回復薬だった。また言の葉の詩でルーシィを支援するのも忘れない。
 受け取った瓶の蓋を開け、シオンはそれを一息に飲む。すると爽やかな味と共に体の疲れが抜ける気がした。
「ありがとうございますっ! よし、これでまだ戦えますっ! いきますよっ!」
 再び放たれた火属性の弾丸はルーシィのヒドガトルによって瀕死となったスケルトンをまた一体仕留めた。
 最後の一体となるスケルトンをダイアモンドホープで殴りつけ砕くと辺りは、しんっと静かになる。
「どうやらこれがさいごの一体だったようですね」
「そうみたいだべ。それじゃ明かりを頼りに探索を再開するべ」
 ルーシィはそう言うと懐からキラキラ石を取り出す。それは仄かな光源となって夜の闇に包まれている古城を僅かに照らすのだ。
 祖流還りでフェネックに変身したシオンはその嗅覚と聴覚で行方不明となっているリリアの痕跡を探す。
 すると少し先の部屋に痕跡があることがわかった。一行はその部屋に明かりを頼りに向かう。
 部屋に入るとそこは崩れた壁や壊れた調度品が目立つ応接間のような所であった。広さはそこそこあり、こういってはなんだが暴れるのにも適している。
 壊れた椅子の上にローブ姿のゴースト……【ゴースト・レゾリアス】が座っている。傍らには目の光を失い、ボロボロの衣服を着て首に鎖を付けられたリリアがいた。
「また客人か……くくく、エリアルの小娘共にルネサンスの小娘……ふふ、今宵は豊作であるな」
「豊作? いったい、それはどういうことですか? あなたは……何を……」
 レゾリアスの視線に悪寒を感じ、身体を身震いさせるシオン。それは彼女の本能から来る警戒反応なのかもしれない。
 すっと立ち上がったレゾリアスはリリアに口づけする。すると、リリアはびくびくと身体を震わせがくがくと痙攣している。
「ふぅ、やはり女の生気は美味い。死なない程度に奪い、飼ってやれば数十年は持つのも良い所だ。さあ、お前らも我が食事となるがいい。抵抗しなければ下僕としての生を約束しよう」
「そんなのお断りだべっ! リリアさんはちゃんと返してもらうでよ!」
 エーデンユートをレゾリアスに向け、ルーシィは勇ましく言い放つ。まさにそれは勇ある者の行動であった。
 レゾリアスは光でしかない目を細め、苦々しい表情をしながら笑う。
「くははははは、まさか、ここでお前のような奴に出会うとはな。これも運命か……勇者に一度は討伐された我が無念、貴様らで晴らすとしよう。動かなくなるまで痛めつけ、その瞳に絶望を刻んでやる!」
 黒いオーラを纏ったレゾリアスは手の中にばちばちと雷光を顕現させるとそれをレーザーのように放った。太い雷光が彼女達を襲う。
「みなさん、わたくしの後ろにッッ!」
 ダイアモンドホープを構え、自らの背後にルーシィ、シオンを隠れさせると雷光に対しレーネは立ち向かった。
 盾に掛かる凄まじい衝撃と重さにじりじりと後ずさりさせられてしまうが彼女はそれを必死に踏ん張って耐える。
 ついに雷光が止み、それを見計らったようにルーシィ、シオンが左右から飛び出して攻撃を放つ。
 ルーシィはヒドガトル、シオンはファイニンによる火属性射撃だ。二人の同時攻撃が魔法発動後ですぐに動けないレゾリアスを襲った。
 腕で顔をかばうようにしてレゾリアスはヒドガトルの火球乱射を耐える。しかしファイニンの射撃には反応が間に合わないのかガードする前に彼の身体に命中しその度、彼は呻き声をあげた。
「ぐがぁぁ! 貴様ぁ、妙な武器を使いおって! ならばお前から黙らせてやろう!」
 大鎌を顕現させると大きく振り被りながら地面を滑るように移動したレゾリアスは薙ぎ払う様にその刃を振るった。
 しかしその刃は間に入ったレーネによって防がれる。盾で弾かれた大鎌はぐわんとその重量でレゾリアスの体勢を大きく崩した。
 その瞬間を見逃さず、レーネはシールドスローを放つ。横回転した盾がレゾリアスの腹部を打ち、回転しながらブーメランのようにレーネの手元に戻った。
「あがぁぁっ!? こしゃくなぁ!」
「ふたりには手をふれさせません! レゾリアスはわたくしがとめます! おふたりはその間に攻撃を!」
「わかったべ! これでもくらえぇ! ヒドガトルッ!」
「任せてください、ファイニンの弾の味……もっと味わわせてあげますっ!」
 再びヒドガトルによる炎の乱射がレゾリアスを襲い、レゾリアスの身体が燃え盛る炎に包まれた。
 苦しむようにもがくレゾリアスにシオンの放ったファイニンの火属性射撃が撃ち込まれる。
 地面へどさりと落ちたレゾリアスは肩で息をするように疲れ果てているようにも見えた。
「はぁはぁ……貴様ら、食料にしようと思って手を抜いていれば……調子に乗りおって! いいだろう、計画変更だ、お前らはまとめて殺してやる! 一人ずつ生きたままその魂を貪ってやろうッ!」
 黒い闇の波動を放ったレゾリアスはその身体を骨の異形へと変化させる。それは下半身がいくつもの足が付いた蛇のような姿であり、上半身は片側三つ、総計六つの鋭い爪が備わった腕が現れる。
 身体の中心にあるあばら骨を口のようにざわめかせながら、レゾリアスは咆哮を上げた。
 シオンは持ち前のやせーの感によってレゾリアスが“強力な攻撃”を放とうとしているのだと察知し、彼の胸部に浮くコアの球状の物体目掛けてファストショットを放った。
 火属性の弾丸がまっすぐに飛び、レゾリアスのコア部分を掠め、その球状の物体にヒビを入れる。その瞬間、レゾリアスは叫び声をあげた。
「ぎぃいやぁぁあああああああ!? 貴様ぁぁ、よくも! よくもぉおお!」
 どす黒い魔力球をいくつも頭上に顕現させたレゾリアスはそれらを辺りに乱射する。黒い魔力球は床に衝突、爆裂し床を破砕して瓦礫を撒き散らしていく。
 走りながらシオンは鎖に繋がれたままのリリアの鎖を魔牙によって引き裂き、彼女を部屋の外へと連れ出した。
「聞こえますか、リリアさん、リリアさんっ!」
「あ……う……え……あ」
 揺さぶるがリリアは答える様子はない。仕方がないとシオンは彼女の頬を思いっきりひっぱたいた。
 その瞬間、リリアの意識が覚醒する。
「いったぁぁああーーーいっ!? なに!? なんなの!?」
「ふぅ、大丈夫なようですね。安心しました。今、レゾリアスとみんなで戦っています。貴女は安全な場所に隠れていてください」
「うぐっ、そうする……ほんとは参戦したい所だけど、身体が痛くて動かないしなんか力も入らない。ごめん……」
 大丈夫です、と返しシオンは部屋に戻って戦闘に復帰する。
「リリアさんはもう大丈夫です、後はこいつを何とかすれば!」
「わかったべ、回復はオラに任せとくだよっ!」
「わかりました、では二人共これを」
 レーネはすかさずカカオポッドと自ら調合した回復薬を二人に手渡す。二人はその内、カカオポッドからチョコを取り出すとそれをかじる。甘い味が二人の疲労を少し和らげた。
「グガァァァァアアアアアッ!」
 咆哮を上げながらレゾリアスは動き回る三人の内、シオンに狙いをつけその長い骨の尾を振るう。地を薙ぎ払う様に振るわれた尾が彼女に迫った。
 尾がぎりぎりまで接近するのを待ってシオンは跳躍する。上空から狙いをつけるとファイニンで数度、尾の根元を撃った。火属性の弾丸が尾にいくつもの穴をあけていく。
 何度もレゾリアスは飛び回るシオンを撃ち落とそうと尾を振るうがそのどれもが彼女を捉えることができない。
 空振りすればその度に火属性の弾丸がレゾリアスを撃ち抜くのだ。
 見れば尾は穴だらけであり、無傷な部分を探すことの方が難しい状態であった。
 レゾリアスは上半身を翻し、衝撃波を伴う咆哮を放った。それはシオンを吹き飛ばし彼女を壁に激突させる。全身に痛みが広がるがシオンはすかさず回復薬を飲み、立ち上がった。
「もう逃げられんっ! 射撃型など、追い詰めてしまえば詰みも同然。これで終いだぁぁあ!」
 シオンの頭上から太いレゾリアスの尾が無慈悲に振り下ろされる。
「……私に刃を抜かせたことを後悔させてあげます」
 その瞬間、彼女の爪から魔力で生成された鋭い爪が伸びる。それをシオンは振るってレゾリアスの骨の尾を切断した。くるくると回って切断された尾が遠くに落ちる。
 そのまま接近するとシオンは数度、魔力の爪でレゾリアスを連続的に斬りつけるとその身体を蹴って後方に跳躍しながら空中でファイニンを抜き、そのトリガーを引いた。火属性の弾丸が放たれレゾリアスの頭部が貫かれる。
「ぐぅあうああああ!? がっ、こんな、ことが、あっていいと、いうのか……! こんな!」
 頭部に穴をあけられ、ふらついたレゾリアスをルーシィのヒドガトルが襲う。降り注いだ火球の乱射は骨の身体であるレゾリアスを激しく燃えあがらせた。
 苦しみながらもあばら骨を矢のように飛ばしてルーシィを狙うが、それらはことごとくレーネによって防がれていく。彼女の防御をレゾリアスは抜くことができないのだ。
 レーネが盾でレゾリアスの骨の矢を防ぐとその背後でルーシィがリーラブを発動する。緑色の優しい光がレーネを包み込み、戦闘で積み重なった彼女の傷を癒した。
 レゾリアスは盾を構えているレーネに肉薄すると三対の骨の腕を振り回し連続的な斬撃を放つ。斬撃は規則性のない軌道で放たれるがレーネはそれを見切り、全て受けきって見せる。
 すると再びルーシィがレーネの陰から飛び出し、ヒドガトルを放った。火球の乱射がレゾリアスを襲い、それらは炸裂して激しい炎でレゾリアスを再び包み込む。
「ぎぃいゃぁああああああ!」
 レゾリアスの腕のうち、三本が崩壊し霧散する。残る腕は右は一本、左は二本だった。尾も切れ、体中傷だらけのレゾリアスだがその攻撃の勢いは弱まるどころか苛烈さを増す。
 黒い波動を身体の中心に集めるとそれを衝撃波のように部屋全体へ、レゾリアスは放った。黒く素早い衝撃波に三人は吹き飛ばされ、壁に打ち付けられる。
 するとレゾリアスはルーシィに狙いをつけ彼女に素早く接近すると残る骨の腕の一本で彼女の首を掴んで持ち上げた。
「ぐっ、がっ……ふっ!」
「捕まえたぁっ捕まえたぞ、小娘ぇっ! くははは、このままお前の生気をむしゃぶり尽くしてやるとしよう! さあ、どこから吸い上げてやろうか……口か、それと――」
 そこまで喋った段階でレゾリアスの腕が切断され、ルーシィごと床に落下する。落下したルーシィを素早く走ったシオンが抱え、レゾリアスから距離を取った。
 いまだ首を絞めたままの骨の手を引きはがし、シオンはそこらに放る。放られた骨の手はしばらくは動いていたがじきに動かなくなった。
 げほげほとむせ返りながらルーシィはシオンに感謝する。
「ごっほ、げほっ……助かったべ、息が止まるかと思ったべなぁ」
「いえいえ。攻撃していて気づいたのですが、レゾリアスはあのコアに見える部分を攻撃されても防御する様子がありません。となるとあれは見せかけでコアは別にあると思うんです。どこだと思いますか?」
「うーん……なんとなくだけれども、頭の後ろが怪しい気がするべ。あれだけ動いているのにさっきから一度も後頭部をこっちには見せないんだべ。ということはそこに見られちゃ困ることがあるんだと思うんだべな」
 そこにレゾリアスの攻撃を弾いて勢いそのままに後方へ跳躍してきたレーネが言う。
「その線、ありだとおもいます。わたくしも戦っていて、レゾリアスがこうとうぶをみせないのがなぜなのかと怪しく思っていましたから。こうげきはすべてわたくしが受け止めます。おふたりはこうとうぶをなんとかねらってみてください」
「わかったべ! 連携攻撃ってやつだべな!」
「私の方もわかりました。後頭部を狙ってみます」
 相談を終えるとまず、レーネが盾を構えながらレゾリアスに突進を掛ける。その突進は防御をわざと甘くしたものであり、レゾリアスの攻撃を誘発させるのが目的だった。
 レーネの目的通り、レゾリアスは彼女を潰そうと太い骨の足を振り上げそのまま勢いよく下した。
(ねらいどおりですね! それでは付いてきてくださいっ)
 振り下ろされた足を右に跳んでさけるとレーネは空中でシールドスローを放つ。レゾリアスの横っ腹に盾が直撃し少しレゾリアスが呻いた。
「ちょこまかと小賢しいッ! ひと思いに死ねぇッ!」
 いまだ残っている僅か骨の腕を振り回しレゾリアスは身体の周りを反時計回りに回るレーネを追いかける。まだ狙いには気づいていないようだった。
「わたくしのような少女にすら、こうげきを当てられないのです?」
「うるさいっうるさいっ! 黙れぇぇえーーーッ!」
 レーネの精いっぱいの挑発にレゾリアスは攻撃が防がれ、彼女に有効打を与えていないのも手伝い簡単に乗ってしまったようだ。
 シオンとルーシィの存在すら忘れ、レゾリアスはレーネのみに集中し彼女をどうにか叩き潰そうと太い骨の足を地団太するように何度も床に打ち付けた。激しい振動が部屋に響くがレーネはそれを的確に避け、狙いを上手く絞らせない。
 一方、後頭部を狙おうと崩れた調度品の陰に隠れ様子を窺っていたルーシィとシオンはレゾリアスの後頭部に大きなクリスタルがついているのを発見する。それは黒い色をしており、その中心では黒い光が揺らめいていた。
(あれがきっとコアだべ!)
(そうでしょうね、明らかな見た目をしていますし。では行きましょうっ!)
 レーネにレゾリアスが攻撃を放った瞬間を見計らってルーシィとシオンは調度品の陰から飛び出した。まだレゾリアスは気づいていない。
 ルーシィはエーデンユートに力を集中し、炎の魔法ヒドガトルを放つ。球状の火球が無数に放たれそれらはレゾリアスの後頭部を狙う。
 まったくの認識外から突如飛来した火球の雨をレゾリアスに防ぐ手立てはなく、彼の頭部は燃え盛る火炎に包まれた。
「ぐぅあううあぁああああああ!?」
「これで終わりです……安らかなる眠りを……ッ!」
 狙撃体制を取っていたシオンのファイニンから火属性の弾丸が鋭く放たれた。その弾丸はレゾリアスの黒い水晶の中心を撃ち貫き、砕いた。
「がうああぁああああッ! 力がぁ、抜けて……私の、力がぁ……こ、ん、なぁぁぁあ……ああぁぁぁああーーーッ!」
 苦しむようにもがきながらレゾリアスはその身体を消していき、霧散していった。
「やった! おら達の勝利だべっ!」
「やりましたねっ! 手強い相手でしたがなんとかなったようです」
 ぴょんぴょんと笑いながら跳ねるルーシィとシオンは手を合わせ互いの無事を喜ぶ。
 そんな微笑ましいやり取りを見てレーネは笑顔で額の汗を拭うのであった。



 救出され、フトゥールム・スクエアに戻ったリリアは職員室の前で机と椅子に座らされ、反省文を書かされていた。
 罪状としては勝手に突っ走ったあげく、仲間を危険に晒した行動への反省である。
 リリアの身体には目立った怪我はなく生命力である生気を多少吸われたのみであり、命に別状はなかったのだ。
「うう……なんでこんなに枚数があるの……あうぅ……そりゃあたしが悪かったけどさぁ……うぐぅ」
 文字を書くということを彼女はこの学校に入るまでしたことがなかった。村の誰かがやればよかったし彼女はもっぱら身体を動かす専門だからである。
 そんなリリアにとってこの反省文は非常に効果的なものであった。
 机に突っ伏しているリリアにふと誰かが声をかける。それはシオン、ルーシィ、レーネの三人である。
「うへぇ、こんなに枚数あるんだべ? こりゃ大変だべなぁ」
「これ、差し入れです、飲んでくださいね」
 紙の枚数を見て大変さを想像したルーシィは目を大きく見開いて何度もその枚数に驚いている。
 シオンは飲み物を買ってきたようで冷たい飲料をリリアに差し入れした。
「終わったらどこかに出かけるべ! みんなでおつかれさまの会がてらご飯でも食べるのがいいと思うんだべな!」
「それは名案ですね。では、わたくしたちは適当にぶらついていますのでおわったられんらくしてくださいね」
 ルーシィとレーネとはそう言うとその場から去っていく。
 受け取った飲み物を開けながらリリアは申し訳なさそうな顔をしてまだ残っているシオンに聞いてみる。
「あのさ、あたし……勝手に突っ走って迷惑かけちゃったわけじゃん? なのに、どうしてこんなに優しくしてくれるの? あたしの村だったら、きっとめちゃくちゃ怒鳴られてるか殴られてるよ」
「こういうのって難しいです。でも失敗は誰にでもあることなんだと思います。一緒に学んでいきましょう、この学園にいる同じ“仲間”なんですから」
「そっか……“仲間”なんだ。あたし達は。わかった……繰り返さないように気を付けてみる」
「それでいいと思いますよ。では、二人を追いかけますからリリアさんは反省文、頑張ってください」 
 それだけ言うとルーシィ達を追いかけ、シオンは走り去っていく。
「仲間か……へへ、なんか嬉しくなる響き、だよね。よーし、反省文をぱぱっと終わらせて、あたしの仲間達とご飯食うぞーーッ!」
 リリアはそう言うと自分を奮起させ、とある人物が課した反省文の塊を片づけていくのであった。



課題評価
課題経験:90
課題報酬:3000
古城に蠢くは魂狙う死霊
執筆:ウケッキ GM


《古城に蠢くは魂狙う死霊》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《新入生》 ルーシィ・ラスニール (No 1) 2021-06-13 22:40:33
おらぁ、賢者・導師コースのルーシィいうだ。よろしく頼むだよ。
おらは、ヒドガトルで敵さ攻撃したり、リーラブで回復したりするでよ。

あとは、キラキラ石さ使うて明かりにしとくだよ。
人数少なくなるかもしんねえで、場合によっちゃ敵討伐よりもリリアの救出さ優先すっかもしれね。

《光と駆ける天狐》 シオン・ミカグラ (No 2) 2021-06-14 00:31:17
教祖・聖職コースのルネサンス、シオン・ミカグラです。
出発日を過ぎていますが、今までのを見ているとしばらくしてから消えるようだったので、実験的に参加してみました。
出発……できるでしょうか?

私は火属性の銃で攻撃します。捜索では、祖流還りで聴覚と嗅覚でアプローチしてみますね。

《新入生》 ルーシィ・ラスニール (No 3) 2021-06-14 07:08:24
シオンさ、よろしく頼むでよ。
多分、次の日付が変わったら出発すっと思うべ。
(参加者ゼロで出発時間になると、授業は流れちゃうようですが、ひとりだと流れず延長されるっぽいですね。明記されてない救済措置なのか、はたまた授業の不成立は手動処理なのかはわかりませんが。)

あとひとり、腕っこきが来てくれたら、ゴースト退治も狙えそうだべ。
だけんど、オラとシオンさだけじゃと、ちと辛そうだべ。

そういや、シオンさに頼みじゃけんど、シオンさはキラキラ石とかランタンとか、明かりになりそうなんは準備できっか?
シオンさが明かり用意できるなら、オラは魔法薬生成キット:Bさ用意して、回復用の薬さ作れるように準備するでよ。

《光と駆ける天狐》 シオン・ミカグラ (No 4) 2021-06-14 13:33:17
はい!こちらこそ、よろしくお願いします。
どうなるかは分かりませんが、今日いっぱいは出来るだけのことをやってみます。

明かりですね?それならランタンを持っていこうと思います。
PnNで全体攻撃をする予定でしたが、まだ私もポケットが開放されていないので……
ランタンを持っていくなら各個撃破を狙うと記載しておきます。一体ずつ、確実に数を減らしていきましょう。

《新入生》 ルーシィ・ラスニール (No 5) 2021-06-14 18:23:38
全体攻撃でけるなら、なるべく活かしたいところだでなあ……。
数の不利を覆す手札になりそうじゃし。

じゃあ、オラが明かりさ用意するで、シオンさはPnNのまんまで行ってくれねえか?
話が変わってすまねえ。

《光と駆ける天狐》 シオン・ミカグラ (No 6) 2021-06-14 21:03:30
分かりました。明かりはルーシィさんが持っていってくださるんですね、お世話になります。
ではこちらは当初通りに、PnNを持っていって敵の勢いを削ぎたいと思います。
難しい状況ですが……頑張りましょう!

《新入生》 ルーシィ・ラスニール (No 7) 2021-06-14 22:59:49
じゃあ、オラは当初の予定どおりキラキラ石さ持っていっておくでよ。
ちいときつそうじゃけんど、いい結果にしてえなあ。

《奏天の護り姫》 レーネ・ブリーズ (No 8) 2021-06-15 07:41:55
芸能・芸術コースのエルフ、レーネです。
おてつだいにきました。
捜索やたたかいかたについてはもうおはなしを
すすめておられるようですから
わたくしはがんじょうをたかめた装備で
防御をしていきますね。

よろしくおねがいします。

《光と駆ける天狐》 シオン・ミカグラ (No 9) 2021-06-15 19:50:17
お問い合わせしたところ、回答をいただけました。
出発日を過ぎても参加者がいれば残るのは不具合だそうで、本来なら不成立になるそうです。
ですが今回は特別に延長していただけました。出発日も今日に変わっていますね。
では改めて、お二人ともよろしくお願いします。