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懐疑せし迷霧の薬毒


ストーリー Story

●そいつは廊下の寒気と共に
 とある冷える日の放課後のこと。
 フトゥールム・スクエアのとある教室の中は穏やかな陽光が差し込み、暖かな空気が満ちていた。
 そこであなたは級友と談笑していたり、またはまだ授業から抜け切れず教科書と睨み合っていたり、または物思いに耽っていたり、もしかしたら最後の授業から机に突っ伏してずっと寝ていたかもしれない。
 今日もこうして解放感に満ちた放課後を過ごせている。今に至るまでの授業が大変だったりすることもあるのだが、過ぎてしまえば辛さや苦しみも忘れてしまえる。特に、まだ冬が抜けきらないこの時期は陽光が肌を撫でてくるから更に心地いい。
 実に緩く弛んだ時間が流れていた。と、誰もがそう思っていたところだった。
 何の前触れもなく、ピシャっと音を立てて教室の扉が勢いよく開かれ、そいつは現れた。何事かと教室の皆が思わず、扉を開けた人物を一斉に注視した。
 扉を開けたのは、女性の教師だった。だが、あなたが入学してからこの教師の授業を受けたことがないような気がする。それどころか、これまでに廊下ですれ違ったことすらあっただろうか……?
「ふむ、可能性の辰星に不足はないなァ」
 何故か少し愉快そうに彼女は言った。一体何を言っているのだろう。
 その教師は短剣を左の手の平でくるくる玩びながら、扉にもたれかかって教室中にいる生徒の一人一人を見つめていた。それはまるで品定めのようであり、時々肉食獣のようなほっそりとした目で見つめてはほくそ笑んでいた。
 あなたは思わず体が震えるのを感じた。この教師が扉を閉めないから、だけではない。彼女からは何か不穏というべきか邪というか、どこか教師に似つかわしくない異様な気配を感じるのだ。
「おっと、そんな顔をしてくれるな。喜ぶといい。可能性に満ちたお前たちに、一つ課題を与えようではないか」
 残念! あなたの束の間の平穏はここで終わってしまった。

●悩める四重苦
 今、その女性教師は教壇にもたれかかりながら、異様に嬉しそうな眼差しであなたたちを見つめながら説明を始めた。尚、扉はちゃんと閉めたが、部屋が陽光で暖まるのに少し時間がかかりそうだった。
「さてお前たちには、エルメラルダにいる薬師の手伝いをしてもらう」
 エルメラルダ。この大陸の東の方にある、湖に面した村だ。あの辺りは特に自然が豊かとされているが、そんなところでの薬師の手伝いとは?
「果たすことは簡単だ。村から一時間ほど歩いた先にある森で、『クレリマ草』という薬草を10株ほど集めに行ってほしい」
 少々数は多いが、確かにそれなら簡単そうだ。多くの生徒が安堵しかけた時に、彼女は言葉を続けた。
「但し、この時期の件の森は濃霧に覆われる。見通しが悪く現地の者でも遭難することが偶にあるそうだ。次に、クレリマ草によく似た『似せ赤葉』というのも生えている。これは毒草だから間違えないでくれよ? 後、ゴブリンを目撃したという情報もある。何匹いるか分からないらしくてな、深追いすれば怪我では済まないかもしれないなァ?」
 前言撤回。課題というにはあまりにも条件が厳しすぎた。それだけの条件を簡単なように喋るこの女性教師に、生徒たちは頭を抱えた。
 それでも生真面目な生徒が、クレリマ草と似せ赤葉の見分け方を教えてください、と訊ねた。
「ふむ。クレリマ草と似せ赤葉は共にシソに似た植物で、大きいもので約45cmほど伸びる。一目でこれと分かるくらい赤い葉が最大の目印だろう。主に、リンゴの木の根元に生えやすいようだ。さて、クレリマ草と似せ赤葉の違いだが、これは掘ってみないと分からない」
 掘る? 思いがけないキーワードが飛び出て、生徒たちは目を丸くした。
「ああ。傷つけないように掘って、根の臭いを嗅ぐのだ。クレリマ草なら根から微かに甘酸っぱい匂いがするが、似せ赤葉は無臭だ」
 採取するにしても一手間かかるとはなかなか厄介だった。手間をかけて探したはいいが徒労に終わることもある、ということでもある。
 だが、ここで一つの解決策が思い浮かぶ。
 クレリマ草をリリー・ミーツ・ローズから分けてもらえばいいのではないかと、ある生徒が言った。
「残念だがそうもいかなくてなァ。かつて、リリー・ミーツ・ローズ産のクレリマ草で薬を試作したこともあったそうだが、品質はエルメラルダ産のそれには及ばなかったのだそうだ。この原因は、エルメラルダ付近の例の森という環境の違いに起因すると考えられている。それに、だな」
 まだ何かあるというのだろうか。
「クレリマ草は非常に弱い植物でな。一度摘み取ってしまえば2時間ほどで傷んでしまう。言い忘れていたが、現地で採取する時もあまり遊んでられんということだな」
 どうあっても現地の森でクレリマ草を採取しなければならないようだ。しかも時間制限付きときて、多くの生徒が嘆息しかできなかった。尤も、何か抜け道があるようなら課題になっていないのかもしれないが。
 これだけ厄介な条件が重なっているのだ。生半可な覚悟で挑んでは、間違いなく上手くいかずに終わってしまうだろう。それだけに、あなたも少し不安を覚えてしまった。
「最も優先すべき目標は、クレリマ草を採取して村の薬師に渡すこと。ゴブリンに関しては心配無用だ。後日、お前たちの先輩が討伐を果たすだろうからな。さて、あらかた説明は終えたな? 己の力量に見合わないと思ったのであれば、この課題は辞退してくれても構わん」
 ここでまさか、逃げ道をこの教師の方から出してくれるとは思わなかった。何人かの生徒が、逃げ出すように席を立っていく。だが、それを咎められる者はここにはいなかった。
「とは言え私は、お前たちの可能性に期待してみたいのだよ。眩いばかりの、可能性というヤツになァ」

 さて、あなたの答えは――?


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 7日 出発日 2019-03-25

難易度 難しい 報酬 通常 完成予定 2019-04-04

登場人物 6/8 Characters
《勇往邁進》レアン・フレイン
 ルネサンス Lv12 / 武神・無双 Rank 1
【外見】 金色の狼のルネサンス セミロング程の金髪を邪魔にならないようキツく縛っている つり目の両目赤茶 八重歯 【性格】 好戦的 強者との戦いを常に求めている 入学した理由も強者との戦いを求めて そこに善も悪も介入する事はない 戦って勝った相手は全て舎弟であり保護対象 ※アドリブ大歓迎!
《比翼連理の誓い》オズワルド・アンダーソン
 ローレライ Lv22 / 賢者・導師 Rank 1
「初めまして、僕はオズワルド・アンダーソン。医者を志すしがないものです。」 「初見でもフレンド申請していただければお返しいたします。 一言くださると嬉しいです。」 出身:北国(リゼマイヤ)の有力貴族の生まれ 身長:172㎝ 体重:60前後 好きな物:ハーブ、酒 苦手な物:辛い物(酒は除く) 殺意:花粉 補足:医者を志す彼は、控えめながらも図太い芯を持つ。 良く言えば真面目、悪く言えば頑固。 ある日を境に人が触ったもしくは作った食べ物を極力避けていたが、 最近は落ち着き、野営の食事に少しずつ慣れている。 嫌悪を抱くものには口が悪くなるが、基本穏やかである。 ちなみに重度の花粉症。 趣味はハーブ系、柑橘系のアロマ香水調合。 医者を目指す故に保健委員会ではないが、 保健室の先輩方の手伝いをしたり、逃げる患者を仕留める様子が見られる。 悪友と交換した「高級煙管」を常に持ち、煙草を吸う悪い子になりました。
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。
《新入生》ウェルカ・ラティエンヌ
 アークライト Lv15 / 王様・貴族 Rank 1
■身長:152cm ■実年齢:14歳 ■髪形:腰までのストレートロング ■容貌:ややたれ目気味の目元の、大人しそうな容貌の美少女 ■体型:身長は小柄ながら、バストやヒップはかなり大きく、非常に発育は良いが、ウェストや手足等は細めの、極端な体型 ■性格:基本的には内向的で大人しく、穏やかな性格だが、金銭面には非常に厳しく、利害が絡むと冷酷になる面も ■コンプレックス:桁違いに豊満な上、未だに発育途上の胸/[誕生日]の時点で、既に120cmに届くとのこと ■体質:体重が増えるときは、その殆どが胸に集まり、痩せるときは他から痩せるタイプ ■服装:背中の開いたドレス/色は特に決まっておらず、気分次第で変えている ■特技:経営・商売に関連する豊富な知識/一通りの礼儀作法/実は家事全般
《不屈愛の雅竜天子》ミサオ・ミサオ
 ドラゴニア Lv18 / 魔王・覇王 Rank 1
「ミサオ・ミサオ。変な名前だろう。 この名前は誰よりも大切なあの子からもらったんだ。」 名前はミサオ・ミサオ。無論本名なわけがない。 外見年齢は20代、本年齢は不明。 本人曰く100越えてんじゃないの、だとか。 職業はギャンブラー。 学園に入る前は彫刻師、薬売りなどいくつか手に職を持っていた。 魔王コースを選んだのは、ここが楽だと思ったからだそうだ。 遠慮なくしごいてくれ。 性格はマイペースで掴み所がなく飄々としており、基本滅多に怒ることがない。 面白そうなことや仲の良い友人が居れば面白そうだとついて行き、 好きな人や大切な人にはドロドロに甘やかし、自身の存在を深く刻み付け、 飽きてしまえば存在を忘れて平然と見捨てる外道丸。 いい子には悪いことを教えたり賭け事で金を巻き上げ、 そして悪友のオズワルドや先輩先生にこってり絞られる。 恋愛したい恋人欲しいと言っているが、一途で誰も恋人を作ろうとしない。 たくさん養ってくれる人大好き。 趣味は煙草と賭け事。 特技は煙草芸、飲み比べ、彫刻。
《新入生》アルバリ・サダルメリク
 エリアル Lv13 / 黒幕・暗躍 Rank 1
【外見】 糸目だが開いた目をよく見ると緑色 黒い短髪 エルフ系エリアル 見た目怪しい中国人 【性格】 腹黒守銭奴 お金をくれるなら大体なんでもやってくれる いつもなにか含みがある事を言ってる 金を稼ぐのは最早趣味 『口調』 ~ヨ、~ネ。 エセ中国人風 【服装】 中華系の袖の広い服を好んで来ている。 ※アドリブ大歓迎!

解説 Explan

 エルメラルダの村へ赴き、一時間ほど歩いたところにある森の中で『クレリマ草』という薬草を10株採取し、村の薬師に渡せば成功となります。
 例の森は濃霧で非常に視界が悪く、気を付けないと遭難することもある危険な森です。移動の際は様々な対策を講じる必要があるでしょう。
 目的の薬草である『クレリマ草』ですが、採取して2時間で傷む上、『似せ赤葉』という非常によく似た毒草もあるので気を付けてください。尚、スコップや袋など採取に必要な最低限の道具は学園から貸与されますので、無理にプランに書かなくて大丈夫です。また『似せ赤葉』は毒草ですが、食べない限りは危険はありません。
 森にはゴブリンが出没するという情報が入っていますが、どの辺りにどれだけの数が現れるか分かっていません。様々な対策が考えられますが、なるべく戦わないようにするのが賢明でしょう。
 プロローグにはない情報ですが、出発前に名無しの女性教師に三つだけ質問することができます。質問の内容は自由です。シナリオの成功に繋げる為に必要な質問も可能ですが、それはよく考えてプランを練る必要があるでしょう。
 最後に、本当にどうしようもなく危険な状況に陥った時のみ、この名無しの女性教師がこっそり助けてくれます。然し、課題の最中は基本的にこの女性教師とかかわることができません。また彼女に助けられた場合、『生徒達だけの力で課題を成功させることができなかった』と判定され、目標の成否にかかわらず失敗となります。


作者コメント Comment
 皆様初めまして。私は機百と申します。
 私なりに『フトゥールム・スクエア』で出されるような課題を考え、色々とアイデアを練りこんだ結果、割とガチな方向性のシナリオになってしまいました。
 この謎の女性教師が言うように、自信のない方は決して無理をしないで、別のGMさんのシナリオを探しましょう。もし挑まれるのであれば、プロローグをよく読まれた上で、そこそこに気合を入れて挑んでみてください。
 余談ですが、この名無しの女性教師には名前と多少の設定はありますが、プロローグに必要な情報ではなく、飽くまでお助けキャラに過ぎないため今回は省かせていただきました。まあ、十分にキャラが立っているような気もしますが……。

 それでは、後悔なき最善の選択を。


個人成績表 Report
レアン・フレイン 個人成績:

獲得経験:108 = 90全体 + 18個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【目的】
薬草をちゃんと持って行き教師をぎゃふんと言わせる

【行動・心情】
くっそ、あの教師
俺達がクリア出来ないと思ってやがるな
絶対クリアしてぎゃふんと言われてやる

とりあえず、皆の匂いは覚えておいて迷子になっても探せるようにはしておくか

あ?誰が金の犬ッコロだ
殴るぞ?

森の中入ったら地道に掘って探すしかねぇな
掘って『嗅覚強化』で匂いを嗅いでの繰り返しだ

ま、体力には自信はあるからな
やってやるよ

通ってきた道には「カラフル糸セット」を結んでおくぜ

ゴブリンが出てきたら俺の番だな
俺が相手してやる

とはいえ制限時間はあるな
薬草を見つけて30分でとりあえず糸と匂いを辿って撤退はするぜ
最低でも一つは持ち帰りたいからな

オズワルド・アンダーソン 個人成績:

獲得経験:108 = 90全体 + 18個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【心情】
こういう難しい課題はわくわくしますね。
正直なところ、あの草にとても興味がありましたし、
こう見えて毒にはうるさいんです、僕はね。

【流れ】
森の入口近くの開けた場所を運搬組の合流場所に『テント』張って目印を作成。
薬草の捜索を開始、迷子対策に仲間の糸セットで印を付けます。
迷子の時は木についた目印をもとに方向の把握し向かいます。

一旦村に帰還して準備し、捜索・採取に取り掛かり、
時間を考え、採取したらすぐ合流場所に運びます。
質問の傷むタイミング次第で捜索は数回に分けて行う予定。

【質問】
「移動手段に[箒][馬]等の使用は可能か」
「薬草の傷み始める条件」
「霧の具体的な濃度&影響」
主に薬草に注目します。

チョウザ・コナミ 個人成績:

獲得経験:135 = 90全体 + 45個別
獲得報酬:3000 = 2000全体 + 1000個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
何か変な草あるって聞いてモブの野次馬根性で見に来た。
ザコちゃん商家の天使様(ウェルカ)と取れた草時々持ってき運搬するねぇ?

やたら霧濃くて道に迷い遭難も有り得るし、道中の木には【カラフル糸セット】を赤、赤、黄、青って感じの順で結んどいて目印に。順番を逆転逆走すれば帰り道もたどれるしね。
採取してたり済んだりな周辺にはまた別の色巻いて目印しとくね。

採取のお手伝いしつつも【聴覚強化Ⅰ】な【聞き耳】立てといて、奇襲襲撃の警戒は緩めないで。
もしバレちゃって接近されたら【挑発】かまして気引いて、奇襲は避けられるよーに。

ある程度草集まったら時々運搬運びして、折角だし毒草も見つかったら武器の棒に擦り付けとこ。

ウェルカ・ラティエンヌ 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:270 = 90全体 + 180個別
獲得報酬:6000 = 2000全体 + 4000個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
成程、これは難題ですわね。

[探索役][運搬役]の2班体制ですわね。
私は[運搬役]に入らせていただきますわ。

[森]の中にいる間は、主に[危険察知Ⅰ]で[ゴブリン]や[他の危険]を警戒しつつ探索しますわ。
濡れた地面ですから、どの様な危険が有るかも解りませんし。
霧の中の[赤い草]でしたら、それなりに目立ちそうです。

[最初の薬草]を回収し、30分程時間が経過したら[運搬役]として移動開始ですわ。
無事に村に届けたら、すぐに[森]に戻りませんと。

迷わない様[目印]を辿って往復、[合流地点の目印]も見落とさない様気を付けないといけませんわね。
1日で揃わない様であれば、必要なら揃うまで出直して捜索継続ですわ。

ミサオ・ミサオ 個人成績:

獲得経験:108 = 90全体 + 18個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
『心情』
いやまさか悪友の君…オズワルドに呼ばれるとは思わなかったよ。
全然暇だし、借りを作るのも悪くない。

『役割』
自分は採集係と敵に遭遇した時の時間稼ぎやりましょか。
「威圧感」「殴打の構え」で敵を怯ませてから「龍の翼」で逃げましょね。
逃走不可避であれば「暴君誕生」で1体殺せたらええね。


『行動』
数回に分けて草の捜索・採集を繰り返しましょうか。
薬草の捜索を開始、迷子対策に手元にある「カラフル糸セット」で
木々に印を付け回りながら草を探し、
見つけても一旦戻って準備してから採取。

迷子の時は木々についた目印をもとに方向の把握し向かうよ。
採集した草はすぐに合流場所に運んで運搬係に運んでもらいましょ。

アルバリ・サダルメリク 個人成績:

獲得経験:108 = 90全体 + 18個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【目的】
薬草を10個傷まないうちに持って帰る
毒草をがめる

【行動・心情】
アイヤー!
薬草10個でこの額ネ?
ワタシ頑張るヨー!

…それに、いらない毒草はまた別の使い道があるネ
捨てる神あれば拾う神ありヨ

何個か毒草もがめて売りさばくのもありネ
ダメならダメで報酬が入る

一石二鳥ネ

森に入ったら霧に乗じて『隠密』『沈黙影縫』で移動するヨ
視界を考えたら飛び道具や音が出る武器は余り好ましくなさそうネ
敵を見かけたら「果物ナイフ」で急所を狙うヨ

アイヤー、ワタシとこの状況で手合わせなんてアナタツイテナイ
折角だから毒草がどれくらいの毒なのかゴブリン相手に試させて貰うネ

薬草で報酬
毒草で売りさばき
毒を試す敵も居る

一石三鳥だったネ

リザルト Result

●無情な答え
 それは、出発する前の学園の教室でのこと。
 奇妙な女性教師が与えたこの課題。様々な工夫を凝らして計画を立てなければ、とても成し遂げられるものではない。その為にも、幾つかの疑問を解消して行動方針を定める必要があった。
 最初に【ウェルカ・ラティエンヌ】が一つ目の質問を尋ねた。
「移動手段として馬、または箒は使えるのでしょうか?」
「いい質問だ。あの辺りは木の根が多く、かなりの悪路で馬は無理だ。箒は尚の事駄目だな。あれはお前が思っている以上に魔力を多量に消耗する。学園内で使っても相当なものだ。もしあそこで魔力切れでも起こしたら行き倒れるなァ」
 少しでも森と村を行き来する時間を短縮できればと思ったが、やはり甘くはないようだ。ウェルカは目を瞑って唸った。
 次に【オズワルド・アンダーソン】が挙手した。
「クレリマ草は採取すると傷むとのことですが、傷み始める具体的な条件は何でしょうか?」
「非常に弱い、と言った筈だがなァ? あれは唯触れただけでも著しく衰弱するし、まして一瞬でも根っこを露出させれば、後はどうやっても傷みは止まらない」
 これは悪い意味で予想以上の答えだった。オズワルドを含む6人の生徒が表情をこわばらせる。
 クレリマ草と判別したら一度埋めなおし、後で改めて採取する。そんな提案もあったのだが、こうなると森での行動方針自体を大きく変える必要があった。最低限、見つけてもすぐに手を付けないようにするしかない。
「では最後に、霧の濃度とそれによる他の影響をより子細に教えてくださいますか」
 軽く頭を押さえつつ、ウェルカは三つ目の質問を聞いた。
「地元の狩人曰く、13~15歩ほど離れれば殆ど姿が見えなくなるらしい。木々は4~5歩程の間隔で伸びているから、木々を伝う分には問題ないだろう。後は……足跡が残りやすいことと、少し臭いが嗅ぎ辛いといったところか。無論、クレリマ草の臭いを判別する分に差し支えないがな」
 気を付けて歩く分には問題はないかもしれない。ゴブリンと戦うことになったらまずいが、それはゴブリンにも言えることである。先にゴブリンを察知することができたら、先手を取るのも隠れるのも容易くなるだろう。
 だが、臭いの話が出てきた時に【レアン・フレイン】はピクリと眉をつり上げた。
(嫌がらせか!? くっそ)
 レアンは主に臭いを頼りにこの霧の森を歩くつもりでいた。無論、嗅ぎ辛くなるだけで全く分からなくなるわけではないが、レアンは女性教師の言葉に更に苛立った。
 きっとこの女性教師は、到底達成できないような無理難題を押し付けているに違いない。だからこそレアンはこの課題を達成して、この女性教師をぎゃふんと言わせてやろうと、より強く決意を固めていた。

●命繋ぐ糸
 エルメラルダに朝日がもう少し昇ってきた頃、一行は例の森に到着した。
 ここまでの道のりで白い霧が徐々に立ち込めてきていたが、森の入り口とされる場所から確かに濃密な霧に満ちていた。ここからは、事前に打ち合わせていた通りに事を進めなければ、最悪の場合遭難してしまうだろう。
「そっち、もっと引っ張ってください!」
「こんなもんか?」
「よし、このままでもう少し動かないで下さい」
「分かった。然しオズワルド、キミに呼ばれるとは思わなかったな」
「あっさり快諾してくれるとも思いませんでしたが」
「借りを作るのも悪くないからな」
 出発の前。オズワルドは、持参したテントを【ミサオ・ミサオ】と共に設営していた。二人はいわゆる悪友という間柄だが、かつてミサオに命を救われたことがあった。それが今のオズワルドとなるきっかけとなったことを、ミサオは知っている。
「いーい? 赤・赤・青・黄の順で結ぶんだよぉ?」
 ウェルカと共に、霧の森を探索する【チョウザ・コナミ】が、あらかじめ多めに持ち込んでいた『カラフル糸セット』を他の仲間に渡し、糸を見せつけながら再度説明した。
 チョウザは森の中を移動するための目印として、『カラフル糸セット』を使うことに賛成していた。糸を木々に括り付けていけば、濃霧の中でも目立つ目印になると考えたからだ。そして糸の色に種類があるのなら、結ぶ糸の色に規則性を持たせてもいい。チョウザの提案は、結ぶ順にパターンを作ることで逆走を防ぎ、他の色の糸はクレリマ草のある辺りの目印に使う。これで、濃霧の森を歩きやすくなることだろう。

 テントの設営を終えた後、一行は静寂に満ちた霧の森を進んでいた。
 あの女性教師の言う通り、霧があまりに濃く、非常に見通しが悪かった。事前に対策を練っておかないと誰でも遭難してしまうことだろう。
 それだけではない。この辺りでゴブリンが出没したという情報も入っている。だが目的はクレリマ草の採取であるため、無用な戦闘は極力回避したい。その為、一行は周囲の物音に常に細心の注意を払いながら、クレリマ草を探していた。
「黄色でヨロシ?」
「あー正解」
 【アルバリ・サダルメリク】がチョウザに確認をとると、言われた通りに黄色の糸を木に括り付けた。この課題を受けた一行の中でも、アルバリは特に気配を殺しながら移動していた。 黒幕・暗躍コースの面目躍如といったところだろう。唯、アルバリの目的に少々邪なものを感じ取れるが、それは誰も気にしていなかった。
 そんな時である。
「あれは……?」
 しばらく探索しているうちに、聞いた通りの真っ赤な葉を伸ばした薬草が、3株連なって伸びているのを見つけた。
 だがここで慌ててはならない。クレリマ草には『似せ赤葉』という非常によく似た毒草がある。これを判別する方法は、掘って根っこの臭いを嗅ぐことだけしかない。
 そしてもう一つ。この課題の最大の肝となるクレリマ草の傷みやすさである。埋め戻すという案が使えなくなった以上『今は』手を付けず、他のクレリマ草と思わしき薬草が生えている場所を複数探してから掘る。これ以外に良案はなかった。
「てか何で2時間で駄目になるんだろーね」
「非常に弱いとは聞きましたけれど、そうですよね」
 チョウザのつぶやきに、ウェルカは頷いて同意した。
 クレリマ草が具体的にどのようにダメになってしまうのか。クレリマ草を欲する薬師なら知っているだろう。チョウザはそんな珍しい薬草に興味を持ちながら、この辺りの木に白い糸を括り付けた。
 その時だった。
「何か、足音と息遣いが聞こえます。注意を」
 ウェルカが仲間に警戒を促し、音の聞こえる方向へと指をさす。
「――!?」
 やがて白い霧の中から、何かが姿を現した。
 小人のような小さな体躯の魔物。ゴブリンだ。その手には粗末な棍棒を握りしめていた。
 だが、このゴブリンは1体だけしかおらず、しかも、一行の存在に今気づいて及び腰になっていた。多分、このゴブリンにとって想定外の事態だったのだろう。
「だからって、容赦してやれないからな!」
 ミサオが魔王の『威圧感』を発揮すると同時に龍の翼をはためかせて飛び上がり、木の棒を高らかに構えて振り下ろした。すると。
「――っ!!」
 一匹だけのゴブリンはミサオの姿に怖気づき、甲高い悲鳴を上げて一目散に逃げだしたのだ。
 とりあえずは無用な戦闘を回避することはできた。だが、あの悲鳴を聞いた他のゴブリンがここに殺到してくるかもしれない。長居は禁物だった。
 そして一行は、更なるクレリマ草を探して霧の森の奥へ進んでいった。

●似せ赤葉の毒
 それから暫く時間が経ち、一行はクレリマ草と思わしき薬草が生えている場所を4か所見つけた。想定では30分で森から出て運ぶつもりだ。そうなると、一度に掘り起こせるのは3か所くらいだろう。
「匂いだったら任せとけよ」
 レアンとアルバリが中心となって、クレリマ草と思わしき薬草を掘ると、慎重に根の臭いを嗅いた。他の仲間は周囲の物音などに最大限の注意を向けていだ。
「……どうですか?」
「ばっちりだ。こいつは匂いが甘酸っぱいぜ」
 オズワルドの問いに、レアンはにっと笑って答えた。レアンが採取したのは、間違いなくクレリマ草ということである。
 一方で、アルバリは臭いを嗅ぎながら眉をゆがめていた。
「これは何もしないネ。多分これ、似せ赤葉ヨ」
「んー……あぁ、そのようだな」
 ミサオの顔の前に、似せ赤葉と思わしき毒草の根を突きつける。これは確かに甘酸っぱい匂いがしなかった。
 これでようやくクレリマ草を1株確保することができた。一行はすぐに次の場所へ向かった。

 それから、3か所目の場所で見つけた薬草は、1株だけがクレリマ草だった。これで3株見つけたことになる。
 そして、最初のクレリマ草を掘り起こしてから30分になろうとしていた。
「クレリマ草をください、急いで持っていきます!」
「それじゃ、また後でねーえ?」
 ウェルカは3株のクレリマ草を受け取ると、チョウザと共に木々の目印の糸の色を逆に辿りながら、森の入口へ向かっていった。ウェルカの考えは、自分とチョウザでクレリマ草の運搬役に徹する事だった。森から村まで徒歩で1時間、往復で2時間となる。それなら、クレリマ草を探す役とそれを運ぶ役に分かれた方が時間効率は良くなるはずだ。
「お気をつけて!」
 クレリマ草の探索に徹した4人はウェルカとチョウザを見送った。すると、後ろから微かに足音が聞こえてきた。少し前の時は一匹のゴブリンだったが、今回は明らかに足音が多かった。
 4人は武器を構え、足音が聞こえてくる方向を見やる。そして、うっすらと3体のゴブリンが見えると同時に、オズワルドはプチマドの玉を放ち、レアンは解放されたバネの如くゴブリンに飛び掛かった。
『――!!?』
 先手を打たれたゴブリンは1体が吹き飛び、もう1体が地に伏した。
 運よくここで倒れなかったゴブリンは子供のように地団駄を踏むと、木の棒を振り上げて襲い掛かってきた。
「アナタ実験台ヨ。ツイテナイネ」
 霧に紛れるようにして素早く飛び込んだアルバリが、果物ナイフで襲い掛かってきたゴブリンを一突きにした。だが、急所を定めた一撃のつもりだったが、ゴブリンは偶然にも身をひねってしまい、肩に切り傷を作りながら転倒してしまった。
 それでもアルバリはにやりと笑いつつ、自らの果物ナイフの刃を舐めるように見つめた。この果物ナイフに似せ赤葉の毒を塗り付けていたのである。
 すると突然、『ゴ、ゴゴゴ、ゴゴゴゴルゴリュリュルリュッ』と、地響きと例えるにはあまりにも素っ頓狂な音が聞こえてきた。音の源は、アルバリが斬りつけたゴブリンからだった。
 するとそのゴブリン、素早く立ち上がると猫背になって、右手でお腹を押さえ、左手でお尻を力強く抑えていた。その顔色はあまりに青ざめており、この世の終わりを知らされてもこうはならないだろう。
 そして、『ピー! ズゴゴゴゴロゴロ!!』と壮絶な音がするとゴブリンの背筋がピンと伸び、情けない恰好のまま逃げ出し霧の森の奥へと消えてしまった。4人は完全に呆気にとられ、一連の様子を始終まで見続けてしまった。
 確かに似せ赤葉は毒草だと聞いていた。唯、思っていた毒とは幾らか性質が異なっていたということだった。
「……えぐいな」
「……そうだな」
 レアンの言葉にミサオが同意した。ゴブリンは魔物であり倒すべき敵だが、然し4人は微妙に複雑な気分になった。
 尚、後に聞いた話によると、似せ赤葉は下剤の原料として使われていた時代があったという。

 一方で、チョウザとウェルカは、クレリマ草が入った鞄を抱えて村へ急いでいた。
 できることなら箒を使って急ぎたいが、何しろ魔力を大きく消耗するのだ。無暗に使えない以上、ここぞという時の為に取っておきたい。
「気配はしないけどーぉ」
「油断は大敵です」
 チョウザは採取した似せ赤葉を、自分のひのきの棒の先端に括り付けていた。森と村を行き来している最中にゴブリンに出くわすことを考え、毒草である似せ赤葉を利用することを考えていた。いざとなったらこれで、ゴブリンの口に押し込むように突くのだ。
 然しチョウザもウェルカも、似せ赤葉の毒がどういうものかまだ知らない。

●日が傾き
 それから、レアン・オズワルド・ミサオ・アルバリの4人は霧の森でクレリマ草の探索と採取を行い、チョウザとウェルカは森の入り口の拠点のテントに置かれたクレリマ草をもって森と村を行き来した。
 ただ単純にクレリマ草を採取するのではなく、チョウザとウェルカが受け取ってから暫くはクレリマ草のある場所を幾つか探しておく。次に、チョウザとウェルカが森の入り口へ戻る頃合いを見計らってクレリマ草を採取し、設営したテントに置いておく。そうすれば、チョウザとウェルカは速やかにクレリマ草を届けることができる、ということだ。この方法なら、時間こそかかるものの目的である10株の採取も不可能ではなくなる。
 唯、時間がかかるということは、それだけ疲れも溜まってくる。レアン・オズワルド・ミサオ・アルバリの4人は過酷な霧の森で体力と気力をすり減らし、チョウザとウェルカも森と村の間の悪路をずっと歩き続けなければならなかった。
 気が付けば日が大きく傾いていた。暗くなる前にこの森を出なければいよいよ遭難してしまうだろう。

「こいつだ! 最後!!」
 ミサオが掘った薬草をレアンが根の臭いを嗅いで確かめ、そしてようやく10株目のクレリマ草を見つけた。後は、採取したばかりの2株のクレリマ草を森の入り口まで届ければいい。
 だが、安堵できたのは束の間だった。周囲を警戒していたアルバリが、ゴブリン特有の不快な臭いと多くの雑踏を聞いた。多分、7~8匹くらいだろうか。
 頑張れば勝てない数ではない。また息を潜めてやり過ごす手もある。だが、ここで半端に足止めを食らっては、やっと見つけたクレリマ草の傷みが進行してしまう。
 迷える暇はない。
 するとミサオが、霧の向こうを警戒するオズワルドの肩に手を置きながら言った。
「なあ、オレが面倒な役を買って出る主義だとよく知っているだろ?」
「何を言って……?」
「ちょっと騒げば、一人くらいは先に行かせられると思ったんだ」
「まさか!」
 このやり取りでミサオの考えを察したレアンとアルバリは、オズワルドにクレリマ草を手渡した。
「舎弟を助けるのは当然だからな」
「あの毒をもう少し試させて欲しいネ? 実験体が沢山来て嬉しいアル」
 提案したミサオ、やる気満々のレアン、不敵な笑みを浮かべるアルバリ。3人の固い意思は目に宿っていた。
 やむなくオズワルドは折れて、2株のクレリマ草を鞄にしまい込んだ。
「……分かりました。ですが、怪我して帰ってきたら、覚えててくださいよ!」
 そう言うと、オズワルドは木に結び付けた糸を頼りにし、やがて白い霧の奥へ消えた。
 これでいい。ミサオは彼の背を見送ると安心して笑い、やがて現れた群れのゴブリンの前に立ちはだかった。

『――っ!?』

「これで借り二つ。面白くなってきたな」
「さて、お前らにゃ八つ当たりに付き合ってもらうぜ!」
「ところでレアン、舎弟って何の事ヨ?」
 そして、3人は驚いているゴブリン目掛けて飛び込んでいった。

 それから暫くした後、日が沈みかかってきた頃、チョウザとウェルカは森の入り口のテントで待機していた。
 テントにクレリマ草は置いてなかった。即ちまだ森の中で探しているということなのだが、それにしては時間がかかっている。
 こうなったら自分達から合流しよう。そう考えると同時に、森の奥からオズワルドが姿を現した。
「あの3人がいないけどーぉ?」
「必ず来ます! それより、お願いします」
 オズワルドが差し出した2株のクレリマ草を、ウェルカは黙って頷いて受け取ると、二人は村へ駆けるように急いだ。
(胸が重くて、バランスが……!)
 できる限り急ぎたいところだが、ウェルカは二つの巨大な重りからくる痛みに顔をしかめていた。

 やがて、6人でクレリマ草を10株届けるという難事を無事に成し遂げ、一行は村で合流した。

●思わぬ真相
 その後。ほぼ日が沈んだ刻のエルメラルダの薬屋にて。
 一行が中に入ると、何故かあの女性教師がいた。
「くくっ、お前達ならやり遂げてくれると信じていたよ」
 どうしてここにいるのかと尋ねる前に女性教師は言った。
「一部始終を見なければ採点できまい? 危うい点も多かったが、人数を考えれば及第点としておこう。ところでお前達。クレリマ草を10株集めて作る薬が何なのか、気にならなかったのか?」
 指摘されて6人は互いに顔を見合わせた。だが、この課題にそんな事を考える余裕はなかっただろう。
 するとここで、薬師が説明を始めた。
「エルメラルダで採れるクレリマ草から精製する目薬は、目のあらゆる症状を治せる特産品なんですよ。何でも、コルネ先生が山のような書類仕事に追われてひどく疲れていたそうで、この方が目薬の作成を依頼したのです」
「コルネ先生の為に頑張れ、と言わなかったら、どんな可能性を見せてくれるか期待していたのでなァ」
 返す言葉が見つからない。唯、6人は余計に疲れるしかなかった。
「とは言え、お前達の可能性がこの目薬を生み出したのだ。学園に戻ったら、コルネ先生に渡してくれ」
 女性教師のその手には、出来たばかりのクレリマの目薬があった。

 尚、アルバリが密かに集めていた似せ赤葉は2時間で傷んでしまったという。



課題評価
課題経験:90
課題報酬:2000
懐疑せし迷霧の薬毒
執筆:機百 GM


《懐疑せし迷霧の薬毒》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《勇往邁進》 レアン・フレイン (No 1) 2019-03-18 00:51:48
くそっ、あの教師!
絶対俺達がクリア出来ないって思ってるぜ。
やってやろうじゃねぇか。
あの教師の吠え面をかかせてやろうぜ。

と、初めまして、だったよな。
武神・無双コース所属。
金狼のルネサンス、レアン・フレインだ。

…誰だ、金の犬ッコロって言った奴。
覚えてろよ。

…あー、とりあえずだ。
嗅覚にはそれなりに自信はあるから根を掘って嗅げばいいんだろ?

それくらいならお安いご用だ。
体力もそれなりにあるしな。

問題はハズレを引くと時間ロスって事だが…。
こればかりは運もあるしな。

地道に頑張るしかねぇな。

そんじゃま、ヨロシク。


《勇往邁進》 レアン・フレイン (No 2) 2019-03-18 00:58:29
いや、全然初めましてじゃねぇな。
ケルベロスの引っ越しの時は二人共ドーモ。

悪いな、普通に初めましてのていで挨拶しちまったわ。

《比翼連理の誓い》 オズワルド・アンダーソン (No 3) 2019-03-18 13:32:08
そうですね、チョウザさんとはほかの件でもお世話になりましたが。
レアンさんはケルベロスの件でお世話になりましたね。
またご一緒できてとても嬉しく思います。
どうぞ、よろしくお願いしますね。

僕はこう見えて要領が悪いので
先生の話から軽くまとめたものを置きますね。

目的:『クレリマ草』という薬草を10株採取→村長に届ける。

クレリマ草:大きいもので約45cmほど伸びる赤い葉が目印。
リンゴの木の根元に生えやすいが、『似せ赤葉』という似た植物が存在する。
傷つけないように掘って、根の臭いを嗅ぐことで見分けることができる。
ただし傷つきやすく、採取しても2時間で傷んでしまう。

森:村から一時間ほど歩いた先にある森。
濃霧で非常に視界が悪く、遭難する危険性有り。
また、森にゴブリンはいるが具体的な数は不明。
後日に先輩方が倒す他、効率を考えると無理に全てを倒す必要はない。

その他:スコップや袋など採取に必要な最低限の道具を借りれる。
依頼を出した先生に3つ質問することが可能。

今のところわかる範囲はこれくらいで大丈夫でしょうか。

《比翼連理の誓い》 オズワルド・アンダーソン (No 4) 2019-03-18 13:40:28
着目する点がいくつかありますね。

・村と森の距離が歩きで1時間かかること。
・クレリマ草と似せ赤葉がそっくりで、見分けるには掘って根元の臭いを嗅ぐこと。
・森も霧に包まれてることからゴブリンによる奇襲、戦闘の可能性有り。
・先生への3つの質問。

うーん、ちょっとこれは難しいな。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 5) 2019-03-18 17:23:26
皆様、初めまして、もしくはご機嫌良う。
王様・貴族コース専攻のウェルカ・ラティエンヌと申します。
宜しくお願い致しますわ。

オズワルド様は、纏めの作成有難う御座います。

まず、「クレリマ草が傷むまで、掘り起こしてから2時間」「森から村まで1時間」ですから、仮に「単純に探す場合」ですと、「[1個目]を掘り起こしてから1時間以内に[残り9個]を探して確保、森から出る」必要が有りますから、一つ探すのに「6分強」程度しか使えませんので、これでは無理が有りますわ。
ただ、記載されている条件を見る限り「日数」や「回数」の指定は御座いませんから、仮に「[1日]で片付ける」想定としても、

[7時頃村を出発]→
[8時頃から捜索(便宜上3時間として11時終了)]→
[12時頃に村]→
[13時頃から再度村を出発]→
[14時頃から再度捜索]

以上の様な流れで、「2回に分けて捜索する」ことは出来ますわ。
また、「探し方」ですが、「[赤い葉]を発見」→「掘って調べる」→「本物なら埋め戻し、[印]をつけて次を捜索」の様な形が出来れば、「[最初の掘り起こし]から[帰還]までの時間」を短縮出来そうですわね。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 6) 2019-03-18 17:38:54
また、「複数回の探索」が難しいようであれば、「1~2名を運搬役に充てる」方法が考えられますわね。
流れとしては、「最初は全員で捜索」→「或る程度の数が見つかった時点で順に掘り起こしつつ皆で[森の外]へ」→「[運搬役]が村へ運び往復/その間に残りのメンバーが[森の違う場所]を捜索」→「再度[森の入口]で[運搬役]と合流し[新しく発見した草]を渡す(ここで[交替]しても良い)」と、大体この様な形の繰り返しになりますわね。

「捜索の効率」だけを考えるのであれば、手分けしたいところでは有りますが、「遭難の危険」「ゴブリンとの遭遇」を考えますと、[森の中]では出来るだけ纏まって動いた方が良さそうでしょうか?

後は一応、「捜索の効率」の為に「村で[森の地形]を教えてもらう/[現地の者でも遭難することが偶にある]という記述が有る為、ゴブリンの件が無ければ出入りする人が居る筈」、「往復の手段」として「[馬]や[箒]を借りる」といったことが可能であれば、色々と効率化は出来るでしょうが、「使える」と書かれていない以上、基本的には難しいと思われますわ。

「先生への3つの質問」については、「或る程度の案が出た後で[それが可能か][より効率化する為の方法が使えるか]などを尋ねてみる」のが良いと思いますわ。
あとは、情報が少ない分[案]が纏め辛い「ゴブリンの避け方」で何か有れば、でしょうか?

御検討いただけますと、幸いですわ。
まだお時間は有りますし、他の組み立ても考えてみますわね。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 7) 2019-03-19 02:17:59
ゴブリンが出没する場所にモブが引き寄せられるのか、モブがいるからゴブリンが出没するのか。
うっかり出遅れつつそんなどうでも因果の疑問を置いていくモブのザコちゃんであった。

諸々のお纏め列記ありがと。
ザコちゃんも採取専念組と時々運搬組とで分けるのが1番良き良きかなーって思い考えはしたー…んだけどぉ。
草の痛みとかなんとかを考えっと。一つ目見つけてから帰路分で猶予一時間もないしねぇ。

そーなってくっと、運搬組の道中と再び採取組に合流するまで、が課題になるのかなーって。
ほら、仮に運搬中にゴブリンの奇襲襲撃あったら危険…もだけど時間をむしゃむしゃして葉っぱ痛む懸念可能性だし、
届けた後、採取組にうまく合流出来なかったら遭難迷子になるかもだし?
一応思い考えてるのは、森の入口から【カラフル糸セット】の糸を通った木に巻き付け結んどくと目印になっかなって。
【カラフルチョーク】で木に矢印…も考え思考したけど、濃霧が結露な水滴でべっちゃべちゃな位なら落ち消えかねないし?
行っていないとわかんない不透明だけど。

あ、あとはねぇ、ザコちゃんゴブリン出るかどうか【聴覚強化】な【聞き耳】で警戒しつつ、
いざ出たら【挑発】かまして採取組から遠ざけるくらいは検討考え中?そこは仮で。
討伐できた方がてっとり早いけど、そこはゆーしゃ様が参入加入で増えるか否か、どんなゆーしゃ様が来るか、で変わるし。

質問は森について聞くか、ゴブリンについて聞くか、毒草について聞くか…で変わるよねぇ。
っても、そこらは商家の天使様が言うよーに、もうちょっと決まり確定してからかなぁ。たぶん。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 8) 2019-03-19 17:06:44
チョウザ様の仰いますとおり、分担の問題点は「運搬組の道中と再び採取組に合流するまで」ですわね。
【カラフル糸セット】は、確実性も高く、非常に良い案だと思いますわ。
【カラフルチョーク】の方は、「矢印」の形が取れる分、「方角を間違える心配」にも対処出来ますから、扱えるのであれば組み合わせたいところですわね。
「【カラフルチョーク】の使用の可否」については、質問の枠が残るようであれば、「質問案件」に含めても良いかもしれませんわ。

あとは、「運搬中にゴブリンの襲撃が有る可能性」への対処、でしょうか?
「此方が少数」「相手の数が不明」という状況になるはずですから、この場合は「見つからない方法」か「見つかった時にすぐに逃げられる方法」を考えた方が良さそうですわね。

個人単位で出来そうなことですと、【白翼飛翔Ⅰ】による「短時間の飛行」ですかしら?
「木の高さ」や「霧の濃度」次第では有りますが、「緊急時に上から偵察する」ことは出来る可能性が有りますわ。
また、「運搬役」に回るのであれば、「ゴブリンと遭遇したら上に逃げる」ことは出来るかもしれませんわね。

《勇往邁進》 レアン・フレイン (No 9) 2019-03-20 01:44:55
>ウェルカ
あー、ウェルカは初めてだな。
宜しく(軽く手をあげて)

>オズ
オズはまとめありがとうな。
やることが中々多い。
人海戦術も取れないしな。

>チョウザ
えっと…(なんて呼ぶか未だ悩み)
ざ、ザコの【カラフル糸セット】はいい案だな。
結ぶだけなら手間もかからないし。

>役割
あー…なら俺は採取のがいいな。
敵と戦えそうだし。
何より『嗅覚強化』があるしな。
毒草の見分けがつく。

>村からの移動について
あの教師、『歩いて一時間』って言ってたかよな?
歩いて一時間って言う事はそれ以外の移動手段があるんじゃねぇか?
勘繰り過ぎかもしれないんだけどな。
なんとなく、喰えない教師だから含みがありそうな言い方だと思ってな。
ま、偏見なだけかもしれないが。

《比翼連理の誓い》 オズワルド・アンダーソン (No 10) 2019-03-20 21:11:09
【質問】
まだ早計ですが個人的に、
運搬で『箒・もしくは馬の使用は可能か』
薬草で『どのような行い、段階から傷み始めるか』ですかね。
摘んだら傷むと先生はおっしゃっていましたが、
調べるために掘って匂いを嗅ぐ時の場合傷み始めるのか気になります。

【迷子対策】
カラフル糸セットはいいですね。ゴチャゴチャにならないよう気を付けないといけませんね。
運搬組との合流については、なにか目印になる…合流する場所を作れないでしょうか。

僕も採取組で回るつもりです。
もしゴブリンの襲撃に合った場合、重力思念で彼らの判断力…もとい賢さを下げるくらいですかね。
ゴブリンを撒く際は最悪霧に頼るくらいしかないですね。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 11) 2019-03-20 21:41:32
ん、そったらザコちゃん、現状は時々運搬組のつもりでいたほーが良さげ?
変更あり可能性かもだけど、念頭には入れとくね。
草集まるまでは一応ザコちゃんも採取のお手伝いするのか、常に気張ってゴブリン警戒対応なのか、とかも考えなきゃだけど。

あー、摘んで2時間っても、空気に触れたら劣化…なら【荷物カバン】に入れるだけでもちょっとはましだろーし、
切り落としさえしなかったら、根本露出させてもギリギリまでおいとけんのか…とかも気になり案件だもんねぇ。
若干でも時間稼ぎには出来っかもだし。

てか一個思ってんのは、はずれ?の毒草、無駄無駄にしないで、武器に擦り付けたり、ゴブリンの口にねじ込めるなーって。
…流石に毒入りのがあっちも嫌じゃん?たぶん。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 12) 2019-03-20 21:52:54
>レアン様
はい、改めまして、宜しくお願い致しますわ。

>移動方法
確かに、可能性としては十分に考えられますわね。
「尋ねてみる」のは有りだと思いますわ。

>傷み始めるタイミング
言われて見れば成程、ですわね。
順当に考えますと、「傷み始める条件」は「根と地面が切り離される」か「一定時間外気に触れる」の何れかの可能性が高いとは思いますが、「最初に外気に触れた時点でアウト」でしたら、「埋め戻して時間稼ぎ」等の方法は採れないことになりますわ。

>質問内容
現時点で候補に挙がっているのは、このあたりでしょうか?

・移動手段に[箒][馬]等の使用は可能か
・薬草の傷み始める行為&タイミング
・霧の具体的な濃度&影響(【カラフルチョーク】の使用の可否等)

>集合場所
確かに、有れば有用だと思いますわ。
具体的な手段となりますと、「森の入口近くの[比較的開けた場所]を見つけて、他の[目印]と見分けのつく印を置く」あたりでしょうか?
[目印を両側に結ぶ][糸の色を変える][チョークで異なる印をつける]等、方法自体は何とかなりそうですわね。

>個人行動
それでは、私は現状希望の居ない「運搬役」を希望させていただきますわ。
狩りに遭遇しました場合、[飛行]で無事逃げ切れると良いのですが。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 13) 2019-03-20 21:56:40
済みません、記述が長くなっている間に、重なってしまったみたいですわね。
一応「運搬役」として希望を出させていただきましたが、何方でもだいじょうぶですわ。 

>毒草
確かに、上手く使えれば面白いですわね。
試してみる価値は有ると思いますわ。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 14) 2019-03-22 01:19:20
んー、別に運搬組二人でもいーんじゃん?
だって草集まるまでは四人体制で採取するわけだし。
なによりザコちゃんにしろ商家の天使様にしろ、一人だったらえげつい数のゴブリンに囲まれ包囲されちゃったら、ねぇ。
孤立する形だけはなるべく避けたいじゃん?場所も場所なんだし。

【カラフル糸セット】、何色あんのかわかんない不明だけど、採取したり集まったりの場所だけ色変えて、
それ以外の道中は数色を決まった法則で結ぶとかすりゃいーんじゃん?
なるべく逆転した時に同じ組み合わせの出ないよーな感じで。
例えば三色あるとして赤、赤、黄色、青、ってかんじで。そったら迷子になっても逆走しないかもだし?
ま、【カラフルチョーク】が使えたら色とかは分かればなんでもいんだけどね。

《不屈愛の雅竜天子》 ミサオ・ミサオ (No 15) 2019-03-22 15:23:23
やぁ。オズワルドから話を聞いて助太刀しに来たよ。
雑魚で申し訳ねぇが、よろしゅう頼んます。

一連の流れは把握したよ。
自分は怯ませてゴブリンの動きを止めるくらいしか役に立てないから
遭遇した時には魔王パワーで時間を稼ぐねぇ。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 16) 2019-03-22 18:06:46
ミサオ様、宜しくお願い致しますわ。

>運搬組
了解致しましたわ。
「探索班の人数不足」が気になっていたのですが、ミサオ様の御参加で、そのあたりの心配も不要になったみたいですし、これでしたら「運搬組2名」で大丈夫そうですわね。
それでは、2人目のつもりで準備させていただきますわ。

>迷子対策
「法則で対応する」のは良いと思いますわ。
その様な形でしたら、仮に逸れたとしても、「目印を探す」→「前後の印を探して[方向]を確認」で対応できますし。

>質問内容
出発が「25日/0時」ですから、「プランを書く時間」を考えますと、そろそろ「質問内容」も確定させておきたいですわね。
「移動手段に[箒][馬]等の使用は可能か」「薬草の傷み始める条件」の2つは、ほぼ確定で良さそうでしょうか?

《新入生》 アルバリ・サダルメリク (No 17) 2019-03-23 09:20:15
アイヤー、なんだか人手がご入り用?
商人の手くらいなら貸してあげるヨー。

…報酬高いしネ!

ウェルカさんとレダさんは久しぶり?
他の人は初めましてネ!

黒幕・暗躍コース所属。
エリアルの商人。
アルバリ・サダルメリクヨ。
何かお求めの際はアルバリ商会へ足を運んでネー♪

っと、本題本題。
ワタシは採取の方に行きたいネ。
採取、人手がある方が良さそうダシ。
何より毒草は良いネ!

捨てる神あれば拾う神あり。
毒草だった場合ワタシ持って帰るネー!
(※入る為のRP故シナリオ等のアイテム持ち帰れない云々は大丈夫です!)

ワタシ、『隠密』も『沈黙影縫』もあるからネ。
敵に見つからないで採取するなら持ってこいデショ?(満面の笑顔
『カラフル糸セット』はワタシも持って行くネ。

その方が効率的だしネ。

じゃあ、宜しくー♪

《比翼連理の誓い》 オズワルド・アンダーソン (No 18) 2019-03-24 21:02:04
今日が締め切りでこの時間ですし、これ以上誰か来ることは望めませんね。
チョウザさんとウェルカさんが運搬係、
僕とアルバリさん、ミサオ、レアンさんが採集ということですね。

んー。ほかの方が糸セット持っていくようですし、
集合場所の目印になるものを持っていこうかと思います。
…例えば「テント」とか。

毒草は食べない限り、ということは身体に入ってしまえば同じですね。
僕は今回の武器は杖で聴覚強化Ⅰ、リーラブ、
危険になった時の技能に通常反撃、プチマドを持っていきますね。

《比翼連理の誓い》 オズワルド・アンダーソン (No 19) 2019-03-24 21:21:09
3つ目の質問は、僕は特に思い当たる節がないので
以前に仰った「霧の具体的な濃度&影響」でよろしいかと。
これも聞きたいとかあれば一言欲しいですね。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 20) 2019-03-24 21:50:39
>オズワルド様
了解致しました、御回答有難う御座いますわ。

>質問
それでは、残り時間を鑑みて、「質問」を行いたいと思いますが、「書き方」からは「プランに書いて[事前質問]として扱える形」か、所謂[質問卓]の様に「此処で事前に回答していただける形」か、微妙ですわね。
一応、[仮のプラン]に[質問内容]を此方で記載した上で、「[質問卓]形式」を想定して【質問】の発言を行いますわね。
その上で、調整可能な[23:30頃]までにお返事をいただけなければ「プラン記載形式」と想定してそのまま出発、御回答いただけた場合は、内容に応じて調整させていただきますわ。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 21) 2019-03-24 21:52:15
●「先生への【質問】」

・移動手段に[箒][馬]等の使用は可能か
・薬草の傷み始める条件
・霧の具体的な濃度&影響

この形の解釈で問題無い様でしたら、御回答いただけますと幸いですわ。

《不屈愛の雅竜天子》 ミサオ・ミサオ (No 22) 2019-03-24 22:18:24
うん、ウェルカはありがとうねぇ。
オレぁも質問は特に問題はないと思っている。

持ち物は糸セットで、スキルは「威圧感」「殴打の構え」「暴君誕生」の3つを持っていくよ。
ドラゴニアは「竜の翼」「部分硬質化」があるから、
遭遇した場合にはなんとか時間稼いでみせるよぉ。


《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 23) 2019-03-24 22:29:52
人手は100人でも10人でも1人でもありがた大歓迎じゃん?歓待宴会のご準備はなしなしだけどご容赦ね。

ん、ザコちゃんは運搬組ーってのと、糸の巻き付けるなんやかんや的なこととかプランに書いとくねぇ。
あと、もし運搬中には奇襲受けないように警戒しとくーってのと、戦い避けられない流れなら【挑発】かまして気ひくとか。

でもって質問は商家の天使様がいう三つでおけまるちゃん?
ただ、ちょこっと勿体無いなのが、もし箒とか馬乗れたとしても、少なくともザコちゃんにはそのへんの技能心得ないんだよねぇ。
ひゅー、一人だけ歩き徒歩もありえる。

《新入生》 ウェルカ・ラティエンヌ (No 24) 2019-03-24 23:29:15
有難う御座いますわ。
それでは、元々「プラン記載型」の想定だったのか、時間的にギリギリ過ぎてお返事できなかったのかは解りませんが、「上記の3点」を「プラン(字数配分の関係で[ウィッシュプラン]の方)」に記載する形で出発させていただきますわね。

>騎乗スキル
実際のところ、私も修得しておりませんわね。
それぞれの「スキルの内容」が「動物に嫌われづらくなります」「少しだけ上手く飛べます」となっておりますこと等から、「スキル無しでも扱えはする」「あると上手に扱える」と解釈しておりましたわ。
何方か確定していれば、「修得してくる」という方法も検討しておりましたが、現状では難しいですわね。
「使えそうなら使う」くらいで良さそうですわ。


それでは皆様、改めまして、宜しくお願い致しますわ。
課題のクリア目指して、頑張って参りましょう。