「わしか!アグゼ・ドゥームだ!今後とも宜しく頼むぞ!」
外見:燃え上がるように上に立つツーブロック風の髪の毛、こめかみから頭を沿うように後頭部に向けて生える極太の赤い角、爛々と光るような橙の瞳、肩から指一本までキレイに整っている龍の皮膚、そして堂々たる巨体とそれを更に映えさせるようなムキマッチョなど、一見でも覚えられるような要素満載な見た目だいぶおっさん。 髭は口周りについていないが、顎からもみあげにかけてはボッサボサ。髪色と同じく赤色。 なお、顔のシワなどはほとんど見られない。
服装:上半身は何も着ておらず、下半身は五分袖程度の布切れ。大事な部分は褌で守られてる(?)。
性格:底無しの元気マン。 元気とやる気と気合と感覚、あと1握りの思考能力があればまあなんとかなると思っている。
最近の困り事は使命に必要な「物」を失くしたこと。
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かなりの辺境の山にある古龍族の小さな村出身。 この村はギルド設立前からあり、とりわけ武力がある男が多かった為、勢力拡大の被害を防いで今まで続く古い歴史を持っている。 その理由は成人後の男に課される村の掟にあった。 その内容は「墓石は大きな斧を模して己の手で作り上げ、死ぬ時まで持ち続けること」。 その斧の大きさに細かな言伝は無いが、絶対に両手斧と同等かそれ以上に作り上げられる。 その作った墓石である斧一本であらゆる戦闘をこなし、武勇を挙げ、死んだあとは斧頭を下にして立てて墓とした。 知る者は口を揃えて『墓斧族』と呼ぶ。 その墓斧族の1人。
村にも1人ギルド出身がいたが、それもおよそ1000年前の話である為、魔法に力を入れるという時代の流れに沿った事など辺境ゆえ露知らず、知見を広めたり交友関係を広げる目的で学園に入学し現在に至る。
なお、掟を破っても別にこれといった罰則に当たる事はない。 但し遥か昔から伝わる伝承である為、アグゼも大きな危機感は抱いている。
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