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ドラゴン輸送任務


ストーリー Story

 フトゥールム・スクエアから南、大陸を分断する大きな川を渡る橋の手前にあるのが、シュターニャの町だ。
 人口約六千人と、あまり多くの人はいないが、屈強な傭兵が集まる商売の町である。
 四季を通じて過ごしやすく、川から吹く風が気持ちがいい場所だった。
 ただ、この町にも一つ、大問題と呼べる欠点が存在する。
 十数年に一度起こる洪水被害だろう。
 この町に住んでいる大人ならば、一度は経験をしているはずだ。
 激しく雨が降り続いた時、それが起こると言われているが、今回それが起こりそうな雰囲気があった。
 あまり雨が降らないこの町で、シトシトと降り続く雨が今日で七日。
 川の水量としてもかなり上がっていて、決壊も時間の問題だと思われていた。
 それでも町に悲壮感はない。
 町に居る殆どの者が、手慣れた様に水没を防ぐ工夫をして、水没が起こるのを警戒している
 じつのところ、水による被害は殆どないのだが、その後起こる被害が想像を絶するのだ。
 水が引いた後には、生きた魚が大量に跳ね回るのは毎回のことで、店を休んだ分を取り戻そうと、総出で鳥漁るのが風習となっている。
 商魂たくましい商人の町らしいのだが、魚以外にも色々と変な物が流れて来たり、水生の魔物とかも打ち上げられたりするのだ。
 町に落ちている魚を拾おうとして、魔物に襲われることがしばしば……いや、頻繁に起こってしまう。
 だから今回も、フトゥールム・スクエアへの応援要請は届けられていた。
 出没予測がされた魔物は五体。
 一体目は、デビルフィッシャー。
 大きさは人の倍ほどの大きさで、水場では偶に人を襲ったりする。
 殆どが誤食であり、咬まれたら相当痛いが死ぬことはない。
 ただ、水が引いてからはその場で跳びはねるだけで、パクパクと口を動かした時に人を咬み付く程度である。
 二体目は、ワニッコゲーター。
 見た目は完全にワニで、人の大人の半分ほどの大きさだ。
 あまり大きくはないが、水陸ともに動ける。
 陸地でも人並の素早さで動き、積極的に咬み付きにくるようだ。
 ワニと言えばデスロールだが、弾丸のように回転して跳び出すデスデスロールは噛みつかれると物凄く痛い。
 三体目は、ハイパーウナ吉。
 ヌメヌメした極太のウナギで、体長は二メートルほどである。
 攻撃力は皆無に近いが、人の服の中にヌメっと入ることで有名だ。
 その為、女性から敵視されて、積極的に斬り付けられる。
 案外男からは人気があるが、女性の手助けをせずに放って置くと、後で女性からぶん殴られるのは確定だ。
 その身は絶品であり、タレで焼くかば焼きは人気である。
 四体目は、何故か水が引いた後に現れる、パンツだけを履いたローレライの人型お爺さん。
 名前を【ウンディア・ウィンディ】さん三百歳オーバー。
 仰向けで寝てパンツを見せびらかして来るので、見つけたら川に叩き返してあげましょう。
 『ハイパースプラーシュー』とか言って、水鉄砲を噴射する。
 一応魔物ではないが、この日のみは魔物として扱われる迷惑な人だ。
 かなり頑丈なので、手荒く対応しても平気である。
 水鉄砲なのに案外痛い。
 五体目は、流木マッソー。
 ハッキリ言って流木である。
 流木であるが町中を動き回り、歩行の邪魔をしてきたりする。
 痛くはないが、背中を押されると転んでしまう可能性があったりなかったりする。
 極稀に、男の子が背中を押されて女の子とぶつかり、そのままゴールインしたなんて話もあった。
 その伝説を信じて、背中を押されるのを待っている独身女性が多く集まったりもするが、邪魔なので排除推奨である。
 ちなみに、押される女性を待つ男性というのも結構居たりもする。
 そして今回の護衛対象で、護るべき原生生物が、『水竜神』と呼ばれる水竜だ。
 青色の鱗がとても綺麗で、落ちた物はお守りとして売られたりもする。
 建物より巨大だが、この町でもわりと崇められる竜型生物だ。
 普段は大人しく、川の中に生息して恐ろしい魔物とかを食っている。
 町の守り神として崇められている為に、退治したら怒られてしまう。
 普通に大人しいが、攻撃されると怒りだして止められなくなる。
 全滅確定するのでやめておこう。
 他の魔物に攻撃されないように注意も必要で、周りには充分注意を払わなくてはならない。
 傭兵達も町の健全化に向けて仕事を続けているため、手が足りない状況だ。
 魚を拾う町の人を避け、流木マッソーの前に立ち塞がる女性陣を躱し、攫い襲い掛かって来る魔物を切り抜け、何故か現れるおかしな奴等を退治して進まなければならない。
 このカオスな状況を切り抜ける為、フトゥールム・スクエアで募集が開始された。


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 5日 出発日 2019-07-17

難易度 とても簡単 報酬 少し 完成予定 2019-07-27

登場人物 4/8 Characters
《マルティナの恋人》タスク・ジム
 ヒューマン Lv36 / 勇者・英雄 Rank 1
村で普通に暮らしていましたが、勇者に憧れていました。 ここで学んで一人前の勇者になって、村に恩返しをするのが夢です。 面白いもので、役所勤めの父の仕事を横で見聞きしたことが、学園の勉強とつながり、日々発見があります。 (技能はそういう方針で取得していきます) また「勇者は全ての命を守るもの、その中には自分の命も含まれる」と仲間に教えられ、モットーとしています。 ※アドリブ大歓迎です! ※家族について デスク・ジム 村役場職員。縁の下の力持ち。【事務机】 (※PL情報 リスクの子) ツィマー・ジム おおらかな肝っ玉母さん。 【事務室・妻】 シオリ・ジム まじめできっちりな妹 【事務処理】 チェン・ジム のんびりマイペースな弟 【事務遅延】 ヒナ・ジム 可愛い末っ子 【事務雛型】 リョウ・ジム 頑固な祖父 【事務量】 マーニー・ジム 優しい祖母。故人 【事務マニュアル】 タックス・ジム 太った叔父。【税務事務】 (※PL情報 リョウの子) リスク・ジム マーニーの元婚約者でリョウの兄。故人【事務リスク】 ルピア・ジム 決まった動作を繰り返すのが大好きなグリフォン。【RPA事務】 ※ご先祖について アスク・ジム 始祖。呼吸するように質問し、膨大なメモを残す。【事務質問】 「あなたのお困りごと、お聞かせいただけませんか?」 セシオ・ジム 中興の祖。学園設立に向けて、土地や制度等に絡む諸手続きに貢献。【事務折衝】 「先祖の約束を今こそ果たす時。例え何徹してもやり遂げる!」
《グラヌーゼの羽翼》エリカ・エルオンタリエ
 エリアル Lv33 / 賢者・導師 Rank 1
エルフのエリアル。 向学心・好奇心はとても旺盛。 争い事は好まない平和主義者。(無抵抗主義者ではないのでやられたら反撃はします) 耳が尖っていたり、整ってスレンダーな見るからにエルフっぽい容姿をしているが、エルフ社会での生活の記憶はない。 それでも自然や動物を好み、大切にすることを重んじている。 また、便利さを認めつつも、圧倒的な破壊力を持つ火に対しては慎重な立場を取る事が多い。 真面目だが若干浮世離れしている所があり、自然現象や動植物を相手に話しかけていたり、奇妙な言動をとることも。 学園へ来る前の記憶がないので、知識は図書館での読書などで補っている。
《模範生》プラム・アーヴィング
 ヒューマン Lv23 / 賢者・導師 Rank 1
「俺はプラム・アーヴィング。ラム肉を導く修道士だ。…そうは見えない?そりゃそうだ、真面目にヤる気ないからな。ま、お互い楽しく適当によろしくヤろうぜ。ハハハハ!」                                       ■身体 178cm/85kg ■人格 身に降り注ぐ事象、感情の機微の全てを[快楽]として享受する特異体質持ち。 良心の欠如が見られ、飽き性で欲望に忠実、貞操観念が無い腐れ修道士。 しかし、異常性を自覚している為、持ち前の対人スキルで上手く取り繕い社会に馴染み、円滑に対人関係を構築する。 最近は交友関係を構築したお陰か、(犬と親友と恋人限定で)人間らしい側面が見られるように。 現在、課題にて連れ帰った大型犬を7匹飼っている。 味覚はあるが、食える食えないの範囲がガバく悪食も好む。 ■口調 修道士の皮を被り丁寧な口調の場合もあるが、普段は男口調を軸に雑で適当な口調・文章構成で喋る。 「一年の頃の容姿が良かっただァ?ハッ、言ってろ。俺は常に今が至高で完成されてんだよ。」 「やだ~~も~~~梅雨ってマジ髪がキマらないやんけ~~無理~~~二度寝決めちゃお~~~!おやすみんみ!」 「一応これでも修道士の端くれ。迷えるラム肉を導くのが私の使命ですから、安心してその身をゆだねると良いでしょう。フフ…。」 ■好き イヌ(特に大型) ファッション 極端な味付けの料理 ヤバい料理 RAP アルバリ ヘルムート(弟) ■嫌い 教会/制約 価値観の押し付け
《メメルの婚約者☆》仁和・貴人
 ヒューマン Lv33 / 魔王・覇王 Rank 1
「面倒にならないくらいにヨロシクたのむ」                                                                                                                                                 名前の読みは ニワ・タカト 身長:160㎝(本当は158cm位) 体重:45kg前後 好きなもの:自分の言う事を聞いてくれるもの、自分の所有物、メメたん 苦手もの:必要以上にうるさい奴 嫌いなもの:必要以上の労働、必要以上の説教 趣味:料理・・・だが後かたづけは嫌い    魔王っぽく振る舞っている    此方の世界の常識に疎い所がある キャラとしてはすぐぶれる 物理と科学の世界からやってきた異邦人だが、かの世界でも世界間を移動する技術はなくなぜここに来れたのかは不明。 この世界で生きていこうと覚悟を決めた。 普通を装っているが実際はゲスで腹黒で悪い意味でテキトー。 だが、大きな悪事には手を染める気はない。 保護されてる身分なので。 楽に生きていくために配下を持つため魔王・覇王科を専攻することにした。 物欲の塊でもある。なお、彼の思想的には配下も所有物である。 服装は魔王っぽいといえば黒。との事で主に黒いもので固めていて仮面は自分が童顔なのを気にして魔王ぽくないとの事でつけている。 なお、プライベート時は付けない時もある 色々と決め台詞があるらしい 「さぁ、おやすみなさいの時間だ」 「お前が・・・欲しい」 アドリブについて A  大・大・大歓迎でございます 背後的に誤字脱字多めなので気にしないでください 友人設定もどうぞお気軽に

解説 Explan

・目的:町に出現した原生生物、水竜神の護衛。

・護衛対象。
 水竜神
 青色の鱗の巨大な竜。
 大人しく、恐ろしい魔物とかを食っている。
 町の守り神として崇められている為に、退治したら怒られてしまう。
 普通に大人しいが、攻撃されると怒りだして止められなくなる。
 気がおさまるまで退避推奨。 


・予測される敵は五体。

・一体目。
 デビルフィッシャー。
 大きさは人の倍ほどの大きさで、水場では偶に人を襲ったりする。
 水が引いてからはその場で跳びはねるだけで、パクパクと口を動かした時に人を咬み付く程度である。

・二体目。
 ワニッコゲーター。
 見た目は完全にワニで、人の大人の半分ほどの大きさである。
 陸地でも人並の素早さで動き、積極的に咬み付きにくる。
 弾丸のように回転して跳び出すデスデスロールは噛みつかれると物凄く痛い。

・三体目。
 ハイパーウナ吉。
 ヌメヌメした極太のウナギで、体長は二メートルほどである。
 攻撃力は皆無に近いが、人の服の中にヌメっと入ることで有名だ。

 四体目。
 ウンディア・ウィンディ。
 パンツ一丁のお爺さん。
 『ハイパースプラーシュー』とか言って、水鉄砲を噴射する。
 一応魔物ではないが、この日のみは魔物として扱われる迷惑な人だ。
 かなり頑丈なので、手荒く対応しても平気である。

 五体目。
 流木マッソー。
 流木であるが町中を動き回り、歩行の邪魔をして来る。
 当たっても痛くはないが、背中を押されると転んでしまう可能性があったりなかったりする。


作者コメント Comment
ほぼカオスです。


個人成績表 Report
タスク・ジム 個人成績:

獲得経験:54 = 36全体 + 18個別
獲得報酬:1440 = 960全体 + 480個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
【事前調査】で、過去の応援記録を調べ、良い対応を覚えて作戦に活かす
過去にこの件で協力した人物や団体を調べる

【生物学】【魔物学】で水竜神、魚、ワニ、流木の生態を調査
水竜神は意思疏通の可否、否なら好物など誘導方法を、魚とワニは気絶させるのに有効な部位やノウハウを、流木は行動パターンを重点的に調査
仲間に共有

横断幕と設営資材を荷物カバンに積む

急いで出発して洪水前に現地入り
調査した人物に挨拶し、【信用】【説得】【博愛主義】で協力を依頼
台車を複数借りる

洪水後、まずは水竜神を見つけて挨拶、護衛開始
魚やワニが現れ次第、盾【衝撃享受】【防護魔力】でガード
【コツンと一撃】で気絶を狙う
気絶次第台車に乗せロープで固定

エリカ・エルオンタリエ 個人成績:

獲得経験:43 = 36全体 + 7個別
獲得報酬:1152 = 960全体 + 192個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
村は助ける
魔物は排除する
無闇に殺さない
一般人と水神の被害を防ぐ

魔物は村人と接触しない水場への移送を提案
村で荷車を借りる

【説得】村人・仲間・魔物に殺生は避けたい旨と移送計画を伝える
【博愛主義】奪わずに済む命は奪わずに済ませたい
【魔物学】魔物の生態・性質・好み・嫌いを分析し活用
【生物騎乗】生き物に嫌われにくい事を活用

魔物を説得し餌(携帯食)で遠方水域へ誘導

抵抗を続ける魔物は死なない程度に【プチラド】【フド】
水棲生物には雷属性有効?
激しい抵抗には【全力防御】
動けなくなったら捕縛し後で【リーラブ】で回復
移送しても危険である(と主張される)場合は水竜神の餌に

殺害してしまった時は丁寧に埋葬して祈りを捧げる



プラム・アーヴィング 個人成績:

獲得経験:43 = 36全体 + 7個別
獲得報酬:1152 = 960全体 + 192個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
■爺
「水鉄砲、お上手ですねえ。俺もこう見えて撃たせる方は得意なんですが。」

【人心掌握学/心理学/会話術/演技/説得】を使用して、
アレが現役なら、今晩の相手にする方向で対話。
引退してるなら、「そういえばサンオイルが余ってしまったんですが…良ければどうぞ。一層輝けますよ。」と【ランタン油】を身体やパンツにかけて【プチヒド】でターンエンド。

■鰻
俺はこの為に水着(全身図)で来た。
さあ隙間という隙間から入れ。
観客が居るならサービス【演技】で春画ってやつの真似事でもしてやろう。
だがある程度ヌメりを楽しんだら俺の腹を満たしてもらう。
うな重は旨い。タレは甘い方が好き。

■木
加工して生きてる特産品にしたら?

仁和・貴人 個人成績:

獲得経験:43 = 36全体 + 7個別
獲得報酬:1152 = 960全体 + 192個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
水竜神の周りに魔物含め余計なのが来ないように威圧感出しながら危険察知で不意の攻撃を警戒しつつ護衛
竜だしオレ位の威圧位なら効かないだろ
あと、臨機応変に他の生徒の邪魔はしないようにしないとな

もしも何者かの攻撃に気が付いたら竜に攻撃が当たらないようなら回避
回避したら攻撃が竜に当たってしまうようなら防御
迎撃出来るようならオーパーツ・レンズのビーム
魚、ワニだった場合、基本鎌術にて応戦、弱らせる
爺さんの場合、武器破壊で水鉄砲を破壊
攻撃出来ないようにする
うなぎは基本放置
女性に被害が及びそうになったら鎌で開きにする
その後食べれたらいいなとは思う

流木は放置
わざわざジンクス信じてる女性たちの敵になりたくはないな


リザルト Result

 シュターニャに向かう前に、【タスク・ジム】の提案で、資料室で事前調査を行っている。
「皆さん発見しました。これじゃないでしょうか?」
「あら、これね? どれどれ?」
 【エリカ・エルオンタリエ】は、タスクが開いた資料を横からのぞきこんだ。
「後で俺にも見せてくれよ。一応頭に入れておきたいからね。フフ」
 【プラム・アーヴィング】は、手に持った資料をパタンと閉じ、棚に戻す。
 もう準備万端だと、シュターニャに向かう前にも水着を着用している。
「水竜神の護衛か……。竜、格好良いし是非部下に欲しいところ……だが、誘ったりしたら町の皆さんにフルボッコされるんだろうな。ってことで今回は普通に依頼を受けることにしよう」
 【仁和・貴人】(にわ たかと)は、干しぶどうという、その宇宙的神秘の味に魅せられた一人だ。
 その貴人も濡れても大丈夫なように、学園指定水着を着ている。
 そんな四人が資料を調べ終え、大体の情報が集まった。
 前回洪水が起こった時には、今回と同じ四人の学生が活躍した様だ。
 今は学園を引退し、全員がシュターニャに住みこんでいる。
 資料には魔物の情報も書かれている。
 デビルフィッシャー、ワニッコゲーター、ハイパーウナ吉、共に雷には弱い。
 しかしウナ吉だけは味が落ちる為に、魔法を使うのはなるべく禁止と書かれている。
 流木マッソーは、何もしなくても問題はないらしい。
 問題は【ウンディア・ウィンディ】というお爺さんだ。
 一応魔物ではないが、この日のみは魔物として扱われる。
 この洪水の日のみはしゃぎ回り、所かまわず水鉄砲を撃って来る。
 昔から洪水が起こる度に何度か説得を続けたらしいが、いまだにそれは続いている為、今回も説得は不可能だろう。
 実力行使される様になっても、本人は楽しそうなので気にもしていないのだろう。
「やったじゃないかタスク君、これでシュターニャに向かえるね。じゃあ仁和君、俺の水着のパンツを洗ってくれないか?」
「嫌だよ、自分で洗え!」
「フフフ、怒らないでよ。ウケる」
 プラムが貴人をからかっている。
「町の人達も困ってるかもしれないし、そろそろ行きましょうか」
「そうですねエリカさん、準備して向かいましょう」
 四人は準備をしてシュターニャに向かって行く。
 タスクのカバンには横断幕と設営資材が入れられている。
 かなり急いで馬車を飛ばして、シュターニャに到着した。



 シュターニャの町の中。
 人々は水没の準備をし終えているようで、雨が降りしきるこの町には、もうそろそろ川の決壊が起こりそうだった。
 急ぎ前回活躍した四人の先輩達に会いに行くと、丁度全員が集まっているようだ。
 戦闘準備を整え、今回の洪水被害に乗り出そうとしているように見える。
 四人は先輩達に挨拶をして、タスクとエリカが話を始めた。
「この洪水対処自体を縁起かつぎのイベントにして、町の人たちが、よりポジティブかつパワフルに洪水を乗りきって欲しいため、厄払いや縁結び的なイベント『水竜神まつり』を提案したいのです。どうか協力をお願いします!」
 タスクは力強く真っ直ぐな目でお願いしている。
「私は魔物でも殺生は避けたいと思っています。皆さん、出来れば手を貸してください」
 先輩達四人はその言葉に納得し、エリカ達に手を貸してくれる事になった。
 タスクとエリカは先輩達から荷車を複数借り受け、洪水への準備を進める。
 まず水竜神が出現する地点に移動すると、横断幕が作れそうな場所を見つけた。
 タスクは洪水で流されない高さの位置で、『水竜神まつり出発地点』と横断幕を作る。
 そしてもう一つ、そこから離れた地点には、『流木縁結びはこちら』の横断幕を手早く設営した。
 あとは洪水が起こるのを待つばかりである。



 四人は高台に避難し、川の辺りを見つめると、今まさに水があふれ出ようとしていた。
「決壊が始まったぞおおおおおおおおおお!」
 町中に男の声が響き、警鐘の音が響いていた。
 それから一分と掛からず、町中に川の水が押し寄せて来た。
 しかし道の上には、人どころか物の一つも落ちていない。
 ゴオオオオっと流れる水は、ただ道の上を通り抜けるのみである。
 そのまま三時間が過ぎ雨が収まると、あふれ出た水が落ち着きを取り戻して行く。
 ゆっくりと水嵩が減り始めると、護るべき水竜神が川の中から現れた。
 建物より大きく、流線型の巨体が道を滑るように移動して来る。
 大きな目と優しそうな愛らしい顔、体を覆う青い鱗は水を弾き、太陽の光でキラキラと輝いている。
 その神々しい姿は、人々が崇めるに足る存在だろう。
 しかし、その水竜神の姿を切っ掛けに、家の中から人々が現れ始めた。
 ピチピチと跳ねる魚や、ウナギを取ろうと溢れかえって行く。
 その人々の中には、恋の伝説を信じる者も居るのだろう。
 水位を見ると、もう水は膝より下にまで引いているようだ。
「僕達も行きましょう。早くしないと水竜神が暴れ出すかも知れませんから」
「ええ、そうね。急がないと」
 タスクとエリカの二人が急ぎ高台から下りて行く。
「じゃあ俺達も行こうか仁和君、さあ一緒に行こう」
 そう言ってプラムは貴人の肩を抱いた。



 地上は想像を絶していた。
「その魚は私のものだああ!」
「ワニだ、捕まえろ、一月は肉が食えるぞ!」
「渡すかぁ! その肉は俺の物だああ!」
「ウナギだ、捕まえろ! 高級食材だぞ!」
「きゃあああ、流木よ~! 早く私を押して!」
「ちょっと何言ってるの、アチキが先よ!」
「うおおおおお、ジジイが出た、水鉄砲が痛い!」
「水竜神様、私達に鱗をお恵みください! 出来ればいっぱい!」
 普通の魚以外にも、魔物達まで狙われている。
 寧ろ魔物の方が被害者のようだ。
『これは酷い』
 下りた瞬間、四人は思っていたことを言ってしまった。
 そんな大混乱の中、頼んでいた先輩達が動いてくれたらしい。
 人々から流木マッソーを掻っ攫うように、流木縁結びの横断幕の下へ運んで行く。
 そして四人の前に、二台の荷車を置いてくれた。
「ちょっとびっくりしたけど、これならやれそうだ!」
 タスクは流木マッソーを探す男女に大きく叫ぶ。
「紳士淑女諸君! 恋は待ってるだけじゃ来ない! いざ流木に突撃だ! さあ会場は彼方だ!」
 タスクは横断幕の方を指さすと、気付いた男女が走って行く。
 そしてもう一つ、水竜神まつり出発地点にも人が集められているようだ。
 あまり多くはなく戦力にもなりそうもないが、きっと人々の支えにはなるだろう。
 次は護衛をしなければと、四人は水竜神の下へ向かい到着する。
 タスクとエリカは水竜神の前に立ち、顔を見上げた。
『水竜神様、宜しくお願いします!』
 二人の挨拶にも原生生物である水竜神は、首をかしげてキョトンとしている。
 やはり言葉は分からないらしい。
 四人が護衛を始めるのだが、まず貴人が保険の為だと清廉のオルゴールを鳴らしておいた。
 水竜神は、先ほどより優しい表情になったようだ。
 四人に懐いているのかもしれない。
 エリカは水竜神の前で、携帯食取り出した。
 水竜神に携帯食の匂いをかがせて、町の人達と一緒に川へと誘導して行く。
「こちらです水竜神様、ついて来てください」
「さあ移動開始です。僕は前でガードしますので二人共魔物の対応はお願いします!」
 タスクは水竜神の前方に立ち、襲い掛かって来る魔物に備えた。
「おっと、早速来たみたいだよ。あれは……ワニッコゲーターかな?」
 プラムが人の間から抜け出て来た魔物を発見した。
「ワニさん、出来れば来ないで!」
 エリカの声も聴いてはくれず、ワニッコゲーターは口を開けて向かって来る。
 それに対応するように、貴人が鎌を構えて前に跳び出した。
 殺さないように手加減し、弱らせるように一撃を入れる。
「痛くするけどごめんなさい」
 エリカは雷の玉をワニッコゲーターに投げつける。
 ビリっと痺れている間に、タスクが飛び込んだ。
「なるべく殺さないようにします。僕に任せてください!」
 タスクは、襲い掛かって来たワニッコゲーターに指揮棒を構え、その頭にコツンと一撃を与えた。
 その一撃は当たり所が良かったのだろう。
 ワニッコゲーターは目を回して気を失っている。
「よし、このぐらいのダメージがあれば暫くは大丈夫だろう。オレが荷車で川にまで捨てに行こう。急げば間に合うはずだ」
 貴人が荷車にワニッコゲーターを乗せている。
「はい、お任せします!」
 タスクの声に貴人は頷き、荷車を押して先に川に向かって行った。
 残された三人は、貴人が戻って来るまで護衛を続ける。
 餌に釣られて動く水竜神だが、人々は崇めるように道を開けて行く。
 もしかしたら、暴れると危ないからと知っているのかもしれない。
 だが水竜神が進む道の先には、デビルフィッシャーが飛び跳ねている。
「お魚さん、道を開けて! このままだと食べられちゃうわよ!」
 エリカがデビルフィッシャーに話しかけるが、魚は理解する知能をもっていないらしい。
 だったらと、友好を示してみようと手を伸ばすのだが、魚には難しかったようだ。
 エリカのその手に咬み付かれてしまった。
「い、痛い」
「エリカさん、今助けます!」
 そんなエリカを助けようと、タスクはデビルフィッシャーを殴りつけた。
 その衝撃で噛んでた腕を放し、またピチピチと跳びはねているが、水竜神がパクッと飲み込んだ。
「エリカさん、仕方ないですよ。相手はお魚ですから」
「そ、そうね。次頑張るわ」
 タスクがエリカを慰めている。
 しかしそこにまた新たな魔物が現れた。
 長い白髪をちょんまげにして、ヒゲの生えたお爺さん。
 そうウンディア・ウィンディである。
 歳のわりにはシワも少なく、健康的な肉体を見せびらかし、赤いパンツだけの人物だ。
 辺り構わず水鉄砲を噴射している。
 そんなお爺さんにエリカが説得を始めるが。
「ウンディアさん、危険なことはやめてください」
「嫌じゃ」
 逆に水鉄砲を発射されてしまった。
「エリカさん、危ない!」
 タスクが前に出て防御したが、発射されたのは水である。
 頭から濡れ濡れになってしまった。
「タスクさんありがとう」
「いえいえ」
 助け合ってる二人の前に、更にもう一人の男が前に出た。
「水鉄砲、お上手ですねえ。俺もこう見えて撃たせる方は得意なんですが、今晩お相手でもして頂けませんか?」
 それは修道士のプラムである。
「答えは……フンンンッ!」
 ウンディアは断るとばかりに水竜神に向かって水鉄砲を発射した。
「うおあ?!」
 しかしその水は、丁度戻って来た貴人に当たってしまい、全身をずぶ濡れにされてしまう。
 自分が何をされたのか分からなかった貴人だが、気付いた瞬間ウンディアに向かって跳び出していた。
「その水鉄砲、壊させてもらう!」
 鎌を水鉄砲にぶち当てて、水の出る機能を破壊した。
「そういえばサンオイルが余ってしまったんですが……良ければどうぞ。一層輝けますよ」
 プラムは『ランタン油』をウンディアのパンツにかけて、その上から雷の玉を放った。
 そこは人体の急所である。
 雷は衝撃と熱を発し、ランタン油を炎に変えた。
「ぬおおおおおおおおお?!」
 ウンディアはまだ残っている水の中でゴロゴロして、その熱を癒そうとしている。
「う、うを、パンツ以上は公序良俗に反する。ワシはもう帰る!」
 そう言い残し、ウンディアはそそくさと消えて行った。
 四人はまた水竜神と共に歩みを進めるが、出ると予想されていたハイパーウナ吉が出たらしい。
 人々が群がり、服に入り込まれながらも捕獲を試みているが、上手くいってはいなかった。
 しかし、水竜神の到着を知ると、人々は恨めしそうに道を開けて行く。
 残されているのはハイパーウナ吉だけである。
「ウナ吉さん、私の言葉が聞こえるなら帰ってください」
 エリカはハイパーウナ吉を説得を試みて、成功したかに思えた。
 しかし、エリカに向かってゆっくりと動いて来るハイパーウナ吉は、突如急速に動きを変える。
 エリカの足元から服の中へ侵入しようとしていた。
「それは絶対にさせません!」
 タスクは指揮棒でハイパーウナ吉を殴りつけ吹き飛ばす。
 その先にはプラムが待ち構えていた。
「さあ行くよ。俺の服、入れるものなら入ってみるんだね。フフフ」
 プラムはハイパーウナ吉には興味のなかった貴人の手を引き、ハイパーウナ吉に向かっている。
「二人で楽しもうじゃないか。フオオオオオオオオオ!」
「うおおおおおおおお?! ……ってやられるかぁ!」
 しかし貴人は服に入り込まれるのを阻止しようと、プラムの手を叩き難を逃れた。
 その二人の間からはハイパーウナ吉が通り抜けて行く。 
 少しホッとした貴人だが、向かった先には同行していた女性の姿がある。
「やらせるか!」
 貴人は鎌を振り上げ駆けだすと、ハイパーウナ吉を切り裂き開きにした。
「勿体ないなぁ、もう少し楽しめたのに。仕方がない。かば焼きとして堪能させてもらうとしようかな」
 プラムは少し残念そうにしていたが、料理として楽しむことを決めたようだ。
「ウナ吉さんごめんなさい」
 エリカはハイパーウナ吉の為に祈りを捧げている。
「成仏してくださいね」
 タスクもそれにならい、同じように祈っていた。
 下処理の為に血抜きをして荷車に乗せると、やっとのことで川の前に到着した。
「フュウウウゥゥゥ……」
 水竜神はもう満足だと風のように鳴くと、川の中へと飛び込んだ。
 地面にはキラキラと輝く鱗が落ちていて、ついて来ていた人々がそれを拾い上げている。



『この先皆さんに良い縁が訪れますように』
 護衛を終えたタスクとエリカは、流木縁結びで結ばれなかった人々の為に祈っている。
 それが終わり水が完全に引くと、四人は同行した人々と共に町の再建と復興を手伝っていた。
 しかし町への被害はごくごく微量にしかすぎず、あっと言う間に終わってしまう。
 そして四人が学園に帰ろうとした時、先ほど同行した人々に呼び止められた。
 呼ばれた場には、数々の魚と、魔物を使った料理がならべられている。
 そしてメインには、美味そうなかば焼きになったハイパーウナ吉がある。
 甘そうなタレで焼かれたかば焼きは、パリッとした皮を噛み切ると、舌に触った身がほろりと崩れる。
 そして同時に、旨味の油が口いっぱいに広がっていく。
「オレにご飯をくれ!」
「フフ、これは美味いね。俺もご飯を貰おうかな」
 貴人とプラムはかば焼きやご飯を食べ、ドンドン食事が進んでいる。
「エリカさん、僕達も食べましょう」
「ええ、美味しそうね」
 二人は豆を使ったスープや、十種類の野菜サラダ、干しぶどうの練り込まれたパンを食べた。
「待て、オレもそのパンが欲しい!」
 しかしそのパンは貴人に見つかり、多くのパンが貴人の前に並べられる。
 貴人は結局、ウナギよりパンを堪能したという。
 こうしてカオスな祭りは幕を閉じ、四人は満足して学園に帰って行った。



課題評価
課題経験:36
課題報酬:960
ドラゴン輸送任務
執筆:秀典 GM


《ドラゴン輸送任務》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 1) 2019-07-12 06:08:52
勇者・英雄コースの、タスク・ジムです。
洪水に悩む町のお困りごと、解決いたします!

…と言いつつ、町に悲壮感がないことに、びっくりしますね。
その辺のたくましさを逆に勉強して、故郷の村に教えてあげたいですね。

そんな思いもありますので、たとえ一人でも頑張ります!(ぐっ)

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 2) 2019-07-12 12:41:39
賢者・導師コースのエリカ・エルオンタリエよ。

今回、どうしても無理だったら仕方ないのだけど、
可能だったら、なるべく穏便に事を進められないかしら?
殺さないで済む相手は、安全な水場へ移送するとか
最悪の場合でも弱らせてから追い立てて水竜神の餌になってもらうとか

魔物だって生き物なのだから、殺すことそのものを目的にするのはちょっとね……

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 3) 2019-07-12 19:04:25
部長さん!来てくださったのですね!
これで百人力です。

僕も当初から、攻撃より専守防衛で考えていましたが、
せっかく、優しいエリカ部長さんとご一緒するのですから、
どうせなら、とことん平和的な作戦を追究してみましょうか。

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 4) 2019-07-12 20:28:46
わがままを聞いてくれてありがとう。

おとなしくいうことを聞いてくれるなら、
村で台車か荷車を借りて安全な水場まで運びたいところだけど、
どうしても暴れるなら、ダウンさせるまで戦って
抵抗しなくなった時点で運ぼうかと思ってるわ。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 5) 2019-07-12 23:19:10
ふ~む、そうですね…(沈思黙考)

魚とワニはとにかく噛み付きが問題なので、丸太かなにかを噛ませるか、
大きなエサに眠り薬を仕込むとか。

流木に魚やワニが好きそうなものを塗りつけて噛みつかせれば、
まとめて無力化できるかもしれませんね。

ローレライのおじいさんに服を着せて、人の服に潜り込みたい鰻さんに会わせれば、
これまた、まとめて無力化できるかもしれませんね。

そして、まとめて荷車に積んで、川にお帰りいただきましょう。

実現可能性を無視してアイディアだけ語ってみました。
どれかひとつでも、具体化出来れば楽しいんですけどね~。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 6) 2019-07-12 23:25:51
プラムさん、来てくださったのですね!
よろしくお願いいたします♪

出会いを流木のジンクスに頼る男女が多いみたいなんですが、
混雑が任務の妨げになりそうなんですよね~。

「ジンクスなんかに頼るな~!」と男女を煽るにしても、
逆にイベント化でもして、参加の男女を、流木を遠ざけるのに活用するにしても、
プラムさんのコミュ力が非常に有効そうな気がしています。

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 7) 2019-07-12 23:26:08
眠り薬の調達は難しそうだから、携帯食料や干し肉なんかをちらつかせての誘導はどうかしら?

ウナギと御老人は脅威度が低いし、我慢しながら頑張ればなんとかできそうね。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 8) 2019-07-13 00:45:53
眠り薬は、技能を一夜漬けすれば何とかなると思ってたのですが…
修得可能なのは、治療薬を作る技能だけなので、確かに厳しいですね。

エサで誘き寄せて、網や檻に閉じ込められればよいのですが…

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 9) 2019-07-13 08:16:10
あっ、脅威度が低いといっても、
部長さんががまんする必要なんてないんですよ!(ぷんすか)

鰻が部長さんの服に入るなんてことがないよう、
徹底ガードしますし、最悪僕が身代わりに。
おじいさんの姿は、服を着せるまでは見ないで下さいね(笑)

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 10) 2019-07-15 00:18:59
呼ばれた気がした。
こう、黒い、ぬめぬめしたナニカに。

あ、タスク君にエリカさん、今回もよろしくね~
俺の技能何か役に立ちそうな雰囲気?

それだとコミュニケーションが出来そうな爺さんとか何とかできそうだよ。
ま、『ホワイトハイパースプラーシュー』出来るか否かが俺のやる気のカギなんだけど。
会ってみないとわかんなぁ。

ウナギとは楽しめそうだけど。

とりあえず、修道服濡れるの嫌だしまた水着で行こ。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 11) 2019-07-15 06:20:29
あ、プラムさんがやる気だ・・・
(作戦立案書のうち、お爺さんに服を着せるプランをくしゃくしゃのぽ~い)

宜しくお願いしますね!!

とにかく種類が多いので、スキルやモチベーションに合わせて分担するのはいい手かもしれませんね。

あと、みんな水着を着込んでいくのもいいかもしれませんね!

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 12) 2019-07-15 08:28:31
僕が出来ることとしては、まずは【事前調査】です。
プロローグの文言から、学園への依頼は少なくとも何度かはあったはずなので、
以前の課題レポートを当たったり、
【生物学】【魔物学】で魚やワニの対策を練ります。

それに加えて、以下のどれかを検討中です。

1 ひたすら壁役!
両手盾、青銅鎧一式、防御系技能で固め、何が来ても僕が受けるようプランに書きます。
課題:他の行動ができない、というより、しないほうがよい
(他のプランを書くと、その隙に被害が出る展開が予想されるため)

2 魚・ワニの気絶担当
【指揮棒】(購入済)と【コツンと一撃】(未修得)で、魚とワニを気絶させ、
村人から台車を借りて川に運ぶようプランに書きます。
課題:【コツンと一撃】の修得(現状、金銭的には可能)

3 恋のイベント化により流木を遠ざける
「紳士淑女諸君!恋は待ってるだけじゃ来ない!ジンクスは自分からもぎ取っていこう!いざ流木に突撃だ!」
みたいな方向で男女を煽るプランを書き、【博愛主義】【説得】で補強する。
【ラペイカ】【楽器演奏】で情熱的な曲で盛り上げ、かつラペイカの楽器効果で流木を弱体化する(男女が突撃しても痛くなくなる)
課題:GM様がどれだけ拾ってくださるかが問題(笑)

1は他の行動が出来なくなり、2、3は防御がおろそかになる、
プラス、文字数の関係で、どれか1択が無難かと思います。
決めるのは自分ですが、
「これはないっしょ」「これは俺ができる」「私にいい考えがある(司令官っ面で)」
など、皆様のご意見があればありがたいです。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 13) 2019-07-15 12:54:35
うーんそうだねえ。

優先すべきはドラゴンが攻撃されると、全滅・直葬コースだから気性荒めなワニッコゲーターへの対処じゃない?

デビルフィッシャーはほぼ無害だし、ドラゴン周辺のを纏めて引き離して放置で後回しで良いし、流木とウナギと変態は、攻撃力ほぼないから優先順位低い気がする。

なんで、盾得意な人はドラゴン付近のワニッコゲーターとデビルフィッシャーの対処をしたりじゃない?
後攻撃役も要りそうだし、バランスとしては盾x遠距離が安定しそうだね。

...と、真面目に書いたけど。
その辺対処したら、後は好きなようにイベント化するなり変態で遊ぶなり鰻とよろしくするなり適当でいいんじゃない?
街の人も何か楽しそうだし。
新しいイベントを作る事で町おこしとかもできそうだし。

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 14) 2019-07-15 16:13:20
いっそ、両手盾でぐいぐい川まで押して行けないかと思ったり。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 15) 2019-07-15 18:23:10
両手盾か、片手盾プラス棒で気絶を狙うか迷いますが、
両手盾の需要が高そうですね。

ぐいぐい押す作戦も、ありかもしれません。
両手盾持ちは僕だけでも、どなたかが押す補助をしてくだされば。
(僕一人では実力的に確実とはいえないので)

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 16) 2019-07-15 23:52:22
町起こし…祭…ジンクス…う~む。

流木イベントで上手くいかなかった男女に、新たなゲンを担いでもらう、
という名目で、彼らの力を借りるのはどうでしょう。

「この縁起物の魚とワニを川に納めれば、福がやって来るでしょう」的なことを言って…

プランA 丸太などを噛ませておいた魚とワニを、両手盾でみんなで「おいさ、おいさ」と押していき、川に返す

プランB 気絶させておいた台車や山車や御輿を、みんなで「おいさ、おいさ」と運び、川に返す

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 17) 2019-07-16 00:02:48
そもそも、「ドラゴン輸送任務」というタイトルでしたら、
水竜神様を川に運ぶ必要があるんですよね。

それならいっそ、水竜神様を先頭もしくは大トリに、
気絶させた魚とワニも山車に乗せて、川まで山笠する方が早い気がしてきました。

どうせなら一番山から五番山まで用意して全部山笠にしてしまえ~と考えなくもないですが、
流木を楽しみにしてる男女は多いみたいですし、
おじいさんと鰻はプラムさんに取っておかないと、ですもんね(^_^ゞ

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 18) 2019-07-16 00:26:50
新しいジンクスは面白い考えね。
やり方次第では、今後の復興の役に立ちそうだわ。

タスクさんが魔物を押す時は手伝うようにプランに書いておくわね。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 19) 2019-07-16 00:32:15
水竜神様の輸送について。
普通におとなしいが、建物より大きい、ということは、
山車なんかで運ぶより、何らかの手段で誘導し自分で動いてもらうしかなさそうですね。
知能があるなら【説得】、本能が勝るなら好物などで引き付ける、など、
【事前調査】で生態を調べて、有効そうな策を取りましょう。

そして、水竜神様にダメージがいかないようにするのが最優先課題なので、
魚とワニからのガード、もしくは排除が必要になります。
僕としては、アタッカーが弱らせてからの【ゴツン】で気絶を狙う案を推したいですね。
僕が【ゴツン】を担当する場合、盾は片手になりますが、【衝撃享受】【魔法防壁】で補強します。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 20) 2019-07-16 00:37:43
エリカ部長さん、ありがとうございます!

よりシンプルに考えると、別に上手くいかなかった男女に限らず、
結ばれた男女はより強い絆を、商魂たくましい町の人には商売繁盛を、と
色んな縁起をぶちあげて、より多くの人を巻き込めるようにしたいですね。

「復興の役に立つ」と言っていただいたことで、
ふと、そんな考えが浮かびました。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 21) 2019-07-16 01:44:19
事前調査と情報共有、水竜神の確保とガード、魚とワニの気絶(アクション)
「水竜神まつり」「流木縁結び」のイベント化(ウィッシュ)を盛り込んだ
仮プランを書いてみました。

技能は【コツンと一撃】【衝撃享受】【防護魔力】【博愛主義】
装備は棒、片手盾、青銅鎧一式、荷物カバン、ロープです。

いよいよ明日零時が出発ですので、会議は今日いっぱいまでですね。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 22) 2019-07-16 16:13:52
僕の行動が「水竜神まつり」(魚とワニ気絶作戦)及び「流木縁結び」
ということで問題なければ、
僭越ながら、残ったタスクを書き出してみますね。
もし、文字数に余裕があれば、手をつけていただけると助かります。

鰻とおじいさん→プラムさん、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
魚とワニにダメージ
魚を拾う集団の誘導(危険な場合や、川への進路の妨げになる場合等)

また、以下の行動の補助も大歓迎です。
事前調査、町の人にイベント協力依頼、イベント設営、川への誘導【タスク】
鰻とおじいさんの対処【プラムさん】

《メメルの婚約者☆》 仁和・貴人 (No 23) 2019-07-16 20:54:50
っと、今日が提出期限だったな・・・
危うく出し忘れるところだった

ふむ、オレは魚とワニを弱らせに行こう。

どうでもいいが、うなぎのかば焼きって美味いよな?
・・・いや、積極的には狩りにはいかないが。


《模範生》 プラム・アーヴィング (No 24) 2019-07-16 21:09:07
了解した~~
ドラゴンはそこそこ知能高いだろうし、自らの住処・生息地へは自ずと移動しそうなもんだけど、どうなんだろう?
ま、とりあえず皆が護衛してくれるなら大丈夫だろうし頼んだよ。

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 25) 2019-07-16 21:31:36
貴人さん、よろしくお願いいたします!
鰻美味しいらしいですけど、今回はなるべく命を取らない方針でいこうかな、
という流れです。

プラムさん、僕も同感ですが、一応【事前調査】で知能の高低を調べて、
場合分けしたプランを書いてみました。

この時間になって恐縮ですが、イベントの内容を書きますので、
気が向かれたら、文字数に余裕があれば、参加もしくはお手伝いいただければ嬉しいです。

「流木縁結び」
縁結びの場所を、水竜から離れた場所に設営→男女を煽り、流木に突撃させる(流木を水竜から引き離しておく主旨)

「水竜神まつり」
気絶した魚とワニを台車に固定→流木で縁がなかった人、縁があった幸せカップル、商魂たくましい町人に参加を呼び掛ける→水竜神、魚とワニを積んだ台車を囲み、みんなで、おいさ!おいさ!と川まで練り歩く

《マルティナの恋人》 タスク・ジム (No 26) 2019-07-16 23:16:16
間もなく出発ですね!
今回は、出発と連休明けが重なりご多忙のおり、僕ばっかりしゃべって申し訳なかったです。
(訳 世間と休みがずれたもので…(苦笑))

プランの書き忘れにご注意いただきつつ、人事を尽くして天命に任せましょう。
今回も、ご一緒いただきありがとうございました!

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 27) 2019-07-16 23:58:08
祭りがおこなわれるなら参加するってプランには入れておいたわ。
いろいろ提案してくれてありがとう。