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贈呈、チョコレート・ゴーレム!


ストーリー Story

 男子はソワソワ、女子はウキウキの二月のイベント――そう、バレンタインデー!
 友チョコ、義理チョコ、自分チョコ。数種類のチョコレートはあれど、男子が求めるのは本命チョコ!
 平静を保とうとしている内側で、やっぱり意識してしまうそこの男子に、私からプレゼント・フォー・ユーだ!
 魔法学園『フトゥールム・スクエア』の男子達に、素敵で強敵で屈強なるチョコレート・ゴーレムを贈呈しよう!
 さぁさぁ、遠慮せず受け取り給え!
 素材はもちろん、味にもこだわったからそこらのチョコより美味しいかもだ!
 ただ……強さにもこだわっていてね。そこらの魔物より手強いように作ってある。
 岩盤を砕くチョコレート・パンチ。肩で風を切るチョコレート・タックル。そして超重量のチョコレート・プレス!
 動きが鈍重なのと火属性攻撃で溶けてしまうのが難点だが、あっさり終わらないよう十体作ったから充分楽しめるはずさ!
 さぁ、君達の力を見せつけて、女の子達に存分にアピールしてくれ給え! 
 もちろん、ゴーレムもれっきとしたチョコレートだからね。倒したらおいしく食べて欲しいな。うふふ……。
 という名目の元、毎年恒例となってしまったらしい先輩のゴーレム機動実験が始まってしまったのだった。なんと、ありがた迷惑な……。


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 6日 出発日 2020-02-14

難易度 簡単 報酬 通常 完成予定 2020-02-24

登場人物 6/8 Characters
《甲冑マラソン覇者》朱璃・拝
 ルネサンス Lv29 / 武神・無双 Rank 1
皆様こんにちは。拝朱璃(おがみ・しゅり)と申します。どうぞお見知りおきを。 私の夢はこの拳で全てを打ち砕く最強の拳士となる事。その為にこの学び舎で経験と鍛錬を積んでいきたいと思っておりますの。 それと、その、私甘い食べ物が大好きで私の知らないお料理やお菓子を教えて頂ければ嬉しいですわ。 それでは、これからよろしくお願いいたしますわね。
《メメルの婚約者☆》仁和・貴人
 ヒューマン Lv33 / 魔王・覇王 Rank 1
「面倒にならないくらいにヨロシクたのむ」                                                                                                                                                 名前の読みは ニワ・タカト 身長:160㎝(本当は158cm位) 体重:45kg前後 好きなもの:自分の言う事を聞いてくれるもの、自分の所有物、メメたん 苦手もの:必要以上にうるさい奴 嫌いなもの:必要以上の労働、必要以上の説教 趣味:料理・・・だが後かたづけは嫌い    魔王っぽく振る舞っている    此方の世界の常識に疎い所がある キャラとしてはすぐぶれる 物理と科学の世界からやってきた異邦人だが、かの世界でも世界間を移動する技術はなくなぜここに来れたのかは不明。 この世界で生きていこうと覚悟を決めた。 普通を装っているが実際はゲスで腹黒で悪い意味でテキトー。 だが、大きな悪事には手を染める気はない。 保護されてる身分なので。 楽に生きていくために配下を持つため魔王・覇王科を専攻することにした。 物欲の塊でもある。なお、彼の思想的には配下も所有物である。 服装は魔王っぽいといえば黒。との事で主に黒いもので固めていて仮面は自分が童顔なのを気にして魔王ぽくないとの事でつけている。 なお、プライベート時は付けない時もある 色々と決め台詞があるらしい 「さぁ、おやすみなさいの時間だ」 「お前が・・・欲しい」 アドリブについて A  大・大・大歓迎でございます 背後的に誤字脱字多めなので気にしないでください 友人設定もどうぞお気軽に
《奏天の護り姫》レーネ・ブリーズ
 エリアル Lv29 / 芸能・芸術 Rank 1
いろいろなところをあるいてきたエルフタイプのエリアルです。 きれいな虹がよりそっている滝、 松明の炎にきらめく鍾乳石、 海の中でおどる魚たち、 世界にはふしぎなものがいっぱいだから、 わたくしはそれを大切にしたいとおもいます。
《未来を願いし者》アルシェ・スレット
 ヒューマン Lv7 / 賢者・導師 Rank 1
アルシェ・スレット、対外的にはそう名乗っている長身で病的な痩躯の学園生。おおよそ艶というものの感じられない銀髪を長く伸ばし、紫色の瞳から感情は読み取れない。肌の色を表すならば、最も適切な語句は恐らく「死体」。 コミュニケーションと礼儀の概念はあるようで、普通に話は通じる、というか誰に対しても異様に慇懃な「御座います」調で喋る。 口癖は、「ははア。」 なお、このような幽鬼じみた外見をしておきながら結構な健啖家で、料理もする。得意料理は白米にかける前提のクリームシチュー。   普段は服の中にしまっているが、白い粉状の物体が入った小瓶を首飾りにしている。。
《這い寄る混沌》ニムファー・ノワール
 アークライト Lv20 / 王様・貴族 Rank 1
ニムファー・ノワール17歳です!(ぉぃぉぃ ニムファーは読みにくいかも知れないので「ニミィ」と呼んでくださいね。 天涯孤独です。何故か命を狙われ続けてます。 仲間やら友人はいましたが、自分への刺客の為に全て失ってしまいました。 生きることに疲れていた私が、ふと目に入った学園の入学案内の「王様・貴族コース」を見て考えを改めました。 「自分が命を狙われるこんな世界、変えて見せますわ!」 と思っていた時期が私にもありました(遠い目 今ではすっかり学園性活に馴染んでしまいました。 フレンドになった方は年齢にかかわらず呼び捨てタメ口になっちゃうけど勘弁してね、もちろん私のことも呼び捨てタメ口でも問題ないわよ。 逃亡生活が長かった為、ファッションセンスは皆無な残念女子。 な、なによこの一文。失礼しちゃうわ!
《大空の君臨者》ビャッカ・リョウラン
 ドラゴニア Lv22 / 勇者・英雄 Rank 1
とある田舎地方を治め守護するリョウラン家の令嬢。 養子で血の繋がりはないが親子同然に育てられ、 兄弟姉妹との関係も良好でとても仲が良い。 武術に造詣の深い家系で皆何かしらの武術を学んでおり、 自身も幼い頃から剣の修練を続けてきた。 性格は、明るく真面目で頑張り屋。実直で曲がった事が嫌い。 幼児体系で舌足らず、優柔不断で迷うことも多く、 容姿と相まって子供っぽく見られがちだが、 こうと決めたら逃げず折れず貫き通す信念を持っている。 座右の銘は「日々精進」「逃げず折れず諦めず」 食欲は旺盛。食べた分は動き、そして動いた分を食べる。 好き嫌いは特にないが、さすがにゲテモノは苦手。 お酒はそれなりに飲めて、あまり酔っ払わない。 料理の腕前はごく普通に自炊が出来る程度。 趣味は武術関連全般。 鍛錬したり、武術で語り合ったり、観戦したり、腕試ししたり。 剣が一番好みだが他の分野も興味がある。 コンプレックスは身長の低さ。 年の離れた義妹にまで追い抜かれたのはショックだったらしい。 マスコット扱いしないで欲しい。

解説 Explan

 今回の課題は、先輩が解き放ったチョコレート・ゴーレムを撃破して、チョコレートをゲットしましょう。
 校庭には十体解き放たれていますが、参加して下さる皆様には二体を相手にして頂きたく思います。
 チョコレート・ゴーレムは三メートル以上の巨体に三〇〇キロの重量を持つチョコレートで出来た巨兵です。
 魔力を追尾して動き、パンチやキックなどで攻撃してきます。体は硬いですが、チョコレートですので火属性の攻撃で溶かすことが可能です。武器、またはアイテムを落とした場合、ゴーレムは拾うとそれを投擲してきますのでご注意を(回復薬投げつけさせて回復、なんて展開もできるかもですね)。
 眉間に魔力を探知する部分がありますので、攻撃して破壊し、動きを鈍らせることもできます。
 皆で協力して、先輩からのありがた迷惑なチョコレートを受け取りましょう!


作者コメント Comment
 皆様こんにちは、無名作家の七四六明(ななしむめい)です。
 今回も時期を意識した戦闘エピソードを用意させて頂きました。かなり超重量の相手ですが、皆様で協力すれば倒せないはずはありません!
 皆で協力してゴーレムを倒し、意中の相手にアピールしちゃいましょう!


個人成績表 Report
朱璃・拝 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:150 = 50全体 + 100個別
獲得報酬:3000 = 1000全体 + 2000個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
ゴーレムが2体が一緒にいる場合は一体は私が引き付け、その隙にもう一体を皆様に倒していただきますわ。その場合引き付ける方のゴーレムに対し、立体機動でその巨体を駆け上がり、精密行動と部位破壊を用いて眉間の魔力探知部を攻撃しますわ

その後挑発を用いてこちらに注意を向けさせ、パンチやキック攻撃はやせーの勘や危険察知で躱し、立体機動で攪乱しつつ仲間のもう一体への攻撃の邪魔をさせないようにいたしますわ

2体が離れている場合は一体ずつ撃破。その場合は部位破壊による眉間攻撃は貴人様と一体ずつ分担。私が部位破壊しない方に対しては、祖流還りの後気合いを込め、立体機動で頭上へ飛び上がっての脳天かかと落としと決めますわ

仁和・貴人 個人成績:

獲得経験:60 = 50全体 + 10個別
獲得報酬:1200 = 1000全体 + 200個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
チョコレート・ゴーレムね

チョコの研究家ゴーレムの研究かどっちかはわからないが迷惑だな
取り敢えず倒しに行こう

ってことでまずはヒ8を使いゴーレムの上に頭もしくは肩のあたりに穴開けてそこにエンジュワカイロの中身を設置
エンジュワ自体が結構な熱さらしいのでうまくいけば溶けて弱体化してくれるんじゃないかと期待

魔力を感知する眉間とか比較的防除が薄くなると思う間接とかを基本鎌術、部位破壊、切り落とし、ヒ10、ヒ9、ヒ6を使いダメージを与えつつ弱体化も狙っていこう

戦闘終了時にブリキバケツの兜を洗いその中にチョコを入れて持ち帰る
他のゴーレム含め余ったらモンロ先輩を呼びに行こう
・・・呼ぶまでもなさそうだが



レーネ・ブリーズ 個人成績:

獲得経験:60 = 50全体 + 10個別
獲得報酬:1200 = 1000全体 + 200個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
まず「視覚強化Ⅰ」の技能と「風の民」の種族特性で
ゴーレムのようすを遠くから確認して、仲間の人たちにもお知らせします。
できればひとつづつこわしたいのですが、それができる状況かを。

わたくしの行動はまず種族特性の「言の葉の詩:フォルテ」で
拝さんを応援して拝さんの「部位破壊Ⅰ」のブラン値を
2増やしてあげます。

そのあとは戦いでけがをしてしまった人たちに
もっている楽器の「天使の歌」を「演奏」の技能でつかって
その楽器効果でなおしつづけますね。

楽器効果:射程内の自分を除く味方全員のたいりょくを30回復する。

なさそうですけどわたくしがゴーレムにねらわれたら
「全力撤退」の技能も活用してにげまわってひきつけますね。

アルシェ・スレット 個人成績:

獲得経験:60 = 50全体 + 10個別
獲得報酬:1200 = 1000全体 + 200個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
「ははア……ちなみに野外での全力戦闘で御座いますが、これを食べて衛生面は大丈夫で御座いましょうかねえ。」

基本は集中攻撃による各個撃破で御座います。

拝様が一体を引き付けて下さっているうちに最速で撃破せねば。

自分のプチヒドとビャッカ様の灼け付く息吹が火属性の主軸で御座います。
声を掛け合い他の皆様ともども下半身、それも片側に攻撃を集中させて転倒を誘いましょう。

他の皆様が一刻も早く弱点たる眉間を攻撃することができるよう努める次第で御座います。

一体を首尾よく沈めたならばいち早く拝様のもとへ駆けつけて同じように脚を奪い、集中攻撃で沈めねばなりませんな。

ニムファー・ノワール 個人成績:

獲得経験:60 = 50全体 + 10個別
獲得報酬:1200 = 1000全体 + 200個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
ヴァレンタインね。
なら、あげる側につかないとね(ぉぃ
というわけで私はゴーレム側に(勝手に)つくわよ。
私からのチョコ受け取ってね(はーと

ゴーレムに(聞かないと思うけど)的確な指示をだすわよ。
でも私自身は生徒に攻撃はいっきりせずにひたすらあじるだけにするわ。

でも流石に生徒側がやられそうになったら食べてもらえないから、後ろから攻撃しちゃうつもり




ビャッカ・リョウラン 個人成績:

獲得経験:75 = 50全体 + 25個別
獲得報酬:1500 = 1000全体 + 500個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
■目的
チョコレートゴーレムを倒す。

■行動
まずはゴーレムの防御力を削ぐ。
あの硬さ、そのままじゃ剣が通りそうにない…でも、火に弱いならやりようはある!

ドラゴニアの力を見せるよ。
龍の翼を広げ、空中適応と飛行技能を活かしてで空を飛びまわって撹乱。
そして隙が出来たところに、エンジバの加護のかかった灼けつく息吹。
吹き付けるは灼熱!焼き尽くせ焔!これが、龍のブレスだぁぁーーーっ!!

柔らかくなって防御力がなくなってきたら、勇者之斬で一気に決めるよ。
この一撃で決める!
勇気を剣に、信念を刃に、そして正義を心に!
穢れた欲望を断ち切れ!必殺、ブレイブスラッシューーーーーっ!!!

リザルト Result

「ちぇすとぉっ!」
「そっち行ったぞ、眉間射貫け!」
「炎属性魔法、一斉攻撃! 撃てぇ!」
 突如出現した甘い香りのゴーレムを相手に、先輩らは迅速に、的確な対処で立ち向かう。
 【ニムファー・ノワール】は繰り広げられる激闘の中で誰とも戦わず、さながらシャドーボクシングの如く、素人丸出しではあるものの、ジャブやストレートを繰り出しながら観戦していた。
 ただし応援しているのは生徒らではなく、チョコレートで出来ているのなら、自分はあげる側につかないとね、という謎の理由からゴーレムの方で――。
「そこだジャブ! ジャブ! 右ストレート! ヘビーカロリーを拳に変えて、放て鉄拳! 鉄人パンチ!」
 と、一人ノリノリで楽しんでいた。
「来なさい!」
 ニムファーが命令している――気分なだけで、実際に命令を受けてはいないのだが――チョコレート・ゴーレムが、【朱璃・拝】(しゅり おがみ)に迫る。
 持ち前の機動力で翻弄しつつ、甘い香りのする巨体を駆けあがろうとする朱璃を薙ぎ払うゴーレムの鉄拳が、校庭に穴を開ける。
「拝さん!」
「大丈夫ですわ!」
 朱璃に接近戦を任せて補佐に回ったとはいえ【レーネ・ブリーズ】はチョコレート・ゴーレムの攻撃で彼女の姿を見失う度にゾッとして、気が気でない。
 だから舞い上がった戦塵の中から無事な朱璃を見つけると、安堵の吐息が漏れる。
 そして今の自分ができる精一杯を、言の葉に紡ぐ。
「前に――積み上げた力、磨いた技、歩んだ心。だから前に。それらはきっと、あなたと共にあるから――!」
 想いを籠めた言の葉が紡ぐ応援の詩(うた)が、朱璃の体に力を与える。
「ありがとうございます、レーネ様!」
「薙ぎ払え、ゴーレム!」
 ニムファーの命令ではないものの、チョコレート・ゴーレムは朱璃目掛けて拳を振るう。
 鈍重な一撃が何度も繰り出され、戦塵を巻き上げる様子を見ていた【仁和・貴人】(にわたかと)は、鎌を握り締めて迫り来るチョコレート・ゴーレムを迎え撃つ。
 ここに来るまでに朱璃と会い、互いに眉間の探知部分を破壊しようということになったが、実際向こうは朱璃一人で相手しているようなもの。そう時間は掛けられまい。
「早期決着が望ましい。二人共、協力を頼むぞ」
「ははア。拝様が引き付けているうちに、というわけで御座いますね? 承知致して御座います」
「私達であいつ抑えるから! 頼んだよ、貴人!」
 拳を振り下ろしたチョコレート・ゴーレムの左右に回り込み、【アルシェ・スレット】は下半身をプチヒドで、【ビャッカ・リョウラン】は翼を広げて飛び上がり、上半身を灼けつく息吹にて攻める。
 左右から襲い来る熱を受け、腕を振るゴーレムの攻撃を掻い潜りながら二人が攻撃を続ける中で、貴人は一人真正面から鎌を持って斬りかかる。
 ゴーレムの拳が振り落とされると一旦引いて、足裏に魔力を収束。振り下ろした拳を足蹴に跳び、さらに宙を蹴って跳び上がって眉間に鎌を突き立てる――が、硬い。
 だが切れ目さえ入れられれば充分。
 貴人が小さな切れ目に叩き込んだのは、火の大精霊の加護が宿るとされる鉱石の詰まった、エンジュワカイロ。
 多少温かい程度の熱しか発さないし、火の魔法やドラゴニアの炎には後れを取るものの、仕込まれたカイロは眉間を溶かし、生徒らを探知する部分を曝け出す。
「スレットくん、リョウランくん、そのまま攻撃を」
 改めて鎌を握り直し、助走をつけて走る。
 迫り来る貴人の魔力の上昇を感じたか。左右からの攻撃を無視して、ゴーレムは突き出した肩で風を切って突進してきた。
 巨体に合わない速度だが、慌てるほどではない。貴人の目は、ゴーレムの眉間で光るカイロをしっかりと捉えて、狙っていた。
 振り被った鎌が魔力を帯びて、鋭利な刃を研いで伸ばす。
「さぁ、おやすみなさいの時間だ――ウィズマ・アーダ!」
 鋭く伸びた一撃が、チョコレート・ゴーレムの眉間に仕込まれた魔力を感知する部分をカイロごと斬り付け、砕き割る。
 周囲の状況が認識できなくなったチョコレート・ゴーレムは止まることができずにそのまま直行。その先でレーネの援護を受ける朱璃と交戦していたチョコレート・ゴーレムに倒れ込むように激突し、足を掬(すく)う形で尻餅をつかせてしまった。
「溶けているわ、早すぎたのかしら……」
 アルシェとビャッカの炎攻撃が効いたのか、体が溶け始めているチョコレート・ゴーレムを見てニムファーはしみじみと呟く。
 直後に彼女の鼓膜を震わせたのは、祖流還りによって狼としての本能と能力を呼び覚ました朱璃の獣の如き咆哮だった。
 尻餅をついたチョコレート・ゴーレムを駆け上がって登り、気合を込めて風を切る速度で握り締めた拳を連続で、チョコレート・ゴーレムの眉間に叩き込む。
 ゴーレムが薙ぎ払おうと腕を振ると垂直に跳び上がり、膝を抱えて勢いのままに回転。重力に従って落下しながら回転を加速させ、渾身の踵落としを眉間に叩き込み、眉間に入っていたヒビを亀裂に変えて、内蔵されていた魔力を探知する部分ごと蹴り砕き、脳天を割った。
「やった! 拝さん!」
「レーネ様、一旦引きますわよ! ビャッカ様!」
「任せてっ!」
 朱璃が脳天を砕いたチョコレート・ゴーレムが、周囲を認識できぬままに暴走しかけて、それを見越した朱璃がレーネの手を引いて共に一度引く。
 代わりに上空より翼を広げ、飛び掛かったビャッカの剣が脳天を直撃。立ち上がろうとした溶けかけのチョコレート・ゴーレムを踏む形で、また倒される。
 再度立ち上がろうとするチョコレート・ゴーレムの左脚の関節に、アルシェが連続で放ったプチヒドがぶつかり、溶かす。
 完全にとはいかないが、関節を溶かされたチョコレート・ゴーレムは自重を支えきれず、立ち上がることが叶わない。
「申し訳ありませんが、そのままでお願いしたく御座います。これから食べるものに、あまり砂塵を付着させたく御座いませんので」
 プチヒドが飛んできた方向から予測したか、チョコレート・ゴーレムはアルシェに向かって手を伸ばす。
 アルシェは杖で伸ばされた腕をなぞるように流し、体を捻って回転。肘の部分に迫ると杖を突き付け、ゼロ距離でプチヒドを放ち、チョコレートの装甲を爆散させた。
 溶けだした中身が弾けて頬に掛かったのを、アルシェは引きながら舐めとる。
「ははア……見かけ以上に意外と美味で御座いますな。これは是非とも手に入れなければなりますまい。そうで御座いましょう? 拝様」
「えぇ、もちろんですわ!」
「拝さん、頑張って」
 天使の歌にて朱璃を回復させたレーネは、笑顔で送り出す。
 朱璃もまた満面の笑顔で、親指を立てて応えた。
「回復ありがとうございました、レーネ様! あなたの分まで、砕いて来ますわ!」
 貴人とビャッカが二人掛かりで攻め立てるチョコレート・ゴーレムに、朱璃も飛び掛かる。
 丁度翼を広げるだけの体力がなくなってきたようで、朱璃が飛び蹴りを決めてチョコレート・ゴーレムに自身を支えさせると、その隙に後退して切れた息を整える。
 すかさずレーネが駆け寄り、天使の歌を奏でて回復させた。
「大丈夫ですか?」
「うん、ありがとう。お陰で助かったよ」
「少し体力を消耗し過ぎている様子。しばし、休憩を挟まれるといいで御座いましょう。ここはアルシェが向かいます。ビャッカ様は休憩のついで、レーネ様の護衛を」
「……わかった。頼んだよ」
「ははア。任せれまして御座います――!」
 アルシェは様子を窺いながら距離を詰める。
 狙うは先ほど完全には破壊できなかった腕の関節。魔力はもうあまりない。が、先程のゼロ距離砲撃のお陰で、そこならば魔法を使うまでもなさそうだ。
 何より、別に自分が破壊しなくてもいい。
 朱璃の攻撃に気を取られていたチョコレート・ゴーレムの脚を狙い、杖で叩く。自重を支えている腕は関節を破壊されていない方。自身の下にいる相手を狙うのに、この腕は動かせない。ならば動かすのは、関節を破壊されてもまだ、鞭のように振るえば動く方――。
「魔王が握る鎌は、死神のそれと同じと思え」
 貴人の振るう鎌が的確に、鞭のようにしなって振るわれたチョコレート・ゴーレムの腕の関節を斬り砕く。
 斬られた関節より先が身を屈めたアルシェの頭上を飛んで、振り被った勢いのまま飛んでいった。
「無茶なことをする」
 ほくそ笑んだアルシェに、仮面の奥で貴人も鼻で笑って返す。
 片腕を斬られたことでバランスを保てなくなったか。辛うじて片腕で自重を支えていたチョコレート・ゴーレムはよろけ、溶けた関節が自重に耐え切れずに砕けて倒れる。
 立ち上がろうとしたときには、すでにずっと高く跳躍していた朱璃の全体重をかけた踵落としが、後頚部に当たる部分に落ちて踏み砕いた。
 が、まだ足りない。また立ち上がろうと、チョコレート・ゴーレムは残った腕と脚に力を籠め始める。
「まだ――っ!」
「どいてくれるか」
 その場から跳んで離脱した朱璃に変わって、貴人が跳ぶ。振り被った鎌は魔力を帯びて、刃を鋭く伸ばしていた。
「ウィズマ・アーダ!」
 二段ジャンプで跳んだ高さから、全体重をかけて鎌を振り下ろす。
 朱璃が入れた亀裂に刃の先端が突き刺さり、さらに亀裂を押し広げてより深く、刃が入っていく。
「く、だ、け、ろぉぉっ!」
 刃がさらに深く、チョコレート・ゴーレムの後頚部に突き刺さる。
 それが致命傷となったのか、より深く刃が食い込んだ瞬間、立ち上がろうとしていたチョコレート・ゴーレムから力がなくなり、立ち上がろうとしていた腕と脚は崩れて倒れ伏して、そのまま沈黙した。
「必要以上に働くのは嫌なんだが、な……まぁ、いいか」
「やりましたわぁ! 貴人様!」
 疲れ果てた様子で、振り返らず手だけ振って応える。
 様子を見ていたニムファーは周囲を見渡す。周囲のチョコレート・ゴーレムもほとんど倒されており、もう見るべき場面はない。
「そろそろ潮時かしらね……」
 と、そそくさと気配を消して立ち去ろうとしたとき、ドシン、という重量感のある音が背後で響いて振り返った。
 見ると、貴人が眉間に仕込んだカイロが未だ熱を発して、片腕と片脚が溶けているチョコレート・ゴーレムが上半身を起こしていた。
「……! 薙ぎ払えゴーレム、どうした、さっさと撃たんか」
 いわゆるドヤ顔で発せられた言葉に、反応したはずはない――はずだが、チョコレート・ゴーレムは動き出す。
 撃ち出すものは何もないが、赤く燃える体で這いずりながら、まだわずかに生き残っている探知部分で補足した朱璃と貴人に詰め寄っていく。
「参ったな……もう沈黙したと、思っていたのだが」
「貴人様はお休みくださいませ。先程仕留められなかった分、私が今度こそ仕留めて見せますわ!」
「……なら、頼む。オレは過重労働はゴメンだ」
 と、立ち上がりかけた腰を落ち着かせる。
 本当は魔力も体力も限界ギリギリで、援護できれば関の山程度に考えていたのだが、まぁ問題ないだろうと軽視していた――いや、軽視していると言うと表現が違うか。
 信頼していた。こいつらに任せてしまって大丈夫だと。
 彼らは部下ではないが、共にこの学園で過ごして、度々同じ窮地を脱した仲であるからこそ、信じられる。安心して、任せられた。
「仁和さん、ごめんなさい。わたくし、もう魔力が……」
「構わない。あとは、任せていいんだろ」
「えぇ、もちろん!」
「私も充分休ませてもらったからね、最後の勝負! 決着と行こう!」
「ははア。いやはやなんとも、頼もしい限りで御座いますね。アルシェの魔力ももうそこまで残っておりませんので、援護はあまり期待しないで欲しいで御座います。お二方」
 溶けた体で這いながら迫るチョコレート・ゴーレムの、今まで開かなかった口が開く。
 発声器官がないため吠えはしないが、炎で赤く光る溶けかけた体で這いずり寄る姿は、作り手の命令を何が何でも実行しようとする執念じみたものを感じて、恐怖すらある。
 だが皆、恐れてはいない。それこそ一年前――この学園に来るより前には足が竦んで動かなかっただろうが、今はあのときとは違う。
 度重ねた実戦経験値と、同じ修羅場を潜り抜けた信頼できる仲間がいる。
「拝さん! リョウランさん! これまでに培ってきた力のすべてが、あなた達に付いています。わたくし達がついています――ご武運を!」
『えぇ!』
 溶けていない方の足で地面を蹴って、チョコレート・ゴーレムが圧し掛からんと跳んでくる。
 全員で躱し、ビャッカはチョコレート・ゴーレムの背に飛び乗った。
 先ほど自身の息吹で溶かし、柔らかくなった右の肩を目指して走り、跳躍。一瞬翼を広げてより高く飛び上がり、先程の貴人のように高い位置からの落下速度を利用して、全体重をかけた一撃を狙う。
「勇気を剣に! 信念を刃に! 正義を心に! 穢れた欲望を断ち切れ――必殺! ブレイブ、スラッシューーっ!!!」
 性別、体格、体重差。種族の違いを加味しても、ビャッカの剣は貴人の一撃と比べると軽い。
 だが赤く溶けるチョコの装甲は柔く、落下速度を利用した剣は肩の半分まで斬り込む。完全に断ち切るまでは叶わなかったが、しかし半分まで斬れてしまえば、あとは自重で砕け、斬り落とされた。
「どうだぁぁっ!」
「さすがで御座います、ビャッカ様。そして――こちらも仕上げで御座います」
 最期の一撃。最後のプチヒドがチョコレート・ゴーレムの膝関節に炸裂し、爆ぜる。
 砕け散った膝関節が割れ、こちらも左右のバランスを失った。溶解したチョコレート・ゴーレムはやはり叫ばないものの、大口を開けてまだ生き残っている片腕を伸ばす。
 だが先程までそこにいた朱璃はすでに、チョコレート・ゴーレムの懐へと飛び込んでいた。
 残り僅かな体力と気力を振り絞り、懐に入った速度のまま飛び上がる。
 斬り落とされた肩を中心とした上半身と、砕かれた膝を中心とした下半身に籠った熱が丁度交わった中間点。腹部中央に、渾身のアッパーカットが炸裂する。
 祖流還りして、気合も入れて、それでもさすがに三〇〇キロもの巨体が浮くことはない。だがそれでも、アッパーを撃ち込まれたチョコレート・ゴーレムの腹から突き抜け、背中が盛り上がるほどの衝撃が全身を駆け巡って、チョコレート・ゴーレムを沈黙させた。
「え――あ、ちょっと待っ――!?」
 アッパーの衝撃と、片腕分傾いた重心とで横に倒れたチョコレート・ゴーレムに下敷きになったニムファーと違い、朱璃はそれより前に股下を抜ける。
 足がもつれて転げた朱璃はそのまま前転を繰り返し、最後に仰向けで止まった。
 二度の祖流還りはさすがに応える。疲労でもう、体が動かない。
 立ち上がれずに息を切らしたまま寝る朱璃に、アルシェが手を伸ばす。
「大事、御座いませんか。朱璃様」
「朱璃! やったね!」
 疲労困憊ながら応じた朱璃とタッチを交わしたビャッカは、満面の笑みで笑う。
 遠目で見ていた貴人も疲れたと、その場で鎌を支えに座り込んだ。
「お疲れ様でした、仁和さん」
「あぁ。こんなありがた迷惑なバレンタインチョコは、しばらくごめんだがな」
 少し照れた様子で返した貴人にレーネが微笑みをくれたとき、周囲から拍手が起こる。
 どうやら今倒した一体が最後の一体だったらしく、しかも新入生だけで仕留めたということで、周囲の先輩らから称賛の拍手を送られたのである。
 ビャッカがその声に応え、朱璃の手を引っ張り、貴人の手をも捕まえると、一番の功労者の二人にもっとと言わんばかりに高々と片手を突き上げさせた。
「さぁ、皆で食べよう! 私、もうこの甘い匂い我慢できない!」
「ははア。はてさて、衛生面は大丈夫なので御座いましょうかねぇ」
「ブリキバケツの兜を持ってる。これに掬って、加熱処理してしまえばある程度は平気なんじゃないか」
「これだけのチョコ、何を作ろうか迷いますわね。甘いものは疲労回復にもいいですし」
「じゃあわたくし、お手伝いします。みんなで食べましょう」
(へ、ヘビーカロリーが……本当に、ヘビー……重い、そして、甘い……)
 その後、溶けたチョコレートの中からニムファーが引きずり出されるのは、十数分後のことであった。
 かくして、魔法学園(フトゥールム・スクエア)バレンタイン騒動は終息。熱く激しく、そして甘い戦いは幕を閉じた。
 チョコレート・ゴーレムを制作し、起動した先輩もそれ相応の処分が下されたらしいが、これで懲りたのか、ゴーレム騒動はもう起きないのかと問われると、誰にも保証などできない話である――。



課題評価
課題経験:50
課題報酬:1000
贈呈、チョコレート・ゴーレム!
執筆:七四六明 GM


《贈呈、チョコレート・ゴーレム!》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 1) 2020-02-08 12:41:09
武神・無双コースのルネサンス、朱璃・拝と申します。どうぞよろしくお願いしますね。

《奏天の護り姫》 レーネ・ブリーズ (No 2) 2020-02-09 10:41:10
芸能・芸術のエルフ、レーネです。よろしくお願いします。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 3) 2020-02-09 19:19:08
眉間が弱点なのですわね。身長が高いので狙い難そうですが、立体起動で体を駆け上がるとかできますでしょうか?とりあえず私は接近して殴るだけですわね。とにもかくにも拘りの味のチョコレートと聞けば甘い物好きとしては放っておけませんわね♪

《奏天の護り姫》 レーネ・ブリーズ (No 4) 2020-02-09 23:59:57
弱点をこわすのって「部位破壊Ⅰ」の技能になるのでしょうか。
チャレンジなさるのでしたら「言の葉の詩:フォルテ」で応援したいです。
あとは楽器でおけがをなおしていようかなとおもってます。

《未来を願いし者》 アルシェ・スレット (No 5) 2020-02-10 09:04:58
やや出遅れまして賢者・導師コース、アルシェ・スレットで御座います。
ははア……火属性で御座いましたらアルシェはプチヒドを使うのが良う御座いましょうねえ。
部位破壊を会得しておらぬのがやや心配で御座いますが……身の丈3メートルで御座いましたらアルシェが真正面に放たば下半身の何処かには命中致しましょう。
思うに、巨大な敵はまず足を奪うのが定石で御座います。ええ、ええ。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 6) 2020-02-10 20:57:02
>弱点
そうですわね、「部位破壊」になるかと思いますわ。とりあえず立体起動と部位破壊は持って行っておきますわ。応援、よろしくお願いいたしますね。

>足元
足元を崩せば眉間も狙いやすくなるかと思いますし、よろしくお願いいたしますね。

私は前に出て立体起動で攪乱してプチヒドを狙いやすくしてみますわ。足元がぐらついたら部位破壊で眉間を狙う、という感じになるでしょうか。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 7) 2020-02-10 21:00:33
所で私達が相手するゴーレムは二体という事ですけれど、10体の内の2体という事なので近くに2体一緒に居る、と考えて良いのでしょうか?

《這い寄る混沌》 ニムファー・ノワール (No 8) 2020-02-10 22:00:16
ニムファー・ノワール17歳です!(ぉぃぉぃ

よろしくね。

《メメルの婚約者☆》 仁和・貴人 (No 9) 2020-02-11 10:19:28
魔王・覇王コースの仁和だ。
よろしく。
校庭をうろつくチョコレート・・・
毎年恒例ということだし、キキ先輩が来そうだな・・・

ああ、そうだ。
オレは部位破壊狙いで物理攻撃を仕掛けようと思っている。

魔力を探知とのことなので魔力を乱れさせたりしたらどうのなるのか気になるところではあるな。

《奏天の護り姫》 レーネ・ブリーズ (No 10) 2020-02-11 10:28:13
ひとつづつやっつける方がかんたんだとはおもいます。
でも、ゴーレムはいっしょにいるかもしれないです。
そのときは片方を拝さんに部位破壊して動きを鈍らせたまま、
立体起動でひきつけていただいて、もう片方をスレットさんの
火の魔法を中心としてみんなでいそいでやっつけて、
それから拝さんがひきつけてくれてる方をこわす、
という感じになるでしょうか。
拝さんがとってもあぶなくなっちゃいますけど。
わたくしの回復の射程は3ですから
ある程度はなおしてあげられるかもしれません。

ないとおもいますけど、部位破壊したゴーレムが
言の葉の詩や回復をしてたわたくしにむかってきたら
「全力撤退」の技能でにげまわってひきつけるしかないとおもいます。

《奏天の護り姫》 レーネ・ブリーズ (No 11) 2020-02-11 10:51:43
あら、しつれいしました。
仁和さんも部位破壊なさるんですね。
それでしたらどうしましょう。

《メメルの婚約者☆》 仁和・貴人 (No 12) 2020-02-11 11:40:31
二面作戦でもいいし、先に集中して一体倒すのも有りだとは思うぞ。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 13) 2020-02-11 19:22:31
2体いますから、私と貴人様とで一体ずつ部位破壊で眉間を狙う、でよいのではないでしょうか?

2体一緒にいる場合はレーネ様の仰るように一体はなるべくひきつけておくようにいたしましょうか。離れている場合は皆で一体ずつ叩くという事でよいかと。

《未来を願いし者》 アルシェ・スレット (No 14) 2020-02-11 22:56:39
2体が離れている場合は全員で集中攻撃に異論は御座いません。

見たところ……貴人様のほうががんじょうが高く、拝様のほうがつよさに優れているようで御座います。
ゆえ、2体一緒の場合に集中攻撃による各個撃破を狙うので御座いましたら、引き付け役は貴人様にお願いするのが良いと考える次第で御座いますが。

如何思われましょうや?

《奏天の護り姫》 レーネ・ブリーズ (No 15) 2020-02-11 23:15:29
それではわたくしはたたかいの前に「視覚強化Ⅰ」の技能と
「風の民」の種族特性で敵を観察して、
ゴーレムのようすをみなさんにおしらせします。

ひきつけはおふたりのどちらでも、だいじょうぶかなとはおもいます。

スピードが遅めなゴーレムに対して、拝さんのすばやさも
いかせそうですし。

おふたりのおきもち優先でいいのではないかと。

部位破壊のプラン値を2増やす、わたくしの「言の葉の詩」も
どちらの方に使うかもご要望にできるだけあわせます。
治療がおくれてもいいからということでしたら
お二人に順番につかうのもだいじょうぶです。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 16) 2020-02-12 20:48:11
>引き付け
私も特にどうしても、という訳ではないので貴人様が引き付け役で宜しいのでしたらお願いいたしますわ。

《大空の君臨者》 ビャッカ・リョウラン (No 17) 2020-02-12 20:55:09
勇者・英雄専攻、ビャッカ・リョウランだよ。
遅い参加になったけど、よろしくね。

部位破壊する人はもう居るみたいだから…
私は灼けつく息吹で溶かすよ。柔らかくなったら、剣で叩き斬る。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 18) 2020-02-13 20:47:10
ひとまずプランは提出しましたわ。一応私が引き付け役をする形で書かせていただきましたわ。

《メメルの婚約者☆》 仁和・貴人 (No 19) 2020-02-13 22:25:37
遅くなってしまってすまない。
引き付け役に拝くんが行ってくれたみたいだな。
・・・攻撃重視っぽくなるようにプラン提出して来よう。

締め切りももうそろそろだ。
出し忘れの無いようにな。