;
墓場まで持って行けなかった思い


ストーリー Story

「多分……出来た」
 一枚のカードを手にし、まじまじと見つめる『フトゥールム・スクエア』の用務員。魔法道具の修理や修繕担当のカルマ【ラビーリャ・シャムエリヤ】は。
 軽く伸びをしながらふぅ、と息を吐く。
 どうやら集中して作業を行っていたようで、結構疲れているようだ。
 そんな彼女を疲れさせた道具とは果たして――――。
 ……手にしていたカードには、『メメペイ』と書かれていた。

 *
 『メメペイ』。それは魔力による遠隔決済を可能にする支払いシステム。
 しかしそれは現在は試用期間中であり、持っている生徒はごく僅かだった。
 ――が、試用中に大きな問題は見られない、と判断されたらしく、さらに枚数を、範囲を拡大して第二試用期間となることが決まった……らしい。
 歯切れの悪い言い方なのはこの事を説明したラビーリャに問題があったわけで……。
「みんなで使って……ボンッ?」
 ふんわりとしか理解出来なかったのだ。
 とはいえ珍しさもあり渡された生徒は好奇心に心躍らせて購買部へ。
 適当に商品を見繕っていざ決済! と白狐のルネサンスの男子生徒がカードを専用の魔法具に翳(かざ)したときである。
 ――本来は……というか、初期のカードは決済時に、その時の【メメ・メメル】学園長の気分に応じて言葉が変わるはずだった。
 ……が、しかし。
 聞こえてきたのは――、
「自分の半分くらいの身長のエリアルの女の子に頭をなでなでされたいのでおじゃる」
 という、その男子生徒の声での決済音で。
 ――周囲が、凍った。
 空気が……いや、空気だけでなく、皆の動きが。
 男子生徒の思考が。
 ――そして……、
「イケメンドラゴニア様にあーんして貰いたい~」
「ぼ、僕より大きなお姉さんに『壁ズダァァァッン(注:壁ドンの最上位)』して貰いたい!」
「素敵なお姉様に寝るまで耳元で愛を囁いて欲しいですわ!」
 それぞれの生徒が手にした『メメペイ』カードが共鳴するように。
 その持ち主の性癖を暴露し始めたのである。
 上がる悲鳴に購買部は大パニック。
 ……そんな騒動に巻き込まれた生徒の皆は、果たしてどのような反応をするのだろうか。


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 4日 出発日 2020-05-21

難易度 簡単 報酬 少し 完成予定 2020-05-31

登場人物 8/8 Characters
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。
《ゆうがく2年生》空蝉・一季
 ドラゴニア Lv10 / 魔王・覇王 Rank 1
「空蝉 一季(うつせみ ひとつき)」 【外見】 黒髪短髪 ややつり目 トレードマークは白いマフラー 【性格】 クールで慎重 正義の味方に憧れを抱いている 人と違う部分が嫌いで鱗が見えてる部分は隠そうとする 【入学理由】 本当は英雄になりたかったが、自分がなれはしないと思っていた。 力はコントロールしてるもののいつ傷つける側になるか分からない為、入学を志願する。 ※アドリブ大歓迎!
《模範生》プラム・アーヴィング
 ヒューマン Lv23 / 賢者・導師 Rank 1
「俺はプラム・アーヴィング。ラム肉を導く修道士だ。…そうは見えない?そりゃそうだ、真面目にヤる気ないからな。ま、お互い楽しく適当によろしくヤろうぜ。ハハハハ!」                                       ■身体 178cm/85kg ■人格 身に降り注ぐ事象、感情の機微の全てを[快楽]として享受する特異体質持ち。 良心の欠如が見られ、飽き性で欲望に忠実、貞操観念が無い腐れ修道士。 しかし、異常性を自覚している為、持ち前の対人スキルで上手く取り繕い社会に馴染み、円滑に対人関係を構築する。 最近は交友関係を構築したお陰か、(犬と親友と恋人限定で)人間らしい側面が見られるように。 現在、課題にて連れ帰った大型犬を7匹飼っている。 味覚はあるが、食える食えないの範囲がガバく悪食も好む。 ■口調 修道士の皮を被り丁寧な口調の場合もあるが、普段は男口調を軸に雑で適当な口調・文章構成で喋る。 「一年の頃の容姿が良かっただァ?ハッ、言ってろ。俺は常に今が至高で完成されてんだよ。」 「やだ~~も~~~梅雨ってマジ髪がキマらないやんけ~~無理~~~二度寝決めちゃお~~~!おやすみんみ!」 「一応これでも修道士の端くれ。迷えるラム肉を導くのが私の使命ですから、安心してその身をゆだねると良いでしょう。フフ…。」 ■好き イヌ(特に大型) ファッション 極端な味付けの料理 ヤバい料理 RAP アルバリ ヘルムート(弟) ■嫌い 教会/制約 価値観の押し付け
《イマジネイター》ナノハ・T・アルエクス
 エリアル Lv23 / 賢者・導師 Rank 1
フェアリータイプのエリアル。 その中でも非常に小柄、本人は可愛いから気に入っている。 明るく元気で優しい性格。天真爛漫で裏表がない。 精神年齢的には外見年齢に近い。 気取らず自然体で誰とでも仲良く接する。 一方で、正義感が強くて勇猛果敢なヒーロー気質。 考えるよりも動いて撃ってブン殴る方が得意。 どんな魔物が相手でもどんな困難があろうと凛として挑む。 戦闘スタイルは、高い機動性を生かして立ち回り、弓や魔法で敵を撃ち抜き、時には近接して攻め立てる。 あまり魔法使いらしくない。自分でもそう思っている。 正直、武神・無双コースに行くかで迷った程。 筋トレやパルクールなどのトレーニングを日課にしている。 実は幼い頃は運動音痴で必要に駆られて始めたことだったが、 いつの間にか半分趣味のような形になっていったらしい。 大食漢でガッツリ食べる。フードファイター並みに食べる。 小さな体のどこに消えていくのかは摩訶不思議。 地元ではブラックホールの異名(と食べ放題出禁)を貰うほど。 肉も野菜も好きだが、やっぱり炭水化物が好き。菓子も好き。 目一杯動いた分は目一杯食べて、目一杯食べた分は目一杯動く。 趣味は魔道具弄りで、ギミック満載の機械的な物が好き。 最近繋がった異世界の技術やデザインには興味津々で、 ヒーローチックなものや未来的でSFチックな物が気に入り、 アニメやロボットいうものにも心魅かれている。 (ついでにメカフェチという性癖も拗らせた模様)
《枝豆軍人》オルタネイト・グルタメート
 リバイバル Lv15 / 魔王・覇王 Rank 1
■性別■ えだまめ(不明) ■容姿■ 見た目:小柄で中性的 髪:緑のショートヘア 目:深緑色 服:生前の名残で軍服を好む。 あとなぜが眼帯をしてる。 ※眼帯に深い理由はない。 ■性格■ 元気(アホの子) 意気揚揚と突撃するが、結構ビビりなのでびっくりしていることもしばしば。 ■趣味■ 枝豆布教 ■好き■ 枝豆(愛してる) ■苦手■ 辛いもの(枝豆が絡む場合は頑張る) ■サンプルセリフ■ 「ふはっはー!自分は、オルタネイト・グルタメートであります。」 「世界の半分を枝豆に染めるであります!」 「枝豆を食べるであります!おいしいのであります!!怖くないのであります!」 「これでも軍人さんでありますよ。ビビりじゃないであります!」 「食べないで欲しいでありますー!!自分は食べ物ではないであります。」
《新入生》ザコバ・モブロフ
 ヒューマン Lv14 / 魔王・覇王 Rank 1
サブカルチャー大好きな34歳独身。 彼女いない歴は我が生涯である! 元居た世界ではブラック企業に勤務していたらしいが、会社で2月目の缶詰め状態に入ったある日、夜中にデスクでうたた寝してたら……この世界に転移してしまった。 とりあえず、元の世界に戻って大事なフィギュア達や薄い本を転売の魔の手から守るのが今の目標。 「そのためならば、拙者は悪にでもなれるでござるよドゥフフフ……」 でも、ファンタジーの世界にいるはずのエルフっ娘やらを生で見られるので、この世界も満更ではないようだ。 なお、大変なメタボでいらっしゃる。 健康診断はこわいけど、白衣のナースは大好物。 失ったもの:頭髪 実年齢:34歳(2020.3.22現在) 身長:151cm 体重:3桁の大台
《熱華の麗鳥》シキア・エラルド
 ヒューマン Lv25 / 芸能・芸術 Rank 1
音楽と踊りが好きなヒューマンの青年 近況 自我の境界線が時々あやふやになる みっともない姿はさらしたくないんだけどなぁ 容姿 ・薄茶色の髪は腰の長さまで伸びた、今は緩く一つの三つ編みにしている ・翡翠色の瞳 ・ピアスが好きで沢山つけてる、つけるものはその日の気分でころころ変える 性格 ・音楽と踊りが大好きな自由人 ・好奇心>正義感。好き嫌いがハッキリしてきた ・「自分自身であること」に強いこだわりを持っており、自分の姿に他者を見出されることをひどく嫌う ・自分の容姿に自信を持っており、ナルシストな言動も。美しさを追及するためなら女装もする。 好きなもの 音楽、踊り、ともだち 苦手なもの ■■■■、理想を押し付けられること 自己犠牲 二人称:キミ、(気に入らない相手)あんた 初対面は名前+さん、仲良くなると呼び捨て
《新入生》パソス・ウェルテクス
 ローレライ Lv6 / 賢者・導師 Rank 1
弱きを助け悪を挫く、超天才美少女魔導士!! 身体に内包している莫大な魔力と天才的な知能を駆使して、今日も敵をバッタバッタとなぎ倒せ!! …という設定のすこしいたーいローレライ 設定全開で活躍しようとするが、だいたい空回りした後に「ふっそういうことだ」とか「くくっやはりそうだと思ったのだ」とか得意げにいうのはお約束 見た目が幼いため、子供扱いされると怒るが… 持っているものは年相応に持っているようだ 本名はイエラ・コーラサワー 実はどこかの商人の令嬢だが、物語の魔導士に憧れてしまい挙句の果てにはそのせいで厨二病を発症したもよう しかし両親が超親バカなので理解しているらしく、人様のために魔物を倒すことを決意した時には、もう泣きながら学園の入学を薦めたらしい とりあえず、コーラサワーじゃ格好が悪いということで偽名で名乗ることにした…らしい ※慌てたときなどの素の口調 一人称:わたし 二人称:あなた 三人称:~さん 口 調:~です、~ます

解説 Explan

 手にすると心に秘めているはずの性癖を暴露してしまう仕様になった『メメペイ』をどうにかするシナリオ……ではなく、その騒乱の中で、皆様の子の性癖を暴露しちゃおうというエピソードになります。

 事態の収束に向かう必要は全くなく、その内ひとしきり楽しんだメメたんが何とかするので、後のことは気にせずフリーダムに。
 ただし、ピンクな思いが強すぎると全て伏せ字対応という悲しい処置を施す必要が出てくるので、あくまで全年齢対象の性癖暴露でお願いします。
 どさくさに紛れてNPCに告白とか、やっていいかもしれません。
 ……責任は取りませんが。

 何してもいいいつもの馬クオリティフリーダムエピソードですが、そもそも暴露するのか、聞く側に回るか位は明確にしといて下さい。
 でないと皆様のお子さんが馬のせいで暴走しかねませんので。


作者コメント Comment
 いつも馬だけが性癖暴露している気がして理不尽を覚えたので皆様に反撃してやろうと思い立ったエピです。
 嘘です。ツイッターの呟きからヒントを得て馬の思考の元に魔改造を施したエピになります。
 こんな不具合が出ちゃうようなら、まだまだ『メメペイ』の実装は遠そうですね。


個人成績表 Report
チョウザ・コナミ 個人成績:

獲得経験:48 = 40全体 + 8個別
獲得報酬:960 = 800全体 + 160個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
…あー、あのカード。ザコちゃんももらったけど。
何だっけ、現金じゃない支払い出来るやつでしょ?訳わかんない会話してんだけど。おもしろ。


欲しいものとか希望を叫び喚く感じの効果になってるわけ?ふーん。
でもって何でそれ聞かれんのいやなんだろーね。事実なんでしょ?
…ヒールだった神父様の中身とか、そもそも意味がわかんないからあれだけどさ。

ちょっと購買部近くの椅子借りるね。しばらく座って眺めとく。
騒がしーの好きじゃないけど。色々の希望とか聞けんのはいーよね。個性と自由感じみ。

ザコちゃんの?
鳴んないよ?だってポケットの奥しまってっし。どっかの。
取り出さなきゃいーんでしょ?でもってザコちゃんが触らなきゃ。

空蝉・一季 個人成績:

獲得経験:48 = 40全体 + 8個別
獲得報酬:960 = 800全体 + 160個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
←性癖暴露側

【メメペイ使用理由】
メメペイを貰ったまま放置も出来なくてとりあえず使ってみようかと思った
丁度文房具が切れるところだった

【性癖】
『触って欲しい、触りたい』

【心情・行動】
…この前、メメペイって物を貰ったが…
なんだか試作品みたいだし、使わないで返すのも気が進まない
丁度文房具が切れそうだったし…1度使ってみようか

…人混みか…苦手だな…

…また、傷つけるかもしれない
…そうならない為にも目立たないようにしよう

フードは目深に被って
…ふぅ、行こう

人が、多、い、な

早く、早く帰ろう
また、怪我をさせないように

…これ、メメペイで

…!?(1度唖然としてから一気に真っ赤になり)

…っち、ちが、な、これっ(困惑)

プラム・アーヴィング 個人成績:

獲得経験:48 = 40全体 + 8個別
獲得報酬:960 = 800全体 + 160個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
エエーッ何々面白そうじゃないのォ~アタシこういうの大好きィ!

はい、ここにアルバリ及び下僕共から貢がれた金がたんまり使えるメメペイがあります。
どうせ、今は皆ビビッて使わないんだろ?
だったら、買い足しながら何度でもタッチ。

さァ、俺の性癖が尽きるか、端末が壊れるのが先か耐久バトルしようぜ!
イくぜ!俺のターンッ!
醜い男にはMの事が多い/美しい男にはSの事が多い
獣[規制]が好き/異種[規制]も好き
実は女でも[規制]付けるなら全然イケる/首絞められながら[規制]
[規制][規制][規制][規制][規制][規制][規制]

―以下全て規制


事後は暴露された奴らの性癖から獲物を見つけ出す。
突撃今夜の晩御飯。

ナノハ・T・アルエクス 個人成績:

獲得経験:48 = 40全体 + 8個別
獲得報酬:960 = 800全体 + 160個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
アドリブ度A

■心情・行動
メメペイの試用会、ラビーリャの怪しい一言で嫌な予感はしてたけど…案の定。
たしかに「みんなで使ってボンッ」してるけど!?
違うそうじゃない!どうしてこうなった!

とりあえず…白狐のルネサンスの男子生徒から、そっと距離を取っておこう。

後は事態を収束するべく、メメペイの不具合修正を手伝うよ。
一般技能の修理と設計はそこそこあるつもり。
実際に確認して…無茶苦茶だ!こんな駆動式でメメペイを動かそうなんて!
とにかく、僕も弄ってみるよ♪



僕の性癖と言えば…
「ぱくぱくむしゃむしゃ、お代わり!」
「ご飯大好き!食べるの大好き!」
既に知られているし、別に知られても大丈…(油断した所で新性癖の暴露)

オルタネイト・グルタメート 個人成績:

獲得経験:48 = 40全体 + 8個別
獲得報酬:960 = 800全体 + 160個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
心情:「なんだか、購買が騒がしいであります」

所持品:枝豆

行動:興味本位でメメぺいを所持。
秘めた愛が暴露される側。
「あぜも青もつきみも愛してるであります!」
人の名前?いいえ、枝豆の別名です。
つっこまれれば、照れ顔で枝豆についての愛を語ります。
「枝豆はすごいであります。種類はなんと400オーバー。どれも美味しい。まさに至高であります!」
「自分は枝豆のためなら、この命捧げる所存であります!結婚もしたいくらいでありまし!」
「枝豆LOVE!愛しているであります!」
どこまで行っても枝豆LOVE。

一通り語り尽くしたら、撃沈している皆さんへ枝豆を配りに行く。
「さぁ食べるであります。元気でるであります!」

ザコバ・モブロフ 個人成績:

獲得経験:48 = 40全体 + 8個別
獲得報酬:960 = 800全体 + 160個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
これがメメペイでござるか……もと居た世界で言う電子マネー的なものでござろうか
では、購買であんパンとハンバーガーをゲットして、いざ決済でござる!

おおっと、拙者としたことがカフェオレをゲットするのを忘れてたでござるよ
あぶないあぶない

危うく飲み物もなしでハンバーガー頬張って、喉に詰まらせるところでござった
されど……蜂蜜色の髪の白衣のエルフっ娘に看病されるならば、命を張る価値があるでござる

いやいやしかし!
にゃんこ耳ルネサンスたんの水滴滴るスク水もポイント高し

水と言えば、水も滴るローレライの女教師にドキドキ☆個人レッスンなどされたら、拙者の純潔の危機でござるよ!
こいつぁ……とんだ事件だぜ(ゴクリ)

シキア・エラルド 個人成績:

獲得経験:48 = 40全体 + 8個別
獲得報酬:960 = 800全体 + 160個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
惨状を眺めていたら巻き込まれる側に
メメペイ使ってみたかったんだけど…何?この騒ぎ?
どうしてメメペイからみんなの声がするの?

「自分が全部コーディネートした相手とデートしたい」
固まる、なんせ無自覚(そもそもデートしたことない

「服も髪型も化粧も全部俺にやらせてほしい。
勿論相手の意見は聞くけど、基本俺がやりたい。
普段あんまりそういうのに見向きもしないような子を
俺が綺麗に仕上げていきたいよね、未完成を俺の手で完成させたい」
は!?(プチパニック)
何で俺の声がするの?っていうかどんどん早口になってる!?

あまりに混沌としてきた場合は混乱して何故か【演奏】をわざと大きい音で始める
そうですご乱心です

パソス・ウェルテクス 個人成績:

獲得経験:48 = 40全体 + 8個別
獲得報酬:960 = 800全体 + 160個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
「ふふん、なにが「メメペイに性癖を暴露される」よ。そんなもの怖くて『天才美少女魔術師』なんて名乗れませんぞ。たいだいそんなものに我が動揺するとでもo」

\ PI / (性癖暴露)

\ ボッ /(メメペイに<プチヒド>)

「ほっほら…なにもなかったでしょ、動揺?わっわたしが動揺なんてしてないでしょ。もう、あなた何をいっているのかしら~ははは…」(苦し紛れの<ハッタリ>+<演技>)

(その後逃走)

リザルト Result

 時を戻そう。
 『メメペイ』の暴発により、大パニックが発生する少し前。
 食料品を求めに購買部へやってきていた【ザコバ・モブロフ】は、お目当てのあんパンとハンバーガーを手に取りかごの中へ。
 そのまま会計へ向かおうとしたが、
(おうふ! 拙者としたことが飲み物を買うのを忘れておりましたぞ。このままでは喉につまらせる事不可避。危ないところでござった)
 と、飲み物を買い忘れたことに気が付き一旦列を離れ。
 カフェオレをかごへと入れて戻ってくる。
(ふぅ。しかし暑いでござるな。こう暑いと水浴び後のスク水ネコルネサンスっ娘に膝枕をしていただきたいところでござる)
 会計を待つ時間の暇潰しは、とんでもない妄想で。
 盛り上がっていく脳内妄想に、時間の進みはとても早く。
(水と言えばローレライ女教師もよさげでござる)
 ザコバの順番になり、会計をメメペイで支払うことを伝え……けれども脳内妄想を止めることはなく。
 メメペイを翳した瞬間に漏れた、
「拙者へドキドキ個人面談とかやってほしいでござる。周囲の気温が下がるくらいの冷ややかな眼で見下されたりなぞしたら、拙者の一部が熱く滾ってしまうでござるよ!」
 という暴露は、幸か不幸かザコバの妄想と寸分の狂いなく。
 その暴露を聞いて固まった売り子の人の反応に、メメペイが反応しなかったのだと判断したザコバは……。
 二回目のメメペイ翳しを実行。
 当然——、
「しかし暑いでござる。このままだと倒れてしまいそうでござる。……そうなったら、蜂蜜色の髪の白衣エルフっ娘に看病してほしいでござるなぁ」
 性癖が漏れるわけで。ついでにその性癖暴露でさらに周囲は固まるわけで。
 そこでようやく、自分の性癖が垂れ流されていたことに気が付き、そのせいで自分の周囲が固まっていることに気が付いたザコバは、
「拙者は罪深き愛多い男にござる」
 と呟いて。
 彼の周囲……だけではないが、購買部に性癖を暴露された者、そして、暴露された性癖を聞いた者の悲鳴が、響き渡った。


 場面を変えよう。
 食料品売場から文房具が売られている売場へ。
 そこへ、フードを目深に被り、なるべく周囲から距離を取って商品を見ている生徒が一人。
 【空蝉・一季】である。
 ザコバが会計へと並ぶときと同じ頃、一季もまた、会計へと並んでいた。
 前後の生徒に触れぬように、半ば無意識に距離を取っている一季にとって、これから起こる出来事は災難の一言だろう。
 いや、巻き込まれた生徒教員全てにとって災難だろうが。
 中には楽しむものも居たりする。
 とはいえただいつも通りに会計し、普段と違ってメメペイを掲示し、支払いを済ませたら巻き込まれるなど、一体誰が想像しただろう。
「俺に触って欲しい。……触りたい。拒絶されることなく、恐がられることなく。そのままの俺で、触れ合いたい」
 突如漏れ出た性癖は、一季にとってトラウマで。
 自分が触れたばっかりに、怪我をさせ、化け物とさえ呼ばせてしまった友の記憶。
 激しくなる動悸に狭まる視界。
 上手に呼吸が出来なくなり、思わず動けなくなった一季の視界に、突如として入ってきたのは緑色。
「大丈夫でありますか?」
 一季の顔を見上げ、そう声をかけたのは、両手に枝豆を大量に持った【オルタネイト・グルタメート】。
 触れられない、触られない。そう思っていた一季の頬へ。
 持っていた枝豆を置いて、手のひらをペタり。
「元気が無いようでありますな! これを食べるであります!!」
 どこから取り出したのかも分からない小皿には、塩茹でされ、綺麗に莢(さや)が剥かれた枝豆が。
 あまりにも突然のことに驚き、一季がなんの反応も取れないでいると……。
「アークライトの羽根で全身をわさわさされたいぞなもし!」
 すぐ隣の会計で性癖暴露。
 すると……、
「滑らかな曲線! 艶やかに光るそのボディ! 見て触れて楽しめるまさに至高!!」
 と、オルタネイトのポケットからそんな告白が。
 続けて、どこから連鎖したかは分からないが、
「あぜも青もつきみも愛してるであります!」
 二連発。オルタネイトの性癖はどうやら……、
「べ、別にそれらだけが好きだと言うわけではないのでありまして、自分は四百種類、全ての枝豆を愛しているであります!!」
 枝豆の事だった。
 大胆な告白か? と期待した周りの生徒がガックリと肩を落とすなか。
 差し出された枝豆を一つつまみ、口に運んだ一季は、
「ありがとう」
 そうオルタネイトに呟いて、購買部を後にする。
 言われたオルタネイトも、
「? ……枝豆セラピー、成功でありますか!」
 と、何やら満足そうな表情をしていた。


 ここで時間は狂乱の最中(さなか)に戻る。
 つまりは現在進行形の出来事であるメメペイによる無差別テロは、購買部のあちこちで起き始めた頃。
 通りかかった購買部が騒がしい事に気が付き、顔を覗かせた【チョウザ・コナミ】は。
 耳に入ってきた他人の性癖と、その性癖を聞いてしまった生徒の悲鳴を愉快と感じ。
 それと同時に聞かれて慌てる生徒を見ながら首を捻る。
 否定するわけでなく慌てるということは、その爆発の中身は少なからず自分の心の中のものということで。
 何故それを隠すのかと、知られたくないのかと。
 不思議がりながら、自分がもし仮に、周りと同じように暴発するのなら、はたしてどのようなことを発せられるのかと、少しだけ興味が出てくる。
 ポケットの奥へと押しやったメメペイの輪郭を指でなぞり、ふとももに肘ついて渦中を眺めていると……。
「ひゃっほう!! クソほど面白そうな事になってるじゃん!? ワタシこういうの大好き!!」
 と、騒ぎの種が騒ぎを聞き付けてやってきて。
(ヒールだった神父様とかどんなこと話すんだろ)
 チョウザが興味を引かれた騒ぎの種の名は、【プラム・アーヴィング】。
 彼は、性癖が暴露されたくないと会計するのにしり込みしていた生徒へ一瞥(いちべつ)すると、適当に商品を手に取りメメペイを翳す。
「醜い男でもへーき! そんときゃ受けに回るし」
 いきなりの爆発に思わず吹き出す生徒多数。
「あ、いっけなーい。これも買い忘れてたー」
 と棒読みでかごに追加しメメペイ翳し。
「整ってるなら攻めっけ出てきちゃうよね」
 二発目の爆発はなんだか予想できた内容。そのせいか周囲にいた一部の女子生徒が力強く頷いていたりする。
 まだまだ満足しないらしいプラムは三波目を実行。
 手の届く範囲に商品があるのが運のつき。
「別に誰に、何にやられてもいいし、苦しいのも熱いのも痛いのもオールオッケー!!」
 ピクリ、と。
 その爆発を聞いた生徒の一人が小さく反応。
 反応した生徒は白ヤギのルネサンスで、まだ見た目的には少年なのだが……。
 その程度の事で、躊躇うプラムであろうか? ……答えは否。
 イエスホモショタゴータッチ。外面用の神父表情に早変わりしたプラムは、反応した少年の手を取り会計へと並ばせ。
 えいっ☆ と。
 少年の持つメメペイを無理矢理に翳す。
 するとーー、
「お兄さんと二人きりで刺激的なことを教えてほしい」
 というドデカイ爆弾が。
 これにはプラム球審もストライクコール。
 ならばついでにと、プラムも追加でもう一回。
「アルバリにだけは嫌われたくない」
 そうして聞こえた性癖は……いや、心の本音は。
 どうやら無自覚内の事であり思考はフリーズ。
 思わずメメペイを落としてしまい、慌てて拾う。
 そんな様子を見ていたチョウザは、キョトンとプラムを不思議に見つめ。
「マジ?」
 とだけ呟く……が、チョウザの意表を突く出来事は、これだけに留まらない。
 チョウザがポケットの奥へと押しこんだメメペイが、このタイミングで共鳴したのだ。
「揺らぐことのない心、強い意志や欲望」
 それは、彼女の願望。
「広い視野、多彩な知識、それをどのようにも使える判断力」
 性癖という概念をまだ理解していない、だからこそ、自分に足りないもの。
「節ばった強い身体、何だって掴み取れるだろう大きな掌」
 足りないからこそ、補いたいもの。故に求める。欲する。望み、願う。
「ええ、私にはどう足掻いても手に入りはしないものですから。叶いもしない憧れでしかありませんけれど、ね」
 憧れは、異性に惹かれる要素の一つ。それをチョウザは、まだ、知らない。
 突如として共鳴し、胸の内を洗いざらい喋られたチョウザはほんの少しだけ不機嫌に。
 そんな不機嫌なチョウザの端で、これから学生寮で先ほどの少年と親睦を深めようと目論むプラムが二人で歩いていくのが見える。
 まさか、聞こえてたとか? そんな思いも有りはしたが、まぁ結局は本音な訳だし。いいか、と気だるそうに伸びをして。
 チョウザは自室へと帰っていく。
 そんなチョウザより少し先に自室へと向かっていたプラムは、
(え? ちょ!? ザコちゃんの性癖聞いちゃったんですけど! 何さっきの!? 尊い! 尊いでしょ! 普段と口調違ったじゃん!! エッモ! 俺だけが知ってるってエッモ!!)
 脳内がだいぶ騒がしくなったいた。


 プラムの撒いた無差別テロの種は、関係ないところにも飛び火していて。
 もはやすっかり購買部は全範囲内で性癖が叫ばれる始末。
 そんな様子を見ながらため息一つ。
 【パソス・ウェルテクス】は、ふんっ! と鼻息荒めに仁王立ちし。
「全く、何がどうなってるのか知ったことじゃないが? この天才美少女魔術師の我にかかればこの程度の騒乱など……」
 と息巻いて購買部の範囲へ入った途端、パソスの持っているメメペイが共鳴。
「あ~あ、どこかのイケメンな騎士様が白馬に乗って現れないかしら~」
 突如として晒される胸の内に動転したパソスは、あろうことか……。
「プチヒド!」
 ヒュボッ! メメペイを燃やそうと試みる。
 ——しかし、
「そして騎士様が、『あなた様に一目ぼれしました。僕と付き合ってくれませんか』と言ってくれるのよ!」
 ヒュボッ! ヒュボッ!
 今度は二発。けれども、火は付けど、燃えるより早く修復されていくメメペイの暴露はまだ止まらない。
「けれども傲慢なわたしはきっと、『あなたとは釣り合わないかもしれないぞ』と、本心ではないのに言ってしまうんだ!」
 ヒュボッ! ヒュボッ! ヒュボッ!
 今度は三発。それでもメメペイは燃えません。
「でもでもきっと騎士様は『それでも構わない…君と一緒ならたとえ火の中水の中森の中、そして天国でも地獄でも付き合うさ』っと言ってくれて」
 まるで燃やそうとすれば燃やそうとするほど、別の意味でメメペイが燃えているような気さえする。
「そしてそして、わたしは笑いながら『ふっならば、ともに行こう』と頬を赤らめながら言ってこのまま恋のランデb」
 ようやく。そう、ようやく。
 連発しまくったプチヒドによって、メメペイは灰塵(はいじん)へと介され。
 もうほとんどぶちまけ尽くした性癖を、その全貌を暴露させることだけは、無事に阻止した。
 九割がた曝露されたとか、そもそも精神ダメージを加味して無事かはやっぱりさておいて、阻止だけはした。
 ——と、灰になったはずのメメペイは、その灰が一ヶ所に集まっていき……。
 いつの間にか、まるでそんなことなど起こらなかったかのように、傷一つ、焦げ一つ、煤(すす)一つ無い状態の、新品のメメペイへと再誕する。
 そんなメメペイを見たパソスは……、
「ひぃっ!!」
 小さな悲鳴をあげて、一目散にその場を後にした。


 周囲の騒動を察知していち早くメメペイの異常だと考えた【ナノハ・T・アルエクス】は、メメペイに施された魔法を解明しようとして……。
「ちょっ!? 何これ!? 全く意味分かんないんですけど!!」
 流石は【メメ・メメル】学園長印の不思議アイテム。
 さらには【ラビーリャ・シャムエリヤ】が特殊な素材で作っているせいか、材料すらも不明。
 むしろ分かるところが無いこのアイテムを前に、ナノハもついつい膝をついてしまう。
「む、無茶苦茶だ……」
 何を今さら。メメたんは常に皆の果てを歩いているのだぁ! のだぁ! のだぁ!
 そう、聞こえた気がした。
 そんな空耳かどうか分からないものより、もっと気にするべき声が近くにあるはずで。
 具体的に言えば、誰かのメメペイに共鳴し、連鎖する暴露があるわけで。
 さらに言えば、その魔の手はナノハへと伸びてきているわけで。
 不意に、修理を試みようとして諦めたメメペイから、
「顔が隠れるくらいの大盛!! デカ盛!! 熱盛!!! 満腹を越える先へ!! 未知なる果てへ!!」
 という、ご飯に対する並々ならぬ思いが溢れる。
 思わず自分のメメペイから何が溢れるかと身構えたナノハだったが、ホッと胸を撫で下ろし。
 ところが、
「え、えへへ……。おっきくてぇ……。えへっ。ごつごつ……しててぇ……。たくましい……たくましいぃ……」
 熱い吐息混じりに発せられる性癖に、思わずナノハはメメペイを押さえ込むが、
「異世界のロボット……しゅきぃ……。」
 もちろんそんなことでは止まってくれる筈もなく。
「アンテナの突起が! ラインの流線形が! 金属の光沢が! 装甲の重厚感が! そして、圧倒的な存在感と格好良さが! た ま ら な い ♪ えへっ、えへへっ、ぐひょっ、ぐひょげへへ~っ♪」
 と、ナノハがメメペイではなく顔を覆う事態に。
 そんな嵐は無駄にエコーまで残して消えていき。
 ナノハは、その残響が消えるまでの間、現実逃避をして、その場をやり過ごした。


「ええと……、何の騒ぎ?」
 事態がうまく飲み込めない【シキア・エラルド】は、飲み込めない故に無防備で。
 そんなシキアに、メメペイは容赦なく襲いかかる。
「自分が全部コーディネートした相手とデートしたい」
 瞬間、シキアの時間は停止して。
 自分の声でメメペイから発せられた告白に、脳の処理が追い付かない。
 しかし、そんなシキアが正常に戻るまで、あのメメル学園長が手掛けたアイテムが、待ってくれる筈がない。
「服も髪型も化粧も全部俺にやらせてほしい」
 追い討ちの暴露は独占欲全開で。
「勿論相手の意見は聞くけど、基本俺がやりたい」
 多少は譲歩すれど、大部分は譲らない頑固さを垣間見えさせ、
「普段あんまりそういうのに見向きもしないような子を俺が綺麗に仕上げていきたいよね。未完成を俺の手で完成させたい」
 捲し立てるように、思いの外早口で。
 芸術作品のように、自分の好きなもので造り出した相手を欲する。
 そんな自分の深層心理を暴露するメメペイ相手に、シキアは——。
 ~♪ ~♪ ~♪
 何故か演奏をし始めて。
 どう考えても注目を集めるだけのその行動は、シキアの乱心を如実に表していた。
 演奏すれば落ち着くかと、ひょっとするとそんな考えだったかもしれないが。
 むしろ平常ではない心の波は、素人でも分かる程に楽器の音色を歪ませる。
(あ、これだめなやつ)
 始めて悟る精神的大パニックのハリケーン。
 どうしようもないと、だからこそ、この購買部から離れようと。
 出入り口に向けて一心不乱にダッシュしたシキアの耳に届いたのは……。
「俺のこと見てくれるなら、誰でもいいよ。……でも、勝手に消えるのだけは許さない」
 普段のトーンより低い自分の声で。
 それが誰にも聞かれていないことを、シキアはただ、祈るばかりだった。


「ボン……して、どっか~ん?」
 多数の報告書、もとい、クレームの束を手に首をかしげるラビーリャは、メメペイの回収を決行。
 渋るメメル学園長にメメペイを持たせ、決済した時に聞いた……聞こえてしまった性癖は……。
「いち、にの、ポカン」
 メメル学園長の忘却魔法で、綺麗さっぱり、忘れてしまったのだった。



課題評価
課題経験:40
課題報酬:800
墓場まで持って行けなかった思い
執筆:瀧音 静 GM


《墓場まで持って行けなかった思い》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《新入生》 パソス・ウェルテクス (No 1) 2020-05-17 00:25:26
なっなんなの!?その不具合!?頭おかしいじゃないの!?
あっ…こほん、パソス・ウェルテクスだ!!
まぁ、この天才美少女魔術師にはこのような精神攻撃なんて通用しないんだからね!!

《枝豆軍人》 オルタネイト・グルタメート (No 2) 2020-05-17 00:31:37
ふはっはー!自分は、オルタネイト・グルタメートであります。
何やら購買部が騒がしいでありますが、よろしくお願いするであります!

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 3) 2020-05-17 00:36:07
(満面の笑みで会議室の椅子に座り)よろしくな?

《新入生》 ザコバ・モブロフ (No 4) 2020-05-17 23:58:57
魔王・覇王コースのザコバと申す。よろしくお願いするでござるよ。
これがメメペイでござるか……もと居た世界で言う電子マネー的なものでござろうか。

《ゆうがく2年生》 空蝉・一季 (No 5) 2020-05-18 00:01:01
ま、魔王・覇王コース
空蝉一季だ。

えっと、なんか騒がしいきがするんだが…。
気のせい…だろうか?

メメペイを初めて使ってみようかと思ってたが…。
…皆忙しそう、だな(不思議そうに皆を眺めながら)

《熱華の麗鳥》 シキア・エラルド (No 6) 2020-05-19 00:29:25
芸能・芸術コースのシキアです、よろしくね…で、いいのかな。今回は
メメペイ、使えたら便利だけど…何この騒ぎ?

《イマジネイター》 ナノハ・T・アルエクス (No 7) 2020-05-20 21:18:50
たしかに「みんなで使ってボンッ」してるけど!?
違うそうじゃない!どうしてこうなった!

と、とにかく不具合修正を試みるよ。うん、頑張るよ!
(成功するとは言っていない)