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カエル王女は美肌自慢


ストーリー Story

「諸君がだァい好きな『勇者活動』のお時間だぞ。乙女心満タンなカエルの女王がお待ちだ」
 学園教師の【ジョー・ウォーカー】は、自分の受け持つ授業において、開口一番そう告げた。

 事の起こりは、数日前にさかのぼる。
 その日も、空はどこまでも晴れ渡っていた。
 一点の曇りもなく、空気はすがすがしく乾いている。
 本来なら雨が降ってもおかしくない時期なのに、だ。
「このままじゃ俺たち、干上がっちまう」
 そんな訴えがとある地域から寄せられたのが数日前。
 お気楽に見えても一応は学園長であるらしい。【メメ・メメル】もその異変には気付いていて、ジョーに視察を命じた。
 その結果、地域一帯の雨天を司る『恵雨の秘石』が盗み出されていることが判明したという。

 そこまでざっくりと概要を説明し、ジョーは深いため息をこぼした。
「てっきり盗賊か何かの仕業かと思ったんだがな。犯人はカエルの女王だったんだよ」
 そう語る彼の眉間に、皺が寄る。
「しかも最近好きな男が出来たからスキンケアを根本から見直しただとか、そんな下らねェ理由で……」
 途端、女子生徒から非難の声が浴びせられる。
「ひどーい」
「先生なんもわかってなーい!」
 ジョーはチッと舌打ちした。
「やかましい!」
 だが、一蹴されても生徒たちからの非難は終わらない。
「おとなしく、話を聞け」
 と釘を刺し、ジョーは説明を再開した。

「今回の『勇者活動』は、カエルの女王から『恵雨の秘石』を取り戻してくるのが目的だ。説得だろうが、力ずくだろうがそこは問わねえ。恋愛相談に乗ってやるも良し、スキンケアしてやるも良し、恋に浮かれた横っ面をぶっ飛ばすも良し、だ」

 質問は、と問われ、一人の生徒が手を上げる。

「カエルの女王って、美人でしたか?」
 好奇心満々の問いかけに、ジョーはにやりと笑って見せた。
「おう。肌が緑色で目が黒目一色の、特徴的なキュートさあふれる美人だ」


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 4日 出発日 2020-06-26

難易度 簡単 報酬 通常 完成予定 2020-07-06

登場人物 7/8 Characters
《模範生》プラム・アーヴィング
 ヒューマン Lv23 / 賢者・導師 Rank 1
「俺はプラム・アーヴィング。ラム肉を導く修道士だ。…そうは見えない?そりゃそうだ、真面目にヤる気ないからな。ま、お互い楽しく適当によろしくヤろうぜ。ハハハハ!」                                       ■身体 178cm/85kg ■人格 身に降り注ぐ事象、感情の機微の全てを[快楽]として享受する特異体質持ち。 良心の欠如が見られ、飽き性で欲望に忠実、貞操観念が無い腐れ修道士。 しかし、異常性を自覚している為、持ち前の対人スキルで上手く取り繕い社会に馴染み、円滑に対人関係を構築する。 最近は交友関係を構築したお陰か、(犬と親友と恋人限定で)人間らしい側面が見られるように。 現在、課題にて連れ帰った大型犬を7匹飼っている。 味覚はあるが、食える食えないの範囲がガバく悪食も好む。 ■口調 修道士の皮を被り丁寧な口調の場合もあるが、普段は男口調を軸に雑で適当な口調・文章構成で喋る。 「一年の頃の容姿が良かっただァ?ハッ、言ってろ。俺は常に今が至高で完成されてんだよ。」 「やだ~~も~~~梅雨ってマジ髪がキマらないやんけ~~無理~~~二度寝決めちゃお~~~!おやすみんみ!」 「一応これでも修道士の端くれ。迷えるラム肉を導くのが私の使命ですから、安心してその身をゆだねると良いでしょう。フフ…。」 ■好き イヌ(特に大型) ファッション 極端な味付けの料理 ヤバい料理 RAP アルバリ ヘルムート(弟) ■嫌い 教会/制約 価値観の押し付け
《新入生》セオ・フォスター
 カルマ Lv10 / 教祖・聖職 Rank 1
■容姿■ 見た目:褐色系高身長の細マッチョ男子、顔が少し怖い 髪:銀髪ショート 目:紅色 服:ローブ 魔法陣:両手の甲 ■性格■ 大人しいというかややコミュ障 時折自信がなくなり「…多分」と言う ■趣味■ ガーデニング ■好き■ 静か ■嫌い■ 墓で暴れる人 ■苦手■ 虫 ■口調補足■ 独特の間がある 怒ると口悪くなり、間がなくなりやや早口 怒る理由は墓で暴れる人を見た時 怒った時の一人称→俺 怒った時の二人称→てめぇ 怒った時の敬語→なし ■サンプルセリフ■ 「…セオ。……よろしくお願い致します。」 「…静かな方が…いいです。」 「…平和。……死者が静かに…眠れます。」 『てめぇら!いい加減にしやがれってんだ!!』 『墓場はライブ会場じゃねえんだ一昨日来やがれ!!』 『うっせぇ、埋めるぞ!!』
《比翼連理の誓い》オズワルド・アンダーソン
 ローレライ Lv22 / 賢者・導師 Rank 1
「初めまして、僕はオズワルド・アンダーソン。医者を志すしがないものです。」 「初見でもフレンド申請していただければお返しいたします。 一言くださると嬉しいです。」 出身:北国(リゼマイヤ)の有力貴族の生まれ 身長:172㎝ 体重:60前後 好きな物:ハーブ、酒 苦手な物:辛い物(酒は除く) 殺意:花粉 補足:医者を志す彼は、控えめながらも図太い芯を持つ。 良く言えば真面目、悪く言えば頑固。 ある日を境に人が触ったもしくは作った食べ物を極力避けていたが、 最近は落ち着き、野営の食事に少しずつ慣れている。 嫌悪を抱くものには口が悪くなるが、基本穏やかである。 ちなみに重度の花粉症。 趣味はハーブ系、柑橘系のアロマ香水調合。 医者を目指す故に保健委員会ではないが、 保健室の先輩方の手伝いをしたり、逃げる患者を仕留める様子が見られる。 悪友と交換した「高級煙管」を常に持ち、煙草を吸う悪い子になりました。
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。
《メメルの婚約者☆》仁和・貴人
 ヒューマン Lv33 / 魔王・覇王 Rank 1
「面倒にならないくらいにヨロシクたのむ」                                                                                                                                                 名前の読みは ニワ・タカト 身長:160㎝(本当は158cm位) 体重:45kg前後 好きなもの:自分の言う事を聞いてくれるもの、自分の所有物、メメたん 苦手もの:必要以上にうるさい奴 嫌いなもの:必要以上の労働、必要以上の説教 趣味:料理・・・だが後かたづけは嫌い    魔王っぽく振る舞っている    此方の世界の常識に疎い所がある キャラとしてはすぐぶれる 物理と科学の世界からやってきた異邦人だが、かの世界でも世界間を移動する技術はなくなぜここに来れたのかは不明。 この世界で生きていこうと覚悟を決めた。 普通を装っているが実際はゲスで腹黒で悪い意味でテキトー。 だが、大きな悪事には手を染める気はない。 保護されてる身分なので。 楽に生きていくために配下を持つため魔王・覇王科を専攻することにした。 物欲の塊でもある。なお、彼の思想的には配下も所有物である。 服装は魔王っぽいといえば黒。との事で主に黒いもので固めていて仮面は自分が童顔なのを気にして魔王ぽくないとの事でつけている。 なお、プライベート時は付けない時もある 色々と決め台詞があるらしい 「さぁ、おやすみなさいの時間だ」 「お前が・・・欲しい」 アドリブについて A  大・大・大歓迎でございます 背後的に誤字脱字多めなので気にしないでください 友人設定もどうぞお気軽に
《不屈愛の雅竜天子》ミサオ・ミサオ
 ドラゴニア Lv18 / 魔王・覇王 Rank 1
「ミサオ・ミサオ。変な名前だろう。 この名前は誰よりも大切なあの子からもらったんだ。」 名前はミサオ・ミサオ。無論本名なわけがない。 外見年齢は20代、本年齢は不明。 本人曰く100越えてんじゃないの、だとか。 職業はギャンブラー。 学園に入る前は彫刻師、薬売りなどいくつか手に職を持っていた。 魔王コースを選んだのは、ここが楽だと思ったからだそうだ。 遠慮なくしごいてくれ。 性格はマイペースで掴み所がなく飄々としており、基本滅多に怒ることがない。 面白そうなことや仲の良い友人が居れば面白そうだとついて行き、 好きな人や大切な人にはドロドロに甘やかし、自身の存在を深く刻み付け、 飽きてしまえば存在を忘れて平然と見捨てる外道丸。 いい子には悪いことを教えたり賭け事で金を巻き上げ、 そして悪友のオズワルドや先輩先生にこってり絞られる。 恋愛したい恋人欲しいと言っているが、一途で誰も恋人を作ろうとしない。 たくさん養ってくれる人大好き。 趣味は煙草と賭け事。 特技は煙草芸、飲み比べ、彫刻。
《野性のオオカミ》ヘルムート・アーヴィング
 ルネサンス Lv8 / 魔王・覇王 Rank 1
「自分はヘルムート・アーヴィング。誇り高きロイニデッド出身、種族は狼のルネサンスだ。優れた軍人になるべく、この学園へと入学する事となった。諸君らと良い学友になれることを願っている。」                               ―――――――― 【性格】 軍人を目指すだけあって、堅さがある口調だが社交的に見えるよう、人前では口角を意識して上げて笑みを作っている。 己に厳しく、そして他人と一定の距離を置く様にしている。 ポーカーフェイス、冷静で居るよう意識してるが、狼なので尻尾に意識せず感情が現れてしまう。 『優れた軍人であるべき』アーヴィング家の血を引きながら、放蕩な1期生のプラムに嫌悪感をあらわにするが、半年経った現在、態度は軟化してきている。 根が善人の為、厄介事に巻き込まれがち。 【口調】 一人称:自分、僕(感情が高ぶると俺) 二人称:君、諸君、(男女共に)名前+君 「本日の授業の仲間は…諸君らか。勉学ばかりで実戦経験が乏しい自分だが、どうかよろしく頼む。」 「課題を一緒に乗り越えてきた仲間は、一生の宝だ。特に先日のマラソン大会は、少し自分に自信を持てたよ。」 「プラム…貴様さては何も考えてないな????」 【好き】 長姉 家族 酸味 【嫌い】 プラム・アーヴィング 自堕落な人間 侮られる事 傷の舐め合い

解説 Explan

●カエルの女王
二メートルほどの体長があります。
洞窟の奥に暮らしています。
説得して石を返してもらうも良し、腕ずくで奪い返すも良しです!

●カエルの女王の恋
通りすがった金髪碧眼の美青年に恋をした模様。
「本当に素敵な人だったの、声も甘くて、優しくて……」
と熱く語っているうちは、集中力も散漫になってしまうようです。

●戦闘になった場合
カエルの女王、おつきのカエルやオタマジャクシとの交戦が予想されます。
カエルの女王のビンタはなかなか強烈で、まともに食らうと脳震盪間違いなしです。
おつきのカエルは体長一メートル前後で、長い舌を鞭のように振るう攻撃を行います。
オタマジャクシはバスケットボールほどのサイズがあり、身体を丸めて体当たりをしてきます。

皆一様に乾燥に弱く、火を恐れます。
一方、水場ではさらなる力を発揮するでしょう。

●洞窟について
三人ほどが並んで歩いても余裕のある広さです。物音はよく反響するでしょう。
足元はジメジメと濡れており、滑る危険性もあります。
また、奥の方まで光は入らないので、松明などを携帯していくとよいでしょう。
ところどころ水が張っていますが、飲むことはおすすめしません。


作者コメント Comment
始めまして、海太郎と申します!

悪事を起こしたものを、説得するも冒険、ぶっ飛ばすも冒険です。

勇者のみなさまがどんな冒険を繰り広げるのか、今からワクワクしております!

どうぞよろしくお願いします~!


個人成績表 Report
プラム・アーヴィング 個人成績:

獲得経験:66 = 55全体 + 11個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
■その金髪碧眼の美青年は、この水も滴るこの高級ローレライでは?

オズワルド(生贄)と話術を巧みに利用し、可能であれば女王が穏便に【恵雨の秘石】をこちらに返すよう促し、奪還する。
困難な場合は、恋愛話等で奪取する為の隙を作る。

そして目的物の奪還後は、見知らぬ金髪碧眼の美青年もしくは親友の貞操の為に、隙だらけの両生類を奇襲&成敗。

後処理も含めて女王とおつきのカエルとかオタマジャクシとか食べる。


■こんがり
【プチヒド】で女王を攻撃、【危険察知/全力防御】でビンタの対処。

可食部分を【プチヒド】等で焼いて【コショウ】で味付け。

■話術
【人心掌握学/心理学/会話術/演技/説得/信用/ハッタリ】


■アドリブ度:A

セオ・フォスター 個人成績:

獲得経験:66 = 55全体 + 11個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
心情
「なるべく、平和に行きたいのですが…」

行動
なるべく穏便に終わらせたい
アンダーソン様の補助をするように行動
女王の所へは同行し、見守る
周りの意見に対して同意をし、女王にアンダーソン様が想い人だと思われるように仕向ける
ポケットのランタンは、怖がらせないように点灯させない
他者が点灯させたら自身も点灯
「なんかあったら、骨は拾います…埋葬もしましょうか…?」
「そばにはいます…一応」
「よく思い出してください…この方ですよね…?」

万が一、戦闘になった場合は、支援を優先
HPが少ない人には【祈祷】
全体に余裕がある場合は、おともかおたまじゃくし狙いで通常攻撃
人手が少ない方を優先する
「戦闘用じゃないのですが…」

オズワルド・アンダーソン 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:165 = 55全体 + 110個別
獲得報酬:4500 = 1500全体 + 3000個別
獲得友情:1000
獲得努力:200
獲得希望:20

獲得単位:0
獲得称号:---
洞窟はランタンで探索。

説得:
プラムと女王を説得。
女王様を「精神分析」で「推測」、
お顔補正で「説得、信用」で口説きながら「甘美の口づけ」で女王を魅了。
「博愛主義」で恵雨の秘石を返してもらえるように説得と信用を試みる。
出来る限り、効果が切れないよう女王のお願いは聞くつもり。
帰還できない場合は仲間に助けてもらいますタチケテ

…骨にならないですよね?

戦闘:
「言の葉の詩:ノクターン」で女王をはじめとしたカエルたちに眠気を誘い
注意が仲間へ向いたら「プチヒド」で配下を遠距離魔法攻撃。
余裕があれば「リーラブ」で回復を行います。

女王相手には説得時と同様、「甘美の口づけ」で魅了させます。
もう、怖いもんなんてねぇ!

チョウザ・コナミ 個人成績:

獲得経験:82 = 55全体 + 27個別
獲得報酬:2250 = 1500全体 + 750個別
獲得友情:1000
獲得努力:200
獲得希望:20

獲得単位:0
獲得称号:---
窃盗で死罪、って。詳しかないけど判決量刑としては重めだよね。
カエルだから?魔物の類になっから?
ひゅー、思想が激烈に苛烈ぅ。っても仕留めんならザコちゃんも食べっけど。
知性と大きさの差が体内構造とか味に変化産むのかな。

求婚とか何とか騒がしーけど、とりままずは光源的なのだよね。
地形とか見てある程度【推測】して、持ってる【キラキラ石】光ある程度視野取れるよーに撒いとく。

お医者様志望のけんじゃ様が石取り返したー、ってならさっさと不意打ち奇襲すんのもありかもね。
もしくは失敗してやばめなら多少の庇いフォローは向かうかもだけどさぁ。

でもってザコちゃんお供のカエル中心に戦ってく感じになるのかな。
状況によるけど。

仁和・貴人 個人成績:

獲得経験:66 = 55全体 + 11個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
アイテム奪還か・・・

金髪碧眼のイケメンが必要ってことで出番だぞアンダーソンくん
骨は拾ってやる
何相手は両生類だ
貞操は守られるんじゃないか?
キスはどうだか知らんが・・・まぁ頑張れ

戦闘になるまでは見守るつもりだ
戦闘になったらアンダーソンくん、フォスターくんの回復組を護衛をしながら
隙があるようならプチヒド、マドで牽制、遠距離攻撃を仕掛けていく
一応、動作察知で近づいてくる個体を察知し基本鎌術、切り落としで対処だな
狙う優先順位は オタマ>御付き>女王

戦闘後オタマは兎も角
女王と御付きは調理をする
皮をはいでもも肉を使用だ
他の部位が食べたい奴がいたら自己責任で調理はする
どうなるかは知らん

アドリブA 絡み大歓迎

ミサオ・ミサオ 個人成績:

獲得経験:66 = 55全体 + 11個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
洞窟の入り口で待機し、遅れて仲間と中で合流。
洞窟探索にはランタンを使用。


戦闘:近距離攻撃メイン、救出サブ
優先順位はオタマジャクシ、お付き、女王で。
龍翼演舞:花

オタマジャクシ、お付き:
体当たり(舌攻撃)を「千代古令糖の守り」で受け止め
「ゴツンと一撃、ヒド」で仕留める

女王:
挑発を使い「龍の翼、立体機動」で女王を攪乱かつ攻撃回避を行って距離を縮め
「龍爪撃、ヒド」で近距離攻撃。
オズワルド、プラムの救出を行うぜ。

また仲間が攻撃される、危険な状態であるならば
「威圧感」「龍翼演舞:花」で敵の視線をこちらに向けさせる。

ヘルムート・アーヴィング 個人成績:

獲得経験:66 = 55全体 + 11個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
■オズワルド先輩、生還を祈ります。

戦闘に備え、女王謁見までの道中等に洞窟内を【地質学/水質学/植物学】で観察し、応戦時に横滑りしない様に警戒するのと、敵の数が多く分散させる場合の為に適した場所等の情報を得ておく。

女王とオズワルド先輩達の会話の中だけでターゲットを奪取出来なさそうであれば、隙を見て【隠れ身/祖流還り/跳躍/嗅覚強化】で奪還を試みる。

戦闘は、おつきのカエルが二体以上出現した場合、チョウザ先輩と共に対処にあたる。
それ以外ではオタマジャクシの処理にあたる。

【暴君誕生/三日月斬り/やせーの勘/緊急回避】で応戦。

チョウザ先輩と相談、適切な場所に【キラキラ石】設置し光源確保。

■アドリブ:A

リザルト Result

●偽りのフィアンセ
「窃盗で死罪……ねぇ……」
 【チョウザ・コナミ】はしみじみと呟いた。
 量刑としてはかなり重たい。相手がカエルだから?
「……ま、仕留めるならザコちゃんもご相伴にあずかるけど」
 肩をすくめるチョウザの視線の先で【オズワルド・アンダーソン】が困惑したような顔をしている。
「ぼ、僕が恋人役……ですか……」
 金髪で碧眼。
 特徴は完全に一致している。これ以上の適任はいないだろう。
「でも……相手はカエルなんですよね?」
 不安げなオズワルドの背中を【ミサオ・ミサオ】がぱしりと叩く。
「先生も美人って言ってただろ? そう心配するこたねぇって」
「何の励ましにもなりませんよ!」
 だが不安げなオズワルドに共感するものは少なく、【仁和・貴人】(にわ たかと)もあくまで他人事の様相を崩さない。
「何相手は両生類だ。貞操は守られるんじゃないか?」
「それ慰めのつもりなんですか!?」
「なんかあったら、骨は拾います……埋葬もしましょうか……?」
「セオさんまでそんなこと言います!?」
 ふだんは物静かな【セオ・フォスター】まで、イジっているのか、親切なのか分からないような口を利く。
 だがオズワルドの悲痛な叫びなどどこ吹く風、一行は彼を生贄にコトを進めていく。
 唯一の見方といえば【ヘルムート・アーヴィング】ぐらいなものだ。
「大丈夫です、先輩」
 ヘルムートはにこりと微笑んで見せた。
「大切な先輩のことは、必ず守り抜きます。先輩は安心して作戦に臨んでください」
「……ヘルムートさん……」
 思わず感動するオズワルドをからかうように、ハッと鼻で笑う声がした。
「ま、精々頑張ってくれよ。オズワルド」
 もしかするとこの状況を一番楽しんでるのは彼かもしれない。【プラム・アーヴィング】はにやにやと、哀れなオズワルドを眺めている。
「本気で言ってます?」
「本気本気。別に誰もお前で遊びに来てないって」
 ぬけぬけとよく言う、と言わんばかりの視線が、ヘルムートからプラムへ向く。
 だが兄弟が一瞬視線を交わらせただけで、会話は生まれなかった。
「ま、貞操はともかく。そろそろ、支度の確認しよっか。ちゃんと光源は準備してある?」
 とチョウザが口火を切る。
 一同は、目指す洞窟へ向けて荷物の最終点検を始めた。

●恋は盲目
 カエルの女王は、深くため息をこぼしていた。
「……ああ、どうしてこんなに胸が苦しいのかしら」
 先日、彼がこの道を通らないでいてくれればと。カエルの女王はそればかり考えていた。
 姿がカエルであっても、恋する心は一人の乙女だ。
 人の彼と自分が釣り合っていないことは、理解している。
 それでも始まってしまった恋は、どうしようもなく止められない。
「女王さま、今すぐ宝玉を戻して来るのです。このままでは人間たちに滅ぼされてしまいます」
「分かってるわ、馬鹿なことをしてるって……。だけど……だけど、少しでも綺麗になれば、あの人は私を振り向いてくれるかもしれないと思って……」
「しかし、女王さま……!」
 お付きのものの言葉を振り切って、女王は女王は、先日盗んできたばかりの宝玉をじっと見つめていた。
 彼女が盗んできてしまった『恵雨の秘石』は、辺り一帯に雨をもたらすものだ。これさえあればもっと潤った美しい肌を手に入れられるのではないかと、女王は信じてやまない。
「……ごめんなさい、迷惑をかけて」
 そう謝る女王に、お付きの者たちは困ったような顔を向けた。
 そこへ、伝令隊が駆け寄ってくる。
「女王さま、大変です!」
「どうしたの、何事?」
「人がやってきました」
「また? 貴方たちで追い払って」
「いえ、『恵雨の秘石』を狙ってのことではありません。……女王さまに、謁見したいと」
「私に? 何の用かしら」
「それが……。金の髪に、青の目の人です」
 もしかして、と、女王の胸は高鳴る。
 先日の王子の兄弟君だろうか。もしかすると、彼からの伝言を伝えに来てくれたのかもしれない。
「通して」
「ですが、人間との仲は今険悪です、何かの策かもしれません」
「構わないわ……通して」
 伝令隊たちは互いに顔を見合わせた。
 だが、女王の命令は絶対だった。
「……少々お待ちくださいませ」
 やがて、兵士たちに囲まれて、七人の冒険者たちが到着した。

●説得の間
「……絶対怪しまれてますよ……」
 伝令隊が女王のもとにつく少し前、オズワルドは自信なさげに呟いた。
 カエルの兵士たちが、槍のような武器を片手にぐるりと七人を取り囲んでいる。
「大丈夫だ。堂々として、顔に何も映さなければいい」
「貴人くんは仮面があるから平気じゃないですか」
「仮面があっても無くても同じだ。小さな動作や仕草から緊張は伝わる」
「……それは、そうかもしれませんが」
 不安の拭えないオズワルドの肩を、ミサオがぽんと叩く。
「なんでぃ、そんなにふぁーすときっすの相手があれなのがいやかい」
「シッ、聞こえますよ」
 ヘルムートに言われ、ミサオは悪い悪い、と軽く返す。
「嫌っていうか……あなたにはどうでもいいでしょうが、生まれて50年(以上)恋人のこの字すらないので……」
「ほうほう」
「初めては好きな子にあげたいんです」
「なるほどなぁ。ウンウン、その気持ちはわかる」
「……本当です?」
「じゃあちょっとだけ預からせてもらうぜ」
「あ……あずかる」
「そうそう、これで安全。後で返すさ」
 そう言うなり、ミサオはオズワルドに唇を重ねた。あっさり丸め込まれたミサオは無抵抗にキスされ、挙句お礼まで口にする。
 一方、セオはきょろきょろと不思議そうにあたりを見渡していた。
「どしたの?」
 気付いたチョウザが声をかける。
「いえ、ただ……こういう場所では、埋葬はどうやるんだろうかと思って」
「埋葬ねぇ。まぁ確かに王族なら、祖先のことは大事にしてそうだし、血筋とか? そういうのもありそうだし……」
「ええ。それに、王族のお墓があるなら、墓守りっているのかな……とか、そんなことを思って」
「あぁ、なるほどね」
「コナミ様は……そういうの、分かったりするんですか……? さっきも、ここの地形のこと、入る前から分かってるみたいでしたし」
「あぁ、キラキラ石撒いた時のこと?」
「あ、はい……」
「慣れっしょ。カルマ様もそのうちできるようになるんじゃない?」
 チョウザは、少しニヒルな笑いを浮かべた。
「それに、あいつらの葬儀については、すぐに、嫌でもわかるよ」
 そう話している彼らの前に、伝令隊が戻ってくる。
 伝令隊はひそひそと兵士長に伝言を告げた。兵士長が、冒険者たちへ目を向ける。
「……改めて確認する。お前たちの来訪の目的は何だ」
 プラムはにこりと微笑んで、大仰に手を広げて見せた。
「女王さまが恋にお悩みだと伺いました。……恋に苦しむ日々を思うと、居てもたってもいられず……」
「女王さまのお力になることで、お前たちに何の得がある。人の形をした者に、我らに手を貸すことで得があるとは思えん」
「損得勘定ではありません。ただ私は、女王様のお力になることが出来ればそれで幸せなのです。その証拠に、先日女王さまに謁見した男の、弟を連れてまいりました。本人に直接気持ちを聞くのは、女王さまもお恥ずかしいでしょう。まずは弟ぎみと仲良くなられることで、少しずつ大好きな王子のことを知っていかれてはいかがでしょう」
 カエルたちには、人の顔の細かな造形の違いは分からないようだった。
「……であれば、ここを通る許可を与えよう」
 兵士長が槍を上げる。それに合わせて、辺りを取り囲んでいた兵士たちも、槍の矛先を天井へ向けた。
 プラムは役者だった。
 にこりと微笑んだその姿に胡散臭さは無く、穏やかな慈愛さえ感じられる。
 そのプラムの背を、ヘルムートはじっと凝視していた。
 自分の目的のためであれば、どんな言葉も巧みに操る男。表情に偽りは見いだせず、いっそ空恐ろしささえ感じる。
(……これだから、食えないんだ)
 自分の剣呑な視線に気付いたのだろう。
 兵士長が目を離した一瞬のすきにプラムはヘルムートを振り向き、にやりと笑って舌を出して見せた

●恋に落ちて
「わ……」
 思わずオズワルドは小さく声を上げた。
 いざ謁見してみると、女王の巨体に圧倒される。
「……遠いところをはるばる、ありがとうございます」
 女王は丁寧に頭を下げた。げろげろしゃがれるような声かと思っていたが、高くてどこか可愛らしい女性の声をしている。
 仕草一つ一つには、なるほどカエルとはいえ王族らしい気品さえ感じられた。
(……思ってるよりいい人……なのかな……いやでも『恵雨の秘石』を盗んでるし……)
 思い悩むオズワルドに、女王は気恥ずかしそうに言葉を続ける。
「先日お会いした王子様の弟ぎみでいらっしゃると伺いました」
「あ、はい。先日は、僕の兄がお世話になりました」
「いえ、私の方こそ、何のおもてなしも出来ず……」
 どう口説いたものか、オズワルドは言葉を探す。
「……それにしても、驚きました。兄からカエルの女王さまがいらっしゃるとは伺っていたのですが、まさかこんなに綺麗な方だったなんて」
「冗談はよしてください。あなた方から見たら、私たちみんなただのカエルでしょう?」
 思いのほか鋭い切り替えしに、つかの間どう返事をすればよいか迷った。
 失敗の二文字が一瞬脳裏をよぎるが、あきらめずに口を開く。
「……いえ。心根の美しさやあなたの気品は、見目に関わらず、伝わってきます。本当に素敵な……綺麗な方だと、思いました」
 その言葉に、女王の心は動いたらしい。
「……本当に? 私のようなカエルが恋をしても、あなたのお兄さまは迷惑じゃないかしら」
「ええ。むしろその辺の人に恋をされるより、よほど……幸せかも……」
 と言葉を紡ぎながら、女王の手を取る。
「……僕自身、あなたに夢中になりそうです」
 女王はじっとオズワルドを見ていた。
 意を決して、口づけしようと一歩踏み出してみる。だが女王の目には、明らかに不審が浮かんでいた。
 一国一城の女王、そこまで愚かではないということか。
 構わず、女王に強引に口づけし、『甘美の口づけ』を発動させる。術にかかった女王から、徐々に警戒心が無くなっていくのが分かった。
「貴様、女王になにを……!」
 そばにいた兵隊が思わず声を上げた。
 だが、女王が片手をあげて制する。
「構わないわ」
 そして女王は、オズワルドを見つめた。
「あなたの望みは何?」
 術に落ちた、どこかぼうっと虚ろになった瞳を前に、オズワルドは言葉を探す。
 だがそれより先に、セオが口を開いた。
「ところで女王さま……そこに飾ってあるのは『恵雨の秘石』……ですよね?」
「ええ、そうよ。……少しでも綺麗になりたくて」
「あなたがその『恵雨の秘石』を奪ってしまったせいで、……人々の具合が悪くなっているんです。このままでは、王子のお兄さまも、そう遠くないうち、倒れてしまうかもしれません」
 普段はあまり口を利かないセオだが、オズワルドの助けになればと思い、言葉を続ける。
「……それに、日照りが続くと、王子のような立場の方は、人々を救うためいっそう忙しくなってしまう。……今日、ご本人ではなく弟ぎみがこられた、理由の一つも……それが、原因です。……愛しい方に会いたいのなら……その石を……返してくれませんか」
「だけど……」
 言いよどむ女王に、すかさずプラムが畳みかけた。
「ご心配なくとも、我々が帰りがてら元の場所へ返してきますよ。ねえ、王子さま」
 そう言葉を振られて、オズワルドも頷いて見せる。
「……ええ、あなたほど美しい人には、何も必要ないんです」
 女王はオズワルドの言葉をすんなりと信じた。
 いざというときのために備えていたヘルムートは、そっと身体から力を抜く。
「……良かった」
 その隣で、貴人とミサオは状況を静観していた。
 女王は、『恵雨の秘石』をオズワルドに手渡す。
「……このまま仕掛けなくても、平穏に帰れそうじゃない?」
 そうチョウザが呟いた、次の瞬間だった。
「じゃァ、ここからはバーベキューショーの始まりだな!」
 魔王顔負けの凶悪なセリフを、プラムが吐いた。

●戦闘の末に
「いっぺん食べてみたかったんだよカエル肉。どんな味がすんのかね」
 その言葉に、兵士たちが一斉に襲い掛かってくる。
「何故仕掛けた!」
 ヘルムートの言葉に、プラムはにやりと笑って見せる。
「どこかの金髪碧眼が迷惑してるんだろ? それに、このままじゃオズワルドだって危ない」
「くっ……」
 おつきのカエルが、鞭のようにしなる舌を繰り出す。
「おっと!」
 プラムを狙った舌を、チョウザがすかさず斬り落した。
「どーしたの? もっと上手に狙わなきゃ、女王さまを守れないよ?」
 わざとこちらへ狙いを集中させるための挑発に、カエルたちは乗った。
 チョウザへ向かって、カエルたちがまた舌を伸ばす。しなった舌が、空を切る音がした。一撃目を躱し、伸び切った舌をサバイバルナイフで斬り落とす。
「はは。すっかりフラれてしまったな」
 貴人はオズワルドをからかうように笑い、バタフライリッパーの先へウィズマ・アーダで力を込めていく。そして、オズワルドめがけてとびかかってくるオタマジャクシを一刀両断した。
 オズワルドは、茫然としている女王を見下ろす。
 まだ術が効いているのか、動くことも、泣くこともせず、ただ女王はオズワルドを見ていた。
 そこへミサオが現れ、ぐいっとオズワルドの腕を引く。
「オズワルドは、オレの大切なお姫様なんでぃ。お前にぁもったいねぇ王子様だ。返してもらうぜ」
「……ミサオ」
 何かを言いかけたオズワルドの腕を引き、ミサオは彼を安全な場所へ連れて行く。
「貴様ら欲も裏切ったな……!」
 そう叫ぶおつきのカエルたちがオズワルドに駆け寄ろうとするのを、再びチョウザとヘルムートが遮った。
「チョウザ先輩!」
「あいよ、任せて」
 二人で息を合わせて、チョウザが相手の脚を払い、ヘルムートがそのまま舌を薙ぐ。
 あらかた戦力が削がれたのを見計らい、プラムは女王に向かってプチヒドを放った。
「あぁ……!」
「女王さま! 女王さま!」
 叫ぶカエルたちの悲痛な声など聞きもせず、プラムはにやにや笑っている。
 女王は静かにオズワルドを見た。
 彼女は何を責めることも、恨むこともしなかった。
「ごめんなさい。私が人なんかに恋をしたから。……本当に、ごめんなさい」
 その言葉を、その場にいた何人が聞いただろう。
 あるいは、カエルたちの泣きわめく声にかき消され、誰の耳にも届かなかったかもしれない。
 身を焼き尽くす炎の中で、女王は静かに泣き、やがてどさりと膝をついて倒れ伏した。

●最期の晩餐
「意外と美味いな」
 女王の皮を剥ぎ、もも肉を調理したものをもぐもぐと食べる貴人を前に、セオは引いたような顔をしていた。
「……食べるんですね……」
「君も食べるか」
「……えぇ……」
「こんなもの、めったに食べられないぞ」
 しばらく迷う様子を見せたが、セオも結局、カエル肉を口に運ぶ。
「……あ。意外と美味しい。身体が大きいから、もっと大味かと思ってました」
「知能があるから味が変わったりすんのかな。いけるよね」
 焼け切っていない部分を刺身にして、チョウザもカエルの肉を口に運んでいる。
 口火を切ったプラムはというと、焼いた肉にコショウをかけてもぐもぐ食べている。成長期だからか、食欲は留まるところを知らない。
 ミサオは死んだカエルを眺め、不思議そうに首を傾げた。
「カエル肉か~……。酒と一緒にしたら、いけっかな」
 そのミサオの服を、オズワルドがぐいと引っ張る。
「あの、預けてたキス返していただけません?」
「……は?」
 一瞬、何のことかと言わんばかりの顔をしたミサオを見て、オズワルドはさっと顔色を変えた。
「ま、ま、まさか、嘘なんですか……!?」
「…え? お前ふぁーすときっすは貸し借り出来るもんだと思ってたの? うわぁ、おんまえマジで信じてんの? アハハハ!」
「わああああああ! 僕のファーストキッスうううう!」
 笑い転げるミサオの背を、オズワルドは杖でぽかぽかと叩いた。
 ともあれ一行は、無事『恵雨の秘石』を奪還し、大量のカエル肉とともに帰路に就いたのだった。



課題評価
課題経験:55
課題報酬:1500
カエル王女は美肌自慢
執筆:海太郎 GM


《カエル王女は美肌自慢》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 1) 2020-06-22 00:25:39
カエルの肉って鶏肉にちかくて美味しいらしいな。
で、この女王サマは2メートル...ふんふん...。
可食部、いっぱい入手できそうだ。クックック...。

《新入生》 セオ・フォスター (No 2) 2020-06-22 00:44:19
(あ、食べる気なんですね……)

セオ・フォスターです…。
雨が降らないのは…困ります…

でも…乾燥に弱いのに…石奪ったんですか…このカエルたちは…

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 3) 2020-06-22 08:13:15
後輩が来たな。腹がペコなプラム・アーヴィングだよろしこ。

うーん、石持ってると自分の周りで雨が降るとか?知らんけど。

てか俺的に口車に乗せても、倒してもどっちでも良いんだけどよ、一番気になるのその美青年って人間族?
魔物とか動物とか、俺らからしたら女王サマ系のバケモンだったりしない?
それともマジでオズワルドみてーなイケメンか?

《新入生》 セオ・フォスター (No 4) 2020-06-22 20:19:11
先輩…よろしくお願いします…

あ…そっか、降ってて欲しいから取ったんですね…
なんか勘違いしてしまった…
墓穴があったら、入りたい……

金髪碧眼のカエルは想像したくないですが……
人間種ってことで…いいのでは…ないかと…?
金髪碧眼さん…その辺に生えてませんかね…?

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 5) 2020-06-22 22:49:06
金髪碧眼王子が出~~~~!!!!!!

良かったね、金髪碧眼が生えたよ。
しかもローレライ。完璧では?
頑張れオズワルド。俺は面白そうだから後方でニヤニヤしてるわ。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 6) 2020-06-22 22:49:07
金髪碧眼王子が出~~~~!!!!!!

良かったね、金髪碧眼が生えたよ。
しかもローレライ。完璧では?
頑張れオズワルド。俺は面白そうだから後方でニヤニヤしてるわ。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 7) 2020-06-22 22:51:07
あ、出たな学園777不思議。
室内ヤマビーコ。

一目惚れ先が人間種なら、オズワルドを生贄に石を奪還できそうな予感する。
別に戦闘になってカエルクッキングしてもいいけど。

皆どうするー?

《比翼連理の誓い》 オズワルド・アンダーソン (No 8) 2020-06-22 23:02:13
………………
(やべぇ別の課題と間違えて申請ボタン押し間違えた~~~~って顔)
仕方ないですね。骨は拾ってくださいよ。

《新入生》 セオ・フォスター (No 9) 2020-06-22 23:10:20
はい…きちんと骨は埋葬させていただきます…(今日一の笑顔)

では…イケメンさんを…いけn…(ごほごほ)
協力頂いて…穏便に…

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 10) 2020-06-22 23:57:58
穏便なら、セールスマンよろしくオズワルドを売り込んだり、(オズワルドが)面白い方向に転がる様に女王サマとお話してみるか~~~

《メメルの婚約者☆》 仁和・貴人 (No 11) 2020-06-23 03:22:33
カエル肉か・・・

俺の知ってる食用カエルは基本もも肉を食べるんだったと記憶してる
皮には毒があるし細かいとこには寄生虫がいる危険性が高いんだと。
ってことで食べるんなら調理を担当してみたい。

あとアレだ。
アンダーソンくんは頑張れ。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 12) 2020-06-24 13:19:56
窃盗容疑で死刑。ひゅー、激烈に苛烈ー。
仕留めるってならザコちゃんも食べっけど。おっきさと知性の差が、味に差生むのかな。あと身体構造。

とりま暗いなら【キラキラ石】は持ってって戦闘前とかに適当にぶちまけるとしてー。
戦闘の時の役割の割り振りも決めなきゃ系?だよね。…ほんとにしとめんならね?
お医者様志望のけんじゃ様と結ばれて万事解決おしまい、ってならザコちゃん達の出番もし要らなさかもだし。

あー、ザコちゃんの戦闘役割?足りないとこでいーよ。様子見。

《比翼連理の誓い》 オズワルド・アンダーソン (No 13) 2020-06-24 23:50:00
うん、今回は仕留めるということでいいですね!
食べるのは遠慮しときます。(目線そらして)

いやいや、流石に彼女いない歴50年以上の僕でもジューンブライドの時期だからってカエルとゴールインしたくありませんので。
骨になる前に助けてください。いや本当頼みます。
とりあえず、女王様のお好みにぴったりみたいですので僕は彼女の注意を逸らすために行動したほうがいいですね。

…攻撃したら僕でも手に負えない気がするので
リーラブや言の葉の詩:ノクターンで回復兼状態異常のサポートを中心に行いますね。


《模範生》 プラム・アーヴィング (No 14) 2020-06-24 23:57:04
え?
この授業ってオズワルドがカエル口説いて円満に石を譲り受けて最優秀貰うのを遠目でニヤつきながら酒片手に観覧する授業じゃないんですか!?

もし、戦闘を取るならお水の代わりにオイル塗ってプチヒド点火で丸焼きコースとか考えてましたけど…
そう、調理も戦闘も一度の処理で終わる。

《野性のオオカミ》 ヘルムート・アーヴィング (No 15) 2020-06-25 00:07:26
魔王・覇王専攻のヘルムート・アーヴィングです、よろしくお願いします。

お、オズワルド先輩が大変な事になってしまいそうと聞いて駆け付けたのですが…カエルの女王を口説く…んですか…?
えっと…その…検討を祈ります。

戦闘であれば、自分も精一杯尽力しますので。

《不屈愛の雅竜天子》 ミサオ・ミサオ (No 16) 2020-06-25 00:12:31
(チリチリボーンな頭で登場)
喜べお前ら。
爆発と燃やすことならお手の物、みんな大好きミサオ・ミサオが助太刀しよう。
オズワルドは安心して食われてくれ。

とりま戦闘は「灼けつく息吹」で3体攻撃できるやつ持ってるからそれで。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 17) 2020-06-25 00:15:50
焼きガエル確定な感じ?
刺身は食べれなさそうかな。内蔵はギリ生めかもだけど。

てか結局誰がどれ担当かっての、求婚担当?のお医者様志望のけんじゃ様?くらいしか決まってないよね。

あと6だか7人で、だいたい2人ずつ割り振らなきゃだよね?
女王担当、おつき担当、おたまじゃくし担当。

全然決まらなくってぱやぱやになるのもあれだし、ザコちゃんとりまおつき担当しとくかな。
長い舌伸ばしてくるってなら、【サバイバルナイフ】で落とせっかもだし。
カエルの舌も牛みたいな味すんのかな。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 18) 2020-06-25 00:31:55
マジで?戦闘に行っちゃう?
それは、同じ金髪碧眼の美青年のよしみで、金髪碧眼の美青年の貞操を守る感じですか?

オズワルドが【甘美の口づけ】で女王を手玉に取るのかと思った。
そう、広義的に言えば寝取り。

なんか、洞窟内にありったけの~油を~ぶちまけて~♪ミサオが点火して脱出すればいいのでは、と思ったけど…丸焼きどころか丸焦げになっちゃうかな。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 19) 2020-06-25 00:35:15
水浸しな洞窟の中、ってのもあるし、広範囲雑に焼こうとしちゃうと酸素足りなくて普通に鎮火しかねないし、
そもそもザコちゃん達が水に浮かんだ油が服に染みてたら事故る、ってのもありげ。
焼くなら蛙たち狙い仕留め定めないとかもねー。おたまじゃくしは普通に焼き魚っぽくなりそうだけど。見た目。

《野性のオオカミ》 ヘルムート・アーヴィング (No 20) 2020-06-25 00:43:38
貴様(プラム)、もしやオズワルド先輩が大変な目に合う以外興味が無いな…?
真面目に考えろ、真面目に。貞操の危機かもしれないんだぞ。

ええと、そもそも石を平和的に取り戻せたら戦闘はしなくてもいいのでは、と思うのですが諸先輩方。
…いや、でもその後のオズワルド先輩の未来を考えると…仕方ない…仕方ないのか…?

因みに、議事録を参照する限り、調理は仁和先輩が立候補されていますので、油で焦げる程焼くのは推奨しかねるところではあります。
可食部位が減ってしまうかと。

《比翼連理の誓い》 オズワルド・アンダーソン (No 21) 2020-06-25 00:54:54
口付けの経験もないんですけど、…人相手じゃないからノーカン、ノーカンで…(そこ気にする)

最初は僕が潜入して女王様を精神分析で推測して
お顔補正の説得かつ信用で口説きながら【甘美の口づけ】で魅了、石をいただきましょう。
という流れでいいんですかね。

女王様の性格やおつきのカエルに怪しまれて等々の理由で引き留められそうですね。
帰ることができなければ助けてくださいね。

《不屈愛の雅竜天子》 ミサオ・ミサオ (No 22) 2020-06-25 01:13:51
戦闘:
ふーむ、ザコちゃんの言うとおりだな。
じゃあヒドを近距離で仕留めるしかねぇな。
オレぁ雑魚のオタマジャクシを仕留めてから合流しようかね。
比較的倒しやすいものからやっていこうか。

なんでぃ坊や、ふぁーすときっすがそんなに大事か。
ならオレがお前さんの初めてを預かろうかい?
いったん口づけで預けて後で口づけして返してやろう。…冗談だ。そんな顔すんな。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 23) 2020-06-25 01:30:16
オズワルドが気を引いている内に、ランタン油でべっちゃべちゃに洞窟内満たして去り際に遠距離から点火とか思ってたけど…そういや、ランタン油も30分程度の量しかなかったな。
全員持って行ったとして…みたいな量か、面倒くせ~~~けど真面目に考えます。火薬とか一斗缶あればいいのに。

えーと?んん…?(資料を見て首を傾げる)
カエルの女王は一匹だろうが、おつきのカエルやオタマジャクシの出現する数が分からないな…?
女王が生きてる限り、無限に出てくるなーんてことは…無いと信じたいが。

じゃ、【プチヒド】持ってるし、遠距離で攻撃出来るので女王の対処に回ろうかな。
本当はミサオの方が有利取れそうだけど。

《新入生》 セオ・フォスター (No 24) 2020-06-25 07:05:07
おっと…花いじりに夢中になってしまっていました…
(やっぱり…食べるんだ…)

えっと…骨になる前の回収…土葬ということですか…
棺桶の準備を………え、違う…?それは失礼致しました…

戦闘に関して…ワタシは、戦闘用では無いので…その…すみません…
でも、ハンマー振るうことはできます…多分
あと…少し回復は…できます…

《メメルの婚約者☆》 仁和・貴人 (No 25) 2020-06-25 14:51:23
回復役の護衛をしよう。
余裕があればおつきやオタマの相手も出来るといいな。

個人的にはカエルよりもオタマの方が怖いんだよな。
種によるが雑食で食欲旺盛・・・歯もあるからな。
大型のは怖いぞ。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 26) 2020-06-25 22:15:20
とりあえず、書いたプラン共有しとくねー

①オズワルド(生贄)と話術を使って、あわよくば話の流れで石を奪還する。もしくは、石を奪取する隙を作る。

②奪取後、まだ見ぬ金髪碧眼の美青年の為にカエルを成敗。

③カエル肉パーティー

以上でーす。
御免、オズワルドをいかにして陥れ…いや、面白…見世も…利用するかと、スキンケアの話に文字数割き過ぎて、後半適当になったわ。

《比翼連理の誓い》 オズワルド・アンダーソン (No 27) 2020-06-25 22:21:18

・・・・・・ウン、ダイジョウブダイジョウブボクイケル。
カエルの女王様トイチャイチャシテクルネ

後半は状態異常付与メインのプチヒドとリーラブで行いますね。
ちょっと罪悪感ありますが、仕方ない。

《野性のオオカミ》 ヘルムート・アーヴィング (No 28) 2020-06-25 22:37:02
…主にオズワルド先輩の尽力(犠牲)により、石の奪取まではスムーズに行くと思われます。
が、もし話の流れで女王より奪還の見込みがない場合は、【祖流還り】にて奪取を試みようかと。
…本当は黒幕・暗躍専攻の生徒が居れば専門職に任せたいところですが。

その後は、得物が同じ仁和先輩と離れた所で応戦しようかと思います。
未熟故、近いと仁和先輩と事故って迷惑かけるといけないので。

《野性のオオカミ》 ヘルムート・アーヴィング (No 29) 2020-06-25 22:40:56
あ、そうだ。
チョウザ先輩の【キラキラ石】での光源確保ですが、1袋10個程度しかない様子なので自分も一つ持っていこうと思います。

…ところで、皆さんランタンや松明などは持参するご予定ですよ…ね?