;
音楽と喧嘩は酒の花


ストーリー Story

 生徒たちの前に立った学園教師の【ジョニー・ラッセル】は、何とも言えない顔で生徒たちを見渡した。
「……ねえみんな、酒場での演奏と、喧嘩って、自信ある?」
 普段の明るさはどこへやら、ジョニーの表情は陰鬱だ。
 それもそのはず、右手の指が見事に打ち砕かれて、包帯でグルグルにまかれている。
「……どうしたんですか?」
 と案じた生徒に問われて、ジョニーは陰鬱に顔を上げた。
 彼が語った事の顛末はこうだ。
「友人が営んでる、『Not for Me』って酒場があるんだ。時々有名な演奏家も立ち寄って好きに演(や)っていくから、それなりに地元でも人気があってね」
 だがそこに、目を付けた悪党がいた。
「音楽団が来る日は、お客さんも当然多い。そこを狙って、『Not for Me』のライバル店が、無法者たちを送り込むようになったんだ。賢い連中で、ガードマンたちを雇っている日は絶対に襲ってこない。普通のお客さんと演奏家しかいない時を狙って、店を荒らしに来るんだ」
 それで、昨日たまたま居合わせたところでジョニーとひと悶着起こしたのだという。
 四人は倒したが、多勢に無勢、挙句客を人質にとられたところを後ろから強かに殴り倒され、十二対一でぼこぼこに負けてしまった。
「残党は、全部で八人。だけどあからさまな武装にはしっかり警戒してくるから、あくまで軽装で……他のお客さんも怖がらせちゃいけないしね」
 
「『課外活動』の一環として、この問題に取り組んでほしい。もちろん、無法者たちをやっつけることも経験の一つなんだけど、芸術・芸能コースのみんなには、お店での演奏、お客さんを不安から救えるような明るいパフォーマンスを披露するってことも、しっかり経験してほしい」


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 4日 出発日 2020-07-10

難易度 簡単 報酬 ほんの少し 完成予定 2020-07-20

登場人物 8/8 Characters
《模範生》プラム・アーヴィング
 ヒューマン Lv23 / 賢者・導師 Rank 1
「俺はプラム・アーヴィング。ラム肉を導く修道士だ。…そうは見えない?そりゃそうだ、真面目にヤる気ないからな。ま、お互い楽しく適当によろしくヤろうぜ。ハハハハ!」                                       ■身体 178cm/85kg ■人格 身に降り注ぐ事象、感情の機微の全てを[快楽]として享受する特異体質持ち。 良心の欠如が見られ、飽き性で欲望に忠実、貞操観念が無い腐れ修道士。 しかし、異常性を自覚している為、持ち前の対人スキルで上手く取り繕い社会に馴染み、円滑に対人関係を構築する。 最近は交友関係を構築したお陰か、(犬と親友と恋人限定で)人間らしい側面が見られるように。 現在、課題にて連れ帰った大型犬を7匹飼っている。 味覚はあるが、食える食えないの範囲がガバく悪食も好む。 ■口調 修道士の皮を被り丁寧な口調の場合もあるが、普段は男口調を軸に雑で適当な口調・文章構成で喋る。 「一年の頃の容姿が良かっただァ?ハッ、言ってろ。俺は常に今が至高で完成されてんだよ。」 「やだ~~も~~~梅雨ってマジ髪がキマらないやんけ~~無理~~~二度寝決めちゃお~~~!おやすみんみ!」 「一応これでも修道士の端くれ。迷えるラム肉を導くのが私の使命ですから、安心してその身をゆだねると良いでしょう。フフ…。」 ■好き イヌ(特に大型) ファッション 極端な味付けの料理 ヤバい料理 RAP アルバリ ヘルムート(弟) ■嫌い 教会/制約 価値観の押し付け
《熱華の麗鳥》シキア・エラルド
 ヒューマン Lv25 / 芸能・芸術 Rank 1
音楽と踊りが好きなヒューマンの青年 近況 自我の境界線が時々あやふやになる みっともない姿はさらしたくないんだけどなぁ 容姿 ・薄茶色の髪は腰の長さまで伸びた、今は緩く一つの三つ編みにしている ・翡翠色の瞳 ・ピアスが好きで沢山つけてる、つけるものはその日の気分でころころ変える 性格 ・音楽と踊りが大好きな自由人 ・好奇心>正義感。好き嫌いがハッキリしてきた ・「自分自身であること」に強いこだわりを持っており、自分の姿に他者を見出されることをひどく嫌う ・自分の容姿に自信を持っており、ナルシストな言動も。美しさを追及するためなら女装もする。 好きなもの 音楽、踊り、ともだち 苦手なもの ■■■■、理想を押し付けられること 自己犠牲 二人称:キミ、(気に入らない相手)あんた 初対面は名前+さん、仲良くなると呼び捨て
《新入生》フェリシティ・オーバーベック
 アークライト Lv10 / 芸能・芸術 Rank 1
■性別■ 男性 ■容姿■ 見た目:活発そうな女の子 髪:オレンジの二つ結び 目:金と紫のオッドアイ 服:可愛い女性服を好む ■性格■ 元気 かわいいもの好き ■趣味■ 可愛いものを作ること 可愛いものを身に付けること ■好き■ かわいいもの ■苦手■ 男らしいものを身に付けたり、使うこと 男として過ごすこと ※男らしい人、男性は苦手にはいらない ■サンプルセリフ■ 「はろろん、フェリシティよ。どうぞよろしく」 「私は可愛いものが大好き!だから、私自身も可愛くいたい」 「私は自分を偽りたくない。私は私らしくいたい。」 「受け入れられなくたっていい、だって、これが私なんだもの」
《猫の友》パーシア・セントレジャー
 リバイバル Lv19 / 王様・貴族 Rank 1
かなり古い王朝の王族の娘。 とは言っても、すでに国は滅び、王城は朽ち果てた遺跡と化している上、妾腹の生まれ故に生前は疎まれる存在であったが。 と、学園の研究者から自身の出自を告げられた過去の亡霊。 生前が望まれない存在だったせいか、生き残るために計算高くなったが、己の務めは弁えていた。 美しく長い黒髪は羨望の対象だったが、それ故に妬まれたので、自分の髪の色は好きではない。 一族の他の者は金髪だったせいか、心ない者からは、 「我が王家は黄金の獅子と讃えられる血筋。それなのに、どこぞから不吉な黒猫が紛れ込んだ」 等と揶揄されていた。 身長は150cm後半。 スレンダーな体型でCクラスらしい。 安息日の晩餐とともにいただく、一杯の葡萄酒がささやかな贅沢。 目立たなく生きるのが一番と思っている。
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。
《1期生》カンナ・ソムド
 ルネサンス Lv10 / 芸能・芸術 Rank 1
猫耳と猫の尻尾が生えている女性のルネサンスで体つきはかなりセクシーである。とはいえ年齢は高校生~大学生相当と本人は言っているものの、外見はどうみても中学生相当の若さである、いわゆる合法□リ。 性格はかなり受け身でおとなしい。 よほどの事がない限り喋ってくれないのが玉に瑕。 喋ることはほぼないものの、学園生活は普通に満喫している模様。 普段は踊り子としてお金を稼いでいるらしい。 好きなものはスイーツと猫科の動物、嫌いなものは虫。
《新入生》シャルロッテ・リアン
 ヒューマン Lv12 / 教祖・聖職 Rank 1
【命ある限り、誰であろうと人の命を救う。】を座右の銘に生きている。 学園の門を蹴り上げた彼女は沢山の野戦病院を踏みにじった治療師である。 「どんなときでも冷静に、感情的にならぬこと」を心掛け 誰に対しても常に落ち着いた表情で話すが、 仕事第一の性格なので患者含めて他人の話を聞かないどころか 「人を助ける」という目的の為だけに人や物、神だろうとありとあらゆるものを利用し尽くすし拳も振るう ある意味天使の皮を被った悪魔。 誰もにこりと微笑んだ姿など見たことがない。 故郷の母が作ってくれてた人参のケーキが好きらしい。が口に出さない。 好き:清潔、清掃、生、医学、人参のケーキ 嫌い:毒、不潔、死
《不屈愛の雅竜天子》ミサオ・ミサオ
 ドラゴニア Lv18 / 魔王・覇王 Rank 1
「ミサオ・ミサオ。変な名前だろう。 この名前は誰よりも大切なあの子からもらったんだ。」 名前はミサオ・ミサオ。無論本名なわけがない。 外見年齢は20代、本年齢は不明。 本人曰く100越えてんじゃないの、だとか。 職業はギャンブラー。 学園に入る前は彫刻師、薬売りなどいくつか手に職を持っていた。 魔王コースを選んだのは、ここが楽だと思ったからだそうだ。 遠慮なくしごいてくれ。 性格はマイペースで掴み所がなく飄々としており、基本滅多に怒ることがない。 面白そうなことや仲の良い友人が居れば面白そうだとついて行き、 好きな人や大切な人にはドロドロに甘やかし、自身の存在を深く刻み付け、 飽きてしまえば存在を忘れて平然と見捨てる外道丸。 いい子には悪いことを教えたり賭け事で金を巻き上げ、 そして悪友のオズワルドや先輩先生にこってり絞られる。 恋愛したい恋人欲しいと言っているが、一途で誰も恋人を作ろうとしない。 たくさん養ってくれる人大好き。 趣味は煙草と賭け事。 特技は煙草芸、飲み比べ、彫刻。

解説 Explan

●悪党ども
 2人が素手、2人が棍棒、2人が弓矢での威嚇を行ってきます。残りの2人は、煙幕などで妨害し、いざというときに退路を確保する役目のようです。
 彼らは命を取ることまではしませんが、人々が楽しみにしていた演奏会を妨害し、気絶させたり怪我をさせたりと、やりたい放題に迷惑をかけています。
 しかし、場所が店の中なので、あまり大がかりな乱闘は難しいようです。

●客たち
 襲撃があるかもしれない、とおびえながら、それでも店長を応援するために集っています。
 鼓舞するような、あるいは不安を吹き飛ばすようなパフォーマンスが、彼らの心を明るくするかもしれません。

●店長
 数々の妨害に遭いながらも、音楽と美味しい料理が人々の心の支えになると信じてやまない、気骨のある男性です。


作者コメント Comment
こんにちは、海太郎です。
先日に引き続き、芸術・芸能コースのみなさんに限らず、いずれのコースの皆さまもご参加くださいませ~!
地元に愛されたお店を救うべく、ぜひ立ち上ってください!


個人成績表 Report
プラム・アーヴィング 個人成績:

獲得経験:18 = 15全体 + 3個別
獲得報酬:360 = 300全体 + 60個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
【事前調査】で店主と話をつけ、当日は従業員として【変装/演技】し潜伏。
テーブルを回り接客する中で、【会話術/心理学】から【推測】した悪党と思わしき人物に事故を装って【ダークバタフライ】で足を踏む、【信用/会話術/心理学/人心掌握学】で近づき【甘美の口づけ】で魅了後に【やみなべ】を食べさせる等して状態異常を付与。

ステージに立つ仲間の魅了に掛からないように、そちらに極力視線を向けず立ち回る。

戦闘時、乱闘騒ぎを客が楽しめるように【演技/歌唱/ポエム】で歌い【挑発/踊り/生物騎乗/肉体言語/人心掌握学】でストリップ舞踏音楽学の立ち回りをする。
逃走補助役に動きがあった場合、【精密行動/マド】で狙い撃つ。

シキア・エラルド 個人成績:

獲得経験:18 = 15全体 + 3個別
獲得報酬:360 = 300全体 + 60個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
喧嘩とか良くないと思うよ?
でもほら、妨害してくるのあっちだし?
…ふふ 楽しそう

・事前に
パーシアさんに幽霊っぽくメイク
元が綺麗だしなぁ……肌白いから赤色映えそう
という理由で口紅とチークでちょっと血のりっぽい風に
目の周りには濃い目のアイシャドウ

・酒場へ
後輩(フェリシティ)もいるので、自分は演奏としてフォローへ
踊り子衣装?あぁ、こっちの方が持ち上がると思って
彼のリズムに合わせて、基本は気分が盛り上がるアップテンポ

乱入して来るのなら相手の間に割って入り青嵐で攻撃
敵の攻撃は「跳躍」「踊り」「緊急回避」で避け
魅せる動きを取り入れる
「残念だけど、まだお触り禁止!」
【演奏】で楽しめる曲調のまま味方をサポート

フェリシティ・オーバーベック 個人成績:

獲得経験:18 = 15全体 + 3個別
獲得報酬:360 = 300全体 + 60個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
この捕縛劇を盛り上げるために、歌を歌うよ。
軍の聖歌隊仕込みの歌声を【演技】【歌唱】で披露するよ!
他の芸術コースに合わせるために【音楽】を聴くよ。
音楽は、様々なものにある。怒鳴り声も不安な声も、仲間の息遣いも…
全て音楽にしてあげようじゃないか!
アークライトの力もフル活用しようかな。
【ア2】で私が力強く歌えば、きっとお客の不安なんて吹っ飛ばしちゃうよ!

あ、もしも、相手さんが悪いことしそうになったら、【純白笑顔】をふりまこうかな。
私たち芸術コースのパフォーマンスを無視して、おいたなんて…
魅了させなきゃだよね?
でも、これは、味方さんに事前に共有しておかないとね。
味方さんまで、私に魅了されちゃだめだよ?

パーシア・セントレジャー 個人成績:

獲得経験:18 = 15全体 + 3個別
獲得報酬:360 = 300全体 + 60個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
私は天井裏に潜んで、賊が現れるまで待機
賊が現れて騒ぎになったら、物体透過で天井をすり抜け、逆さ吊りから髪振り乱しポルターガイストよろしく派手に鞭を振り回して、賊の不意を討って賊を混乱させて

もちろん、鞭は客に当たらないよう加減して

その後は、賊が慌ててる隙に透明化して着地
賊に気づかれないようテーブルの下とかに隠れて、賊が逃げるようなら、床を這いつつ先頭の賊の脚を掴んで、

「ニガサナイ……フフフ」
とか脅かして

賊が驚いて腰を抜かして、更に後続の賊がドミノ倒しみたいに転んだら……一気に踏ん縛りましょ

誰か幽霊っぽいメイクとかしてくれると嬉しいかも

このお店が「怨霊がさまよう酒場」とか言われない程度に暴れるわね

チョウザ・コナミ 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:45 = 15全体 + 30個別
獲得報酬:900 = 300全体 + 600個別
獲得友情:1000
獲得努力:200
獲得希望:20

獲得単位:0
獲得称号:---
てかザコちゃん、課題にちょっかいかけてて思うんだけどさ。
人種に被害与える人種、実害ある魔物と同じくらい多くない?
何、どーぞくけんお?それならわかんなくもないけど。
それか自己紹介してんの?疎通表現方法が暴力みたいな?
ザコちゃんの知らない文化だったりするのかも。ならそのうち調べとこ。

とりまゆーしゃ様達がなんやかやの…劇?に見立てたことやってるみたいだし。
ザコちゃんはあのお人達にちょっかい…営業妨害阻止するかなー。ほんとほんと。

あっちの目的が営業妨害ってなら、まともにゆーしゃ様達へ向かい襲撃する保証も無いんじゃん?
お客のほーが無防備なんだし。
その辺の狙い【推測】して、先回りの阻止りするよーにしとく。

カンナ・ソムド 個人成績:

獲得経験:18 = 15全体 + 3個別
獲得報酬:360 = 300全体 + 60個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
悪党の処理よりもお客達や店長や定員達の安全を優先。
そしてなおかつお客達を笑顔にさせたり、戦闘担当の参加者や店長の助けになるような行動を行う。
芸能・芸術コースなので自身の踊りをお客様に披露および店長や味方を応援。
一般技能である踊りを使用しつつ、職業技能である純白笑顔を使用し、お客を誘惑し襲撃に対する近況をしっかりとほぐす。
そしてもし強盗が襲撃した場合は、職業スキルの演奏と鼓舞激励Ⅰを使用。
鼓舞激励Ⅰで味方のすばやさを上昇、演奏で強盗のすばやさを下降させ支援を行う。
そして襲撃された際も踊りと純白笑顔でお客の近況をほぐすことも忘れない。

(私の踊り、気に入ってもらえると嬉しいな…)

シャルロッテ・リアン 個人成績:

獲得経験:18 = 15全体 + 3個別
獲得報酬:360 = 300全体 + 60個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
【心情】
人の楽しみを邪魔し妨害する…畏まりました、それは病気です。
治療師として患者の治療をさせていただきます。


【戦闘前】
か弱い女性のふりをしながら客の一人として席に着き食事を楽しみ、
武器等々はドレスの下に隠す。


【戦闘】
悪党素手、棍棒のどちらかを相手取る。
メイン「真中正拳突き、双撃蹴」
サブ「祈祷」
足を狙って引っ掛け揺らいだところに
比較的人や物がない(スペースがある)場所、もしくは頭上に飛ぶよう「真中正拳突き、双撃蹴」で仕留めます。


敵が逃げた先の店でカチコミします。


【戦闘後】
「祈祷、応急処置」を使い、仕留めた悪党たちを回復、かつ治療に入ります。

ミサオ・ミサオ 個人成績:

獲得経験:18 = 15全体 + 3個別
獲得報酬:360 = 300全体 + 60個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
【戦闘前】
ヒノキの棒を懐に仕舞い、
「挑発、演技」でだらしない酔っぱらいの客のふりをして
演奏を行う仲間にヤジを飛ばしている。

【戦闘】
劇の登場人物として「演技」を行いながら
ヒノキの棒で悪党たちをいじめます。いやいやいやヒノキの棒ってwって思っただろう。
ヒノキの棒だって使えるんだぜ。

敵の攻撃を「部分硬質化、千代古令糖の守り」で防御を行い、
「コツンと一撃、ゴツンと一撃」で仲間を仕留める
「龍翼演舞:花」で敵の注目を集めつつ、仲間や客の士気を挙げる。

また、悪党を泳がせてライバル店に入ったのを確認した際は、仲間と潜入し暴れ散らす。

【戦闘後】
酒場に戻り、酒片手に演奏を楽しむ。

リザルト Result

●どこか違う店
 その日『Not For Me』の常連たちは、見慣れない従業員と客の顔に首を傾げていた。
「誰だ、あいつら」
 例えば、どこか人を喰ったようなそぶりで接客する白髪の青年。
 例えば、上機嫌に酔っ払ってステージへ野次を飛ばすドラゴニア。
 頬杖をついてステージを見るともなしに眺める、マゼンタ髪の女性。
 その近くの席で、楚々とした様子で食事を続ける茶髪の女性。
 珍しい客がいると常連たちは気がついたが、演奏家がやってくる日はだいたい、そのファンたちが店に押しかける。きっと彼らもそうなのだろう、と、常連たちは納得した。
 ステージに立つのは、一人の青年と、可愛らしいアークライト、そして銀髪褐色のルネサンスだ。もっとも、アークライトの実の性別に気がつくことができた者は少数だろう。
 どこかエスニックな雰囲気のルネサンスが踊るのに合わせ、青年が東の土地の楽器を演奏し、アークライトが歌を披露する。
 きっといつもどおりの演奏会が披露されるのだろう、と、常連たちは考えた。
 そしてきっとまた、あのならず者たちがそれを台無しにするのだろうと。
 常連たちはステージへ目を向けた。悪い奴らがくるという噂は、ステージ上の彼らには届いていないのだろうか。
 見ているこちらに、幸せと勇気を分け与えるようなメロディ、笑顔に満ちたパフォーマンスに、常連たちは目を細めた。
 そして、思わずぽつりとこぼすのだった。
「……ああ、今日は何事もなければいいのに」
「このまま、平和の時間が続けばいいのにな」

●ご注文は?
「ようこそ、『Not For Me』へ。こちらがメニューでございます」
 ニコニコと【プラム・アーヴィング】が接客する様子を見て、【ミサオ・ミサオ】は笑いを押しこらえていた。
「くっ……無理無理、こんなん絶対俺吹き出しちゃうって」
「笑うのはいいけどー、悪目立ちしちゃだめだかんね?」
「わかってる、わかってるって」
 【チョウザ・コナミ】に指摘され、ミサオは頷き返した。
 酔っ払った客のふりをする、と言っていたが、実際どこまでがフリなのかわかったものではない。
 チョウザは軽く肩をすくめ、プラムの方へ視線をやる。
 事前に店長へ話をつけて従業員となったプラムは、どこか楽しげに接客を続けていた。
「また来て下さいねェ」
 手を振って、一般客を見送っている様子は、本人がどう思っているかはさておき、サービス業向きの笑顔をしっかりと貼り付けられている。
「意外ー。口先うまいからメニュー勧めんのも上手なのかね」
 チョウザはぺらりとメニューへ視線を落とした。
 その時。
 店の扉が、乱暴に開かれた。
「……邪魔するぜェ」
 武器を手にした、8人の男が立っている。
 店長が彼らの前に立ちはだかった。
「うちの店に何のようだ」
 店の中に、ぴりりとした緊張が走る。
 先頭に立った恰幅のいい男は、ゲラゲラと笑ってみせた。
「何のようって、決まってんだろ。飯ィ食いに来たんだ。オラ、突っ立ってねェでテーブルへご案内してくれよ。お前ェだって、これ以上客に怪我させたくねえだろ?」
 店長がぐっと拳を握るのが見えた。
 そこへすかさず、プラムが割って入る。
「ようこそお客さま。テーブルはこちらになります」
 店長の体格は悪くないが、あくまで彼は料理人だ。
 戦闘に巻き込むわけには行かない。
 男たちはニヤニヤと笑いながら大テーブルについた。
「ご注文は、何になさいます?」
 そう尋ねてメニューを見せつつ、プラムはリーダー格の男に口づけを重ねた。
「なっ」
「おいおい何考えてんだよテメェ」
 周りの人間が驚いた顔をして揶揄を飛ばすが、プラムはお構いなしだ。『甘美の口づけ』を使われ、リーダー格の男はプラムの虜になっていた。
「おすすめの一品が、あるんですけれど」
「じゃあそれで」
 どこかぼうっとしたまま、注文に応じる。
「注文の品入りまーす!」
 プラムは元気に厨房に声を飛ばす。
 やがて出てきた『やみなべ』を、男たちはリーダーに命じられるまま食べ始める。
「マジかよ。あいつらほんと馬鹿だな」
 遠くから見ていたミサオはまた笑い出しそうになる。
 チョウザは呆れ顔でそれを眺めていた。

●舞台の上
 時は、暴漢たちの入店からしばし遡る。
「うーん……困ったな」
 飲食店の中にある楽屋。
 【シキア・エラルド】は、難しい顔で【パーシア・セントレジャー】を見つめていた。
「もとが美人だから、全然怖くならないや……」
「もう、冗談はやめて」
 クスクス笑うパーシアを見つめて、シキアは悩む様子を見せる。
「肌が白いし、赤を乗せたら映えるかな……。ちょっと血糊っぽくしてみよう……あと目の周りも、黒くしてみるね」
「ええ、おまかせするわね」
 目を閉じるパーシアに、シキアは丁寧に化粧を施していく。
 一方【カンナ・ソムド】と【フェリシティ・オーバーベック】は今日のパフォーマンスについて打ち合わせを行っていた。
「元気の出る、明るい音楽がいいかなと思うんだ。それからなるべく、こっちに視線が集まるようにしたいよね。戦闘中でも気をそらすことができるぐらい、魅力的なパフォーマンスを」
 と語るフェリシティに、カンナはコクリとうなずいてみせる。
「きっと不安になることも起きるかもしれないけど、ステージに立ったら、私たちはパフォーマンスをするプロだからね。絶対に、笑顔で頑張ろうね」
 ひょっとすると、怪我をすることになるかもしれない。
 元軍人の自分はともかく、と、フェリシティはカンナを見つめた。
「大丈夫だよ」
 物言わぬカンナが何を考えているのか、今はわからない。
 それでも、同じ舞台に立つものとして、自分の気持ちを伝える。
「どんなものだって、音楽になるんだ。怒鳴り声も不安な声も、仲間の息遣いも……。全て音楽にして、最高に幸せな舞台を、私たちで作りあげよう!」
 カンナはじっと目を見開いてフェリシティを見つめた。
 そして、こくり、こくりと何度も頷いた。

●病んだ人々
 離れたテーブルについた【シャルロッテ・リアン】は、じっくりと店の料理を味わっていた。
「……これは、とても……素晴らしい味ですね」
 ソース一つ、肉の焼き方一つをとっても、細部まで配慮が行き届いている。味を引き立てることだけでなく、食べるときの利便性まで考えつくされた一皿を前に、シャルロッテは我知らず溜息を零していた。
「なんて、健全なんでしょう」
 作り手の精神衛生までが伺えるような料理に、シャルロッテは感服のため息をこぼす。
 食事は人間を作るものだ。病と戦う上では、決して欠かすことができない。
「哀れですね。これだけの食事を口にして……これだけの『治療』を施されても、治ることができない心根というものは」
 人の楽しみを邪魔し、妨害するもの。それは、病に他ならない。
 下卑た笑いを浮かべる男たちへ、視線をやる。
 プラムに案内されたテーブルで、いかにも体に悪そうな謎の鍋を食べる男たちの目は、病んだ人間そのものの淀みを抱えていた。
「あぁ、一刻も早く治療してあげなくては」
 シャルロッテは、どんな患者でも見捨てることはない。
 手の施しようがないように見えても、きっと救済はあるはずだと信じてやまない。
 不意に、男の一人が立ち上がった。
 プラムがわざと、彼の足を踏みつけたのだろう。毒を仕込むつもりだと、事前に聞かされていた。
 それが彼らに火をつけたらしい。
「ふざけてんじゃねぇぞテメェ!」
 男が怒鳴って、棍棒を手にとった。
 シャルロッテはそっとナイフとフォークを置いた。置かれていたナプキンで、丁寧に口元を拭う。
 そして、ドレスの下に隠した武器へ手を伸ばし、はっきりと彼らへ宣言した。
「治療を、開始します」

●Its Show Time!
 営業妨害を目的とした男たちからすれば、プラムが足を踏んだことも、彼が妙な食事を出したことも、いい口実なんだろう。
「ふざけてんじゃねぇぞこの糞野郎!」
 血の気が多い男が怒鳴り散らし、棍棒で床を叩き注意をこちらへ集める。
「こんなひどい店員がいるなんて、この店の教育は本当に最低だなァ」
 痩せた男が、わざと店中に聞こえるよう悪評を立てる。
「全くだ! もう我慢ならねぇ!」
 棍棒を手にした男が、再び棍棒を振り下ろした。
 テーブルが見事に打ち砕かれ、皿と料理が床に叩きつけられ悲惨な音を立てる。
「おい! てめぇらもいつまでもチンタラ演奏してんじゃねえよ、うるせぇんだよ」
 舞台への演奏に、一人が野次を飛ばす。
「あちゃー。逆に火ィつけちゃった?」
 チョウザは小さくつぶやき、そっと激辛ハバネロソースへ手を伸ばした。プラムのことだからどうせうまくやるだろうと、さして心配はしていない。チョウザは客へ視線をやった。常連客を含め、店を訪れた客の間には、緊張が走り、怯えが見える。
(演劇、って話なら、引き込みはもう十分っぽいけど)
 再び、視線を暴漢たちへ向ける。
 プラムは楽しげに笑い、両手を大仰に広げた。
「さぁ、お立ち会いの皆様! これからお目にかけますのは、この八人の悪漢が見事に打ちのめされる、勧善懲悪劇です! どうぞ最後までお怪我の無いよう、そして、恐れることないよう、とくとご覧くださいませ」
 その合図に、シキアと、フェリシティの二人はステージで顔を見合わせた。
 穏やかな音楽を演奏していた二人だが、曲調をがらりとアップテンポの物に変える。
 これはいつもの営業妨害なのか、それとも大掛かりなショーなのか。客たちは、観衆となるべきか、それともこのまま逃げ出すべきなのか判別しかねていた。
 だがその視線は、プラムと暴漢たちへ集中していた。
 どちらから仕掛けるのか、まるで物語の始まりを待つように、誰もがじっと待ち構えている。
 だが、観客の予想は裏切られた。
「とざい、とぉーざぁーい!」
 暴漢の死角から、ミサオが現れた。
 手にしていたひのきの棒を振り回し、棍棒男の顎を跳ね上げる。
「ァはっ、ストライクー!」
 その楽しげな言葉が、開戦の合図となった。
「野郎ども、やっちまえ!」
 リーダーの怒号に合わせて、暴漢たちが武器を手に取る。
 狙われたプラムは、にやりと楽しげに笑った。
「せっかくだし、この前の授業の成果をお見せしようか」
 振り下ろされた棍棒を軽いステップでかわし、ストンプのようにモップを手にして応戦する。『ウィズマ・アーダ』を発動させれば、モップは立派な槍になった。
 即興で奏でられるシキアとフェリシティの音楽に合わせ、『舞踏音楽学』のステップを披露する。
「なにそれすっげぇ」
 ミサオはプラムに口笛を吹き、弓矢を持った男たちの懐へぐっと踏み込んだ。
「先手必勝、ってね」
 どこか楽しげな言葉に、男たちはすかさず矢をつがえた。
 だがその弦が、ぶつんと断ち切られる。
「なっ……」
 驚く男ににこりと微笑んだのは、シキアだった。
 『青嵐』の響きが相手の弓の弦に共鳴したのを、シキアは見逃さなかった。それで咄嗟に『青嵐』を強く爪弾いたのだ。
 振動中に強い負荷をかけられれば、弦はひとたまりもない。
 手入れの不足もあったのだろう。暴漢の手の中で、弦はあっさりと千切れた。
「まだ演奏中ですよ、お客さま。よそ見するなんてひっどーい」
「そうそう。私たち芸術コースのパフォーマンスを無視して、おいたなんて……これはお仕置きだねっ」
 シキアとフェリシティが、明るい口ぶりで挑発する。
「舞台の連中もグルだ! あの弱そうなのから人質にしちまえ!」
 誰かが怒鳴り、ステージに素手の男二人が駆け寄る。
 カンナは一瞬、怯えたような表情を見せた。
 だが、引くことはしない。
(ここで怖がったら……みんなのことを、不安にさせる。私は、お客さんや店長に、希望を届けるために来た)
 自分に掴みかかろうとした男に、カンナはにっこりと笑顔を向けてみせた。
「あ?」
 面食らった男を前に、カンナはしなやかな舞を披露してみせる。
「お前ェ、自分の立場わかってんのか……」
 そう言いながらも、男の視線はカンナのパフォーマンスに釘付けにされていた。乱暴にカンナを掴み倒そうと伸ばされた手に、一瞬の躊躇が浮かぶ。
 その背後に、すかさずチョウザが駆け寄った。
「ちょっとおにいさーん?」
 呼ばれて振り向いた男たちの顔面めがけて、激辛ハバネロソースをぶっかける。
「ぎゃああ!」
 視界を奪われのたうち回る男たちに、チョウザは追い打ちをかけるよう六角棒を構える。
「んじゃ、おやすみー」
 男の頭を容赦なく六角棒で殴り倒すと、男たちは声もなくどさりと倒れた。
 その手首を後ろ手に回させて固定していく。
「怪我なぁい?」
 チョウザに問われ、カンナはコクリと頷いた。そして、また明るい笑顔を浮かべてみせたのだった。

●そして、フィナーレへ
「くそっ、今日はどうなってやがる」
 退路確保を命じられていた悪漢は、悔しげな表情を浮かべていた。
 ただのダンサーたちを捕まえに行った二人は、美しい動きに魅了されている間に後ろからやってきたマゼンタ髪の女に殴られ昏倒している。
 弓矢使いは、演奏家二人に足止めされ、棍棒使いはガラの悪い店員と客二人組にノされてしまった。
 残ったのは退路を確保するための自分と相棒の二人きりだ。
「ボスがやられちゃ仕方ねえ。俺たちだけでもずらかるぞ!」
 そう踵を返そうとした二人の前に、小柄な茶髪女がたちはだかった。
「あなたがたを、ずっと見ていました」
 穏やかな口ぶりで、女は語る。
「あなたがたは、病気です。根治させなくては」
 そう語る女の手には『十爪・ヒグマ』が備えられている。
「ひっ……」
 とっさに煙幕を張ろうとした男の手が、急に動かなくなった。
 まるで金縛りのような感覚に、男は恐る恐る振り向き……世にも恐ろしいものを目にすることとなる。
「ねぇ……どこへ行くの……?」
 そこに立っていたのは、髪を振り乱し、目から真っ赤な血を流した美しい女だった。
 体は透けており、この世のものでないことは一目瞭然だ。
「忘れたの……? あなた達がこの店で暴れたときの怪我のせいでね……私、死んじゃったのよ……」
 かすれ声でささやく女の言葉に、ヒッ、と、声にならない悲鳴が上がった。
 口を利くことも、動くことも忘れた男の前で、女はうつむいた。
「ふっ……ふふ……」
 小さな声が漏れる。いつしかそれは、笑い声とも金切り声ともつかぬような、正気を失った人間のものへと変わっていった。
「ぎゃあああ!!」
「出たぁ!!!」
 腰を抜かして這いつくばる二人の前に、シャルロッテが立ちはだかる。
「あぁ……治すべき部位がまた一箇所、増えたようです。頭と、心……。大丈夫です。きっと救ってみせますからね」
 正面の女も、背後の幽霊も、男たちの目には狂っているようにしか見えなかった。
「助けて……助けてくれェ……!」
 男二人は腰を抜かし、ガクガクと震えながら泡を吹いて気を失ったのだった。

●そして、幕を下ろす。
 店の客たちは、一連の騒動を、どこかあっけにとられたまま見つめていた。
 これはショーなのか。
 それとも、捕縛劇だったのか。
「あー、どうも」
 そんな客の前に立ったのは、チョウザだった。
「さっきはショーって言ったけど。本当はこれ、マスターの機転なんだよね。最近この店に来る連中をさ、とっちめてもらうために雇われたって感じでぇ」
 客たちはチョウザの話に耳を傾けた。
「ただの乱闘じゃ、みんなのこと怖がるし、何が起きてるかわかんないじゃん。だけど、こういう大変なときでも、店に来てくれた人を楽しませたいって。マスター、なかなかいい胆力してるよねぇ」
 客たちは顔を見合わせた。
 誰ともなしに、拍手が起こる。
「ありがとう」
 誰かが口火を切った。
「すごかったよ」
「かっこよかった」
 拍手と声援は、やがて暖かなうねりを伴って、店に響いたのだった。
 後日、悪漢たちを店へ送り込んだ親玉のもとへ何人かの勇者が踏み込むことになるのだが、それはまた、別のお話。



課題評価
課題経験:15
課題報酬:300
音楽と喧嘩は酒の花
執筆:海太郎 GM


《音楽と喧嘩は酒の花》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《猫の友》 パーシア・セントレジャー (No 1) 2020-07-06 08:00:25
王様・貴族コースのパーシア。よろしくお願いします。
とりあえず、こいつら調教すればいいの?

鞭でしばいて踏みつけて……得意そうな先輩も居るし勉強させて貰うわ。

そうそう、逃走補助の人員が居るようだし、顔が割れないようにして先に酒場に紛れ込んでるかも。
仕掛けてきた敵が少ないなら、店内に既に紛れ込んだ連中やらにも注意した方がいいかもね。

あと、飛び道具は厄介だし、乱闘に向かない場所だと……下手っぴな賊が誤射して、客に当たったりしたら面倒そうね。

さて、私は時間までどうやって待とうかしら……。

《猫の友》 パーシア・セントレジャー (No 2) 2020-07-07 23:43:57
えーっと……とりあえず、誰がどう動くかくらいは話しておく?
相手は危なくなると逃げるようだし、そのまま逃がすか、逃がさず捕まえるかとかでも……やること変わると思うんだけど。

まあ、適当にやって構わないなら、私も適当にやらせてもらうけどね。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 3) 2020-07-08 00:54:56
先公から提示された課題の内容をざっくり纏めるとこんな感じだな。

■芸術・芸能コース:パフォーマンスで客の不安を吹き飛ばす。
■悪党:素手2、棍棒2、弓2、支援2…の近接計4人、遠距離2人と支援(中距離)2人の計8人。殺害までは至らない。

■フィールド:そこまで天上の高さも広さもない、テーブル等が並べれらた標準的な店の屋内。


恐らく、シキアやフェリシティ、カンナ辺りがパフォーマンスすると踏んでいるので、
戦闘向きな俺は悪党の捕縛を行っていこうかなとな。
勿論、芸術専攻側とコラボして、この捕縛劇をエンターテインメントにしてもいいぜ。
寧ろその方が面白いかもな。

殺すよりは、黒幕のライバル店を割り出して根元から解決したいわ、遊び場が潰れるのはちょっとなあ。
店長ー慰謝料請求しようぜ~!

《不屈愛の雅竜天子》 ミサオ・ミサオ (No 4) 2020-07-08 09:30:57
(頭にアフロのカツラを被せて)
おう、纏めてくれて感謝するぜプラムちゃん。
客さんがポンピーだから飛び道具もそうだが、魔法攻撃とかもキツそうなイメージがあるんだが。
いっそこちらが戦闘回りやすくするために開店前に店長と話して陣地作成しておくとか?

そういやオレ、ドラゴニアだから魅せる技があったな。
戦闘の中でも【龍翼演舞:花】とか使っていきたいぜ。

《新入生》 シャルロッテ・リアン (No 5) 2020-07-08 09:46:20
皆様初めまして、新入生、教祖・聖職コースのシャルロッテ・リアンと申します。
回復兼拳系の近距離攻撃が得意でございます。
私は悪党対応に回らせていただきます。

プラム様の言う通り、ライバル店は把握して仕留めておきたいです。
病気は根本から解決していきませんと。

《猫の友》 パーシア・セントレジャー (No 6) 2020-07-08 11:59:50
「残党は、全部で八人。だけどあからさまな武装にはしっかり警戒してくるから、あくまで軽装で……他のお客さんも怖がらせちゃいけないしね」
との先生からのお言葉だし、剣とか槍とかあからさまな武器は避けた方がよさそうね。

そこまで天井まで高くないなら……私、天井裏に居てもいい?
騒ぎになったら、天井すり抜けて……逆さ釣りの幽霊よろしく出てきて、賊を脅かしたり、可能なら奇声上げながら逆さ釣りのままで鞭振り回してみたり、逃げる賊の頬を両手で包んで「ニガサナイ……フフフ」とか脅かしてみたいなと……。

あー、でも……別の意味でお客さんも怖がりそうなのが難点かしら?
面白そうなのに。

《熱華の麗鳥》 シキア・エラルド (No 7) 2020-07-08 12:25:59
乱入者は締め上げてついでに美味しいご飯食べれる代金もいただ…え?そこまではしない?ちぇー
芸能・芸術コースのシキアだよ、みんなよろしくね

人質とってくるだろうし、いっそ騒動を劇に見立てるのはありかも
だってほら、元気付けるなら楽しいほうが良くない?
俺もちょっと演奏してみたいしさ、青嵐で

《1期生》 カンナ・ソムド (No 8) 2020-07-08 20:51:48
カンナ・ソムド…
わたしは芸能・芸術コースだから、プラムが言っている通りパフォーマンスを披露する…

状況はキツイけどお客様、喜んでくれるかな?

(といいたいっぽい)

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 9) 2020-07-08 21:35:16
>パーシア嬢
良いんじゃねえか?
スゲー面白いと思うぜ、それに奇襲かけれるしな

>戦闘
もし飽和しないようなら俺も客の様子見てターゲットを探りストリップしつつ、さっさと【甘美の口づけ】で無力化してやろうかと思ったが。
俺の真価は誰にでもバレンタイン(季節外れ)キッスだからな。

《新入生》 フェリシティ・オーバーベック (No 10) 2020-07-09 06:29:27
やばいやばい超遅刻!!(ずさー)

OKOK、私のパフォーマンス当日お披露目するね!!
軍隊持込みのパフォーマンス期待しておいて欲しいな。

天井裏!ファンタスティック♪
私が驚かないように覚えておかなきゃね。

【純白笑顔】を使う予定だから、気をつけてね…
皆なら大丈夫だと思うけど

《猫の友》 パーシア・セントレジャー (No 11) 2020-07-09 08:19:29
とりあえず、私は天井裏に潜んで、騒ぎになったら物体透過で天井すり抜け逆さ釣りからの、ポルターガイストよろしく鞭振り回し。
その後は透明化して着地、テーブルの下とかに隠れて、賊が逃げるなら床を這いつつ先頭の賊の脚を掴んで、「ニガサナイ……フフフ」とか脅かしてドミノ倒しみたいに転ばせたいな……。

誰か幽霊っぽいメイクとかしてくれると嬉しいかも。

このお店が「怨霊がさまよう酒場」とか言われない程度に暴れるわね。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 12) 2020-07-09 12:35:04
劇にしちゃう、ってのはいーかもね。娯楽にしちゃえばなんでも許されっし。たぶん。
でも「劇だった」…って仕込み前提だった感じの体にするのはおすすめしなさかも。
ほら、酒場のマスター様が表現したいことのために客を巻き込むつもりだったのか!?ってなりえみだし。

めんどい難癖誤解の芽は生える前に踏んずけよ。なんせよこれは前提じゃなくてアドリブのその場凌ぎってことで。
マスター様が機転で学園生呼んで、こんな対処するよう依頼した、ってしとけば、胆力に笑われはしても文句は出ないでしょ。
ザコちゃんその辺の【ハッタリ】てきとーにかましとくから、あとはいー感じに演じて仕留めてしていこーね。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 13) 2020-07-09 12:38:13
でもってー。
ザコちゃんなんて変わらずいつものへっぽこ1モブだし、やれることもそんなにないけど。

口以外の部位は暇してる分、両手はあきあきだし。
てきとーにお客側に被害の舞台が移りそうってなら【挑発】したりなんなりで防いどくし。
その分ゆーしゃ様達は、周囲の被害損害系は気にせず、やりたいよーにやっといてくれたらいーよ。

あと余ったポケットに【ロープ】も突っ込んどくし。
適度に何人か仕留めたらまとめて束ね縛っとくよーにしとこ。展示品展示品。

《熱華の麗鳥》 シキア・エラルド (No 14) 2020-07-09 22:16:43
あ、なら俺化粧セット持っていこうか?
幽霊っぽくすればいいんだね、任せてまかせてー!(わくわく

一応プランには【演奏】をメインに動くようにしてるよ
支援しつつそれとなく、近づくなら攻撃をって……青嵐ほんと便利だよねぇ

《猫の友》 パーシア・セントレジャー (No 15) 2020-07-09 22:29:28
シキアさんがメイクしてくれるなら助かるわ。
折角の機会だし演技上げてきたから、気合い入れていくわね。