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怪獣王女☆見参!


ストーリー Story

 ものすごい顔をして【メメ・メメル】学園長は男にとびつき、両手を彼の肩に乗せて前後に激しくゆさぶった。
「マジでか!?」
「……本当なのよォ~」
 小柄な男だ。小柄だがまんまるだ。平らな頭頂ぷくぷくボディ、前後に貼り出していて足も大きい。なにかに似ている。そうだ樽に似ている。ワイン樽のような体型なのだ。整ったあごひげが生え口ひげは豆のつるみたくカールしており、髪まで謎のカールをしているところは、トランプのキングのカードを思わせる。
 顔がキングのワイン樽男、彼は名を【マグナム・ワイナリー】という。
 このマグナム氏がK(キング)顔を泣き顔にして言うのは、
「メメちゃん助けてェ~」
 救援依頼だったりする。
「このままだと今年の新酒、持って来れないのよォ~」
「ノォォォ!」
 メメルは銅版画みたいな形相で天を仰いだ。

「よくぞ集まった我が精鋭たちよ☆」
 集結した君たちを眺めメメルはマグナムを、ワイン醸造所の事業主だと紹介した。
「氏は広大な葡萄畑と、これまた特大のワイン醸造所を有しておってな。ここで作られるワインが最高なのだよ♪ オレサマのおすすめは白! 豊潤な味わいながら適度なすっきり感、どんな料理にもあいグイグイ飲めるのに後味も最高なのだ。けれど赤ワインも良い! 力強い滋味にパンチの効いたアルコール分、こいつでステーキとか焼肉とかやりだしたらついつい飲み過ぎてしまってなぁ……マグナムのところの赤で酔うとオレサマ、セクシーな気分になっちゃうんだよなぁ……☆」 
 語りが止まらなくなりヨダレを垂らしそうな表情になってゆくメメルを止めるべく、隣に立つ教師【ゴドワルド・ゴドリー】が軽く咳払いした。
「あー学園長、お話が脱線しておりますが」
「オホン、失礼した。マグナムブランドのワイン新酒は一般的なものよりやや遅くてこの時期でな、毎年オレサマはできたてのボトルを届けてもらっておるのだ♪ 多少だがな」
「多少、って昨年も10ケースほど購入していた気がします。コルネ先生が嘆いていた記憶が……」
 ゴドリーの言葉を、メメルはさらりと聞き流す。
「ところがだな諸君! 昨日突然、マグナム・ワイナリー醸造所が正体不明の敵の襲撃をうけ占領されてしまったというのだ! これはゆゆしき事態だぞオイ!」
「そうなのよ~困ったの~」
 妙にねちっこい口調でK顔マグナムがなげいた。口調のせいかあんまり困っているように聞こえないが、実際のところ大変困っているらしい。
「なんかねぇ、ちいさい女の子ちゃんがやってきたのよぅ。もこもこのガウン着た子が。10歳くらいかしら?」
 こんなことを言ったわ、とマグナムは少女の口まねをして告げた。
「ヘイボーイ! わちきは【怪獣王女】☆ コズミックエッグよこすのじゃ!」
 怪獣王女? コズミックエッグ? なんのことかしらぁ? とマグナムが優しく問い返したとたん王女は牙をむいたという。
「なんかねー、卵をたっくさんばらまいたのよう。そこからムクムクって紫色の蛇が出てきて~」
 蛇といってもリアルな大蛇ではなかった。なんかぷにぷにしており、つぶらな瞳をもつぬいぐるみのような蛇だったという。大きさは大人一人ぶんくらいだが愛嬌はあった。
 で、これがたくさんいた。
「許しがたいことにな! こいつらワイン樽をこじあけてワインを飲みおるという!」
 本当に怒っているらしくメメルは顔を真っ赤にしていた。
「酒飲む蛇、要するにうわばみということになるのか!? くっそー! やつらのためのワインじゃないぞ! オレサマのためのものだ!」
 白熱するメメルをさえぎるように、黒衣白顔のゴドリー先生が前に出る。
「使命は単純だな。この『うわばみ』たちを倒し怪獣王女なる怪人物を追い払うことが主旨だ。醸造所内は樽が大量に置かれており、鉄製の醸造機器も連なってジャングルのようになっている。敷地面積は8ヘクタールというからかなりのものだろう」
「ウチではワインの付け合わせ用のチーズとかピクルスも作ってるの~。ワインはもちろんのこと、付け合わせの製造場もできるだけ守ってくれたら嬉しいわぁ」
「どうやらその怪人物は『コズミックエッグ』なるものをワイン醸造所に求めているようだが。コズミックエッグとはなんなのか……やはり卵なのか? 見当もつかんな」
 ゴドリーは首をかしげマグナムを見る。トランプ風の紳士も首をすくめた。(もっとも、彼は首が短くほとんどないのだが)
「そうなのよ~、ウチは養鶏所じゃないし、ぜんぜん思いつかないわぁ。メメちゃんはわかるぅ?」
 マグナムが水を向けるも、メメルは『さっぱり』とお手上げポーズを取っただけである。
「ところで学園長、怪獣王女というこの人物に心当たりはありませんか」
「ないぞ☆」
「学園長のお知り合いだという気がするのですが、なんとなく」
「えーそんなヘンチクリンな子オレサマ知らなーい☆ マジでマジで~」
 本当なのかトボけているだけなのか、ひょっとして忘れているだけなのか、そこらあたりは定かではない。
「ともかくだなチミたち! ワインや付け合わせの被害は最小限に! 怪獣ナンチャラとかいう娘にはキツ~いお灸をすえてやってくれたまい☆」
 最後にっ、とメメルは力強く言った。
「ゴドリーたん締めの一言を頼むぞ! できるだけ場を和ませるようなのをなっ!」
「いきなりですか! えー……勝利のあかつきにはワイナリーでお祝いナリー!」
 しばしの沈黙の後、ハックションとマグナム氏がくしゃみをした。冷えたようだった。


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 5日 出発日 2020-12-27

難易度 簡単 報酬 通常 完成予定 2021-01-06

登場人物 5/6 Characters
《猫の友》パーシア・セントレジャー
 リバイバル Lv19 / 王様・貴族 Rank 1
かなり古い王朝の王族の娘。 とは言っても、すでに国は滅び、王城は朽ち果てた遺跡と化している上、妾腹の生まれ故に生前は疎まれる存在であったが。 と、学園の研究者から自身の出自を告げられた過去の亡霊。 生前が望まれない存在だったせいか、生き残るために計算高くなったが、己の務めは弁えていた。 美しく長い黒髪は羨望の対象だったが、それ故に妬まれたので、自分の髪の色は好きではない。 一族の他の者は金髪だったせいか、心ない者からは、 「我が王家は黄金の獅子と讃えられる血筋。それなのに、どこぞから不吉な黒猫が紛れ込んだ」 等と揶揄されていた。 身長は150cm後半。 スレンダーな体型でCクラスらしい。 安息日の晩餐とともにいただく、一杯の葡萄酒がささやかな贅沢。 目立たなく生きるのが一番と思っている。
《大空の君臨者》ビャッカ・リョウラン
 ドラゴニア Lv22 / 勇者・英雄 Rank 1
とある田舎地方を治め守護するリョウラン家の令嬢。 養子で血の繋がりはないが親子同然に育てられ、 兄弟姉妹との関係も良好でとても仲が良い。 武術に造詣の深い家系で皆何かしらの武術を学んでおり、 自身も幼い頃から剣の修練を続けてきた。 性格は、明るく真面目で頑張り屋。実直で曲がった事が嫌い。 幼児体系で舌足らず、優柔不断で迷うことも多く、 容姿と相まって子供っぽく見られがちだが、 こうと決めたら逃げず折れず貫き通す信念を持っている。 座右の銘は「日々精進」「逃げず折れず諦めず」 食欲は旺盛。食べた分は動き、そして動いた分を食べる。 好き嫌いは特にないが、さすがにゲテモノは苦手。 お酒はそれなりに飲めて、あまり酔っ払わない。 料理の腕前はごく普通に自炊が出来る程度。 趣味は武術関連全般。 鍛錬したり、武術で語り合ったり、観戦したり、腕試ししたり。 剣が一番好みだが他の分野も興味がある。 コンプレックスは身長の低さ。 年の離れた義妹にまで追い抜かれたのはショックだったらしい。 マスコット扱いしないで欲しい。
《メメルの婚約者☆》仁和・貴人
 ヒューマン Lv33 / 魔王・覇王 Rank 1
「面倒にならないくらいにヨロシクたのむ」                                                                                                                                                 名前の読みは ニワ・タカト 身長:160㎝(本当は158cm位) 体重:45kg前後 好きなもの:自分の言う事を聞いてくれるもの、自分の所有物、メメたん 苦手もの:必要以上にうるさい奴 嫌いなもの:必要以上の労働、必要以上の説教 趣味:料理・・・だが後かたづけは嫌い    魔王っぽく振る舞っている    此方の世界の常識に疎い所がある キャラとしてはすぐぶれる 物理と科学の世界からやってきた異邦人だが、かの世界でも世界間を移動する技術はなくなぜここに来れたのかは不明。 この世界で生きていこうと覚悟を決めた。 普通を装っているが実際はゲスで腹黒で悪い意味でテキトー。 だが、大きな悪事には手を染める気はない。 保護されてる身分なので。 楽に生きていくために配下を持つため魔王・覇王科を専攻することにした。 物欲の塊でもある。なお、彼の思想的には配下も所有物である。 服装は魔王っぽいといえば黒。との事で主に黒いもので固めていて仮面は自分が童顔なのを気にして魔王ぽくないとの事でつけている。 なお、プライベート時は付けない時もある 色々と決め台詞があるらしい 「さぁ、おやすみなさいの時間だ」 「お前が・・・欲しい」 アドリブについて A  大・大・大歓迎でございます 背後的に誤字脱字多めなので気にしないでください 友人設定もどうぞお気軽に
《グラヌーゼの羽翼》エリカ・エルオンタリエ
 エリアル Lv33 / 賢者・導師 Rank 1
エルフのエリアル。 向学心・好奇心はとても旺盛。 争い事は好まない平和主義者。(無抵抗主義者ではないのでやられたら反撃はします) 耳が尖っていたり、整ってスレンダーな見るからにエルフっぽい容姿をしているが、エルフ社会での生活の記憶はない。 それでも自然や動物を好み、大切にすることを重んじている。 また、便利さを認めつつも、圧倒的な破壊力を持つ火に対しては慎重な立場を取る事が多い。 真面目だが若干浮世離れしている所があり、自然現象や動植物を相手に話しかけていたり、奇妙な言動をとることも。 学園へ来る前の記憶がないので、知識は図書館での読書などで補っている。
《呪狼の狩り手》ジークベルト・イェーガー
 エリアル Lv8 / 黒幕・暗躍 Rank 1
あぁ?俺? 俺はジークベルト、歳は44 ……はぁ?年齢詐称??生言ってんじゃねーぞ 見た目で判断すんじゃねぇよ、クソが!! 元々は潜入や暗殺、調査専門の冒険者だ。 …見た目がこんなんだからな…こういう場所潜入し易いだろって仕事振られたんだが…なんか、よく解んねーこと捲し立てる女に無理やり入学させられたんだよ。 ホント、ワケ解んねぇとこだな、此処。 センター分けのさらりとした絹糸の様な鉛色の長い髪を緩く編んだ三つ編み、そしてアホ毛が突っ立つ。 藤色の瞳、翅脈(ヒトでいう血管)が青く光るジャコウアゲハ型の翅の白皙の美少年フェアリー ……の、様に見える合法ショタのおっさん。 身長:80cm 体重:2~3kg 見た目はショタ、中身はおっさん。目が死んでる。 発する声はどこから出てるの?と思わず言いたくなる低音。 発する言葉は皮肉と嫌味。 好きな物は酒とたばこと酒に合う肴。アサリの酒蒸しとか。 居酒屋大好きだが、見た目のせいで居づらい 子供の悪意ある「チービ!」には鉄拳制裁する 苦手なものは向かい風 空気抵抗により飛ばされる。 ヘビースモーカーで、大体喫煙所に居る。 一般的に市販されている煙草は彼の体には大きいので、 いつも紙を巻き直している。 煙管はやっぱ味が違うし、こっちの方がめんどくせぇ 最近、タバコ着火の為だけにプチヒドを覚えた。

解説 Explan

 メメル学園長ごひいきのワイン醸造所を、怪獣王女と名乗る怪人物が占拠しました!
 犯人は、怪獣王女と名乗るトカゲ(?)のルネサンスらしき少女です。
 醸造所を(できるだけ無事に)取り戻してください。

【怪獣王女】
 いわゆる「のじゃ」ッ子。少女というよりは幼女でしょうか。十歳前後に見えますし珍妙な格好をしておりますが、どこからか出してくる卵でモンスターを召喚します。
 見た目は子役モデルみたいですけれど凶暴で、卵型爆弾を投げて攻撃してきます。意外に敏捷でタフですし力も強いようです。理由は不明ですがフトゥールム・スクエアには激しい敵対心を抱いています。
 爆弾とまちがえて普通の鶏卵を投げることもあります。

【うわばみ】
 怪獣王女の召喚するモンスター。八匹ほど出現します。
 可愛い感じにぷにゅぷにゅした蛇モチーフのモンスターですが、酒をがぶがぶ飲むは噛みつき&尻尾攻撃をするわ、しびれ毒を持つ(解毒するか一定時間が経過するまで動けなくなる)わでやることはぜんぜん可愛らしくありません。
 ある程度ダメージを与えるとはじけて泡のように消えてしまいます。

【舞台】
 広大なワイン醸造所です。
 大きなワインの醸造機がいくつもあり、倉庫には大量のワイン樽があります。チーズやピクルス、サラミなど付け合わせの製造工場、ボトルやグラスなどのお土産販売所もそろっています。従業員は避難しており無人です。
 醸造所の外は葡萄畑(収穫はほぼ終わっていますが)となっています。

 勝利条件はうわばみを全部消して王女を追っ払うことです。コズミックエッグの正体をつきとめる必要はありません。
 ただ、王女がなにをコズミックエッグだと目星を付けて現れたのか、つきとめると展開上有利になるようにしたいと思っています。
 醸造所が半壊しても成功としますが、メメルとマグナム氏はなげき悲しむことでしょう!


作者コメント Comment
 ここまでお読み下さりありがとうございます!
 桂木京介です。よろしくお願い申し上げます。

 妙なやつがまた現れたようです!
 戦いが終わったとき、マグナム氏のワイン醸造所(ワイナリー)が無事に残っているかどうかは皆さんの行動次第となるでしょう。うわばみの毒にはご注意を。
 今回はやっつける、ないし追っ払うだけで終了ですので難易度は「やや簡単」としております。

 王女と会話は可能ですが、彼女はなぜかフトゥールム・スクエアに恨みを抱いているので、説得などの手段は通じそうもありませんね……。

 皆様のご参加をお待ちしております。
 では次はリザルトノベルで会いましょう! 桂木京介でした!


個人成績表 Report
パーシア・セントレジャー 個人成績:

獲得経験:66 = 55全体 + 11個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
◆目的
ワイナリー防衛
そのための蛇撃破と怪獣王女を撤退させる

◆索敵
蛇はワインを飲み干してるそうだし、ワイン蔵やお土産のワインがあるお土産販売所
口直しにサラミやチーズの工房も襲ってるかも

蛇なら、外は寒いから葡萄園とか外には居ないか、居ても少数かもね

蛇なら物陰や高所に隠れてるかも
頭上や足元も要注意ね

倉庫が暗いならキラキラ石使用

◆応戦
蛇単体ならリ6で攻撃
数が多かったり怪獣王女も居るなら、仲間と協力し応戦
リ7で弱体化させたりリ6で応戦しつつ、敵が多かったり怪獣王女が大暴れしてピンチなら、号令の鞭で敵の注意を逸らさせ、王様の命令で敵の戦意を削ぎ追い打ち
更に突撃命令で一気に敵の数を減らし、形勢逆転を狙うわよ

ビャッカ・リョウラン 個人成績:

獲得経験:66 = 55全体 + 11個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
■目的
怪獣王女を退ける

■行動
私は怪獣王女を直接狙うよ。

最初は倒すより足止めがメイン。爆弾で施設が壊されたら困るからね。
動作察知で動き出しを見極めて、正義一迅の素早い攻撃で牽制。
相手の攻撃は器用さと素早さを活かして回避したり、流水の構えで受け流したりして軽減。
私を避けて移動しようとしたら、回り込んで進ませないように立ち回るよ。
どこに向かいたいのか分からないけれど、そうは行かないよ!

決め時を感じたら必殺技。
部分硬質化で身を守りつつ、龍の大翼を広げて全速力で突貫。
懐に潜り込んで、全力全開の耀閃斬(ブレイジングキャリバー)。
お仕置きだよ!チェストォォォォーーーーッ!!!

仁和・貴人 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:165 = 55全体 + 110個別
獲得報酬:4500 = 1500全体 + 3000個別
獲得友情:1000
獲得努力:200
獲得希望:20

獲得単位:0
獲得称号:---
怪獣王女からワイナリー氏の醸造所の奪還か・・・
コズミックエッグは卵型でお酒に関係あるものなのか・・・?

気になることも多いし答えてくれるとは思わないが色々聞いてみようか

メメたんの知り合い?なんかひどい目にあわされた?
怪獣が好きなのはなんとなく解ったけど『どらごん』とか『うわばみ』とか本来鱗がある生物が好きなの?
コズミックエッグって結局のところなんなのさ?

こんなところか
最後に聞くだけ聞いてワイナリー氏の迷惑になってるから帰ってくれないか確認だけしてみよう・・・
あんまり人に迷惑かけてるとメメたんみたいだよな~とか言いながら

素直に帰ってくれなかったら仕方ないが戦闘だな

アドリブA 絡み大歓迎

エリカ・エルオンタリエ 個人成績:

獲得経験:66 = 55全体 + 11個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
●目的
王女とうわばみの撃退を優先しながらコズミックエッグについて探る

●戦闘時の行動・使用スキル
攻撃はフド
回避は妖精の踊り
まりょく補給は魔気変換
何故エッグが欲しいのか王女に聞く

●捜索
エッグというのだから卵型か球形のものと予想
ワイナリーなら醸造用のタンクや樽、ブドウの実など?
新酒ができた時に丸い球(杉玉)を吊り下げる文化もどこかで聞いた気がする
戦いながら怪しい物は確保

丸い物を探しながら、ある種の魔法の品の可能性が高いと考え
視覚強化・魔法感知・第六感をフル動員してうわばみ・王女・コズミックエッグを探す

エッグ(かもしれない物)を見つけたら奪われないように学園へ持ち帰り
メメたんや他の先生にも見せて分析

ジークベルト・イェーガー 個人成績:

獲得経験:66 = 55全体 + 11個別
獲得報酬:1800 = 1500全体 + 300個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
気配を殺して物陰に隠れながら醸造所に潜入

強さじゃ対抗できるとは思ってない
なんせレベル一桁だからな!
隠れながら隙をついて攻撃する感じで

とりあえず、酒樽を死守する
「俺の毎年の楽しみを奪うクソは死ね!!」

っていうか、コズミックエッグってなんだよ
なんかの卵か?それとも何か魔力リソース的なアイテムなのか??
騒動しか起こさねぇクソみてぇな学長に何されたか知らねぇが
どう考えてもお前の考える様なもんはここにねぇよ!

他所行け他所!
辺境のどっかの未踏破ダンジョンでも潜ってろよ!!

リザルト Result

 革袋を開けると、暖かみのある白い輝きがあふれだした。
 手を入れてキラキラ石をひとつ取り出し、網に入れ腰につるして明かりとする。
「蛇……『うわばみ』といったかしら……いないようね」
 ワイナリー内部は暗くて肌寒い。風こそないものの屋外と変わらず冷える。それだけに立派な醸造所だと【パーシア・セントレジャー】は思う。
「寒いけどゴドリー先生のダジャレよりはいいよね」
 と笑うのは【ビャッカ・リョウラン】だ。
「私もワイン楽しみにしてたから、醸造所を取り戻さなきゃだね」
 上気しているのかビャッカの頬は、うっすらと薔薇色をおびている。
 そうね、とパーシアは応じた。
「といっても、まだワインが残ってればの話だけど」
 影のように黒い姿が、半透明のバーシアの体の向こうに見える。白い手袋、顔には仮面、【仁和・貴人】だ。
「怪獣の気配はないな」
 貴人は仮面の下で鼻を動かした。芳醇な葡萄酒の香りがたちこめている。
 大蛇退治に行ってくる、そう貴人が告げたところ学園の【ヒノエ・ゲム】に『丸呑みにされるなよ』というありがたい(?)応援の言葉をもらった。もっとも超がつくほど無愛想な口調だったし、そのあとに『お前を殺すのは私だ』というありがたくない追伸もつづいてはいたが。
「コズミックエッグは卵型でお酒に関係あるものなのか……?」
 貴人のつぶやきを【エリカ・エルオンタリエ】が拾った。
「ワイナリーで卵型といえば、醸造用のタンクや樽、ブドウの実あたりかしら」
 手帳をぱらぱらとひらき、出発前に調査しておいた情報を確認する。
「新酒ができたとき丸い杉玉を吊り下げるって文化もどこかで聞いた気がする」
「エッグがなにか知らんが、酒樽並みにデカいのは勘弁だぜ」
 こちとら樽よかちっさいんだからよ、と【ジークベルト・イェーガー】は苦々しげに言う。見た目は十歳口調はオヤジ、人生経験も山あり谷ありで豊富なジークベルトである。卵遊びに興味はないが、新酒の危機とあれば黙っていられないと調査隊に加わったのだった。
 用心しいしい進んでいくと地下への階段を見つけた。降りれば案の定、出荷前の樽や瓶が安置されたワインセラーではないか。面積でいえば地上に出ている醸造所の三分の一ほどもあろうか。
「チクショウめやりやがったな!」
「なんてこと……!」
 ワイン好きとしてジークベルトはうめき、パーシアも悲痛な声を上げた。
「ひどいものね」
 エリカのブーツが立てるのは冷たい水音、それに砕けたガラスを踏み砕く音だ。
 竜巻でも暴れ狂った後のような惨状だった。樽は砕け瓶は割れ、床は水びたしならぬ酒びたしといった様相、幸いすべてが死んだわけではないものの、でたらめに破壊を行ったらしく半分ちかく失われている。
「酒くさっ!」
 昨年元旦にメメルに抱きつかれたときを貴人は思い出している。むせかえるほどワインの匂いがこもっていた。これだけで酔いそう。
「新年パーティだったとか……でも、これは荒らしすぎだよね」
 ビャッカは額に手を当てた。もちろん怪獣たちも飲んではいたはずだが、ほとんど砕いているところからしておそらく、相当な量をこぼしていると見えた。正直、もったいないと思う。
「クソッ! ふざけたことしやがって」
 ジークベルトを怒らせているものそれは、連中が酒を飲み散らかしたことよりもむしろ、『ちゃんと飲んでいない』ということだった。
「俺の毎年の楽しみを奪うクソは死ね!!」
 砕けた樽のフタを蹴り飛ばす。フタは不規則に転がって、ぐわんと音を立てて止まった。
「あれっ? そこ、石扉がある」
 エリカが気づいた。ジークベルトが蹴ったフタが倒れたあたり、壁のように見えて小さなドアノブがついているではないか。
 ビャッカが扉を開けた。
「よかった……!」
「やれやれね」
 奥をのぞきこんでパーシアも胸をなでおろす。
 壁の向こうはもうひとつ大きなワイン倉庫だったのだ。こちらのほうが広い。樽とボトルでびっしりだ。
「いいワインはきっとこっちだろうな」
 貴人はほっとした。こちらの部屋はワイン臭くない。整然と片付いており樽の、木の匂いに満ちている。
「連中が間抜けで助かったぜ」
 ボトルのラベルを確認しつつジークベルトが言う。
 そうね、とエリカは応じた。
「でも、じっくり探せば見つけられたと思う……つまり怪獣王女の目的はワイン蔵にはないってことかしら」

 扉をしっかりと閉じ地上の醸造所に戻る。
「っていうかコズミックエッグってなんだよ。なんかの卵か? それとも魔力リソース的なアイテムなのか?」
 ジークベルトは不平顔だ。ワインはかなり確保できているとわかったものの、それでも意図不明の敵には頭にきている。
「少なくとも卵に近い形状だと思うわ。前、ガリクソンさんから奪っていたのも卵だったから、本物の」
 パーシアの言葉を聞いて貴人が思いついた。
「卵があるとすれば……土産物やフードを売っているあたりか」
「この先ね」
 すでにエリカは醸造所の見取り図を開いている。
 忍び足で戻ってきジークベルトが、当たりだと告げた。
「変なのがいやがる。桃色のガウンを着たのがごそごそやってた。あれトカゲ耳っていうのか……ドラゴニアじゃねえんだな」
 蛇ならぬうわばみの姿はないようだ。卵に収納でもしたのか。
「土産屋か、そこで戦闘になったら店は無茶苦茶になるな」
 それは避けたいと貴人が言う。ワイナリー氏のワイナリー(ややこしい)の破壊は最小限にしたい。
「外におびき出せたら最良ね……」
 というエリカにビャッカが手を上げた。
「だったら私に考えがあるよ」

 酒瓶を手にして転がし捨てて、メダルを調べて投げ捨てる。人型の木像を取ってみれば、『【マグナム・ワイナリー】像』と背に刻印してあった。膝で叩き折ってから捨てる。
 うぬうと【怪獣王女】はうめき声を上げていた。
「ないのじゃ、ないのじゃ……」
 ところが、
「あるよ!」 
 背後から声がした。
「ほら、コズミックエッグはここだよ!」
 ドラゴニアの少女すなわちビャッカが凜然と、瓶詰めを顔の横に掲げて立っているのだった。中身は卵、ゆで卵のピクルスだ。ころころしたのがたくさん入っている。最初は石ころでも使うつもりだったが、来る途中でちょうどいいものを見つけたのである。
「むうっ!」
 怪獣王女は顔を上げた。想像していた以上に子どもっぽい顔つきだった。白いモコモコが袖とエリについた桃色のガウン、金色のベルトにブーツ、頭に王冠をいただいている。
「何者じゃ!?」
「私はビャッカ・リョウラン、きみは?」
「わちきは怪獣王女じゃ!」
「肩書とか二つ名じゃなくて本名のほう」
「おそれ多くもわちきの名を尋ねるか? 一回しか言わんからようく聞け、偉大なるドーラメイア・アレクサンドラ・デイルライト・ゴーリキであるぞえ……長いわっ! だから怪獣王女でよい!」
「そう? だったら『ドーラ』でいいと思うけど。ところでお嬢ちゃん、欲しいものがあるなら、ちゃんとお話ししてお願いしようね? わがまま言ってこんな風に泥棒しちゃメッだよ」
「そういう面倒な手順を踏むより強奪するほうが楽なのじゃ! よこせコズミックエッグ!」
 つかみかかってきたがそれは予想済、ビャッカは反転し翼を使う。
「強奪のほうがもっと面倒なのに! やっぱりドーラは子どもだね」
「子どもあつかいするでない! あと怪獣王女と呼べっ!」
 思った以上に怪獣王女は素早い。だが追いつかれる前に陽光のもとへ飛び出すことができた。
 うぐっ、と王女はつんのめった。待ち構えているメンバーに見覚えのある顔を見つけたようだ。
「はいこんにちは、幽霊王女ですわ……そのチーズはワインに合いそうね」
 うふふとパーシアがほほえみかける。はっとして怪獣王女は、ビャッカを追う途上で頭にひっかかったチーズの包みを取りのけた。
 パーシアはさらに、土産物屋から持ち出した鶏卵を示す。といってもただの卵ではない。
「ねえ、もしかしてこの燻製卵がコズミックエッグじゃない? たしかに赤ワインと一緒にいただくとコズミックなおいしさだもの」
 パーシアは殻をむいて口にした。しっかりいぶされていて香ばしい。グラスを傾けたくなる味わいだ。
「コズミックエッグはエッグではあるが食べることはできん! だが、普通の卵にまぎれているという話じゃ」
「あ……だったらこれもただのピクルスだからコズミックエッグじゃないんだ。ごめんね」
 ビャッカは肩をすくめて瓶詰めを足元に置いた。
「やれやれ少し話が見えてきたな」
 貴人が進み出た。
「なあ怪獣王女くん、前も言うつもりだったんだが争いがすべてを解決するわけじゃないだろ? 暴れてもワイナリー氏の迷惑になるだけだから帰ってくれないか。探し物なら手伝ってもいいから……あんまり人に迷惑かけてるとメメたんみたいだぞ」
「メメたん? 誰じゃ?」
 えっ、と言ったのはジークベルトだ。
「【メメ・メメル】、フトゥールム・スクエアの学園長だか校長だかだ。あいつの知り合いっつーのはロクなのがいねぇ……ひとつ行動すると、10は周囲に迷惑かけるところとかてめぇにそっくりなヤツだよ! ……俺もヤツにとっ捕まらなければ、俺もこの場に居なかったつーの!」
 勇者なんてものにはかかわりたくもなかった、と毒づく。メメルとの遭遇が、ジークベルトの人生を色々な意味で変えたのは間違いない。
 だが王女の反応はまったく正反対だった。あごに人差し指を当てて言う。
「いやそんな名前知らんし」
 けろりとした口調は嘘とは思えない。
 そういえば――エリカは思い返す。
『えーそんなヘンチクリンな子オレサマ知らなーい☆ マジでマジで~』
 あれ本当だったの……? メメタンのいつものおとぼけだと思ってたけど……。
「え、じゃ、じゃあ怪獣王女さんが言ってた『あの女』って?」
「フトゥールム・スクエアの教師じゃ! 思い出したら腹が立ってきたぞ、宿敵どもめ覚悟するのじゃー!」
 誰だ? 誰だ? 候補は一人ではない。だが特定している余裕はなさそうだ。
 ひょうと跳びすさり腕を交差させ、怪獣王女は両の懐に手を入れた。取り出すと、つぶてのような卵が両の手に握られている。
 一気に全部投げる。破裂する。割れた卵からムクムクと、煙とともにつるっとした玩具みたいな蛇が出てきた。見る間に人ひとりほどの大きさになる。といっても妙に胴は太いし、ずんぐりしていて目はまん丸だ。八つ投げたのだがひとつは割れなかった。不発らしい。したがって数は七つ。
「出た。うわばみだね!」
 どうやら平和的にはいかないらしい。ビャッカはルーンソードを抜きはなつ。
「ねえ、せめて教えてくれない?」
 パーシアが食い下がった。言葉に力を込めて、怪獣王女の戦意を削ごうとする。
「なんのために卵……コズミックエッグを探しているのか」
「冥土の土産に聞くがいい。わちきの結婚のためじゃ!」
「え……結婚!?」
 エリカは硬直した。これまた予想外の発言! 卵が結婚式の供物だとか? 持ってきたら結婚してやろうと言われているとか? まさか卵から結婚相手が孵(かえ)るとか――?
 七匹の大蛇ならぬ七匹のうわばみが、のたうちながら迫り来る。
「素直に帰ってくれないなら仕方がない」
 幸い外におびきだせたから暴れやすい。貴人はペリドット・サイスをふるった。鮮烈、薙ぐ動きにしたがい鮮やかな緑光が軌跡を描く。
「ったく! 俺は戦闘が不得手だっての!」
 それでも両手に双剣を握り、ジークベルトはうわばみに立ちふさがった。
 蛇はもそもそしていて動きは鈍い。しかし咬みつく瞬間だけすさまじい速度になる。
 うわばみはエリカの腕に食いついた……に見えた。しかし空を切っている。
「遅い遅い」
 エリカは紙一重で避けたのだ。とどまらずエリカは舞い、くるりと回転してフドを蛇の口中に見舞った。ぽんと内側から蛇は破裂して、たちまちもとの煙へと帰す。名付けて妖精の踊り、これぞエリカが身につけた必殺の技だ。
「どうやら闇属性が苦手みたいね」
 人差し指同士と親指同士をあわせた両手のあいだにパーシアが闇の塊(ダード)を生じさせるなり、うわばみたちがすくんだのがわかった。
「だったらお気の毒、幽霊王女さんは闇が得意なのよ」
 ダードを投ず。食らったとたん蛇の体は、大きく塊のかたちに削り取られた。
「そりゃいいことを聞いた」
 と貴人が伸ばした手をパーシアがぽんと握った。これで闇属性がペリドット・サイスに宿ったわけだ。
「あとこいつも試してみるか!」
 貴人はうわばみを退けると、小袋から天国のマロングラッセを大量に取り出し勢いよくばらまいた。
「酒飲みには意外と甘党が多いっていうし……おっ、正解だったみたいだな」
 ジークベルトとやりあっていたうわばみが、あっさりと戦いを放棄したのである。嬉しそうに身をくねらせ、落ちていたマロングラッセにかじりつく。
「なんだこいつ!?」
 ジークベルトは舌打ちしたが追いはしない。
「ま、花より団子、チャンバラよりマロングラッセだろうぜ……好きにやんな」
 剣を戻して煙草をくわえた。
 半分以上がまたたくまに討たれ残りもマロングラッセを食べているという散々な状況だが、うわばみたちを叱咤する余力は怪獣王女にはない。
 ビャッカと激突していたからだ。
 翼を大きくひろげビャッカは飛ぶ。錐揉みするように王女を狙う。
「このっ! このっ!」
 王女は次々と爆弾卵を投げるが、大半は外れていた。しかしぶつけても撃墜はできない。必死の形相、目には涙まで浮かんでいる。
「落ちるのじゃ! 落ちろっ!」
 炸裂しようがビャッカは平気だ。部分硬質化で伸ばした腕を、うんと強靱にしていたから!
 ぐんぐん王女の鼻先まで迫って、
「お仕置きだよ! チェストォォォォーーーーッ!!!」
 一気に叩き込んだ。全力全開の耀閃斬(ブレイジングキャリバー)!
 とっさに王女は両腕を交差させ防いだがそれが精一杯、次の瞬間には、
「魔王さまーッ!」
 声を上げ吹き飛ぶ。地面に落ちるところは見えなかった。そのまま怪獣王女の体は葡萄畑に消え、もう出てこなかったから。
「魔王様……!?」
 やっぱり――!
 エリカは確信した。
 卵は再生の象徴だ。
 彼女はコズミックエッグって呼んでるけど、それはきっと……!
「いま追えばとどめをさせるかもしれない」
 奇襲できるぞと貴人は告げたが、本気で言っていないのは口調から明白だった。
「ここまでにしない? お灸はすえたし、醸造所の崩壊も食い止めたわ」
 新酒は楽しめそうねとパーシアが笑う。
「ああいうヤツは辺境のどっかの未踏破ダンジョンでも潜ってろ、ってのな。それが似合いだぜ」
 ふん、とジークベルトは言い捨てて醸造所に歩き出した。
「割れた樽に残ったワインなら、黙ってもらってもおとがめはなかろうぜ、一杯やろうや」
「いいね!」
 ビャッカが続く。
「素敵っ!」
 パーシアも目を輝かせた。
「えっ……あそこ酒くさすぎないか?」
 本気で戻る気!? と貴人は驚いた様子である。
「辺境のどっかの未踏破ダンジョン、ね……」
 本当にそんな場所で怪獣王女と再会できる気がして、エリカはうっすらと微笑した。



課題評価
課題経験:55
課題報酬:1500
怪獣王女☆見参!
執筆:桂木京介 GM


《怪獣王女☆見参!》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《猫の友》 パーシア・セントレジャー (No 1) 2020-12-22 08:07:14
王様・貴族コースのパーシア。よろしくお願いします。
ワインを守るために、とっととへびを片付けないとね。

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 2) 2020-12-22 08:12:14
賢者・導師コースのエリカ・エルオンタリエよ。よろしくね。
コズミック・エッグについては、部分的な仮説を立ててみたけれど
今回つきとめられるかどうかは難しそうだし
まずはワイナリーの防衛を優先しないとね。

《呪狼の狩り手》 ジークベルト・イェーガー (No 3) 2020-12-23 20:35:13
黒幕・暗躍コースのジークベルトだ。よろしく頼むわ。
コズミックエッグとかよく解んねぇが、今年の新酒の危機と聞いて。

《大空の君臨者》 ビャッカ・リョウラン (No 4) 2020-12-25 01:45:18
勇者・英雄コースのビャッカ・リョウランだよ。
よろしくね。

私は怪獣王女と戦おうかな。
たぶん最初は足止めをメインにするつもり。