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変異ジャバウォックとの激戦!



ストーリー Story

 フトゥールム・スクエアより、大人の足で徒歩四日ほどの距離にある、小さなマニという村。
 今この村の中は、大変危険な状態となっていた。 
「お姉ちゃん!」
 そう叫んだ【サーラ・レアルトリア】という少女こそが、この依頼の依頼者である。
 そしてもう一人、それが彼女の姉である【サルサ・レアルトリア】だった。
「サーラ、良く聞きなさい。私は村を守らなければならないの、貴女だけでも逃げなさい」
「やだ、私も一緒に戦うんだ!」
「サーラ、私達が生き残れるかは貴女に掛かっているの。あのフトゥールム・スクエアを目指しなさい、きっと勇者様が助けてくれるわ」
「でも……」
「大丈夫、お姉ちゃんを信じるの。さあ早く! あの魔物が来る前に!」
 この小さく二十人にも満たないマニの村に、一体何が起こったのか。
 それは、たった三体のジャバウォックと呼ばれる魔物の進入によるものだった。
 純粋なジャバウォックとは違うもので、三体とも同じ魔物とは思えない程に変わっている。
 まずは一体目、顔は狼にとても似ている。
 体毛は白く、森にすむには不向きなほどに目立っていた。
 目は赤く、スラッとした体躯に似合わず、前足となる二本だけはとても太い。
 体を支える掌は広く、大きく巨大な爪を隠そうともしていない。
 この三体のジャバウォックの中では、動きが相当素早かった。
 二体目のジャバウォックは、一体目と、顔さえも違う。
 例えるなら熊。
 赤い目と大きな爪は同じであるが、黒い体毛とその体躯はそうとうに違う。
 一体目の倍ほどの上半身に、それに似合わない細い腰、後ろ脚は太いが、あの腰の細さでは立ち上がるのは不可能だろう。
 動きはそれ程でもないが、力だけはそうとうに強そうだ。
 三体目のジャバウォックは、白と黒とを混ぜた灰色の体毛をしている。
 顔付きが猫科の動物のそれに似ていて、やはり目は赤く染まっていた。
 絶えず牙をむき出しにして、手にある爪より、その牙に自信がありそうである。
 他の二体と違い、人のような均整の取れた体つきで、二本の足で歩行していた。
 ただし、これはルネサンスではなく、言葉も喋れないただの魔物でしかない。
 勇敢な大人達は、その三体の魔物を追い払う為に立ち向かったのだが、むしろそれが災いしてしまう。
 だった三体だと油断したこともあるが、相手の強さは予想以上で、立ち向かった大人達は全員怪我をしてしまったのだ。
 村に迷い込んだその魔物達は、大人や子供を次々と村人を遊ぶ様に襲い、多くの村人が怪我をしてしまっている。
 今この村の中で真面に動けるのは、もうこの姉妹しかいなかった。
 姉のサルサが魔物の注意を引くため、鍋をガンガンと鳴らし、家から飛び出して行く。
「行きなさいサーラ、さあ早く!」
「……うん、待っててねお姉ちゃん、必ず勇者様を連れて来るから!」
 村から脱出した小さなサーラの旅が始まる。
 生き残れるだけの食糧と、旅の為の費用をカバンに入れ、タタタと走りフトゥールム・スクエアを目指した。



 少女の足で二日、親切な旅人と同行し一日、馬車に拾われ一日を掛け、少女はその場所へと辿り着く。
「ここがフトゥールム・スクエア……誰か、誰か居ませんか! 私の村が大変なんです! お願いです、誰か助けてください!」
 その声は道行く者、門を護る者、学校の中に居る者にまで届き、全ての者がその子の前に押し寄せる。
『どうしたんだい? 何かあったのかい?』
 泣きながら話す少女の言葉は、直ぐに学校の教師達に伝えられ、救出隊が手配されたのだった。


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 4日 出発日 2019-05-15

難易度 普通 報酬 通常 完成予定 2019-05-25

登場人物 8/8 Characters
《勇者のライセンサー》フィリン・スタンテッド
 ヒューマン Lv33 / 勇者・英雄 Rank 1
「フィリン・スタンテッド、よ……よろしく」 「こういう時、どうすれば……どうすれば、勇者らしい?」 (※追い詰められた時、焦った時) 「黙って言うこと聞け! 殴られたいの!?」 「ぶっ殺してやる! この(お見せできない下劣下品な罵詈雑言)が!!」   ###    代々勇者を輩出してきた貴族スタンテッド家(辺境伯)の令嬢。  一族の歴史と誇りを胸に、自らもまた英雄を目指してフトゥールム・スクエアへと入学する。  愛と平和のために戦う事を支えとする正義感に溢れた性格で、『勇者らしく人々のために行動する』ことを大事にする。  一方で追い詰められると衝動的に罵声や暴力に訴えてしまう未熟な面もあり、自己嫌悪に捕らわれる事も多い。 『彷徨う黄昏に宵夢を』事件で対峙したルガルとの対話から思うところあったのか、頑なな勇者への拘りは少し角がとれたようだ。 ※2022年8月追記 全校集会『魔王の復活』後、昨年クリスマスに結ばれたルガルとの子供を身籠っていた事が判明 (参考シナリオ) 恋はみずいろ L’amour est bleu https://frontierf.com/5th/episode/episode_top.cgi?act=details&epi_seq=649 ◆口調補足 三人称:〇〇さん(敬語では〇〇様) 口調:~かな、~ね? その他:キレた時は『私、アンタ、(名前で呼び捨て)、(言い捨て)』 ◆Twitter Sirius_B_souku
《甲冑マラソン覇者》朱璃・拝
 ルネサンス Lv29 / 武神・無双 Rank 1
皆様こんにちは。拝朱璃(おがみ・しゅり)と申します。どうぞお見知りおきを。 私の夢はこの拳で全てを打ち砕く最強の拳士となる事。その為にこの学び舎で経験と鍛錬を積んでいきたいと思っておりますの。 それと、その、私甘い食べ物が大好きで私の知らないお料理やお菓子を教えて頂ければ嬉しいですわ。 それでは、これからよろしくお願いいたしますわね。
《過去を刻みし者》グレイ・ルシウス
 ヒューマン Lv16 / 黒幕・暗躍 Rank 1
やるべき事があり、やるべき理由もある。 だがその為の力が。知慧が、技術が、経験が足りない。 それでもやると決めた。決めて、武器を手に取った。 ならば繰り返すしかない。執拗に、着実に、徹底的に。 試行錯誤だ。事が成るなら手段は問わない。 ―――――――――――――――――――――――――――― 【外見】 灰色の髪に灰色の瞳。中肉中背の平凡な青年。 常に古びた皮鎧と要所を補強した皮兜で武装しており、 学生証の種族こそヒューマンとなっているものの 素顔を見たことがある者は極めて少ない。 また、当人もすすんで素性を明かそうとはしない。 【性格】 無遠慮で偏屈。禁欲的で真面目。慎重だが決断は早く、 まるで人間では無いかの様に作業的で事務的。 必要最低限の、自分にとっての事実しか語ろうとしない男。 ユーモアへの理解や相手への気遣い等も意識にはあるが、 とにかく不器用な性質の為、まず表には出てこない。 【戦闘】 良くも悪くも拘りがなく、見切りも選択も速度重視。 有効か、そうでないかの2択のみで物事を即断し、 場で利用出来る物を最大限利用して主導権を奪うスタイル。 その為、一騎討ちや果たし合い・決闘といった 正統派かつ王道の『対戦形式』には苦手意識がある。 【悪癖】 名前を呼ばれると大体1~半テンポ遅れ、 何処となくバツが悪そうな声音で返事をする癖がある。 また、人を呼ぶ時もあまり固有名詞を使わず、 「お前」「そこの」「そっちの」等の代名詞に頼りがち。
《模範生》プラム・アーヴィング
 ヒューマン Lv23 / 賢者・導師 Rank 1
「俺はプラム・アーヴィング。ラム肉を導く修道士だ。…そうは見えない?そりゃそうだ、真面目にヤる気ないからな。ま、お互い楽しく適当によろしくヤろうぜ。ハハハハ!」                                       ■身体 178cm/85kg ■人格 身に降り注ぐ事象、感情の機微の全てを[快楽]として享受する特異体質持ち。 良心の欠如が見られ、飽き性で欲望に忠実、貞操観念が無い腐れ修道士。 しかし、異常性を自覚している為、持ち前の対人スキルで上手く取り繕い社会に馴染み、円滑に対人関係を構築する。 最近は交友関係を構築したお陰か、(犬と親友と恋人限定で)人間らしい側面が見られるように。 現在、課題にて連れ帰った大型犬を7匹飼っている。 味覚はあるが、食える食えないの範囲がガバく悪食も好む。 ■口調 修道士の皮を被り丁寧な口調の場合もあるが、普段は男口調を軸に雑で適当な口調・文章構成で喋る。 「一年の頃の容姿が良かっただァ?ハッ、言ってろ。俺は常に今が至高で完成されてんだよ。」 「やだ~~も~~~梅雨ってマジ髪がキマらないやんけ~~無理~~~二度寝決めちゃお~~~!おやすみんみ!」 「一応これでも修道士の端くれ。迷えるラム肉を導くのが私の使命ですから、安心してその身をゆだねると良いでしょう。フフ…。」 ■好き イヌ(特に大型) ファッション 極端な味付けの料理 ヤバい料理 RAP アルバリ ヘルムート(弟) ■嫌い 教会/制約 価値観の押し付け
《新入生》クロード・クイントス
 ヒューマン Lv11 / 賢者・導師 Rank 1
色々と考えてから行動するタイプ。 あまり感情的にはならずニッコリ笑顔を心がけている。 でも顔は笑っていても眼は笑ってない。 厳格な家庭で育ったため人間関係に疲れて孤独を好み、自立するために家を飛び出し、秘めていた好奇心をさらけて放浪癖を患う。 ※アドリブ歓迎
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。
《大空の君臨者》ビャッカ・リョウラン
 ドラゴニア Lv22 / 勇者・英雄 Rank 1
とある田舎地方を治め守護するリョウラン家の令嬢。 養子で血の繋がりはないが親子同然に育てられ、 兄弟姉妹との関係も良好でとても仲が良い。 武術に造詣の深い家系で皆何かしらの武術を学んでおり、 自身も幼い頃から剣の修練を続けてきた。 性格は、明るく真面目で頑張り屋。実直で曲がった事が嫌い。 幼児体系で舌足らず、優柔不断で迷うことも多く、 容姿と相まって子供っぽく見られがちだが、 こうと決めたら逃げず折れず貫き通す信念を持っている。 座右の銘は「日々精進」「逃げず折れず諦めず」 食欲は旺盛。食べた分は動き、そして動いた分を食べる。 好き嫌いは特にないが、さすがにゲテモノは苦手。 お酒はそれなりに飲めて、あまり酔っ払わない。 料理の腕前はごく普通に自炊が出来る程度。 趣味は武術関連全般。 鍛錬したり、武術で語り合ったり、観戦したり、腕試ししたり。 剣が一番好みだが他の分野も興味がある。 コンプレックスは身長の低さ。 年の離れた義妹にまで追い抜かれたのはショックだったらしい。 マスコット扱いしないで欲しい。
《後ろの正面》イヴ・イルシオン
 カルマ Lv4 / 黒幕・暗躍 Rank 1
「何事もサクっと進めるのが暗殺のコツなのです」 暗殺技術を高めるために入学したと言う訳では無いのです。 社会適応とかいうのをする為なのです。 その為にはまず金が必要……前の職場同僚の戦場おじさんがそう私に何度も言っていたのです。先立つ物はカネだと。 ここでは収入も得られる上にコミュニケーション渦巻く混沌の世界だと聞いているです。 お手柔らかに会話をお願いするですよ twitter → @ILSION_yusya

解説 Explan

・フトゥールム・スクエアから、大人の足で徒歩四日ほどにあるマニの村。
 その村に三体の魔物が現れた。
 三体ともジャバウォックという魔物である。
 村人を傷つけ、遊んでいる。
 今の所死者は出ていないが、放っておけばどうなるか分からない。
 早急に三体を倒すことが必要だ。

・一体目、狼タイプ。
 体毛は白く、動きが相当素早い。
 大きな爪は、三体の中では一番大きく、当たってしまえば相当な攻撃力がある。
 ただし、力自体はそれ程でもなく、経験を積んだ学生であれば、受け止める事が出来そうだ。

・二体目、熊タイプ。
 一番大きい体躯で、相当に力が強そうだ。
 無暗に近づいての力比べは無謀だろう。
 細い腰がウィークポイントとなりそうだ。

・三体目、猫タイプ。
 人間のような体躯。
 二本足で立ち上がっている。
 爪はそれ程長くはなく、大きく開く口と牙が得意そうだ。
 力は一番弱いが、柔軟な体は、回避力がありそうである。


作者コメント Comment
フトゥールム・スクエアより徒歩四日ほどの場所にあるマニの村で、凶悪な魔物ジャバウォックが現れた。
依頼者の少女の為、村の人々の為にも、絶対に打ち倒さなければならない。
学生の諸君、君達の力を見せて欲しい!


個人成績表 Report
フィリン・スタンテッド 個人成績:

獲得経験:97 = 65全体 + 32個別
獲得報酬:3000 = 2000全体 + 1000個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
変異ジャバウォック3体を倒し、少女の村を救う。
移動については最も早い手段、可能ならグリフォンや箒の利用も検討
余裕があれば救急キットなども用意。

戦闘では朱璃、グレイと共に狼タイプを担当。皆が熊、猫を皆が抑えている間に速攻で倒し
熊と猫を人数で圧倒して撃破を狙う
開幕『勇者原則』『精密行動』で命中を確保、『勇者斬り』を積極的に使用
護りはクリスタルブレイブを信じて攻撃重視で
特に高ランクのグレイ、チョーザを自由にして火力集中できるように支援

撃破出来たら少女の村の被害を確認、復興を手伝う
負傷者の手当、仕事の肩代わり、死者の追悼など、平穏を取り戻せるように

プラン外の事態は他の皆に合わせ、補助するよう行動を。

朱璃・拝 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
早急な移動手段を学園に要請して用意して頂きますわ。サーラ様は安全の為残って頂いた方が良いでしょうか?

村に着いたら私は狼タイプへ向かいますわ。狼の姿で人々を痛めつけるなど到底許せる物ではありません。その姿を見たら怒髪天を衝き、大声で挑発して注意をこちらへ惹きつけます

上手く注意を惹けたら立体起動を用い狼タイプの周囲を動き回りながら狙いを定められないよう攪乱しつつ魔牙で攻撃。そして一瞬の隙を見出したら祖流還りを用い狼の姿になると迷わず突進。相手の爪も一撃ならやせーの勘を働かせつつ心頭滅却で耐え、精密行動+真中正拳突きを相手の眉間にぶち込みますわ

狼タイプを倒せたら熊→猫の順に戦闘の応援に向かいますわ

グレイ・ルシウス 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
目的:
魔物殺すべし。慈悲はない

事前:
救出隊の1人として、サーラに挨拶
「俺は勇者ではない……だが、魔物は殺そう」
俺に約束出来るのはその程度だ
尚、村への道中地面の土を荷物カバンに採取
水筒の水と混ぜて軟泥を作成しておく

戦闘:
狼担当。気配察知で敵影索敵
狼以外を発見してしまった場合は仲間に位置報告

対狼戦では3対1の状態を維持する為、
出来るだけ開けた場所での戦いを意識

狭い場所に入り込もうとしたら動線の先に軟泥を投擲し行動阻害
万が一まともに踏んで転んだら武器投擲で更に追撃
それ以外は精密行動と得意を伸ばすⅠを使い
正確に、きっちり攻撃を当てていく事を重視する

「焦るな。落ち着いて攻めれば、敗れる程の相手ではない」

プラム・アーヴィング 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
■担当:熊ウォック

射程圏内ギリの距離で細い腰を【精密行動】で狙い【プチヒド】で攻撃。
その後も、距離を保ちつつ腰回りを狙い【プチヒド】で魔力が尽きるまで攻撃を続ける。

距離を詰められた時は【清廉のオルゴール】を使用し距離を取る。

早々に熊ウォックの討伐が終われば、狼>猫ウォックの優先順位で加勢。

また、混戦になる可能性を考慮し【危険察知】は怠らない。
不意の攻撃でヒール折れたら心も折れて帰るぜ俺は。

戦闘終了後は、通常のジャバウォックと大幅に違う3体について皆と考察したい。
突然変異体じゃなく、何者かの手によるものだったら学園に報告しといた方がいいだろうし。
あ、体の一部でも持ち帰って提出する?

■アドリブ:A

クロード・クイントス 個人成績:

獲得経験:97 = 65全体 + 32個別
獲得報酬:3000 = 2000全体 + 1000個別
獲得友情:5
獲得努力:5
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
【移動】
まず村には最短で到着できるよう手配
知る限りではグリフォンで飛ぶ、だがそれより早く到着できる手段があればそちらで

【戦闘】
回復役
熊>猫>狼の順番で戦闘の担当者を優先的に回復する
ただし村人は危険な状態、とも想像できる
状況によっては戦闘から抜けて救出に向かう必要もある
抜ける時は
「村人が危険な状態にある、悪いがそちらに急行する、よろしく頼む!」
と一声かけてから離脱

【事後】
村人救出後は、もし騎乗してきたのなら騎乗生物に餌を与えブラッシングして労わる
村人の様子を見て回復の目処が立てば村を離れても良さそうと思案
村人の忍苦と皆の活躍をねぎらいながらサーラと一緒に料理でも作って振舞うとするか。


チョウザ・コナミ 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
デザインにアレンジ入ってるジャバウォックへちょっかいかけに来たモブ。
仕留められたらたーべよ。なんなら皮剥いで鞄でも作るぅ?【ソーイングセット】あるしお【裁縫】しよっか。ふふ。

とりまザコちゃんは熊型のやつの囮でもやるかな。人員的なあれもあるし。

ヒールの神父様が熊型の腰狙いしてくれっぽいから、ザコちゃんは【投擲(小物)】でなんか投げて【挑発】かまして、熊型の気引く役するね。
狙うのは顔とか頭で。そったら腰は無防備になるかもだし?

基本的にはそれでつかず離れずするんだけど。
世の中甘くないから、接近襲撃食らっちゃうかもしれない。きゃー、怪力馬鹿力こわぁい。なんて。
そんときはザコちゃんの【忍耐】力で…もつ?

ビャッカ・リョウラン 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
【目的】
魔物を退治する。

【行動】
私は主に猫タイプを相手に、前衛として戦うよ。

剣を構えて突貫、そのまま真正面に対峙するよ。
牽制の意味も込めて、攻撃できる時にはとにかく切り掛かるよ。
「くっ、速い…なるほど、手強いね。村の人達じゃ歯が立たない訳だ。」

敵の攻撃に備えて、部分硬質化は出来るだけ維持する。
噛みつき攻撃は、流水の構えで受け流してダメージを軽減。
爪が来たら強引な反撃、反逆精神で剣を突き立てやるんだ!
「肉を切らせて…骨を断つ、だよ!」

魔物の動きが鈍ったら、大技で一気に勝負をつける。
剣を大きく振り上げて勇者之斬を叩き込むよ。
「これで…終わりだぁぁーーーっ!!」

イヴ・イルシオン 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:3
獲得努力:3
獲得希望:3

獲得単位:0
獲得称号:---
■アクションプラン
 【目的】
  猫型の敵を倒すのです
  最終目的は敵の全滅なのです

 【行動】
  前衛でしか無いのです、戦士の様な戦い方になりそうなのです
  一匹目を仲間と囲みながら狙うです
  気力ギリギリまで【刻閃斬】で攻めて、その後は通常攻撃なのです
  もし倒せたら二匹目、もう居なかったら他の生徒の援護に向かうです

  ある程度はダメージを受けても頑張ります(【無痛のいたみ】使用)
  ただし死ぬ事は望んでいないので危なくなれば冷静に撤退するです。

リザルト Result

 手を貸してくれる学生達の到着に、泣きじゃくりながら話す【サーラ・レアルトリア】を落ち着かせ、八人は事情を聴いていた。
「お姉様が……それは、絶対にたすけなければなりませんね! 大丈夫ですサーラ様のお姉様は、まだ間に合う筈。いえ、きっと間に合わせてみせる!」
 【朱璃・拝】(しゅり おがみ)は褐色の肌をもつルネサンスの女性である。
 最強の拳士を目指し日々の鍛錬を続ける彼女は、その道を進む為にこの任務を引き受けた。
 サーラの事情に、かつて居た兄を思い出している。
「この私、【フィリン・スタンテッド】が……必ず成し遂げますよ! 」
 フィリンは、代々勇者を輩出してきた貴族スタンテッド家の令嬢だ。
 という建前で生きるヒューマンの女性である。 
「俺は勇者ではない……だが、魔物は殺そう」
 仮面に隠された素顔を隠し、【グレイ・ルシウス】は敵となった三体のジャバウォックに怒りを向ける。
 在りし日の想いを胸に、全ての魔物の死を願う。
「任せて! 村は、きみのお姉ちゃんは、私達が助けるよ!」
 【ビャッカ・リョウラン】。
 『日々精進』と『逃げず折れず諦めず』を信念に、より強くなりたいと願っている。
 背が低いのを気にしているが、彼女は立派なドラゴニアの女性だ。
「皆の言う通りだよ。君の村は助かる。強い勇者が八人も向かうんだ。安心してね」
 【プラム・アーヴィング】はヒューマンの修道士である。
 だが禁欲的な生活は望んでおらず、酒や男遊びなど、自由度の高い生活を楽しんでいる。
「ゆーしゃ様を見守るのがザコちゃん。ちゃ~んと見守って倒すところを見て来てあげる。七人もいるんだから安心安全?」
 【チョウザ・コナミ】。
 ザコちゃんと呼ばれることを好み、色々と不明瞭な点を多く抱える女性である。
 ヒューマンの女性ということ以外は、謎に包まれている。
「私達に任せるのです!」
 【イヴ・イルシオン】はカルマという種族の女性。
 社会適応を目指し、その為に金を欲しいと願っていた。
 ウェディングドレスを動きやすくした服装をしている。
「辛いかも知れないけど君に聞きたい事が色々あるんだ。村の事を話してくれるよね」
 【クロード・クイントス】は笑顔を絶やさないヒューマンの男性だ。
 孤独を好み、放浪癖を患っている。
「うん……あのね……」
 そのクロードがサーラから村の事情を聴き、出来る限りの情報を得た。



 フィリン、朱璃、ビャッカ、クロードの四人が走り回り、学園で移動手段を探している。
 グリフォンを乗りこなすのは不可能らしく、結局は馬車での移動となった。
 その代わりに立派な馬車を借り受けると、道中の食料や水を積みこみ、ビャッカが馬を操る事となる。
 最後に、村人の為の包帯等を用意し、移動の準備は整った。
 サーラには、万が一の事も考えて、学園で待機してもらい、なるべく馬を急がせ進んで行く。
 その途中の馬の休憩時間。
 グレイが道中地面の土を荷物カバンに採取し、水筒の水と混ぜて軟泥を作成している。
 何かを狙いがあるのだろう。
 移動時には戦略を組み立て、狼タイプには朱璃、グレイ、フィリンが担当に。
 熊タイプはチョウザ、プラム、クロードが受け持つ。
 最後に猫タイプに、ビャッカとイヴが受け持った。
 作戦をしっかり頭に入れ、村への道を進んで行く。
 随分と馬には負担をかけてしまったが、村には三日ほどで到着した。



 マニの村。
 大きな広場の周りには、人が住む住居が点在している。
 村人が生活していけるレベルの農地。
 小麦、野菜、様々な物が植えられ、収穫の時期を待っている。
 木々も幾つか生えており、普段ならば平和な光景が見られる村だが、知らせにあった三体の魔物が、村の中を徘徊していた。
 村人が出て来るのを待ち、農作物を食い荒らしている。
 バラバラには分散してはいるが、案外範囲は近く、戦いを始めればかけつけてきそうである。
 外には誰一人姿は見られず、時折叫ぶジャバウォックの鳴き声だけが村の中に響いていた。
 グレイが辺りを確認し、三体の魔物の位置を見定めていた。
 狼タイプを近くに見つける、まだ学生達の到着には気付いていない様子だ。
 仕掛けるならば今だろう。
 八人は頷き、それぞれに担当の相手へと向かって行く。



 家の中を覗き、ガリガリと壁を引っかいているのは狼タイプだ。
 その相手に、朱璃、グレイ、フィリンが跳びかかる。
「村の方々を虐めるのはお止めなさい! それとも私達勇者候補生を相手にするだけの勇気はありませんか?」
 朱璃の真紅の瞳が怒りの焔を燃やしている。
 大声で挑発した彼女に、狼タイプの意識が引き付けられた。
 狼タイプの意識が向いた瞬間、グレイは作って置いた軟泥を投げつける。
 泥で体勢を崩すも、狼タイプは素早く体勢を立て直した。
 グルルと喉を鳴らし、狼タイプの素早い攻撃が始まる。
 巨大な爪や牙の攻撃は朱璃を中心に三人を傷つけた。
「魔物は殺す。断じて殺す。一匹残らず、皆殺しだ」
 グレイを突き動かすのは幼き日の幻影である。
 消えない黒き炎を宿し、倒すべき魔物に剣を抜いた。
 精密に着実に、敵の動きを見定める。
 こちらに攻撃が来た瞬間、カウンターにて確実な一撃を入れた。
 その一撃が決まり、狼タイプは怯んで攻撃の手を止めてしまう。
 怯んだ隙を、フィリンは見逃す事はなかった。
「スタンテッド家の……いえ、フィリン・スタンテッドの名にかけて……倒して見せる!」
 フィリンは、クリスタルブレイブと呼ばれる盾から、対となる剣を引き抜く。
 勇者としての自覚を心に強く持ち、正々堂々、真正面から名乗り口上をあげた。
 その勇気により、朱璃とグレイの体に、勇者の恩恵が与えられる。
 力の恩恵を受けた朱璃は、狼タイプに負けじと素早い動きを繰り返す。
 周囲を回り、狙いを定められないよう素早く動き攪乱する朱璃に、狼タイプは目を奪われている。
 その隙に、フィリンが勇者の剣技を披露した。
「勇気を持って、一歩を踏み出す! 受けてみよ、勇者斬りいい!」
 高く振り上げられた剣は、狼タイプの背中へと、強烈に振り下ろされた。
「ギャワアアアア!」
 背中を斬られ、かなりのダメージを与えてはいるが、まだ狼タイプは動き続ける。
 空を回り後方に下がると、足に力を溜めて、強烈な攻撃の準備を始めた。
「クッ、何か来る。焦るな。落ち着いて攻めれば、敗れる程の相手ではない。まずは防御だ」
 グレイの指示に、フィリンが前に盾を構え、二人がその後ろに避難をしている。
 走り出した狼タイプの動きが、最高速に達した。
 その一瞬だけは、朱璃の動きでも捉えきれないほどである。
「クッ……!」
「きゃあああ!」
「うああああ!」
 フィリンの盾が多くの攻撃を防ぐのだが、無茶苦茶に振り回された爪が、三人の体に傷を与えた。
 全力の攻撃を凌いだ三人が前を向くと、狼タイプは肩で息をして動きも鈍くなっている。
 かなり疲れ果てている様だ。
 ここが勝機だと、傷ついた体をおして、三人が攻撃を仕掛けた。
「さあ真の狼の力、見届けてお逝きなさい!」
 朱璃の体が、銀色の狼へと姿を変え、敵の狼タイプへ向けて強烈な突進を食らわせた。
「命さえあれば村は再興出来る……お前は、ここで殺す」
 追撃を仕掛けたグレイは、確実にその体へ剣を当てる。
「やあああ!」
 続きフィリンの攻撃が、相手へのダメージを加速させる。
 まだ疲れて動く事の出来ない狼タイプに向かい、元の体に戻った朱璃が、狼の威信をかけた攻撃を放つ。
「真中正拳突きいい!」
 額へと吸い込まれた拳の一撃は、敵の動きを確実に止めたのだった。



 狼タイプとの戦闘が始まった同時刻。
 熊タイプの相手にと挑むのはチョウザ、プラム、クロードの三人だ。
「ほ~らゆーしゃ様、出番よ出番だ、やっちゃって? ザコちゃんちゃ~んと見てるから」
 チョウザは、あまりやる気が無さそうに、ひのきの棒を構えていた。
 だがその目付きは鋭く、じっくりと品定めするように見つめている。
「フフフ、おだてたって、俺は前に出ないよ? 危ないからね」
 笑いながら距離をとっているのがプラムである。
「あらあらそれは残念無念、じゃあ適当にはじめよっか?」
「君達、話してないでこっちに来てくれないかな! もう来てるんだけどね?!」
 二人が見ると、クロードは熊タイプに追いかけられていた。 
「仕方がない。ザコちゃんも、ちょっとだけ頑張ってあげるよ? じゃ落ちてる石ころでもぶん投げて……そ~れ!」
 石を拾ったチョウザは、熊タイプの額に投げつけた。
 しかしそれは、相当に運が良く、熊タイプの目玉にぶち当たってしまう。
 幸運の一撃と言った所だが、それによりチョウザはターゲットにされたのだ。
「おおっと、ザコちゃんピンチっぽい? 当たるの痛いから回避しよ」
 チョウザはひらりと攻撃を躱し、プラムが熊タイプの腰を狙って魔力弾を放ち始める。
「距離を保ちつつプチヒドをどうぞ。これは意外と楽かもね」
 熊タイプの動きは鈍く、当てるのは簡単だった。
 火の弾は腰の体毛を焼き、相手に火傷を負わせている。
 防御はチョウザ、プラムが攻撃をひきうけているが、もう一人のクロードはというと、攻撃をするのを躊躇っていた。
 魔力弾の力は弱く、二人で攻撃を続けても、あまり時間は変わらないと考えている。
 このまま回復支援に魔力を回し、少しでも長く戦いを続けるのが良いと考えた。
「おっとっと、やっぱこっちに来るよねたぶん。きゃー、ザコちゃんこわーい」
 わざとらしい口調でそう言いながら、チョウザはなるべく近接は避けて、逃げの手を打っている。
 避けた所にガンと、ひのきの棒をぶつけてはみるが、あまりダメージはなさそうだった。
「食らいな! プチヒドォ!」
 少々調子に乗り、ガラの悪くなったプラムは、狙い定めて同じ場所へと火の弾を当てて行く。
 同じ攻防が四度繰り返され、熊タイプへのダメージも、少し蓄積されている。
 だが熊タイプである為か、体力は相当にあるようだ。
「っ……?!」
 ガッチリとしたガードも、熊タイプの力の前には軽く吹き飛ばされてしまう。
 吹き飛ばされただけなのでそれ程のダメージは受けていないが、繰り返されれば大ダメージになるだろう。
「癒しの力よ、彼を癒したまえ。リーラブ!」
 クロードはチョウザの体力を回復させるが、この対戦だけに魔法を使うのも限界がある。
 他の仲間達の分と、村人達の為にも調整は必須なのだ。
 戦いは続き、ダメージを与え続けたプラムにも攻撃が向くようになっている。
 プラムは手持ちの清廉のオルゴールで敵を宥め、距離を離したりと、何とか戦いを続けていた。
「あららー、ザコちゃんちょっとピンチじゃないの? 逃げて良いかな? 良さげじゃない?」
「こちらもそこそこ魔力を使ってしまったよ、でももう少しかもね? 向うを見ると狼は倒されているからね。フフフ」
 狼タイプからボロボロの三人がこちらに向かって合流して来た。
 その三人の参戦は、戦いの流れを変えるのに充分であった。
 戦闘中にも、クロードの魔法がボロボロの三人を癒し、無限にも思えた熊タイプの体力が徐々に減り始めている。
 六人に追い詰められ、瀕死となった熊タイプは、強烈な攻撃を開始する。
「グオオオオオオオオ!」
 魂を削った様な雄叫びは、六人の身を竦ませた。
 支援も攻撃も出来ない状態で狙われたのは、敵意を充分に染み込ませたチョウザである。
「ちょーっとヤバいかなぁ? 全力でガードするしかなさげな感じ?」
 動かない足を踏みしめて、全力で防御体勢を取った。
 大きく振られる腕をひのきの棒で受け止めるが、激しく後方へ吹き飛ばされた。
「うっ……! ……ぐはぁ……耐えた!」 
 何とか耐えきったチョウザとは違い、熊タイプは力尽きて倒れている。
 まだ息がある様だが、プラムにより最後の止めを刺された。
 だが今のままで猫タイプに向かうのは無謀だと、朱璃とクロードの簡易救急箱で治療が行われ、足りない分は魔法を使って全快させている。
「おー、いい感じの毛皮じゃん。鞄にでもしよ」
 チョウザはソーイングセットの事を思い出し、熊タイプの皮で鞄を作ることを決めた。



 狼タイプと熊タイプとの戦闘が始まり、猫タイプの相手をしているのがビャッカとイヴである。
「くっ、速い……なるほど、手強いね。村の人達じゃ歯が立たない訳だ」
 ビャッカは真正面から突貫し、剣を抜いて斬り掛かっている。
 だが中々に当たらず、回避力がかなり高いと思い出した。
 腕を振り回し攻撃をして来る猫タイプ。
 一人ならば面倒な敵も、ここにはもう一人仲間が居るのだ。
「猫はネコハウスに帰るか、私に大人しく抱かれるのです。でもあなたみたいな危険な猫は要りません……やっぱり怖いので倒すです!」
 イヴが跳躍し、猫タイプの周りを動き続ける。
 生えていた木を蹴り、建物を使って、猫タイプの意識を攪乱している。
 そして剣が猫タイプの体を捉えた。
 剣は猫タイプの振り回した腕に当たるが、掠った程度だった。
 相当な回避力があり、ダメージを与えるのは中々に大変そうだ。
 相手からは、そこまで痛い攻撃はまだ来ていないのだが、完全に受け止めるのは至難の業である。
 剣で受け止めても、柔軟な腕は、ムチの様に体へぶつかってくるのだ。
 それでも二人は、得意だという牙にだけ注意を向けて、回避と防御を続けている。
「このまま続けても不毛だよね。肉を切らせて……骨を断つ、だよ!」
 ビャッカは敵の攻撃に備えて、体の硬化を続けている。
 振られた腕を強引に体で受け止め、強烈な反撃の一撃を放つ。
 突きの一撃は猫タイプの腹を捉えるのだが、大きく体を反らされて、腹から胸に大きく傷をつけるにとどまった。
「こちらも忘れて貰ってはこまります! たああああ!」
 双剣が煌めき、閃光の一撃が猫タイプを捉えた。
「ギャワワワワ!」
 猫タイプは左肩を斬られ、少し動揺を見せている。
 しかしそれでも倒れずに、狙いをイヴへと変えたようだ。
 瞳をギラリと輝かせ、怒りに任せて牙の攻撃を繰り返している。
「こっちに来るですか?! 返り討ちにしてあげます!」
 ウェディングドレスが赤く染まるのを心で嘆き、イヴは猫タイプの攻撃を見定める。
 体を捻り、その攻撃を躱し続けている。
 イヴが狙われ、フリーとなったビャッカが、少し弱った猫タイプに攻撃を仕掛けた。
「これで……終わりだぁぁーーっ!!」
 剣を大きく振り上げて、剣技を繰り出す。
「ギャアアアアアアア!」
 その一撃は、猫タイプの背中に決まり、大きく叫び声を上げさせている。
 だがそこで状況が変わる。
 猫タイプはしなる体を一杯に使い、空高く極限まで跳躍すると、ムチの様な腕を伸ばし、地上に居る二人にぶつけた。
「あああああああ?!」
「きゃあああ?! 何ですかこれは!」
 計二十回もの打撃は二人に万遍なくぶつけられ、最後の一撃がイヴの体を掴んだ。
 イヴを掴んだ腕は縮み、猫タイプの牙を運んで来る。
「そのぐらいで負けないのですよ!」
 牙の一撃に狙いを絞り、気力をもって攻撃を受け止めた。
 二人のダメージは相当なものだが、相手にとっても最後の力だったらしい。
 疲れ果て、動きを止めて膝を突いている。
「ここで止めを刺さないと、私達も危ないよ」
「分かっていますビャッカ、行きましょう!」
 傷んだ体を無理やり動かし、二人が猫タイプへと走り出す。
『たあああああああ!』
 ビャッカが剣を、イヴが双剣を、猫タイプに強烈に振り下ろす。
 猫タイプが力なく崩れると、二人は勝利を得たのだった。
「やっと終わりましたね……少し疲れました」
 イヴが尻もちをついて地面にへたり込んでいる。
「だね……ちょっとキツイよこれ……」
 ビャッカも大の字に寝転がり、他の皆が来るのを待っていた。



 全員が合流し、傷の治療を終えると、手分けして村人の状況を確認した。
 家の中を覗くと、体中を傷だらけにしながらも村人は全員が無事であった。
 サーラの姉もフィリンが探し出し、無事を確認している。
 怪我をした村人達は、クロードが魔法を使い、重傷者から治療を始めている。
 だが如何考えても魔力が足りず、『薬草を摘んできてくれ!』と仲間全員をこき使った。
 仲間の助けで村の周辺から摘んで来た薬草を調合し、クロードは治療薬を精製すると、手分けして配って村人の治療を終えたのだった。



 プラムは倒された魔物三体を見下ろし、考察を始めている。
「この魔物、本当に同じ魔物なのかな? どう見ても違う魔物にしか思えないんだけどね」
「さあねぇ、ザコちゃん今きょうみなーい。ちょっと鞄作ってるから後にして?」
 チョウザは熊タイプの皮を使って裁縫を始めている。
 作っているのは熊皮の鞄らしい。
「確かに不思議ではあるが、魔物は魔物だ。倒してしまえば問題はない」
 グレイも倒せれば興味はないらしい。
「ジャバウォックと呼ばれる魔物は、発達した爪と牙をもって、目が異様に赤いと特徴を聞いた事がある。外見は熊のようであったり、狼のようであったりと様々だとか」
 魔物学をかじったクロードは、プラムの質問に答えた。
「ふ~ん、だとすると、そこまで変っているとも言えないね。猫タイプが居たとしても不思議ではないか……?」
 ある程度の決着がついたのだが、まだ仕事は残されている。
 学園に残されたサーラを連れて来なければならないのだ。
 グレイ、ビャッカ、フィリン、クロードの四人が村に残り、サーラを連れ帰るまでの間、警備を続けることに。
 他の四人は三日をかけ学園に戻ると、サーラを連れて四日で再び村にまで戻って来た。



「サーラ!」
「お姉ちゃん!」
 無事に到着したサーラと、その姉である【サルサ・レアルトリア】が、涙を流して抱き合っている。 
 八人はその再会を喜んでいるが、その再会を喜ぶ一行の中で 、一人だけ涙を流している人物が居る。
「お兄様、私やりましたわ」
 兄との思い出を頭に蘇らせ、朱璃は天を仰ぎ涙を流していた。



 無事に依頼をやり遂げ、八人が村から出発する時間。
 村人達全員で送り出してくれている。
 それぞれにお礼を言い、その中でもとびっきりの笑顔を向けているのがサーラである。
「ありがとう!」
 そう言ったサーラの笑顔は、貰う報酬よりも随分と嬉しいものに感じた。



課題評価
課題経験:65
課題報酬:2000
変異ジャバウォックとの激戦!
執筆:秀典 GM


《変異ジャバウォックとの激戦!》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 1) 2019-05-11 00:07:37
武神・無双コースのルネサンス、朱璃・拝と申します。どうぞよろしくお願いしますね。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 2) 2019-05-11 18:53:17
黒幕・暗躍コース、グレイ・ルシウスだ。
魔物は殺す。慈悲はない。宜しく頼む。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 3) 2019-05-11 22:48:08
義を見てせざるは勇無きなり、人々を襲っている魔物を放っておくわけには参りませんわ!

敵は三体、それぞれタイプが違うみたいですわね。全員で集中して一体ずつ倒すか、手分けしてそれぞれの魔物を倒すか、でしょうか。集中した方が素早く倒せるでしょうけれど、その間に他の魔物が被害を出す可能性を考えると手分けして倒す方がよいでしょうか?

もし手分けするなら狼の姿を取ってこのような狼藉を働くのは許せませんので狼タイプを希望しますわ。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 4) 2019-05-11 23:05:10
鈍った体を動かしに来たんだけど、皆やる気が滾ってるね。フフ。
俺は五月病のプラム・アーヴィングです。
今回もよろしく。

俺はか弱いので、距離を取りながら戦える熊タイプが相性いいな。
あと朱璃さんの心情察する感じで狼タイプはお譲りします。
寧ろアツい展開になりそうで楽しみ。

《勇者のライセンサー》 フィリン・スタンテッド (No 5) 2019-05-12 07:46:45
勇者・英雄コースのフィリンよ。よろしく。

ジャバウォックは最初の授業で遭遇したわね。
あの時は向こうも向かってこなくて、戦闘は避けられたけど…今回は退治しないといけないのよね。

希望は朱璃が既に出しているけど、私も相性的に狼タイプで、朱璃の援護メインがいいかしら?
猫タイプの担当がいなさそうなら、第二希望でそちらもあげておくけど…

《新入生》 クロード・クイントス (No 6) 2019-05-12 08:47:03
賢者・導師コースのクロードです、よろしく。

戦闘は得意じゃないので回復役かな。
回復役が増えれば戦闘に回れるけど戦闘スタイルは固定砲台になる。

それとは別に大人の足で徒歩四日もかかってしまう点が気になる。
早急にたどり着ける方法はどうだろう。
学園にグリフォンを借りて飛んでいくぐらいしか思いつかないが…四日の距離を一気に飛ぶのは難しい気もする。
「実は学園には高速で飛んでいけるワイバーンがいて~というのはどうでしょうか?」と設定を強引に盛り込むのは無謀か。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 7) 2019-05-12 09:59:22
ご配慮痛み入りますわ。不埒な狼もどきを倒せるよう頑張りますわね。

>移動
そうですわね、早急に移動する手段としては確かにグリフォンを貸し出していただくというのが一番確実なのでしょうか・・・?

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 8) 2019-05-12 12:25:23
頑張って倒そうとしてるっぽいから味見役で来たモブ。視界の隅っこに投げ捨てといていーよ。
同種の魔物なのにこんなに生態?形態?の差があんのーとかも気になりはすっけど、戦いでわかるもんでもないし。
ってか村が新たに構築されるスピードより、魔物に破壊蹂躙される回数のが多くない?魔物界でのブームだったりする?
世界的出生率とか魔物の増え率とかだいじょーぶ?数年の間に魔物数が人口上回り案件の気配。まだ先だろーけど。

それはそれとして。
向かう日数方法どーのこーのについては考えなくていーんじゃん?たぶん。
(課題ポスターの左上を指さして)
教官様がこーいう形で課題出し掲示してんだし。転移魔法石なりなんなり、移動方法くらいは用意してんじゃん?
ってかぶっちゃけ移動にプラン割くよゆー無くない?ザコちゃんが無計画に書き殴ってるだけ?そっか。

ザコちゃん今のとこ特にどこ行きたいーってのないから、人手の足りないとこにちょっかいかけっかなーって感じ。
でもちょっとだけ不透明疑問なとこあんだけど。
そもそもジャバウォック、密集して暴れてんの?ルネサンスの女武人様の言うよーに別行動好き勝手系?
それによって戦い方の想定、そーとー変わり変化じゃん?混戦と各個撃破って別物だし。

ザコちゃん的にはばらばらで戦うよか全員で一体ずつのが想定外の時安心じゃん?
と思う半分、そーなるとプランのよゆーがえぐい事になりそう、と思うのも半分。
どーいう戦い戦法を想定すんのかでも変わりそだからあれなんだけど。
ってかこんなに迷いどころあんのに相談日数は超少ないもんね、きゃー、たいへーん。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 9) 2019-05-12 15:03:48
戦闘に関してザコちゃんの言う事は最もだね。

ただ、結構人数集まってきたしジャバウォック如のチームを3つに分けて一応担当作ってた方が良さげだなと思うんだけどどうかな?
一体ずつ撃破の時に、他2体のジャバウォックに群がられる可能性も有るかなって思うし。
とりあえず大まかな担当分けくらいはしてた方がいざという時分かりやすそうだし、プランも節約できそう。

《後ろの正面》 イヴ・イルシオン (No 10) 2019-05-12 15:47:32
黒幕・暗躍コースのイヴです。
とりあえず課題に入ってみたです。
理由? 枠が偶然空いてたからなのですよ。

さて、どの得物(武器)を選びましょうかね……。
出来る事があればしますし、無ければ自由に行動するのです。

《新入生》 クロード・クイントス (No 11) 2019-05-12 16:48:12
回復役だけど村人の状態が危険だとそちらへ向かう事になるかもしれないのでよろしく。

8名フル参加なので柔軟にプレイをかける事にするよ。

《大空の君臨者》 ビャッカ・リョウラン (No 12) 2019-05-12 16:53:44
こんにちは、勇者・英雄専攻のビャッカ・リョウランだよ。

私はいつも通り前衛で動くよ。
狼と熊を相手にする人はもういるみたいだから…私は猫タイプを相手にしようと思うよ。


《後ろの正面》 イヴ・イルシオン (No 13) 2019-05-12 18:19:24
とりあえず私は命中高めな気がする(錯覚)ので猫退治に向かうのです。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 14) 2019-05-12 21:02:54
8人フルになりましたから、私も3体それぞれに担当を分けて対処するのが良いと思いますわ。対象を片づけた後まだ戦闘している箇所があれば応援に駆け付けるという感じで。

私は先述の通り狼タイプに向かわせていただきたいと思いますわ。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 15) 2019-05-13 01:56:55
■狼タイプ
朱璃・拝(武神・無双)
フィリン・スタンテッド(勇者・英雄)

■熊タイプ
プラム・アーヴィング(賢者・導師)

■猫タイプ
ビャッカ・リョウラン(勇者・英雄)
イヴ・イルシオン(黒幕・暗躍)

(回復役)
クロード・クイントス(賢者・導師)

(未定)
グレイ・ルシウス(黒幕・暗躍)
チョウザ・コナミ(村人・従者)


敬称略で書いたけど、今のところはこんな感じ?
良い感じに人数分かれてるんじゃないかな?

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 16) 2019-05-13 01:59:19
知ってるかもだけど、一応攻撃の当たりやすさは、学生証の『きよう』で見るといーよ。
ここだと一応、ザコちゃんとクールな鎧様とヒールの神父様が微妙に高め?なのかな。
って新入生のゆーしゃ様にお節介伝達するモブであった。生徒手帳(システム)見たほーが早い?知ってる。

ふんふん、つまりはなんせよある程度狙いは決めといたほーが良さげな雰囲気思考?
そったら早々に撃破決めれたゆーしゃ様がいたら随時、他ウォックのとこ合流ーってすればおけまるちゃん?
…混戦だったら?しーらない。また別になんのかな。

ってなると今人手足りなみなのは熊のやつ?だよね、ザコちゃんの聞き忘れなかったら。
ザコちゃんしがないか弱いモブなんだけどねぇ。力押しの怪力相手取るのこわぁい。命が危うーい。ふふ。
他に希望者出なそーならザコちゃんいってもいーけどさぁ。希望によりけり?
8人だから3、3、2人って別れそーだけど。どれウォックに2人枠を当てはめるかとかも決めなきゃだろーし。

…熊型に関してはある程度味の想像着いちゃうけど。
他ウォックのに関しては気になりみあるから、なるべく死にかけの死んでる感じで置いといてくれっと嬉しみ。
ザコちゃん味見したいから、消滅するまでにお肉とかお肉以外とか回収しないとだし。
なんなら皮剥いでお【裁縫】で鞄でも作っちゃう?
…ジャバウォックって本来はトカゲ型だよねぇ?今回の変異ウォックは皮も見た目どーりなの?皮はトカゲのまま?

《後ろの正面》 イヴ・イルシオン (No 17) 2019-05-13 06:40:10
なるほど……きよう「11」。
……不器用さんにしか見えないのです。
説明書を見ないタイプな時点で不器用なのです、分かっていたのです……(震

チョウザさんなのですか…強そうなお名前なのです。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 18) 2019-05-13 13:11:09
ある程度戦力に偏りを設けた方が、
結果として膠着状態を回避する術になることも少なくはない。
なので俺は狼に向かおう。猫はどう見ても一番時間が掛かりそうだ。
狼>熊>猫の順で潰していきたい。各個撃破には火力集中が手早いだろう。

逆に回復手は熊>猫>狼の順に優先回復して欲しい所だな。
打撃は熊が群を抜いて重いだろう。狼も相応に一撃は痛いだろうが、
実質前衛3人だ。他より負荷分散は容易い。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 19) 2019-05-13 16:12:35
成る程〜じゃあ撃破次第、ジャバウルフ組がこっちに合流してくれる感じなんだね。
と、なると暫くベアウォックとタイマンか俺?
それともザコちゃんベアウォック来る〜?

つーかガチ目にヒール折れませんように。折れたら俺の心も折れる。即帰宅案件。

とりあえず明らかに熊は腰が弱点くさいから集中的に狙ってみるね。

《勇者のライセンサー》 フィリン・スタンテッド (No 20) 2019-05-13 22:48:58
>戦力の偏り
敵より多くの戦力で当たるべし…は、兵法でもあったわね。
ただ防御拠りのプラムといえ、一対一は辛いでしょうし…ずば抜けて強いチョウザがいってくれるなら心強いわ。

狼の方は…3人になるし、私も防御より速攻重視でいった方がいい?
早く倒せば他のジャバウォックの皆の負担減にもなるでしょうし。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 21) 2019-05-13 23:41:18
防御…?
俺は儚くてか弱い男の子です…。
季節過ぎたけど桜に攫われそうなタイプです…。

なので、ヒットエンドラン。一撃離脱を繰り返して距離を保ちながら攻撃する感じだね。
あ、意図している意味と間違ったとらえ方してたらごめん。

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 22) 2019-05-14 00:36:21
………あー、ザコちゃんか。
ザコちゃん別に強そうでも強くもないんだけどねぇ。
所詮ザコちゃんは、ちょーザコ並の存在概念でしかないんだしぃ?ふふ。

流れ的にそんな感じならザコちゃん熊いっとくかな。
気は引くしてきとーにちょっかいはかけっから、腰狙いはおまかせ案件。
ヒール、割れないといーねぇ。気持ちは分かりみ理解。
ザコちゃんだって瓶割ったら人生めんどくなるし、身投げの可能性割とある。そんなもんだよね。

そーこーしてたらもう締切1日きってんもんねぇ。
ある程度、自分がどれウォックにどー動くのか。くらいは書き始めとこーね?
なんて、いっつも締切ギリギリまで文字数削ってるザコちゃんは言えない?わかる。

《新入生》 クロード・クイントス (No 23) 2019-05-14 07:42:14
回復は熊>猫>狼の順、了解、プラン投稿完了です。

では皆さん、大成功めざしてがんばりましょう(ニッコリ)

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 24) 2019-05-14 13:12:29
微妙な所だが、守りが得意との自負があるなら抑えでも良い。
その場合残り2人が攻撃に全振りするだけだ。
無論全員で攻撃に力を注ぎ、最大の防御を体言するのも有りだ。

導師とモブは、熊の対応宜しく頼む。
どちらも折れない内に辿り着けるように努力しよう。
……努力が足りなかった場合は、ヒールに祈っておいてくれ。

《甲冑マラソン覇者》 朱璃・拝 (No 25) 2019-05-14 20:41:49
最初に狼に向かうのは私とフィリン様、グレイ様ですわね。改めてよろしくお願いいたしますね。

その上で狼を撃破後、熊→猫の順に応援にかけつけるのですね。了解ですわ。

防御か攻めかで言えば私は攻めメインでしょうか。防御がそれほど得意でないというのもありますけれど。

《大空の君臨者》 ビャッカ・リョウラン (No 26) 2019-05-14 21:43:23
プラン送信っと…
前に宣言した通り、猫タイプを相手に前衛で動くよ。

敵の回避力が高いのと、力は弱めみたいだから…
牙を受け流しつつ、ちょっと強引に攻める感じかな。

《過去を刻みし者》 グレイ・ルシウス (No 27) 2019-05-14 22:12:44
同じく。準備は完了した。

魔物を殺し、村を取り戻し、帰る。単純な仕事だ。
全員無事に、魔物を皆殺しにするとしよう。

《勇者のライセンサー》 フィリン・スタンテッド (No 28) 2019-05-14 22:32:22
準備は大丈夫よ。朱璃、グレイ、よろしく。

《後ろの正面》 イヴ・イルシオン (No 29) 2019-05-15 00:03:47
クールなのです。>グレイ

私も猫退治なのです。
可愛く無さそうなので倒すのです。真正面から戦士の如く。