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【水着】ふんドラゴラを捕まえて!!



ストーリー Story

 魔法学園『フトゥールム・スクエア』が誇る植物園、『リリー・ミーツ・ローズ』。
 世界中の植物が集うこの施設は、学生たちが日々の喧騒から逃れる癒しの場であると同時に、貴重で危険な植物が封印された魔窟とも呼べる場所でもある。
 そんなリリー・ミーツ・ローズから、ある特殊な魔法植物が『脱走』を果たした。
 時は夏。フトゥールム・スクエアでは、どこか浮かれた雰囲気が漂っている。
 学生たちの大半は、学園に迫る脅威を未だ知らずにいたのであった――。

「――全員揃ったな。皆には、『ふんドラゴラ』の捕獲任務に当たってもらいたい」
 集められた学生たちに、その教師は手短に緊急課題の内容を述べた。
 ふんドラゴラ。それは数十年前、とある学園教師が偶然生み出したマンドラゴラの亜種であり、そのあまりに特殊な性質からリリー・ミーツ・ローズに封印された魔法植物の名前である。
「ふんドラゴラに毒性や特殊な薬効などは一切無い。その分、根に蓄えられたエネルギーで、猛スピードで走り回る性質がある」
 そう言いながら、当時記されたふんドラゴラのスケッチを見せる教師。マンドラゴラと言う割にはやたらと白くすべすべしていて、二股に分かれた大根のようにしか見えない。
 だが、そんな事よりもっと目に付く特徴がふんドラゴラにはある。
「……もう分かったと思うが、ふんドラゴラには自らの皮や葉を材料とした『ふんどし』を履く性質がある。こいつらのふんどしに対する執着は凄く、ふんどしを履いている者には猛スピードで突進してくるぞ」
 次に教師が持ってきたのは、虫取り網や漁師が使う投網など、ふんドラゴラ捕獲に使えそうなグッズの数々。
「皆には、園の外に出てしまったふんドラゴラの捕獲を担当してもらう。すばしっこい上に夜行性である奴らを日中捕らえる事は不可能に近いが、実は一網打尽にできそうなチャンスがある」
 最後に教師が取り出したのは、『ふんどしボディービル大会開催!!』と書かれたパンプレットであった。
「……今回の件の責任を取って、『植物委員会』の学生たちにふんドラゴラをおびき寄せる作戦を立案させたんだが、一部の連中がやたら盛り上がってな。変な風に話が転がった挙句、園の近くでボディービル大会をやる事になったってわけだ」
 ま、罰を与えるだけが教育ではないしな、と教師は苦笑いを浮かべた。
「園内は俺と他の植物委員会が責任を持つ。すまんが大会の安全を守りつつ、ふんドラゴラを一匹残らず捕まえてもらいたい。……頼んだぞ」
 そう言いながら、教師は学生全員に紐のような物を握らせていく。手を開くと、そこには真新しい純白のふんどしがあった――。


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 5日 出発日 2020-07-14

難易度 普通 報酬 通常 完成予定 2020-07-24

登場人物 8/8 Characters
《不屈愛の雅竜天子》ミサオ・ミサオ
 ドラゴニア Lv18 / 魔王・覇王 Rank 1
「ミサオ・ミサオ。変な名前だろう。 この名前は誰よりも大切なあの子からもらったんだ。」 名前はミサオ・ミサオ。無論本名なわけがない。 外見年齢は20代、本年齢は不明。 本人曰く100越えてんじゃないの、だとか。 職業はギャンブラー。 学園に入る前は彫刻師、薬売りなどいくつか手に職を持っていた。 魔王コースを選んだのは、ここが楽だと思ったからだそうだ。 遠慮なくしごいてくれ。 性格はマイペースで掴み所がなく飄々としており、基本滅多に怒ることがない。 面白そうなことや仲の良い友人が居れば面白そうだとついて行き、 好きな人や大切な人にはドロドロに甘やかし、自身の存在を深く刻み付け、 飽きてしまえば存在を忘れて平然と見捨てる外道丸。 いい子には悪いことを教えたり賭け事で金を巻き上げ、 そして悪友のオズワルドや先輩先生にこってり絞られる。 恋愛したい恋人欲しいと言っているが、一途で誰も恋人を作ろうとしない。 たくさん養ってくれる人大好き。 趣味は煙草と賭け事。 特技は煙草芸、飲み比べ、彫刻。
《模範生》プラム・アーヴィング
 ヒューマン Lv23 / 賢者・導師 Rank 1
「俺はプラム・アーヴィング。ラム肉を導く修道士だ。…そうは見えない?そりゃそうだ、真面目にヤる気ないからな。ま、お互い楽しく適当によろしくヤろうぜ。ハハハハ!」                                       ■身体 178cm/85kg ■人格 身に降り注ぐ事象、感情の機微の全てを[快楽]として享受する特異体質持ち。 良心の欠如が見られ、飽き性で欲望に忠実、貞操観念が無い腐れ修道士。 しかし、異常性を自覚している為、持ち前の対人スキルで上手く取り繕い社会に馴染み、円滑に対人関係を構築する。 最近は交友関係を構築したお陰か、(犬と親友と恋人限定で)人間らしい側面が見られるように。 現在、課題にて連れ帰った大型犬を7匹飼っている。 味覚はあるが、食える食えないの範囲がガバく悪食も好む。 ■口調 修道士の皮を被り丁寧な口調の場合もあるが、普段は男口調を軸に雑で適当な口調・文章構成で喋る。 「一年の頃の容姿が良かっただァ?ハッ、言ってろ。俺は常に今が至高で完成されてんだよ。」 「やだ~~も~~~梅雨ってマジ髪がキマらないやんけ~~無理~~~二度寝決めちゃお~~~!おやすみんみ!」 「一応これでも修道士の端くれ。迷えるラム肉を導くのが私の使命ですから、安心してその身をゆだねると良いでしょう。フフ…。」 ■好き イヌ(特に大型) ファッション 極端な味付けの料理 ヤバい料理 RAP アルバリ ヘルムート(弟) ■嫌い 教会/制約 価値観の押し付け
《ゆうがく2年生》ドライク・イグナ
 ルネサンス Lv14 / 村人・従者 Rank 1
「あっしはライク・・・そう、ライクって呼んでほしいっすよ」 一人称は『あっし』『ライクさん』 二人称は『そちらさん』『~のにーさん』『~のねーさん』 ドラゴニアの方限定で『未来の我が主』 ただし、レダさんに限ってはホイッパーのにーさん 語尾は~でヤンス、~でゲス、~っスと安定しない。 三下ムーブ。 笑うのが苦手 身長:180㎝ 体重:85kg前後 好きなもの:自分を特別扱いしない人、自然に接してくれる人、美味い食べ物 苦手もの :家族、集落の人々。自分を持ちあげてくる人。 嫌いなもの:まずい食事。自分の名前。 趣味は筋トレ、狩り、釣り。 サバクツノトカゲのルネサンス 感情が豊かで涙もろい・・・が種族の特徴なのか能力が暴走しているのかよく血の涙を流す。 その血に毒性はないし、勢いよく噴射することもできないが血には変わりはないく不健康そうなのは常に貧血気味のため。 シリアスはホラーにコメディではカオスになる? ちょろい。よく餌付けされる。 将来の展望は特になく卒業までに何かしらの職につけるだけの技能を習得出来たり、ドラゴニアの主君を得られればラッキーくらいにしか考えてない。 祖流還りによる必殺技は『毒の血の涙(目からビーム)』 そこそこの量の毒性を持った血液を相手に向かって噴射する。 自分は貧血になりぶっ倒れる。 相手はびっくりする。血がかかったところが痒くなる。
《新入生》フランツ・キャンベル
 ドラゴニア Lv12 / 村人・従者 Rank 1
■容姿■ 見た目:気だるげな中年男性(脱ぐとムキムキ) 髪:銀髪 目:桔梗色 ■口調補正■ 一人称:俺、おいちゃん(主に年下に話すときに使用) 二人称:兄ちゃん、姉ちゃん、名前呼び捨て 語尾:~だぞ。~だわ。 ■性格■ 面倒くさがり 趣味優先 ■趣味■ 道具の製作、修理 ■宝物■ 子どもたちに貰ったお守り 『引き寄せの石』と呼ばれる石を削ったお手製 『どこにいても必ず君を見つける』という意味があるとかないとか。 ■苦手■ 面倒くさいもの ■サンプルセリフ■ 「名前、名前ねぇ…、おいちゃんはフランツ・キャンベルだぞ」 「おいちゃん、めんどくさいことはしたくないんだわ」 「えーはーたーらーきーらーくーなーいー」 「はぁ、しゃーない、ちょっとだけだぞ」 「帰って来れる場所くらい作ってやるよ」
《ゆうがく2年生》ヒューズ・トゥエルプ
 ヒューマン Lv21 / 黒幕・暗躍 Rank 1
(未設定)
《新入生》エジル・イムニン
 エリアル Lv10 / 勇者・英雄 Rank 1
僕はエジル・イムニンです。 種族はエルフ型のエリアルですね。 身長は1.9mで…体重ですか?わかりませんね。 性格が知りたいのですか?自分に関してはよくわからないのですが…真面目なやつで正直者だと言われています。 それがあっているかどうかは、知りませんけどね。 趣味は…本を読むことや、勉強をすることでしょうかね? 絵を買いたり彫刻を掘るといった美術館系も興味がありますね。 あとは腐っても勇者なのでちゃんとトレーニングもしていますよ?
《自称「モブ」》チョウザ・コナミ
 ヒューマン Lv34 / 村人・従者 Rank 1
「よーこそお出ましゆーしゃ様。 ザコちゃんの名前?…あー、チョウザ・コナミ。 お気軽気楽に『ザコちゃん』って呼んでくれていーよぉ? 面倒だったらこの記憶はまとめてポイして経験値にしたって、 全然丸っと了承了解?」 「ゆーしゃ様の近くでただ在るだけがザコちゃん。 モブへの用件ならいつでも呼びつけ招いちゃってよ。 何かの名前を呼び続け連呼とか?森の浮浪者とか? はたまた魔物に狙われ襲われな第14人目位の村人とかぁ?」 ■■ 名前:蝶座 小波(自称 身長:176cm 実年齢:20歳(自称 瞳の色:エメラルドグリーン 髪色:カラフルなメッシュ入りのマゼンタ 肌色:魚の文様が頬にある日本人肌 髪の長さ:編まれ端を結んだロング その他外見特徴:古びた布の服に大量の装飾品。 常に腰か手元に携帯する水煙草の瓶は『預かり物』だとか。 頭や腕に謎の斑模様で派手なスカーフを巻く。 一人称:ザコちゃん・(ごく稀に)あーし 二人称:『ゆーしゃ様』等の平仮名表記の立場+様 特徴+様、(稀に)名前+様 他 呼称:「ザコちゃん」呼びを望む。 「モブ」も反応するが、それ以外だと気づかない事が多い。 口調:投げやりで適当な話し方。敬語は一切使わない。 似た言葉や語感を繰り返し、まるで言葉遊びのように話す。 口先は冗談とでまかせ、ノリとハッタリで構成される。 貴族や東の国関係に妙な嫌悪を持つ。 魔法を扱う気は微塵も無いとか。 他者からの詮索、視線、物理接触、色恋話を避ける節がある。
《ぽんこつきんぐ》ラクリール・クラリオテカ
 エリアル Lv7 / 王様・貴族 Rank 1
>>>不遇キャラの道<<< ◇ プロフィール ◇ ・ラクリール・クラリオテカ (Lacrille Cralioteca) ・28歳 ♂ ・エリアル(エルフタイプ) ◇ 容姿 ◇ ・細マッチョ(ムキムキではない) ・白髪のショートヘア ・赤目 ・見た目だけはしっかり貴族 ◇ 性格 ◇ (もともと) ・温厚で人当たりがいい ・頼まれごとは放っておけない ・小動物が大好きなお兄さんタイプ (入学後) ・頑張って支配者を演じている ・演じることに集中しすぎているため、口車に乗りやすい ・端から見ればただのポンコツ貴族 ・本人は真面目 ◇ 口調 ◇ (素が出たとき) 一人称:俺 二人称:君 or 名前  口調:~だ ~だね ~! その他:心の中での思考は大体こっちの口調。 (頑張って演じているとき) 一人称:私 二人称:貴様 or 名前  口調:~だ。 ~だな? ~だが? その他:基本的に言い切りの形。 ◇ 好きなもの ◇ ・小動物(なんか親近感がある) ・天文学、天体観測 ◇ 苦手なもの ◇ ・水(泳げない) ・雷(怖い) ・夏(暑い) ◇ サンプルセリフ ◇ (素が出たとき) 「うわ……やめとけばよかった……」 「君は頑張りすぎだよ、もっと力を抜いたらどう?」 「俺に任せとけって、どうにかなるさ!」 (頑張って演じているとき) 「そこで何をやっている、人間?」 「貴様に指図される程落ちぶれてはいないが?」 「私は今までに食べたパンの枚数など覚えていない」

解説 Explan

 プロローグの情報と、プロローグに書き切れなかった情報を纏めます。

・課題の目的
 魔法植物『ふんドラゴラ』の捕獲及び『ふんどしボディービル大会』の参加者・観客の護衛。

・成功条件
 ふんドラゴラ(10匹)を残らず捕獲する事。大会関係者(10人)と観客(20人)に怪我人を出さず、大会を終了させる事。

・失敗条件
 ふんドラゴラを1匹でも取り逃がす事。大会が中止になる事。(関係者と観客に怪我人が出た時点で、大会は中止となります。また、ふんドラゴラの破壊は失敗ではありませんが、減点の対象にはなります)

・ふんドラゴラについて
 ふんどしを履いた者を見かけると追いかけて体当たりし、履いてない者からは逃げ出す性質がある。
 大したダメージはないが、体当たりの当たり所が悪かったり、足元を逃げ回るふんドラゴラにつまづいたりして転倒する可能性は考えられる。
 大きさは一般的な大根と同じ位。夜行性で、日中は土中に埋まっていてどこにいるか分からない上、無理に掘り起こすと死んでしまう。

・大会関係者
 植物委員会の有志による、ボディービルダー5人、審査員3人、その他雑務2人のメンバー。大会に参加したい場合は、雑務担当にその旨を伝える事。

・その他
 大会の開催は日が沈む頃。学生たちが課題の説明を受けたのは夕方。時間にして、後二時間ほどの猶予がある。
 また、ボディービルダー以外の大会関係者、観客にふんどしの者はいない事とする。


作者コメント Comment
 新米GMの正木猫弥です。【水着】エピソードを自分なりに考えてみたら、なぜかふんどしになりました。大丈夫かな……。
 また、プロローグで意味深にふんどしを渡しましたが、必ずそれを使わなくてはならないというわけではありません。水着でも、普通の服装でも大丈夫です。プランに活用したい時だけ利用して下さい。
 ちなみにボディービル大会に関しては、特別詳しい知識があるわけではありません。ルール等はあまり厳密にはせず描写しますので、予めご了承ください。



個人成績表 Report
ミサオ・ミサオ 個人成績:

獲得経験:112 = 75全体 + 37個別
獲得報酬:3750 = 2500全体 + 1250個別
獲得友情:1000
獲得努力:200
獲得希望:20

獲得単位:0
獲得称号:---
準備:
まぁずはスコップ(大)を使ってマンドラ…フンドラゴラ専用落とし穴の準備だ。
仲間の罠設置と組み合わせて「陣地作成」で作成していく。

え?褌?オレぁパs……ちょ、止めてえ!止めてええええ!


戦闘:
ボディビルダーに襲い掛かるふんドラゴラの攻撃を「千代古令糖の守り」で受け止めゲフォ!
ふんドラゴラは褌に気を取られるみてぇだから「立体機動、龍の翼」で避けつつ落とし穴に誘導しようかね。
あとは落とし穴の真ん中エリアで頑張るラクリールにお任せでぃ。

落ちたふんドラゴラは荷物カバン(大)で回収…足りるのかこれ?


アドリブ大歓迎

プラム・アーヴィング 個人成績:

獲得経験:90 = 75全体 + 15個別
獲得報酬:3000 = 2500全体 + 500個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
■準備
【事前調査】で赤色のふんどしを調達してくる。

■罠
「俺は掘るのも得意だからなァ、任せてくれよ。」

【罠設置/物理学】の知識を活用し、捕獲用の落とし穴の罠を【集中】して【スコップ(大)】で掘る。
落とし穴の中心部とそこに至る為の道を後方に残し、円形(◎←の様な形状)に掘り、ふんドラゴラのみ通過出来るような高さにロープの柵を設置し他者の落下防止。

また、落とし穴の中心部を高めに盛り、【キラキラ石】でライトアップしたお立ち台を作成し、そこに言い包めた赤ふんどしのラクリールを囮として中心部に配置。

これで夜も赤ふんとラクリールの肉体が映える筈だ。
…何だか美術品みたいだな、設置されたロープも相まって。

ドライク・イグナ 個人成績:

獲得経験:90 = 75全体 + 15個別
獲得報酬:3000 = 2500全体 + 500個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
なんだがよくわからないけど呼ばれたので来たッス
ふんどしボディービルダー大会・・・?

あぁ、だからあっしが呼ばれたでヤンスね
普段から褌はいてるから・・・

取り敢えず、プラムのにーさんの作線通りに落とし穴を掘っていくッスよ
スコップ(大)、陣地作成、設計、罠設置、農業で鍛えた土いじりの感覚(農業学)、群れ思考を使って掘るでヤンスよ

掘り終わったら会場から離れてブラブラしてくるでヤンスね
いくらおびき寄せる算段だからと言っても本当に来るかわかんないでゲスからね
何でちょっと釣りしてくるッスよ
ライクさんに何事もなければ良し、見事食いついてくれたら頑張って誘導する機会がってことで良しでヤンスね

アドリブA 絡み大歓迎

フランツ・キャンベル 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:210 = 75全体 + 135個別
獲得報酬:6750 = 2500全体 + 4250個別
獲得友情:1000
獲得努力:200
獲得希望:20

獲得単位:0
獲得称号:---
■心情
働きたくないはずなのになんでこうなった

■行動
事前に【罠設置】【設計】で捕獲用落とし穴を「スコップ」で掘る
褌組と服組で落とし穴に誘導することを共有
ボディービルダー達に服組に移って貰えるよう【説得】する
「お前さん達なら、褌でもいいんだろうが、お客さん目線だと、本場までドキドキしたいもんさ」

プラムに言いくるめられ褌姿で作戦開始
「ぜーってーいやだー、おいちゃん働きたくないの、わかるな?だから脱がない」
「こんのクソガキどもめ。おーおー、やってやろーじゃないか。」
【ド2】【忍耐】で攻撃に耐える
【挑発】でふんドラゴラを目的地点まで誘導
万が一、大会関係者に危険が及ぶ場合は、行動を放棄して庇う

ヒューズ・トゥエルプ 個人成績:

獲得経験:90 = 75全体 + 15個別
獲得報酬:3000 = 2500全体 + 500個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
スコップで堀型の落とし穴制作を手伝う。
一人で踏ん張れない可能性もあることから、
もしもの時にお立ち台は二人で支え合えるように楕円形に形成することを提案。

後は牧羊犬の如く、ふんドラゴラを追い立てて落とし穴へ誘導する。
罠から漏れたものは全力移動で虫取り網で掬いとる。
【空気察知】で褌を履かなきゃいけない雰囲気が流れたら真っ先に逃亡を図る。(ふんドラゴラを追いかけることを理由に)

エジル・イムニン 個人成績:

獲得経験:90 = 75全体 + 15個別
獲得報酬:3000 = 2500全体 + 500個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
仲間たちと共にふんドラゴラの比較を確実に成功させることを優先的に行動する。
服装は普段着のままだが下着はふんどしを着用。
(ふんどしというのは、実に恥ずかしいですね…これを披露することがなければいいのですが。)
仲間と連携をとりながらも服装を着ていると逃げる性質を利用しつつふんドラゴラを捕獲する仲間に向かいふんドラゴラを追い詰める。
ふんドラゴラが仲間の方に向かわずになかなか捕まらない場合は、自身も服を脱いでふんどし一丁になる。
そして種族特性である風の民の力を使い、ふんドラゴラを説得し、落ち着かせて捕まえる。
「すいませんね、実は僕はあなたの味方なのですよ。」
全員捕獲後は、ふんどしを持って帰る。

チョウザ・コナミ 個人成績:

獲得経験:90 = 75全体 + 15個別
獲得報酬:3000 = 2500全体 + 500個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
ふんどし、東の国のやつでしょ?
その時点でやだし、肌は見せんのも見られんのもやだし。体の善し悪し評価の選定なんて絶対やだし。
ザコちゃんはやんないよ。やりたいお人だけやればいーし。
代わりに持ってる【身代わりうさぎ】に着けとこ。批評したけりゃしときなよ。の布地の批評。

ただあの未知ドラゴラほしーからさぁ。
捕獲したら1匹くらい貰っても良くない?報酬くらいもらってもさぁ。

なんせよ、被害を人にもドラゴラにも出しちゃいけないーってんだし。
始まる前に【スコップ】で穴掘っとこ。始まったらここにドラゴラ追い込んでく感じで。
多少【ロープ】でドラゴラの進路調整したら、服着てるザコちゃんが追いかけたら穴2落ちんでしょ。

ラクリール・クラリオテカ 個人成績:

獲得経験:90 = 75全体 + 15個別
獲得報酬:3000 = 2500全体 + 500個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
「ほう、ボディービル大会が開催されるようだな、私はそちらへ向かうぞ」
大会に出るつもりだったが、プラムに嘘を吐かれ捕獲に参加することに
(当人は気付いていない)

「ふんどしだと?初めて聞くが、どのようなものだ?」
プラムに言いくるめられ、赤ふんどしを穿くことに
「ふ、ふん。私は王となる人間だからな、赤で当然だろう!私は赤ふんどしを穿くぞ!」
(目立つけど…仕方ないか…)

用意されたステージ中央でひたすらに決めポーズをとる
「王としてシード権を与えられたのだ!見よ!この肉体を!」
(うわ、恥ずかしい…早く終われ…)

ふんドラゴラを捕獲し終えた後も、誰にも見向きもされず一人でポーズを取り続ける
「……へっくしょん!!」

リザルト Result

 地面を焦がすように照り付けていた太陽が沈み、魔法学園『フトゥールム・スクエア』に夜の帳が下りた。
 本来であれば暑さが和らぎ、ようやく凌ぎ易くなる頃合いのはず。しかし、植物園『リリー・ミーツ・ローズ』の付近一帯はその限りではないらしい。
 その理由は、周囲に生い茂る植物の草いきれと――謎のイベント、『ふんどしボディービル大会』のために集まった物好き達の人いきれによるものだった。

「皆、始める前にちょっと聞いてくれ」
 イベントを主催した『植物委員会』の学生が、会場に集まった20人ほどの観客たちにステージ上から声をかけた。
「おいおい、ふんどしはどうしたんだ?」
 観客の一人が冷やかしの声を上げる。
 せっかく珍しい催しを見に来たのに、その筋骨隆々の学生はタンクトップ姿のまま。これでは拍子抜けも良いところだ。
「これには理由がある。実はこの大会は、ある魔法植物を捕まえるためのものなんだ」
 『ふんドラゴラ』と呼ばれる魔法植物を、植物委員会が逃がしてしまった事。ふんドラゴラにはふんどしを履いた者に体当たりする性質があり、それを利用した捕獲作戦のためにこの大会が企画された事。
 今回の経緯を、タンクトップの学生は明らかにした。
「……という訳で、ふんどしボディービル大会の前に、『ふんドラゴラ捕獲作戦』を開始する!」
 タンクトップがそう叫んだ次の瞬間、観客席の背後が眩い光に包まれた。
「な、何だあいつは!?」
 振り返った一人の観客が、光の中心に立つシルエットを指さす。
「王としてシード権を与えられたのだ! 見よ! この肉体を!」
 そこには、赤ふんどしを誇らしげに締めた【ラクリール・クラリオテカ】の姿があった――。



「……落とし穴を掘る? しかも俺達に服を着ろだと?」
 件のタンクトップ学生が【チョウザ・コナミ】と【フランツ・キャンベル】に話しかけられたのは、イベント開始から二時間ほど前の事であった。
「そ。ふんどしのゆーしゃ様を囮にすんの。そったらザコちゃん達と一緒に、落とし穴に追い込みやれんじゃん?」
 ちなみに、チョウザにはふんどしを履く気持ちは欠片もない。
 肌の見せ合いは、やりたい者がやればいい。チョウザにとっては、未知なるマンドラゴラの方がよっぽど気になる事柄であった。
「それではそちらにばかり危険が及ぶだろう。ふんドラゴラを逃がした俺達が、囮役をやるべきじゃないのか?」
 頭の片隅でそんな事を考えているチョウザを、タンクトップは怪訝な顔で見返した。
「せっかくのイベントなんだろ? お前さん達のふんどし姿は、最後のとっておきってこった。お客さん目線なら、本番になるまでドキドキしていたいもんさ。違うか?」
「客の、目線……?」
 フランツの言葉に、タンクトップは目が覚めたような表情を浮かべた。
 ステージ上でふんどし姿を披露すれば、ふんドラゴラを誘き寄せる事は容易だろう。しかし、何の手立ても講じなければ、混乱した観客がパニックを起こす可能性がある。
 客の身になって考える。それは、タンクトップ達植物委員会に欠けていた視点であった。
「申し訳ない。俺達の作戦は、客の安全がおろそかになっていたようだ」
 作戦の詳細を聞かされたタンクトップが、非を認めて頭を下げた。
「じゃ、おいちゃんは穴掘りに行こうかね。めんどくさいけど」
「よろしくー」
 打ち合わせを終えたフランツとチョウザが、自分の持ち場へと戻っていく。
 本来なら中止も視野に入れる所だが、彼らが持ち込んだ作戦なら、安全を確保しつつイベントを成立させる事も可能だろう。
(せっかくお膳立てしてくれたんだ。何としても成功させないとな)
 ステージの設営に戻ったタンクトップは、そう決意しながら自らの太い腕に力を込めた。



 こうして、ふんドラゴラ捕獲のための落とし穴作りが開始された。

「え? ふんどしを見た事がないんですか?」
「ああ。どのような物だ?」
 思いがけない質問を受け、【エジル・イムニン】が目を丸くする。
 貴族然としたそのエリアル――ラクリールがこんな事で嘘をつくとも思えない。本当に知らないだけなのだろう。
(困りましたね……)
 作戦の事を考え、エジルは念のためふんどしを履いてきている。実物を見せるのが手っ取り早いとはいえ、いきなり服を脱ぐのは抵抗がある。
「ふんどし……それは東方の神秘。高貴なる者は、その身分に相応しい赤色のふんどしを締めるとされる」
「えっ」
 突如入った横槍に、エジルが驚いて顔を向ける。
 するとそこには、やたらと良い笑顔の【プラム・アーヴィング】が、赤ふんどしを手にしながらラクリールに話しかける姿があった。
「何だこの紐は? こんな物、どうやって着けろというのだ?」
「この私が色々と伝授いたします。どうぞご安心を……」
「い、良いだろう。いずれ王となる者が、赤ふんどしを履くのは当然という事だな!」
 何故か口調まで変わっているプラムの言葉に、ラクリールが熱心に耳を傾ける。
(だ、大丈夫でしょうか?)
 そんな二人のやり取りを、エジルは呆気に取られながら見つめた。

 迷えるラム肉を見事導いてみせたプラムには、ある一つの目標があった。
(どんな手を使っても、男共を正当なふんどし姿にしてやるぜェ!)
 成功に気を良くしたプラムが定めた次の標的。それは、不幸にも作業の持ち場がプラムに隣接していた【ヒューズ・トゥエルプ】であった。

「何っ!?」
 不穏な気配を察知したヒューズだったが、退路には満面の笑みを浮かべたプラムがすでに立ちはだかっていた。
(す、隙がないだと!?)
 プラムとは、これまでも同じ課題に入った事がある。スピードで後れを取るつもりはないが、プラムの異様なまでの情熱が、ヒューズの足を僅かながら鈍らせたのかもしれない。
「ふんどしの世界へようこそ……!」
 赤ふんどしを手にしたプラムがじりじりと近づいてくる。
「万事休す、か」
 観念したヒューズはそう呟くと、小さく息を吐きながら天を仰いだ。

 ふんどしの伝道師と化したプラムの食指は、最近飲み過ぎ気味のドラゴニアにも伸ばされた。
「さあ観念しな。ぷにぷにお腹のお披露目といこうぜ!」
「オレぁパスだって言ってるだろう! てか何で腹の事知ってんだ!?」
 プラムに追い詰められた【ミサオ・ミサオ】は、自分が無意識の内に両手で腹を押さえている事に気付いていない。
「ふんどしの世界へようこそ……!」
「何なんだその決め台詞は!? ちょ、止めてぇ! 止めてええええ!」
 抵抗空しく身ぐるみを剥がされたミサオの悲鳴は、近くのリリー・ミーツ・ローズ内にも聞こえるほど大きいものであったという――。

「何だか妙な話になったでヤンスねえ」
 スコップを地面に突き立てた【ドライク・イグナ】が、額から流れ落ちる汗を手拭いで押さえる。
 ふんドラゴラに、ふんどしボディービル大会。普通の課題のために呼ばれたと思いきや、どうやら珍妙な出来事に巻き込まれてしまったらしい。
 会場を見渡すと、ドライクと仲間たちの手による捕獲用の穴が完成しつつあるのが分かる。
 ……何やらふんどしを履く履かないで騒ぎが起こっているようだが、元からふんどしを愛用しているドライクには関係のない話だろう。
 農業で鍛えたドライクにとって、土いじりはお手の物。自分の持ち場をいち早く終わらせると、足をそのまま会場の外へと向けた。
「どこかに良い釣り場でもないっスかね……」
 ブラブラと歩き回きながら、周囲の警戒に余念がないドライク。釣りの事を気にしながらも、その視線は辺りの風景にしっかりと注がれている。

 もうすぐ日が沈む。開幕の時は、徐々に迫りつつあった。



 ――赤ふん一丁のラクリールが、落とし穴の真ん中に作られたお立ち台でポーズを決めるまでには、以上の様な紆余曲折があったのだった。

「見事だぜ、ラクリール。にしても、何だか美術品みたいだな」
 ラクリールのプロデュースを完成させ、プラムは満足げな笑みを浮かべた。
 落とし穴には転落防止用のロープが張り巡らされている。その中央に鎮座するラクリールは、美術館に展示された古代彫刻の様に見えなくもない。
「はっ! ふん!」
 ……かけ声と共に、サイドチェストを決めてさえいなければ。
「対戦相手いなくない? 競う基準も謎だけど」
 ラクリールを生暖かい目で見守りながら、チョウザが率直な感想を漏らした。
「そういやふんどしはまだ余ってるぜ。ザコちゃんも一緒にどうだ?」
「じょーだん。体の善し悪し評価の選定なんて絶対やだし」
 赤ふんどしをきっちり締めたプラムを、じろりと一瞥しながら答えるチョウザ。
「ザコちゃんならそう言うと思ったぜ。ま、もうあまり時間もないしな」
 『キラキラ石』で照らされたラクリールの身体は、油を塗りたくったせいもあり、テカテカとした光沢を放っている。つまり、とても目立つ。
 そんなラクリールにふんドラゴラが引き寄せられるのは、もはや時間の問題だろう。
「じゃ、追い込みの方は任せたぜ」
 ひらひらと手を振りながら、プラムが自分の持ち場へと戻っていく。
「布地になら勝てんでしょ? 勝つのがいいことかどーかは置いといて」
 プラムを見送ったチョウザは、そう呟きながらふんどしを履かせた『身代わりうさぎ』をラクリールの傍らに置き、その場を後にした。

「……ん?」
 最初に異変に気付いたのは、あらかじめ周囲の警戒を行っていたドライクであった。
 観客のざわめきに紛れているが、シュタタタタ……という微かな足音が確かに聞こえる。音のする方向を見ると、白い物体が急接近する様子が確認できた。
 大根の様な見た目。二股に分かれた部分には、自らの葉と皮で作られたふんどし。
 それは、ふんどしをこよなく愛する魔法植物――1匹目のふんドラゴラが、ラクリールに釣られて姿を現した瞬間だった。
「これは……速いでヤンスね」
 二本足でありながら、そのスピードは四つ足の獣に勝るとも劣らない。
 急いでふんどし姿になったドライクは、『祖流還り』でサバクツノトカゲの力を呼び覚まし、ふんドラゴラの進路を塞ぐ動きを見せた。
 新たな標的を認めたふんドラゴラが、ドライク目がけて体当たりを仕掛けてくる。
「ほいっス!」
 絶妙のタイミングで、ドライクは『部分獣化』の跳躍によってふんドラゴラの突進を飛び越えた。
「!?」
 ドライクを見失ったふんドラゴラは、そのスピードが仇となった。突進の勢いそのままに、ぽっかりと開いた穴へと自ら飛び込んでいった。

「どんどん来るっスよ!」
 ドライクの言葉通り、ふんドラゴラが1匹、また1匹と、森の暗がりから次々と出現してくる。
「任せろ!」
 その言葉にいち早く反応したヒューズが、近くにいたふんドラゴラに狙いを定めた。
 一方のふんドラゴラも、ヒューズのふんどしに反応して突進を開始する。
 しかし――。
(遅い!)
 羊を追い立てる牧羊犬――というより、猛牛の突進を躱す闘牛士のように、ヒューズはふんドラゴラの体当たりをひらりと回避した。
「!!」
 ヒューズに踊らされたふんドラゴラが、ロープの隙間をすり抜け、真っ逆さまに落とし穴に落下する。
「よし、次だ」
 圧倒的なスピードを誇るヒューズの前には、さしものふんドラゴラの脚も歯が立たない。
 虫取り網を手にしたヒューズは、落とし穴から外れた位置にいる獲物を求めて全力移動を開始した。

「うわっ!?」
「大丈夫ですか?」
 足下を駆け回るふんドラゴラに躓きかけたタンクトップを、エジルが間一髪で支えた。
「すまん、助かった。……くそ、すばしっこい奴らだな」
 ちょこまかと逃げ回るふんドラゴラを、タンクトップが忌々し気に睨みつける。
 二足歩行で小回りが利くふんドラゴラは、急停止や方向転換もお手の物。服を着ているエジル達が体当たりを受ける心配はないが、落とし穴に追い込む作業は予想以上に難航していた。
「あ、あいつ! 観客席の方に行っちまうぞ!」
 タンクトップの言う通り、先程のふんドラゴラが落とし穴を迂回する動きを見せている。
「くっ、仕方ないですね!」
 『風の民』の力で説得出来ればと考えていたが、その余裕はないようだ。
 こうなれば最後の手段。覚悟を決めたエジルは、服を脱いでふんどし一丁の姿になった。
「!!」
 エジルのふんどしを認めたふんドラゴラが、逃げ回っていた事が嘘の様に突進してくる。
(本当は披露したくなかったのですが……!)
 実に恥ずかしい恰好だが、今はそんな事は言っていられない。
 ふんどし姿で疾走しながら、エジルは仲間たちが待ち受ける場所へと向かった。

「すいません、お願いします!」
「よし、来い!」
 すれ違いざまエジルから声をかけられたフランツが、ふんドラゴラを待ち受ける体勢に入った。
 最初は渋っていたフランツだったが、今やふんどし姿を惜しげもなく晒している。その影には、とあるふんどし伝道師の暗躍があった事は言うまでもない。
「!!!!」
 その肉体に惹かれたのか、はたまたフランツの『挑発』が功を奏したのか――フランツに目標変更したふんドラゴラが、フランツの巌のような身体目がけて体当たりをかける。
「!?!?」
「よし、もう1匹ゲットだな」
 とはいえ、大根と同程度の大きさしかないふんドラゴラに、フランツを押し倒す力があるはずもない。
 難なくふんドラゴラを抱き止めたフランツは、ミサオが用意したカバンにふんドラゴラを放り込んだ。

「………………」
 ふんドラゴラの体当たりに物ともしないフランツの様子を、ミサオは複雑な心境で眺めていた。
「てやっ! たあっ!!」
 相変わらず、ラクリールは完璧な囮役になってくれている。
 自分やラクリールのふんどし姿を利用し、プラムと連携しながらふんドラゴラを落とし穴に誘導していたミサオだったが、それだけでは一辺倒に過ぎる。
 ミサオとてドラゴニア。フランツに出来る事が、ミサオに出来ないはずがないではないか。
「!!」
 ミサオの内心を知ってか知らずか、1匹のふんドラゴラがミサオ目がけて突進してくる。
 『竜の翼』で舞い上がっても良いが、今のミサオはふんドラゴラの体当たりを受け止める気満々であった。
(よし、オレも――)
 両腕を広げ、ふんドラゴラ捕獲を試みるミサオ。
 対するふんドラゴラは、その腕をするりとくぐり抜けると、あろう事かミサオのぷにぷにお腹目がけてダイレクトアタックを仕掛けてきた。
「ゲフォ!」
 べちん、という痛そうな音と共に、ミサオはふんドラゴラを抱えたまま落とし穴に転落――しそうになった所をロープに跳ね返された。
「誰か倒れたぞ!」
「しっかりしろ!」
 すぐに逞しい腕が伸ばされ、ミサオの身体が引き起こされる。
「大丈夫か?」
 ミサオを助けたふんどし姿のプラムの腹筋は、くっきりとしたシックスパック。
「……ありがとよ」
 泥だらけのまま礼を言いながら、密かにダイエットを決意するミサオであった。

(……中々始まらないな)
 内心でそう独り言ちながら、ラクリールは何度目かになるサイドチェストのポーズを決めた。
 今回開催されたボディービル大会は、ふんどしと呼ばれる下着を身につける決まりであるらしい。
 最初は戸惑ったものの、ふんどし伝道師が指導してくれたおかげで高貴な色、赤のふんどしを締める事が出来ている。
 王となるべき自分がシードであるのは仕方がない。とはいえ、あまりに出番が遅いというのも考えものだ。
(うう、恥ずかしい……。早く終われ……)
 ラクリールが立っている場所が、何故かやたらと眩しいのは幸いであった。足元に誰かが置いてくれたうさぎのぬいぐるみも、寂しさと恥ずかしさを紛らわせてくれる気がする。
「これで10匹目!」
「よっしゃあ! ふんドラゴラ捕獲完了だ!!」
 何やら歓声が聞こえてくる。そろそろ前座が終わったのだろうか。
 元来真面目な性格であるラクリールは、晴れ舞台に備えて再びポースを取り始める。
「ふふふ……。いよいよ私の出番のようだな……」
 不敵な笑みを浮かべるラクリールは、とうとう最後まで自分が多大な貢献をした事に気付かなかったのである。



「――皆、よくやってくれたな。お疲れさん」
 リリー・ミーツ・ローズ内のふんドラゴラ捕獲を終えた教師が、無事課題を解決させた学生達にドリンクを差し入れに来た。
「おっ、酒まであるのか。じゃ遠慮なく。……くぅー!」
 瓶ビールの栓を開けたフランツが、中の液体を喉の奥に一気に流し込んで唸り声を上げる。
「? 未成年でなければ、遠慮しなくていいんだぞ?」
「い、いや。ちょっとオレは遠慮しておくぜ」
 そそくさとその場を立ち去るミサオに首をかしげた教師だったが――ステージの方で上がった歓声に顔を向けた。
「キレてる、キレてるよ!」
「ナイスバルク!」
「ナイス上腕二頭筋! アルマレス山!」
 ボディービルダ―が鍛え上げた自らの筋肉を見せつけ、観客達はそれに様々なかけ声で応える。
 無事に開催されたふんどしボディービル大会は、盛り上がりが最高潮を迎えつつあった。
 一方の学生達は、疲れた身体を夜の空気に浸しながら、思い思いの時間を過ごしている。
 飛び入りで大会に参加する者。大会を楽しそうに見守る者。ふんどしの魅力に目覚め、ふんどしを土産に持ち帰る者。
「……ぜーってーいやだー、おいちゃんはこれ以上働きたくないの、わかるな?」
「そんなつまらない事言うなよ! これしきでバテてたら、ますますおっさんになっちまうぜ?」
「こんのクソガキどもめ。おーおー、やってやろーじゃないか」
 ふと教師が我に返ると、観客達に煽られたフランツが服に手をかけながら会場へと向かっている。
 ふんドラゴラ脱走に端を発した、今回の奇妙な事件。しかし、奇妙であったからこそひと夏の思い出として長く残るものになるかもしれない。
 そんな事を考えながら、教師は余ったビールの栓を開けるのだった。



 ちなみに。
「はい没収」
「ちぇー」
 こっそりふんドラゴラを持ち帰ろうとしたチョウザの目論みが外れた事と、
「へっくしょん!!」
「……何してるんだ?」
 忘れ去られたラクリールが当直の教師に保護された事も、夏の思い出の1ページである。



課題評価
課題経験:75
課題報酬:2500
【水着】ふんドラゴラを捕まえて!!
執筆:正木 猫弥 GM


《【水着】ふんドラゴラを捕まえて!!》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《新入生》 フランツ・キャンベル (No 1) 2020-07-09 06:40:31
おかしいな、仕事したくなくて逃げてきたのにいつの間にか仕事することに…

捕獲と護衛だったか?
特に護衛の方は、ふんどし連中がケガしないようにせんといかんのか…

捕獲組はふんどし装備で捕獲がいいか??

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 2) 2020-07-10 02:10:50
ボディー…ビルダー…ッ!
無性に疼いちまうモンがあるが、今回は我慢だな。

えーと?この課題の概要は…んー…ほう、ほう…あー…マジ?
つまり、
『大会関係者及び観客の被害を一切出さず、ふんドラゴラを無傷で全て捕獲』
しなきゃならんと。結構ハードでは?
今の所、全員男子だが…ドライク以外にふんどし穿く奴いる?
俺は穿いても良き、というか課題クリアの条件がアレだからもう着用義務感あるわ。

大会関係者はふんドラゴラの囮の自覚ありの屈強なボディービルダーだから、俺等が穿かなくていい節あるが、無ふんどしの奴が追うと観客の方に逃げて被害を出すリスク…を考えるとやっぱな。

ま、黒幕・暗躍専攻みたいな潜伏技能があれば、ふんどし無くても不意を突いての捕獲が出来そうだが。

《ゆうがく2年生》 ヒューズ・トゥエルプ (No 3) 2020-07-10 03:41:40
…ドライクさんは確定なんだな。
確かに黒暗の専攻技能は役立つかもしれないな。
ただ【沈黙影縫】は見つかった時点で使えなくなるんで
1〜2回と言ったところかな。
俺自身は効率が上がるんなら、褌姿を晒しても構わないが。
まぁ、ちびっ子相撲みたいな体格で恥ずかしいが、失敗するよかマシってなとこだ。


《新入生》 エジル・イムニン (No 4) 2020-07-10 23:37:34
ふんドラゴラの捕獲、簡単そうで難しいですね…
僕は捕獲でも護衛でも問題ありませんね。
コースは勇者なのですがどちらが適正あるのでしょうかね?

…ただ僕はふんどしというものには実に興味がありますね(目をそらしながらもぞもぞと話す)

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 5) 2020-07-10 23:51:47
…ザコちゃん人の身体見んのも見られんのも苦手だし。
身体の良し悪し批評選考ってのも超絶に嫌な悪趣味だとは思うけど。
好きでやっててこっちに強制してこないんなら別にいーよ。好きなお人がやればいーし。
それよかあの未知ドラゴラ欲しいね。…仕留めちゃダメなの?えー。1匹ぐらい分解とか味見したってさぁ。

とりまザコちゃんふんどしる気もないしー、服着てっから観客の保護…
(言いかけてふと口を閉じ、てものと水タバコをくるくると回し)
ザコちゃん思ったんだけど。これさ、ふんどしるゆーしゃ様と服着るゆーしゃ様とで分担行動して、
始まるまでの2時間で罠でも仕込んどけば、一網打尽捕獲できない?

ほら、服きてるゆーしゃ様からは逃げる、これで罠方向に追い込み。
ふんどしるゆーしゃ様は追っかけて体当たりしようとする。これで罠の反対側から引き込み。
そこそこの落とし穴でも用意しとけば、ざかざかに落とし込めたりしない?ダメ?

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 6) 2020-07-11 00:36:26
つか、ふんどし穿いてたら男女共にOKなら、ザコちゃんみたいに穿かない奴の余ったふんどしを【ぬいぐるみ】(何で持っているか思い出せない)に穿かせて、ダミーというか囮にするっていうのは無効なんかな。
だいこ…ふんドラゴラにその辺の区別付くのか未知数だけどさ。

ザコちゃんの提案の落とし穴捕獲に、ぬいぐるみ程度の重さなら囮として置いておけそうだしどうよ。

《不屈愛の雅竜天子》 ミサオ・ミサオ (No 7) 2020-07-12 15:58:01
さぁ~そこは多分履いてる人(もしくは動物)じゃねえかなぁと思うんだよな。
でも個人的にめっちゃ面白いからぬいぐるみにつけてみるのはさんせーい。

あ、ふんどしはオレの故郷でもよくつけてたからオレもつけよー…(フランツさんの筋肉を見て)
いや、やっぱりいいや。

《新入生》 フランツ・キャンベル (No 8) 2020-07-12 20:53:41
おい、そこの兄ちゃん。
なぜ、おいちゃんを見てから断念したんだ?(キョトン
おいちゃん、極力働きたくないから頑張ってくれ…

追い込みに関してはいいと思うぞ。
捕獲も楽s…確実に捕まえられそうだしな。

ぬいぐるみに褌は面白そうだから、個人的に見たいぞ

《ぽんこつきんぐ》 ラクリール・クラリオテカ (No 9) 2020-07-13 00:58:49
王様・貴族コース、ラクリール・クラリオテカだ。
ふんどし? 聞いたことないがどのような代物だ?

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 10) 2020-07-13 01:02:18
ふんどしはなァ、東の国の伝統的な下着…だそうだ。
そして、その下着色も重要視されており、着用する者の地位によって色も変わったそうだ。
平民はシンプルな白色、高貴な出の者は赤色なんだと。
(以上、【ハッタリ/人心掌握学/心理学/会話術/演技/説得】)

俺は…まァ、孤児院の出だし白色だろうが、ラクリール…お前は赤色なんじゃないか?

《ぽんこつきんぐ》 ラクリール・クラリオテカ (No 11) 2020-07-13 01:05:15
>プラム・アーヴィング
そうか、下着。
今回は下着を狙う不届きな魔物が相手ということか。

(……下着? 下着で戦うの?)

ふ、ふん。
私は王となる人間だからな、赤で当然だろう!
私はふんどしを穿くぞ!!

(い……いやだ……けど……仕方ないか……)

《自称「モブ」》 チョウザ・コナミ (No 12) 2020-07-13 01:10:19
…東の国で履いてる、ってのは聞いたけど、お貴族的なあれだったの?あれ。
ふーん。ならなおのことザコちゃんは履かなくていーかな。
【身代わりうさぎ】に履かせて穴の底にでも置いとこ。体当たりされても身代われるでしょ。たぶん。

とりまザコちゃん【スコップ】で穴掘って、多少追い込みやすくできるよーに【ロープ】張っとくね。
ザコちゃんふつーに穴まで追い込むし、あとの引き寄せとか位置調整とかはふんどしるゆーしゃ様ががんばれー。
…てか追い込み側の服着てんの、今のとこザコちゃん1人?なのめんどくない?
ぼでぃびるだー?のお人に服着てもらって追い込み言ってもらう?

《新入生》 フランツ・キャンベル (No 13) 2020-07-13 01:32:20
ふんどしってそんな大層なものだったんだな…
オイチャンシラナカッター(目を逸らし)

じじいの体晒してもいいことないから、おいちゃんも服きて追い込みでもするかな…
あいつら(ボディービルダー)、普通の服着てくれんのかな?
まー着てくれるなら襲われもしないし、追い込めるしでありがたい話だな

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 14) 2020-07-13 01:41:47
え?フランツも裸フンだよな…?
やっぱ年長者として手本を示したりラジバンダリ―じゃん…?(【人心掌握学/心理学/会話術/演技/説得】)

俺、囮としてザコちゃんの落とし穴まで爆走して二段ジャンプで飛び越して罠にふんドラゴラ嵌めたりしよーかな

《ぽんこつきんぐ》 ラクリール・クラリオテカ (No 15) 2020-07-13 01:50:25
同時にボディービル大会も開催されているようだな。
私もそこに向かおうと思うのだが、どこに人間どもは群がっているのだ?

(はやめに終わらせて逃げよう……)

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 16) 2020-07-13 01:55:45
>(ラクリール専用の)ボディービル大会会場
それなら、3匹のふんどしを履いたぬいぐるみが目印だぜ。
そこはシード権の特別待機場となっている。
ここで選ばれし者…シード権の選手-つまりお前は、ポーズをキメて大会で勝ち上がってくる奴らを待つんだ。
魅せてくれよ、お前の生き様…!(【ハッタリ/人心掌握学/心理学/会話術/演技/説得】)

《ぽんこつきんぐ》 ラクリール・クラリオテカ (No 17) 2020-07-13 01:59:19
>プラム・アーヴィング

わざわざすまないな。見つけ次第そちらに向かおうと思う。
決めポーズをとっていればいいんだな? 任せておけ。

(王様・貴族コースはシード権まであるのかよ……さすがすぎるでしょ……)

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 18) 2020-07-13 02:11:41
あ、そうだ。
ラクリール、選ばれし者にしか出来ない仕事…茶と菓子を下々の者、つまり俺達に下賜してくれないか?あっちに給湯室あるぜ。よろしくな、キング!(真意:ラクリールに聞かれたくないので退室を促している)(一般技能掲載略言い包め)

…で、皆。
落とし穴案なんだけど、ラクリールの立つ予定の場所を残して円形に掘る…。
◎←丁度こんな感じで掘った落とし穴を作り、ラクリールを囮にしておびき寄せる罠を作ろうって魂胆だ。
もうビジュアル面だけでも、顔のいい赤フン男が決めポーズで面白いからやる価値あると思うんだよ俺。

《新入生》 フランツ・キャンベル (No 19) 2020-07-13 02:12:27
年長者だから手本を見せなければならないという、悪しき風習は破壊しよう。
それに兄さん、サラッとじじいに裸ふんを推すんじゃない。
考え直せ、じじいの裸ふんに需要はないぞ(【説得】)

ごほん…と、とりあえず。
落とし穴にかかりやすいように【罠設置】で細工する予定だぞ
ボディービルダー勢には【説得】して追い込みして貰えるように言っておこう

《ぽんこつきんぐ》 ラクリール・クラリオテカ (No 20) 2020-07-13 02:18:09
ふむ、よかろう。
貴様らに合った菓子を私が直々に選んでやる

(うわぁどうしよう。お菓子か。わかんないけどとりあえず高そうなやつを……)


◇ 以下PL ◇
お城のお堀のように落とし穴を掘るという形ですね。
そこの真ん中にぬいぐるみがいて、ステージみたいになっていて、そこを会場だと勘違いしたラクリールが決めポーズをしているというようなイメージ?

みなさんが力戦奮闘している中で決めポーズ決めているだけの戦力外野郎になってしまうので、ふんドラゴラを落とし穴まで引き付けられるかを【吉凶運任せ】で判定してもらおうと思います。
上手くいけば風になびく赤ふんどしに引き付けられて何匹か落ちてくれるかと笑

《ゆうがく2年生》 ヒューズ・トゥエルプ (No 21) 2020-07-13 02:52:44
(止めるべきか…。いや、このまま…泳がせてみよう。
ぶっちゃけ褌は恥ずかしいんでねぇ。
この流れなら調子の良さそうな王族・貴族コースの子と
分の悪そうなオジさんが人柱になってくれる…そんな流れだ。)





《ゆうがく2年生》 ヒューズ・トゥエルプ (No 22) 2020-07-13 03:04:14
>罠
大賛成とだけ言っておこう。
10匹も居れば、罠から漏れる可能性も考えられるから、はぐれふんドラゴラを隠れて狙うことにするよ。(頑張れよ、皆)

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 23) 2020-07-13 03:27:03
あーわり、これ夕方だったな。
囮、光源ないと目立たない可能性があるよな。
もしかしたらふんドラゴラ、夜目がきくのかもしれないけどな、ふんどしに関して。

だから、言い出しっぺなのに悪いんだけど、【トナカイのポロ】…ぬいぐるみを、キラキラ石に持ち替えようかと思っている。

>ラクリール(PL発言宛)
私はそのようなイメージです。
【吉凶運任せ】、大変楽しいと思います!
しっかりライトアップさせて頂きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 24) 2020-07-13 03:30:25
ぴーえす、追伸。
男共は全員俺が正当なふんどし姿になるよう、全力で当日言い包めにいくつもりなんで覚悟しなァ!!!!!
処刑の時間だ!!!!!!!!!!!!
(背後より:絶対無理!な場合はふんどし絶対拒否な旨を記載して頂ければ…)

《ぽんこつきんぐ》 ラクリール・クラリオテカ (No 25) 2020-07-13 03:32:06
ふう、戻ったぞ。
親切にしてもらった礼だ、食え。

◇ 以下PL ◇
ライトアップわかりましたwww
流れは下のような感じで行こうと思います!
1、ボディービルに参戦する気だったラクリール
2、プラムさんに嘘を吐かれ、捕獲へ
3、会場でぬいぐるみを見つけてそのステージへ降り立つ
4、ひたすらに決めポーズ
【吉凶運任せ】に関しては爆死しても面白いと思うので笑

《ぽんこつきんぐ》 ラクリール・クラリオテカ (No 26) 2020-07-13 03:40:52
◇ 以下PL ◇
連投失礼します。
目印は【ぬいぐるみ】から【きらきら石】になりますね。
プラン調整します。

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 27) 2020-07-13 04:08:55
おう、ありがとなキング。
頭使ったから(?????)めっちゃ甘いモン食いたくてよ。

>ラクリールのPLさん宛
ああ、そうですね!すみません、そのようによろしくお願いします!

《新入生》 エジル・イムニン (No 28) 2020-07-13 09:07:34
んー、色々悩んだのですがとりあえず僕は服を履いたまま追い込むことにしましょうか。
ただ、どうしようもないときに備えて服の下にふんどしを履いて、臨機応変に対応できるようにしましょうかね?

吉凶運任せ…一応僕も使えますが僕も使いましょうかね?

《ゆうがく2年生》 ドライク・イグナ (No 29) 2020-07-13 18:52:48
ギリギリになってすまないッス。
サバクツノトカゲのルネサンスのライクさんでゲスよっと。
ラクリールのにーさんの舞台の周りに落とし穴掘るんでヤンスね?
わかったッスよー。


(・・・普段から褌でゲスがどうしようでヤンスね)

《模範生》 プラム・アーヴィング (No 30) 2020-07-13 21:20:24
なんで皆ふんどしにそう消極的なの?
アタイ、ふんどし姿を拝むために参加したようなモノなのに!

エジルは課題中にふんどしが脱げたりしないかの吉凶運任せとかいいんじゃないか(暴言)

ドライクはふんどし顧問として活躍を期待している個人的に