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Evil or Holy?


ストーリー Story

●教官:ケイ・オ・ス
「むぅ……」
 教官用のデスクに行儀悪く足をかけて、唇と鼻の間に鉛筆を挟んでいる男がいた。彼の名は【ケイ・オ・ス】。学園の教官の一人だ。そして、様々なことを学園で学び幾度の戦闘経験を積んで、学園に教官として戻ってきた一人でもある。
「通常授業だけではやはりつまらん!」
 やるせなさとストレスによるものか、デスクに置いた足をドン! と音を立てて落とし勢いよく机に向かう。彼は学園に通う愉快な学生たちに対して、カリキュラム通りに行われている授業だけでは物足りなさを感じていた。そこには彼が学園生であった時のような、また彼が様々な魔物と戦ってきたときのような、イレギュラーが足りていないのだ。その思いはついボソッと言葉になる。
「カオスが足りない」
 もっとも学園では日々カオスな出来事が起こっている。あるいは今もまさにその最中かもしれない。しかし彼はことごとくその渦中に存在することができていないのだ! ある時は担当している授業中。ある時は非番で知らず。またある時はぎっくり腰――。
 フルトゥーム・スクエアには数々の非凡な学生がいる。しかし彼の周りには平凡な日常しか転がっていない。
 そんな不満が募った彼は自身の呟きにひらめきを得る。
「そうだ! 俺が、俺自身がそのカオスの中心になればいい!」
 その顔は真剣にいたずらに取り組む子どものようだった。彼は挟んでいた鉛筆を手に取ると特別授業の計画書を書き始める。
「待ってろよ……。絶対にカオスな授業をやってやるからな」

●???
 とある人物のもとに1枚の申請書が届いていた。
「なになに~授業計画?」
 よほど暇だったのか、彼女は気まぐれにその計画書にさっと目を通す。
「『邪悪』と『神聖』……? いいじゃん! 面白そ~☆」
 にやりと笑った彼女はその計画書にすらすらとサインをする。
「でも溜まってるみたいだし、残念だけど今回は観察だけかな!」

●学内掲示板
 学内各所にある、お知らせが貼り出される掲示板にわらわらと人が集まっている。
 なにやら物珍しいものがあったのだろうか? 皆が同じ掲示物に注目しているようだ。
 皆の視線の先にはこのような掲示がされていた。

 ☆課外授業「邪悪と神聖」
  特別授業を執り行う。希望者は事前に申請すること。
  
  ◇集合場所:第一校舎「フトゥールム・バレス」の教室。
  ◇時間:土曜日の昼休み明けから3時間程度。
  ◇人数:6名まで。参加希望者があふれた場合は抽選で決める。
  ◇『邪悪』とは?
   邪悪なオーラを纏い、闇属性になる状態異常。
  ◇『神聖』とは?
   聖なるオーラを纏い、光属性になる状態異常。
  ◇授業概要
   『邪悪』と『神聖』について詳しく学ぶ。
  ◇授業形式
   前半は座学で『邪悪』と『神聖』について理解を深める。
   後半は屋外練習場に移動する。
   『邪悪』と『神聖』の2グループに分かれてもらい、
   選択したグループの状態異常にかかってもらう。
   各グループ最大3人まで。
   なるべく均等に分かれるのが望ましいが、各グループ3人を超えないのであれば問題はない。
   ※危険な状況になった場合は教官が仲裁に入るので気を付けるよう。
  ◇授業目的
   『邪悪』や『神聖』は、かかる状況は少ないながらも扱い方を間違えると危険な状態異常。
   実際に体験することによって、その危険性を深く理解し、
   冷静な付き合い方・対処を行うことができるようになることを目指す。
  ◇支給品
   選択したグループの状態異常を解除するアイテムを一人一つ支給する。
                                     教官ケイ・オ・ス


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 5日 出発日 2021-01-07

難易度 とても簡単 報酬 ほんの少し 完成予定 2021-01-17

登場人物 6/6 Characters
《枝豆軍人》オルタネイト・グルタメート
 リバイバル Lv15 / 魔王・覇王 Rank 1
■性別■ えだまめ(不明) ■容姿■ 見た目:小柄で中性的 髪:緑のショートヘア 目:深緑色 服:生前の名残で軍服を好む。 あとなぜが眼帯をしてる。 ※眼帯に深い理由はない。 ■性格■ 元気(アホの子) 意気揚揚と突撃するが、結構ビビりなのでびっくりしていることもしばしば。 ■趣味■ 枝豆布教 ■好き■ 枝豆(愛してる) ■苦手■ 辛いもの(枝豆が絡む場合は頑張る) ■サンプルセリフ■ 「ふはっはー!自分は、オルタネイト・グルタメートであります。」 「世界の半分を枝豆に染めるであります!」 「枝豆を食べるであります!おいしいのであります!!怖くないのであります!」 「これでも軍人さんでありますよ。ビビりじゃないであります!」 「食べないで欲しいでありますー!!自分は食べ物ではないであります。」
《メメルの婚約者☆》仁和・貴人
 ヒューマン Lv33 / 魔王・覇王 Rank 1
「面倒にならないくらいにヨロシクたのむ」                                                                                                                                                 名前の読みは ニワ・タカト 身長:160㎝(本当は158cm位) 体重:45kg前後 好きなもの:自分の言う事を聞いてくれるもの、自分の所有物、メメたん 苦手もの:必要以上にうるさい奴 嫌いなもの:必要以上の労働、必要以上の説教 趣味:料理・・・だが後かたづけは嫌い    魔王っぽく振る舞っている    此方の世界の常識に疎い所がある キャラとしてはすぐぶれる 物理と科学の世界からやってきた異邦人だが、かの世界でも世界間を移動する技術はなくなぜここに来れたのかは不明。 この世界で生きていこうと覚悟を決めた。 普通を装っているが実際はゲスで腹黒で悪い意味でテキトー。 だが、大きな悪事には手を染める気はない。 保護されてる身分なので。 楽に生きていくために配下を持つため魔王・覇王科を専攻することにした。 物欲の塊でもある。なお、彼の思想的には配下も所有物である。 服装は魔王っぽいといえば黒。との事で主に黒いもので固めていて仮面は自分が童顔なのを気にして魔王ぽくないとの事でつけている。 なお、プライベート時は付けない時もある 色々と決め台詞があるらしい 「さぁ、おやすみなさいの時間だ」 「お前が・・・欲しい」 アドリブについて A  大・大・大歓迎でございます 背後的に誤字脱字多めなので気にしないでください 友人設定もどうぞお気軽に
《ゆう×ドラ》シルク・ブラスリップ
 エリアル Lv17 / 村人・従者 Rank 1
「命令(オーダー)は受けない主義なの。作りたいものを、やりたいように作りたい……それが夢」 「最高の武具には最高の使い手がいるの。あなたはどうかしら?」 #####  武具職人志願のフェアリーの少女。  専門は衣服・装飾だが割と何でも小器用にこなすセンスの持ち主。  歴史ある職人の下で修業を積んできたが、閉鎖的な一門を嫌い魔法学園へとやってきた。 ◆性格・趣向  一言で言うと『天才肌の変態おねーさん』  男女問わず誘惑してからかうのが趣味のお色気担当。  筋肉&おっぱい星人だが精神の気高さも大事で、好みの理想は意外と高い。 ◆容姿補足  フェアリータイプのエリアル。身長およそ90cm。
《運命選択者》クロス・アガツマ
 リバイバル Lv26 / 賢者・導師 Rank 1
「やあ、何か調べ物かい?俺に分かることなら良いんだが」 大人びた雰囲気を帯びたリバイバルの男性。魔術師であり研究者。主に新しい魔術の開発や科学を併用した魔法である魔科学、伝承などにある秘術などを研究している。 また、伝説の生物や物質に関しても興味を示し、その探求心は健やかな人間とは比べ物にならないほど。 ただ、長年リバイバルとして生きてきたらしく自分をコントロールする術は持っている。その為、目的のために迂闊な行動をとったりはせず、常に平静を心掛けている。 不思議に色のついた髪は生前の実験などで変色したものらしい。 眼鏡も生前に研究へ没頭し低下した視力のために着けていた。リバイバルとなった今もはや必要ないが、自分のアイデンティティーのひとつとして今でも形となって残っている。 趣味は読書や研究。 本は魔術の文献から推理小説まで幅広く好んでいる。 弱点は女性。刺激が強すぎる格好やハプニングに耐性がない。 慌てふためき、霊体でなければ鼻血を噴いていたところだろう。 また、魔物や世界の脅威などにも特に強い関心を持っている。表面にはあまり出さねど、静かな憎悪を内に秘めているようだ。 口調は紳士的で、しかし時折妙な危険性も感じさせる。 敬語は自分より地位と年齢などが上であろう人物によく使う。 メメル学園長などには敬語で接している。 現在はリバイバルから新たな種族『リコレクター』に変化。 肉体を得て、大切な人と同じ時間を歩む。  
《熱華の麗鳥》シキア・エラルド
 ヒューマン Lv25 / 芸能・芸術 Rank 1
音楽と踊りが好きなヒューマンの青年 近況 自我の境界線が時々あやふやになる みっともない姿はさらしたくないんだけどなぁ 容姿 ・薄茶色の髪は腰の長さまで伸びた、今は緩く一つの三つ編みにしている ・翡翠色の瞳 ・ピアスが好きで沢山つけてる、つけるものはその日の気分でころころ変える 性格 ・音楽と踊りが大好きな自由人 ・好奇心>正義感。好き嫌いがハッキリしてきた ・「自分自身であること」に強いこだわりを持っており、自分の姿に他者を見出されることをひどく嫌う ・自分の容姿に自信を持っており、ナルシストな言動も。美しさを追及するためなら女装もする。 好きなもの 音楽、踊り、ともだち 苦手なもの ■■■■、理想を押し付けられること 自己犠牲 二人称:キミ、(気に入らない相手)あんた 初対面は名前+さん、仲良くなると呼び捨て
《新入生》ルーシィ・ラスニール
 エリアル Lv14 / 賢者・導師 Rank 1
一見、8歳児位に見えるエルフタイプのエリアル。 いつも眠たそうな半眼。 身長は115cm位で細身。 父譲りの金髪と母譲りの深緑の瞳。 混血のせいか、純血のエルフに比べると短めの耳なので、癖っ毛で隠れることも(それでも人間よりは長い)。 好物はマロングラッセ。 一粒で3分は黙らせることができる。 ◆普段の服装 自身の身体に見合わない位だぼだぼの服を着て、袖や裾を余らせて引き摺ったり、袖を振り回したりしている。 これは、「急に呪いが解けて、服が成長に追い付かず破れたりしないように」とのことらしい。 とらぬ狸のなんとやらである。 ◆行動 おとなしいように見えるが、単に平常時は省エネモードなだけで、思い立ったときの行動力はとんでもない。 世間一般の倫理観よりも、自分がやりたいこと・やるべきと判断したことを優先する傾向がある危険物。 占いや魔法の薬の知識はあるが、それを人の役に立つ方向に使うとは限らない。 占いで、かあちゃんがこの学園に居ると出たので、ついでに探そうと思ってるとか。 ◆口調 ~だべ。 ~でよ。 ~んだ。 等と訛る。 これは、隠れ里の由緒ある古き雅な言葉らしい。

解説 Explan

●PL情報
 それぞれの状態異常の追加情報です。
 ★以下の『邪悪』と『神聖』の効果は今回のエピソード限定の特別ルールです。ご注意ください。

 ◇邪悪
 ・状態異常の間、一部のステータスが変動。
 ・主な回復方法:邪悪を回復できる技能・回復魔法・アイテムの使用。
  >Tips:邪な心を打ち払う精神力があれば……?
 ・神聖な気配に対して反抗心を露にする、などPCが『邪悪』の影響で普段は取らない行動をとる場合があります。
  >『邪悪』を選択する場合は、PCが中二病になったり、闇の心に飲まれる様子を楽しみましょう!
  >『神聖』に所属する人に対して、攻撃される可能性があります。
  >『神聖』に所属する人に対して、攻撃を仕掛けることも可能です。
 ◇神聖
 ・状態異常の間、一部のステータスが変動。
 ・主な回復方法:神聖を回復できる技能・回復魔法・アイテムの使用。
  >Tips:正義の衝動を抑え込む精神力があれば……?
 ・邪悪な気配を許すことができない、などPCが『神聖』の影響で普段は取らない行動をとる場合があります。
  >『神聖』を選択する場合は、PCが熱血漢になったり、正義に突き動かされる様子を楽しみましょう!
  >『邪悪』に所属する人に対して、攻撃される可能性があります。
  >『邪悪』に所属する人に対して、攻撃を仕掛けることも可能です。
 
 ◇成功条件
  全力で人を攻撃する、必殺技を使う、など明らかにやりすぎると流石にケイ・オ・ス先生に怒られるてしまいます。一人でも怒られずにすめば、この授業は修了とみなしてもらえるでしょう!
  
●NPC情報
 【ケイ・オ・ス】
 自分の退屈な日常に刺激を求める教官。参加者たちは彼のストレス発散に巻き込まれたようです……。
 よっぽど溜まってるのか、ケンカ程度ならば笑って許してくれそうだ。


作者コメント Comment
★GMより
 皆様、初めまして。SIGINT(しぐいんと)と申します!
 初めてのシナリオ作成に緊張と楽しみが入り混じっております。

 さて、シナリオのほうですが、アクションプラン・ウィッシュプランのどちらでも構いませんので、所属グループを記入していただけるとありがたく思います。記入されない場合はGMの都合の良い方に入っていただくことになると思います。
 また、今回は状態異常にかかるということで普段とは違う自PCが見られると思います。皆様の考える、自PCのifの思いの丈を詰め込んでいただけるととてもうれしいです!

 状態異常について詳しく知りたい方はこちら
 https://frontierf.com/5th/index_top.cgi?act=system&type=2
 
 最後になりましたが、状態異常によって引き起こされるドタバタコメディを楽しんでいただけると嬉しく思います。

GM:SIGINT(しぐいんと)より


個人成績表 Report
オルタネイト・グルタメート 個人成績:

獲得経験:13 = 13全体 + 0個別
獲得報酬:360 = 360全体 + 0個別
獲得友情:300
獲得努力:50
獲得希望:5

獲得単位:0
獲得称号:---
心情
さぁ、諸君!枝豆を愛し、枝豆に忠誠を誓うのであります!

行動
『神聖』の状態異常
どちらの状態異常の人にも等しく枝豆を渡そうとする
拒否してもあの手この手で枝豆をすすめます
状態異常の影響?のせいで、枝豆を食べれば救われると強く思い込んでいます
枝豆への愛を熱く語り(楽園楽土Ⅰ()、枝豆をもって悪を討とうとします

彼を知る人ならあまり変わっていないことがわかると思います

仁和・貴人 個人成績:

獲得経験:16 = 13全体 + 3個別
獲得報酬:432 = 360全体 + 72個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
『邪悪』と『神聖』に関する授業か・・・
装備品とか技能、種族特性によってなってしまう場合もあるしまじめに受け等いた方が良いな

実際に状態異常になっておくのも経験か
急に罹った場合とか危なすぎるからこれもちょうどいいよな

抑え込める精神力があれば暴走しないで済むよう出し頑張ってみようか

アドリブA 絡み大歓迎

シルク・ブラスリップ 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:40 = 13全体 + 27個別
獲得報酬:1080 = 360全体 + 720個別
獲得友情:1000
獲得努力:200
獲得希望:20

獲得単位:0
獲得称号:---
●方針
存分にはっちゃけましょう

●事前準備
『こんな事もあろうかと』には支給の『邪悪/神聖』を解除するアイテムを指定。
トラブルで足りなくなった時の備えってことで。
「いやぁ、余分に配布もらっておいてよかったわ…」

●行動
クリエイターとして、状態異常を体験すべく参加。

当初はわざと一拍置いて皆の『神聖/邪悪』を観察から(巻き込まれ被害も歓迎)
「へ、へぇ…こうなるの」
「ちょ、ちょっと何するの!?」

自分は『邪悪』を選択。
タイプはわかりやすい『マッドサイエンティスト』
所かまわずヤバい実験始めたり、ヤバい服や防具を勝手に装備させたり高笑いでやりたい放題。

…正気に戻ると結構傷つきます
(割と自分にプライドあるので)

クロス・アガツマ 個人成績:

獲得経験:20 = 13全体 + 7個別
獲得報酬:540 = 360全体 + 180個別
獲得友情:1000
獲得努力:200
獲得希望:20

獲得単位:0
獲得称号:---
『神聖』を選択


【神聖時】
インドアな理系から、熱血スポーツマンに変わる
そして邪悪側を誘ってくる

悪い心も汗を流せば一緒に出ていくはずだ
俺とテニスを、やらないかっ!?(爽やかな笑顔で)
がんばれがんばれ絶対出来る出来る!
枝豆と、あとお米食べろ!!(お米は白いから神聖、とっても分かりやすい!)


○○(どなたでも)、お前はゆうがくの柱になれ

邪悪側が暴走しそうになったらアガツマゾーン(なにそれ)で攻撃を受け止める
皆がヤバそうなときは、年長として真面目にちゃんと抑えに回る

存分に神聖を堪能したら、瞑想し心を沈めよう
自分の本当の使命を思い返せば自然と落ち着くはず


【意気込み】
油断せずにいこう。

シキア・エラルド 個人成績:

獲得経験:16 = 13全体 + 3個別
獲得報酬:432 = 360全体 + 72個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
それじゃあ俺は「邪悪」の方選ぶよ
神聖?はは、清く正しい俺………うん無理!

一通り座学を受けてからみんなと軽く復習を
多分、お互いがお互いの言動にイラッてくるんじゃない?
感情的にならないのは…難しそうだから
このラインだけは超えちゃダメっていうのは決めた方がいいかもね
それぞれの個人でだけど

早速かかってからはナルシストな言動が目立ち
なぁんだ、思ったより悪くないね!あはっ!
やっぱり俺、もっと美しくなったんじゃない?
神聖側には煽るような言動が目立ちだし
あーあージャガイモ以下が煩いなぁ!その熱苦しいツラもっと冷ましてから出直したら?
それとも叫び以外誇れるものがないの?

ルーシィ・ラスニール 個人成績:

獲得経験:16 = 13全体 + 3個別
獲得報酬:432 = 360全体 + 72個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
◆希望
【神聖】

◆変化
小さな悪事や悪戯、嘘も許さない
普段は言葉が訛ってるけど、変化時は礼儀正しいお手本のような標準語に

諸事情で普段はだぼだぼの服装だが、変化時はキッチリした服装にしたがるけど、流石に授業を抜け出して着替える訳にもいかず若干不機嫌

元々が結構適当でルーズな面があったせいか、ごり押しや無理強いは好まず、譲れる範囲で双方の妥協点を見出だそうと模索する

あくまで授業の一環と理解し、自分から他者を傷付けることは避ける
但し、降りかかる火の粉は払い落とす

◆行動
まずは改めて挨拶と自己紹介
その後は、あまり自分からは話さず、争いになりそうなら仲裁に入る等、事態の収拾と更なる自他共に悪化の回避に努める

リザルト Result

●座学?
「さて、諸君。俺がこの授業を担当する【ケイ・オ・ス】だ。早速だが座学を始めよう」
 大柄の教官が教室に入ってくると、既に待機していた学生にすぐに授業を始めようとした――。
「ん? 一人足らんな」
 この授業の参加者は確かに6人になっていたはずだが、そこには5人しかいなかった。
「わぁぁぁ! 遅刻、遅刻でありますよぉぉぉぉ!」
 必死の形相で教室の扉をばぁん! と開けたのは【オルタネイト・グルタメート】だ。真っ先に授業に申請していただけあってやる気は十分だったが、休日ということもあってついうっかり忘れていたようだ。
「はっはっは! まだ授業は始めとらんから大丈夫だ。早く席に着け」
 ケイ・オ・スは早くもカオスの予感を感じ取ったのか満足げでそう言った。
「ぜぇ、ぜぇ。はい、でありますよ」
 オルタネイトが席に着くと改めて授業が始まり、ケイ・オ・スが紙を配り始める。
「さて、前半は座学といったな。あれは嘘だ。効果については記載した用紙を配るからそれを読め」
 座学に意欲的だった【シキア・エラルド】は配られた紙を揚々と読み始めた。
「どれどれ?」
 『邪悪』と『神聖』について
 ・メリットとデメリットがある
 ・装備品の効果や種族特性でかかることがある
 ・魔物と対峙することでかかることがある。現在は格4~5相当以上の魔物がかけてくるとされているが、格3相当以下の魔物がかけてくる場合もあるだろう。魔物に関する研究不足は否めないので、くれぐれも油断をしてはいけない
 回復方法
 ・現在購買部では回復効果を持つ消費アイテムは販売されていない。装備品の効果で無効化したり、回復を行うことができる。また、魔法によって治療することもできる。
 詳細
 ・『邪悪』では力強くなるが、器用さや機動力が落ちる
 ・『神聖』では頭のキレがよくなるが、物理/魔法ともに打たれ弱くなる
 ・どのくらい変わるかは状態異常の強度にもよる
 その他
 ・状態異常中は精神に影響を及ぼす可能性がある
「へぇ。なるほどね」
 そこには参加者が知っていたり知らない情報が書かれていた。果たしてこれらはためになったのだろうか? 
 さておき、少なくともケイ・オ・スにとっては座学をやることよりも実習・実践のほうが大事だった。なぜなら座学ではカオスが足りないからだ。
「ほら、お前らも早く実習したいだろう? さぁ、早く校庭に行こう」
 参加者が紙に書かれている内容を読み終わるか終わらないかのうちに、そうせっついて全員を外に出るように促した。
 
 
●待ち望んだこの時
 一同が校庭に降りると、ケイ・オ・スがこの授業のために特別に用意したというアイテムを配りはじめた。
「全員揃ったな。それぞれの状態異常にかかる用と回復用の丸薬をそれぞれ配布する。一応監督はしているが危ないことがなければ俺は手を出さない。何か質問は?」
 薬を受け取りながら皆が顔を見合わせる。【仁和・貴人】と【シルク・ブラスリップ】の二人は予備の回復アイテムを要求し、二人とも神聖、邪悪両方のものを受け取ることができた。
「全員が状態異常から回復できたらこの授業は終わりだ。それでは各自服用!」

「自分からいくであります!」
 我先にと服用したオルタネイトはきらきらと穏やかに白く光るオーラに包まれた。
 まばゆい光が収まると、いつもより光り輝くオルタネイトがいた。
「おぉ~、これは! いつもより枝豆パワーが強くなってるでありますよ! いまこそ神聖なる枝豆を全世界に広めるであります!」
 次に服用したのは【クロス・アガツマ】だ。
 オルタネイトと同じようにきらきらと白いオーラに包まれた……のだが、光が収まった時にはなぜかヘアバンドを身に着けて、テニスラケットをもっていた。また、ゆったりとしたローブはどこに脱ぎ捨てたのやら。動きやすいスポーツウェアへと変わっており、それらはすべてが白かった。
「うおおおお! オルタネイト、がんばれ! がんばれ! 絶対できるできる! 枝豆と、あとお米食べろ!」
「ラスニールくん」
「なんだべさ?」
 その様子を見た貴人が以前知り合った【ルーシィ・ラスニール】に話しかける。
「アガツマくんは以前からあんな感じだったか?」
「いんや。おらが知る限りはクロスはインドア理系でよ」
「……やはりこの授業を受けておいて正解だったかもしれない」
「おらもそう思うべ」
 彼は本当にクロスなのだろうか? 少なくとも二人が知る彼とはかけ離れた様子へと変わってしまったようだ。
「まぁ、オレも飲むか」
「んだ」
 貴人が服用すると神聖の時とは違い、ごうごうと激しい紫炎に包まれる。
 漆黒に抱かれた闇が収まると、その髪は彼のもつ濡羽色よりさらに深い黒へと変化していた。
「これはっ……!」
 貴人の精神を、肉体を、その強力なる邪悪が蝕んでいく。闇に染まりゆく右手を必死に抑えつけ、懸命にもがいているのだが――。
「オレの右手が!」
 必死の抵抗も虚しく闇に飲まれてしまった。
「ふははははっ! 闇に飲まれよ! いくぞグリード」
 そう言うと、どこからともなく貴人が飼っているグリフォンがやってきて、共に上空へと飛び去ってしまった。
 ルーシィはぼやく。
「まぁったく。仕方ない人たちだべさ。さて、おらも飲むか」
 ルーシィが服用すると、先の二人のようにまばゆい光に包まれる。そしてまた同じように収束すると――。
 先の二人のような外見の変化はなかった。
 二三おいて、自分の身に着けているだぼっとした着物を見ると眉を顰める。
(……なぜわたくしはこのようなだらしない装いをしているのでしょう)
 はぁっと小さい溜息をつく。
(しかしまぁ……挨拶がまだでしたのでまずは挨拶と自己紹介からですかね)
「と……まずは、改めまして。わたくし、ルーシィ・ラスニールと申します。お見知り置きを。とある隠れ里出身の学生にございます」
 するとその挨拶を聞いたクロスがすぐに飛びついた。
「そうだな! 挨拶は大事だ。神聖なことだ! 俺はクロス・アガツマ。基本的な神聖を忘れないルーシィ、お前が学校の神聖柱になれ!」
「……まぁ、そういうことにしておきましょうか」
 ルーシィがクロスの熱い言葉をひらりとかわす。しかしそれを聞いたクロスは満足そうに、まだ服用していないシルクに絡みに行った。
 貴人と時を同じくして服用したシキア。闇に包まれた先に現れたのは、その美しい翡翠色の目の奥に、確かに輝く赤を宿した姿だった。緑と赤のコントラストが、長いまつげと大きな目を強調してより美しさが際立っている。
「あはははっ。なぁんだ、思ったより悪くないね! あはっ」
 そしてまるでバレリーナのように踊りだす。その長い髪はステップにあわせひらひらと舞い、すらりと長い手足が洗練された動きに花を添える。シキアの美しさを振りまくように。
 最中、だぼだぼの着物を身に着けるルーシィのことが目につく。
「やぁ、キミ。ずいぶん芋っぽい恰好をしているじゃないか。もっと俺みたいに美しくあれないのかい?」
 ルーシィはこれにやや図星をつかれたようだった。図星をつかれるというのは往々にして頭にくることだろう。
「っ……すーっ、はーっ」
 しかし、一旦深呼吸をして冷静になる。
「何が仰りたいのですか?」
「言葉の通りだよ。そういえばキミ、神聖側を選んだんだっけ」
「ええ、そうですよ」
 シキアは次に言おうとしたことに、自身ではっとなった。
(神聖なのに、そんなにだらけた服装をしていていいのかい? なんて、それじゃ大嫌いな価値観の押し付けだね)
「……いやなんでもないよ」
 落ち着いて、目を閉じて溜息交じりにそう言った。
 その態度に、ルーシィはシキアが何を言おうとしていたかある程度察しがついてしまった。ルーシィが今まさに気にしていることをダメ押しで煽られるようなこと。
 しかしシキアはそれを口にしておらず、また長いまつげが物憂げに語る表情に、ルーシィもわざわざ言い争いを膨らませる必要はないと判断した。
「そうですか。ならばわたくしは失礼して……」
「ああ、でもちょっと服が気になるから話をさせてくれないかい?」
 ……話は長くなりそうだ。

「うわぁ……これは思ったよりもすごいことになったわね」
 5人の変化を全て、素面のまま見ていたシルクはこの変化を興味深そうに見ていた。この状況はまんざらではないようだ。
 そこに、クロスがやってきて今度はシルクに絡み始めた。
「君はまだ飲んでいないようだな。邪悪になるというのは許せないがこれも授業だからな! 早く飲むといいだろう。あとお米と枝豆も食べろ!」
「枝豆!? そうであります! 枝豆を、枝豆を食べてブラスリップ殿も神聖になるでありますよおおおぉ!」
 さらにそこに、枝豆というキーワードを聞きつけたオルタネイトがやってきて、枝豆を大量に取り出し始め――。
「え、ちょ! 飲みますから! 待って!」
 オルタネイトとクロスが枝豆を食べさせようとした瞬間! シルクは丸薬を服用し、闇の炎に包まれた。その炎に圧されたクロスとオルタネイトが少し後ずさりする。
「へ、へぇ……こうなるの」
 すぐに炎が収まる。自分の体を確認したシルクの服は少し露出が多くなり色が黒に変化していた。
 炎が収まったのを見たクロスとオルタネイトはすぐにその先から感じる邪悪な気配を感じ取る。
「黒……邪悪だ! 君、気を付けるんだぞ」
「アガツマ殿も感じるでありますか……!」
 目の前に感じる強い邪悪な気配に二人は既に臨戦態勢だ。クロスはサーブレシーブの構え、オルタネイトはたくさんの枝豆を構えている。
「ふぅん……実験がしたいのかしら?」
 それに対してシルクはポケットからあぶないくすりを取り出して構える。
 お互いが出方を窺い――。
「おぅ! やってるじゃねぇか!」
 横からやってきた満足げなケイ・オ・スに話しかけられて、各々が構えを解いて散り散りになっていった。
「興覚めね」
「俺もちょっと熱くなりすぎていたな……」
「で、ありますな」
「なんだ……やらねぇのか。もったいないことしちまったなぁ」

 所変わっって上空。貴人がグリフォンに乗って悠々と邪悪の気分を満喫していると、ふと思うことがあった。
(こう見るとまるでこの世界全てがオレのものだな。そうだ! 今なら大量の配下が手に入るはずだ)
 そして、地上に向けて叫び始めた。
「オレは魔王・覇王コースの仁和・貴人だ! オレは部下を絶賛募集中だ。能力に自信があるヤツ、群れるのが好きなヤツ、仕えるべきものを望むヤツ、お前が欲しい! 配下にならないか!」
 その声はフトゥールム・スクエアに響き渡り、もちろんこの授業を受けている参加者にもよく聞こえていた。
「空から邪悪な声がするでありますよ!」
 オルタネイトはその声に真っ先に反応し、何やら光り輝く枝豆を手に取ると地面に植え付けた。するとみるみるうちに枝豆は巨大な木へと成長し、あっという間にはるか上空を飛んでいる貴人のもとまで伸びてきた。
「これが神聖なる枝豆パワーであります。オルタネイトと枝豆の木であります!」
「うおぁ!? なんだこれは!」
 貴人は突如目の前に生えてきた謎の木に驚嘆し、危うく手綱を放しそうになった。何とか謎の木の枝に止まると、そこに猛スピードでオルタネイトが上がってきた。
「邪悪は成敗でありますよおおお!」
「……もしかしてこれ、枝豆の木なのか?」
「ぜぇ、ぜぇ。これは神聖なる枝豆の木であります!」
 オルタネイトは息を切らしながら木から枝豆を取ると、貴人に押し付け始めた。
「さぁ、食べるでありま……」
 そう言い終わるや否や、貴人のグリフォンが猛スピードで枝豆を食べ始め、あっという間に枝豆はなくなってしまった。
 二人は顔を見合わせ、ため息をつく。
「しまらないな」
「ところで仁和殿」
「どうした?」
「おおお降りられないでありますよおお!」
 貴人は二度目のため息をつく。すっかり餌付けされたグリフォンの背にオルタネイトを乗せて、地上へと戻っていった。
 
 さて、その間に地上で起きていたことだ。
 クロスは熱くなりすぎていた精神を鎮めるために瞑想をしており、しばらく動きはない様子。
 他方、話をしていたシキアとルーシィはなぜかシルクに服を押し付けられていた。
「そこのキミたち、これを着てみなさい! ほーら絶対似合うから!」
「なんですか? 唐突に」
 ルーシィはまた厄介がやってきたと感じ、辟易としている。シルクには男児用のTシャツと短パンを押し付けられていた。
「そうかい? 俺はこれ、着こなす自信あるけど。オレ美人だし」
 逆に、肯定的に答えたシキアの手には女性ものの下着と、背中とおなかが大きくあいたトップス、太腿の丈のミニスカートが渡されていた。
「それであってるわよ! あたしの見立てによればふたりともすっごくえっ……美人さんに仕上がるはずよ!」
 シルクはすでに着替えさせる気満々であるが、ルーシィは全く乗り気ではなかった。
(誰も見ないかもしれないとはいえ、屋外で着替えるのは貞淑な女子としてどうかと思うし、異性装なんてもってのほか)
「それは結構ですが……これは本当に今やるべきことですか?」
「もちろんよ! 今じゃなきゃできないわ!」
 しかしシルクの押しも強い。何度かひらりとかわしたルーシィであったが。
「じゃあこれはどう?」
「先ほどから冗談がお上……」
 渡されたのは、ルーシィにぴったりすぎる白のタキシードだった。
(確かにこのだらしない服装は本意ではありません……。タキシードならば男性用のものとはいえ正装でしょう。こちらのほうがましですかね)
「こほんっ。わかりました。そこまで言うのでしたらそちらのタキシードを着用いたしましょう」
「じゃあ次は……って本当!? 早速着てみてくれる? 着替えはここで」
 どこから出してきたのかシルクが簡易更衣室となるようなカーテンを2つ設置しており、片方ではすでにシキアが着替えを始めている。
「わかりました。では着替えてまいります」
 シルクが、ルーシィがカーテンに入るのを見送ると、シキアがカーテンから顔だけをだして尋ねてきた。
「この下着、パッドの締め付けが強くてきついんだけど」
 するとシルクの目がキランと光った。
「そういうものなの。あたしが発明した寄せて上げる下着は」
「なるほど?」
「この下着をつけるときは、まずはそのえっ……立派な胸板をぐっと内側に寄せてから使うのよ」
 シルクが動作付きでシキアに説明した。
 シキアがその通りに下着を着用すると……。
「これはすごいな。完璧な巨乳じゃないか!」
 シキアのきれいな胸板がぐいと押し上げられており、だれがどう見ても立派な胸が出来上がっていた。
「流石あたしの発明品ね! 完璧な化粧も期待してるわよ」
 そういうとシルクはぱちんとウィンクをしてルーシィの着替えの様子を見に行った。
「あははっ。女装を期待されるのは悪くないね」
 シキアはカーテンを戻し、着替えと化粧をする。
 ブラウンのアイシャドウとアイラインで目をくっきりさせる。
 鼻筋にハイライトをいれ、目との凹凸をはっきりさせるかのようにシャドウを施す。
 チークと口紅は目に宿した赤と同じ色み。
「流石オレ! どこからどう見ても完璧な女子だ!」
 できあがったシキアの女装はさながら一世を風靡する踊り子そのものだ。短いスカートから下着が見えたとしても、シルク渾身の『盛り上がりを隠す下着』で全く男のものはわからない。
 シキアがカーテンから出ると、シルクもその出来栄えに目を見張った。
「あたしが見込んでたとはいえ……これはすごいわ!」
 それを遠巻きに見ていたケイ・オ・スも、鼻を伸ばしてごくりとつばを飲み込んでいる。
「ねえ、シキア。あたしとちょっといいことしない?」
 シルクも両手をわきわきさせて、今にも彼(彼女?)におさわりをしそうな勢いだ。
「触ってもいいけど、この下着もらえないかな?」
 シキアのほうも、この完璧な下着がもらえるならばまんざらではない様子だったが……。
「天誅!」
「あだっ!?」
 ちょうど着替えを終えて出てきたルーシィにひっぱたかれて未遂に終わった。
「ちょっとくらいいいじゃ……こっちも最高じゃない!」
 切り替えの早いシルクは、すぐにぴっちりのタキシードを着たルーシィに目を奪われた。
 いつ採寸されたかは全く分からないが、ルーシィのボディラインをくっきりとさせる白いタキシードは実にえっ……興味深いものだ。
「っ……そんなにじろじろ見ないでいただけますか? 目が据わってますよ」
 ルーシィにしてみたら、タキシードならばと着たはいいものの、明らかに正装と呼んでいいモノかどうかわからない外見になってしまって落胆している。さらに追い打ちをかけられるかのようにこのねっとりとしたシルクの視線である。
(やっぱり着替えるべきではありませんでしたね)
 そこに、いつの間にか瞑想を終えたクロスがやってくる。その姿は先ほどまでとは違い、元のインドア理系だった。
「君、その視線はどうかと思うよ」
「え、あたし? あたしはただ二人に……」
「とりあえず、ケイ・オ・ス先生にもらってきたからこれを飲んで落ち着くんだ」
 クロスはそう言ってシルクに邪悪から回復する丸薬を飲ませた。
 するとみるみるうちにシルクの目が正気に戻っていき――。
「嘘でしょ……」
 絶望に打ちひしがれた。自分が着せた、機能美など全くない下着やぴっちりの服……。何でこんなことをしたのか、いや邪悪のせいではあるだろうが、それにしてもむごいと。
「その気持ちわかるから……早くみんなを回復させよう」
「ええ、そうね……」


●悲しい事故だった
 そうして、クロス、シルク、シキアとルーシィ、上空から帰ってきた貴人とオルタネイトの順で無事に全員が状態異常から回復することができた。
「いやぁ、みんな。お疲れ様! これで『邪悪』と『神聖』の授業は終わりだ! いやぁ、いいカオスを見させてもらったよ。それじゃあ解散!」
 ケイ・オ・スが締めくくって授業が終わり……皆がげんなりしながら互いを慰めあったのは言うまでもない。



課題評価
課題経験:13
課題報酬:360
Evil or Holy?
執筆:SIGINT GM


《Evil or Holy?》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《枝豆軍人》 オルタネイト・グルタメート (No 1) 2021-01-02 00:08:20
ふはっはー!
オルタネイトでありますよー!
だれか来たら、どっちにするか決めるでありますよ~

《枝豆軍人》 オルタネイト・グルタメート (No 2) 2021-01-02 13:38:08
あ、増えてるでありますな。いそふらぼんじゅーる!

お二人はどっちにするでありますか?
自分はどっちでもよいでありますよ~

《熱華の麗鳥》 シキア・エラルド (No 3) 2021-01-03 11:48:50
芸能コースのシキア、みんなよろしく。
んで、みんなどっちにする?
一応「邪悪」の方に挙手しておくけど、人数あぶれそうなら変わるから遠慮なく言ってね

《メメルの婚約者☆》 仁和・貴人 (No 4) 2021-01-03 15:57:12
魔王・覇王コースの仁和だ。
よろしく頼む。

オレもどっちでもいいな・・・
一応、人数調整のために動くぞ。

《運命選択者》 クロス・アガツマ (No 5) 2021-01-03 19:32:25
賢者・導師コースのリバイバル、クロス・アガツマだ、よろしく頼むよ。

ううむ、そうだな、どっちでもという人が多そうだし、俺は『神聖』にしてみよう。
そしてこの課題は……コメディだ。なので、そのあたりを楽しむような感じにするといいかもしれない。
俺が体育会系になったりとか、たぶんそういう感じだ。

《枝豆軍人》 オルタネイト・グルタメート (No 6) 2021-01-03 21:15:39
わーい、いっぱい人がいるでありますよ

アガツマ殿、あれであります。
コメディでありますから、「闇にかわってお仕置き」してもよいと思うでありますよ←

とりあえずまとめまとめであります。
付け足してもらえると嬉しいでありますよ~

(敬称略)
【神聖】
クロス・アガツマ

【邪悪】
シキア・エラルド

【どっちでも】
仁和・貴人
オルタネイト・グルタメート

《新入生》 ルーシィ・ラスニール (No 7) 2021-01-03 22:17:18
おらぁ、賢者・導師コースのルーシィいうだ。よろしく頼むだよ。
さあて、どっちで行くべか……闇堕ちが人気になりそうな気がするで、おらは神聖でいってみるべよ。

《ゆう×ドラ》 シルク・ブラスリップ (No 8) 2021-01-04 20:57:05
村人・従者コースのシルクよ、よろしくー。
クリエイターとして状態異常の実験は重要よね。

希望は…喰らう頻度と厄介さ的に【邪悪】の方にしとくわ。

ルーシィとあたしのを追加して…一覧はこうかな?
割といい感じにばらけてるわね

(敬称略)
【神聖】
クロス・アガツマ
ルーシィ・ラスニール

【邪悪】
シキア・エラルド
シルク・ブラスリップ

【どっちでも】
仁和・貴人
オルタネイト・グルタメート

《枝豆軍人》 オルタネイト・グルタメート (No 9) 2021-01-05 00:08:17
なんと、見事なばらけっぷり。

自分と仁和殿が決めれば終わりでありますな。
自分はどっちになってもやること一緒でありますから、仁和殿好きな方でいいでありますよ?

キュア貴人かダークネス貴人か選ぶでありますよ〜←

《メメルの婚約者☆》 仁和・貴人 (No 10) 2021-01-05 20:37:14
遅くなってすまない。
それなら【邪悪】に行ってみ見ようと思うが良いだろうか?

《枝豆軍人》 オルタネイト・グルタメート (No 11) 2021-01-06 20:36:45
いいともーであります