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サンタクリスマス


ストーリー Story

 12月も終わりに近づいている。
 冬の気配も近付いて、雪がちらほら降っている場所もあった。
 この時期に盛大に行われるイベントといえば、当然――

「クリスマスをするんだメェ?」
 小首を傾げ、学園を歩いていた【メッチェ・スピッティ】は聞き返す。
 これに応えたのは、話を切り出した【シトリ・イエライ】だった。
「年末のイベントですからね。皆で楽しんでも良いんじゃないかと思うんです」
「楽しいのは好いメェ~。でも、なんでそんなこと急に言い出したんだメェ?」
 これにシトリは、授業を受けている学園生達に視線を向けたあと応える。
「最近は、色々と騒動がありましたから。学園生達の気分転換にも良いんじゃないかと思ったんです」
 魔王軍が活発に動き始める中、その対応に学園生達が駆り出されることが増えている。
 その度に体と心の両方に疲労が溜まっているとシトリは思っていた。
「学園全体でクリスマスを祝って、皆を楽しませてあげたいんです」
「好いと思うメェ~。でもそれなら、なにをするメェ?」
「そうですね……」
 シトリが、メッチェと共に歩きながら考えていると――

 シャンシャンシャン、シャンシャンシャーン

 軽快な鈴の音が聞こえてくる。視線を向けると――
「こんにちはだもん!」
「こんにちは」
 歩く若木である【フォレストボーイ】と、ケンタウロスの女の子【ツキ】が挨拶してきた。
「……はい、こんにちは」
 少し返事が遅れるシトリ。
 それはツキとフォレストボーイの姿に、ちょっと意表を突かれたからだ。
 ツキの姿といえば、赤で統一された服を着て、何故か鈴の付けられたソリを牽いている。
 フォレストボーイといえば、ツキが引くソリに乗り、どういうわけか星や雪を象った飾りを付けていた。
「クリスマスツリーなんだもん!」
「それは飾るものであって自分が成るものではないと思うメェ」
 思わずツッコミを入れるメッチェ。これにフォレストボーイは――
「大丈夫だもん! ちゃんとクリスマスツリーに成れるもん!」
 俺自身がクリスマスツリーになることだ! という勢いで意気込んでいた。
「みんなを元気にするんだもん!」
 どうやらフォレストボーイも学園生達を気に掛けているようで、クリスマスで楽しませようとしているらしい。
 それはツキも同じようだ。
「ツキは、なんでソリを牽いてるんだメェ?」
 メッチェが訊くと、ツキは応える。
「トナカイ、代わりをする。走るの、得意」
 話を聞くと、クリスマスの話を聞いて、学園生達にプレゼントを配って回りたいらしい。
「だから、プレゼント集めてる」
「良いの、集まったメェ?」
「ん、これから」
「まだなんだもん」
 ちょっと気落ちするツキとフォレストボーイ。
 勢いで色々とやってみたようだが、プレゼントまで手が回っていないようだ。
「なら一緒に作るメェ」
「ん、作る」
「一緒に作るもん」
 いつのまにやらプレゼントを作るようになったらしい3人に、シトリは言った。
「好いですね。どうせなら、それを課題にしましょう」
「どういうことだメェ?」
 小首を傾げたメッチェに、シトリは応える。
「みんなでサンタになって、贈り物をしましょう。学園の中でプレゼントし合っても良いですし、学園の外のどこかの街で、サンタとしてプレゼントを配っても好いでしょう」
「それだと、ちょっとお金が掛かりそうだメェ」
「ええ。ですから、学園の外にもスポンサーを募りましょう。幸い、最近は学園に出資してくれる資本家も増えましたから。言い出したのは私ですし、手配はしておきます」

 というわけで、サンタクロースになってプレゼントを配る課題が出されることになりました。
 プレゼントは、幾つかのスポンサーがついてくれることになり、頼めば用意してくれるとのこと。
 学園の中で、学園生同士でプレゼントの交換をしても良いですし、学園生以外に配るのも良いでしょう。
 学園の外に跳び出して、どこかの街でサンタとしてプレゼントを配ることも出来るようです。
 さて、アナタ達は、どんなプレゼントを配りますか?


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 6日 出発日 2021-12-29

難易度 普通 報酬 通常 完成予定 2022-01-08

登場人物 8/8 Characters
《ココの大好きな人》アンリ・ミラーヴ
 ルネサンス Lv17 / 教祖・聖職 Rank 1
純種が馬のルネサンス。馬の耳と尻尾を持つ。 身長175cm。体重56kg。 16歳。 性格は温厚。 あまり表情を変えず寡黙。 喋る際は、言葉に短く間を置きながら発していく。 少しのんびりした性格と、言葉を選びながら喋るため。 思考や文章は比較的普通に言葉を紡ぐ。 表現が下手なだけで、年相応に感情は豊か。 好奇心も強く、珍しいものを見つけては、つぶらな瞳を輝かせながら眺めている。 群れで暮らす馬の遺伝により、少し寂しがり屋な面もある。 やや天然で、草原出身の世間知らずも合わさって時折、突拍子の無い発言をする。 好きな食べ物はニンジン。 食べていると美味しそうに目を細めて表情を和らげる。 趣味はランニング。運動自体を好む。 武術だけは、傷付ける行為を好まないため苦手。 入学の目的は、生者を癒し死者を慰める力を身に着ける事。
《模範生》レダ・ハイエルラーク
 ドラゴニア Lv16 / 黒幕・暗躍 Rank 1
将来仕えるかもしれない、まだ見ぬ主君を支えるべく入学してきた黒幕・暗躍専攻のドラゴニア。 …のハズだったが、主君を見つけ支えることより伴侶を支えることが目的となった。 影は影らしくという事で黒色や潜むことを好むが、交流が苦手という訳ではなく普通に話せる。 ◆外見 ・肌は普通。 ・体型はよく引き締まった身体。 ・腰くらいまである長く黒い髪。活動時は邪魔にならぬよう結う。 ・普段は柔らかい印象の青い瞳だが、活動時は眼光鋭くなる。 ・髭はない ・服は暗い色・全身を覆うタイプのものを好む傾向がある。(ニンジャ…のようなもの) ・武器の双剣(大きさは小剣並)は左右の足に鞘がついている。 ◆内面 ・真面目。冗談はあまり効かないかもしれない。 ・立場が上の者には敬語を、その他には普通に話す。 ・基本的に困っている者を放っておけない性格。世話焼きともいう。 ・酒は呑めるが呑み過ぎない。いざという時に動けなくなると思っている為。なお酒豪。 ・交友は種族関係なく受け入れる。 ・伴侶を支えるために行動する。 ◆趣味 ・菓子作り。複雑な菓子でなければ和洋問わず作ることができる。
《ゆうがく2年生》グラニテ・フロランタン
 ドラゴニア Lv11 / 賢者・導師 Rank 1
名前:グラニテ・フロランタン(偽名) 年齢:25歳 性別:女性 種族:ドラゴニア 外見:白い前髪パッツンのおかっぱ たれ目の青い目 色白 巨乳 性格:大人しくおっとりしていてマイペース 普段は余りわがままを言わない 家出したのを気にはしてる 本来の性格は寂しがりで無邪気 お菓子が大好き ちょっと世間知らず 服装:明治の女学生さんスタイル 日傘をさしている
《枝豆軍人》オルタネイト・グルタメート
 リバイバル Lv15 / 魔王・覇王 Rank 1
■性別■ えだまめ(不明) ■容姿■ 見た目:小柄で中性的 髪:緑のショートヘア 目:深緑色 服:生前の名残で軍服を好む。 あとなぜが眼帯をしてる。 ※眼帯に深い理由はない。 ■性格■ 元気(アホの子) 意気揚揚と突撃するが、結構ビビりなのでびっくりしていることもしばしば。 ■趣味■ 枝豆布教 ■好き■ 枝豆(愛してる) ■苦手■ 辛いもの(枝豆が絡む場合は頑張る) ■サンプルセリフ■ 「ふはっはー!自分は、オルタネイト・グルタメートであります。」 「世界の半分を枝豆に染めるであります!」 「枝豆を食べるであります!おいしいのであります!!怖くないのであります!」 「これでも軍人さんでありますよ。ビビりじゃないであります!」 「食べないで欲しいでありますー!!自分は食べ物ではないであります。」
《光と駆ける天狐》シオン・ミカグラ
 ルネサンス Lv14 / 教祖・聖職 Rank 1
「先輩方、ご指導よろしくお願いしますっ」 真面目で素直な印象の少女。 フェネックのルネサンスで、耳が特徴的。 学園生の中では非常に珍しく、得意武器は銃。 知らない事があれば彼女に訊くのが早いというくらい、取り扱いと知識に長けている。 扱いを知らない生徒も多い中で、その力を正しく使わなくてはならないことを、彼女は誰よりも理解している。 シオン自身の過去に基因しているが、詳細は学園長や一部の教員しか知らないことである。 趣味と特技は料理。 なのだが、実は食べるほうが好きで、かなりの大食い。 普段は常識的な量(それでも大盛り)で済ませているが、際限なく食べられる状況になれば、皿の塔が積み上がる。 他の学園生は、基本的に『○○先輩』など、先輩呼び。 勇者の先輩として、尊敬しているらしい。 同期生に対しては基本『さん』付け。  
《剛麗なる龍爪龍翼》カゲトラ・トウジロウ
 ドラゴニア Lv9 / 村人・従者 Rank 1
「炉の炎が如く、我の血も滾っておる」 筋肉質な巨躯が目を惹くドラゴニアの女性。 鋭い目つきと古めかしい口調が印象的。 正式な名前表記は藤次郎景虎。 現役の刀工であり、武具甲冑の職人。 代々、鍛冶製錬を生業としてきた由緒あるドラゴニア一族の長女であり、その技術の後継者。 炎の加護を受けた種族であるため、武具づくりに欠かせない炉に灯る炎を神聖なものとして崇めている。 幼少から鍛冶職人としての技術を学び、現在に至るまでの長年に渡って炉の炎を近くで見てきたせいか実は目が悪い。 そのため、勉学の場では眼鏡を掛けている。 戦闘にはあまり影響はない。 体格のせいで時々、武神・無双コースや魔王・覇王コースの生徒と間違われる。 身長は約2メートル。 発達した筋肉は幾万回も鉄塊や金床に向き合った結果、自然と身についたもの。 外見よりも実年齢は数十年ほど上。 趣味は作刀や工芸製作。 好きなものは風呂(高温下で仕事すると汗をかく為)
《虎児虎穴の追跡者》シャノン・ライキューム
 エリアル Lv11 / 教祖・聖職 Rank 1
エルフタイプのエリアル。 性格は控え目で、あまり声を荒げたりすることはない。 胸囲も控え目だが、華奢で儚げな外見のせいか、人目を惹きやすい。 本人は目立つことを嫌うので、服装は質素で地味なものを好む。 身長は160センチほど。 学園に来る前は、叡智を司る神の神殿で神職見習いをしていた。 叡智神の花嫁と言われる位に、叡智神の加護を受けていると言われていたが、何故か、 「その白磁の肌を打って、朱く染めたい」だの、 「汚物を見るような目で罵って下さい!」だのと言われたり、 孤児院の子供達から、流れるようなジェットストリームスカートめくりをされたりと、結構散々な目に遭っている。 最近では、叡智神ではなく「えぃち」ななにかに魅入られたのではと疑い始めたのは秘密。 学園に腹違いの妹が居るらしい。
《メメルの婚約者☆》仁和・貴人
 ヒューマン Lv33 / 魔王・覇王 Rank 1
「面倒にならないくらいにヨロシクたのむ」                                                                                                                                                 名前の読みは ニワ・タカト 身長:160㎝(本当は158cm位) 体重:45kg前後 好きなもの:自分の言う事を聞いてくれるもの、自分の所有物、メメたん 苦手もの:必要以上にうるさい奴 嫌いなもの:必要以上の労働、必要以上の説教 趣味:料理・・・だが後かたづけは嫌い    魔王っぽく振る舞っている    此方の世界の常識に疎い所がある キャラとしてはすぐぶれる 物理と科学の世界からやってきた異邦人だが、かの世界でも世界間を移動する技術はなくなぜここに来れたのかは不明。 この世界で生きていこうと覚悟を決めた。 普通を装っているが実際はゲスで腹黒で悪い意味でテキトー。 だが、大きな悪事には手を染める気はない。 保護されてる身分なので。 楽に生きていくために配下を持つため魔王・覇王科を専攻することにした。 物欲の塊でもある。なお、彼の思想的には配下も所有物である。 服装は魔王っぽいといえば黒。との事で主に黒いもので固めていて仮面は自分が童顔なのを気にして魔王ぽくないとの事でつけている。 なお、プライベート時は付けない時もある 色々と決め台詞があるらしい 「さぁ、おやすみなさいの時間だ」 「お前が・・・欲しい」 アドリブについて A  大・大・大歓迎でございます 背後的に誤字脱字多めなので気にしないでください 友人設定もどうぞお気軽に

解説 Explan

●目的

サンタクロースとなってプレゼントを配る。

●方法

サンタの姿になって、プレゼントを配りましょう。

プレゼントを配る相手は自由です。

プレゼントは、事前に用意してくれます。

サンタのコスチュームやプレゼントの部分は、フレーバー的な物になります。

ですので所持してなくても、プランで書いていただければ描写されます。

●場所

好きな場所で配れます。

学園の中でも良いですし、それ以外の場所でも構いません。

プランで書いていただければ描写されます。

●その他

課題の内容は、サンタになってプレゼント配りですが、それ以外の内容で書いていただいても構いません。

プレゼントを配り終えて、ちょっとしたクリスマスパーティをするですとか、そういった物も可能です。

ただし描写の文字数に限度がありますので、あまり内容の種類が多いと、ひとつひとつがあっさりとした描写になります。

以上です。


作者コメント Comment
おはようございます。もしくは、こんばんは。春夏秋冬と申します。

今回は、クリスマスイラストキャンペーンがありますので、そちらも意識しての内容になっています。

イラストの一場面をプランで書いていただければ、それに沿って描写させていただく予定です。

もちろん、それらとは関係なく、クリスマスにサンタコスチュームで楽しむ、という内容でも構いません。

ゆうがく世界での、クリスマスを楽しんでいただければ幸いです。

それでは、少しでも楽しんでいただけるよう、判定にリザルトに頑張ります。


個人成績表 Report
アンリ・ミラーヴ 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
サンタになって孤児院へプレゼントを届けにいく。
魔物の被害なので親や故郷を失った子供達を励ましたい。
事前に孤児院の院長へ手紙を送ったり、直接訪れ相談をして許可を得る。
クリスマスの夜、まだ子供達が起きている時間。
出来ればクリスマスパーティーなどしている途中。
『しゃかりきトナカイ』が引く『特級ソリ』に乗って。
俺は手に持ったスレイベルをシャンシャンと鳴らしながら、孤児院の庭へやって来る。
担いだ袋の中のプレゼントは、チョコとキャンティとクッキーを詰めた紙の小箱。
子供達の前で挨拶をして、一人一人にプレゼントを渡していく。
その後、子供を数人ずつに分け、それぞれソリに乗せて孤児院の周囲を一回りして楽しませる。

レダ・ハイエルラーク 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
◆同行者
グラニテ・フロランタン

◆行動
・推測で事前に焼き菓子を作り(料理Lv20・味覚強化)、(クッキー・マドレーヌ・ドーナツ)を3個セットでラッピングし、サンタのふくろに沢山詰めて準備し子供に配る(子供親和・空気察知・会話術)
・ガトーショコラを別に作りラッピング、サンタのふくろとは別に持つ
・サンタケープ・サンタのふくろ・トナカイのポロくん装備
・ポロくんはグラニテさんが持ち込むソリに乗せ、グラニテさんもそのソリに乗る(泡立て器はソリに垂直に刺しておく)
・ソリを引く役はレダ
・配る場所は学園外(街)
・暗視順応・視覚強化は配る時に子供を見つけやすくする
・配り終えたらグラニテさんをソリに乗せて移動する


グラニテ・フロランタン 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
【目的】
レダさんと一緒にプレゼントを配りますわ!

【心情】
赤い衣を纏った老人が、夜中に子供の部屋に侵入し、何かを置いていくそうなんです
とっても、とっても怪しいですわ!
サンタさんなる老人に、先を越されないように私達もお菓子を配りましょう!

何がいいでしょうか?
やはりお菓子ですか?

ふふ、どうせなら甘い洋菓子がいいですわ♪
甘いお菓子は世界を救います♪

きっとサンタなる老人に負けませんわ

荷物を「ソリ『赤鼻号』」に詰め込んで
皆のお家に届けましょう♪

レダさんがソリを引いてくれるんですか?
ありがとうございます♪
なら、私も頑張りますわ♪

「てっぺんのお星さま」を一振して
聖夜に魔法を掛けます♪

ホワイトクリスマスになれ!

オルタネイト・グルタメート 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
心情:さぁ!食べるでありますよ~!

用意するプレゼント:枝豆と枝豆のシフォンケーキ

行動:『特級ソリ』に大量の『枝豆』を乗せて、プレゼント(布教)しまくる
《サンタクロースになってプレゼントを配る課題》を枝豆を布教していい課題と聞き間違え、参加

道行く人に枝豆の素晴らしさを伝えながら、配布
「この枝豆は、自分が愛情込めて育てた最高傑作であります!」
「さっ、○○殿も食べるでありますよ!」

ある程度配り終わったら、広場に移動
枝豆のシフォンケーキを配り、さらに布教
「寄ってらっしゃい見てらっしゃい!であります。」

シオン・ミカグラ 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
カゲトラさんと行動
レゼントをいっぱいプレゼントを乗せたソリを引いて回り、子供たちに配っていきましょう

はいはーい!サンタさんからのプレゼントですよー!
いっぱいありますから慌てなくても大丈夫です

私は銃の修理と設計のノウハウを活かし、木製のおもちゃを組み立てたものを配ります
各部が動く馬車や動物のおもちゃ、竹馬などです

ふふっ、カゲトラさん素敵な笑顔です!

それと、学園に滞在しているケンタウロスの子供たちにも配ります
先っぽがクッションになっている槍をプレゼントです!

以前、ユリ先生に言われたんです
人間の価値を決めるのは血筋ではなく、行動だって
だから、私にできることを、これからもこうしてやっていきたいんです

カゲトラ・トウジロウ 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
シオンとともに行動

我の連れたトナカイに、シオンのソリを引かせようぞ
必要ならトナカイに頼らずとも我が牽引してやるが?

我は裁縫による手芸技巧を活かし、マフラーや手袋を当日までに用意
シオンのおもちゃと合わせて童たちに配ろう
まさか鎧兜を編む技術をこのように使う日が来ようとはな

え、笑顔……ううむ
こう、か……?(ぎこちなく微笑み)

ケンタウロスに配るプレゼントは我とシオンの合作だ
我は武具を作るのが専門だからな、こちらのほうが容易い

シオンには感謝している
あの日以降、我は距離を置かれても仕方ないと思っていた
なのにこうして、変わらず接してくれている……
それが、お前の決めた生き方なのだな

シャノン・ライキューム 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
◆目的
ケンタウロスの子達や縁があった人達にプレゼントを配りにいく

◆用意
ケンタウロスの子ども達や、ツリーフォレストボーイ達の居場所を確認
可能であれば、この前の吸血鬼騒ぎで知り合ったカタリナさんや、吸血鬼さんにもプレゼントを配りにいきたいですが……

サンタ様の服に白い袋を背負って、プレゼントをいっぱい運びましょう

◆プレゼント配り
まずは、学園に来てるケンタウロスの子達にプレゼントを渡しましょう
その後は、霊樹の根元の届く範囲に藁を巻いて、覆いを掛けて冬支度

それが済んだら、フォレストボーイとツキさんにも、きちんとプレゼントをお渡しして

カタリナさんや吸血鬼さんが近くに居られるようなら、プレゼントを配りに

仁和・貴人 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
クリスマスなのにまだまだ作業してる教職員たちにプレゼント(という名のディナー)を届けようと思う

今日のディナーはなんかそれっぽいもの提供してもらって持っていこう
ターキーだとかクリスマスケーキだとかノンアルコールスパークリングワインだとか

まぁ、こんな日まで遅く仕事をしてる方々の慰めになればいいな

…秘密にしてバレて乱入されると面倒なことになりそうだからメメたんには最初から声かけておくとしよう

アドリブA、絡み大歓迎

リザルト Result

 サンタでクリスマスをするため学園生達は各地に向かっていた。

「子供達を、楽しませてあげて欲しい」
「ひゃん」
 飼い主である【アンリ・ミラーヴ】の頼みに、魔法犬【ココ】は嬉しそうに応える。
 今アンリが向かっているのは孤児院。
 事前に孤児院の院長へ手紙を送り許可を貰っている。
 魔物の被害で親や故郷を亡くした子供達を励ましてあげたいと思ったのだ。
「もう少しで着くから、お願いするね」
 アンリとココ、そしてプレゼントを載せた特級ソリをひく、しゃかりきトナカイに声を掛ける。
「バウバウ!」
 犬の鳴き声にも似た声で、任せろ! というようにトナカイは応える。

 シャンシャンシャン、シャンシャンシャーン

 アンリは手に持ったスレイベルをシャンシャンと鳴らし孤児院に近付くと、音で気付いた子供達が出て来て歓声を上げる。
「サンタさんだー!」
 きらきらと目を輝かせる子供達に、アンリは白いふさふさの付け髭にサンタコスチュームといった姿でソリから降り立つ。
「ふおっふおっふおっ。こんばんは。わしはサンタクロースじゃあ。今夜は良い子のみんなに、プレゼントを届けに来たのじゃあ。ふおっふおっふおっ」
「ひゃん♪」
 アンリの膝の上に載っていたココも一緒にソリから降りる。
 寒さを防ぐことも考えサンタ風の犬用の服を着ているココは、子供達の足元に近付くと変身。
「うさぎになったー!」
 その後も馬やトカゲに梟など色々な姿に変わる。
「ねこ! ねこにもなれる!?」
「ひゃん♪」
 子供達のリクエストに応え、ココは次々変身。
 笑顔になった所で、アンリは担いでいた袋からプレゼント。
「メリークリスマス」
「ありがとー!」
 綺麗に一つずつリボンでラッピングされたプレゼントは、チョコとキャンディとクッキーを詰めた紙の小箱。
 配り終えれば――
「ソリに乗ってみたい子は居るかな?」
「のるー!」
 はしゃぐ子供達を載せ、孤児院の回りをソリで走らせるアンリ。
 ソリに乗り終わり、頬を上気させる子供達に――
「ごはん、サンタさんもいっしょにたべよー!」
「ふおっふおっふおっ。パーティに参加させて貰おうかのぅ」
「ひゃん♪」
 トナカイに餌を上げたあと、ココと一緒にパーティに参加するアンリだった。

 孤児院にプレゼントを届けに行く者も居れば、【グラニテ・フロランタン】と【レダ・ハイエルラーク】はカップルで参加していた。

「レダさんレダさん、クリスマスって知ってますか?」
 小さい頃から政治の勉強漬けで、少しばかり世間知らずなグラニテは、楽しげなイベントの話を聞いて目を輝かせる。
 それを微笑ましげにレダは見詰め、先を促すように待っていると、グラニテは続けて言った。
「赤い衣を纏った老人が、夜中に子供の部屋に侵入し、何かを置いていくそうなんです。とっても、とっても怪しいですわ!」
 ここまで聞いて、グラニテがしたいことが想像できたレダは尋ねる。
「サンタをしてみたいのか?」
「はい! そのサンタなる老人に、先を越されないように私達もお菓子を配りましょう!」
「お菓子が良いのか?」
「もちろんです! ふふ、どうせなら甘い洋菓子がいいですわ♪ 甘いお菓子は世界を救います♪」
「分かった。とびきり甘く、美味しいお菓子を作ろう」
 レダの応えに、笑顔を浮かべるグラニテだった。

 その後の、お菓子作りはレダの腕がいかんなく振るわれる。
 泡立て器を華麗に使い、一心不乱にかき混ぜて。
 美味しいお菓子を次々作り、味見はグラニテがしてくれる。
「味は、どうだろうか?」
「美味しいです!」
 グラニテの笑顔にレダも小さく笑みを浮かべ、次々お菓子を作る。
 出来あがったのは、クッキーにマドレーヌにドーナツ。
「綺麗に飾りつけしますね」
「ああ、頼む」
 グラニテが子供達へのプレゼント用にラッピングしてくれている間に、レダは別に作っておいたガトーショコラをばれないようにラッピング。
 サンタのふくろとは別に入れて用意した。

 プレゼントの用意が出来たので、ソリの赤鼻号に載せていく。
 載せ終れば、レダはグラニテをソリの座席にエスコート。
 隣に、トナカイのぬいぐるみポロくんを置く。
「レダさん?」
 座席に座らないレダにグラニテが不思議に思っていると――
「ソリは私がひいていく」
 旗代わりに泡立て器を立てて、プレゼント配りの準備は万端。
「レダさんがソリを引いてくれるんですか? ありがとうございます♪」
 グラニテは礼を言うと、良いことを想い付く。
「なら、私も頑張りますわ♪」
 持って来ていた、てっぺんのお星さまを一振して――
「聖夜に魔法を掛けます♪ ホワイトクリスマスになれ!」
 すると、はらりはらりと雪が降ってくる。
「うわぁ、本当に雪が降ってきました! ロマンチックですね!」
 子供のようにはしゃぐグラニテに、レダの心も弾んでいく。
 そして出発、しようとした所に――
「おー、ホワイトクリスマスとは、風流だぞ♪」
 近くを通りがかった【メメ・メメル】が雪を愛でると、礼だと言ってソリに魔法をかけた。

 そして出発。
 街に出て、子供達にお菓子を配る。
「はい、どうぞ――この子ですか? 相棒のパンくんです」
 グラニテは龍の翼も使い、ぬいぐるみのパンも連れて子供達にお菓子を配る。
 レダもお菓子を配り、時には――
「当たりだ」
 プレゼントと一緒に、くじを引かせてあげ、泡立て器をプレゼント。
 一緒にレシピも配り、プレゼントのお菓子がいつでも食べれるようにしてあげた。
 配り終えたあと――
「送ろう」
 レダは龍の翼をはためかせ、ソリに載せてグラニテを送る。
 するとメメルの魔法でグラニテを載せたソリは、ふわりと浮かび、龍翼を羽ばたかせるレダに引っ張られ空を飛んでいく。
 空には星明り。地には街の灯。
「わぁ……レダさん、素敵ですね」
「あぁ、そうだな」
 楽しく語り合い、寮の前にソリをふわりと降ろす。
 レダは、グラニテの手を取りソリからエスコートすると――
「クリスマス、プレゼントだ」
 綺麗にラッピングされたガトーショコラを贈る。
 受け取ったグラニテは――
「ありがとうございます! レダさん!」
 満面の笑顔を贈る。
 それを穏やかな笑顔で受け取るレダだった。

 クリスマスで笑顔が増えていく。
 それをもっともっと増やそうとするように、【オルタネイト・グルタメート】は賑やかなサンタになっていた。

「【まめすけ】、準備は万端でありますな?」
 オルタネイトの呼び掛けに、カカオポッドのまめすけは、自分とオルタネイトの姿を交互に見る。
 赤の制服を着て真っ赤になったオルタネイトと、トナカイの角の装飾を付けたまめすけ。
 この格好で良いの?
 と訊いているようなまめすけに、オルタネイトは言った。
「これが、正装? と聞いたであります」
 そうなんだ、と納得したのか、まめすけはトナカイ代わりにソリをひく準備をする。
 もちろんソリに積んでいるのは枝豆。
 大量の枝豆を載せ、皆にプレゼントするため出発。
「枝豆普及と、課題のためにも、いざ出発であります!」
 サンタクロースになってプレゼントを配る課題だったが、枝豆を布教していい課題と聞き間違えていたオルタネイトは、枝豆を広めるために邁進する。
「この枝豆は、自分が愛情込めて育てた最高傑作であります!」
 道行く人達に枝豆をプレゼント。
 貰った人達は少し混乱するも、今夜はクリスマス。
 プレゼントを配るのが正義なのだ!
 途中、街中でお菓子を配っていた他の学園生や、孤児院にお菓子を届ける学園生と出会い、負けてられぬと大奮闘。
「さっ、どんどん食べて欲しいであります!」
 存分に普及を終えれば、学園に戻り広場で枝豆のシフォンケーキを配り、さらに布教。
「寄ってらっしゃい見てらっしゃい! であります」
 奮闘していると――
「手伝うんだもん!」
「ん、手伝う」
 手作りのクリスマスリースを配っていた【フォレストボーイ】と【ツキ】がオルタネイトに気付き、一緒に配るのを手伝ってくれた。
 お蔭で全部配り終え――
「ありがとうであります! 手伝ってくれた好い子な2人には、プレゼントがあるのであります」
 そう言って、最後の最後に渡すつもりだった枝豆をプレゼント。
「君たちが、一人前になるまでは、自分たちが守るでありますよ」
 優しく言いながら、枝豆を手渡す。
「特別な枝豆であります。大事にするでありますよ?」
「ありがとうだもん! 大切に育てるもん!」
「育てる!」
 2人は喜ぶと、笑顔を浮かべ植物園に走っていった。
 喜んでくれた2人に、オルタネイトも満足げな笑顔を浮かべ――
「さぁ、もっともっと配るでありますよ!」
 まめすけと一緒に、もっともっとみんなを笑顔にしたくて、枝豆プレゼントのおかわりに走り出すのだった。

 ツキやフォレストボーイ達にプレゼントをあげたオルタネイトだが、【シャノン・ライキューム】も同じようにプレゼントの用意をしていた。

「2人はプレゼントを配っているのですか?」
「ああ。わざわざ来てくれたのに、すまないな」
 ケンタウロスの集落に来たシャノンに、長である【アサ】が謝る。
 これにシャノンは笑みを浮かべ応える。
「気にしないで下さい。それより、みんなが気に入ってくれたみたいで好かったです」
 視線を向ければ、色違いのマフラーを付け走り回る子供達。
 ポンポン飾り付きの物や房飾り付きの物など、色々な種類があったので、子供たち同士でプレゼント交換をした後、はしゃいで走っているのだ。
 喜ぶ子供達を見ていると――
「あの子達のマフラー、シャノンさんが作ったんですか?」
「良い出来なのである」
 声を掛けられ視線を向けると、すぐ死ぬ吸血鬼な【アーカード】と【カタリナ】の姿が。
 なぜ居るのか尋ねると、アーカードが学園に興味を持ったらしく、1人で放置できないのでカタリナが連れて来たらしい。
「それなら、私も案内します。他にもプレゼントを渡すために、学園を回るつもりでしたから」
 合流して学園巡り。
 道中、雪が降ってきて寒さが増したので――
「どうぞ。受け取ってください」
「良いんですか!?」
「いただくのである!」
 2人にもマフラーのプレゼント。
 そして向かった先は霊樹。そこには――
「こんにちはだもん!」
「こんにちは!」
「ここに居たんですね、2人とも」
 笑顔で駆け寄ってくるフォレストボーイとツキに笑顔で応え、一緒に霊樹の苗にプレゼントに向かう。
「木が小さい内は、寒さが堪えるかもしれませんし、手が届くだけでも、範囲を藁で覆って冬支度してあげましょう」
 巻き終えると――
「……なんだか、腹巻きみたいになっちゃいましたね」
 少し苦笑していると、フォレストボーイもねだってくる。
「え? フォレストボーイさんも、霊樹とお揃いがいいですか?」
「お揃いが良いだもん!」
 ツキと一緒に巻いてあげた。
 そしてツキにはマフラーをあげる。
「他の子と同じマフラーですが、月の刺繍入りですよ」
 シャノンのプレゼントに、フォレストボーイとツキの2人は大喜びになる。
「ありがとうなんだもん!」
「ありがとう。うれしい」
 2人にシャノンが笑顔を返していると――
「折角だから、みんなでケンタウロスさんの所に戻ってパーティしません?」
 カタリナの提案で、パーティをすることに。
 魔物のケンタウロスも魔族のアーカードも人間のカタリナも一緒になって、賑やかにクリスマスを過ごすシャノンだった。

 賑やかにクリスマスを楽しみ盛り上げていくのは、【シオン・ミカグラ】と【カゲトラ・トウジロウ】も変わらない。

「ふふっ、カゲトラさん素敵な笑顔です!」
「う、うむ」
 恥ずかしそうに応えるカゲトラ。
 シオンの提案で、学園の外の子供達にプレゼントを一緒に配ることにしたカゲトラだったが、普段子供達と関わらなかったこともあり、どうすれば良いか尋ねたのだ。
 それにシオンが――
「笑顔が大事です」
 と応えたので、その練習をしている。
 ぎこちないが、相手のことを想っての笑顔は、シオンの言うように素敵だった。

 練習を終わらせ、子供達の元に。

「我の連れたトナカイに、シオンのソリを引かせようぞ」
 カゲトラに応えるように、蹄で地面を蹴るトナカイ。
「ふふ、やる気満々ですね」
「バウバウ!」
 シオンの言葉に、犬の鳴き声を思わせる声で返すトナカイ。
 ソリにプレゼントを載せて、いざ出発。
 飛ぶような勢いで進みながら――
「子供達、きっと喜んでくれますね」
「うむ。シオンが作ったおもちゃ、喜ぶであろう」
「ありがとうごさいます。カゲトラさんが作ってくれたぬいぐるみも可愛いですから、みんな大好きになります」
「そ、そうか」
 少しばかり紅潮するカゲトラ。
 シオンは銃の修理と設計のノウハウを活かし木製のおもちゃを。
 カゲトラは裁縫による手芸技巧を活かし、マフラーや手袋にぬいぐるみを当日までに用意していた。
「カゲトラさん、裁縫上手ですよね。服も、ありがとうございます」
 シオンは礼を言う。
 いま着ているサンタ服は、カゲトラのお手製なのだ。
 道中は寒いので、サンタ姿に合せた赤と白のコートを着ているが、子供達の居る孤児院で脱いでからプレゼントを配る予定だ。
「みなさんの服も楽しみですし、見せ合いっこしましょう」
 今回カゲトラだけでなく、他の学園生も誘っている。
 全員女性で、それぞれサンタコスチュームに身を包んでいる予定だ。
「うむ、見劣りせねば良いのだが……」
「大丈夫です! カゲトラさんの服、かわいいです!」
「う、うむ」

 カゲトラが照れながら進み孤児院に到着。

「メリークリスマス!」
「め、メリークリスマス」
 子供達に声を掛けながら、先に来ていた学園生達と一緒にプレゼントを配っていく。
 龍の翼を伸ばしふわりと浮かびながら戦友と共に配る者達もいれば、連れて来ていた梟にトナカイの扮装をさせて一緒に配る者も居る。
 皆、可愛らしくて綺麗だ。
 もちろんカゲトラとシオンも可愛らしくて綺麗なのは言うまでもない。
「プレゼント、だ」
 カゲトラは、セパレートのスカートサンタ服。
 差し出した可愛らしいクマのぬいぐるみに、嬉しそうに子供が駆け寄ってくる。
 一方シオンは――
「はい、どうぞ。プレゼントです」
 木で作ったオモチャを差し出すシオンは、背中をしっかりと隠しつつ、可愛らしいスカートサンタ姿。
 尻尾にクリスマスの飾りを付けて、子供たちを喜ばせていた。

 プレゼントを配り、子供達が笑顔を浮かべる中、一緒にクリスマスパーティに参加する。
 楽しいひとときを過ごしたあとは、次のプレゼントを配りに行く。

「はい、どうぞ」
「持ってみて重心が合わなければ言ってくれ。あとで調整しよう」
 学園に協力しているケンタウロスの集落に訪れ、子供達に先っぽがクッションになっている槍をプレゼント。
「カゲトラさんとの合作です♪」
「我は武具を作るのが専門だからな。気に入ってくれれば嬉しい」
 特製の槍を貰い、大喜びで手に持って走り回る子供達。
 はしゃぐ子供達を見詰めながら、カゲトラはシオンに言った。
「シオンには感謝している」
 視線を向けるシオンに、カゲトラは続ける。
「あの日以降、我は距離を置かれても仕方ないと思っていた。なのにこうして、変わらず接してくれている……」
 これにシオンは応えた。
「以前、ユリ先生に言われたんです」
 魔物であるケンタウロスの子供達を見詰めながら言った。
「人間の価値を決めるのは血筋ではなく、行動だって。だから、私にできることを、これからもこうしてやっていきたいんです」
「そうか……」
 カゲトラも同じように、子供達を見詰めながら返す。
「それが、お前の決めた生き方なのだな」
「……はい」
 笑顔を浮かべ応えるシオンに、カゲトラも笑顔で応えるのだった。

 皆がクリスマスを楽しむ中、教師達にディナーを振る舞おうとしているのは【仁和・貴人】。

(今日のディナーは、なんかそれっぽいもの提供してもらって持っていこう)
 食材を食堂で貰う。
(ターキーだとかクリスマスケーキだとか、ノンアルコールスパークリングワインだとか)
 メニューは次々浮かんでくる。
(まぁ、こんな日まで遅く仕事をしてる方々の慰めになればいいな)
 感謝の気持ちも込めて料理作り。
 ターキーの下拵えを終わらせオーブンに。
 ケーキもスポンジを焼いていく。
 火を通している間に、一口で食べられるカナッペなどを用意する。
(うん、悪くないな)
 味見して確認。
(これを、それぞれ届けるか? それとも――)
 出来あがった物を放置することを気にしていると、食堂の職員が魔法の札を勧めてくれる。
「食符、ですか?」
 話を聞くと、出来立て料理をそのままの状態で保存できる物らしい。
 早速、保存。
「食べ物の準備は出来た。あとは……」 
(メメたん、お酒ほしいだろうな)
 苦笑する様に思いながら、お酒を探しに行く。
 道中、出会う教師にクリスマスディナーの話をすると、折角だから食堂で軽いパーティをしようという話になった。
 話をした教師が、他の教師にも声を掛けてくれると言うので頼みながら――
(メメたんにも、教えておいた方が良いな……秘密にしてバレて乱入されると面倒なことになりそうだし)
 ありありと想像できる。
 というわけで探していたが――
「楽しそうなことしてるみたいではないかね、少年」
 いつの間にか背後をメメルに取られる貴人。
「ふふーん、そのお酒は、もちろんプレゼントだな♪」
「残念。これはみんなで飲む用です」
「むー、そう聞くと、なお欲しいぞ☆」
「ここで飲むのはダメです」
 戯れ合うように酒瓶を取り合いながら食堂に向かう。
 そこでは教師達が集まり、メメルも一緒にパーティを始める。
 皆で飲んで食べて騒ぎ、ほろ酔いメメルは貴人にねだる。
「サンタになって欲しいな~。プレゼントー」
 これに貴人は少し考え――
「この平和な時間がプレゼントさ」
 冗談めかして言うと、メメルは儚い笑み浮かべる。
「それは、好いプレゼントだぞ♪」
 無くした宝物を愛でるように言った。

 メメルは嬉しかったのだろう。
 クリスマスが終わった後、貴人の枕元にメッセージカードが贈られていた。

『プレゼント、嬉しかったぞ♪』
 メメルにとってのサンタになれた貴人だった。

 それぞれの好きクリスマスを過ごすことの出来た一日だった。



課題評価
課題経験:65
課題報酬:2000
サンタクリスマス
執筆:春夏秋冬 GM


《サンタクリスマス》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《枝豆軍人》 オルタネイト・グルタメート (No 1) 2021-12-26 23:56:24
プレゼント配る(布教する)でありますよ~

《模範生》 レダ・ハイエルラーク (No 2) 2021-12-28 01:11:10
プレゼント配るぞ

《メメルの婚約者☆》 仁和・貴人 (No 3) 2021-12-28 08:35:35
プレゼント届けに行く予定だ

《虎児虎穴の追跡者》 シャノン・ライキューム (No 4) 2021-12-28 23:08:12
ご挨拶が遅くなってごめんなさい。
エリアルの教祖・聖職コースのシャノンです。よろしくお願いします。

さて、どこにプレゼント配りにいきましょうか。

《光と駆ける天狐》 シオン・ミカグラ (No 5) 2021-12-28 23:49:19
こちらも遅くなりましたが、シオンです。よろしくお願いします!
皆さんもプレゼント!いいですね!
私もレゼントの子供たちに配りに行く予定です。