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笹山ぱんだ GM 

初めまして、こんにちは、笹山ぱんだです。
この度ゆうしゃのがっこー!にてGMを務めさせていただくことになりました。
まだまだこの学校にも来たばかりですが、精いっぱい皆さまの冒険をサポートさせていただきたいと思っています。

●好きなジャンルは
ほのぼのとしたハートフルなもの
血と肉片にまみれた殺伐としたもの
ラブラブな恋人たちのお祭りみたいなもの
とかが好きです。
NL、GN、BL、どれも好物です。




他社様では第六猟兵/PandoraPartyProjectにてマスターとして参加させていただいています。
よろしくお願いします!

担当NPC


メッセージ


作品一覧


何とキャットな日 (ショート)
笹山ぱんだ GM
●それはとある日のことでした  残暑厳しい太陽が眩しいとある日のこと。居住地域にあるお店のお話。 「ま、待って、待ってったらー!」  街中を走っていくのはヒューマンの少女、その前方には猫が一匹、二匹、三匹……十数匹。  少女の目の前から方々に散らばっていく。 「ど、どうしよう……。店長に怒られちゃう……!」  立ち止まり、少女は周りを見る。そして、貴方をみつけた。 「ねぇ、あなた! ちょうどいいところに!」  嫌な予感? いえいえ、そんなことはありません。 「私は【カナリア】、ここの猫喫茶でバイトしてるの!」  貴方と少女、カナリアは近くにあった喫茶店へと入った。しかし、カナリアが言う猫は一匹も居ない。  それを問いただすとカナリアは苦笑を浮かべる。そして貴方の手をがしっと握った。離さない、そんな言葉が表情から伝わる 「今日は店長が初めて、お店を任せてくれた日なの! ……でも、その……うん、猫達が逃げちゃって、ね…?」  お店で飼っている猫だ。そんなに遠くには行かないだろう。だが逃げてしまった猫達を一人で探すというのも困難なものだ。 「それで、おねがーい! お礼はちょっとだけだけど……出すから! 私と一緒に、猫を探してください! 猫皆見つけたら、一緒にここで遊んでもいいから!」  猫を全て見つけたら、猫喫茶にて猫達と遊んで良いらしい。カナリアは一生のお願い! と言わんばかりに貴方の手をぎゅうう、と握って頼んだのだった。  猫の居る場所は、君は知っているだろうか。  高い場所や、涼しい日陰、もしかしたら街の住人が餌をあげていたりするかもしれない。  あらゆる方法で、猫達を見つけ、猫をもふもふしなければいけない。
参加人数
2 / 8 名
公開 2020-09-12
完成 2020-09-27
芋掘りと子供たち (ショート)
笹山ぱんだ GM
●美味しい芋を堀りに行こう  秋は食べ物の季節である。美味しいものは心が幸せになるものだ。  フトゥールム・スクエアから少し歩いた場所にある原っぱ。そこには自然に出来た芋の群生地がある。  そこにある芋はとても美味しく、焼き芋にすれば甘くて頬が落ちてしまうほどだという……。だがその美味しさは掘り返して数時間しか持たないらしく、運ぶのは限度があった。  そしてもう一つ、難点があるのだ。芋の群生地の傍にはとある花が咲いている。ここしか咲いていない特別な花だ。その花の花粉には特別な効果があった。  花粉を吸ったものを数時間子供の姿にしてしまうのだ。なので芋を掘る時は全員子供の姿になってしまう。  非力な手で芋を掘り、そして焼き芋を作らなければいけない。美味しいものを食べるには、試練が必要なのだろう。  案内人の【メグル・ヴィオン】は一年に何度かこの芋の群生地を訪れ芋を食べていた。なのでこの美味しさを分けようと魔法学園の生徒たちに声をかけたのだ。 「いやぁ、いつも一人で食べるの寂しいですし、何より子供の姿で掘るのが大変なんですよね! だから君たちに手伝ってもらうのが一番だと思ったんですよ」  メグルは笑いながらもそう言った。 「焼き芋の用意とか、そういうのも持って行っていただけると嬉しいですね。あ、調味料もあればいいですなぁ、あっはっは」  荷物持ちも用意も全て学生たちにやらせる気が満々のメグルは明るく言う。いや、しかし美味しいものが食べられるのならそれも必要なことだろう。  子供の姿になった時の為に服や装備も変えなければいけないかもしれない。たるんたるんの服では芋掘りもうまくできないだろう。 「あぁ、心配なさらず。子供化は芋の群生地を離れたら数時間で元に戻るでしょう。少なくとも次の日には元に戻っていますよ」  メグルが胸を張り太鼓判を押す。子供の姿でこれからずっと生きていかなくてはいけない、なんてことにはならないようだ。 「君たちもあの芋のおいしさを知ったらきっと病みつきになりますよ!」  にへへ、とメグルは嬉し気にそう語るのであった。
参加人数
5 / 8 名
公開 2020-10-05
完成 2020-10-24
ハロウィンナイトは夜明けまで (ショート)
笹山ぱんだ GM
●ハロウィンの準備  それはフトゥールム・スクエアにほど近い村のお祭りの話だった。  秋の収穫を祝い、冬のはじまりにやってくる魔物や悪霊を追い払うための行事、それが収穫祭、ハロウィンだ。  起源は昔に遡り、色々あったようだ。だが今は子供たちが魔物の仮装し、近隣の家を巡る。その子供たちにお菓子とハロウィンメダルを渡す、という儀式が行われている。今年もまた、その収穫祭が行われるのだ。  今回フトゥールム・スクエアに話を通してきたのはとある村の村長だ。秋を彩る収穫祭。それを手伝う村人が今年は少ないのだ、という。この村も過疎化が進み、高齢の村人の数の方が多くなってきたのだ。  そこで村長はフトゥールム・スクエアの学生たちへ頼んだのだ。 「……よければ収穫祭の手伝いをしてくれないでしょうか」  そしてその夜の収穫祭。楽しいお祭りが始まる。大人も子供も老人も、楽しく収穫祭の夜を過ごす。それがこの村の風習だ。  この村では村人たちは全員仮装し、騒ぎ賑やかにお菓子とハロウィンメダルを配り歩くのだ。  お祭りの準備をした学生たちもこのお祭りに参加して良いらしい。  その村『ヘーロウ村』は主に農作物を育て生計を立てている村人が多い農村だ。  村人たちはそれぞれの家で育った農作物を削り顔を作る。細かい作業は集中力が入り、これにも手伝いが必要なのだ。  祭りの食べ物も用意が必要だ。この村で採れた南瓜のコロッケはとても美味しいのだとか。他にもたくさんの料理を作り、村人全員で食べるのが風習らしい。  村の飾りつけも大事な仕事の一つだろう。お祭りらしい派手な飾りは場を盛り上げてくれる。学生たちの若き感性も村人たちは歓迎してくれるだろう。  それが終われば夜となり、収穫祭の始まりだ。  各々好きな仮装に身を包み、お祭りを楽しむのだ。美味しい料理を食べてもよし、他の誰かと呑み明かして(未成年はジュース)も良し。  勿論村人たちもお菓子やハロウィンメダルを用意しているので話しかけお菓子とハロウィンメダルをもらってもいい。合言葉は『トリックオアトリート』だ。  お菓子がいい? それともいたずら? 悪戯はしてもいいが……、人を傷つける行為は止めた方がいいだろう。  ヘーロウ村の収穫祭は一晩中行われる。楽しく過ごすのが一番だ。
参加人数
2 / 8 名
公開 2020-10-22
完成 2020-11-08

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