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oz GM 

 皆さま初めまして、ozと申します。
 キャラクター同士の掛け合いが見たい方向きです。PCの成長や心情の変化を丁寧に書き上げでいきます。
 一度限りの学園生活でしかできないことをコメディタッチに時にはシリアスに物語を紡いでいきます。わちゃわちゃとキャラが絡んでいるのが好きです。

 基本的に世界観と皆さまのプランを重視していきます。
 極力プランを取り入れていきたいので、どんどん書き込んで下さい。
 キャラクター把握のため、プランや自由設はどしどしお書き下さい。やはりプランにセリフが多く入っていると、とても助かります。
 エピソードを完成させる都合上、プランでは埋まらない部分ではアドリブが多くなることをご了承下さい。
 ただキャラ崩壊させてしまうようなことはしません。どうしてもお嫌な方は「アドリブ不可」とお知らせください。

 皆さまが「ゆうしゃのがっこ~!」で存分に力を発揮し、活躍できるように学園生活をサポートさせて頂きます。

担当NPC


《先輩》キキ・モンロ
  Lv53 / Rank 1
生まれてこの方奴隷として暮らしてきた少女。 ある日主人から捨てられ、屋敷を放り出されたのだが、 美味しい食べ物の匂いを辿ってきた結果、学園にたどり着く。 見た目にそぐわぬ大食漢であるが、全く体型が変わらず、 ペースも落ちないため、「空皿積みのキキ」と、 学園の食堂関係者には畏れられている。 基本的に楽天的な思考というか、 ご飯が食べられればそれで良い、という思考のため、 食事の提供が約束されていればお仕事も頑張る。 最近は学園長の行った餌付けにより、 暴食ぶりに磨きがかかった模様。

メッセージ


 GMが書くエピソードの傾向としては、アドリブ不可でない限りアドリブが多く、キャラ同士の掛け合いが増加傾向です。
 GMはコメディを愛しています。頭のおかしいギャグからドタバタ劇も好んでいますが、ほのぼのとした話や飯テロ系の話も書きます。その反動でシリアスな話や萌よりも燃え系の激しいバトルものを書くときもあります。恋愛描写に関しましては、男女カプ、BL、GLなどいずれも書きます。もちろん相棒だったり、友情を重視したい方も大丈夫です。
 プランを書く際にはなるべく文字数いっぱいに書いて下さると、話を膨らませやすくなります。文字数の関係やエピソードの趣旨から大きく逸脱するものに関しては心苦しいですが、プラン全てを採用できるわけではないのでご了承下さい。
 参考にして欲しい「アルバム」がありましたら、プランに何時限目かを書いていただければ読ませていただきます。
(例:1・4・5話)
 MVPに関しては他の方とは違った行動をとっていたり、具体的なプランを台詞で書いている方が取りやすい傾向にあります。それからGMがプランを読んだ際に面白いなと思った方もです。
 全力投球で馬鹿なことに真面目にやろうと思っております。

作品一覧


入学願書が手に入りました! (EX)
oz GM
 勇者の育成を理念とする魔法学園「フトゥールム・スクエア」は年齢や種族問わず、その門戸を開けている。どんなものであれ学びたいという意欲さえあれば学生として歓迎される。  その為、学園と交流のある町や村にビラのように入学願書が配られているので、簡単に手に入れられる。  学園にちょっとでも興味を持てば、どこからともなく入学願書は現れる――そう、受け取らない限りずっとだ。一度受け取ってしまえば、紙の束に埋もれることはないし、そういう仕様なだけで学園への入学を強制するものではないので安心して欲しい。  学園に入学したい者は、当然入学願書に名前その他諸々記入する必要がある。だが、世知辛いこの世の中、文字が書けない者も一定数いるわけで、そういう場合は血判のみというワイルドな方法でも大丈夫だ。  たまに記入するのが面倒臭がって血判で済ませる者が毎年出るのだが、よい子は真似しないように。  入学願書を記入し終わったら現れた時と同じように魔法であっという間に学園に届く、ということはなく――極めて現実的な手段で提出しなければならない。  学園に郵送してもらうか学園関係者に直接手渡したり、あるいは学園へ直接持ち込みも可だ。  なぜ受け取るときのように記入し終わったら魔法で届かないのかというと職員の手抜きゴホンッ――これも学園に入学する為の試練なのだ、おそらく。  願書受理の珍しい例だと、食事に困った末に学園に忍び込み、7日間誰にも見つからず潜伏しきった末に、何故か学園長に勝手に願書をねつ造され生徒になっていた、という前例もある。  よくある例だと、ターゲットを殺しに学園に侵入した暗殺者やスパイが呆気なく捕まり、強制的に学生になっていたなど学園あるあるだ。  学園に入学すれば寮を割り当てられ、卒業するまで学生としてそこで暮らしていくことになる。  さて、君はどんな経緯で入学することになったのだろう。  魔法を極めたい、あるいは手に職をつける為にと真面目な理由もあれば、女性との出会いを求めて入学を決めた不純な動機の者も中にはいる。  他にも一旗揚げる為にと家出した末に……であったり、迷子になっていたら、いつの間にか学生になっていたなどの経緯もあるだろう。  衣食住につられて学園に来ましたというある意味切実な理由で、入学する者も結構いる。例え目標がなくてもこれから見つければいい。そういう学生も学園でたくさんのことを学んで欲しい。  そうやって自分の意志で学園に来た者もいれば、一族の仕来たりで入学が決まったり、勇者に憧れていた親が勝手に入学願書を出していたなど入学する理由は様々だ。  何か目的を持って入学をした者がいれば、なんとなく入学してしまったり、仕方なく入学することになった者もいるかもしれない。  どんな理由にせよ、ここに入学した以上は一度っきりの学園生活を謳歌して欲しい。
参加人数
8 / 8 名
公開 2019-01-26
完成 2019-02-10
新品の制服はいかがでしょうか? (EX)
oz GM
 魔法学園【フトゥールム・スクエア】には春夏秋冬を問わず新入生がひっきりなしに入学してくる。  この学園では衣食住は保証されるが、その他は自腹になる。  つまり教科書や文房具、授業で必要とされる道具などetc.は自腹で購入するか、先輩に伝がある者は譲ってもらったり、学園の備品でどうにかしたりすることが殆どだ。  もちろん様々な理由から無一文の者も少なくない。  そういう場合は奨学金制度を利用し、課題やアルバイトをこなしながら在学中に払っていくか、卒業してから返していくかのどちらかとなる。世の中は世知辛いのだ。  今回は制服の話である。  学園の生徒として最初に手に入れる制服は、学園からの入学祝いであり贈り物でもある。  フトゥールム・スクエアの制服は男女とも青を基調としたブレザーに、魔法使いのようなマントと三角帽子。  それこそが魔法学園フトゥールム・スクエアの生徒である証しでもある。  制服を仕立てる際には、指定されたお店で制服の採寸を行うことになる。  学園としてもまとめて採寸を済ませてしまいたいのだが、癖の強い学生を一カ所に大勢まとめて行えば、騒動が起きることは分かっている。  過去に一斉に行ったところ、待ち時間が長くて騒ぎ出す者、女子の着替えを覗きに行く者、そもそも採寸自体をさぼる者などが出た。  さらに入学時期がバラバラであることもあり、指定日に一定数の生徒がお店で採寸することになったのである。  メメたんこと【メメ・メメル】校長だけがこの騒動を楽しんで見守っていたので不満げだったが、他の職員は賛成派が多数だったことをここに記しておく。  この学園ではスルー能力が高くないとやっていけないのだ。  しかし、スルーしていく内に学園に染まってしまい、個性豊かな変人の仲間入りしてしまうかどうかはあなたの次第である。  指令日にあなたは制服専門店『アボット』に訪れた。  学園都市内にある居住区域『レゼント』内にある制服専門店はこじんまりとしているが、ショーウィンドウに学園の制服が飾られているのですぐ見つけられる。  あなたはどんな制服にしようかとは楽しみにしているだろうか、それとも服は着れれば何でもいいと思いながら面倒くさそうに訪れるだろうか。  長年学園から注文を受けてきたこの店では制服を改造したり、アレンジしたいというリクエストも受け付けており、イメージ通り仕立ててくれると中々評判がいい。  さらに制服専門と謳うだけあって、制服を熟知しており、種族によって着心地が良いように素材を変えたり、戦闘をこなしやすいようにデザインをアレンジするなどと気を配ってくれる。  王族・貴族専攻になるとオーダーメイドした制服を購入する者も少なくない。生地から選び、裏地やボタンなど様々に組み合せて自分だけの制服を作り上げるのだ。  そこまではいかなくともちょっとしたお洒落をしたい人の為に数種類のリボンやネクタイ、少し肌寒い時に羽織る色とりどりのカーディガンなども用意されている。  学園でも校章部分を改造さえしなければ、制服のアレンジに関しては寛容だ。むしろ自分らしさをだしていると推奨されているぐらいだ。  だからこそ、通常の制服をアレンジして着る者は後を絶たない。  あなたはどんな制服を求めるのだろうか。  制服を改造するのも、そのままの制服を着るのもあなたの自由だ。それとも制服なんて着ずに私服を貫く、なんてのもいいだだろう。  まずは勇者の卵として形から入ってみるのも一つの手かもしれない。さて、学園生活を謳歌すると思ってお店に足を踏み入れてみよう!
参加人数
7 / 8 名
公開 2019-04-20
完成 2019-06-01
【心愛】バレンタイン戦争 (ショート)
oz GM
「またこの時期がやってきたか……」  風紀委員会の腕章を付けた男子生徒が重々しく溜息を吐いた。  バレンタインは男女に限らず、家族や友人、恋人にチョコレートを贈り、愛と感謝を伝える日。……だけで済むわけがなく、愛と憎悪は紙一重。バレンタインとは愛と戦争の日なのだ。  恋の鞘当てはもちろん。そうバレンタインに欠かせないチョコレート――いや、チョコモンスターとの戦いが各地で勃発する。チョコレートを粗末する者には天誅を! 食べ損ねられた恨みに加え、非リア充の負の感情を吸収したチョコモンスターが人間に反旗を翻す。  もう一度言う。バレンタインとはそういう日なのだ。  暴徒化したチョコモンスターが人間を見かけ次第体当たりを食らわせ、嫌がらせの如くチョコを浴びせる。チョコまみれになった人型のオブジェがところどころにある中、恋人同士がイチャイチャする地獄の光景がさぞかし見られるだろう。  毎年この時期になると風紀委員会は学園の治安維持のために忙しくなる。チョコレートの管理指導から注意喚起、はたまたはチョコモンスターの退治だけでなくリア充爆発しろ! とチョコモンスターに混じってひゃっはー! しだす輩まで制圧しなければならない。  毎年注意喚起を呼びかけていてもやはり被害はなくならない。 「よって各個人でのチョコレートの扱いは慎重に扱うように。バレンタインデーのチョコ製作する場合は、事前に風紀委員会に通達して欲しい」  ドラゴニアの風紀委員長【エンマ・ルルー】から直々に伝えられたのはそんな話だった。苦虫を噛み潰したような表情でいるのは風紀委員長だけでなく、他の風紀委員のメンバーもだった。  フトゥールム・スクエアでバレンタインを過ごしたことのない生徒が、そんな大げさな、と笑う。その生徒を真顔のまま一瞥すると、 「これまで学園内で起こった例を挙げよう。これらはあくまで一例に過ぎない」  風紀委員長はしかめっ面のまま話し始めた。  とある男子生徒はポケットに溶けたチョコレートを入れっぱなしにし、食べ損ねられたチョコレートは恨みの果てにチョコモンスター化したそうだ。当の男子生徒は全身チョコレートをかけられた状態で発見された。  他にも汚部屋となった寮室から生み出されたチョコモンスターの怒りは凄まじかった。それもそうだ、食べかけのチョコを一ヶ月以上放置された恨みは大きかったのだろう。  汚部屋がチョコレートがけの汚部屋となるまでそう時間はかからなかった。元々足の踏みいれ場のないほど立派な汚部屋だったが、しつこく念入りに部屋にあった物すべてをチョコで固め、チョコ部屋へと変わってしまったらしい。  さらに止めを刺したのが、とある飯マズで有名な女子生徒だ。彼女は風紀委員会のブラックリスト入りの生徒だ。  アレンジャー、カゲンシラーズ、アジミネーゼの三つを備えていたのもまずかった。  その女生徒はバレンタインチョコを作ろうと思い立ちこっそり調理した結果、冒涜的なチョコレートを大量に作ってしまったことからチョコモンスターが大量発生した。  よりにもよってカカオから作ろうとしたのだ。その結果。生み出されたのは鍋からチョコモンスターが発生する永久機関だった。倒しても倒しても生み出され続けるチョコモンスター。悪夢のような光景。チョコレートのオブジェとなった仲間達。発生源となったカカオの入った鍋からは異臭が漂う。次々と仲間が倒れていく中、やっとのことで鍋ごと破壊したことにより無限発生は納まった。残されたのはチョコモンスターの残党に、チョコまみれとなった部屋の数々。 「そうこれらの惨状が現在進行形で学生寮内で起こっている。先程、通報があったからだ」  淡々と告げる風紀委員長の言葉に束の間の沈黙の後、学生達は動揺し始めた。  それもそうだ。自分たちが生活する寮内で事が起こっているのだ。誰しもチョコまみれとなった部屋で生活するのは嫌だろう。さらに事が収まったとしても掃除は免れない。  今年もまた悪夢が繰り返されようとしている。 「そうだな。これからの季節、学園内にはチョコモンスターが跋扈するだろうからな……一応チョコモンスターについて説明をしておこう。チョコモンスターはカカオポッドが負の感情や瘴気を吸収し暴走した姿だ」  ちなみにカカオポッドは『食べ物系の謎の生物』分類扱いされている。 「バレンタインの時期になると、カカオポッドも繁殖期のせいか負の感情を吸収しやすい。後は食べ残したチョコや捨てられたチョコがここぞと恨みを晴らすためにチョコモンスター化するのだ」  カカオポッドと見た目こそ変わらないもののチョコモンスターの纏う禍々しい雰囲気ですぐに見分けがつくそうだ。 「人に恨みを抱いているので人を見かけ次第、無差別に体当たりしてくるのですぐにチョコモンスターだと分かる。奴らは徒党を組んで襲ってくる。弱いからといって侮るといつの間にか囲まれて全方位からチョコを浴びる羽目になるぞ……それから、チョコモンスターは追いつめられると合体し巨大化するので、注意するように」  さらりと不穏な言葉が聞こえたが、風紀委員長が真顔なので突っ込みしづらい。 「チョコモンスターはさほど脅威ではないのだ。そこらの住民でも倒せるほどに弱い……だが、問題は後始末なのだ! 蔓延する甘いチョコレートの匂いが数日たっても消えず、制服についたチョコレートのシミに悩み、チョコレート塗れになった廊下や教室を掃除する清掃委員に死んだ目で見られるのが辛い……」  哀愁漂う風紀委員長の言葉に周囲の風紀委員も同意するよううんうんと頷く。  仏頂面で分かりづらいが、性格と同じように真っすぐな角と同じ黒い翼がどことなく黄昏ているようにも見える。心なしか首から顔にかけてある鱗の艶が褪せているのは気のせいか。  風紀委員長の憂鬱な態度に嫌な予感を感じつつも集められた生徒たちは黙って話を聞いていた。  余談だが、風紀委員にはチョコレートが苦手どころかチョコレートの匂いを嗅ぐのすら嫌なものが多い傾向にある。 「天井についたチョコレートを取るのは苦労するぞ! 後始末に駆り出され疲れ果てた清掃委員会に虚無の表情を見たくなければ、早急に! 早急にだ! 即座に倒さねばならん」  実感のこもった風紀委員長の叫び。 「絶対にチョコオブジェになるな! 風呂に入るまでさんざん周囲に迷惑をかけ、風呂に入った後もチョコレートが中々落ちずベタベタ感を味わいたくなければな!」  さすが経験者の言葉は重い。かつ悲痛だ。それご自身が味わった経験ですか? と問いかけたくなる衝動を抑え、学生たちは表情を引き締めた。  これ以上寮内をチョコレートまみれにされない為にも! 「風紀委員一同および有志を集めてチョコモンスターを外へ誘導するので、君たちは寮内の平穏を取り戻すためにもチョコモンスターを退治して欲しい」  その言葉に学生たちは頷くのだった。
参加人数
3 / 8 名
公開 2020-02-18
完成 2020-03-08

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