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〜☆Wi☆〜 GM 

初めまして、〜☆Wi☆〜と申します! 『ワイ』って読みます!!
wisewideのwiと同類だと思って頂ければ幸いです。
まだ16歳ピチピチの男子高校生やってます!
まだまだ未熟な者なので、皆様を楽しませられるような文章を書けるように精一杯頑張りますのでよろしくお願いします!

担当NPC


メッセージ


シナリオ、カープクライムと仲良くなろう!
の、言葉遊びの回答です。

センジンス・ゲー先生→先人スゲェ!

カープクライム→鯉のぼり

兄弟の息子星ソース→オイスターソース

鵜星ソース→ウスターソース

です!

分かりましたか??

作品一覧


魔法学園成長記 (ショート)
〜☆Wi☆〜 GM
 暖かな風に背を押され、桜の吹雪く大きな校門を潜る生徒達。  ここ魔法学園『フトゥールム・スクエア』に、今年も春がやって来た。  明るく、爽やかな教室には沢山の生徒達が楽しそうに会話している。  他にも荷物を広げている生徒やまじめに授業の予習をしている生徒もいる。   始業のチャイムが鳴り響くと同時に教室の前の扉が勢いよく開き、生徒の視線を一気に集める。  腰ほどにまである黒い髪、キリっとした顔立ち。  体も出るところは出て、引っ込むところは引っ込んでいると文句のないような体つきをしている。 「皆、入学おめでとう。私の名は【ユリカ・クレスティア】だ。ユリカ先生とでも呼んでくれ」  とたくましい女声が響く  ユリカ先生は長い足で堂々と教卓に歩み寄る。 「さて、一旦席についていただこうか」  先生の声でクラス中の生徒たちが一斉に自分の席に戻る。  皆が席に着くのを確認し、ユリカ先生は腕を組んだ。 「よし、では進めさせてもらおう。普通初日には自己紹介をするものであるが、それは少し置いておこう。そして、突然の発表で申し訳ないのだがお前たちの今現在の実力を図るためのテストが行われる」  突然の発表にクラス中がどよめく。 「一応最後まで聞いてくれるか?」  ユリカ先生の声掛けに再度クラスは静かになる。 「よし、ありがとう。では、詳しく説明させてもらおう。今のお前達の実力は未知数だから、相応の授業ができないかもしれない。そうすると、大切な授業を無駄にしてしまう可能性もある。だから、少し難しいかもしれないが、クラスの皆で協力して頑張ってほしい。実力テストなので我々教師は原則として多くの助言はできない」  この言葉を聞いて、クラスが固まる。 「が、ある程度の知識は無いといけないからな。少しだけお前達にヒントをやろう」  という言葉に生徒の顔が明るくなる。 「さて、皆の知識の中に『ゴブリン』が悪い生き物だということは分かるよな?」  クラス全員の生徒の首が縦に動く。 「さすがだ。ではゴブリンの生態を詳しく知っている者はいるか?」  今度の質問には誰の首も動かなかった。 「よし、ここから始めよう。テストの内容に深く関わるから書き留めておいたほうがいいかもな」  先生の言葉に反応した生徒達が一斉に鞄を漁る。 「さて、まずゴブリンは人間の赤子ほどの大きさしかない小さな緑色の豚のような生命体だ。個体の半分くらいの大きさの木の棍棒で攻撃してくる。また、それぞれのゴブリンは角笛を所有しており、自分の身が危険に陥ると周囲に敵がいることを知らせる習性がある。なるべく静かに倒していくのがいいかと思う」  先生は黒板に絵を描き始める。 「確かに一体だけでは雑魚な相手かもしれない。しかし集団になられると……この通り、少し厄介な敵になってくる。まぁ、大体一つの巣に二十から三十匹位いると考えて間違いはないだろう」  自身の絵を指しながらの授業は非常に分かりやすかった。 「さて、次にゴブリン親分の生態だ。親分は建物の一階部分ほどの大きさで見た目はゴブリンと変わらない。武器はゴブリンの物をそのまま大きくしたような感じで特に変わりはない。攻撃の特徴としては、一人を集中的に攻撃するということだ。試験においてお前たちに学園から渡されるものは松明のみ。武器や防具も個人の物のみ。つまり、案山子などによる誘導作戦はできないということだ。そうすると防御力の高い者が重要になってくるだろう。さらに親分の周りには取り巻きのゴブリンがいることも多いので、少数をそちらに向けても良いかもな。さらに全てのゴブリンに言えることとして、暗視能力が我々よりも優れている。巣内には松明が点々と設置してあるが、それだけでは視界確保は難しい。支給された松明の扱いにはくれぐれも注意するのだぞ」  教室中に芯鉛筆の音が響く。 「最後に巣だ。ゴブリンの巣型には様々な種類があるが、今回関係のあるものだけを説明しよう」  先生はまた絵を描き始める。 「これだ。まずすべての巣に言えることとして入り口が小さな盛り上がりになっている。その下に何本もの通路が枝分かれしているのが『迷宮型』。中の通路は約二メートル程と大きめだ。巣全体を見れば地上からの深さは七百メートル程とかなり深い。ボス部屋は半径十メートル程の半球形だ」  皆の書き手が止まるのを見て 「では、試験内容を発表する。『迷宮型ゴブリンの巣の攻略。クリア条件全巣内ゴブリン、ゴブリン親分の討伐』だ。親分の習性として絶対に巣の最下層にいるから自然にすべてのゴブリンを倒しながら進めば遭遇できるであろう。ちなみに、洞窟の奥にはゴブリンの宝物庫がある。そこに入れば試験は終了だ。もし、雑魚を倒しきる前に親分の元へ行くと、巣中のゴブリンたちが集まってきてしまい、攻略が難航するかもしれないので注意するように」  先生は黒板に書いてあった絵や字を消して、 「よし、質問がないのであれば本日より六日後、試験開始とする。それまで私はあまり皆と関わることができない。すまないな。皆がそれぞれの未来を描くためにも協力して頑張ってほしい。万が一のことがあれば職員室にいる」  先生は日誌などを脇に抱え 「ではまた六日後に」  と教室を去っていった。  皆はゆっくりと立ち上がり一人づつ自己紹介を始めた。
参加人数
3 / 8 名
公開 2019-03-31
完成 2019-04-19
納得のいく料理 (ショート)
〜☆Wi☆〜 GM
 平和でのどかな風の吹くここは魔法学園フトゥールム・スクエア。  沢山の生徒がここで仲間と共に競い、互いを高めあっている。  しかしここに一人、まだ学校に馴染めていない生徒がいた。  彼女の名前は【リル・サムア】。  十一歳という年齢で入学したものの、同じくらいの年の生徒が見つからず、年上の生徒に話しかける勇気も無く、日々一人で淡々と生活していた。  そんなある日、突如彼女の前に一匹の小さな妖精が現れる。 「ヤッホー! 私の名前は【カシス】! あなたの願いを叶えるために来たの!」  カシスは半透明な水色の羽でリルの顔の周りを飛び回る。 「お願い……? そうだなぁ……。あ、私、新しい靴が欲しい!」  リルは目をキラキラさせながら言った。  カシスは顎を撫でながら。 「よぉし、じゃーあー、リルに一つ頼み事をするね! それをクリア出来たら新しい靴を私がプレゼントするよ!」 「頼み事?」 「そう、今私ね、とぉってもお腹が空いているんだ! だから、お友達と協力して一緒に料理を作ってちょうだいよ!」  カシスの言葉にリルの表情が曇る。 「私……料理できないし……友達……一緒に料理作ってくれる人いるかなぁ……」  俯く彼女をカシスは励ました。 「大丈夫! 早速教室の皆に声をかけてみよう! あ、そうそう、私普通の妖精よりちょっぴり大食いな妖精だから量とかは気にしなくて大丈夫だよー!」 「で、でも、何をすればいいかとかわかんないし……」  リルはまだ不安そうだ。 「大丈夫、大丈夫! せっかく皆で作るんだもん! コースか一品か、何を作るか、役割分担等々、決めてもらおうよ! 皆得意不得意あるだろうしね!」 「私……出来た料理を運びたい!」 「うん! 大丈夫、きっとみんな優しいから! さて、早速行こうか!」  二人は教室の前へと移動した。 「さぁ、勇気を出して!」  カシスがリルの背中を軽く押すと、教室の扉が自動で勢いよく開く。  突如入ってきたリルにクラスの視線が向けられる。 「あ、あの! ど、何方か私と一緒にお料理をしてくれる方はいませんか?」
参加人数
4 / 8 名
公開 2019-05-25
完成 2019-06-13
カープクライムと仲良くなろう!! (ショート)
〜☆Wi☆〜 GM
『春半ばの空の下、体に穴開きし魚、空を埋め尽くさんとばかりに現る。  其の魚小さな村、襲いけり。建物、食い物、村民全て腹に入れ飛び去ろうとす。  突如少年現る。  鱗のような装備『ヨロイカブト』を身にまとい、桜の彫刻淡き桃色美しき剣『カタナ』を腰にさす。  少年、其の剣を抜き魚倒しけり。村救う。  この日境にこの村では五月五日は少年の日『子供の日』となった。  その日の宴に世にも珍しき料理、振舞われる。  米に味を付け竹の皮で巻いて蒸す。  名を『チマキ』と言ふ。  甘味には餅を葉で包んだ『カシワモチ』が振舞われた。  これより子供の日には『ヨロイカブト』『カタナ』を飾り『チマキ』『カシワモチ』を縁起物として食すようになった』  分厚い第一世界古文書をパタンと閉じて教壇の上に立っているのはフトゥールム・スクエア考古学担当【センジンス・ゲー】先生だ。  銀髪、碧眼、どこか謎めいた性格の『ゲー先生』の愛称で親しまれる彼女の授業はとても興味深いものだが非常に眠くなると定評がある。  そもそも彼女自身が授業中に寝ていることがあるので色々な意味で人気がある。 「さーて、そろそろ子供の日だねぇ。ちなみに古文書の日以来空飛ぶ魚の目撃情報は出ていないのよねぇ。見てみたいわー。おや、今日の授業はここまで。ばいばーい」  とゲー先生は教室を後にした。  次の日。  考古学の授業中クラスで寝ていると。 「ゲーたん! 空飛ぶ魚、現れたみたい!」  と、声を弾ませながら【メメ・メメル】学園長が入ってくる。 「な、なんですってぇ!? 歴史的快挙よ! 今すぐにでも行かなくちゃー!」  ゲー先生は飛び起き、瞬く間に外に走り出した。  メメ先生はついていくべきか、生徒を見ているかの間で揺れていた。  それを察した生徒の一人が立ち上がるのを見て生徒全員がメメ先生の元へと集まる。 「皆、行くよ!」  メメ先生は時折後ろを振り向きながら走って校庭に向かった。  校庭には何匹もの魚が降りて来ている。 「うおぉぉぉぉぉ!」  ゲー先生の声が聞こえてくる。  皆で向かうと彼女は魚の腹に入れられてしまっていた。 「ゲーたん? 今行くぞ!」 「ちょっと待ってねぇ、学園長。こいつらの名前は『カープクライム』ってんだぁー。普段は温厚な魔物なんだがなぁー……。よーし、こいつらに『チマキ』を作ってあげてみようか。もしかしたら仲良くなれるかもしれないねぇ! 学園長と半分くらいの生徒は厨房で古文書から作り方を探してちょーだい。残りの人間は足りない材料を取りに行ってねぇ。いいかい? まずは『タケノコ』! 次に『シイタケ』! そして『兄弟の息子星ソース』! 以上だよぉー! 兄弟の息子星ソースは樹液として木から採集できるからねぇー」  ゲー先生は一息ついて。 「いい? 『タケノコ』は地面の中のものを使うよぉ。つまり、よーく探さないと見つからないからね。次に『シイタケ』は毒キノコに十分注意してね。最後に『兄弟の息子星ソース』によく似た『鵜星ソース』というものもあるから、よく見分けるんだよぉ。違いは兄弟の息子星ソースの木には貝の柄、鵜星ソースには鳥の柄が入っているからねぇ! そうだ、君達にこれを渡しておくねぇー! 私特製の『木にぶっ刺して蛇口をひねると樹液が取れる魔法道具』だよぉー! じゃあ行ってらっしゃーい! 近くの森でいいと思うから、魔物もいないはずだから安心してねぇー!」  と言って生徒を送り出した。
参加人数
3 / 8 名
公開 2019-05-02
完成 2019-05-22
侵入! サンタ大作戦! (ショート)
〜☆Wi☆〜 GM
『サンタ募集』  そう書かれたポスターが教室の隅に張り出されていた。  地味で見にくいポスターだったが、タイトルに興味をひかれた君は、小さく書かれた。 『興味があるものは担当、【センジンス・ゲー】の元へ』  の文字の通りゲー先生の元へ行ってみることにした。 「おぉ、来てくれたのか。助かるねぇ」  椅子を三つ並べ寝転ぶ白衣の幼女。  彼女がフトゥールムスクエア考古学担当のセンジンス・ゲー先生だ。 「実はな、フトゥールムスクエアの敷地内の町の子供達にプレゼントを配る仕事をサンタクロースから直々に頼まれたんだよねぇ……。今年は人手不足なんだとさ。よっこいしょ」  ゲー先生は体を起こして椅子に座った。 「ってことだから、君達には十二月二十四日の夜中、子供のいる家に……侵入してほしい。もちろん、悪さをするためじゃないからね?」  ゲー先生はゆっくりと立ち上がる。 「なんだその眼は……。まさか、私は鈍感そうだから邪魔になりそうとか考えてるんじゃないだろうねぇ?」 「安心したまえ可愛い生徒諸君! ゲーたんは調査のためにたくさんの遺跡に入ってきてるけど、罠にかかったことはないという凄い人なんだぞ☆」  と、突如【メメ・メメル】校長が現れた。 「まぁそういうことだから、町の大半は私がやろうとおもってるんだけど、一人だとどう頑張っても夜が明けちゃうんだよねぇってことで、簡単に四件分のプレゼントを配ってきてくれ。各家庭子供は一人。内装は……未知だな。薄暗くて見にくいと思うが、ばれないようにとにかく……頑張ってくれ」  腕を組み仁王立ちで悩むゲー先生に侵入時のヒントを尋ねた。 「ん? ヒントねぇ……どの家庭においても必要な技は四個。まず、音を立てずに移動する力。次に、小さなものをよける力。子供の部屋は色々なおもちゃが転がっていて踏んだら痛いし、音もたっちゃうからねぇ。次に、近づいてもばれないように気配を消す力。最後に、煙突を登る登攀の力。以上かなぁ。煙突から入るときは割と簡単に入れるからな……。そうだ、汚れてもいい服で来てねぇー」  と、言い終え少ししてゲー先生はハッと声を出した。 「そうだ、一番大事なことを伝え忘れてたよぉー。もし、潜入中にMMやPP……俗に言うママやパパが起きてきてしまった場合、急いで逃げるんだよ? プレゼントを置き終えていなくても。あと、窓辺とかにサンタさんへと書かれた何かを用意されていた場合、必ずもらうなりその場で食べる等をして、多少の痕跡を残すこと! これが一番大事よ! ちなみに、プレゼントを渡せなかったお家に関しては逃げ切った後に私に連絡して頂戴ねー。両親が寝静まった頃に私が届けておくわ」  ゲー先生は最後に紙を手渡してきた。 「これは町の地図だよー。これの赤い印が付いている所が君達にプレゼントを任せる所ねー。えー、まず、右下の赤い印は十歳の女の子のお家。ここが一番片付けられていて簡単かもねぇ。次に左下。七歳の男の子のお家。ここはお母さんが綺麗好きな家庭だから、そこそこ簡単だと予想できるわねぇ。次に右上。十二歳の男の子のお家。反抗期真っただ中だから、一番難しいかもしれないねぇ。最後に左上。同じく十二歳の女の子の部屋。彼女の部屋はそこそこ難しいかもねぇ。スポーティーな子だから、気配とかに敏感だかあねぇ」  そして、ゲー先生は再度寝転がった。 「じゃ、当日よろしくー」  ゲー先生は昼寝に入った。
参加人数
3 / 8 名
公開 2019-12-05
完成 2019-12-25

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