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雷の霊玉を求めて


ストーリー Story

 トロメイアにある大陸随一の高山、アルマレス山に連なる山岳地帯。
 天然の要害となっており、それゆえ住む者は少ない。
 そんな場所に飛んで向かっているのは雷の精霊王【イグルラーチ】。
 背に異世界人である【メフィトス】を乗せ彼が向かっているのは、鍛冶の巨人サイクロプス達の元だった。

「イグルラーチ様」
「久しぶりだな」
 出迎えてくれたサイクロプス達にイグルラーチは挨拶しながら、まずは謝る。
「すまねぇな。魔王軍に子供が浚われてたんだろ? 気付けず悪かった」
「いえ、貴方が謝られることではありません。貴方の羽を頂くことで我らの里は今も守られている。相手が悪かったのです」
「……そうだな。まさかキマイラの奴が生きてるとは思わなかったからな……でも、気付けなかったのはオレっちの不足だ。そこは謝らせてくれ」
「頭をお上げください。我々は、感謝しているのです。我らの先祖と貴方が交わしてくれた約束のお蔭で、我々はここで静かに暮らせる。貴方の力が無ければ、無理だったことです」
 サイクロプスの里は、四方を守るように結界が敷かれているが、その要となっているのがイグルラーチの羽だ。
「そいつは、当然の権利ってヤツだ。なにしろ、雷の霊玉を隠して保管して貰ってるんだからな」
 イグルラーチの言葉通り、サイクロプス達は雷の霊玉を誰にも気づかれないように保管してくれている。
 山を利用して作り出した迷宮内の奥に雷の霊玉を封じ、それがあばかれないよう代々守ってくれているのだ。
 そうなっている理由は、かつて雷の霊玉を所有していた魔法国家ミストルテインの騒動が原因である。
 雷の魔法属性は、元々生命の発生に大きく関わる物なのだが、それを利用して新たな生命創造を行おうとして大失敗しそうになったのだ。
 ミストルテインで造られたゴーレムに、イグルラーチが雷の魔法を注ぎこむことで新たな生命、カルマを生み出したように、魔王に対抗できる生命を作り出そうとした。
 元々ミストルテインでは、創造神の御業を自分達で復活させようという機運が強かったのも、そうなった一因であるだろう。
 そしてイグルラーチにさえ秘密にし、考え方の違いで内部闘争まで起こした挙句、新たな魔王が生まれる寸前にまで陥りそうになった。
 幸い、魔王は封印されているとはいえ現存しているため、新たな魔王が発生し辛い環境であったことと、研究所が爆発したりして気付いたイグルラーチが駆けつけ、生まれる前に破壊し霧散させたことで危機は脱した。
 とはいえ、この事が知られれば世界中からミストルテインは叩かれる可能性が高く、他国でも同じようなことをしでかす可能性があったため、雷の霊玉は紛失したということにして、サイクロプス達に封印を頼んだのだ。
「この地が無ければ、我らも安穏とは暮らしていけなかったでしょう」
「ああ、そうだな。だが――」
 イグルラーチは、迷うような間を空けて言った。
「この地から離れてくれねぇか。それと、雷の霊玉を渡して欲しい」
 ざわつくサイクロプスに、イグルラーチは説明した。
「恐らく近い内に、魔王は封印から解放される。そうなればここも危ういし、戦うために雷の霊玉は確保しておきたい」
「それは、どういう……」
 怯えたように尋ねるサイクロプスに、イグルラーチは応えた。
「魔王軍やキマイラの動きから推測すると、魔王の封印自体が緩みかけてる。アークライト達が命がけで封印の強化をしようとしてるみてぇだが、それでも復活自体はされちまうとオレっちは見てる」
「それでは、我らは……」
 サイクロプス達は恐怖を飲み込む。
 彼らのように魔王に従わない魔族は、恐怖を搾り取る餌としての未来しか残されていない。
 戦おうにも、人間のように精霊王の加護が無い以上、魔王が復活しただけで命を喰われていくため、戦うどころではない。
「どうすれば……」
 イグルラーチにサイクロプスが縋る様に尋ねると、それに応えたのはメフィストだった。
「大丈夫でーす。避難先は用意してまーす」
「それは、どういう……」
「魔王の影響が出ない異世界に避難して貰いまーす。一先ず私の世界とー、他にも幾つかの世界に確保してるのでー、他の魔族の人達も一緒に避難することが出来まーす。学園生さんとも話して準備してくれてますからー、大丈夫ですよー」
「本当、ですか」
「ああ、オレっちが保証する」
 イグルラーチが太鼓判を押してくれ、サイクロプス達の間に希望が広がる。
 そんな彼らに、イグルラーチは言った。
「だからみんなには、早速避難して貰いつつ、ここにある雷の霊玉を渡して欲しい。出来るか?」
「可能です。ですが、迷宮の奥にあるので、取りに行かねばなりません」
 サイクロプスが説明する。
「魔王信仰者達に奪われないよう迷宮を作り、その奥に雷の霊玉は封じてあります」
「すぐに取りに行けねぇのか?」
「残念ながら。内部の迷宮は自動で作り替わるように出来ており、雷の霊玉が迷宮内のどこにあるのか、すでに我らにもわかりません。それに雷の霊玉を守るための守護者も設置されています。我らが脅されて取りに行く事態を防ぐため、迷宮内は我らでも自由には出来ない仕組みになっています」
「それって、迷宮のどこにあるか分からない雷の霊玉を探し出して、それを守る守護者を倒さないといけねぇってことか」
「はい。容易いことでは――」
「どーにかなると思いますよー」
「どうにかなんのか!?」
 聞き返すイグルラーチに、メフィストは応えた。
「できますよー。学園生の子達から頼まれてー、魔力探知機作ってましたからー、それを使って霊玉を探せば良いですしー、守護者についてはー、学園生の子達に倒して貰いましょー。どうですかー?」
 メフィストの提案に――
「ああ。頼らせて貰おう」
 イグルラーチは賛同した。

 そして課題が出されました。
 内容は、迷宮内にある雷の霊玉を取りに行くこと。
 迷宮内は迷路になっており刻々と作り替わるとのことですが、魔力探知機があるので探し出すのは可能とのこと。
 雷の霊玉を守る守護者が居るとの事ですが、それを倒し霊玉を手に入れてくれ、という内容です。
 この課題にアナタ達は、どう動きますか?


エピソード情報 Infomation
タイプ ショート 相談期間 6日 出発日 2022-02-01

難易度 普通 報酬 通常 完成予定 2022-02-11

登場人物 7/8 Characters
《ゆう×ドラ》シルク・ブラスリップ
 エリアル Lv17 / 村人・従者 Rank 1
「命令(オーダー)は受けない主義なの。作りたいものを、やりたいように作りたい……それが夢」 「最高の武具には最高の使い手がいるの。あなたはどうかしら?」 #####  武具職人志願のフェアリーの少女。  専門は衣服・装飾だが割と何でも小器用にこなすセンスの持ち主。  歴史ある職人の下で修業を積んできたが、閉鎖的な一門を嫌い魔法学園へとやってきた。 ◆性格・趣向  一言で言うと『天才肌の変態おねーさん』  男女問わず誘惑してからかうのが趣味のお色気担当。  筋肉&おっぱい星人だが精神の気高さも大事で、好みの理想は意外と高い。 ◆容姿補足  フェアリータイプのエリアル。身長およそ90cm。
《グラヌーゼの羽翼》エリカ・エルオンタリエ
 エリアル Lv33 / 賢者・導師 Rank 1
エルフのエリアル。 向学心・好奇心はとても旺盛。 争い事は好まない平和主義者。(無抵抗主義者ではないのでやられたら反撃はします) 耳が尖っていたり、整ってスレンダーな見るからにエルフっぽい容姿をしているが、エルフ社会での生活の記憶はない。 それでも自然や動物を好み、大切にすることを重んじている。 また、便利さを認めつつも、圧倒的な破壊力を持つ火に対しては慎重な立場を取る事が多い。 真面目だが若干浮世離れしている所があり、自然現象や動植物を相手に話しかけていたり、奇妙な言動をとることも。 学園へ来る前の記憶がないので、知識は図書館での読書などで補っている。
《メメルの婚約者☆》仁和・貴人
 ヒューマン Lv33 / 魔王・覇王 Rank 1
「面倒にならないくらいにヨロシクたのむ」                                                                                                                                                 名前の読みは ニワ・タカト 身長:160㎝(本当は158cm位) 体重:45kg前後 好きなもの:自分の言う事を聞いてくれるもの、自分の所有物、メメたん 苦手もの:必要以上にうるさい奴 嫌いなもの:必要以上の労働、必要以上の説教 趣味:料理・・・だが後かたづけは嫌い    魔王っぽく振る舞っている    此方の世界の常識に疎い所がある キャラとしてはすぐぶれる 物理と科学の世界からやってきた異邦人だが、かの世界でも世界間を移動する技術はなくなぜここに来れたのかは不明。 この世界で生きていこうと覚悟を決めた。 普通を装っているが実際はゲスで腹黒で悪い意味でテキトー。 だが、大きな悪事には手を染める気はない。 保護されてる身分なので。 楽に生きていくために配下を持つため魔王・覇王科を専攻することにした。 物欲の塊でもある。なお、彼の思想的には配下も所有物である。 服装は魔王っぽいといえば黒。との事で主に黒いもので固めていて仮面は自分が童顔なのを気にして魔王ぽくないとの事でつけている。 なお、プライベート時は付けない時もある 色々と決め台詞があるらしい 「さぁ、おやすみなさいの時間だ」 「お前が・・・欲しい」 アドリブについて A  大・大・大歓迎でございます 背後的に誤字脱字多めなので気にしないでください 友人設定もどうぞお気軽に
《ココの大好きな人》アンリ・ミラーヴ
 ルネサンス Lv17 / 教祖・聖職 Rank 1
純種が馬のルネサンス。馬の耳と尻尾を持つ。 身長175cm。体重56kg。 16歳。 性格は温厚。 あまり表情を変えず寡黙。 喋る際は、言葉に短く間を置きながら発していく。 少しのんびりした性格と、言葉を選びながら喋るため。 思考や文章は比較的普通に言葉を紡ぐ。 表現が下手なだけで、年相応に感情は豊か。 好奇心も強く、珍しいものを見つけては、つぶらな瞳を輝かせながら眺めている。 群れで暮らす馬の遺伝により、少し寂しがり屋な面もある。 やや天然で、草原出身の世間知らずも合わさって時折、突拍子の無い発言をする。 好きな食べ物はニンジン。 食べていると美味しそうに目を細めて表情を和らげる。 趣味はランニング。運動自体を好む。 武術だけは、傷付ける行為を好まないため苦手。 入学の目的は、生者を癒し死者を慰める力を身に着ける事。
《イマジネイター》ナノハ・T・アルエクス
 エリアル Lv23 / 賢者・導師 Rank 1
フェアリータイプのエリアル。 その中でも非常に小柄、本人は可愛いから気に入っている。 明るく元気で優しい性格。天真爛漫で裏表がない。 精神年齢的には外見年齢に近い。 気取らず自然体で誰とでも仲良く接する。 一方で、正義感が強くて勇猛果敢なヒーロー気質。 考えるよりも動いて撃ってブン殴る方が得意。 どんな魔物が相手でもどんな困難があろうと凛として挑む。 戦闘スタイルは、高い機動性を生かして立ち回り、弓や魔法で敵を撃ち抜き、時には近接して攻め立てる。 あまり魔法使いらしくない。自分でもそう思っている。 正直、武神・無双コースに行くかで迷った程。 筋トレやパルクールなどのトレーニングを日課にしている。 実は幼い頃は運動音痴で必要に駆られて始めたことだったが、 いつの間にか半分趣味のような形になっていったらしい。 大食漢でガッツリ食べる。フードファイター並みに食べる。 小さな体のどこに消えていくのかは摩訶不思議。 地元ではブラックホールの異名(と食べ放題出禁)を貰うほど。 肉も野菜も好きだが、やっぱり炭水化物が好き。菓子も好き。 目一杯動いた分は目一杯食べて、目一杯食べた分は目一杯動く。 趣味は魔道具弄りで、ギミック満載の機械的な物が好き。 最近繋がった異世界の技術やデザインには興味津々で、 ヒーローチックなものや未来的でSFチックな物が気に入り、 アニメやロボットいうものにも心魅かれている。 (ついでにメカフェチという性癖も拗らせた模様)
《運命選択者》クロス・アガツマ
 リバイバル Lv26 / 賢者・導師 Rank 1
「やあ、何か調べ物かい?俺に分かることなら良いんだが」 大人びた雰囲気を帯びたリバイバルの男性。魔術師であり研究者。主に新しい魔術の開発や科学を併用した魔法である魔科学、伝承などにある秘術などを研究している。 また、伝説の生物や物質に関しても興味を示し、その探求心は健やかな人間とは比べ物にならないほど。 ただ、長年リバイバルとして生きてきたらしく自分をコントロールする術は持っている。その為、目的のために迂闊な行動をとったりはせず、常に平静を心掛けている。 不思議に色のついた髪は生前の実験などで変色したものらしい。 眼鏡も生前に研究へ没頭し低下した視力のために着けていた。リバイバルとなった今もはや必要ないが、自分のアイデンティティーのひとつとして今でも形となって残っている。 趣味は読書や研究。 本は魔術の文献から推理小説まで幅広く好んでいる。 弱点は女性。刺激が強すぎる格好やハプニングに耐性がない。 慌てふためき、霊体でなければ鼻血を噴いていたところだろう。 また、魔物や世界の脅威などにも特に強い関心を持っている。表面にはあまり出さねど、静かな憎悪を内に秘めているようだ。 口調は紳士的で、しかし時折妙な危険性も感じさせる。 敬語は自分より地位と年齢などが上であろう人物によく使う。 メメル学園長などには敬語で接している。
《1期生》アケルナー・エリダヌス
 ローレライ Lv20 / 勇者・英雄 Rank 1
目元を仮面で隠したローレライの旅人。 自分のことはあまり喋りたがらない。適当にはぐらかす。 ふとした仕草や立ち居振舞いをみる限りでは、貴族の礼儀作法を叩き込まれてるようにもみえる。 ショートヘアーで普段は男物の服を纏い、戦いでは槍や剣を用いることが多い。 他人の前では、基本的に仮面を外すことはなかったが、魔王との戦いのあとは、仮面が壊れてしまったせいか、仮面を被ることはほとんどなくなったとか。 身長は160cm後半で、細身ながらも驚異のF。 さすがに男装はきつくなってきたと、思ったり思わなかったり。 まれに女装して、別人になりすましているかも? ◆口調補足 先輩、教職員には○○先輩、○○先生と敬称付け。 同級生には○○君。 女装時は「~です。~ですね。」と女性的な口調に戻る。

解説 Explan

●目的

迷宮に保管されている雷の霊玉を手に入れる。

●方法

今回の課題では魔力探知機が貸し出され、それにより雷の霊玉の位置が分かります。
それにより雷の霊玉がある場所まで行けます。

雷の霊玉が居る場所まで辿り着くと、守護者との戦いになります。
守護者を倒し、霊玉を手に入れて下さい。

●迷宮

自動で内部が作り替わる。
そのため本来なら迷い続ける可能性が高いが、魔力探知機のお蔭で、そういった事態は防げます。

本来は、雷の霊玉を得るに相応しい相手が出た際に、実力を試す意味もあり作られた物。

●守護者

3mの大きさの特殊ゴーレム。

遠・中・近距離の全てに対応できます。

魂は無く、話し合いなどでは、どうにもなりません。

同時に2種類までの魔力属性に耐性を持てるように、自身を変化させることが出来ます。
変化には、1Rの時間が必要です。

●戦場

複数人が一度に戦っても支障の出ない大きさの広場。

●味方NPC

イグルラーチ

雷の精霊王。雷を使った攻撃が得意。
学園生達に丸投げするのは悪いと、協力してくれます。

以上です。


作者コメント Comment
おはようございます。もしくは、こんばんは。春夏秋冬と申します。

今回は、ラスボス戦での強化パーツを手に入れるエピソードになっています。

今回とは別に、風の霊玉に関するエピソードも近い内に出す予定です。

色々と巻きの展開になっていますが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。

それでは、少しでも楽しんでいただけるよう、判定にリザルトに頑張ります。


個人成績表 Report
シルク・ブラスリップ 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
●方針
迷宮攻略メイン。
魔力探知機の操作を担当し、守護者のところまで皆を案内。
戦闘ではバックアップを中心に後衛で活動

●行動
迷宮攻略中は隊列の中心(前後どちらからの敵襲にも対応できるように)
魔力探知機を担当し、マッピングや『設計』を駆使して位置を把握。
迅速にたどり着けるよう皆を案内
(また探知機の動作記録も保存し、次回の利用・改善に役立てられるように)

守護者との戦闘では『王者の冠』でデバフを与えつつ、『オクタルヴァ』の機能で属性を増やし、耐性のない攻撃を確認しつつ攻撃。
『王者のマント』の再判定は回避や防御判定など不利な判定をやり直させるために使用

守護者撃破後、撃破直前時は魔王軍の乱入にも注意を

エリカ・エルオンタリエ 個人成績:

獲得経験:97 = 65全体 + 32個別
獲得報酬:3000 = 2000全体 + 1000個別
獲得友情:1000
獲得努力:200
獲得希望:20

獲得単位:0
獲得称号:---
ゴーレム戦

初手スピリアで加速
混戦になる前に敵中央に鮮血染華
その後はエーデンユートで雷以外の攻撃
敵に雷以外の耐性(できれば味方の得意属性以外)を持たせるよう努力
相手の持った耐性は即時みんなに報告

敵に雷耐性を取らせないためにイグルラーチ様以外は雷攻撃はなるべく避けるが
雷耐性を持たれても精霊王の攻撃力なら通らないことはないと思うので
取られた場合も耐性の上からすり潰してもらうとし
わたしたちは可能な範囲で雷属性以外で攻撃

その上でイグルラーチ様以外の攻撃もなるべく通したいので
わたしが属性を変えながら攻撃し
なるべくみんなの攻撃が効率よくダメージを与えられるよう調整

属性変化をさせない時はスプリームクラッシュ

仁和・貴人 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
刻々と作り替わる迷宮探索と守護者退治か・・・
行きは魔力探知機で霊玉を感知しながら進めるが・・・
一応保険として入る前に探知機の仕様と操作方法を教えてもらって脱出時に目印となる(特定の魔力の)モノを用意しておこう
基本探知機の扱いはブラスリップくんにお任せしよう

守護者との戦闘だが基本、武器での攻撃とマドーガで無属性攻撃だな
一応、シルトでのサポートもするが相手の事考えると気休めでしかないだろうな

動作察知で相手の動きをしっかりと見つつヒット&ウェイでチクチクとダメージを与えていこう

後半、大きい隙があったら繋りの意味、絶対王セイッ!、ヒ10、ヒ19、ヒ20を使い大ダメージを狙ってみよう

アドリブA 絡み大歓迎



アンリ・ミラーヴ 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
迷宮でゴーレムに勝って雷の霊玉を持ち帰る。
移動中、持参したメモ帳に鉛筆で、迷宮の入り口から移動した道順を、簡単に手早く書いていく。
行きは魔力探知機があるから進む方角がわかるけれど、もし帰りにも迷宮の装置が稼働しているなら、せめて出口の方角だけはわかっていたいから。
コンパスもあれば持ち込むけど、雷の霊玉や精霊王の力で乱れるかもしれない。
行きの途中で道順から、変化の法則がわからないかな。

戦闘では、花残の斧・改でゴーレムを攻撃。
魔法攻撃する仲間を守れるよう、両者の間に立つように動く。
防御はチェスシールドで毎ラウンド衝撃享受。
仲間が深手を負っていたら、祈祷で回復させる。

ナノハ・T・アルエクス 個人成績:

獲得経験:97 = 65全体 + 32個別
獲得報酬:3000 = 2000全体 + 1000個別
獲得友情:1000
獲得努力:200
獲得希望:20

獲得単位:0
獲得称号:---
■目的
守護者の撃破

■行動
僕は中衛。回って撹乱しつつ射撃で攻めていくよ。
ときには箒に乗って飛んだり、ブースターで軌道を変えたり、立体機動を併用したりで、
兎に角狙いを絞らせないよう立ち回るよ。
射撃はファイニンの効果で属性を適宜切り替えて、耐性を抜いていく。
そう簡単には捉えさせないよ!動きも、属性もね!

勝負時には全てを込める。
バレットリロードで魔力回復、自然友愛で精霊を呼び出して銃に魔力を込めてもらい、
集中で狙いを定めて、大賢者のローブで魔力全消費で必殺技タイタニアブレイカー
を放つ。
タイタニアの冠は伊達じゃない…
全力全開!フルドライブ!タイタニアブレイカァァァァァーーーーーッ!!!!


クロス・アガツマ 個人成績:
成績優秀者

獲得経験:156 = 65全体 + 91個別
獲得報酬:4800 = 2000全体 + 2800個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
迷宮の内部の様子や特徴を手帳に書き記しつつ進む

ゴーレムとの戦闘ではパクス・ア・ニミの力で光属性と闇属性を切り替えながら戦う
相互弱点の関係にあるから今回のような相手にはより有効なはずだ

それ以外でも、仲間の攻撃属性に合わせて、次のターンにミドガトルやヒドガトルを使って攻撃しよう
火属性か風属性なら弱点となり、より効果的だろう
その場合は弱点属性になっているゴーレムを優先して狙い、早期撃破に繋げよう

また、イグルラーチ様が高火力技を使うときは、可能ならパクス・ア・ニミで神聖を付与して底上げしよう
アン・デ・カースでゴーレムを束縛したり、援護も怠らない

霊玉が手に入ったら……憑依で情報を得られないか試してみよう

アケルナー・エリダヌス 個人成績:

獲得経験:78 = 65全体 + 13個別
獲得報酬:2400 = 2000全体 + 400個別
獲得友情:500
獲得努力:100
獲得希望:10

獲得単位:0
獲得称号:---
◆目的
迷宮に保管されている雷の霊玉を入手するために、守護者を倒す

◆探索
迷宮探索前に、サイクロプス達に挨拶し、サイクロプス達の不安を少しでも和らげたい
できれば、迷宮に関する情報を教えて貰えないか頼んでみる

迷宮探索時は、必要ならキラキラ石を光源にし、視界を確保
魔力探知機を使う仲間の指示に従い、守護者を目指す

◆応戦
前に立ち、仲間の盾になるように応戦
基本は敵の耐性を見ながら、グリフォン返し、ロ11等と無属性、水属性で有効そうな属性の攻撃で応戦

深傷の仲間が狙われそうなら、我が身を盾にで庇い、敵の攻撃は衝撃享受で軽減

道中や応戦中に第六感に引っ掛かることがあれば、注意して警戒
必要なら仲間にも伝達し十分警戒を

リザルト Result

 雷の霊玉確保のため、学園生達はサイクロプスの里に訪れた。

「心配しなくても大丈夫。避難場所の準備は充分している」
 サイクロプス達を安心させるため、【アケルナー・エリダヌス】は、状況を可能な限り話す。
(急な退去話で浮足立ってる筈だ。少しでも落ち着けるようにしないと)
「受け入れ先には学園生が話をつけているから、その気になればすぐにでも向かうことが出来る。慣れない場所で大変かもしれないが、それも先方が出来る限りサポートしてくれるそうだ」
 アケルナーは事前に聞いておいたことを、サイクロプス達が納得できるよう細やかに説明する。
 お蔭で、サイクロプス達の表情は和らいでいるように感じた。すると――
「何か我らで出来ることは無いだろうか?」
 サイクロプス達が礼を言うように、特に大人の男衆が申し出てきた。
 どうやら家族の安全が確保できるので安心し、余裕が出来たようだ。
「助かるが、良いのだろうか?」
 アケルナーの問い掛けに、サイクロプス達は応える。
「魔王が復活すれば我らも他人事ではない」
 これを聞いた【ナノハ・T・アルエクス】は、ひとつの提案をした。
「霊玉を守っている守護者、持って帰って修復出来ないかな?」
 今まで何度か魔王軍と戦ってきたナノハは、その時の経験も踏まえ頼む。
「魔王の幹部に数多の魔物達。備えられるところは備えておきたいからね」
 これにサイクロプス達は応える。
「破壊された物を直すよりは、複製した方が早い。守護者を破壊したなら、『核』を持って帰ってくれ。戦闘経験が入っている。器は造り直せるが、経験値が無くなると強さに明らかな差が出る」
「データを引き継がせるってわけだね。分かったよ、任せて!」

 サイクロプス達と話を終わらせ、迷宮の情報も得た上で、ダンジョンアタックを開始する。

「さーて、それじゃ実践テストといきますか……!」
 薄い板状の魔力探知機を、【シルク・ブラスリップ】が起動する。
 魔力探知機はシルクが中心になって要望を伝えていたので、彼女でも使い易いようになっていた。
(軽くて持ち運びし易いし、良いわね)
 重量を軽減する魔法が掛けられているので見た目より軽く、指先で触れるだけで操作が出来る。
 それを見た【仁和・貴人】が感想を口にする。
「なんだかタブレットみたいだな」
「似た物を見たことがあるの?」
 シルクに訊かれ貴人は返す。
「元の世界で、似たような物があったんだ。これ、具体的には、どう使うのかな?」
 貴人が詳しい使い方を尋ねるのには理由がある。
(刻々と作り替わる迷宮探索と守護者退治……行きは霊玉が目印になるが帰りが問題だ)
「保険として、帰り道の目印になるものを置きながら進むと良いと思うんだ」
「それならキラキラ石は使えないだろうか?」
 話を聞いていたアケルナーが提案する。
「視界を確保するために持って来たものだが、目印としても使えるかもしれない」
 試しにシルクが、魔力探知機を使い確認する。
「いけるわね。要所要所で置いていきましょう」
 とはいえ、キラキラ石は10個で1セット。
 もうひとつ工夫があれば、と皆で考えていると、【アンリ・ミラーヴ】が提案する。
「俺が、途中の道のりを、メモしていくよ」
 マッパーとしての役を引き受けてくれる。
「せめて出口の方角だけは、分かった方が良いと思うから。コンパスもあれば持ち込むけど、雷の霊玉の力で、乱れたりはしないのかな?」
 これにサイクロプス達は応える。
「迷宮としての機能もあるのでコンパスは役に立たない」
「それなら、余計にしっかり地図を、書いておくよ。行きの途中で道順から、変化の法則がわからないかな?」
「良い考えだね」
 アンリに同意するように応えたのは、【クロス・アガツマ】。
「私も、迷宮内部の様子や特徴を手帳に記しながら進むとしよう。2人で書き記せば、より詳しい物が出来る筈だ」

 こうして、行きだけでなく帰り道のことも事前に考え準備すると、ダンジョンへと入っていく。

「陣形を組みながら進みましょう」
 先頭に就くのは、【エリカ・エルオンタリエ】。
(霊玉を確保しつつ、全員が無事に帰れるようにしないと)
 仲間の安全を第一に考えながら、いつでも皆と連携できる距離を保ち進む。
 中央には、シルクが就いて進んでいる。
 今回の探索で『目』の役割を受け持つ彼女の役割は重要だ。
 それだけに集中して貰わないといけないが、その間無防備になる彼女を守るようにして進む。
「このまま真っ直ぐ――って、行き止まりね」
 シルクは魔力探知機を操作しながら、その場でカスタマイズしていく。
「内部構造が変わるなら、魔力の流れがあるはず。だから感度を上げて――」
 技術者としての血が騒ぐのか、設定などをいじり、本来は探知できないほど薄い、迷宮内部の魔力の流れを映し出す。
「よし、これで内部の構造も分かる」
 とはいえ迷路のように入り組んでいる上に、少しずつ作り替わっていくので進み辛い。
「法則性だけでも分かると良いんだけど……」
「なら、ここまでの地図、役に立たないかな?」
 マッピングを続けていたアンリが、地図を記したメモ帳を差し出す。
 さらに、補助する様に協力していたクロスの情報を加味し、考えつく。
「こっちの動きに合わせて、霊玉から遠ざけるように動いてる。でも、この変化速度なら、先読みして動けばいけるかも」
 仲間の助けを借り、シルクは迷宮内部の変化を読み解く。
 そちらに集中するあまり無防備になってしまうが、仲間が守ってくれるので心配はない。
「行きましょう。迷宮を出し抜くルートを思いついたわ」
 シルクの提案に賛同し、皆は速度を上げる。
 時に進行方向をわざとズラし、迷宮が変化し始めたら一気にダッシュして、予測していた別ルートを全力疾走。
 それを繰り返し――
「ここはまっすぐね。次の分かれ道が……と、一端ストップ」
 残りは一本道になった所で、シルクは警戒を促す。
「この先に霊玉と、守護者がいるわ。準備は良い?」
 もちろん、皆の応えは決まっている。
「一気呵成に決めましょう」
 気合を入れるように呼び掛けるエリカに、学園生だけでなく【イグルラーチ】も返す。
「よし。雷の霊玉、ゲットしようぜ!」
 皆は力強く応え、守護者の居る広間へと踏み込んだ。

●守護者戦闘
 踏み込むと同時に、守護者は無数の雷球を発生させた。
 広範囲への無差別攻撃。
 それに最も早く反応したのはエリカ。
 空気中の魔力を纏い、疾風の如き速さで守護者に接敵。
(少しでも反応を遅らせる)
 守護者が気付き迎撃する余裕を与えず、事前に展開していた魔法陣を解放。
 闇の呪詛を、鮮血のように飛び散らさせ、守護者の反応を狂わせていく。
 呪詛により変調をきたした守護者は、周囲に放つ筈だった雷球をエリカに向け立て続けに撃ち出す。
(これで良いわ)
 最初から守護者を引き付けるつもりだったエリカは、舞うような動きで雷球を次々回避。
(身代わりうさぎもあるから、少しなら攻撃を受け止め切れる。その間に――)
 エリカの無謀とも思える動きは、仲間を信じての物。
 彼女が稼いでくれた時間を無駄にせず、皆は連携が取れる配置へと移動。
 一斉に攻撃を開始する。
(守護者の攻撃対象を分散させないと)
 エリカを攻撃し続ける守護者の背後から、貴人は距離を詰める。
 振るう刃はペリドット・サイス。
 闇を吹き飛ばすように、鮮やかな閃きを煌めかせた。
 斬りつけるとほぼ同時に、エリカに向かっていた雷球が貴人にも放たれる。
 だが貴人は、その時には既に回避。
(まともに食らったらただじゃ済まない。だからここはヒット&アウェイに集中する)
 重さよりも速さに重点を置き、貴人は途切れることなく連続攻撃。
 これにより守護者の反応が分散した所に、ナノハが中距離からの援護射撃を叩き込む。
「行っけー!!」
 ファイニンから放たれた火属性の魔力弾が守護者の頭部に命中。
 即座に雷球がカウンターで放たれるが、ナノハは軽快な動きで回避。
「そう簡単には捉えさせないよ! 動きも、属性もね!」
 ナノハは回避しながら、仲間の攻撃属性と被らないように魔力弾を叩き込んでいく。
 守護者は何発も食らうが、未だ効いた様子は無い。
「手強いね。守護者の名は伊達じゃないって訳だ」
 強敵を前にして、けれどナノハは怯まない。
(魔王に挑もうとするなら、ここで負ける訳には行かないよね。実力を試すというのなら、僕達も全力で挑まなきゃ)
 独りではなく皆で、ナノハは戦う。
「行くよ守護者! 僕達の強さ、刮目せよってね!!」
 ナノハの呼び掛けに応えるように、皆は攻撃を重ねていく。
(まずは動きを止める)
 クロスは、皆が攻撃してくれている間に、呪文を詠唱し魔法陣を展開。
「呪われろ」
 解放の言葉と共に、呪詛が形を成す。
 呪詛により作られた闇の鎖が守護者に纏わりつき、地の底に引きずり込もうとするように縛り付ける。
 動きが鈍った所で距離を詰め、闇属性を持たせたパクス・ア・ニミで攻撃。
 守護者は避けない。
 それよりも自身を拘束する闇の鎖を引き千切ることに集中し、呪詛を霧散させた。
 自由になった守護者は、突進し轢き潰そうとするが、シルクが機先を封じる。
「控えよ!」
 シルクは王者の冠の能力を解放。
 王の威声の込められた命令は、魂なき守護者すら支配する。
 突進の勢いが落ち、皆は危なげなく回避。
 能力が低下した守護者は、自身に掛けられた支配から逃れるために一時的に動きが止まる。
 そこに、アケルナーとアンリが連携攻撃を叩き込む。
「先に行くよ」
「分かった。合わせるよ」
 2人は挟撃する形で移動すると、一手先にアケルナーが踏み込む。
 希望の盾を構え真正面から距離を詰める。
 アケルナーの戦闘スタイルは、守備重視。
 多少の攻撃なら、突進の勢いを落とすことなく距離を詰められる。
 守護者は雷球で迎撃するが、アケルナーは怯むことなく間合いに踏み込むと、一気に加速。
 素早く切りつけると、グリフォンが飛翔するかの如き速度で、打ち込んだ刃を反転し二の太刀を叩き込む。
 ぐらりと、斬りつけられた衝撃で守護者は揺らぐ。
 そこに間髪入れず、アンリが跳び込んだ。
 振るう刃は花残の斧・改。
 突進の勢いも込め叩き付け、さらにもう一撃。
 重い音を響かせながら、火花を散らせるように、花びらを舞い散らせた。

 学園生達は息もつかせぬ連携攻撃で、守護者を追い詰めていく。
 守護者は属性耐性を付け対応しようとするが、エリカを始めとした皆がコントロールする。
 結果、守護者は耐性によるダメージ軽減も巧くいかず、少しずつ傷が増えていく。
 弱り始めた守護者に気付き、皆はここぞとばかりに全力を叩き込んでいった。

「神聖の付与をします。行けますか?」
「おう! 頼むぜ!」
 クロスは【イグルラーチ】と連携。
 残った力を惜しみなく使い、パクス・ア・ニミを活性化。
 これにより光輝がイグルラーチを覆う。
「一斉に行くぜ!」
「合せます」
 クロスの光撃とイグルラーチの雷撃が、同時に守護者を打ちのめす。
 堪らず動きが鈍った所に、シルクが注意を引くように連続射撃。
「そろそろ終わらせて貰うわよ!」
 王者のマントをひらめかせ、守護者の注意をひくように攻撃を続ける。
 それは仲間の攻撃を通り易くするための援護攻撃。
 守護者がシルクに集中している間に、アンリとアケルナーが、再び連携攻撃を重ねる。
「先に、行くね」
「任せるよ」
 今度はアンリが一手早く踏み込む。
 守護者の右足を撃ち砕くような勢いで、花残の斧・改を叩き込む。
 そこに間髪入れず、アケルナーは魔力を込めた水流を作り出し、アンリが付けた傷を広げるように撃ち出す。
 高圧の水流は傷を広げ、細かな罅を入れた。
 連続攻撃を受け守護者はよろめく。
 その隙に、アンリはエリカに駆け寄った。
「回復するね」
「ありがとう」
 積極的に動いていたエリカは、それだけ消耗が激しかったが、アンリのお蔭で回復。
 その間は無防備になるが、アケルナーが盾を構え守ってくれていた。
「アケルナーさんも、ありがとう。大丈夫、行けるわ」
 エリカは礼を言うと、エーデンユートを構え守護者に向ける。
(霊玉を手に入れるためにも、破壊しないと)
 魔力感知で霊玉の位置を探っていたエリカだったが、この部屋にあることは解っても詳細な場所は解らないでいた。
(多分、守護者の破壊が霊玉の出現条件。霊玉だけを持ち出すことは出来ないってことね)
 決着をつけない限り霊玉は手に入らない。
 だからこそ、守護者を破壊するため、全力で魔力をエーデンユートに流し込む。
 気付いた守護者が雷球を発生させるが、それを打ち出すよりエリカの一撃の方が速い。
 膨大な魔力の込められた風の渦が守護者を飲み込む。
 ギシギシと体中を軋ませ、至る所に亀裂が入る。
 特に、アンリとアケルナーが連携して付けた右足の傷が大きい。
 そこへ目掛け、いつの間にか間合いを詰めていた貴人が大鎌を振るう。
 温存していた魔力を全力解放し、自身の魔力を媒介に周囲の魔力を集め武器に込める。
 そこから放たれる一閃は、武力を以って支配する者の強烈な一撃。
 鉄が裂けるような重く鈍い音をさせながら、守護者の足が斬り飛ばされた。
 片足を斬り飛ばされた守護者は、斬り飛ばされた足を掴み傷口に押し当てると再構成を開始。
 しかし、それを悠長に見逃す学園生達ではない。
「今の内にこれを」
 貴人は持って来ていた桃花酒をナノハに渡す。
「ありがとう!」
 ナノハは一気に飲むと、消費した力を回復。
 それを込めた全力の一撃を放つ。
「タイタニアの冠は伊達じゃない……」
 集中で狙いを定め、必殺の一撃を叩き込む。
「全力全開! フルドライブ! タイタニアブレイカァァァァァーーーーーッ!!!!」
 凄まじい魔力の奔流が、守護者の胴体を貫き破壊した。

 守護者を撃破する。
 すると魔法陣が発生。
 それは一瞬の閃光の後、迷宮に隠された雷の霊玉を出現させた。

 雷の霊玉を手に入れたが、そこで気を抜くことなく帰路につく。

「来た時と同じ配置で進みましょう」
 最初と同じくエリカが先頭に就き、いつでも連携できる距離を皆で保って進む。
「帰り道は、通路は変化しないみたい」
 地図を記していてくれたアンリのお蔭もあり、来た時よりも帰りはスムーズに進む。
 だが油断なく、皆は進んでいく。
(迷宮からの不意打ちは無いだろうけど、最悪は想定しないと)
 アケルナーは皆と同じく、霊玉とイグルラーチの安全を意識しながら進んだ。

 そして迷宮から外に出る。
 サイクロプス達が駆け寄り、安堵したような表情を見せた。
 どうやら、自分達の先祖が作った物で怪我をさせてしまわないか気にしていたらしい。
 サイクロプス達を安心させるように言葉を返し、霊玉を含めた戦利品を見せる。
「『核』は、これで良かったかな?」
 ナノハが、守護者の内部から持ち帰った小さな金属球を差し出すと、肯定の応えが返ってくる。
「これに戦闘データとかが入ってるんだね。学園もだけど、セントリアやミストルテインにも見せて良いかな?」
 サイクロプス達は快諾してくれる。
 そこにシルクも加わり、技術者談議に花が咲く。
「この大きさで、記憶と制御中枢を兼ねてるの? 既存のゴーレムに技術を流用したら、一気に性能アップできそうね」
「ミストルテインにゴーレム部隊があるから、そこに持って行ってみようよ」
 ナノハも楽しげに話をしていった。
 和気藹々と和やかな中、クロスはイグルラーチに提案した。
「霊玉に憑依させて貰えないでしょうか? 巧くいけば情報を得られるかもしれません」
「……少しだけなら大丈夫だろう。あまり時間を掛けるな。飲み込まれるぞ」
 警告を受けながらも試してみる。
(これも、かつては勇者だったものだ。もしかしたら記憶の断片にアクセスできるかもしれない。魔王について、それにメメル学園長の兄のことも、もしかしたら)
 覚悟を決め憑依する。
 途端、膨大な魔力に自我が消し飛びそうになるが、代償にビジョンが浮かぶ。
 それは八つの霊玉の内、闇の霊玉の元となった人物の姿。
 どこかメメルに似た少年の姿と、彼を飲み込もうとする禍々しい強大な魔力の塊。
(あれは、魔王か――)
「大丈夫か!」
「……はい」
 イグルラーチに呼び戻されながら、クロスは推測する。
(確証はないが、闇の霊玉がメメル学園長の兄の可能性が高いな……それに魔王……闇の霊玉を使って何かしようとしているのか?)
 手に入れた情報を、あとで学園に伝えることに決めるクロスだった。
 そして雷の霊玉をどうするか話をする中、貴人が提案する。
「霊玉、イグルラーチ様に持っていて貰った方が良いと思う。その方が安全だし、余計な争いの元にもならないだろう」
 これにイグルラーチは力強く応える。
「おう、任せとけ! 必要な時が来るまで、オレっちが預かっておくからな!」
 そうして、ある意味、最も安全な場所に雷の霊玉は預けられることになった。

 かくして学園生達は迷宮をクリアし、雷の霊玉と共に戦利品を手に入れることが出来た。
 それはきっと、この先の戦いで大きな力になるだろう。
 大いに成果をあげた学園生達であった。



課題評価
課題経験:65
課題報酬:2000
雷の霊玉を求めて
執筆:春夏秋冬 GM


《雷の霊玉を求めて》 会議室 MeetingRoom

コルネ・ワルフルド
課題に関する意見交換は、ここでできるよ!
まずは挨拶をして、一緒に課題に挑戦する仲間とコミュニケーションを取るのがオススメだよ!
課題のやり方は1つじゃないから、互いの意見を尊重しつつ、達成できるように頑張ってみてね!

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 1) 2022-01-26 02:02:49
賢者・導師コースのエリカ・エルオンタリエよ。よろしくね。

ダンジョンアタックとボス攻略の両方をこなさないといけないわね。
とりあえずは、感覚強化型の技能をいくつか積んでいこうと思うわ。

《ゆう×ドラ》 シルク・ブラスリップ (No 2) 2022-01-27 09:16:16
村人・従者コースのシルクよ、よろしくー。

探知機の開発者だし、あたしはダンジョンアタックをメインで行こうと思うわ。
戦闘は後方からバックアップメインかな? 銃で援護か、新装備でバフ・デバフか…

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 3) 2022-01-28 23:55:56
シルクさんが探知と戦闘のバックアップを担当してくれるのなら、
わたしはゴーレム戦の方にリソースを割かせてもらうわね。

わたしは攻撃時に属性を変えられる杖を持っているので、それを使って
相手の苦手属性をみんなに知らせるわ。

《ココの大好きな人》 アンリ・ミラーヴ (No 4) 2022-01-29 08:10:04
教祖・聖職コース、アンリ・ミラーヴ。よろしく(尻尾ぶんぶん)
戦う。ゴーレムとの戦いに、イグルラーチさんも、参戦してもらえるなら、雷の耐性を、持たれることに、対処しなきゃだな。
同じラウンドで、別々の属性魔法を、二つ放てば、次のラウンドで、ゴーレムは、その二つの耐性を持つのかな。
だとすれば、雷と、別の属性二つと、交互に当てれば、良い?

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 5) 2022-01-29 19:46:14
>アンリさん
雷耐性を持たせないで、おそらくはわたしたちの中で最大の威力を持つ
イグルラーチ様の攻撃を最大に生かす作戦はいいわね。
わたしが雷以外で攻撃して雷以外の耐性をつけさせるようにして、
イグルラーチ様や雷属性の攻撃ができるみんなに攻撃タイミングを知らせるわ。

《ココの大好きな人》 アンリ・ミラーヴ (No 6) 2022-01-29 22:29:06
>エリカさん
耐性は同時に、二種類まで持てる。
例えば雷で攻撃して、次に火で攻撃したら、火と雷の耐性を、持つこともできる。
火と雷に、耐性があって、水で攻撃すると、次にラウンドは、火と水、水と雷、どちらかのセットで、耐性を持つかもしれない。
そうなると、雷攻撃の次に、別属性で攻撃しても、その次に雷の耐性が、無いとは限らない。
耐性が無いところで、確実に雷を、使ってもらうなら、一ラウンドに、属性二つずつ、計画的に当てて、いった方が、良いと思う。

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 7) 2022-01-29 23:34:41
そうね。だから、できれば同じタイミングには雷以外の二種類の属性で攻撃するのがいいけれど、
わたし一人では一回のチャンスには一種類の攻撃しかできないので、
とりあえずは、一つの雷以外の攻撃をするしかないわ。

他に誰かがタイミングを合わせて、わたしとは違う属性攻撃をして
同時に二つとも雷以外の耐性に変えることが出来れば効率的だけど、
できる人が居ないなら、時間はかかるけど二ラウンドかけてやるしかないわね。

《ココの大好きな人》 アンリ・ミラーヴ (No 8) 2022-01-30 09:11:47
俺も魔法で、攻撃する。
エリカさんは、得意な属性を、選んで、俺は、それ以外を、選ぶ。
イグルラーチさんに、雷攻撃、してもらうラウンド、魔法を使うのは、あと一人で、十分だから、俺とエリカさん、どっちの方が、良い?

《ココの大好きな人》 アンリ・ミラーヴ (No 9) 2022-01-30 09:13:32
魔法で戦いたい人、他にいたら、俺は代わりに、物理戦闘、して構わない。

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 10) 2022-01-30 14:20:55
懸念としては、ゴーレムは受けた攻撃に反応して、その属性への耐性を得るのか
それとも、適時判断して自由に属性変更できるのか。があるわね。

前者であれば、現状の作戦で何とかなると思うけれど、
後者だったら、イグルラーチ様を警戒して雷耐性を優先的に使い続けるかもしれないので
そうなると戦闘が長引いたり、面倒なことになりそうだわ……

常時雷耐性を外さないような事になったら、なるべく雷以外で攻撃するとか
効果は落ちても雷攻撃するしかないかしらね?

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 11) 2022-01-30 14:26:12
>アンリさん
二人で同じターンに二属性で攻撃できるのは助かるわ。
わたしはエリアルだから、主に風属性が得意だけれど、
通常攻撃(近接・魔法弾共に)の属性を変えられる杖を持っているので、
風耐性を持たれた時とかは他の属性に変える事も可能よ。

《ココの大好きな人》 アンリ・ミラーヴ (No 12) 2022-01-30 22:20:32
たしかに、耐性の維持は、ありえるね。
ただ、雷の耐性を、維持され続けても、精霊王の攻撃だから、ダメージを受ける、はず。
耐性の程度、弱ければ、雷の攻撃、2Rに一度より、耐性があっても、1Rに一度の方が、ダメージは大きい、可能性もある。

>エリカさん
じゃあ俺は、風以外の属性を、使おう。
まず、無属性。
奇数ラウンドに、俺とエリカさんで、攻撃する。
偶数ラウンド、イグルラーチさんと、一緒に魔法で、攻撃するの、エリカさんに、お願いして良い?
属性変えられる、杖が、強そうだから。
もう一つ、雷耐性、気にせず、イグルラーチさんに、攻撃し続けて、もらうなら、俺達の側で、魔法攻撃するの、エリカさん一人に、お任せするのは、どうだろう。
その場合、俺は物理攻撃、と回復魔法を、行うつもり。

《イマジネイター》 ナノハ・T・アルエクス (No 13) 2022-01-30 23:44:53
賢者・導師コースのイマジネイター、ナノハ・T・アルエクスだよ♪
ギリギリの参加だけど、よろしくね♪

動き回って撹乱しつつ、銃で撃っていくつもりだよ。
僕の銃も属性切り替えられるやつだから、適宜切り替えて撃っていく感じだよ。

《グラヌーゼの羽翼》 エリカ・エルオンタリエ (No 14) 2022-01-31 00:57:48
確かに耐性を持たれても、精霊王の攻撃力なら通らないってことはないと思うわ。

なので、雷耐性を取らせないためにイグルラーチ様以外は雷属性攻撃はなるべく避けるけれど
取られた場合も耐性の上からすり潰してもらうことにして、
わたしたちは可能な範囲で雷属性以外で攻撃することでいいわね。

その上で、イグルラーチ様以外の攻撃もなるべく通したいので、
そこはわたしが属性を変えながら攻撃して、
なるべくみんなの攻撃が効率よくダメージを与えられるように調整するわね。

アンリさんは魔法攻撃でも物理攻撃でもやりやすい方でいいけれど、
敵の攻撃で仲間が落とされるのはマズいので、回復も担当してもらえると心強いわ。

《メメルの婚約者☆》 仁和・貴人 (No 15) 2022-01-31 16:54:03
遅くなってすまない。
魔王・覇王コースの仁和だ。

物理攻撃を仕掛けていくつもりだ。

《ココの大好きな人》 アンリ・ミラーヴ (No 16) 2022-01-31 22:13:02
りょ~

《運命選択者》 クロス・アガツマ (No 17) 2022-01-31 23:03:20
賢者・導師コースのクロス・アガツマだ。
残り一時間ほどの参加となってしまい恐縮だが、よろしく頼む。

俺は光と闇で攻撃していこう、相互弱点なので狙いやすいと思う。
他にも、皆の攻撃を見てヒドガトルやミドガトルを撃っていこう。

《1期生》 アケルナー・エリダヌス (No 18) 2022-01-31 23:08:25
出発直前の参加で申し訳ないね。私は勇者・英雄コースのアケルナー。よろしく頼むよ。

とりあえず、戦闘時の盾役と、物理攻撃、水属性魔法での攻撃で動く感じで考えてるよ。